保育士から異業種への転職はアリ?おすすめ業界&転職成功へのステップを解説
「もう保育の仕事は続けたくない」「転職したいけれど、保育士からの転職は厳しいのでは?」と悩んでいる方は少なくありません。
保育士の仕事はやりがいがある一方で、体力的・精神的な負担が大きく、労働環境や給与面に不満を感じる人も多いでしょう。
そのため、「違う業界にチャレンジしたい」「もっと自分に合った働き方をしたい」と考えるのは自然なことです。
しかし、保育士の経験をどのように活かせるのか分からず、転職に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、保育士からの転職におすすめの業種や、転職を成功させるためのポイントについて詳しく解説します。
保育士として培ったスキルを活かせる仕事は意外と多く、選択肢は決して狭くありません。
転職を前向きに考えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
保育士からの転職でおすすめの業種7選
保育士は他の業界で役立つスキルが多くあるため、転職先としておすすめの業種は豊富です。
特におすすめなのが、以下の7つの業種。
- 一般事務
- 営業
- 接客業
- 介護
- IT関連
それぞれどのようなスキルが活かせるのかも含めて、詳しくみていきましょう。
一般事務
保育士から一般事務へ転職する人は多く、保育の現場で培ったスキルを活かせる場面も多くあります。
特にコミュニケーション能力は大きな強みになります。
保育士は保護者や同僚と連携をとりながら業務を進めるため、相手にわかりやすく伝える力や「報・連・相」の習慣が身についています。
これらは事務職でも必須のスキルです。
また、マルチタスク能力も活かせます。
保育士は子どもの世話をしながら書類作成や行事の準備をするなど、複数の業務を同時にこなす経験が豊富です。
事務職でも、電話対応をしながら資料作成をするなど、効率的な業務処理が求められるため、この能力は役立ちます。
一般事務の仕事内容は、データ入力、書類作成、電話・メール対応、備品管理など多岐にわたります。
保育士時代の経験を活かしながら、基本的なパソコンスキルを習得すれば、スムーズに業務をこなせるでしょう。
未経験からでも挑戦しやすい職種なので、保育の現場を離れて新たなキャリアを築きたい人におすすめです。
営業職
保育士の仕事を通して身に付くコミュニケーション能力は、営業職において非常に重要です。
保護者対応や同僚との連携を通じて、相手の話をしっかり聞き、分かりやすく伝えるスキルを身につけてこられたのではないでしょうか。
このスキルは、顧客との信頼関係を築く営業の仕事に役立ちます。
また、臨機応変な対応力も強みになります。
保育の現場では、予想外のトラブルや子どもたちの急な対応が求められることが多いため、冷静に対処する力が養われています。
営業でも、顧客の要望や市場の変化に柔軟に対応することが求められるため、この経験は大きな武器となるでしょう。
営業職の主な仕事内容は、顧客への提案、商談、契約の締結、アフターフォローなどです。
未経験からの挑戦でも、保育士時代のスキルを活かしながら活躍できるチャンスは十分にあります。
人と接する仕事が好きな方にとって、やりがいを感じられる職種といえるでしょう。
学童スタッフ
保育士から学童スタッフへの転職は、これまでの経験を活かしやすいため、子どもと関わる仕事を続けたい人におすすめです。
学童スタッフの主な仕事内容は、主に小学生を対象にした生活や遊びのサポートが中心。
さらに、宿題の見守りや学童にいる間の安全管理、保護者対応など多岐に渡ります。
保育士として培った、子どもの成長を支える力や安全管理に対する知識は、学童の現場でも大いに役立つでしょう。
また、保育士の仕事では子ども一人ひとりの個性を理解し、それに合わせて対応をする力が養われます。
学童でも子どもたちの気持ちをくみ取りながら関わることが求められるため、保育士経験は大きな強みになるでしょう。
学童では小学生を対象とするため、保育園とは関わり方や指導方法が変わりますが、子どもとの接し方を学んできた保育士なら適応しやすいはずです。
子どもたちの成長を見守りながら、やりがいをもって働ける環境といえます。
子供服ブランドの販売員
子供服ブランドでの販売スタッフの主な仕事内容は、接客・レジ対応・商品管理・ディスプレイ作成などが中心。
一般的なアパレル販売員と変わりありません。
ただし、子供服売り場では親子連れのお客様が多いため、保育士として培ったコミュニケーション能力が大いに役立ちます。
保護者と子どもの気持ちに寄り添いながら接客できるため、お客様からの信頼を得やすいでしょう。
また、子どもの年齢や成長に応じたアドバイスができることも強みです。
保育士としての知識を活かし、「この年齢なら動きやすい素材がいい」「このサイズ感がちょうどいい」といった提案ができるため、お客様の満足度を高めることができます。
さらに、子どもとの接し方に慣れている保育士は、店内でぐずる子どもへの対応や、楽しい雰囲気づくりが得意なのもメリットです。
保育士経験を活かしながら、人と接する仕事を続けたい方にとって、やりがいのある職種といえるでしょう。
テーマパークスタッフ
テーマパークのスタッフの主な仕事内容は、接客・アトラクションの運営・ショーやイベントのサポート・園内の案内など多岐にわたります。
特に、家族連れのお客様が多いため、保育士として培ったコミュニケーション能力が大いに活かせるでしょう。
保育士は子どもとの接し方に慣れているため、楽しませる工夫や安全への配慮が自然にでき、保護者からの信頼も得やすいのもポイントです。
また、臨機応変な対応力も強みになります。
テーマパークでは、天候の変化や混雑状況によって業務内容が変わることも多く、予測できない状況に対応する力が求められます。
保育の現場で培った柔軟性やトラブル対応力は、テーマパークの仕事でも役立ちます。
さらに、笑顔で楽しい空間を作る力も活かせます。
保育士は子どもたちを楽しませる工夫を日々行っているため、テーマパークの雰囲気づくりに貢献できるでしょう。
人を喜ばせる仕事が好きな方にとって、やりがいのある職場です。
介護スタッフ
介護士の主な仕事内容は、食事・入浴・排せつの介助、レクリエーションの実施、利用者とのコミュニケーション、生活支援などです。
対応する相手の年齢層はだいぶ変わりますが、保育士として培った相手に寄り添う力やコミュニケーション能力は、介護の現場でも大いに役立つでしょう。
利用者一人ひとりの状態を理解し、その人に合った接し方ができる点は、保育士経験者の強みといえます。
また、体力や忍耐力の高さが活かせるのもメリットです。
保育士は子どもを抱っこしたり、動き回ったりすることが多いので、体を使う仕事に慣れているのではないでしょうか。
介護士も身体的な負担がある仕事ですが、すでに体力がある保育士経験者なら適応しやすいでしょう。
さらに、安全管理や危機対応のスキルも共通しています。
転倒や誤飲を防ぐ保育の視点は、高齢者の事故を防ぐ上でも役立ちます。
人を支え、笑顔を増やす仕事がしたい人にとって、介護士はやりがいのある職業です。
IT関連
保育士からIT企業への転職は一見すると共通点がないように思えますが、実は未経験からでも挑戦しやすいためおすすめです。
保育とは違うフィールドで、新たなスキルを身につけながらキャリアを築きたい人におすすめです。
IT企業と一口に言っても、システム開発・Webデザイン・カスタマーサポート・事務職など、さまざまな職種があります。
仕事にはある程度のスキルと知識が必要ですが、未経験から入社を歓迎している企業への転職は人柄で判断してくれます。
特に、コミュニケーション能力やマルチタスク能力は、保育士経験者にとって大きな強みになります。
チームでの協力が求められる職場では、保育士時代に培った報連相のスキルが活かせるでしょう。
また、保育士は子どもの変化を観察しながら柔軟に対応する力を持っています。
この問題解決能力や適応力は、IT業界でも役立ちます。
例えば、カスタマーサポートやプロジェクト管理の仕事では、状況を的確に判断し、素早く対応する力が役に立つでしょう。
ITスキルがない場合でも、パソコンの基本操作やプログラミングを学ぶことで、未経験からの転職が可能です。
リモートワークや柔軟な働き方ができる企業も多いため、新しい環境でスキルを磨きながら働きたい人にぴったりの業界です。
保育士から異業種へ転職する際のメリット
保育士から異業種へ転職をするのはハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、様々なメリットが得られることは事実です。
選択する職業によっては収入が上がる可能性がありますし、スキルの幅が広がってキャリアアップも可能です。
具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しくみてみましょう。
収入が上がる可能性がある
保育士が異業種へ転職する大きなメリットの1つが、収入が上がる可能性があることです。
保育士の給料は、他の職種に比べ、給料が低い傾向にあります。
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収は「460万円」でした。
一方、保育士の平均年収を厚労省の「保育士の平均賃金」でみてみると、およそ326万円程度ということがわかりました。
| 年齢 | 平均年収 |
| 20-24歳 | 315万 |
| 25-29歳 | 359万 |
| 30-34歳 | 369万 |
| 35-39歳 | 395万 |
| 40-44歳 | 436万 |
| 45-49歳 | 418万 |
| 50-54歳 | 416万 |
| 55-59歳 | 410万 |
(引用元:保育士バンク「【2023年最新版】保育士の平均年収はいくら?年齢・経験年数・都道府県別やパート給与まで」より抜粋)
1番平均年収の高い「40-44歳」の保育士の方でも436万と、平均年収と比べると「約22万」ほど低くなっています。
あくまでも参考にはなりますが、保育士の給料は高いとは言えないでしょう。
収入面に不満のある保育士の方にとって、転職は「収入UPのチャンス」と言えます。
新しいスキルや経験を習得できる
また、保育業界から異業種へ転職することで、新しいスキル・経験が習得できることもメリットの1つです。
終身雇用制が衰退している現代日本において、新しいスキルや経験を習得することは必須といえるでしょう。
実際、転職希望者はもちろんのこと、会社員時代に培ったスキル・経験を生かして「フリーランス」という働き方を選ぶ人も増えています。
ランサーズ株式会社の「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、2021年の段階でフリーランス人口は約1,577万人で、調査開始の2015年から約640万人も増加しています。
転職し、新しいスキル・経験を習得することで、働き方の選択肢が増えることは大きなメリットといえるでしょう。
生活リズムが整う
最後にお伝えする保育士の転職のメリットは、生活リズムが整うことです。
「休日保育」や「夜間保育」のある園だと、プライベートの時間の取りづらさに悩む保育士は少なくありません。
生活リズムが不規則な方にとって、転職はワークライフバランスを整える絶好の機会です。
もちろん「残業」や「休日出勤」は、どの業界でも存在します。
しかし、残業の程度や休日出勤の頻度は、会社によって異なるので、企業探しが重要なポイントです。
そのため、転職活動では、自分で企業を探すだけでなく、エージェントも活用してみましょう。
保育士から転職する際のデメリット
保育士から異業種に転職をするのはたくさんのメリットがありますが、注意しておきたいデメリットも押さえておきましょう。
具体的には以下の2つです。
- 希望通りの条件にならない可能性がある
- 転職しても悩みが解決されるわけではやい
これらの注意点がどのようにデメリットに繋がるかについて、詳しくみていきましょう。
希望通りの条件にならない可能性がある
転職しても、自分の希望通りの職場環境にならない可能性があります。
完璧に満足のいく会社・仕事はないし、働いてみないとわからないことも多くあります。
いわゆる「入社前と入社後のギャップ」です。
入社後「思っていたより残業が多かった」「給料が低かった」など、希望通りの環境とならず、後悔する人は少なくありません。
こうした「入社後の条件・待遇面でのギャップの幅」を小さくするために、転職を目的とするのではなく、手段と捉え、活動することが重要です。
転職しても悩みが解決されるわけではない
転職したからと言って、必ず仕事の悩みから解放されるわけではないことは覚えておきましょう。
た、転職先では別のコトで悩まされ「前の職場の方がよかったかも」と、転職を後悔する可能性もあります。
実際、株式会社識学の「転職後の幸福度調査」によると、転職後に「後悔・失敗した」と思った経験がある人は「59.7%」もいます。
転職活動する際は、入社後のこともきちんと考えて、プロと相談しながら行うことが重要です。
保育士からの転職を成功させるためのポイント
保育士からの異業種への転職成功率を上げるためには、転職活動前に事前準備をしておきましょう。
具体的には以下のとおりです。
- 転職理由を明確にする
- 自己分析をする
- スキルの棚卸しをする
- 転職先の条件を明確にする
- 志望動機を明確にする
- 職場見学をさせてもらう
- 多方面から情報を収集する
- 複数の転職エージェントを利用する
それぞれについて、詳しくみていきましょう。
転職理由を明確にする
まず、転職理由を明確にすることです。
転職理由が明確だと企業選びがスムーズに進み、転職理由を言語化する過程で、自分と向き合えるというメリットがあります。
また「転職理由」は、「志望動機」と同じく企業が重要視するポイントです。
選考をスムーズに通過していく上で、転職理由の明確化は避けては通れません。
転職理由を聞かれた際は、すぐに答えられるようにしておきましょう。
自己分析をする
保育士が転職活動をする際、自己分析はとても重要です。
自己分析を行うことで、自分の強みや適性、転職の目的を明確にでき、より自分に合った仕事を選ぶことができます。
例えば、「なぜ保育士を辞めたいのか」「どんな仕事ならやりがいを感じられるのか」を整理することで、転職後のミスマッチを防ぐことができます。
自己分析の方法としては、まず「これまでの経験を振り返る」ことから始まります。
保育士の仕事で楽しかったこと、大変だったことを書き出し、自分が何にやりがいを感じるのかを考えましょう。
次に、「自分の強みを見つける」ことも重要です。
保護者対応で培ったコミュニケーション能力や、子どもを見守る観察力・忍耐力など、他の職種でも活かせるスキルを整理しましょう。
最後に、「転職で重視する条件を明確にする」ことが必要です。
給与、働き方、仕事内容など、自分が何を優先したいのかをはっきりさせることで、理想の転職先を見つけやすくなります。
しっかり自己分析を行い、納得のいく転職を目指しましょう。
スキルの棚卸しをする
効果的な自己PRや志望動機を作成するために、これまで保育士として培ってきたスキルを棚卸ししてみましょう。
まずは自己分析でわかった自分の強みから、得意分野や能力的に長けていることを描き出します。
そして次に、行きたい会社の仕事にどのようなスキルが必要なのかを見つけ出し、自分の持っているスキルとの共通項を見つけます。
転職先で役立つスキルを棚卸ししたら、アピールしたいスキルに優先順位をつけましょう。
自己PR作成や志望動機作成の際には、もっともアピールしたい自分のスキルを強調できるため、効果的な文章にまとまるでしょう。
転職先の条件を明確にする
会社選びに失敗しないよう、転職先に求める条件(労働環境、待遇など)を明確にしておくことも大切です。
次の会社に求める条件を明らかにしておかないと、入社後に思わぬギャップを感じてまた転職を繰り返すハメにもなります。
具体的に明確にしておくべき条件は、下記の通りです。
もちろん自分が理想とする条件をすべてクリアできるような会社はあまりないため、「譲れない条件」をピックアップして優先順位を決めておきましょう。
転職後も長く働き続けるためには、転職先の候補となる企業をきちんと調べ、自分の求める譲れない条件をクリアしているかの見極めが重要です。
志望動機を明確にする
なぜその会社に入りたいと思ったのか?が志望動機です。
数ある会社の中からその会社を選んだ理由を明確にすることで、具体的で熱意のある志望動機が伝えられるようになります。
志望動機は、採用担当者が注視している項目です。
志望動機の内容が具体的であればあるほど、候補者の意欲をはかることができるためです。
具体的な志望動機にまとめるためのコツは、事前にその会社の企業研究を徹底しておくことです。
企業理念に共感する部分を見つけたり、社風や方針に魅力を感じたポイントを見つけたり、とにかく自分がその会社に対して「良い」と思ったところをピックアップしましょう。
そうしてその会社に魅力を感じたことを志望動機として伝えた上で、自分のキャリアプランとどういう共通点があるのかも加えましょう。
職場見学をさせてもらう
続いての転職を成功させるポイントは、職場見学です。
実際に職場にいくことで「雰囲気」がわかるだけでなく、企業側に前向きと捉えてもらえます。
どうしても企業選びで迷った際は、企業側の担当者やエージェントに「職場見学したい旨」を相談してみましょう。
また、職場見学ではなくとも、現場の社員の方との「面談」をお願いするのもおすすめです。
「職場の雰囲気やリアルな内情」を知るには、直接現場の人に聞くのがおすすめです。
長く働くことを考えているのであれば、企業の「悪いところ」も知っておく必要があります。
多方面から情報を収集する
続いての転職を成功させるポイントは、多方面からの情報収集です。
情報収集の手段が少ないと、どうしても偏った情報になってしまいます。
偏った情報だけで転職活動すると、入社後に「思ってた会社じゃない」と後悔してしまうかもしれません。
具体的な情報収集の手段は、以下のとおりです。
- 転職サイト / エージェント
- 口コミサイト
- 現場社員との面談
- 本
しかし、元社員の口コミサイトをみると、悪い口コミも多く、不安に思うかもしれません。
ネットの情報だけに流されず「譲れない条件」を定めておくことが重要です。
複数の転職エージェントを利用する
最後にお伝えする転職を成功させるポイントは、複数の転職エージェントを利用することです。
エージェントによって、精通している業界が異なります。
そのため、1つのエージェントだけに頼ると「得られる情報」や「紹介してもらう会社」に限界が生じます。
また、エージェントとの「相性」も転職成功のカギです。
実際、シンプルに合わない人もいれば、自分たちの利益優先で「内定がもらいやすい企業」ばかり紹介してくるエージェントもいます。
そのため、複数のエージェントを利用し、信頼できる人を見極める必要があります。
保育士からの転職に転職エージェントを利用するメリット
保育士からの転職の際、『転職エージェント』を利用するメリットは以下のとおりです。
- 希望に合う求人が見つかりやすい
- 面談対策をしてくれる
- 条件交渉してくれる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
希望に合う求人が見つかりやすい
転職エージェントを使用することで、希望に合う求人が見つかります。
理由は、転職エージェントに登録した後に担当者との面談があり、経験や知識・興味のある仕事などのカウンセリングが実施されるからです。
プロの目線で、希望の給与や勤務先などの要望をヒアリングしてくれるので転職サイトで求人を探すよりも相性のよい求人が見つかる可能性が高いです。
エージェントの取り扱う求人のなかには、信用できるエージェントにしか情報を公開していない「非公開求人」というものもあります。
非公開求人は、通常公開されている求人よりも条件がよい可能性が高いのでエージェントに登録するメリットは大きいです。
面接対策をしてくれる
転職エージェントを利用すると、求人を見つけてくれるのに加えて採用のために必須な面接の対応もしてくれることもメリットの1つです。
転職エージェントは、数々の求職者を企業に転職させてきた経験があるため、プロ目線で希望の転職先との面接対策を実施してくれます。
企業がどのような人材を求めているか把握していて、その企業に合わせた面接の対応が可能です。
よくある例で、自分では面接の受け答えに自信があったとしても、プロ目線で見ると内容が不足している部分があるなど足りない部分を補ってくれます。
プロ目線で面接対策してくれるのは、とても頼もしいですよね。
条件交渉してくれる
転職エージェントでは、給与や休日の日数、残業時間などの条件を求職者の代わりに企業に交渉するサポートもあります。
また、面接日程の調整も転職エージェントが代行してくれます。
忙しい保育の仕事で転職活動に時間が取れない場合でも、転職エージェントを利用することで効率的に進めることが可能です。
ただし任せっきりにすると話が進んでしまうため、合わない企業の場合ははっきりとご自身の意志を転職エージェントに伝えることもポイントです。
給料や休日の日数などの条件を具体的に転職エージェントに伝えることも大切でしょう。
保育士からの転職でおすすめのエージェント6選
保育士が異業種へ転職をする際は、未経験OKの求人案件を多く保有している転職エージェントの活用がおすすめです。
特におすすめしたいエージェントが、以下の6つです。
- アゲルキャリア
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- DYM転職
- 就職カレッジ
- ハタラクティブ
それぞれの概要や特徴について、順番に詳しくみていきましょう。
1.アゲルキャリア
アゲルキャリアはとくに第二新卒や既卒など、20代の若年層に人気の転職エージェントです。
相談に来る求職者のほとんどが、異業種への転職を希望しているため、保育士から転職をする人にもってこいのエージェントといえます。
扱っている求人案件は中小企業から大手企業まで幅広く、若手を積極的に採用したい企業が豊富です。
また、アゲルキャリアの最大の魅力と言っても良いポイントが、担当のアドバイザーと密接な面談ができることです。
一般的に転職エージェントに登録すると、面談内容は選考対策や求人紹介が中心になることが多くなります。
一方、アゲルキャリアでは、選考対策や求人紹介に加え、現在のキャリアに関する悩みや将来のキャリアプランについても一緒に考え、求職者が納得できるまで面談を実施しています。
また、転職に関する悩みを24時間いつでもチャットで相談することができるので、忙しい方でも自分のペースで転職活動を進めることが可能です。
希望する求人についての相談はもちろん、書類作成や面接対策の相談、キャリアプランに関する相談など幅広い悩みを解決してくれるので、初めて転職をする人におすすめです。
2.マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴は、初めて転職する人に向けて手厚い転職サポートを実施してくれるところです。
転職が初めての方も「転職とはなにか?」を理解しながら転職活動ができます。
また、首都圏だけではなく地方の求人にも強い特徴があります。
マイナビエージェントは、転職が初めての方で地方に転職活動をしたい方にもおすすめの転職エージェントです。
参考:マイナビエージェント
3.リクルートエージェント
リクルートエージェントは、国内最大級の圧倒的な求人数を誇る転職エージェントです。
とにかくたくさんの企業の求人を全国で網羅的に保有しているため、登録しておけば間違いない大手エージェントと言えるでしょう。
また、リクルートエージェントは非公開求人が多いことも特徴です。
公募していない厳選された求人案件なので、あなたにマッチした会社に出会える確率も高まります。
人材業界最大手のリクルート社が提供する転職サービスなので、プロレベルの転職ノウハウで転職アドバイスを受けられるのも特徴。
豊富な求人数の中から自分に本当に合った転職先を選択したい人におすすめのエージェントです。
参考:リクルートエージェント
4.DYM就職
DYM就職は、研修が充実した未経験でも安心できる求人を紹介してくれるエージェントです。
保育士から、未経験のジャンルに手が出しやすい求人を見つけられます。
また、転職までをアドバイザーが二人三脚となりサポートしてくれて、自己分析の補助や面接対策もしっかり実施してくれます。
自分の思いや希望、悩みなど不安なことは包み隠さず話すことで、効率よく転職活動を進めることが可能です。
求人数自体は少ないものの、厳選された優良企業(中小企業が多い)求人を2,500社以上保有しています。
中小企業で働きたい人や未経験の業種に挑戦したい人におすすめのエージェントです。
参考URL:DYM就職
5.就職カレッジ
就職カレッジの特徴としては、就職活動を最初から最後までサポートしてくれるところです。
ビジネスマナーなど社会人としての基礎から徹底的にサポートしてくれます。
- 業界情報
- 企業の選び方
- 企業研究の方法
- 求人への応募方法
- 面接の前準備と対策
経歴に自信のない就活者から選ばれることが多く、2万人以上の就職支援実績があります。
しかし、利用できるのは、34歳までとなっているので、35歳以上の方にはおすすめできません。
そのため、20〜30代で経歴に自信がない人や社会人の基礎から教わりたい方におすすめのエージェントです。
参考:就職カレッジ公式サイト
6.ハタラクティブ
ハタラクティブは、社会人未経験者でも正社員になれるエージェントです。
職務経験がなくても正社員求人を紹介してくれます。
入社後のフォローまで実施してくれます。
また、LINEで連絡を取ることも可能なので、担当者に気軽に相談できるのも特徴です。
しかし、関東圏内の求人に強いため、全国各地で探している人にはおすすめできません。
関東圏内に在住で、就活の始め方や進め方が分からない人や入社後のフォローを求めている人におすすめのエージェントです。
参考:ハタラクティブ公式サイト
保育士からの転職でよくある質問
最後に、保育士から異業種へ転職をする人からよくある質問について回答します。
- 保育士の転職理由で多いのは?
- 保育士から一般企業に転職できる?
- 保育士から転職する前にすべきことは?
- ハローワークと転職サイトはどちらがおすすめですか?
- 転職サイトにあるプレミアム求人とは?
- 保育士から転職した人はどういった企業に就職している?
- 転職への不安の乗り越え方は?
求職者の方から頻繁にいただく質問をまとめました。
ぜひ転職活動の参考にしてください。
保育士の転職理由で多いのは?
参考までに、令和4年度東京都保育士実態調査の8p「保育士退職意向の理由(複数回答)」を見てみましょう。
保育士の転職理由でもっとも多いのは「給料が安い」ことであり、約6割となっています。
次いで「仕事量が多い」「労働時間が長い」という理由が多い結果です。
1位 給料が安い
2位 仕事量が多い
3位 労働時間が長い
4位 職場の人間関係
5位 他業種への興味
5位に「他業種への興味」がランクインしていますが、想定される本来の理由は1〜4位の理由がきっかけであることでしょう。
仕事量が多く労働時間が長いわりには給料が安く、人間関係もよくなければ保育士を続けていくモチベーションが保てませんし、「他の業界で転職したい」という意向が強くなるのかもしれません。
保育士から一般企業に就職できる?
保育士から一般企業への就職は十分可能です。
保育の業務で伸ばしてきたコミュニケーション能力や突発の対応力、イベントの企画力などを活かせます。
保育士の経験を活かせる業種としては、接客業や営業職、事務に介護などさまざまです。
今回紹介したエージェントを利用して、一般企業への転職を実現しましょう。
保育士から転職する前にすべきことは?
保育士から転職する前にやっておくべきことは以下のとおりです。
さまざまな職種がある中で「自分がどのような企業に転職したいか」これまでの保育士の経験を踏まえて改めて自己分析をしておくことで、エージェントに相談するときも効率的です。
履歴書や職務経歴書の準備をすることで、転職をスムーズに進められます。
転職エージェントがサポートする前提でのたたき台程度でもよいので、作成しておくことがオススメです。
転職の際、面接対策は必須になります。
転職する理由や退職理由など自分の考えを整理しておくとよいでしょう。
ある程度考えておくことで、転職エージェントからのアドバイスを具体的にもらえます。
現職場への退職届も準備しましょう。
転職活動と同時並行で実施すると、やることが多くなってしまうので、事前に準備しておくことをおすすめします。
ハローワークと転職サイトはどちらがおすすめですか?
ハローワークと転職サイトであれば、転職サイトの方がおすすめです。
転職サイトの方が、求人自体の質が高くなっているからです。
もちろんハローワークで保有している求人案件でも良い会社はありますが、情報が少ないゆえに転職先選びの判断が難しくなります。
自分に本当に合った会社を転職先として選ぶためには、事前に取得する情報量の多さが大切です。
社風やキャリアパス制度などの細かい部分は、ハローワークの求人票には掲載されていないので、転職サイトの方が使いやすいというわけです。
転職サイトにあるプレミアム求人とは?
転職サイトにある、好条件の求人や希少価値のある求人を「プレミアム求人」と呼んでいます。
プレミアム求人は、公式で公開されている求人の他に非公開求人となっていることが多いです。
プレミアム求人は、転職エージェントに登録して初めて閲覧できます。
また、転職エージェント独自で取り扱っている求人も多いことが特徴です。
そのため、非公開求人が気になる方は、転職エージェントへの登録は必須でしょう。
保育士から転職した人はどういった企業に就職している?
保育士からの転職でどんな企業に就職している人が多いか紹介します。
事務職が人気の理由は、保育士時代と違い体力面での心配が少ないためです。
パソコン操作が得意な方やコツコツ作業に取り組む方にも選択しやすい業種でしょう。
保育士では、我慢していたオシャレや美容など自由を求めて、アパレルなどの接客業へ転職するケースも少なくありません。
接客業では、保育士で培った臨機応変な対応力や洞察力を活かせるでしょう。
介護のお仕事は「人のお世話をする」という意味では、保育士との共通点は多い就職先です。
介護福祉士は、残業や持ち帰りの仕事は少ないですが、夜勤など働く時間帯が変化することが多くあります。
営業職は、さまざまな場所に訪問する体力や円滑なコミュニケーション能力が必要です。
毎日子どもたちや保護者とコミュニケーションを取りながら、切磋琢磨した保育士なら採用活動で有利に働きます。
パソコンで保育日誌や指導案を作り、表計算ツールなどを取り扱うスキルが身についた方でIT関連へ転職する人もいます。
転職への不安の乗り越え方は?
初めて転職するときは、とても不安になる方が多いでしょう。
不安を乗り越えるためには、家族や友人など周りの人に相談することがおすすめです。
また、転職エージェントに相談という手法を取るのも1つの手です。
転職エージェントの担当者は、さまざまな転職者を送り出しているため経験が豊富なため、相談にも親身になって聞いてくれるでしょう。
まとめ
保育士からの転職でおすすめエージェントや質問内容などを紹介しました。
保育士からの転職は、業種も異なるので大変と感じる人もいるかと思いますが、一般企業への転職も経験を活かせば、十分可能です。
保育士から転職したいとお考えの方は、今回紹介した転職エージェントを無料で有効活用し転職活動に挑んでみましょう。
話題沸騰中の人気診断ツール
今の仕事、本当にあなたに合っていますか?
転職活動で最も避けたい「ミスマッチ」。 失敗しないキャリア選びの第一歩は、自分自身の特性を客観的に把握することから始まります。「64タイプ性格診断」X 「適職診断」。後悔のない転職のために。まずは自分の適性を確かめてみませんか?
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