営業職の選考対策はこれで完璧!面接など転職を成功させるコツを徹底解説
はじめに
転職を検討している人の中には、営業職を志望している方も多いと思います。
転職をするとしたら、早めに決めたい、今以上にいい条件で転職したいなど、さまざまな要望があるでしょう。
営業職は求人数は多いものの、企業や条件がいい求人は競争率が高くなります。
今回は初めて転職活動を行うという方のために、営業職の選考対策を詳しくご紹介させていただきます。
面接のコツなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【営業職の選考対策】選考の流れ
まずは選考の大まかな流れについて理解しましょう。
企業によって選考の内容は変動しますが、基本的に下記の流れで進むことがほとんどでしょう。
- 書類選考
- スキルテスト/適性検査
- 面接
スキルテストと適性検査の実施の有無については、半々の確率と言えるでしょう。
書類選考や面接については、ほとんどの企業で実施されます。
書類選考
書類選考は、選考における第一関門と言えます。
通過の基準は企業によっても異なり、企業に明らかにマッチしていない人材をふるい落とす場合もあれば、書類選考の段階で企業にマッチした人材だけを吸い上げる場合もあります。
提出する書類は、履歴書や職務経歴書が原則となりますが、企業や職種によってはポートフォリオを提出してもらうこともあります。
ただ、営業職の場合は、ほぼ履歴書と職務経歴書のみの提出を求められることがほとんどですので、安心してください。
スキルテスト/適性検査
書類選考通過後か一次面接が終わった段階で、能力を図るテストや検査を実施することも。
適性検査の場合、能力検査と性格検査が行われ、言語能力や計算能力に加え、性格から見る傾向や組織への適応性などを見ることができます。
スキルテストの場合、現在のレベル感を把握するもので、デザイナーやライターといった職業で実際に制作をしてみたり、営業の場合は模擬の商談を実施することでコミュニケーションスキルやトークスキルをチェックします。
適性検査やスキルテストも選考の一貫なので、落ちることももちろんあります。
十分に選考対策した上で、臨むように心がけましょう。
面接
面接に関しては、100%と言い切ってもいいほどに選考では実施されます。
面接の回数は2回で終わることもあれば、何度も面接を行うこともあり、回数も企業によります。
最近では、一次面接についてはオンラインで実施する場合が多く、最後までオンライン面接で完結することも。
中途採用の場合、応募者が企業に対して入社後にどれだけの活躍を期待できるかがチェックされます。
自分のスキル面を正しく理解し、効果的にアピールしていかなければなりません。
【営業職の選考対策】自分と志望先への理解を深める
まずは選考対策を行う上で事前準備をしていきましょう。
選考対策では、3つの項目について正しく理解する必要があります。
- 自分について理解する
- 営業(職種)について理解する
- 業界について理解する
それぞれの項目について詳しくチェックしていきましょう。
自分について理解する
現在この記事をチェックいただいている方は、少なからず営業職に興味を抱いていると思います。
ですが、それはなぜでしょうか?
もしも、その理由が明確にわからない場合、自分についての理解をさらに深めてあげる必要があります。
志望動機は、選考の場において、ほぼ間違いなく質問される項目です。
そのときに、ぼんやりとした回答になったり、辻褄の合わない回答になったりしてしまえば、選考は難航する可能性があります。
そのような事態を回避するためにも、自己分析を徹底的に行い、まずは自分を正しく知りましょう。
志望動機だけでなく、自分の強み、キャリアプラン、何が好きで嫌いかなど、改めて自分を見つめ直してみると、より深く自分のことを知ることができます。
面接では志望動機以外にも、さまざまな角度からあなたに関する質問をされます。
回答の核となる部分を、自己分析で明確に持ちましょう。
自己分析のやり方
自己分析の方法としては大きく分けて2種類存在します。
1つは、性格診断で大まかに把握する方法です。
どのような性格をしているのかをあらためて確かめれば、自分自身の物事に対する捉え方などを知ることできるでしょう。
もう1つはマインドマップやモチベーショングラフによって可視化しながら掘り下げる方法です。
性格診断と比較すると、これらの方法は、自問自答によって自己への理解を高めます。
自己分析を行う場合は、「キャリア」「現在の能力」「何をしたいか」「自分に何が求められているのか」という視点で進めていくと良いでしょう。
営業について理解する
自己分析と同様に重要なのは、営業職への理解です。
営業と聞くと、多くの人は客先を訪問し、商品を売り込む姿を想像しますが、それだけではありません。
業界や業態により仕事内容も異なります。
一般的なイメージだけの理解では、選考で理解が甘いことを見抜かれてしまうでしょう。
ご自身にとって営業職がどういったものであるか、また志望する企業で営業として具体的に何をするかを照らし合わせることは重要です。
営業職のどの部分に魅力を感じ、どのような点でやりがいを感じるのかを率直に考えてみましょう。
業界について理解する
営業職は数ある職種の一つに過ぎませんが、さまざまな業界に存在しています。
営業職と一口に言っても、業界によって仕事内容が大きく異なり、業界についても理解を深めることが重要です。
業界への理解が深まれば、視野が広まり、転職活動における選択肢も増えるでしょう。
視野を広げることで、営業職以外の職種に興味を持つことがあるかもしれませんが、それも大切なプロセスです。
業界研究のやり方
業界研究では、何を知りたいかで調べる方法は変わってきます。
業界そのものに対して理解を深めたい場合、職場の雰囲気を知りたい場合、業界で求められている人材を知りたい場合が考えられます。
- 新聞やニュース
- 転職情報サイト
- 書籍
- 転職フェアや合同企業説明会
- SNS
- 採用サイト
- 働きたい業界で働く人からの口コミ
- エージェントの活用
上記を駆使することで、業界の理解は深まりやすいです。
【営業職の選考対策】書類選考
自分自身のことや志望先について、理解が深まったらいよいよ選考対策をはじめましょう。
まずは第一関門の書類選考です。
書類選考では、基本的にあなたという人物が応募先の企業にマッチしているか、求めるスキルが大幅にずれていないかをチェックします。
また、今後はその資料を元に選考が進んでいきます。
志望動機や自己PRについては、記載項目として準備されていることがあるので、書類作成の段階である程度作り込んでおきましょう。
志望動機を作る
まずは志望動機からはじめましょう。
率直な動機であることも大切ですが、それと同時に企業側に伝わるかどうかが重要です。
伝わりやすい志望動機の作り方のポイントは、「流れ」を意識すること。
営業への転職の場合、伝えたいことを相手に的確に伝えられるかも細かくチェックされます。
志望動機の構成としては、「結論」「理由」「展望」「結論」の順番で組むことで、読み手側も情報を整理しやすくなります。
盛り込む内容としては、この職種である必要性とその企業でなければいけない理由を添えられると良いでしょう。
自己PRを作る
企業は選考の中で、入社後のあなたにどのような活躍を期待できるのかをイメージしながら、採用か不採用かを判断します。
自己PRは、あなたが考えるあなたの魅力を企業に売り込む絶好のチャンスです。
ただ、あなたが魅力を一方的に伝えても、企業にとって魅力的な内容でないと、意味がありません。
そこでポイントとなるのが「面接官の視点で考える」ことです。
他人の自慢話を聞かされれば、うんざりしてしまうかと思います。
自己PRはつい自分本位なアピールになってしまいがちです。
企業が求める人物像は何かを把握して、その人物像が持ち合わせていそうなアピールポイントを自分の中から見つけ出し、伝えていくようにしましょう。
押さえておきたいポイント
書類選考ですが、外したくないポイントがあります。
下記のポイントは提出前にできているか、必ずチェックしましょう。
- 誤字・脱字などの不備がないようにする
- 見やすいレイアウトにする
- 応募企業に応じた内容にアップデートする
それぞれの項目をチェックしましょう。
誤字・脱字などの不備がないようにする
提出する正式な書類ですので、誤字や脱字はないように心がけてください。
とくに志望動機や自己PRは、校閲チェッカーなどのサイトを利用して、添削してみるもの一種の策です。
画面では誤字や脱字に気づきにくいという人は、印刷してでも一度細かくチェックすることをおすすめします。
見やすいレイアウトにする
職務経歴書等など決まった書式はないので、自分でレイアウトを組みます。
テンプレートを配布している場合もありますが、最終的には自分自身で調整することがほとんどです。
とくにフォントサイズなどは気をつけておきたいところです。
伝えたいことが多いからと、フォントサイズが小さくなりすぎていないか、なっていれば、情報を少し精査してあげるようにしましょう。
応募企業に応じた内容にアップデートする
書類選考でありがちなのが、提出書類の使い回しです。
提出の日付や、自己PR、志望動機など、以前応募した企業のままで提出しようとしていませんか?
採用担当者は、多くの応募者と向き合ってきた経験があります。
だからこそ、使い回しの情報などは絶妙に応募した企業の情報と合致しないこともあり、その違和感に気づきます。
同じ内容をベースとするのは問題ありませんが、全体的な意図が応募した企業に沿うように都度アップデートしてあげましょう。
【営業職の選考対策】スキルテスト/適性検査
書類選考が通過したら、スキルテストと適性検査です。
こちらは必ず実施されるものではなく、企業によって機会が設けられる場合があります。
もちろん選考の一種ですので、気を抜かず取り組みましょう。
適性検査やスキルテストを実施する理由
スキルテストや適性検査を実施する理由としては、入社後のミスマッチを防ぐという目的があります。
面接であなた自身のことを掘り下げていきますが、それだけでは見えてこない資質や適性などもあります。
スキルテストをしてあなたの強みや適性を知り、次の面接でそれをより深掘りしていくことで、入社後のミスマッチをなくしていこうとしているのです。
スキルテストや適性検査で落とされることはあるのか?
正直なところ、十分にあり得ます。
落ちてしまう時は、能力が求める基準に満たしていない場合や性格が社風に合わないといった理由で不採用となってしまいます。
中途半端な態度で臨むと落ちてしまう可能性は十分にあるので、必要な対策や準備の上で選考に臨むように心がけてください。
合格するためのポイント
適性検査やスキルテストで何に気を付けるべきかについて紹介します。
- タイムマネジメントを徹底する
- 読解力をつける
職種によってテストの内容は異なりますが、営業の場合はこの2点をとくに意識してください。
タイムマネジメントを徹底する
その場で受けるテストか、何かを提出するテストか、内容によって異なりますが、タイムマネジメントはとくに意識しましょう。
1問1問にかける時間はどれくらい必要なのか、提出期限を守るためにはどのくらいのペースで進めていく必要があるのか、タイムマネジメントの高さで業務処理も推察できます。
時間配分を誤って間に合わなかったということがないよう、心がけてください。
読解力をつける
設問に対する読解と、課題への理解が問われます。
読解力がなく、自分のいいように解釈してしまうと、問題のミスにもつながりますし、スキルテストとして企業が知りたい情報を提供できない可能性があります。
問いを正しく理解し、それにあった回答をするということは非常に重要なスキルです。
【営業職の選考対策】面接
次は面接の選考対策についてです。
面接は、企業と対面で話し、スキルを直接アピールできる場。
多くの方にとって、転職活動における最大の悩みは面接でうまくアピールできないということでしょう。
ここからは営業職への転職を目指す場合、面接で気をつけるべきポイントについて紹介します。
面接でチェックされるポイント
まずは、面接において面接官が応募者のどこをチェックしているかを知りましょう。
面接官は、応募者が営業としてどれだけ能力があるか・どれだけ会社にマッチしているかを面接ですり合わせています。
とくに注視されているのは、下記4つのポイントです。
- コミュニケーション能力
- 傾聴力
- 論理的思考
- 営業力
上記のポイントをしっかり満たしている方は、業種にかかわらず採用してもらえる可能性は非常に高いです。
詳しく見てみましょう。
コミュニケーション能力
営業にとってコミュニケーション能力は必須スキルです。
面接では、応募者が面接官と行き違いなくコミュニケーションを取れるかがチェックされます。
会話の流れを上手にくみ取り、緊張せずにアドリブで対応できるかが重要です。
社交的かつトークが上手、ビジネスシーンでも緊張せず会話を楽しめることをアピールしましょう。
傾聴力
営業に必要なコミュニケーション能力は、話すだけでなく相手の話を聞く力、すなわち傾聴力も含まれます。
相手のニーズを理解し、それに応じた回答ができることが求められます。
面接では、質問の意図をくみ取り、適切な答えを返すことで傾聴力をアピールしましょう。
また、結論を先に述べ、その後に補足や具体的なエピソードを続けると伝わりやすくなります。
論理的思考
論理的思考力も、営業マンにとって非常に重要なポイントです。
営業における論理的思考力は非常に重要です。
面接では、話の内容が客観的な事実に基づいているか、回答に矛盾がないか、自己分析ができているかが問われます。
自分の長所を論理的に組み立てて話すことは、営業トークの上手さにつながるはずです。
事実やデータに基づいたメリット・デメリットを伝えることで、説得力のあるアピールができます。
何を自分の長所とするか軸を作り、矛盾や飛躍のないアピールができるようにしましょう。
営業力
最後に営業力です。
中途採用の面接では、これまでの職歴で営業とどのように関わってきたか、どの程度前の会社に貢献してきたかが問われます。
営業経験者は、契約件数や金額など具体的な数字と、そのための取り組みをアピールしましょう。
営業以外の職種の経験者も、前職での貢献や工夫を具体的にアピールすることが大切です。
マーケティングの知識やスキル、業種によっては資格のアピールも有効です。
面接で押さえるべきポイント
続いて、面接当日に気をつけるべきポイントもチェックしておきましょう。
面接において一番の勝負どころは質問に対する回答内容とコミュニケーション能力ですが、採用されない方はそれ以外の部分で減点されている可能性もゼロではありません。
下記のポイントを意識して、面接に臨むようにしましょう。
- 身だしなみと笑顔を整えよう
- 会社の事前情報を調査
- 具体性のある話をする
- 熱意を込める
- ゆっくり話す
- 話し方に抑揚をつける
それぞれの項目についてさらに詳しくみていきましょう。
身だしなみと笑顔を整えよう
「人は会って3秒で印象が決まる」という言葉をご存じですか?
この言葉からもわかるように、身だしなみや表情が重要です。
営業の面接も同様で、整った身だしなみと笑顔が好印象を与えます。
・男性の場合
男性は、まずシワのないサイズ感の合ったスーツを選びましょう。
髪型も整髪料で整え、長髪の場合は首元がきれいに見えるように散髪しておきましょう。
ヒゲや眉毛を整えて爽やかな印象を作ることも大切です。
- 靴は磨いてあるか
- スーツにシワがないか
- シャツのアイロンがけはできているか
- ベルトの皮革が剥げていないか
- 腕時計は準備できているか
- ジャケットのボタンにほつれはなく、しっかりついているか
- 眉毛は適度に整っているか
- ヒゲはきれいに剃ってあるか
・女性に求められる身だしなみ
女性も男性同様に清潔感を意識して、服装や髪型を選びましょう。
とくに髪型とメイクに注意が必要で、髪色が明るすぎたり「プリン」状態はNGです。
メイクは控えめなベージュ系が好ましく、濃いメイクは避けるように心がけましょう。
TPOに合わせて、印象を調整してください。
- 毛先のダメージが目立たないか
- アホ毛が出ていないか
- 前髪で目が隠れてしまっていないか
- カラーコンタクトは裸眼に見えるナチュラルなものか
- アイメイクとリップは、派手すぎず肌に馴染む色を使用しているか
- ラメが目立つメイクをしていないか
具体性のある話をする
面接で聞かれる質問に対する答え方は具体性があればあるほど良いです。
具体的な例を交えて話すことで話に信憑性が出て相手に伝わりやすくなります。
とくに、自己PRや志望動機については、具体的なエピソードをストーリー性を持って話すとわかりやすいでしょう。
具体的な会話をするコツとしては、5W1Hを意識すると良いです。
「いつ」「どこで」「何を」「誰が」「なぜ」「どうやって」を意識すれば、抽象的な話も自然と具体的に話せるようになります。
熱意を込める
未経験から営業職へ転職をする場合はスキルや実績を武器に面接でアピールすることができません。
そのため、ポテンシャルがいかに高いかをアピールすることが内定確率を上げるための鍵となります。
とはいえ、熱意を込めるということに対してパッと思いつく人は少ないでしょう。
熱意とは簡単にいうと、「自分の意欲を相手にぶつける」ということです。
その思いが伝わるかどうかは相手の受け取り方次第ですが、言葉だけでなく態度で伝えることで伝わりやすくなります。
例えば、面接で最も取り入れやすいのは目線を意識することです。
面接官が複数いる場合は話している人に目を向けて、自分が話す時はしっかりと複数に目を向ければポテンシャルの高い印象に受け取ってもらえます。
また、ときには自分の気持ちを交えて話してみることもおすすめです。
「御社のこういうところに本当に感動した」「本当に働きたいという思いが強くなった」など、今思っている気持ちを伝えても失礼ではありません。
ゆっくり話す
面接の場は誰しも緊張してしまうものです。
人によっては緊張しすぎて早口になってしまう人もいることでしょう。
しかし、早口は相手に良い印象を与えません。
せっかちに思われたり、緊張が表に出過ぎてしまうと「営業には向いていない」なんて思われてしまう可能性もあるので、気をつけましょう。
普段から早口だと言われる人は、まず0.75倍速くらいを意識して話をしてみてください。
難しければ、一文ずつに間を置いて話すと早口でも丁寧に伝わります。
なお、逆にゆっくりすぎてもNGです。
営業職はお客様の前でこそ丁寧ですが、裏側では大量のタスクをこなさなければならないスピード重視の仕事でもあります。
ゆっくりすぎたり、間を置きすぎたりすると「話を聞いていない」との受け取られてしまうので注意しましょう。
話し方に抑揚をつける
話している最中は常に抑揚を意識しましょう。
緊張していると棒読みになってしまうこともありますが、棒読みだと相手に熱意が伝わりませんしやる気も見えません。
具体的なエピソードを話しているとき、最も伝えたいことは大きく、それ以外は小さくなど意識してみると自然と抑揚のある話し方になってきます。
また、相槌を打つときも少しオーバー気味にやった方が良いです。
面接官が話しているときに何も反応がないとやる気が見えてきませんし、理解しているのかも伝わりません。
会話には波を作ることでリアリティが出るので、抑揚と相槌は普段から気にしておくと良いでしょう。
面接で質問される内容とその回答例
ここからは面接でよく質問される内容の回答例を紹介していきます。
Q1|あなたの自己紹介をしてください
Q2|あなたについて自己PRをしてください
Q3|なぜ転職しようと思ったのですか?
Q4|当社を志望した動機を教えてください
Q5|将来のキャリアプランをお聞かせください
Q6|あなたの強みは何ですか?
Q7|逆に短所は何ですか?
Q8|その短所をどのように補っていますか?
Q9|前職で最も苦労したことと、それに対する成果を教えてください
Q10|逆に質問はありますか?
全部で10例用意しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q1|あなたの自己紹介をしてください
〇〇と申します。
〇〇大学〇〇学部を卒業後、〇〇株式会社に新卒で入社しました。
現在は営業職として新規顧客の開拓を行っております。
自社サービスの認知拡大を目的としてマーケティングの経験もございます。
本日は貴重な面接の機会をいただきありがとうございます。
よろしくお願いします。
Q2|あなたについて自己PRをしてください
私の強みは、自分の目標に対して粘り強く取り組むことができることです。
現在の仕事では、Webサービスの新規営業を行っているのですが、サービスの競争率も高く、入社1年目の時はなかなか契約を受注することができずにいました。
そこで、先輩社員の商談に積極的に参加させてもらい、営業トークを学んだり、また自身のサービスに対する知見を深めたりなど、努力を続けました。
結果的に2年目以降は営業の契約件数はトップ3を維持しています。
この目標に対する貪欲な姿勢は御社に入社後も活かせるのではないかと考えます。
Q3|なぜ転職しようと思ったのですか?
現在、私は販売職として店頭での接客や商品管理などを担当しています。
販売職を通じてお客様とのコミュニケーションやニーズをくみ取る力が身についたと感じていますが、もっと自分の足で成果を出し、それを評価される営業職に強い興味を持つようになりました。
周りにh営業職で活躍する友人も多いのですが、彼らの仕事のやりがいや達成感を聞くたびに、自分も同じようなチャレンジをしてみたいと感じるようになりました。
しかし、現在の職場では営業職への移動が厳しいため、若いうちに営業職での経験を積むためには転職がベストな選択だと考えました。
そこで、自分の販売経験を活かしながら、営業職として新たなステージでチャレンジしたいと思い、転職を決意しました。
Q4|当社を志望した動機を教えてください
現在、私はIT業界でアシスタントとして働いていますが、営業職としてキャリアを築きたいと強く感じています。
特に御社を志望したのは、多様な業界に対して先進的なITソリューションを提供し、高い評価を受けている実績があるためです。
アシスタントとして培ったコミュニケーション能力と察する力で、お客様のニーズを的確に捉え、最適な提案を通じてビジネスの成長に貢献したいと考えています。
これまでの経験を活かしつつ、営業職としてお客様と直接向き合い、信頼関係を築きながら御社の発展に寄与できるよう努力していきたいと思います。
Q5|将来のキャリアプランをお聞かせください
入社後はまず反響営業としてしっかりと成果を出し、経験を積みたいと思っています。
将来的にはリーダー職に就き、チームをまとめながら、お客様により高い満足度を提供できるような営業戦略を立てていきたいです。
御社は多くの反響をいただいている企業として、豊富なリソースとノウハウをお持ちです。
その環境で自分のスキルを磨き、反響営業のプロフェッショナルとして成長していくことが目標です。
Q6|あなたの強みは何ですか?
私の強みは傾聴力です。
前職の販売の仕事では、お客様の話をじっくりと聞き、そのニーズや要望をしっかり理解することに注力していました。
その結果、お客様が本当に求めている商品を提案でき、リピーターを増やすことができました。
例えば、あるお客様が特定の商品を探していた際に、その背景や使うシチュエーションを詳しく伺いながら提案することで、想像以上に満足していただける提案ができた経験があります。
お客様から『あなたに相談してよかった』と言っていただけた時は、大きなやりがいを感じました。
この傾聴力を活かして、営業職としてもお客様の真のニーズを捉え、最適な提案を行い、信頼関係を築いていきたいと思います。
Q7|逆に短所は何ですか?
私の短所は、完璧主義なところです。
時に一つのことにこだわり過ぎてしまい、業務効率が下がることがあります。
前職でも、細かい部分にこだわり過ぎてしまい、予定通りに進まないことがありました。
Q8|その短所をどのように補っていますか?
スケジュールを細分化し、タスクごとに時間を割り振ることで業務効率を保つようにしています。
例えば、あるプロジェクトでは、各タスクに明確な締め切りを設定し、優先順位をつけて進めることで、全体の進行を遅らせることなく高い品質を維持できました。
営業職でも、この方法を活かして効率よく成果を上げるよう努めていきたいと思います。
Q9|前職で最も苦労したことと、それに対する成果を教えてください
期間限定のキャンペーンで集客を増やすことにとても苦労しました。
キャンペーン時は通常期間の平均来客数の1.5倍以上を達成するという高い目標がありましたが、従来の広告やメルマガだけでは効果が薄いと感じました。
そこで、新しい集客方法としてWebやSNS広告を活用し、ジオターゲティングを行うことにしました。
ターゲットエリアを絞り、地域の特性に合わせた広告内容を配信することで、効率的に集客することができました。
その結果、目標を達成し、通常の1.5倍以上の来客数を実現することができました。
この経験を通じて、新しい方法を取り入れ、柔軟に対応することの重要性を学びました。
営業職でも、この経験を活かして効果的なアプローチを見つけ、目標達成に向けて努力したいと考えています。
Q10|逆に質問はありますか?
・御社で営業職として働く上で、最も重要な能力とはどのようなものとお考えですか?
・現在活躍されている人材は、どのような方々ですか?
・転職した方は、どの程度の期間経て最初の成果を出していますか?
・将来的にはリーダーやマネージャーとして活躍したいと考えています。
私と同年代の頃に御社に転職し、現在役職につかれている人はいますか
・御社に入社する上で、覚悟しておいてほしいというポイントがあれば教えてください
【営業職の選考対策】書類面接共通!回答時のポイント
続いて、質問に対する回答のコツを紹介します。
必ず必要なものではありませんが、プラスアルファで身につけておくと能力の高いビジネスパーソンと思ってもらえます。
面接の場だけでなく、書類選考で志望動機などを書くときにも役立つのでぜひ活用してみてください。
PREP法を使って結論から述べる
PREP法とは話法の一種であり、能力の高いビジネスパーソンがよく使う方法です。
簡単にいうと結論から話す話法であり、プレゼンや商談の場でよく使われています。
PREP法を使うと相手に何が言いたいのかが伝わりやすく、無駄なくスマートに会話をすることができます。
逆に、話がわかりにくい人の特徴としては、理由や背景から長々と述べて最後に結論を伝えるパターンです。
この流れの会話だと、結局何が言いたいのかが最後までわかりませんし、その過程でいくら熱意を込めて背景を伝えられたとしても響きません。
これは普段の会話でも意識的に取り入れることができる話法なので、ぜひやってみてください。
PREP法とは
PREP法は、「結論」「理由」「具体例」「結論」の順番に話したり文章で伝える話法です。
面接の場では、例えば以下のような流れでこの話法を使うと良いです。
「志望動機は、御社の主力商品である◯◯のサービスに直接携わりたいという気持ちを強く持っていたことです(結論→理由)」
「前職で御社の◯◯のサービスを導入しており、画期的なこのサービスにいつか携わりたいという気持ちが芽生え始めました。
すぐに志望しなかった理由は、◯◯の経験がなく自信がなかったためです。
足踏みしており今に至るという状況です。
(具体例)」
「しかし、前職で◯◯のスキルを身につけたため、このスキルをもっと成長させたいという気持が強くなり志望いたしました。
(結論)」
【営業職の選考対策】まとめ
今回は、営業職の選考対策について、選考段階に応じて詳しく説明してきました。
各段階によってやるべきことややっておきたいことは変わってくるので、今回紹介したポイントを押さえるようにしましょう。
営業職は自分の努力が数値で見えやすく、企業の利益にも直結する仕事です。
やりがいを十分に感じられる職種ですので、自己分析をした上でどのような人材を企業が求めているのかを的確に把握して選考に臨むことが重要です。
ご自身の対策だけで不安な場合は、ぜひ転職エージェントの活用も検討してみてください。
営業職で無事志望先の内定をゲットするために、早めかつ抜かりのない対策をとっていきましょう。
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