既卒と第二新卒の違いとは?メリット・デメリットから就職・転職を目指すときのポイントについて解説

既卒と第二新卒の違いとは?メリット・デメリットから就職・転職を目指すときのポイントについて解説

目次
  1. はじめに
  2. 【既卒と第二新卒の違い】既卒と第二新卒は何が違う?
  3. 【既卒と第二新卒の違い】既卒のメリット
  4. 【既卒と第二新卒の違い】既卒のデメリット
  5. 【既卒と第二新卒の違い】第二新卒のメリット
  6. 【既卒と第二新卒の違い】第二新卒のデメリット
  7. 【既卒と第二新卒の違い】既卒と第二新卒はどちらが就職で有利?
  8. 【既卒と第二新卒の違い】既卒と第二新卒が就職・転職を目指すときのポイント
  9. まとめ

はじめに

転職活動をしていると、求人情報の中で「既卒」「第二新卒」という区分に分けられていることがあります。

どちらも学校を卒業した人を指す言葉ですが、明確な違いについて理解していない人は多いのではないでしょうか。

求人には「既卒者対象」「第二新卒対象」と記載されているものもあり、自分が既卒なのか第二新卒なのかわからないとお悩みの人も多いと思います。

明確な定義はありませんが、それぞれには大きな特徴があり、既卒と第二新卒の双方にメリット・デメリットが存在します。

無駄なく効率よく企業へ応募していくために、これから転職活動をする人は、既卒・第二新卒の違いについて理解を深めておきましょう。

今回は、既卒と第二新卒の違いについて詳しく解説していきます。

メリット・デメリットだけでなく、就職・転職を目指すときのポイントについても紹介しているので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

【既卒と第二新卒の違い】既卒と第二新卒は何が違う?

結論から言えば、既卒・第二新卒の違いは社会人経験があるかどうかです。

大学卒業後に正社員として就職していない状態の人は既卒と呼ばれ、一度社会人経験を経てから転職活動を進めている人は、第二新卒と言われています。

まずは、既卒と第二新卒の違いについて詳しく見ていきましょう。

既卒とは

大学を卒業してから、正社員として一度も就職したことのない人は既卒に該当します。

就職活動が上手くいかなかったり、長期間の留学により就職する機会を逃してしまったりする人に多いのが、この既卒です。

明確な定義はありませんが、 一般的に「大学卒業後3年以内」であれば既卒として扱われます。

そのため新卒者と同じように見られることが多く、新卒枠で応募できることもある点が大きな特徴です。

第二新卒とは

大学を卒業してから正社員となり、3年以内に転職活動をする人は第二新卒に該当します。

大学院や専門学校、高校を卒業した人も同様に、一度でも社会人経験があれば第二新卒として扱われることが多いようです。

ただし既卒と同じく明確な定義が存在しません。

そのため一部の企業では「第二新卒対象」としている場合、大卒者のみを対象としていることがあります。

【既卒と第二新卒の違い】既卒のメリット

既卒のメリットは、主に次の3つです。

  • 新卒と待遇が大きく変わらない
  • すぐに就職できる
  • 会社の風土に馴染みやすい

新卒と待遇が大きく変わらない

既卒者は、新卒と待遇が大きく変わらない点がメリットでしょう。

なぜなら既卒は卒業後3年程度という短い期間であることから、企業も新卒と同じように扱うことが多いからです。

実際、できるだけ多くの人材を確保したいと考えている企業は、新卒・既卒問わずに採用する傾向があります。

給与や福利厚生についても、新卒と差をつけられてしまうことはなく、既卒だからといって待遇が悪くなることはほとんどありません。

すぐに就職できる

既卒はすぐに就職できる点が、二つ目のメリットです。

一般的に新卒は内定承諾後、大学を卒業するまで就職はできません。

また第二新卒も、勤めている会社を辞めるための引継ぎや手続き等に時間を割かれてしまい、入社時期を調整しづらいときがあります。

しかし既卒の場合は、現時点で就職してない人が多いので、すぐに入社のために動けることがほとんどです。

すぐにでも人手が欲しいと思っている企業であれば、新卒よりも既卒者を優先して採用することがあります。

会社の風土に馴染みやすい

既卒は、入社後すぐ会社の風土に馴染めるというメリットがあります。

なぜなら既卒は良くも悪くも入社すれば、そこが初めての職場環境であり、真っ白な状態なので企業の風土に染まりやすいからです。

一度でも別の会社で社会人経験があると、転職後の職場環境にギャップを感じてしまい、働きにくさを感じてしまうことがあるかもしれません。

既卒は会社のルールや仕組みを浸透させやすいので、新卒と同じタイミングで研修を受けられるというメリットもあります。

【既卒と第二新卒の違い】既卒のデメリット

既卒のデメリットは、主に次の3つです。

  • 大手・有名企業に応募できないことがある
  • マイナスイメージを持たれやすい
  • 空白期間の説明が必要

大手・有名企業に応募できないことがある

既卒は大手・有名企業に応募できないことがあります。

大手・有名企業は、大学を卒業予定である新卒に限定して採用する傾向が強いからです。

人気のある企業では、一度募集をかけると多くの新卒が応募するため、既卒を採用しなくても十分な人員を確保できます。

もちろん既卒であっても、大手・有名企業に応募できるチャンスはありますが、新卒以外を募集していないことが多いので、事前にしっかりと募集要項を確認しておきましょう。

マイナスイメージを持たれやすい

残念ながら、既卒に対してマイナスイメージを持つ採用担当者がいます。

なぜなら既卒は「学生時代に何か問題があり就職できなかった人」「就職活動を真剣にやってこなかった人」という印象を持たれがちな立場だからです。

なぜ既卒になってしまったのかについて明確な理由を説明できなければ、採用担当者を納得されることは難しいでしょう。

既卒が企業へ応募する際は、既卒になってしまった理由に加えて、大学を卒業してから頑張ってきたことやアルバイト等で得られたスキルなどについても十分にアピールしなければなりません。

空白期間の説明が必要

既卒が面接を受ける場合、大学卒業後の空白期間について必ずと言っても良いほど質問が投げかけられます。

空白期間とは企業に在籍してない期間、いわゆるブランクのことです。

大学を卒業してからの期間、履歴書の職歴欄に記録することがないので、既卒での活動が長引けば長引くほど、就職活動では不利になると言えるでしょう。

なぜ長期間就職していないのか疑問を持たれてしまうと、やがて不信感につながり、採用を見送られてしまうこともあります。

そのため既卒者は、空白期間に自分がやってきたこと、努力してきたことなどを明確に採用担当者へ伝える姿勢が大切です。

【既卒と第二新卒の違い】第二新卒のメリット

第二新卒のメリットは、主に次の3つです。

  • 基本的なビジネスマナーを備えている
  • アピールできるポイントが多い
  • 新卒と異なる魅力がある

基本的なビジネスマナーを備えている

社会人経験のある第二新卒は、すでに基本的なビジネスマナーを備えているので、採用で有利に働くことがよくあります。

例えば第二新卒の場合、次のようなビジネスマナーが身についているでしょう。

第二新卒が身についているであろうビジネスマナー
  • 挨拶のタイミングやお辞儀
  • 正しい身だしなみ
  • 報告・連絡・相談の徹底
  • メール文章のマナー
  • 名刺交換
  • 席次・贈答の知識など

いずれも社会人であれば当然のマナーばかりですが、新卒がこれらを身につけるためには、長い研修期間と実務を経験しなければなりません。

ビジネスマナーが身につくまで大きな仕事を任せてもらえない新卒に比べ、第二新卒は即戦力として期待されやすい傾向にあります。

アピールできるポイントが多い

社会人経験のある第二新卒は、新卒や既卒と異なり、実務面でのアピールポイントが多くあります。

例えば第二新卒なら、面接の中で次のようなアピールが可能です。

第二新卒がアピールできるポイント
  • 迅速・丁寧な電話応対ができる
  • 請求書や見積書といった書類作成ができる
  • 社内の懇親会の企画・運営ができる
  • 顧客ニーズを聞き取る力がある
  • 仕事を振り返り工夫・改善に努められるなど

また年齢の若さから柔軟性の高さを評価されることも多く、30代以上の中途採用者よりも有利に働くこともあります。

さらに第二新卒の場合、やる気やポテンシャルをアピールすることも可能です。

実務経験があることと、年齢が若いことで勝負できるのが、第二新卒だからこその強みだと言えるでしょう。

新卒と異なる魅力がある

第二新卒は、企業にとって新卒とは違った魅力があります。

例えば、第二新卒の場合は社会人経験がある分、新卒や既卒に比べて研修にかかる出費を抑えられます。

できるだけ採用コストを抑えて人を集めたい企業なら、新卒よりも第二新卒を採用したいと考えることも多いでしょう。

また特定の業務ですぐにでも人を割り振りたいということであれば、即戦力となれるであろう第二新卒を優先的に採用するケースもあります。

新卒とは異なる魅力が多いのも、第二新卒のメリットです。

【既卒と第二新卒の違い】第二新卒のデメリット

第二新卒のデメリットは、主に次の3つです。

  • 早期退職を心配される
  • 即戦力として過度な期待を寄せられることがある
  • 前職とのギャップに悩まされることがある

早期退職を心配される

第二新卒は、早期退職を心配されやすいデメリットがあります。

なぜなら大学を卒業後に就職し、すぐに退職してしまったという事実があるからです。

「ストレス耐性が低いのではないか」「不満があるとすぐに辞めてしまうんじゃないか」と思われやすいのは、第二新卒ならではの特徴だと言えるでしょう。

そのため面接では「仕事を通じてやりたいことが見つかった」「将来のビジョンがあり転職が必要になった」など、採用担当者が納得できる転職理由を用意することが大切です。

そして面接では、退職理由がネガティブなものになってしまわないように注意しましょう。

即戦力として過度な期待を寄せられることがある

企業によっては、第二新卒という理由だけで、即戦力として過度な期待を寄せられてしまうことがあります。

人手が不足しているような企業に転職してしまった場合は、中途採用者が任されるような難しい仕事を急に振られてしまう可能性もあるでしょう。

第二新卒は基本的なビジネススキルが身についているとはいえ、社会人経験は長くても3年程度です。

そのため中途採用の社員と同じようなパフォーマンスで仕事することは難しく、過度な期待がプレッシャーとなり、状況によっては精神的な負担になってしまうことがあります。

前職とのギャップに悩まされることがある

第二新卒は企業で勤めていた経験があるがゆえに、転職後に前職とのギャップに悩まされることがあります。

働いているうちに前職の良かった部分が目立つようになり、転職は失敗だったかもしれないと後悔してしまうことがあるかもしれません。

例えば「前職の方が福利厚生が充実していた」「職場環境は前の方が良かった」といった不満が出てくることもあるでしょう。

仕事について比較対象のない新卒や既卒と違い、転職後のギャップは第二新卒だから感じてしまう部分でもあります。

第二新卒で後悔なく転職を成功させるためには、業界・企業研究を徹底し、面接で気になることはしっかりと事前に聞いておくようにしましょう。

【既卒と第二新卒の違い】既卒と第二新卒はどちらが就職で有利?

結論から言えば、第二新卒は社会人経験がある部分でアピールできるポイントが多く、大きなアドバンテージがあります。

採用コストが安く抑えられるといった点でも、採用においては第二新卒の方が既卒よりも有利に働くことが多いでしょう。

とは言えメリット・デメリットのところでご紹介したとおり、企業の風土やルールに染まっていない既卒を採用したいと考えている企業もあります。

若くて熱意のある人材を欲しい企業なら、年齢の若い既卒を採用することも十分に考えられます。

そのため既卒だから、第二新卒だからといって後ろ向きになるのではなく、自分の強みや魅力を冷静に分析し、面接の中で上手にアピールすることが何よりも大切です。

就職・転職市場の動向によっても、企業の人材ニーズは目まぐるしく変化するので、どちらが必ずしも有利になるということではありません。

【既卒と第二新卒の違い】既卒と第二新卒が就職・転職を目指すときのポイント

既卒と第二新卒が就職・転職を目指すときのポイントは、以下の7つがあります。

  • 就職・転職理由を考える
  • 既卒はアルバイト経験をアピールする
  • 第二新卒は即戦力をアピールする
  • 採用のタイミングを見計らう
  • 自己分析をする
  • 企業研究をする
  • 応募手段を増やす

就職・転職理由を考える

既卒の場合は就職理由を、第二新卒の場合は転職理由について考えることが大切です。

考えを巡らせることで企業選びに関する客観的な目線が備わるだけでなく、自分が求めている条件が明確になって、長く働ける企業と出会えるようになります。

まずは思いつくまま、なぜ就職・転職を考えているのかについてメモなどに思いつくまま書き出していきましょう。

例えば「やりがいのある仕事をしたい」「今よりも年収の高い企業で働きたい」「風通しの良い環境で働きたい」などが出てくるはずです。

転職を目指すに至った理由は、待遇面を良くしたい、スキルアップやキャリアを積み重ねていきたいなど人の価値観によって異なります。

もちろん全ての希望条件を満たす企業を見つけるのは難しいので、自身が譲れる条件・譲れない条件を明確にしていくことがポイントです。

条件に優先順位をつけていけば、他に不満点があっても妥協できるようになり、長く働けるようになります。

既卒はアルバイト経験をアピールする

既卒者は、正社員としての経験がないので、アルバイト経験をアピールポイントとして盛り込むようにしましょう。

たとえアルバイトでも、社会人と同じように責任のある仕事を任されることがありますし、応募先が求めるスキルに合致するような経験があれば、採用担当者の心に刺さることだってあります。

まずはアルバイトの経験を整理して、自分がやってきたことを具体的なエピソードとともにピックアップしていきましょう。

自分のアルバイトにおける過去の行動や言動を振り返ることで、自身の強みや特性が見える化されていきます。

「リーダーシップがある」「真面目に粘り強く業務に取り組める」といったアピールポイントが見つかっていくでしょう。

売上やノルマのあるアルバイトをしている人は、数字を使って実績を伝えるのもアピールとして非常に効果的です。

自身の強みを伝え、それを裏付ける具体的なエピソードを添えることで、アルバイト経験が面接で強力なアピールとなることがあります。

第二新卒は即戦力をアピールする

第二新卒は、即戦力として活躍できることをアピールしましょう。

特に基礎的なビジネスマナーは、面接において強いアピールポイントとなります。

また業務の中で得られた実績や仕事ぶりなどを積極的にアピールすることで、選考が有利に働くこともあるでしょう。

第二新卒は、転職することでどのように活躍できるのか、これまでの経験を転職先でどのように活かして働くのかを伝えるのがポイントです。

ただしアピールポイントを良く見せようと嘘をついてしまうと、転職後にできない仕事を任されてしまうこともあるので注意しましょう。

採用のタイミングを見計らう

少しでも転職の成功率を高めるために、求人が増える時期を見極めて、採用のタイミングを見計らうようにしましょう。

求人が増えるのは、3月から4月、9月から10月頃が一般的です。

しかし既卒・第二新卒はいわば通年採用で、いつでも応募できるという強みがあります。

興味のある企業が募集を始めたタイミングですぐに応募して、選考の機会を逃さないようにすることも大切です。

一度チャンスを失ってしまうと、次にいつ募集されるかわかりません。

常にアンテナを張り巡らせて求人情報をチェックし、見逃さないようにしておきましょう。

自己分析をする

就職・転職を成功させるためには、自己分析も欠かせません。

既卒者は、学生時代に頑張ってきたことや苦労したこと、乗り越えたエピソードを深掘りして、仕事選びにおいて大切にしていることを見つけていくようにしましょう。

また空白期間について聞かれたときにスムーズに回答できるよう、大学を卒業したあとに努力してきたことなどを付け加えるのがポイントです。

第二新卒の場合は、今までの就業経験を振り返りながら、社会に出たことで得られた自分の長所や短所をピックアップしていきましょう。

自己分析から得られた情報を整理することで、自分に向いている仕事がわかるようになり、応募先企業の求めている人物像とマッチしてるかどうかの判断ができるようになります。

自分の強みや弱みを深く分析することで、自分にとって長く働ける企業を見つけられるようになるでしょう。

企業研究をする

十分に自己分析ができたら、次に企業研究を進めていきましょう。

企業研究を重ねることで、興味・関心のある業界の中から志望企業を絞り込めるようになり、説得力のある志望動機を仕上げられるようになります。

企業研究は、企業の公式ホームページのほか、企業アカウントのSNSや口コミサイトなどから収集が可能です。

企業研究をするときは、以下のような項目についてチェックしておきましょう。

  • 企業概要(資本金や従業員数など)
  • IR情報(業績や事業戦略など)
  • 経営方針
  • 企業の沿革
  • 仕事内容
  • キャリアパス
  • 社風
  • 働きやすさや福利厚生など

上場企業の情報であれば『会社四季報』などから有給休暇の取得率や残業時間についても、詳しい情報が入手ができるので、ぜひ活用してみましょう。

企業のことを深く知れば知るほど、就職・転職後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを未然に防げます。

応募手段を増やす

既卒と第二新卒が就職・転職を成功させるためには、応募手段を増やすようにしましょう。

一度に多くの企業へエントリーができる新卒と比べ、既卒と第二新卒は応募できる数が限られています。

そのため応募総数を増やすことが、就活・転職活動において非常に重要となるのです。

既卒・第二新卒の応募手段としては、次のようなものがあります。

企業のホームページ

まずは企業のホームページに求人が出されていないかチェックしてみましょう。

新卒採用をしていない企業であっても、数名の人員を確保したいときに既卒者や第二新卒を対象にして求人を掲載することがあります。

また求人情報が見当たらないときは、電話やメールで問い合わせてみても良いでしょう。

企業によっては、採用予定や選考のスケジュールなどを教えてくれることがあります。

ハローワーク

ハローワークでは、職業に関する相談だけでなく、求人を探せます。

職員が求職者と企業の間に立って応募や面接日の調整をしてくれるので、一人で就活・転職活動を進めるよりも、スムーズに話を進められます。

その地域に密着した求人を取り扱っていることが多いので、地元に戻って仕事がしたい人や、地方で仕事を探している人におすすめの応募手段です。

求人・転職サイト

求人・転職サイトからは、あらゆる業界・職種の中から自分の希望に沿った求人が探せます。

求人サイトは保有してる求人数が多いので、求人同士を比較・検討しながら選べる、条件を絞り込んで検索ができるといった点がメリットです。

またいつでも利用ができ、好きなタイミングで応募ができるので、自分のペースで就活・転職活動ができる部分も大きな強みだと言えるでしょう。

就活・転職エージェント

多くの既卒者・第二新卒が利用する手段として、就活・転職エージェントの利用があります。

就活・転職エージェントは、業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍するサービスで、さまざまな求人紹介を受けることが可能です。

また応募書類の添削から面接対策といったサポートも受けられるので、初めて就活・転職活動する人の心強い味方となってくれるでしょう。

自分に合った方法で求人を探し、チャンスを逃さず応募していけば、内定を素早く勝ち取ることも十分に可能です。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、就活・転職活動の中で混合されがちな既卒と第二新卒の違いについてお話しました。

既卒は、大学を卒業してから正社員として就職したことがない人を指す言葉です。

また第二新卒は、大学(専門学校・短大等含む)を卒業して正社員になり、3年以内に転職活動をする人を指した言葉です。

社会人経験があるという面で、採用においては第二新卒の方が既卒に比べてアドバンテージがあります。

しかし時代によって人材ニーズも異なるため、一概にどちらが有利とは言い切れません。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、既卒・第二新卒ごとのアピールポイントを企業へ上手に伝えることが何よりも大切です。

就職・転職を考えている人は、まず自身がどちらに分類されるのかを知り、できることから準備を始めていくようにしましょう。

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