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介護職の転職面接で聞かれる質問とは?面接対策と効果的な回答のポイントを解説!

介護職の転職面接で聞かれる質問とは?面接対策と効果的な回答のポイントを解説!

目次
  1. はじめに
  2. 介護職の面接官が見ているポイント
  3. 介護職の転職面接で質問の流れ
  4. 介護職の転職面接でよくされる質問と回答のポイント
  5. 介護職の転職面接の質問対策のポイント
  6. 介護職の転職面接で注意するべき基本マナー
  7. 自分にマッチした職場を探すポイント
  8. 介護職の転職面接の質問に関するQ&A
  9. まとめ:介護職の転職面接の質問対策は?

はじめに

介護職への転職面接では、ほかの業界以上に人柄や思いが重視されます。

とくに介護は「人と人が向き合う仕事」なので、単なるスキルや資格の有無だけではなく、実際に利用者さんとどう関わるか、周囲とどう協力できるかが問われます。

面接官が知りたいのは「現場で活躍できる人材かどうか」という点なのです。

また、介護の面接は簡単に答えられる質問ばかりではなく、少し難しいと感じるものもあります。

志望動機や転職理由を深掘りされることもあれば、これまでの経験や価値観を聞かれることもあるでしょう。

ですが、事前に準備をしておけば落ち着いて答えることができます。

そして、受ける法人や業態ごとに異なる回答方法を用意しておくこともポイントです。

介護の現場は訪問介護・デイサービス・施設など、働く場所によって雰囲気や求められる力が大きく変わります。

本記事では、介護職の転職面接でよく受ける質問とその意図、さらに回答のコツについて解説します。

これから介護職を目指す方や、面接に自信を持ちたい方にとって役立ちとなる内容をまとめているので、ぜひ最後までお読みください。

介護職の面接官が見ているポイント

介護職の転職面接では、スキルや経験だけでなく人柄や姿勢が重要視されます。

なぜなら、介護の仕事は「人」を相手にするため、安心して任せられる人かどうかを見極める必要があるからです。

面接官は利用者に寄り添える思いやりや、チームで働く協調性、そしてこの業界で長く続ける意思を持っているかをしっかり確認しています。

ここからは、面接官が特に注目しているポイントを具体的に解説します。

思いやり

介護職の仕事で欠かせないのが思いやりの心を持っていることです。

利用者一人ひとりは、年齢や体調、生活スタイルが異なります。

そこで大切なのは、相手の気持ちを理解しようとする姿勢です。

たとえば、歩くのが遅い高齢者に対して無理に早く歩かせようとするのではなく、相手のペースに合わせて歩行をサポートすることです。

こうした思いやりの積み重ねで、介護の仕事は成り立ちます。

面接官は、あなたが利用者の立場になって考えられるかどうかを見ています。

「自分の家族のように接したい」「利用者が安心できる環境を作りたい」といった気持ちが言葉に出ていれば、十分に伝わるでしょう。

逆に、自分の効率ばかりを重視する発言や態度はマイナス評価になりがちです。

思いやりは、経験の有無に関わらず示せる部分です。

未経験でも、「人の役に立ちたい」という気持ちをしっかり言葉にしてアプローチしましょう。

真剣な気持ちで伝えれば、あなたの熱意が伝わるはずです。

協調性

介護の現場は、一人で完結する仕事ではありません。

生活相談員や栄養士、リハビリ職員など、さまざまな職種の人と協力しながら働く環境です。

そのため、協調性があるかどうかは面接官にとって重要なチェックポイントです。

協調性とは、ただ周囲に合わせることではありません。

自分の意見を持ちながらも、他人の意見を尊重し、状況に応じて柔軟に動ける姿勢のことです。

たとえば、忙しい時間帯に他の職員を手伝tたり、困っている同僚に声をかけるといった小さな行動が評価されます。

面接では「チームで働くときに心がけていること」や「前職で協力しながら仕事を進めた経験」を聞かれることもあります。

ここで、自分が周囲とどう協力して働いてきたかを具体的に話せると、説得力が増します。

介護は利用者だけでなく、スタッフ同士の関係も大切にしてこそ成り立つ仕事なのです。

介護職への本気度

介護業界は人手不足が続いており、未経験や経験が浅い人も採用されやすい状況にあります。

そのため、面接官は「この人が本当に介護職で長く働く意思があるのか」をしっかり見ています。

短期間で辞められてしまうと、利用者や施設にとって大きな負担になるからです。

そのため、面接官は応募者の「介護職への本気度」を重視します。

たとえば、「なぜ介護職を希望したのか」「長く続けるためにどんな工夫を考えているか」といった質問で、その熱意を確かめることがあります。

ここで重要なのは、単に「働きたいから」ではなく、「人の役に立ちたい」「高齢者の生活を支えたい」という明確な理由を伝えることです。

また、採用側は条件ばかりを優先する人には慎重になります。

条件は大切ですが、介護職としてのやりがいを大事にしているかどうかも見られます。

熱意をしっかり伝えることで、「この人なら信頼できる」と思ってもらえるでしょう。

責任感

介護職は、利用者の命や生活に直接関わる仕事です。

そのため、責任感を持って働けるかどうかは非常に重要です。

食事の介助や服薬のサポート、入浴や移動の手伝いなど、どれも小さな気のゆるみが大きな事故につながる可能性があります。

そのため、面接官は、責任を理解し慎重に行動できる人かどうかを見極めています。

責任感とは「失敗をしないこと」ではなく、「失敗を防ぐために工夫できる姿勢」のことです。

たとえば、確認を怠らない、分からないことは必ず相談するなど、基本的な行動が大切になります。

面接で「仕事を任されたとき、どのように責任を持って取り組むか」と聞かれることもあります。

ここで、自分なりのエピソードを交えて答えられると良い印象を与えられます。

責任感を持つ姿勢は、経験の有無に関係なく示せるものです。

介護の現場では、この意識が信頼につながります。

介護職の転職面接で質問の流れ

介護職の転職面接で成功率を上げるためには、まずは面接の流れを掴んだ上で対策をしましょう。

質問内容は施設や職種に応じて微妙に異なりますが、基礎的な流れとしては、下記6つが挙げられます。

  1. アイスブレイク
  2. 自己紹介
  3. 経験・実績・スキル
  4. 転職を考えている理由
  5. 志望動機
  6. その他(専門知識や時事ネタなど)
  7. 逆質問

まずはこれらを押さえておき、適切な回答ができるように準備しておきましょう。

1.アイスブレイク

介護職の転職面接では、いきなり本題に入るのではなく、まず「アイスブレイク」と呼ばれる会話から始まることがよくあります。

アイスブレイクは、応募者と面接官の緊張をほぐし、自然な雰囲気を作る効果があります。

特に介護の現場では、人と人との関わりがとても大切になります。

そのため、面接官も「どんな人柄か」「落ち着いて会話できるか」といった部分を、最初のきっかけから見ていることが多いのです。

面接での質問といっても、内容は至ってシンプルです。

「今日は無事に会場まで来られましたか?」「今日寒かったですね」など、日常的で答えやすい内容がほとんどです。

これらは選考に直接影響することはほとんどなく、会話を通じて場を和ませるためのものです。

ただし、ここでの受け答えがまったく適当すぎたり、そっけない返事をするのはNGです。

「会話が続けにくい人」「利用者とのコミュニケーションに不安がある人」といった印象を持たれる可能性もあります。

介護の仕事では、相手の言葉に耳を傾け、柔らかい対応をする力が求められるため、最初のやり取りでも安心感を持たれることが大切です。

大事なのは、面接官が投げてくれた「きっかけ」を丁寧に受け止めることです。

無理に話を広げなくても構いませんが、笑顔で返事をし、会話を少しふくらませるだけでも印象は良くなります。

たとえば「今日は寒いですね」と言われたら「そうですね、電車の中も少し混んでいて大変でした」といった返し方で十分です。

アイスブレイクはあくまでリラックスの時間です。

肩の力を抜きながらも、介護職にふさわしい人柄を感じてもらえるよう、明るく素直な受け答えを意識しましょう。

2.自己紹介

介護職の面接では、アイスブレイクの後に自己紹介を求められることが多いです。

ここで大切なのは、履歴書や職務経歴書に沿って分かりやすく話すことです。

基本的には、名前、年齢、住まい、現職の内容などが基本です。

さらに、介護職へ転職したい理由を簡潔に添えると良い印象を与えられます。

自己紹介は自己PRの場でもありますが、長すぎると冗長になり、短すぎると熱意が伝わりません。

そのため、1~3分程度に収めるのが望ましいです。

特に介護職では「人に寄り添う姿勢」や「責任感」が重視されるため、自分の経験や考え方の中からそれらを感じてもらえるエピソードを短く伝えると効果的です。

また、ここで全てを話そうとせず、あくまで自己紹介は「入り口」と考えましょう。

実績や志望動機は後の質問で深掘りされることが多いので、聞かれた時に答えられるよう準備しておくことが大切です。

端的で分かりやすい自己紹介は、面接官に良い印象を残し、次の質問にもスムーズにつなげることができます。

3.経験・実績・スキル

自己紹介のあとは、これまでの経験や実績、持っているスキルや資格について質問されるのが一般的です。

履歴書や職務経歴書に書いた内容をもとに面接官がさらに深掘りしてくるため、どんな取り組みをしてきたかを自分の言葉で具体的に話せるよう準備しておきましょう。

たとえば介護職経験者の場合、前職で利用者さんの安全を守るために工夫したことや、企画して成功したイベントなど、実際のエピソードを交えて答えると説得力が増します。

単に「経験があります」と伝えるだけでは弱いため、「その経験を新しい職場でどう活かせるか」までつなげると、面接官に「この人は現場で活躍できそうだ」と思ってもらいやすくなります。

未経験者の場合は、介護職に役立つ経験を伝えると良いでしょう。

たとえば、思いやりや視野の広さをアピールするなら、接客や人の対応で工夫していたことを伝えるのがおすすめです。

また、資格や研修の受講歴も忘れずに伝えましょう。

資格がなくても、これまでの努力や取り組みの姿勢を見せることで評価につながる場合もあります。

事前に自分の経験や実績を整理し、面接官からの質問にスムーズに答えられるようにしておくことが、介護職の面接を成功させるカギになります。

4. 転職を考えている理由

中途採用面接で必ず聞かれる質問が、転職のきっかけや理由についてです。

面接官は、この答えから応募者の本気度や意欲を見極めています。

ここでは退職理由ではなく、あくまで転職の”きっかけ”となるポジティブな理由を伝えましょう。

単に「人間関係がつらかった」「待遇に不満があった」といった答えでは、すぐに辞めてしまうのではないかと不安に思われる可能性があります。

そのため、転職のきっかけがいかに前向きかを伝える必要があります。

たとえば「これまでの経験を活かして、さらに専門性を高めたい」「利用者様に寄り添える環境で働きたい」など、前向きな理由であれば信頼感を与えやすくなります。

特に介護職では「社会に貢献したい」「家族の介護をきっかけに関心を持った」などの動機も自然です。

実体験を交えつつ話すと説得力が増すでしょう。

面接官が知りたいのは「この人は介護の仕事に長く取り組んでくれるか」「前職で学んだことを次にどう活かすか」です。

ですので、ネガティブな言葉は避け、未来につながる内容に言い換えることが成功のポイントと言えます。

5.志望動機

志望動機についても、介護職の転職面接ではほぼ100%質問されます。

たとえば「なぜ介護職を選んだのですか?」「なぜ弊社に応募したのですか?」といった質問が代表的です。

これは単なる興味本位ではなく、面接官の「この人は長く働いてくれるだろうか」「熱意をもって利用者さんと向き合ってくれるだろうか」といった気持ちが隠れています。

ここで大切なのは「数ある福祉系法人の中から、なぜこの企業を選んだのか」をしっかり示すことです。

介護職に就きたい気持ちがあっても、どの会社でもいいという答え方では熱意が伝わりません。

企業の理念やサービスの特徴、施設の雰囲気などを事前に調べ、自分の経験や考え方とどう結びつくのかを整理しておきましょう。

また、志望動機は単なる気持ちの表明ではなく「この人なら活躍できそうだ」と思わせるための重要なポイントです。

受かるためには「自分の強みが介護の現場でどのように役立つのか」を具体的に話すことが効果的です。

たとえば「前職で培ったチームワーク力を活かして職員同士の連携に貢献したい」など、相手が納得できる形で表現すると良いでしょう。

志望動機は面接全体の印象を大きく左右します。

介護職を選んだ理由と、その会社を選んだ理由をわかりやすく伝えることで、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性が高まります。

6.その他

介護職の転職面接では、一般的な志望動機や経歴以外にも専門的な質問が出ることがあります。

その一つがニュースや時事ネタに関する話題です。

介護業界は社会全体の変化と深くつながっているため、最新の介護制度の改正や高齢化社会に関する動きなどを聞かれることがあります。

特に経験者の場合は、現場の知識に加えて、こうした社会的なテーマをどう理解しているかを試されることが多いのです。

たとえば、「認知症ケアで大切にしていることは?」や「介護報酬改定についてどう思うか?」など、少し難しいテーマが投げかけられる場合があります。

答えられないと不安になりますが、事前に業界の動きについてニュースや業界誌を網羅しておけばある程度は回答できるので、抜かりなくチェックしておきましょう。

大切なのは、完璧な答えを出すことではなく、「学ぶ姿勢」や「自分なりの考え」をしっかり伝えることです。

面接官は知識の正確さだけではなく、柔軟に考え、利用者や職場にどう役立てるかを見ています。

普段から介護に関するニュースを意識的に取り入れることが、面接での自信につながります。

7.逆質問

面接の最後には、「何か質問はありますか?」と聞かれることが多くあります。

これが、いわゆる逆質問の時間です。

ここでは単なる形式として聞いているのではなく、応募者がどれだけ熱意を持っているかを把握する意図があります。

介護の仕事は人との関わりが中心なので、「この職場で長く働きたい」という前向きな気持ちを伝える逆質問が効果的です。

準備のコツは、3〜5つ程度の質問をあらかじめ用意しておくことです。

その際、企業HPや求人票にすでに書かれている内容は避けましょう。

たとえば「研修制度の具体的な内容」や「現場で大切にしているケアの考え方」、「チームワークを意識している取り組み」などは良い質問例です。

逆質問を通じて、面接官に「この人は本気でうちの職場に関心を持っている」と思ってもらえれば、印象が大きく変わります。

一方、「特にありません」など逆質問が全くない状態で終えると、意欲が低いと見られてしまう可能性が高いので注意しましょう。

介護職の転職面接シーンでは、これまでの質問の回答内容だけでなく、最後の逆質問も評価の対象です。

自分の熱意と適性をアピールするために、逆質問を有効に活用しましょう。

介護職の転職面接でよくされる質問と回答のポイント

介護職の転職面接の流れを理解したところで、ここからはそれぞれの質問に対する回答例をご紹介します。

前述した通り経歴や経験などの一般的な質問の他に、あなたの性格や人柄に関するパーソナルな面にフォーカスした質問もよくあります。

それぞれどのような形で質問が飛んでくるのか、複数パターンと回答のポイントをご用意したので、ぜひ参考にしてください。

「経歴・経験」についてのよくされる質問と回答のポイント

介護職の転職面接では、あなたの過去の経験や経歴に関する質問を通じて「会社に合っている人柄か」「これまでの経験が役に立つか」を確認しています。

経歴・経験についてのよくされる質問は以下の通りです。

それぞれの回答例とともにチェックしておきましょう。

回答例①「自己紹介をお願いします。」
○○(名前)と申します。

前職では約3年間介護職を務め、基本的な生活支援や健康管理、レクリエーションのサポートなど介護業務全般を担当してきました。

また、3年目は新人スタッフの教育係も担当しました。

御社ではこれまでの経験を活かして、1人1人に寄り添った介護から、将来的にはスタッフの育成・マネジメントまで携わりたいと考えています。』

回答例②「介護職で働いた経験は何年ありますか?」
○○(名前)と申します。

前職では3年間一般事務として、書類の作成・整理や電話対応・来客対応などに従事していました。

また、介護職の経験はありませんが、2年ほど祖母の介護をしてきました。

祖母の介護を通して介護する方々の支えになりたいという想いが高まり、転職を決意しました。

前職で身に付けたコミュニケーション能力と、祖母の介護を通して得た知識を活かして、御社に貢献したいと考えております。

経験や経歴を回答する際のポイントは、次の3つです。

  • 具体的なエピソードを交える
  • 経験や経歴が転職後に活かせることをアピールする
  • 実績や成果がある場合は数字を用いてアピールする
  • 経験・経歴を答える際は、エピソードを交えて話すことで、より具体性と信ぴょう性が増します。

    さらに、その経験から得たものを転職後に活かせることをアピールし、入社後の活躍を想像させるようなポジティブな印象を与えましょう。

    実績や成果が数字で伝えられる場合は、できるだけ定量的に回答すると具体性が増すのでおすすめです。

    「資格やスキル」についてのよくされる質問と回答のポイント

    特に経験者の場合、資格やスキルに関する内容を深掘りして質問されることがほとんどです。

    たとえば、下記のような質問が一般的です。

    回答例①「どんな資格を持っていますか?」
    はい、私は介護福祉士実務者研修の資格を保有しています。

    前職では入社後に取得しましたが、おおよそ〇年間の実務を通して学ぶと同時に、自宅での学習にも力を入れて取得できました。

    資格取得後は、基本的な生活支援や健康管理、レクリエーションのサポートなど介護業務全般を担当してきました。

    特に1人1人に寄り添ったサポートが重要だと考えていて、介護する方々の生活の質の向上に向けて、責任を持って仕事に取り組むように心がけています。

    回答例②「これまでの経歴の中で、介護に役立つご経験はありますか?」
    私は実務経験はありませんが、これまでの接客業で身に付けたコミュニケーションスキルを活かして働きたいです。

    特に「相手の意図を汲みとるコミュニケーション」が私の強みで、お客様の要望のみならず、その背景まで考慮した接客を心がけていました。

    介護の仕事でも、相手の意図を汲みとって1人1人に寄り添えるようなコミュニケーションをしたいと思います。

    経験者の場合、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」などの資格を大々的にアピールしましょう。

    また、何の資格を持っているかだけでなく、その資格を活かした実務経験などがあれば、さらなる評価アップになります。

    未経験からの転職を考えている場合は、コミュニケーションスキルや責任感に強さがアピールできるような内容を、前職のエピソードを交えてアピールするといいでしょう。

    「転職理由」についてのよくされる質問と回答のポイント

    中途採用の面接でほぼ100%聞かれるのが、転職理由についても質問です。

    これらは、経験者・未経験者それぞれで質問の意図が微妙に異なります。

    経験者の場合、「なぜ今の職場で続けないのか」という意図があり、未経験者の場合は「なぜ介護職を目指そうと思ったか」という意図が込められています。

    回答例①「なぜこのタイミングで転職を考えてのですか?」
    転職を考えている理由は、職場までの通勤に片道1時間半かかっているからです。

    以前は通勤時間の長さも承知して働いていたのですが、介護の仕事をしていく中で、さらなるスキルアップをしたいと考えるようになり、通勤の時間を勉強に当てたいと思うようになりました。

    そのため、時間効率を良くしたく、転職を考えました。

    回答例②「なぜ介護職への転職を考えたのですか?」
    以前従事していた一般事務ではコミュニケーションスキルを学ぶことができましたが、お客様から直接感謝を言われる機会がありませんでした。

    前職でのコミュニケーションスキルを活かしながら働きたいと思い、介護職への転職を考えています。

    転職理由についての質問に回答する際は、「ネガティブにならないこと」に気を付けるのがポイントです。

    人によって転職理由はさまざまです。

    「人間関係が合わなかった」「待遇に不満がある」などのネガティブな理由で転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

    しかし、それをそのまま回答してしまうと、面接官には「人間関係はアナタに原因があるのでは?」「なにか不満があるとすぐ離職してしまう人なのでは?」など、マイナスなイメージを与えかねません。

    そのため、転職理由についての質問に回答する際は、「ネガティブな転職理由」を「ポジティブな結論」に変換して伝えるのがポイントです。

    「もっと1人1人に寄り添って働きたい」「もっとスキルを磨ける職場で働きたい」など、未来に目を向けた前向きな回答ができると面接官からの評価も上がりやすいでしょう。

    「志望動機・入社意欲」についてのよくされる質問と回答のポイント

    志望動機はあなたの入社意欲や介護職への本気度を測る重要な指標なので、いかに熱意が込められているかを注意して回答しましょう。

    回答例①「当社を志望する理由は何ですか?」
    御社の「1人1人に寄り添った介護」という企業理念に共感し、応募しました。

    私は組織全体の方向性も大切だと思いますが、御社の理念のように個々にあった100通りのやり方での介護が、これからの社会を良くしていくと考えております。

    1人1人の生活の質を上げるだけでなく、それぞれのニーズに合った柔軟な介護を、御社で実現したいと考えています。

    回答例②「数ある職業の中から、なぜ介護職を選んだのですか?」
    人と関わる仕事に就きたい、誰かの役に立つ仕事をしたいと思い、未経験からではありますが介護職への転職を志望しました。

    そう思ったきっかけは、前職で高齢者に関わる機会が多かったためです。

    接客を通して気さくに会話してくれる方が多く、よく笑顔で「ありがとう」と言ってもらえたことにとてもやりがいを感じました。

    そんな時に介護人材が不足しているというニュースを目にし、私のこの思いをなんとか役立てられないかと感じたのが、介護職に転職をしようと思ったきっかけです。

    御社では基礎から介護のスキル・知識を学び、5年後には介護福祉士の資格を取得したいと考えております。

    志望動機の質問に自信をもって答えることが出来れば、選考に通る確率はグッと高まります。

    いかに熱意が高いかをアピールするためには「具体性」が必要なので、志望動機につながるエピソードも用意しておきましょう。

    さらに、面接の前には業界研究・企業研究をし、理念や働き方に共感していることをアピールできるように準備しておくのが安心です。

    企業の強みや特徴を押さえ、「その企業でなくてはダメな理由」を答えることが、志望度の高さを伝えるポイントです。

    また、未経験の場合は「介護職でなければならない理由」を伝え、介護職で働きたいという意欲をアピールしましょう。

    以下はあくまで一例ですが、未経験から介護職になるための志望動機で使える言葉です。

    未経験の志望動機で使える言葉

    人と関わる仕事が好き

    介護者になりたい、介護職にあこがれがある

    仕事に意義を感じたい

    人や社会に貢献したい

    キャリアアップ・スキルアップしたい

    これに加えて、介護職を目指すきっかけとなったエピソードがあるとベストです。

    「性格や価値観」についてのよくされる質問と回答のポイント

    介護職の転職面接では、性格や価値観といったパーソナルな面を重視して選考する場合も少なくありません。

    たとえば、性格や価値観についてのよくされる質問は以下の通りです。

    回答例①「あなたは友人からどのような人だと言われますか?」
    私は会話で聞き役に徹することが多く、友人や家族に「聞き上手」だと言われます。

    何気ない会話を覚えていることが多いらしく、「○○が好きだったよね?」と言うと「そんな細かいことまで覚えてくれてるのはあなただけだよ!ありがとう!」と感謝されることがあります。

    ただ、聞き役に徹するが故に自分の意見を言いそびれることがあるのが短所でもあります。

    強みを活かして、介護職では1人1人の小さな要望に耳を傾け、細やかなコミュニケーションを心がけたいと思います。

    性格や価値観についての質問は、主観的ではなく客観的な回答をしましょう。

    なぜなら、主観的な意見よりも客観的な意見のほうが説得力があるためです。

    客観的な回答をするためには、自己分析をする必要があります。

    自分自身の得意/不得意、好き嫌い、大切にしている価値観などを分析し、家族や仲の良い友人の意見も取り入れ、客観的な視点で自己分析をしていきましょう。

    回答例②「これまでに挫折した経験を教えてください」
    私は前職でアパレルスタッフとして従事しておりましたが、一度だけ大きなミスをしてしまったことがあります。

    具体的にお伝えすると、お恥ずかしい話なのですがセール品を正規価格で販売してしまったことです。

    当然ながら後日お客様からクレームをいただき、そこで発覚しました。

    お客様には返金対応で再来店いただくことにもなり、本当に申し訳ないことをしてしまい、私もかなり落ち込みました。

    しっかり謝罪をしたのと、お詫びのお品をお渡しして解決しましたが、これはかなり大きなダメージでした。

    しかしここで挫折したままではなく、「一度起こったミスは二度と起こさない」と肝に銘じて、それからは店内の全商品の種類と価格を全て性格に把握しておくことを徹底するようになりました。

    基本的に商品の価格は良く変わるので全部把握するのは難しいのですが、私は毎日在庫表と新商品のラインナップを暗記するようになり、徹底的に頭に入れておくようにしました。

    説得力のある回答をするためにはエピソードを交えて話すこともポイントです。

    挫折した経験については、その体験談だけを話して終わるのではなく、それをどう改善したかを話すのがベストです。

    長所や短所、挫折経験など、これらに付随するエピソードは事前に棚卸ししてストーリー設計まで進めておきましょう。

    介護職の転職面接の質問対策のポイント

    介護職の転職面接では、あなたの熱意やポテンシャル、人柄を判断する傾向にあるため、回答の具体性が必要です。

    そのために大切なのが、事前準備です。

    スキルを棚卸したり、企業研究をしているかどうかで印象は大きく変わります。

    質問にスムーズに答えられるように、自分の経歴やスキルを整理しておくこと、今後のキャリアプランを考えておくこと、そして志望先の会社や職種についてきちんと理解しておくことが大切です。

    本章では、そのための具体的な準備方法を解説します。

    自身の経歴やスキルを整理しておく

    介護の面接では、これまでの経験やスキルをどう活かせるかを聞かれることが多いです。

    経験者であれば、どんな施設で働いてきたのか、どんな利用者さんのケアを担当したのかを具体的に整理しておくと良いでしょう。

    例えば「特養で夜勤経験がある」「認知症ケアに携わったことがある」といった内容は面接官に伝わりやすいです。

    未経験の方は、介護職に役立ちそうな経歴やスキルを棚卸しておきましょう。

    介護職では「人と接する力」や「丁寧に対応できる力」なども強みになります。

    接客や営業の経験がある人は「コミュニケーション力」、子育てや家族の介護をした経験がある人は「気配り・体力」といった部分をアピールできるでしょう。

    大切なのは、これまでの経験をただ並べるのではなく「介護にどう活かせるか」という視点で話せるよう準備しておくことです。

    自己分析をしておく

    介護職への転職面接をする前には、自己分析を済ませておきましょう。

    自己分析といっても、「曖昧でどうすればいいかわからない」「どう進めればいいのかわからない」と悩んでいる方も多いと思います。

    自己分析は、自分自身の「得意なこと」「好きなこと」「大切にしたいこと」の3つの軸で考えるとやりやすいです。

    この3つの観点で自己分析をすれば、面接でのよくある質問にも答えやすくなります。

    例えば、「なぜ介護職になりたいのですか?」という質問にも、自己分析をしていれば「人のお世話をするのが得意で」「人と接するのが好きで」「誰かの役に立つ仕事がしたいから。」と、自己分析の結果を話すだけで説得力のある回答ができます。

    他にも、「入社したらどうなりたいか?」「どんなキャリアを考えているか?」といった質問も、「好きな○○の業務がしたい」「△△を大切にしているのでこんなキャリアを歩みたい」と、自然に回答できます。

    また、自己分析をすることで、予期していない質問にも一貫性をもって答えられるので、自信をもって面接を進められるでしょう。

    キャリアプランを用意しておく

    面接では「これまで何をしてきたか」だけでなく、「これからどうなりたいか」も重要なポイントです。

    ここで役立つのがキャリアプランです。

    将来の目標を持っている人は「長く働いてくれる」という安心感を与えることができます。

    例えば「まずは介護職員として経験を積み、将来的には介護福祉士を目指したい」「現場で経験を積んだ後に、リーダーとしてスタッフをまとめる立場になりたい」といった前向きなビジョンを伝えると、面接官に良い印象を与えられます。

    特に未経験者の場合は「資格取得に挑戦したい」といった学ぶ姿勢を見せることが効果的です。

    キャリアプランは長期的なものでなくても構いません。

    大切なのは「この仕事を続けていく意欲がある」と示すことです。

    志望する会社・職種について調べておく

    志望動機を答えるときに最も重要なのが「応募先についてきちんと理解しているか」です。

    施設の特徴や理念を知らずに答えてしまうと、どうしても一般的な内容になってしまいます。

    すると「本当にうちで働きたいのかな?」と面接官に疑問を持たれてしまうこともあります。

    事前に調べるべき内容は、施設の理念・サービス内容・利用者の特徴などです。

    例えば「この施設はリハビリに力を入れている」「地域密着型で在宅介護の支援にも取り組んでいる」といった情報を踏まえれば、より具体的な志望動機が作れます。

    また、職種ごとの違いについても理解しておくと安心です。

    訪問介護と特別養護老人ホームでは業務内容も求められるスキルも異なります。

    そのため「なぜその職種を選んだのか」を説明できるよう準備しておくと、説得力が増します。

    介護職の転職面接で注意するべき基本マナー

    介護職の面接では、志望動機や経歴だけでなく「基本的なマナー」が見られています。

    特に介護の仕事は人と接する時間が長く、清潔感や丁寧な対応が求められる職種です。

    また、面接官は、面接の態度から「利用者に接する時の姿勢」をイメージすることもあります。

    そのため、服装や髪型、言葉遣い、立ち居振る舞いなど、細かい部分まで意識することが大切です。

    本章では、介護職の転職面接で押さえておくべき基本マナーを具体的に解説します。

    持ち物を確認する

    一般的に、面接に必要な持ち物は以下の通りです。

    履歴書・職務経歴書
    筆記用具
    スケジュール帳
    スマートフォン・携帯電話
    腕時計
    交通費
    ハンカチ・ティッシュ
    カバン

    当日になって「証明写真を貼ってない」「記載漏れがある」などのトラブルがないように、履歴書や職務経歴書は2日前には用意しておきましょう。

    また、履歴書や職務経歴書は折らずに入る角A4や角2の封筒に入れて持参するのがマナーです。

    他にも、今後の予定をメモするためのスケジュール帳や筆記用具、面接会場にたどり着くためのスマホ・携帯電話、交通費などは必須です。

    他にも、企業によっては身分証明書や印鑑の持参を求められる場合もあるので、気になる場合は事前に面接当日の持ち物を確認しておきましょう。

    転職面接にふさわしい服装・髪型にする

    介護職の面接でまず大切にされるのが「見た目の清潔感」です。

    介護の現場では利用者と近い距離で接するため、だらしない服装や整っていない髪型は不安を与えてしまいます。

    さらに、長い髪や派手なアクセサリーは介護業務の際に危険につながることもあります。

    そのため、服装や髪型は清潔でシンプルなものを選びましょう。

    男性であれば、スーツまたは落ち着いたジャケットとシャツの組み合わせが基本です。

    髪は短めに整え、無精ひげは避けてください。

    女性の場合は、派手な色や露出の多い服は避け、落ち着いた色のスーツやブラウスが好ましいです。

    髪はまとめて清潔感を出すことを意識しましょう。

    また、香水や強い匂いの整髪料も利用者に不快感を与える可能性があるため控えるのが無難です。

    面接官は「この人が実際に現場に立ったとき、利用者やご家族にどんな印象を与えるか」を重視しています。

    服装や髪型はその第一歩になるので、迷ったら「清潔感があるかどうか」を基準に選ぶと安心です。

    時間に余裕をもって行動する

    転職面接の当日は、時間に余裕をもって行動しましょう。

    面接会場への到着は遅すぎても早すぎても相手に迷惑をかけてしまうので、約10分前が理想です。

    もし早く着きすぎてしまった場合は、近くのカフェなどで面接対策をしたり、リラックスして緊張をほぐしたりしながら時間をつぶすといいでしょう。

    また、もしも遅刻をしてしまいそうな場合は早めに面接官に連絡し、遅れる旨を連絡しましょう。

    遅刻をしたからと言って必ずしも落とされるわけではないので、誠意をもって落ち着いて対応することが大切です。

    面接のマナーを確認しておく

    面接のマナーは、介護職に限らずどの仕事でも重要ですが、介護職の場合は特に「礼儀正しさ」と「思いやりの姿勢」を重視されます。

    面接は単に質問に答える場ではなく、自分の人柄や誠実さを伝える場でもあります。

    そのため、あいさつや姿勢、言葉遣いといった基本をおろそかにしないようにしましょう。

    面接会場に入るときは、ノックをしてから元気よくあいさつをします。

    イスに座る前には「失礼します」と一言添えると好印象です。

    面接中は猫背にならず、背筋を伸ばして相手の目を見て話すことを心がけましょう。

    また、言葉遣いは敬語を意識しますが、無理にかしこまりすぎてぎこちなくなる必要はありません。

    「よろしくお願いいたします」「ありがとうございます」といった基本的な言葉を丁寧に伝えるだけで十分です。

    さらに、質問に答えるときは結論を先に述べ、その後に理由や具体例を加えるとわかりやすい印象を与えられます。

    例えば「志望動機」を聞かれた場合は「介護を通じて利用者さんの生活を支えたいと考えたからです。その理由は〜」という流れで話すと伝わりやすくなります。

    面接官は、応募者の態度から「この人なら利用者や同僚にどう接するか」を想像します。

    だからこそ、形式的なマナーだけでなく、誠実さや気配りを意識した行動が求められるのです。

    自分にマッチした職場を探すポイント

    介護の仕事は、施設ごとに雰囲気や働き方が大きく異なります。

    同じ介護職でも職場環境が企業ごとに異なるため、人間関係や方針が合わずに早期退職してしまう人も少なくありません。

    そのため、自分にマッチした職場を見つけることがとても大切です。

    ここでは、介護職を考えている人が職場選びで意識しておきたいポイントを紹介します。

    SNSや採用サイトをチェックしておく

    最近は多くの介護施設がSNSを運営しており、日々の様子やスタッフの雰囲気を発信しています。

    写真や動画を見ると、スタッフ同士の関係性や利用者との接し方など、文字だけではわからないリアルな情報を知ることができます。

    また、大手法人の採用サイトでは、スタッフのインタビューや施設の理念が掲載されていることも多いです。

    これらを読むことで「この施設で働いたら自分はどう感じるか」をイメージしやすくなります。

    求人票だけを見て決めるのではなく、SNSや採用サイトを合わせて確認することで、ミスマッチを減らすことにつながるのです。

    職場見学や体験入職を活用する

    求人に応募する前に、職場見学ができる施設であれば必ず参加した方が良いです。

    見学では、職員同士のやりとりや利用者への接し方を直接見ることができます。

    これによって、その施設の雰囲気や価値観が自分に合うかどうかを判断できます。

    さらに、体験入職が可能な場合は積極的に利用するのがおすすめです。

    短期間でも実際に働くことで、仕事内容の流れや職場の空気感をリアルに体感できます。

    介護職は「入ってみないとわからない部分」が多いので、見学や体験を通じて不安を解消しておくことが重要です。

    面接での逆質問を有効活用する

    介護職の転職面接では、応募者が質問されることがほとんどですが、最後に「何か質問はありますか?」と逆質問の時間が設けられることがあります。

    この時間を活用することで、入社後の働き方をより具体的にイメージできます。

    たとえば「残業はどのくらいありますか」「研修や資格取得のサポートはありますか」「人員配置はどのようになっていますか」といった質問をすることで、職場の実態を知ることができます。

    こうした逆質問は、応募者にとっても大切な情報収集の機会です。

    入社してから後悔しないために、気になる点は積極的に確認しておくことが、職場選びの成功につながります。

    介護職の転職面接の質問に関するQ&A

    これまで介護職の転職面接における回答例やポイントをご紹介しましたが、「まだまだ知りたいことが山積み」という方も多いのではないでしょうか。

    ここからは、介護職への転職を目指している人がよく感じる疑問を、Q&A形式でご紹介します。

    介護職の転職面接で答えにくい質問が来たら?

    介護職の面接では「退職理由」や「残業が多いことは大丈夫か」といった、少し答えにくい質問をされることがあります。

    これらは多くの場合「足切り」の質問です。

    つまり、ネガティブに答えてしまうと、その時点で不採用につながる可能性がある質問です。

    そのため、できるだけポジティブな答え方を意識することが大切です。

    たとえば退職理由を聞かれた場合、「人間関係が悪かったから」「体力的にきつかったから」と答えてしまうと、マイナスの印象を与えます。

    代わりに「もっと利用者さんとじっくり関われる環境で働きたいと思った」「資格を取得してスキルを高めたい」といった前向きな理由に変換すると、印象が良くなります。

    また「残業は大丈夫ですか?」と聞かれた場合、正直に「難しいです」と答えるのは避けたほうが無難です。

    「体調管理をしつつ、必要な場合はもちろん協力したい」といった答え方をすれば、協調性と責任感を示せます。

    なお、中には「結婚の予定はあるか」「子どもを持つ予定はあるか」など、個人的なことを聞いてくる面接官もいます。

    これらは本来、面接で聞いてはいけないNG質問です。

    そのような質問をされた場合は、相手の会社自体に問題がある可能性があります。

    無理に答えず、冷静に「この職場は本当に自分に合うのか」と見極める目を持つことも大切です。

    介護職の職種ごとに難易度はある?

    介護職とひと口に言っても、仕事内容はさまざまです。

    そのため、面接での質問内容や難易度も職種ごとに変わってきます。

    まず、介護士(介護スタッフ)の場合、利用者さんと直接関わることが中心になります。

    そのため、面接では「体力面は大丈夫か」「利用者さんとの信頼関係をどう築くか」といった質問がよく出ます。

    介護士は未経験から挑戦する人も多いので、経験よりも人柄ややる気を重視される傾向があります。

    生活相談員の場合は、施設と利用者の家族、そして行政との間をつなぐ役割を担います。

    そのため、コミュニケーション力や調整力が求められます。

    面接では「家族と意見がぶつかったときどう対応するか」など、具体的なケーススタディ的な質問がされることもあります。

    難易度はやや高めです。

    ケアマネジャーは、利用者ごとにケアプランを作成する専門職です。

    そのため、資格や経験が必須であり、面接でも「過去に作成したケアプランの工夫」「医師や看護師との連携経験」といった、実務に直結する質問が出やすいです。

    難易度は高いですが、その分やりがいも大きい職種です。

    このように、介護職は職種ごとに面接の傾向が大きく異なります。

    自分が応募する職種の役割を理解し、それに合った受け答えを用意しておくことが面接突破のポイントです。

    無資格未経験でも介護職に転職できる?

    介護職は「資格がないと働けない」と思われがちですが、実際には無資格・未経験からの転職も可能です。

    介護業界は慢性的な人手不足で、未経験者を積極的に採用する施設が増えているからです。

    最初は資格がなくても、入職後に研修を受けたり、資格取得をサポートしてくれる制度を用意している職場も少なくありません。

    たとえば「介護職員初任者研修」や「実務者研修」などは、働きながら受講できるケースもあり、費用を負担してくれる法人もあります。

    そのため、未経験からスタートしても、将来的には国家資格である「介護福祉士」を目指すことが可能です。

    もちろん未経験である以上、面接では「なぜ介護の仕事を選んだのか」「続けていける理由は何か」を必ず問われます。

    ここで大切なのは「安定しているから」など表面的な理由ではなく、「人の役に立ちたい」「高齢者に安心を届けたい」といった気持ちを伝えることです。

    人柄や意欲を重視する介護業界では、この点が合否を左右することも少なくありません。

    未経験からの転職は不安もあるかもしれませんが、今の介護業界は新しい人材を歓迎する環境が整っています。

    そのため、しっかり準備すれば十分にチャンスがあるのです。

    介護職はどんな人に向いている?

    介護職は以下の特徴がある人に向いています。

    人と関わる仕事が好き
    介護者になりたい、介護職にあこがれがある
    仕事に意義を感じたい
    人や社会に貢献したい
    キャリアアップ・スキルアップしたい

    これらの特徴に当てはまる人は、介護職への転職に向いている可能性が高いでしょう。

    上記は、介護職を募集している企業が求める人物像でもあるため、面接の際には積極的にアピールするのがおすすめです。

    まとめ:介護職の転職面接の質問対策は?

    介護職の転職面接では、あなたの人柄や介護に対する熱意が問われます。

    思いやりや協調性、責任感はもちろんですが、介護の仕事を続けたいという気持ちが伝わることも大切です。

    面接は自己紹介や志望動機など一般的な質問が中心ですが、それらの質問で一貫して自分の強みをアピールし続けましょう。

    また、逆質問の時間を活用して、職場の雰囲気や働き方を確認すれば「ここで働きたい」という意欲も示せます。

    質問対策としては、まず自分の経験やスキルを整理することから始まります。

    さらに、自己分析や業界研究・企業研究なども欠かせません。

    介護の転職面接は特別に難しいものではありません。

    事前に準備をしておけば、自然に自分の思いを伝えることができます。

    質問への答え方を工夫しつつ、自分に合った職場を選ぶ姿勢を持つことが、納得のいく転職につながるのです。

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