大学中退からの就職は不動産営業がおすすめ!平均年収や就職を成功させるポイントついて詳しく解説
はじめに
「大学中退だから就活が憂うつ」
「就職できる企業なんてあるのだろうか」
このように考えて、就活をためらっている人も多いのではないでしょうか。
たしかに大学を中退してしまうと高卒扱いとなってしまい、応募できる枠が限られたり就職しても年収が低くなってしまったりするデメリットがあります。
そのため学歴を問わないような企業と出会えるかどうかが、中退の就職を成功させるカギです。
今回は、大学中退者におすすめの不動産の営業について詳しく解説していきます。
不動産営業に就職するメリット・デメリットから、就活を成功させるためのポイントについても紹介していくので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
【大学中退からの不動産営業】大学中退者は就職が難しいと言われる理由
なぜ「大学中退者は就職が難しい」と言われることが多いのでしょうか。
そこには次のような4つの理由が考えられます。
- 応募できる枠が限られてしまうから
- 就活の進め方がわからなくなるから
- 大学中退者の離職率が高いから
- 年収が低いから
応募できる枠が限られてしまうから
一つ目の理由が、応募できる枠が限られてしまうからということです。
大学を中退すると最終学歴が「高卒」となってしまい、企業へ応募する条件を満たせなくなってしまうことが多々あります。
新卒の学生を対象とする企業の求人情報では「大卒以上」とするところも多く、高卒の立場では応募ができなくなることも多々あるでしょう。
もちろんポテンシャルや人柄で採用する企業は増えているので、「未経験者歓迎」「高卒以上」といった中退者でも応募できる求人はあります。
しかしながら、高卒という最終学歴によって応募の幅が狭くなってしまうことは事実です。
就活の進め方がわからなくなるから
中退してしまった人の中には、就活の進め方がわからず、上手く選考に進むことができなくなる人がいます。
大学生の場合は、他の人と足並みを揃えて就活を進めていけますが、中退すると一人で就活をしなければならない大変さがあるでしょう。
キャリアセンターからのサポートを受ける機会もないので「どうやって就活を始めれば良いのかわからない」といった状況に陥ることがあるようです。
また採用情報や説明会といった就活に関する情報も自分で積極的に集めていかなければなりません。
大学中退者の離職率が高いから
大学中退者は離職率が高いというデータがあります。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年4月卒業者)」によると、就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者38.4%、新規大卒就職者34.9%でした。
高卒は大卒よりも離職率が若干高くなっていることがわかります。
離職率が高い理由については、さまざまな要因が考えられます。
例えば大学を中退してしまうと企業の説明会を受ける機会を逃してしまうなどして、業務内容を理解しないまま就職してミスマッチを感じて辞めてしまうといった状況です。
また高卒という最終学歴により、キャリアパスの機会に恵まれない事情から、将来に希望を持てずに辞めてしまうといった状況もあるでしょう。
また大卒者に比べて初任給や福利厚生といった待遇面で差が出てしまうことがあります。
年収が低いから
大学中退者が中退してから就職すると、年収が低くなってしまう可能性があります。
実際に厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」を見れば、男性が18万9,000円、女性が18万3,200円でした。
初任給は差し引かれる控除額なども含まれているため、手取りベースでみると15万円程度になってしまうこともあります。
大卒の場合は、男性が24万300円、女性が23万4,300円となっており、高卒とでは大きな差があるようです。
さらに大卒者は管理職など重要なポジションに就く機会に恵まれており、給与が上がっていくこともあります。
大学を中退して、一度高卒になってしまうと年収を上げるのが難しくなってしまうことがあるでしょう。
【大学中退からの不動産営業】大学中退者の就職でおすすめなのは不動産営業
大学中退者は、応募できる枠が限られるという点で、大卒に比べて就活で不利になることは少なからずあります。
大学を中退した人は、学歴を問わないような業界・職種を選び応募しましょう。
大学中退者が就職するのにおすすめなのは不動産営業です。
学歴・性別を問わない求人募集をしている企業が多く、未経験者でも積極的に採用しようとする動きがあります。
また成果主義を掲げているのが一般的であり、成果と能力が評価されることによって大きく稼ぐこともできるでしょう。
ノルマやプレッシャーもあるので、慣れないうちは成約に至るまでに大変な思いをすることがあるかもしれません。
しかしながら大学中退者であってもキャリアアップできる業界・職種でもあります。
まずは不動産営業について理解を深め、適正や希望する働き方ができるかどうかを慎重に吟味して、応募する際の参考にしてみてください。
【大学中退からの不動産営業】不動産営業に就職するメリット
大学中退者が不動産営業に就職するメリットは、以下の通りです。
- 学歴・性別が重視されない
- 頑張れば稼げる
- 他の業界でも役に立つスキルが手に入る
学歴・性別が重視されない
不動産営業は、学歴・性別が重視されないので、大学を中退した人でも活躍できるチャンスがあります。
学歴を問うことが少なく、どれだけ個人が頑張って仕事に取り組んでいるか、どのような成果を上げているのかを評価基準とする企業がほとんどです。
また業務内容についても、先輩社員に営業の仕方を教えてもらいながら進められるので、未経験者が応募しやすい部分もあります。
性別に関しても、男性であれ女性であれ活躍できる環境が広がっている仕事です。
ただしライフステージごとに環境が変化する女性の場合は、長く働けるようにライフワークバランスや福利厚生が整っているような企業を選ぶと良いでしょう。
いずれにせよ不動産営業は、大学を中退した人でもチャレンジしやすい仕事です。
頑張れば稼げる
不動産営業は、頑張ることでダイレクトに給与額が反映されます。
肩書に関係なく、成果を出していけば高額なボーナスが得られるようになり、大きく稼ぐことができるでしょう。
不動産業界では、個人の成績によって決められる歩合制度を採用していることが一般的です。
住宅や土地などがメイン商材であり、顧客との取引も高額になるため、歩合によって受け取れる報奨金(インセンティブ)も、それだけ大きくなります。
不動産業界における歩合率の相場は3%〜15%です。
例えば歩合率を3%とした場合、5,000万円の物件を成約できれば、1件で約150万円が歩合給として受け取れます。
高級住宅ともなれば契約金額が数千万円に至ることもあり、高収入を目指す人なら非常に働きがいのある仕事だと言えるでしょう。
他の業界でも役に立つスキルが手に入る
不動産営業で経験を積み重ねていけば、他の業界でも役立つ高度なスキルが手に入ります。
具体的に言えば次のようなスキルです。
- 顧客との信頼関係を構築するコミュニケーション能力
- 顧客に対して最適な価格を調整する交渉力
- 顧客のニーズを把握し解決に導く課題解決力・提案力など
これらのスキルがあれば、課題解決を提案するコンサルティングやIT業界のプロジェクトマネージャーとして活躍できるチャンスがあります。
また不動産業界は動く金額が大きいので、契約を取った実績が大きな武器となるでしょう。
面接の中で強力な自己PRができるようになり、大学中退という学歴を持っていたとしても選考で有利に働くことがあります。
ゆくゆくは他の業界も視野に入れている、または独立を考えているなど、何か長期的なキャリアプランを練っている人は、まず不動産営業でスキルを磨いてみても良いでしょう。
【大学中退からの不動産営業】不動産営業に就職するデメリット
大学中退者が不動産営業に就職するデメリットは、以下の通りです。
- ノルマが課せられる
- 慣れないうちは給与が安定しない
- 休日出勤を強いられることがある
ノルマが課せられる
企業によっても異なりますが、不動産業界の営業は歩合制を採用する成果主義が基本となるので、個人にノルマが課せられていることが一般的です。
ノルマの程度ですが、受け取る給与の3倍前後が月の売上目標とするケースが多いでしょう。
例えば月40万円以上稼ぎたいとなれば、120万円の売上を取らなければいけないということです。
金額としてはかなり大きい額であるため、実際に成約に結びつけるのは非常に大変な仕事になります。
ノルマを達成できなかったからといって、減給や会社を解雇されるようなことはありません。
しかし営業職は売上を取ることが第一の目標であるため、売上が出せなかった部分について、上司から厳しく追求されてしまう可能性はあります。
仕事が上手く回らなかった月は、過度にプレッシャーを受けてしまい、仕事をつらいと感じてしまう場面もあるでしょう。
慣れないうちは給与が安定しない
未経験でもチャレンジしやすいとは言え、やはり慣れないうちは給与が安定しないこともあるでしょう。
先述の通り不動産業界は歩合制で、入社したばかりのときは、なかなか成果を上げられない可能性があるからです。
また不動産営業は、顧客一人ひとりとの強固な信用関係の構築が求められます。
入社してすぐは仕事を教えてもらうことが多く、顧客との関係性を含めノルマを達成できるような基盤が少ない可能性があります。
そのほか不動産営業そのものの仕事の難しさもあります。
どれだけ上手な営業ができていたとしても、商談を進めていく中で顧客の購買意欲に変化が起きて、契約が無くなってしまう可能性もゼロではありません。
また市場の動向によっても、仕事の進め方が変わっていくことがあります。
休日出勤を強いられることがある
不動産業界で営業として働くと、休日出勤を余儀なくされることがあります。
不動産の購入・賃貸を検討する顧客は、平日仕事をしているケースがほとんどです。
物件に関する商談を進めるとなれば、土日祝で日程を押さえなければならないこともあるでしょう。
実際に多くの人が訪れる物件見学会やフェアは、土日祝に開催されます。
もしくは自社の営業時間が過ぎた後で、顧客のもとへ訪れるといったケースもあるでしょう。
また顧客から何か急な申し出や問い合わせがあった際も、休日に電話がかかってくることがあります。
仕事とプライベートが両立できるようワークライフバランスに配慮した企業も増えてきてはいますが、入社してしばらくは体が慣れるまで大変かもしれません。
【大学中退からの不動産営業】不動産営業の平均年収
求人ボックス給料ナビの「不動産営業の仕事の年収・時給・給料」を見ると、不動産営業の平均年収は、正社員で433万円(2024年11月時点)でした。
一見するとそこまで高い年収という印象がないかもしれませんが、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」では、飲食業界の平均年収は257万円で、卸売業では314万、電気通信業で378万円です。
不動産業界の平均年収は、比較的高く設定されていることがわかります。
また不動産業界全体の平均年収であるため、企業によっては433万円よりも低くなったり高くなったりすることもあります。
歩合率の高い企業に入社すれば、大きなインセンティブを受け取ることができ、20代〜30代であっても500万円以上の年収を手に入れることも夢ではないでしょう。
不動産の営業は、成果の善し悪しを評価する傾向が強いため、大学中退であっても頑張り次第で新卒社員以上に稼げる可能性があります。
【大学中退からの不動産営業】不動産営業が向いている人の特徴
不動産営業が向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 誰かと話をするのが好きな人
- 目標を立てて動くのが得意な人
- ストレス耐性のある人
- 世間の情報に敏感な人
- 「日々勉強」マインドがある人
誰かと話をするのが好きな人
誰かと話をするのが好きな人は、不動産営業で活躍ができます。
なぜなら不動産の営業は、コミュニケーションが重要なスキルの一つとされているからです。
不動産業界のコミュニケーションとは、単に「話が面白い人」「明るく元気な人」だけではありません。
顧客の要望をじっくりと聴き、必要としている潜在ニーズを引き出すといった傾聴力もコミュニケーション能力に含まれているのです。
逆に言えば、相手の意図を上手に汲み取れない人は、なかなか成約に結びつけるのは難しいでしょう。
不動産業界は家を買いたい人、賃貸したい人はもちろん、物件のオーナーとも連日やり取りしなければなりません。
1日に何人もの顧客と接する機会が多いので、誰かと話をするのが好きな人であれば、大学を中退した経歴を持つ人でも不動産業界で十分に活躍ができるでしょう。
目標を立てて動くのが得意な人
目標を立てながら動くのが得意な人は、不動産の営業に向いています。
不動産の営業は売上や成約件数に関するノルマが課せられていて、常に目標と隣り合わせの仕事だからです。
日常生活の中でも、目標達成に向けてコツコツと頑張れるタイプの人であれば、やりがいを感じながら営業として活躍ができるでしょう。
また物件に関する商談のほか、内覧の手配やオープンハウスの実施、住宅ローンの手続き、契約手続きといったさまざまな業務が発生します。
目標を立てながら動ける人は、タスクの優先順位をつけながら効率よく仕事を進められるでしょう。
不動産の営業は、1日にどれくらいのアポイントを取るか、1日に何件内覧実施するかといった細かな目標を立てることもあります。
そのため数字で目標を立てていける人も、不動産の営業として成果を出していけるでしょう。
ストレス耐性のある人
不動産業界で営業として働くなら、ある程度ストレス耐性があることが望ましいでしょう。
なぜなら不動産業界は、売上や成約件数に関して常にノルマが設定されており、時として大きなストレスとなってしまうことがあるからです。
大きな金額を動かす仕事でもあるので、プレッシャーが大きく、精神的にタフでなければ働き続けるのが難しいかもしれません。
顧客に対しても価格や条件交渉についても慎重に進めなければならず、緊張感のある中で商談を進めていく中でストレスを感じることもあるでしょう。
説明が不十分であったり何か物件トラブルがあった際は、時としてクレーム対応に追われることもあります。
ストレス耐性のある人なら、どのような状況であっても冷静に対処し、柔軟に対応することができるでしょう。
プレッシャーを成長に変えて働く姿勢を持つ人は、不動産業界で活躍していけます。
世間の情報に敏感な人
世間の情報に敏感な人は、不動産業界の中で重宝されます。
特に営業は社会の市場動向を知ることが非常に大切です。
不動産売買に関わる金利や法律について最新の情報がアップデートされていれば、顧客に対しても適切かつ多角的な提案ができます。
トレンドや流行を押さえておけば、顧客の求める希望条件に沿った物件を提案することも可能です。
世間の情報を熟知した営業は、顧客との会話も自然と弾み、信頼関係を構築することもできるでしょう。
日ごろからSNSやデジタルツールに触れている人であれば、地域の情報や市場のトレンドを仕事で活用することができるのです。
ただしオフィシャルでない情報は、時として誤った情報が流れていることもあります。
情報を集めて精査する力も必要で、情報リテラシーの高い営業が企業から重宝されるでしょう。
「日々勉強」マインドがある人
「日々勉強」マインドを持っている人は、不動産営業でキャリアアップを目指していけます。
不動産営業は物件の知識だけでなく、法律や税金、住宅ローンなど幅広い知識が必要となり、日々の勉強が欠かせない仕事だからです。
営業が求められる課題解決力や交渉力、プレゼンテーション能力などは、自ら学ぶことでスピーディーにスキルを習得していけます。
また商談の中でも顧客の多様なニーズに対して柔軟に答えられるようになるでしょう。
学び続けようとする姿勢は、営業成績の向上にもつながり、キャリアアップしながら収入を大きく伸ばしていけます。
【大学中退からの不動産営業】不動産営業への就職を成功させるポイント
不動産営業への就職を成功させるポイントは、以下の通りです。
- 不動産業界について理解を深める
- 相手に伝わる志望動機を考える
- 就職前に資格を取得する
- 内定までのスケジュールを立てる
- 就活サイトを利用する
- 就活エージェントを利用する
不動産業界について理解を深める
不動産の営業に就職するなら、まずはしっかりと業界について理解を深めておきましょう。
一言で不動産業といっても、販売のほか開発、不動産売買・賃貸の仲介、不動産管理などさまざまな業務があります。
業務内容を詳しく知らずに面接を受けていると、志望動機や自己PRで上手くアピールできなくなる可能性があるので注意が必要です。
仮に就職できたとしても、思うような仕事ではなかったとして、ミスマッチから早期退職につながってしまうことがあるかもしれません。
業務に関する情報は、企業のホームページなどから確認が可能です。
また業界に関する新聞やニュースをチェックしてみても良いでしょう。
インターンやOB・OG訪問ができれば、関係者から不動産の市場動向について教えてもらうこともできるので、積極的に活用してみることをおすすめします。
業界研究を重ねていき、不動産業界を深く知ることができれば、就職活動に有利な情報が手に入り、内定のチャンスも高まっていくでしょう。
相手に伝わる志望動機を考える
面接へ上手く進むためには、相手に伝わる志望動機を考えましょう。
学歴ではなく、ポテンシャルや人柄で採用されることの多い不動産営業ですが、ただ「一生懸命頑張りたい」では志望動機としてはやや不十分です。
面接の中では「なぜ不動産業界なのか?」「なぜ自社なのか?」「入社後にやってみたい仕事は?」について必ずと言って良いほど、質問されるため上手く話せるように対策しておきましょう。
また不動産業界に求められるスキルが志望動機の中でアピールできると良いでしょう。
学生時代のアルバイトでも部活動でも構わないので、過去のエピソードを織り交ぜながら志望動機を考えることが大切です。
就職前に資格を取得する
就職前に不動産に関する資格を取得してみるのもおすすめです。
未経験でも挑戦できる業界であるため資格は必須ではないものの、エントリーシートや面接の中で強力なアピールポイントとなる可能性があります。
次のような資格は、不動産業界の中で重宝されます。
- 宅地建物取引士(宅建)
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 管理業務主任者
- 簿記
資格の取得は、不動産業界が求める人物像によくある「学習意欲の高い人」のアピールができるため非常におすすめです。
また資格は不動産に関する知識を有した証明となり、顧客との信頼関係構築にも役立ちます。
時間と資金に余裕があるなら、資格を取ってから就活に臨んでみても良いでしょう。
資格があれば未経験や大学中退といった自分がネガティブに感じるような部分を、自信に変えることができます。
内定までのスケジュールを立てる
就活は、内定までどれくらいの期間が必要となるのかスケジュールを立てて進めていきましょう。
具体的な計画を立てることで、就活の効率アップにつながり、より早く内定を得るチャンスが生まれるからです。
就活は以下の手順で進んでいきます。
- 就活の準備(自己分析・業界研究)
- 応募書類(履歴書・エントリーシート)の作成
- 企業への応募
- 選考(筆記試験・面接)
- 内定
就活準備から選考までは、それぞれのフェーズで1週間〜2週間ほどの期間を必要とします。
つまり企業から内定を得るまでに必要な期間は2ヶ月程度です。
ただし中途採用の枠である場合は、選考が少ない回数で実施されることもあり、この限りではありません。
就活の流れを理解して、いつから準備を始めるのか、ステップごとにやることをしっかりと計画しておきましょう。
就活サイトを利用する
不動産営業への就職なら、就活サイトを利用してみても良いでしょう。
就活サイトはあらゆる業界・職種を取り扱っている就活支援サービスの一つです。
多くの求人情報を閲覧し、応募ができるので自身の就活選択肢を広げられます。
多くの転職サイトでは、未経験歓迎の求人も取り扱っているので、中退をネックに感じている人でも応募しやすい点がメリットです。
また就活サイトには、さまざまな業界・職種を取り扱う総合型就活サイトと、特定の業界に精通した特化型就活サイトがあります。
特化型には、総合型では出会えないような非公開求人に出会うことも可能です。
不動産業界に特化した就活サイトもあるので、気になる人はぜひ活用してみましょう。
就活エージェントを利用する
一人で就活をすることに不安を感じている人は、就活エージェントを利用してみましょう。
就活エージェントは、求人紹介が受けられる就活サービスです。
キャリアコンサルタントが在籍しており、就活に関する悩みを気軽に相談できます。
また就活に関する一通りのサポートが受けられるので、応募書類の添削や面接対策などをコンサルタントに依頼することが可能です。
また就活に関するイベント情報も定期的に発信されています。
より早く内定をもらいたいのであれば、サポート付きの就活エージェントを利用して、効率よく就活を進めてみましょう。
なお就活相談や会員登録は無料でできます。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
不動産業界の営業は、ポテンシャルや人柄を重視して採用活動をしているため、大学を中退してしまった人でも挑戦しやすい仕事の一つです。
成果主義を掲げている企業が多く、仕事の中で成果を出していければ大卒の初任給を上回ることもできます。
また他の業界でも通用するスキルが身につく仕事なので、転職を視野に入れている人にもおすすめです。
ただし成果主義であることから、厳しいノルマが課せられていることもあります。
慣れないうちは上手く結果が出せずに苦しい思いをすることもあるでしょう。
また休日に仕事をすることも多いため、精神的な負担により仕事を辛いと感じてしまうことがあるかもしれません。
不動産の営業は向き不向きがあることも事実です。
そのため今回ご紹介した向いている人の特徴などを参考に、自分が本当に不動産業界の営業として働けるかどうかを判断してみると良いでしょう。
就活を進めることに不安を感じている人は、就活サイトや就活エージェントを活用してみるのもおすすめです。
これから転職活動を考えている方の一助になれば幸いです。
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