転職の二次面接で聞かれやすい12の質問を紹介!対策や特徴、注意点も解説
はじめに
「二次面接の面接対策をしたい」
「面接を通過する人の特徴が知りたい」
といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
転職活動における二次面接は、内定を獲得するために重要な選考です。
二次面接は、一次面接や最終選考とは異なった質問が用意されています。
また、面接官が評価するポイントも違うため、事前の対策を怠ってしまうと不採用になる可能性が高いです。
そのため、二次面接で予想される質問を事前に把握し、対策をする必要があります。
そこで本記事では、二次面接で聞かれやすい質問や対策、注意点について解説します。
二次面接を通過し内定獲得を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
【スキル重視】転職による二次面接と一次面接の違い
二次面接と一次面接における評価基準の違いは「スキル」です。
一次面接では主に、コミュニケーション能力や志望動機を重視しています。
一方、二次面接では、もちろんコミュニケーション能力や志望動機も選考基準として含まれますが、特にスキルを重視しています。
また、一次面接での面接官は人事が務めるケースが多いですが、二次面接では部長や現場担当者が行う場合が多いです。
そのため、現場で活用できるスキルや能力があるのか判断しています。
そのため、二次面接を通過するためには、コミュニケーション能力や志望動機だけでなく、企業に通用するスキルをアピールしなくてはいけません。
二次面接を一次面接と同じように捉えてしまうと不採用になる可能性が高いため、別の選考だと割り切って考える必要があります。
内定を獲得するためにも「何とかなる」と思わず、対策を必ず行いましょう。
二次面接が最終面接となるケースも
転職活動においては、必ずしも一次、二次、最終という流れになるとは限りません。
企業によっては、二次面接がそのまま最終面接に位置づけられるケースもあります。
中小企業やベンチャー企業では選考フローを簡略化していることが多く、二次面接で経営層や役員が登場し、その場で採用可否が決まる場合もあるでしょう。
大手企業であっても採用人数が限られている職種や急募ポジションでは、二次面接が事実上の最終判断の場となることがあります。
そのため、二次面接を「まだ中間選考」と軽く考えないようにした方が良いでしょう。
常に最終面接に臨むつもりで準備をしておくことが、内定獲得の近道となります。
二次面接の通過率はどれくらい?
二次面接の通過率については公的に公開されている明確なデータはありませんが、一般的には30%前後と言われています。
一次面接を突破した時点である程度の適性は認められていますが、二次面接ではより厳しい基準で選考されるため、油断は禁物です。
一次面接と同じ回答や準備不足のまま臨むと、不合格になる可能性があります。
通過率が低めであることを意識すれば、選考対策の重要性も理解しやすいでしょう。
二次面接で面接官が重視している評価ポイント
二次面接で面接官が重視している評価ポイントは、以下の通りです。
- 即戦力として活躍できるか
- 自社への志望度が高いか
- 社風にマッチしているか
- 経営理念やビジョンにマッチしているか
- 採用条件に合致しているか
即戦力として活躍できるか
二次面接で最も重視されるポイントが、入社後すぐに活躍できる即戦力かどうかです。
二次面接では実務経験やスキルが、企業の課題解決や目標達成にどれだけ直結するかが判断されます。
例えば、営業職であれば売上実績や新規開拓の経験、エンジニア職であれば具体的な開発プロジェクトや使用技術を挙げると効果的です。
過去の経験をどのように志望先の事業に応用できるのかを示せば、企業側も採用後のイメージを描きやすくなります。
即戦力としての期待値を高めるためには、過去のキャリアを具体的にアピールし、入社後に早期から成果を出せる姿勢を伝えるようにしましょう。
自社への志望度が高いか
二次面接では、応募者が本当に自社で働きたいと考えているのかという志望度の高さも重要な評価ポイントになります。
一次面接では表面的な志望動機でも通過できる場合がありますが、二次面接では「数ある企業の中でなぜ自社なのか」を深掘りされることがあるでしょう。
回答が曖昧だと「他社でも良いのでは」と判断され、評価を落とされてしまう可能性があります。
志望度を示すためには、企業研究を徹底し、事業内容・社風・ビジョンに共感している点を具体的に語ることが大切です。
社風にマッチしているか
二次面接では社風にマッチしているかどうかも見られています。
どれほどスキルや経験が優れていても、社風に馴染めなければ長期的に活躍できず、早期離職につながるリスクがあるからです。
社風との相性を示すためには、企業研究で得た情報をもとに、自分の行動スタイルや価値観と結びつけて話すようにしましょう。
企業はスキルだけでなく、組織文化に溶け込み、周囲と円滑に働ける人材を求めています。
自分の経験や強みを社風と結びつけて語ることで、マッチ度をアピールしやすくなるでしょう。
経営理念やビジョンにマッチしているか
二次面接では、応募者が企業の経営理念やビジョンに共感し、自分の行動に落とし込めるかが重要視されます。
企業にとって、理念やビジョンは長期的な方向性を示す指針です。
理念やビジョンに共感できない人材は、短期的に成果を出せても組織全体に馴染みにくいと判断されてしまいます。
二次面接を受ける際は、単なる知識として経営理念を暗記して伝えるのではなく、「自分がその理念を体現できる人物である」と示すように立ち回らなければなりません。
採用条件に合致しているか
二次面接では、応募者が募集要項に記載された採用条件を満たしているかが細かく確認されます。
具体的に言えば、二次面接は「実務経験の年数」「保有資格」「求められるスキル水準」など、条件面での適合度がシビアに見られる段階です。
条件を満たしていない場合、即戦力として採用される可能性は低くなるため、事前に求人票を見直して準備しておくことが欠かせません。
採用条件にマッチしていることを客観的にアピールすることが、二次面接で合格に近づくポイントとなります。
二次面接で聞かれやすい8つの質問
二次面接で聞かれやすい質問は以下のとおりです。
- 自己PR
- 転職理由
- 志望動機
- 成功や失敗体験
- スキルや実績
- 長所・短所
- 入社後のビジョン
- 仕事で重視する価値観
- 企業の課題点
- 他社の選考状況
- 現在の年収と希望年収
- 逆質問
一次面接と被る質問もありますが、二次面接では上記が聞かれやすいです。
ただし、一次面接と二次面接では、評価基準の難易度が上がるため同じ回答をしても不合格になる可能性もあります。
二次面接で不合格にならないためにも、それぞれのポイントを抑えて面接に望めるように確認しましょう。
自己PR
自己PRは、二次面接だけでなく他の選考でも質問される場合が多いです。
一次面接では、ある程度の深堀をされて受け答えをすると思います。
二次面接でも同じように深堀をされますが、一次面接と同様に回答すると不合格になる可能性があります。
二次面接での自己PRは、志望する企業の事業や社風、風土などに活用できるかを重視しています。
そのため、聞かれた質問に対してそのまま回答してしまうと、企業に精通していない内容になるので、不合格になる可能性があるでしょう。
企業は、ホームページや採用情報に求めている人物像を記載しているケースが多いため、その公開されている情報をもとに自己PRを考えなければいけません。
自己PRはどの企業も質問内容に用意されている可能性が高いため、一次面接で合格したからとそのままにするのではなく、振り返りを行い二次面接で合格できる内容にしましょう。
転職理由
転職活動における面接では、転職理由は基本的に質問されます。
転職理由があいまいな回答になると、面接官側は管理能力がないと判断するため、明確にする必要があります。
たとえば以下の転職理由を見てみましょう。
「前職の職場環境が嫌で転職したいです。」
「前職で学んだスキルや能力をさらに活かし、より大きな部隊で活躍するため転職したいです。」
上記2つの理由を比較したときに採用するのはどちらでしょうか。
多くの企業はより明確な理由がある転職者を選択します。
転職理由は、一人ひとりによって異なり、中には理由があいまいな方も少なくありません。
転職理由があいまいな方はそのままにするのではなく、なぜ転職をしたいのか探してみるのが重要です。
二次面接を通過するためにも、転職理由の対策は必ず行いましょう。
志望動機
自己PRや転職理由と同様に二次面接以外でも質問されるのが志望動機です。
どの企業の選考にも用意されているケースが多く、対策が必要な質問です。
志望動機は面接において特に重要な質問であり、合否に大きく関わります。
志望動機の内容が薄いともちろん不合格になりますが、企業に必要だと思われない回答も落選する可能性が高いでしょう。
たとえば以下2つの志望動機を見てみましょう。
「御社の〇〇事業に貢献したく志望しました。」
「前職では御社が取り組んでいる事業で、〇〇に関して貢献していました。〇〇の経験を活かし、御社の売上に貢献すると同時に自身のキャリアアップを行いたいと思い志望しました。」
上記2つの志望動機を面接官が聞いたとき、採用したいと思うのはどちらでしょうか。
正解は、下です。
多くの企業は具体的で売上に貢献してくれる人材を採用します。
転職者が勘違いしやすいのは、企業を学ぶ場だと思いがちです。
そのため、志望動機が企業にとってメリットにならず不合格になります。
企業は学ぶ場ではなく、自身の能力を活用して売上に貢献する場です。
志望動機の対策を行うときは、企業ファーストで考えられると合格に近づきます。
成功や失敗体験
二次面接では、転職希望者の忍耐力やメンタル面を確認する場合があります。
そのため、挫折経験や挫折を乗り越えた成功体験を質問するケースが多いです。
成功や失敗体験は、社会人として経験した内容が好ましいですが、特にない場合は学生時代の内容でも問題ありません。
ただし、社会人での成功や失敗体験の方が評価されやすい傾向にあるのは覚えておきましょう。
成功や失敗体験を説明するときは、定量的に話せるようにしましょう。
定量的とは、物事を説明するときに数字を使い、より具体的に表すための要素です。
たとえば、「入社して半年目までは売上がありませんでしたが、商談数を2倍上げ年間目標を150%達成しました」このように数字を使って説明します。
定量的に説明すると、話に具体性が生まれるため納得感が持てます。
成功や失敗体験を説明するときは、定量的に話せるように対策しましょう。
スキルや実績
二次面接のおいてスキルや実績は特に重要です。
前述で解説したように二次面接での評価ポイントはスキルです。
そのため、企業も納得するスキルや実績が説明できると合格に近づきます。
スキルや実績を説明するときは、成功や失敗体験と同様に定量的に話せるようにしましょう。
説明方法が分からない方は以下を参考にしてください。
「スキルアップのために〇〇資格を取得しました。」
「前職では、年間2,000万円売上を作り、営業職で1位を取りました。」
上記のように定量的に説明をすると、より具体的になり面接官も納得できます。
「営業を頑張りました」だけだと、信ぴょう性に欠けるため合格となる可能性は低いでしょう。
面接官を納得させるためにも、スキルや実績を定量的に説明するのが重要です。
長所・短所
長所と短所は二次面接または一次面接で質問されやすい内容です。
長所を回答するときは、志望する企業に関する内容が含まれていると好印象を与えられます。
短所を説明するときは、どうすれば改善できるのかを話せるようにしましょう。
また、長所と短所を説明するとき、「コミュニケーション能力」や「課題解決力」のように、ありきたりな内容は好印象を与えずらいです。
面接官は年間で何百人の転職者と面接しているため、他の人と同じ回答をしていると評価は上がりません。
そのため、他の人とは異なり企業に貢献できる内容を考える必要があります。
他の質問への対策ができている中で、長所と短所でつまづかないためにも必ず準備を行いましょう。
入社後のビジョン
面接官は、入社してくれたらどのように活躍し利益をもたらすか考えて採用活動を行います。
そのため、入社後のビジョンは多くの企業が質問事項として用意しているケースが場合が多いです。
入社後のビジョンでは、大きなビジョンだけを伝えがちです。
10年以上先のビジョンだけだと、それまでの間はどのような目標があり行動をするのか、論理性に欠けてしまいます。
入社後のビジョンで論理性を持って回答するためには、短期・中期・長期の3つのビジョンに分けて説明しましょう。
10年後のビジョンを達成するには5年後どのような行動をし、3年後にはどんな目標を達成しなくてはいけないのか、逆算をして考える必要があります。
逆算をして考えると話に論理性が生まれるため、納得がいく説明ができます。
入社後のビジョンは、転職後の活動だけでなく、論理的に話せるのか試しているため、対策は怠らないようにしましょう。
仕事で重視する価値観
二次面接では、面接官が応募者が仕事に対してどのような価値観を持っているかを確認することも多いでしょう。
回答するときは、過去の具体的な経験と結びつけて伝えると説得力が増します。
例えば「私はチームで成果を出すことを重視しています。
前職でもメンバーと協力して新規顧客獲得を達成し、結果として売上向上につながりました」といった形です。
また、仕事に対する価値観が志望企業の社風や事業方針とどう重なるのかを説明できれば、面接官に「自社で長く活躍してくれそうだ」と印象づけられるでしょう。
企業の課題点
二次面接では、面接官が応募者が企業の現状を正しく理解し、課題を見極めているかを確認することも多いでしょう。
企業の課題点について答える際は、事前に企業の公式サイトやIR情報、業界ニュースなどから情報を収集し、具体的な課題を把握しておくことが大切です。
例えば「御社は新規事業の拡大に取り組まれていますが、認知度向上が今後の課題だと感じました。
前職で培ったマーケティング経験を活かし、その点に貢献できると考えています」といった回答は効果的でしょう。
課題を指摘する際は、批判的に聞こえないよう注意が必要です。
前向きに「自分ならどう解決に関われるか」をセットで伝えることで、即戦力としての期待値を高められます。
他社の選考状況
二次面接では、自社への志望度や入社意欲の高さを測るため、他社の選考状況について質問されることがあります。
回答のポイントは、他社の状況を正直に伝えつつも、志望企業が第一志望であることを明確に示すことです。
例えば「現在は2社から選考を受けていますが、御社が最も志望度が高く、事業内容や社風に強く共感しています」と伝えると好印象でしょう。
選考状況に関する質問は「内定辞退のリスクを見極めたい」という意図も含まれるため、自社への志望度を明確に伝えるのが効果的です。
現在の年収と希望年収
二次面接の段階で、企業が採用条件とのミスマッチを避けるために、現在の年収と希望年収について聞いてくることがあります。
応募者としては少し答えにくい内容ですが、年収を盛ると後々トラブルになりかねません。
源泉徴収票などで嘘が発覚した場合、最悪解雇となります。
まずは現在の年収を正直に伝え、希望年収を伝える際には、根拠を示しましょう。
例えば「前職では営業実績として年間◯◯円の売上を達成してきました。その経験を活かし、御社でも成果を出すことで年収◯◯万円を希望しています」といった形です。
自分のスキルや実績を踏まえた根拠を添えると説得力が増します。
希望額は相場を意識しつつ、前向きに貢献できる姿勢とセットで伝えましょう。
逆質問
逆質問は、二次面接だけでなく他の選考時には必ず質問されます。
なぜ逆質問をするのか意図を理解していないと、不合格になる可能性があるので注意が必要です。
逆質問は、求職者の質問力やマッチ率、不明点の解消を目的として行います。
面接官は質問の仕方で求職者の能力を測ります。
企業が公開している当たり前の質問や関係ない内容を聞くと、入社をしても即戦力となる可能性が低いため評価は低くなるでしょう。
一方、より具体的で明確な質問内容を聞くと、何が必要なのか理解していると判断される可能性が高いため、評価は上がります。
また、逆質問に関するNGは、質問をしないことです。
逆質問をしないのは、面接官に興味関心がないという印象を与えるので必ず質問はしましょう。
逆質問は、二次面接だけでなく他の選考においても重要な評価対象となるため、必ず対策が必要です。
転職による二次面接の質問への対策4選
転職による二次面接は以下の対策が必要です。
企業・業界研究
自己分析
逆質問の準備
二次面接で聞かれやすい質問を理解した次は対策が必要です。
上記の内容を対策すれば、二次面接における不安を解消できます。
二次面接は一次面接と異なり、選考基準の難易度が高くなります。
内定獲得に近づけるためにも必ず対策を行いましょう。
一次面接の復習
二次面接の対策で一次面接の復習は重要です。
一次面接の復習には前述で解説した自己PRや転職理由、志望動機が含まれます。
二次面接は一次面接と違い、評価基準が高くなると解説した通り、同じ回答だと不合格になる可能性があるため、より深堀をしなくてはいけません。
ひとつの質問に対して、自身で最低4回以上は深堀を行いましょう。
また、一次面接で質問された内容も深堀が必要です。
一次面接で聞かれるのは、企業側が気になっている内容であるため、二次面接でも質問される可能性があります。
二次面接で合格を勝ち取るためには、一次面接が終わった後、どんな質問があったのか振り返りを行い対策しましょう。
企業・業界研究
二次面接では、企業・業界研究は重要です。
一次面接では、求職者の人柄や転職理由に関しての質問が多いです。
二次面接では、志望先の業界や企業について詳しく質問されます。
企業・業界研究ができていないと面接官側はすぐ気づきます。
そのため、「これくらいで大丈夫」と思わず、入念に対策は行いましょう。
また、企業・業界研究をするときは、志望会社のホームページにあるIR情報や経営理念、展開している事業を確認する必要があります。
また、企業のホームページを確認して課題だと思う部分を探し、対策まで考えられると合格に近づきます。
企業は会社の課題を解決し利益をもたらす人材を求めています。
企業・業界研究でより具体的な提案ができれば、面接官の評価は自然と上がるでしょう。
自己分析
自己分析は、転職活動において重要であり、必ず聞かれる質問です。
企業は、求職者の人柄や経験を知らないため、理解しようとさまざまな質問をします。
自己分析で自身を理解できていなければ、面接官に伝えるのは困難です。
そのため、自身を理解し、面接官に伝えられるように自己分析を行う必要があります。
自己分析ができれば、自身が今後どのようにしたいのか明確にできるため、転職活動を機に自分の情報を整理するのは将来に向けての有効手段と言えるでしょう。
逆質問の準備
前述で解説したように、面接の最後には必ず求職者に逆質問を求めます。
逆質問をしなければ、企業への興味関心がないと判断される可能性があるため、最低3つ以上の準備はしましょう。
また、逆質問の数が多すぎても、まとめる能力がないと判断され印象を下げてしまう可能性があります。
そのため、逆質問は最大で5つに留めておきましょう。
二次面接の逆質問を考える際のポイント
二次面接の逆質問を考える際のポイントは、以下の通りです。
- 一次面接の内容を踏まえて逆質問を考える
- 当日は面接官のポジションに合わせて質問をする
- 企業の経営理念や社風を絡めて逆質問を考える
- できるだけ具体的な逆質問にする
一次面接の内容を踏まえて逆質問を考える
二次面接で逆質問をする際は、一次面接の内容を踏まえて質問することが効果的です。
一次面接で出た話題を深掘りしたり、不明点を補足的に確認したりすることで、面接官に真摯な姿勢が伝わります。
一次面接で「新規事業に力を入れている」と聞いた場合、「新規事業で直面している課題はどのような点でしょうか」と逆質問すると、関心度の高さを示せるでしょう。
二次面接の逆質問は、一次面接で得た情報をさらに掘り下げる意識で臨むと、熱意や理解度を効果的にアピールできます。
当日は面接官のポジションに合わせて質問をする
二次面接では、面接官のポジションに応じて逆質問の内容を変えるようにしましょう。
現場の部長やマネージャーが面接官であれば、日々の業務内容やチーム体制、求められるスキルに関する質問が最適です。
一方で役員クラスが対応する場合は、会社のビジョンや中長期的な事業戦略など、経営目線に近い質問をしましょう。
面接官の立場を意識せずに同じ質問をしてしまうと、「相手の視点を理解していない」と判断されて評価を落とされてしまう可能性があります。
面接官のポジションを踏まえた質問は、自身の志望度や本気度をアピールする絶好の機会です。
企業の経営理念や社風を絡めて逆質問を考える
二次面接の逆質問は、企業の経営理念や社風に絡めた質問をするのが効果的です。
企業の根幹となる理念や文化を理解した上で質問することで、企業への理解ができているという姿勢を伝えられます。
例えば「挑戦を恐れないという企業理念を体現するために、社員の方々はどのような取り組みをされていますか」といった聞き方は、理念への共感と関心をアピールできるでしょう。
経営理念や社風を踏まえた逆質問は、企業理解と志望度を効果的に示す手段となり、他の候補者との差別化にもつながります。
できるだけ具体的な逆質問にする
二次面接で逆質問をする際は、できるだけ具体的に聞くことがポイントです。
抽象的な質問やインターネットで調べれば分かるような内容では、志望度の高さや準備の丁寧さを伝えることができません。
「具体的に何を知りたいのか」を明確にした質問は、自分が入社後どのように貢献できるかを真剣に考えていることをアピールできます。
「入社後1年目の社員が現場に配属されるまでの研修プロセスやフォロー体制はどのようになっていますか」と聞けば具体性が増し、理解度も高まるでしょう。
具体的な逆質問をすることで、企業への関心と自分のキャリアビジョンの明確さを同時に示せます。
二次面接の質問における3つの注意点
二次面接の質問における3つの注意点は以下のとおりです。
- 結論から伝える
- 簡潔に伝える
- 姿勢・態度・発言を意識する
上記の注意点は、二次面接を通過するために重要な要素です。
上記の2つを抑えていないと、能力が高くても不合格になる可能性があります。
能力が高くても不合格にならないために、注意点は必ず確認しましょう。
結論から答える
二次面接において結論から答えるのは重要です。
二次面接以外の選考でも結論から答えられるように意識する必要があります。
たとえば、志望動機を質問したときの以下の回答を見てみましょう。
近年では〇〇事業は加速しており重要だと思います。
そのため、私は御社が展開している〇〇事業を学びたいです。
始めの回答は質問に対して結論から答えることで分かりやすく伝えています。
一方、次の回答は説明が長くいつ結論を伝えるか分からないため、面接官にストレスを与えてしまいます。
面接官にストレスを与えてしまうと評価は下がり続けてしまうので、質問に対しての回答は常に結論ファーストを意識しましょう。
簡潔に伝える
結論ファースト同様に、質問に対して簡潔に伝えるように意識しましょう。
聞かれた質問に対して、必要ではない情報を長々と話してしまうケースがあります。
話が長いと面接官にストレスを与えるため、質問に対しては結論と補足情報だけを伝えます。
後は、面接官が深堀をするのを待ち、質問に対して素直に回答するようにしましょう。
姿勢・態度・発言を意識する
質問に答えるとき、姿勢・態度・発言は重要です。
仮に自身が面接官だと考えた場合、姿勢がよくハキハキと話す求職者と、姿勢が悪くボソボソと話す人を比較した際、どちらを採用するでしょうか。
多くの企業は、姿勢がよくハキハキと話す求職者です。
転職先に入社し、取引先の企業とやり取りをするとなった際、明るく元気がある人の方が好印象を与える可能性が高いです。
面接官は、入社後の取り組む姿勢まで考え採用活動を行っているため、面接では姿勢・態度・発言に注意して望みましょう。
二次面接で合格しやすい人の特徴8選
二次面接で合格しやすい人の特徴は以下のとおりです。
面接内容に一貫性がある人
転職先の企業情報を網羅している人
転職に対してポジティブな人
待遇を重視しない人
バイタリティがある人
企業が求める人物像である人
企業への貢献度が高い人
上記に該当する人は、二次面接で合格する可能性が高いです。
二次面接を合格に近づけるためにも、特徴を理解して自身の活動に活用しましょう。
スキルや経験が豊富な人
企業は、会社に利益をもたらしてくれる人材を常に求めています。
そのため、スキルや経験が豊富な人は、二次面接で合格する可能性が高いです。
ただし、志望企業に関するスキルや経験である必要があります。
たとえば、IT業界の企業に転職志望だとした場合、不動産業界のスキルや経験が豊富だとしても、合格する可能性は高くないでしょう。
上記のように、企業によって価値が高い人材は異なります。
IT業界であればITのスキルや経験、不動産業界であれば、不動産に関する能力のように、企業ごとに求める人材は変化します。
スキルや経験が豊富だと二次面接で合格する可能性が高いですが、志望企業にとって価値のある人材でなくてはいけません。
そのため、志望業界に精通したスキルや経験がある人は、二次面接で合格する可能性が高いと言えるでしょう。
面接内容に一貫性がある人
選考を受けていると、面接内容に違いが生まれるケースがあります。
たとえば、一次面接では、主体性が強みだと話していたのに、二次面接になると傾聴力が強みだと答える場合です。
基本的に面接では、一次面接から最終面接まで一貫性を持って取り組む必要があります。
一貫性がないと、嘘の情報を話しているのではないかと判断されてしまう可能性があるでしょう。
面接官に信頼できる人だと印象を与えるためにも、面接の内容には一貫性が必要だと言えます。
転職先の企業情報を網羅してる人
二次面接では、企業に関する質問が多いです。
そのため、転職先の企業情報を網羅していると、受け答えがスムーズにできるため合格する可能性は高いです。
また、企業情報を網羅しているだけでなく、会社の課題や今後の取り組みについて話せるとより合格に近づくでしょう。
転職に対してポジティブな人
転職を前向きに捉えている人は、二次面接で合格できる可能性が高いでしょう。
前職への不満ばかりを語ると「ネガティブな理由で転職を繰り返すのでは」と懸念されますが、転職を新しい挑戦やキャリアアップの機会と捉えている人は評価されやすい傾向にあります。
企業は入社後に積極的に学び、組織へ貢献する人材を求めているため、転職に対する前向きな姿勢をアピールすることが、合格に近づく大きなポイントとなるでしょう。
待遇を重視しない人
転職を通じて、年収を上げようとするのは問題ありません。
しかし、福利厚生や研修、残業などに関する待遇ばかり気にする人は、企業にとって印象は低く不合格になる対象者です。
前述で解説したように、企業は利益を重視している人材を求めています。
待遇を気にするのではなく、どうしたら会社はより成長するのか、企業ファーストで考えられる人材は二次面接で合格しやすいです。
待遇も大事ですが、まずは企業が必要とする人材になりましょう。
バイタリティがある人
バイタリティとは、精神的な活力を示す要素です。
転職先に入社するにあたって、目標が高くやる気に満ち溢れた人と、与えられた仕事をこなす人では、どちらを採用するでしょうか。
企業は、よりバイタリティが高い人材を合格にする可能性が高いです。
同じ能力でも、バイタリティの高さによって企業への貢献度は変わるため、二次面接においてやる気をアピールするのは重要です。
また、スキルがなくてもバイタリティが高く、入社後も頑張ってくれそうと印象を与えるだけでも、採用される可能性は上がるので必ずアピールしましょう。
企業が求める人物像である人
企業は、採用情報に求める人物像を記載している場合が多いです。
たとえば、ITの技術を持った人物像を求めている場合、営業職のスキルや能力に特化した人材は、不合格になる可能性があります。
一方、ITの技術が一般的な人材は、企業が求める人物像であるため、それほど能力が優れていなくても採用される可能性が高いです。
上記のように、企業が求める人物像であれば、二次面接で合格に近づきます。
企業への貢献度が高い人
企業への貢献度が高ければ高いほど合格する可能性は上がります。
貢献度は、企業が求める内容によって異なります。
貢献度は売上だけでなく、自社のシステム構築や教育担当、経営課題など、さまざま要因が挙げられます。
企業へ貢献する要素は募集内容によって変わるため、募集要項を必ず確認して面接に望めば、合格する可能性は高いでしょう。
二次面接合格の可能性があるやり取り
二次面接において、以下のようなやり取りがあれば、合格の可能性があります。
- 面接官から条件面の話が出てくる
- 入社時期について聞かれる
- 社内のメンバーを紹介してもらえる
面接官から条件面の話が出てくる
二次面接の場で、面接官から給与や待遇、勤務開始日などの条件面に関する話題が出る場合は、合格サインの一つです。
企業はまだ採用を決定していない段階であっても、「この候補者が入社したら具体的にどう受け入れるか」を想定しながら話を進めることがあります。
条件面の確認が行われるのは、少なくとも一定の評価を得ている証拠と言えるでしょう。
ただし、条件面の話が出たからといって必ずしも合格になるわけではないので、段階で油断するのは禁物です。
条件面の話が出たら好機と捉え、落ち着いて対応することで、合格の可能性を高められます。
入社時期について聞かれる
入社時期について具体的に質問されるパターンは好感触です。
企業は採用を前提とした候補者に対して「いつから働けるのか」を確認し、受け入れ態勢を整えます。
そのため、入社時期の話が出る時点で、少なくとも一定の評価を得ていると考えられるでしょう。
ただし、入社時期に関する回答は慎重さが求められます。
現職の退職交渉や引き継ぎに要する期間を考慮せずに答えてしまうと、後で調整が難しくなり信頼を損ねることがあるかもしれません。
「現職の引き継ぎに◯週間ほどかかるため、◯月からの入社を想定しています」と具体的に答えるようにしましょう。
社内のメンバーを紹介してもらえる
二次面接の場で社内のメンバーを紹介してもらえる場合は、合格のチャンスがあります。
企業は本格的に採用を検討している候補者に対して、実際に一緒に働く社員や上司との相性を確認させることがあるからです。
社内メンバーとの接点を持たせてもらえるのは、採用が現実味を帯びてきた証拠と言えるでしょう。
誠実かつ積極的に対応することで、最終合格の可能性をさらに高められます。
転職の二次面接にまつわる質問
最後に転職の二次面接にまつわる質問をまとめました。
二次面接を突破したら内定?
二次面接を通過すれば内定の可能性は高まりますが、必ずしも内定が出るとは限りません。
企業によっては二次面接が最終選考になる場合もあれば、役員面接などさらに選考が続くケースもあるからです。
どの段階が最終かは企業ごとに異なるため、事前に選考フローを確認しておきましょう。
二次面接後はお礼メールが必要?
義務ではありませんが、お礼メールは送った方が良い印象を与えられるでしょう。
特に二次面接では役職者や現場責任者が対応することが多いため、感謝の気持ちを簡潔に伝えることで誠実さや志望度の高さをアピールできます。
短い文章でも構わないので、当日のお礼と入社意欲を添えて送ると効果的です。
二次面接の結果連絡はいつごろ来る?
二次面接の結果連絡は、3日~10日ほどで結果が届くケースが一般的です。
ただし企業や選考状況によって前後することもあります。
期日が過ぎても連絡がない場合は、1~2週間を目安に問い合わせてみましょう。
二次面接合格の連絡に返信は必要?
必須ではありませんが、合格連絡に対しては返信するのが望ましいでしょう。
合格の通知を受けたら、内容を確認した上で「ご連絡ありがとうございます。次の選考もよろしくお願いいたします」といった感謝の意を伝えると、誠実さや入社意欲を示せます。
転職における二次面接の質問で内定率が変わる
転職活動における二次面接は、内定に近づけるための重要な選考です。
二次面接で2人合格者がいたとしても、より好印象を与えた求職者の方が内定を獲得しやすいです。
そのため、二次面接では最終面接に向けてアピールをし続けなければいけません。
アピール方法が分からないときは、企業ファーストで考えましょう。
企業はどのような人材だったら採用したいと思うのか、自分を合格しようと思うのか、企業目線で考えれば求める人物像に近づいてアピールできます。
転職活動における二次面接は、内定獲得まであと少しです。
チャンスを掴むためにも、事前にできる対策は必ず行いましょう。
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