【転職】面接官を納得させる志望動機とは!逆質問対策や作り方も徹底解説
転職を検討している方で、志望動機に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
転職の場合は、なぜ前職を辞めたのか、なぜ前職ではなく転職先を希望するのかを厳しく質問されることも多いでしょう。
今回の記事では、面接官を納得させる志望動機の作り方、効果的に伝える方法を解説しています。
また、逆質問などよく聞かれる質問に対する回答例と回答のポイントを紹介しています。
同業種から異業種などのシチュエーション別の志望動機のポイントも紹介しているため、これから転職を考えている方は参考にしてみてください。
転職面接で志望動機を効果的に伝える方法
志望動機は面接にとって重要なポイントです。
面接官は志望動機から自社にとって有用な人材かどうかを見極めようとします。
志望動機で面接官が知りたいポイントと、どのように志望動機を考えればよいかを解説します。
志望動機の重要性と面接官が知りたいポイント
面接官が志望動機を聞くことで知りたいことは、熱意と覚悟です。
仕事への情熱や目標に向かって取り組む覚悟があるかどうかを面接中の言葉と雰囲気から確認しようとします。
熱意と覚悟を表すために、志望動機は気持ちを込めて語らなければいけません。
どうしてこの職に興味を持ち、なぜその会社で働きたいと思っているのか、具体的な言葉で表現しましょう。
また、志望動機の内容から、実際に働いた後にやりたいことと会社での職務が適合しているかどうかも確認したいと思っています。
思い描いていた仕事内容と違う場合、数年以内に辞めてしまう可能性もあるためです。
早期離職を防ぐためにも、目指すキャリアや成長の機会を会社として提供できる環境かどうかを確認しておく必要があるでしょう。
志望動機は仕事への真剣さや、適性を評価する重要な要素です。
面接官は、会社に貢献し、長期的なキャリアを築く意欲がある人材かどうかを見極めなければいけません。
面接での志望動機の作成ステップ
志望動機の作成は次の3つのステップで作り上げます。
- 目標やモチベーションの明確化
- 企業の強みや特徴を分析
- なぜその企業で働くのか言語化
志望動機の最初のステップは、自分の目標やモチベーションを明確にすることです。
まず、なりたい自分を明確にイメージし、それに向かって成長したい意欲を示します。
そして、社会への貢献も考えましょう。
自身のスキルや熱意を活かし、会社や仕事を通じて社会に何を提供できるのかを明確にします。
次のステップは、応募企業ならではの強みや特徴を見つけることです。
業界の規模やトレンドの情報を収集し、その中で応募企業がどのように差別化されているかを把握します。
例えば、成長著しい市場でリーダー企業としての地位を持つ、革新的な技術や製品を開発している、社会的な問題解決に取り組んでいるなど、企業の独自性を見つけ出しましょう。
志望動機作成の最後のステップは、自らの働く軸と応募企業ならではの強み・特徴が重なる点の言語化です。
自分のキャリア目標や価値観と、応募企業のビジョンやカルチャーが一致していることを言葉で示します。
共通の価値や目標に基づいて仕事に取り組むことで、自分の成長や会社の発展に貢献できることを説明しましょう。
この重なる点が、面接で話す志望動機の中で重要な要素となります。
言語化のポイントと具体的な回答例
志望動機を言語化するポイントは、入社したい企業のことばかりを言語化するのではなく、自分自身に焦点を当てて、自分がどういうことに興味があり、どういう仕事をしたいのかを明確に表現することです。
また、自分自身の経験やエピソードを絡めて話しましょう。
具体的な経験から導かれた志望動機は、説得力を持ち、自分の熱意や適性を示せます。
具体的には、次のような回答例を参考にしてみてください。
学生時代、ボランティア活動で地域の困難な状況に立ち向かい、人々の笑顔を見ることが何よりもやりがいだと感じました。
御社の〇〇のような社会貢献活動に魅力を感じ、私の経験と価値観が合致していると強く感じています。
私の力を最大限に発揮し、企業の使命に貢献したく応募致しました。
面接での伝え方とコミュニケーションスキル
志望動機を伝える際に、「ロジカルに話す」ことが重要です。
まず、最初に結論から話すことで、面接官に明確な意図や目的を伝えられます。
結論から話すことによって、面接官はあなたの志望動機を素早く把握し、興味を持って聞き続けられるでしょう。
ロジカルな構成を持った話し方では、主張や理由を順序立てて提示できます。
論理的な説明は説得力を持ち、あなたの考え方や判断力を示せるでしょう。
また、最後に入社後の展望を話し、長期的なビジョンや成長意欲を示すことが必要です。
最後の締めくくりとして、自身がその企業でどのように貢献し、成長していきたいのかを明確に述べましょう。
ロジカルに話すことに加えて、コミュニケーションスキルも重要な要素です。
ロジカルな話し方だけでなく、明瞭な表現や適切な言葉遣い、相手を理解する能力など、コミュニケーションスキルの高さも面接では評価されます。
逆質問への対処法と志望動機を活用する方法
逆質問への対処法として大切なのは、逆質問は双方向のコミュニケーションの機会で、自分をアピールできる場と捉えましょう。
自身の興味や関心を示す質問を用意し、積極的な発言で自己PRの機会を得られます。
注意点として、事前に企業や求人情報を調べておき、分かる内容は質問してはいけません。
代わりに、職場の雰囲気やチーム文化など、情報源としては得られない内容にフォーカスするとよいでしょう。
もう一つの注意点として、待遇面に関する質問は控え、主に仕事内容や成長機会、挑戦できる領域などのフォーカスが望ましいです。
さらに、志望動機に絡めた質問もおすすめです。
例えば、会社のビジョンや将来展望を質問したり、自身のスキルや経験を活かせるプロジェクトの有無を尋ねることで、自分と会社のマッチング度合いを探れます。
面接時の質問で志望動機を聞く理由
面接時に志望動機を聞く理由は、熱意を確かめるためと、企業と応募者がいかにマッチするかを見極めるためです。
自分の熱意がいかに企業に伝わるかが重要なポイントとなってきます。
志望動機の作り方
志望動機を作成するためには、企業研究と自己分析は欠かせません。
応募する企業のビジョンや価値観、業界のトレンドを把握し、自身のスキルや経験、仕事へのやりがいとの関連性を見つけましょう。
文章を考える際は、最初に結論を述べます。
面接では短時間で興味を引く必要があるため、明確な志望動機を冒頭で述べ、その後に具体的な理由やエピソードを挙げて説明しましょう。
目標や意欲を明確にする
志望動機では目標や意欲を明確にするのとが重要です。
入社意欲の高さは志望度合いの高さを示し、企業に対する真剣な関心を示します。
なぜその企業で働きたいのか、具体的な目標や意欲を志望動機に盛り込みましょう。
目標や意欲を明確にすることによって、自分の目標や成長意欲を面接官に伝えられます。
また、企業のビジョンや取り組んでいる企業活動と、自分自身のやりたいことがどれだけマッチしているかをアピールしましょう。
具体的な例や過去の経験を交えて、なぜその企業で自分の目標を達成できるのかの説明が必要です。
目標と意欲の明確化によって、自分の将来の方向性や熱意を示し、会社に貢献できる意欲的な人材であることをアピールできます。
応募企業の強みや特徴に沿った内容にする
志望動機を応募企業の強みや特徴に沿った内容にすることは重要です。
会社の強みを述べる際には、具体的なデータや実績を根拠にしましょう。
例えば、市場シェアの拡大や売上成長率の向上などのデータを引用することで、会社の実力や競争力を裏付けられます。
このようなデータの提示で、自身が志望する企業に対する信頼感や魅力を高められるでしょう。
応募企業の強みや特徴に焦点を当て、それに基づいて自分の志望動機を形成して、自身と企業の相性やマッチング度合いを示せます。
応募先でしかできないことを言語化する
志望動機には、応募先でしかできないことを言語化して盛り込むことが重要です。
まず、その会社に入って何がしたいのかの明確化が必要です。
応募先で自身が果たしたい役割や貢献を具体的に述べましょう。
また、同業他社ではなく、なぜその会社なのかを具体的な理由で説明するのも重要です。
会社の独自性や強み、特別なプロジェクトや文化、成長機会などに焦点を当て、なぜその会社でしか自分の目標やキャリア成長を達成できないのかを示しましょう。
具体的な事例や企業の実績、業界のトレンドとの結びつきを挙げることで、自分自身がその会社に対して独自の価値を感じていることを伝えられます。
応募先でしかできないことを明確に言語化することで、面接官に自身の熱意や適応力をアピールし、自身と会社のマッチング度合いを示せます。
面接でよくある質問と志望動機に関連する回答例
面接で良い人材を採用しようとした場合、面接官が聞きたい内容はある程度決まったものとなります。
そのため、よく聞かれる質問にはあらかじめ回答を用意しておくことが成功の要因となるでしょう。
面接でよくある質問と、それぞれの回答例を解説します。
前職や転職活動に関する質問と回答例
回答のポイントは、まずは嘘や誇張を避けて真実を述べることが大切です。
また、前職に対してネガティブなアピールは避け、前向きな姿勢と将来への熱意を表明しましょう。
さらに、自身の思い描くキャリアプランを明確に持っておくことも重要です。
キャリアプランと転職がつながる理由付けができればなおよいでしょう。
前職での経験を活かしながら、挑戦と成長が期待できる環境で自身をさらに高めたいと思っています。
この業界での専門知識を磨きながら、チームリーダーを見据えたさらなるステップアップを目指すのが私のキャリアプランです。
長所・短所やキャリアプランに関する質問と回答例
よくある質問:あなたの強みは何ですか?また、自分自身で改善しなければいけないと考えているポイントを教えてください
長所・短所を聞かれたときの回答のポイントは、まず結論から述べた後に、長所・短所を具体的なエピソードを交えて述べましょう。
長所であれば、新しい仕事や役割でどのように活かせるかを具体的に示すことが重要です。
また、短所であれば、改善への意欲と具体的な短所克服のための実践事例を挙げましょう。
前職でのプロジェクトでは、異なるバックグラウンドを持つメンバーと協力し、円滑なコミュニケーションを取りながら目標達成に貢献しました。
新しい仕事でも、チームの一体感を高め、共同で成果を出せる自信があります。
一方、私の短所は時間管理ですが、自己啓発のために時間管理アプリを活用し、効果的なスケジュール管理に取り組んでいます。
改善への意欲を持ちながら、効率的に仕事を進めていきたいと考えています
仕事への取り組みや評価に関する質問と回答例
よくある質問:あなたが仕事に対するやりがいを感じるのはどのようなときでしょうか?
仕事に対するやりがいを質問するときは、面接官は仕事に対する価値観と自社の方針が合致するかを確認しています。
回答は結論から述べ、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
また、新しい職場のどのような仕事がやりがいを感じられると考えているかを明確に示すことも重要です。
前職でのプロジェクトでは、新たなスキルを習得し、自己成長を実感する機会がありました。
新しい職場でも、自身のスキルをさらに伸ばし、チャレンジを通じて成果を上げていきたいと考えています。
また、社会貢献にも意義を感じます。
御社のビジョンに共感し、自身のスキルや経験を生かすことで、社会に貢献できると考えています。
企業や業界に関する質問と回答例
この質問に対する回答のポイントは、事実だけでなく、自身の考えや意見を述べることが重要です。
良い点では共感できる要素や魅力を具体的に示し、問題点も率直に述べます。
さらに、解決案や改善の提案も行うとよいでしょう。
良い点を話す際も、また、問題提起を行う際も、決して上から目線になってはいけません。
あくまでも謙虚に、現状を分析した結果を客観的視点も交えて回答しましょう。
回答例:この業界には魅力を感じています。
技術の進歩や革新的なアイデアが日々生まれ、社会にインパクトを与えられる点が素晴らしいと思います。
しかし、競争が激しく、一部の課題も存在します。
例えば、持続可能な環境への取り組みや多様性の尊重などです。
私は、この業界での変革を促進し、より良い社会への貢献を目指すことに情熱を抱いています。
具体的には、環境への負荷を軽減する技術開発や多様性を尊重したチームビルディングの推進など、解決策の提案にも積極的に取り組みたいと考えています
シチュエーション別の志望動機回答例
転職は、同じ業界に転職する場合、同じ職種へ転職する場合、まったくの未経験な業界に転職する場合などさまざまなシチュエーションがあります。
それぞれのシチュエーションで、企業が求める人材であることをどのようにアピールするかは異なるでしょう。
シチュエーション別の志望動機のポイントを解説し、回答例を紹介します。
同業界・同職種への転職志望動機
同業種・同職種に転職する場合の志望動機は、即戦力となることをアピールし、採用されやすい立場を示す必要があります。
また、前職を否定せずに、転職先の企業でしかできないことや成し遂げたいことを具体的に言語化しなければいけません。
前職を退職した理由と、転職先の企業への志望動機の結び付けができて、熱意と意欲を伝えられれば面接官からも高い評価を受けられるでしょう。
前職では一定の実績を上げましたが、御社でしか経験できない新たな挑戦に魅力を感じています。
具体的には、御社の技術力やビジネスモデルに引かれ、自身のスキルや知識を活かして新たな価値を創造したいと考えています。
御社でしかできない成果を上げることで自己成長を図り、ともに成長していきたいと考えています。
同業界・異職種への転職志望動機
同業界・異職種への転職は、同業界であれば前職で得たスキルや業界ノウハウを活かせるため、比較的採用されやすい立場になります。
志望動機としては、なぜその業種を志望するのかを具体的に言語化しておく必要があります。
さらに重要なのは、なぜその会社でなければならないのかを明確にし、その会社の特徴や価値観に共感していることを示すことです。
また、志望する部署が重要な仕事と感じた理由を述べることも有効となるでしょう。
この業種に興味を持った理由は、成長産業であり、技術の進歩により社会に貢献できる可能性があるためです。
また、御社では先端技術の開発や研究に注力しており、私が志望する部署が事業の成否を分ける重要な仕事と感じました。
御社のビジョンや社風に共感し、自身の能力を活かしながらともに成長できる環境で働きたいと考えています。
異業界・同職種への転職志望動機
異業界・同職種への転職は、前職の経験やスキルが活かせるため、転職がしやすいメリットがあります。
例えば、「営業職」であれば、自動車販売から不動産販売への転職などが考えられます。
不動産へ取り扱うサービスが変わっても、営業スキルの根本的な部分は活かせる点をアピールしましょう。
営業職で、自動車販売から不動産販売へ転職を考えている場合の回答例を紹介します。
営業職は異なる業界でも根本的な営業スキルは活かせると考えています。
取り扱うサービスが変わっても、顧客との関係構築や交渉力、問題解決能力などの営業スキルは共通して求められるものです。
自動車業界での経験を通じて得た視点や柔軟性も活かし、新しい分野で成果を上げることに情熱を抱いています。
未経験職種や第二新卒向けの志望動機
未経験者や第二新卒を求めている企業は、幅広い人材を求めている企業です。
専門職や資格が必要な職種では経験者を求める傾向もありますが、IT業界や建築業界などでは未経験者を採用して育てたい思いから積極的に募集している場合があります。
志望動機の作成ポイントは、成長意欲や伸びしろに期待されていることを理解し、経験者にはない新しい視点やアイデアをアピールするとよいでしょう。
私は経験者にはない柔軟な発想や新しいアイデアを持っている自信があり、そのような視点が業界に新たな価値をもたらせると信じています。
また、未経験ながらも成長意欲と学習能力に自信を持っており、新しい知識やスキルを積極的に身に付け、チームの一員として貢献したい意欲もあります。
志望動機を効果的にアピールするポイント
志望動機が面接でいかに重要な要素かと、志望動機を考えるポイントを解説してきました。
考えられた志望動機であっても面接の場でアピールできなければ効果がありません。
志望動機を効果的にアピールする4つのポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
企業や業界のリサーチ方法
企業や業界のリサーチ方法は、まずは業界全体の動向を広く浅く調べ、市場の規模や成長率、主要なプレーヤーなどの把握が必要です。
マーケットのシェア状況やトレンド、課題などを理解して、業界の全体像を把握できます。
次に、業界内の企業動向を調べましょう。
各企業の特徴やビジョン、事業戦略、製品やサービスの差別化などを詳しく調査し、応募企業が他社とどのように違うのかの理解が必要です。
これにより、応募企業の強みや特徴を明確に把握し、志望動機や面接でアピールするポイントを見つけられます。
リサーチ方法としては、インターネットや業界団体のウェブサイト、業界レポートや調査データ、ニュース記事などが活用できるでしょう。
また、企業の公式ウェブサイトや報告書、社内のプレスリリースなども参考になります。
また、マーケットリサーチ会社や業界専門の出版物も利用できます。
さらに、社内の同僚や業界の人々とのコネクションを活かして、インタビューや情報交換を行うことも効果的です。
自分のスキルや経験をアピールする方法
自分のスキルをアピールする方法は、まずは自分の経験をどのように魅せるかを考えることが重要です。
前職の業務内容やプロジェクトでの役割、達成した成果などを具体的に示し、業務を通じて得たスキルや能力を強調します。
次に、これまでの仕事で学んだことが新しい仕事でどのように活きるのかを整理しましょう。
自身が培ってきたスキルや知識、経験が、新しい仕事の課題や要件にどのように対応し、貢献できるのかを明確にします。
具体例や事例を挙げることで説得力を高められるでしょう。
さらに、なぜ新しい仕事で自分のスキルを活かしたいと思うようになったのかの背景を説明します。
自身のキャリア目標や成長意欲、興味や関心がある領域との関連性を示し、新しい仕事に対する情熱や意欲を伝えなければいけません。
また、仕事への取り組み方や価値観にもアピールすることで、自己表現や自己ブランディングを行います。
最後に、具体的なエピソードや実績を交えながら自身のスキルや経験を語ることが重要です。
自信を持って自分のスキルをアピールし、新しい仕事での貢献度や成果を示すことで、採用担当者に魅力的な候補者として印象づけられるでしょう。
キャリアプランや将来のビジョンを示す方法
キャリアプランや将来のビジョンを示す方法は、まずは具体的かつ実現可能なキャリアプランを示すことが重要です。
将来の目標や希望するポジション、スキルの獲得などを明確にし、それを達成するための具体的な計画や手段を示します。
また、思い描くキャリアプランに向けて実際にどのような行動を起こしているかをアピールしましょう。
自己啓発や学習、トレーニング、プロジェクトへの参加など、自身の成長に向けた具体的な取り組みや努力を具体的なエピソードや実績として示します。
現時点で成果が出ていない場合は、成果が出ていないことを前職のせいにせず、自己責任を持って説明します。
過去の経験や状況を前向きに捉え、そこから学んだ教訓や成長した点を示しましょう。
さらに、将来のビジョンに向けて成果を出すために努力する意欲や決意を示すことで、採用担当者に自己成長への意欲と責任感を伝えられます。
企業のビジョンや価値観とのマッチング
企業ビジョンや価値観とのマッチングをアピールするのとは面接で重要なポイントです。
志望動機に企業ビジョンへの共感を取り入れる際には、他の応募者との差別化が必要となります。
一般的な表現を避け、具体的かつ個人的な視点で企業ビジョンへの共感を表現しなければいけません。
自分がなぜそのビジョンに共感するのか、どのような経験や思いからそのビジョンに引かれたのかを明確に説明します。
企業ビジョンは抽象的な概念が多いため、自身の価値観を具体的に言語化することが重要です。
抽象的な概念を具体的な行動や価値観に結びつけて示しましょう。
例えば、チームワークを大切にする企業ビジョンに共感する場合、自身が過去の経験で協力や協調性を重視したプロジェクトに参加し、成功を収めたエピソードを具体的に挙げるなどして、自身の価値観がビジョンとマッチしていることをアピールしましょう。
過去の職務経験やプロジェクトで、企業のビジョンや価値観に近い価値を実現した経験を具体的に説明し、それが応募先企業とのマッチングポイントであることを示します。
まとめ
今回の記事では、面接官を納得させる志望動機とはどのようなものか、具体的な例文と合わせて解説しました。
志望動機を聞くことで、面接官は仕事への熱意や目標へ取り組む覚悟を確認しようとしています。
また、応募者が思い描くキャリアプランと、自社の仕事環境がマッチしているかも確認したいポイントです。
入社した後に、思い描いていたものと違うため早期に離職してしまうケースは防がなければいけません。
応募企業の強みを明確にし、なぜその企業でなければいけないのかを志望動機に取り入れましょう。
自分自身の具体的なエピソードを交えて話すと、他の応募者との差別化を図れます。
今回の記事では、面接でよく聞かれる質問に対する回答例を紹介しています。
特に逆質問には注意が必要であり、自分自身の熱意をアピールする場と捉えて積極的に質問をするよう心がけましょう。
シチュエーション別の志望動機のポイントや、面接の場で効果的にアピールする方法も解説
しているため、これから転職を考えている方は参考にしてみてください。
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