既卒者の内定率が低い理由は?就活市場からみた既卒就活のコツ

既卒者の内定率が低い理由は?就活市場からみた既卒就活のコツ

目次
  1. はじめに
  2. 【既卒者の内定率】既卒とは
  3. 【既卒者の内定率】2023年度卒の就活市場
  4. 【既卒者の内定率】既卒就活が厳しい理由
  5. 【既卒者の内定率】既卒を積極採用している企業が増加
  6. 【既卒者の内定率】効率的な就活のコツ
  7. 【既卒者の内定率】効果的な選考対策のステップ
  8. 【既卒者の内定率】既卒者におすすめの業界&職種
  9. まとめ

はじめに

既卒で就職先が決まっていない人のほとんどは、就活の厳しさや内定率の悪さに不安になっていることでしょう。

残念ながらそのイメージ通り、既卒は新卒に比べると就活が難航しがちな傾向にあります。

国内のほとんどの企業は既卒より新卒採用に注力しており、通年採用している企業があっても大半はキャリア採用です。

今回の記事では、既卒者の内定率や就活の市場を見た上で、既卒が就活で成功するコツを紹介しています。

まずは現状の市場から自分の置かれた状況を理解し、その上でどう就活を進めていくかを計画立てしましょう。

【既卒者の内定率】既卒とは

既卒とは、学校を卒業してから一度も正職員としての就労経験を持たない人を指します。

あくまで「正職員として」の経験がない人ですから、卒業後フリーターやニートになった人はこれに該当します。

また、既卒は年齢によって区分されるものではなく、いくつになっても正職員として働いたことがなければ既卒です。

ただし、最近では「学校卒業後3年以内」と定義されていることもあり、既卒採用をしている企業の多くは3年以内の既卒者を対象に行なっています。

既卒者が就活を始めるなら、のんびりとアルバイトで生活するのではなく、早めに正社員としての就職先を探しましょう。

第二新卒との違い

既卒と第二新卒はよく似ていますが、全くの別物です。

既卒が学校卒業後に正職員としての就労経験を持たない人を指すのに対し、第二新卒は一度新卒入社を経験しています。

第二新卒は、新卒で入社した会社を3年以内に退職した人であり、既卒とは違ってある程度のキャリアを持っています。

たった3年ですが、キャリアのない既卒よりは就活市場で重宝される人材なので、既卒が就活で戦おうとすると手強いライバルになるとも言えます。

【既卒者の内定率】2023年度卒の就活市場

厚生労働省の「令和5年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」によると、2023年卒の大学生の就職率は 97.3%ということがわかりました。

大学生のほとんどが新卒で採用されており、何かしらの形で就職しているということです。

この結果から見てわかる通り、既卒はかなり少数派なのです。

大学生は全国に292万人ほどいるため、既卒は8万人弱しかいないという計算になります。

ただし、この就職率とは、就職希望者数に対して就職を決定した人の数を算出したものです。

海外留学をした人やあえてフリーターを希望した人は含まれていないので、実際には既卒の数はもう少し多いと考えられます。

既卒の内定率は約40%

マイナビ社が2023年10月に調査した「2023年度 既卒者の就職活動に関する調査」によると、既卒者の内定保有率は34.8%ということがわかりました。

既卒者のほとんどは10月の時点でも内定を獲得していないという現状です。

既卒者の就活の方法がわからずに苦戦している人が多いようで、大半は不安な気持ちを抱えたまま就活にのぞんでいるようです。

また、既卒者のほとんどは既卒採用を積極的にしている企業を選ぶ傾向にあるようで、そうした企業の倍率は高くなることが想定されます。

それゆえに既卒者同士でライバルとなり、採用される人材がふるいにかけられているようです。

厳しい現状ですが、内定を獲得できた既卒もいることからわかる通り、やり方さえ分かれば就活成功はできるはずです。

【既卒者の内定率】既卒就活が厳しい理由

既卒の就活が厳しいと言われる理由は、少数派の既卒を採用することに重要性を感じる企業があまりないことがあげられます。

ほとんどの企業は新卒採用に注力しているため、既卒枠を設けていなかったり採用担当者自身が懸念を抱いて不採用にしてしまうのでしょう。

これらの具体的理由を3つにまとめたので、見ていきましょう。

既卒採用をしている企業が少ないから

先ほどもお伝えしたとおり、企業のほとんどは新卒採用に注力をしています。

春の新卒採用で人材はほとんど充足するワケなので、あえて既卒採用に注力をする必要がないのです。

中には既卒採用をしている企業もいますが、新卒採用枠が定員割れしてしまった企業がほとんど。

国内企業のほとんどが人手不足といえど、若手を採用するなら複数の人材を同時に育成できる新卒が優先されるのが現状です。

中途採用枠で不利になるから

既卒者が就職活動をしようとすると、通年採用や秋採用をしている企業に応募することとなります。

それらの企業に応募する人は、既卒よりもキャリアのある転職者がほとんどです。

転職者は他の会社で何かしらの形で社会経験やスキルを身につけてきた人たちですから、スキルも経験もない既卒のライバルとしてはかなり手強い相手です。

春から計画的に育成できる新卒や、ある程度の社会経験を持つがゆえに育成が楽な中途採用者に比べると、既卒は非常に不利なのです。

卒業後の空白期間に懸念する採用担当者もいるから

既卒に対して良い印象を持たない採用担当者がいることも事実です。

卒業から今まで何をしてきたか、周りが就職している中でなぜ空白期間があるのかを懸念してしまうのです。

当然、留学などであえて既卒となった人材もいますが、その空白期間が後のキャリアにつながるポジティブな理由でない限りは懸念されます。

全ての採用担当者がそうとは言い切れませんが、既卒者を積極的に募集している企業でない限りは良い印象を持たれないことを覚悟しておきましょう。

採用担当者が抱く既卒者の印象

既卒に懸念する採用担当者は、「遊んでいたのではないか」「どこにも内定をもらえなかった期待値の低い人なのではないか」などのマイナスなイメージを抱いていることがあります。

世の中の学生のほとんどは内定をもらって新卒入社しているので、少数派の既卒に対してマイナスイメージを持つことは当然といえます。

就活では悪い印象を与えないよう、既卒になった理由や空白期間にやっていたことをポジティブに伝えられるように準備しておく必要があるでしょう。

【既卒者の内定率】既卒を積極採用している企業が増加

既卒の就活はかなり厳しいといえますが、実は既卒を積極採用している企業が増加傾向にあります。

なぜなら、国内企業のほとんどが人手不足に悩んでいるから。

よほどの大手企業やネームバリューのある企業でない限り、定員割れしてしまい既卒採用を要するのです。

また、昨今は少子高齢化に伴い若手人材がかなり不足しています。

ゼロベースでも高いポテンシャルと熱意で着々とスキルアップしてくれる若手人材は、会社の未来の存続において貴重な存在です。

そんな若手人材を採用すべく新卒採用に注力しても定員割れをして人員が充足しなければ、今度は既卒採用に注力するのです。

既卒採用している企業に焦点を当てて就活することができれば、自分に合った優良な企業に出会うこともできるはずです。

卒業後3年以内なら新卒枠で応募できる

厚生労働省は「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」を発表し、学校卒業から3年以内なら新卒枠で応募できるように呼びかけるようになりました。

残念ながら新卒採用を逃してしまった人でも、学校卒業から3年以内であれば次の年の新卒採用枠で再チャレンジすることができるのです。

厚労省がこのような呼びかけをするに至ったきっかけは、やはり日本の労働人口不足によるものです。

貴重な人材はどんどん大手に取られてしまい、中小企業などは常に人手不足の状態です。

そのため、新卒採用枠で新しい人材として既卒者を歓迎するようになったのです。

【既卒者の内定率】効率的な就活のコツ

既卒者が早い段階で内定を獲得するためには、計画性を持って進めるのが効率的です。

ここからご紹介するのは、就活を成功させるために知っておきたいポイント。

これから就活を始める人も、現在就活に苦戦している人も、自分がどのフェーズでつまずきそうかを想像しながらコツを押さえておきましょう。

何事も早めの行動を心がけよう

既卒だからといって不安になったまま足踏みしていては、周りのライバルたちに先を越されてしまいます。

とくに新卒の就活に間に合わずに就職を逃してしまった既卒者は、二度と同じ過ちを犯してはいけません。

既卒となった今できることは、とにかく行動することです。

マイナビ社が2023年10月に調査した「2023年度 既卒者の就職活動に関する調査」によれば、既卒で内定を獲得した人の多くは、早めに行動したことが成功の鍵であることを明かしています。

時間は待ってくれません。

早めに就職エージェントに登録をしたり求人探しをしたり、できることから始めてみましょう。

スケジュールを立てよう

就活を始めてから内定をもらえるまでに、最短でも3ヶ月は必要です。

求人探しをしてからは、企業研究をしたり自己分析をしたり、面接対策もレジュメ対策もしなければなりません。

焦っていてもゴールを3ヶ月後に設定するとして、いつ何をすべきかをスケジュール帳に落とし込んで行動しましょう。

行動が遅くなって失敗する原因の一つが、計画性の甘さです。

焦るがゆえに目の前のことで一杯一杯になってしまったり、「明日やろう」と怠慢で進めてしまってはいつまで経ってもゴールに近づけることはできません。

効果的な就活の進め方についてはこの後の章で説明するので、ぜひまずは3ヶ月を目安にスケジュールを立てましょう。

卒業後の空白期間を説明できるようにしよう

既卒者が面接でほぼ100%質問される事項が「卒業から今まで何をしていましたか」「なぜ新卒で入社しなかったのですか」といった内容。

こうした空白期間については懸念を持つ採用担当者が多いので、できるだけプラスなイメージにとらえてもらえるような理由を事実ベースで考えておくのが良いでしょう。

空白期間・既卒になった理由を説明する理由の具体例
  • 語学を活かした職につきたかったため、海外留学をしていた
  • どうしても入りたい会社があったが選考に漏れてしまい、再チャレンジしようとしていた
  • 内定通知をいただいたもののどうしても行きたい業界があり、辞退してしまった

なお、空白期間や既卒になった理由を説明したあとは、それで終わらせてはいけません。

既卒になったことを踏まえて、これからどうやって対処していくかを語れるようにしておきましょう。

既卒採用に積極的な企業を選ぼう

既卒採用に積極的な企業を優先して受けることで、内定がもらえる確率が格段に上がることが想定されます。

キャリア採用も含めた通年採用をしている企業や、新卒中心の企業では既卒の存在価値が低く見られがちです。

しかし、既卒を大々的に歓迎している企業なら問題ないでしょう。

未経験からでも育成していく余力がある企業なので、入社してからもあなた自身が楽なはずです。

なお、既卒採用に積極的な企業の特徴としてあげられるのは、以下のような企業です。

既卒採用に積極的な企業の特徴
  • 平均年齢が20代のベンチャー企業
  • 求人情報で「既卒歓迎」のワードを出している企業
  • 人手不足の業界(飲食・介護など)

行きたい業界があるにしても、まずはこれらの企業を焦点に就活をして内定をもらうことに注力しましょう。

行きたい会社や譲れない条件があれば、入社してある程度してからキャリアアップ転職先として考えたほうが無難です。

【既卒者の内定率】効果的な選考対策のステップ

既卒者が早めに内定をもらうには、いかに効果的に選考対策をするかが鍵です。

実際に就活を始めてから内定をもらうまでは早くても3ヶ月程度必要なので、ゴールを3ヶ月後として設定し、各ステップをいつやるか決めて計画的に進めてください。

01.自己分析

自己分析は新卒の就活で学生時代に経験したことがある人も多いでしょう。

しかし、経験したからといって既卒の今飛ばしてはいけません。

情報は常にリアルであることが、面接で上手な回答ができるコツでもありますから、今のリアルな自分を自己分析してみましょう。

学生時代にやった自己分析結果の中でも、忘れていることや新たな発見があるかもしれません。

なお、時間に限りのある既卒が早く効率的に自己分析するには、「【転職成功】自己分析とは!超簡単にできるやり方から本格的な方法まで徹底解説」の記事を参考にしてください。

02.業界研究

業界研究は、行きたい業界のマーケットや傾向をとにかく研究することです。

これも学生時代の就活で経験したことがある人もいるでしょう。

行きたい業界が変わっていたり、応募した企業の業界が異なる場合はぜひやっておきましょう。

なお、業界研究のための情報収集もととしておすすめなのは、以下の方法です。

業界研究におすすめな情報収集元
  • ビジネス系ニュースサイトで対象の業界のワードを検索
  • 業界の団体のホームページをチェック
  • トップ企業が出版している書籍をチェック

面接ではその業界を志望した理由や現在思うことについて聞かれるので、できるだけ新しい情報をとるようにしましょう。

03.求人案件探し

求人案件を探すときは「既卒歓迎」のワードに着目して検索しましょう。

また、最終的には自分にぴったり合った会社を選ばなければならないので、労働環境や休日面など譲れない条件もある程度ピックアップして検索すると良いでしょう。

なお、求人案件探しは就活サイトに載っている情報を網羅するのも良いですが、就活エージェントに相談をするのもおすすめです。

就活エージェントでは担当のキャリアアドバイザーがあなたの適性を見た上で就職先を斡旋してくれます。

自分に合う会社の特徴がわからない人も多いはずなので、そんな時にはプロのキャリアアドバイザーに相談すると相性の良い会社が見つかるでしょう。

04.企業研究

応募先企業へレジュメを送る前に、その企業の情報を網羅的に取得しておきましょう。

企業研究が必要な理由は、応募先企業へ志望動機や自己PRでアピールする際に具体的な回答ができるからです。

なぜその企業に志望したのか、その企業でなければならない理由などは企業の情報を細かく知っておくことで魅力を存分にアピールできます。

また、自分の特性をアピールする際、その企業でどういう仕事がしたいか具体的に伝えることもできます。

応募先企業のホームページをチェックしたり、対象の企業の出版物などがあれば読みあさってみるのも良いでしょう。

05.面接対策

面接対策としてまずやるべきことは、面接で聞かれる質問を想定して回答を用意しておくことです。

基本的にはどの企業も同じことを質問してくるので以下を参考に回答を用意してみましょう。

面接での基本質問
  • 自己紹介をしてください
  • 志望動機は何ですか
  • この業界を選んだ理由は何ですか
  • あなたの長所を教えてください
  • 逆に短所だと思うことはありますか
  • 他に受けている会社はありますか

また、業界ならではの質問や時事ネタに関する質問をされることもあります。

この時に活きてくるのが業界研究・企業研究で得た情報です。

今気になっている業界のニュースなどもピックアップしておくと良いでしょう。

【既卒者の内定率】既卒者におすすめの業界&職種

既卒者は新卒を逃してしまったがゆえ、応募できる案件が少ないことがデメリットです。

しかし、既卒者歓迎をしている傾向にある業界や職種、未経験からでも始めやすい職業を選択することでキャリアアップしやすくなります。

ここからご紹介するのは、既卒者におすすめしたい業界と職種です。

まだ行きたい業界やなりたい職業が決まっていない人は、ぜひ参考にしてください。

営業職

営業職は学歴も経験も不問で募集していることが多い職種です。

20代前半の若手人材も多く、そのほとんどはキャリアの浅い状態からスタートしてキャリアアップしています。

元フリーターや既卒からスタートした人も多く、まさに実力社会の職種です。

既卒であろうとベテラン社会人であろうと、その会社で上げた実績次第で評価されるため、既卒者にはもってこいの職業といえます。

また、営業として成功するには自分が好きな業界を優先して選択することをおすすめします。

好きな業界の商材なら自信を持って営業できますし、やりがいも感じられるでしょう。

IT技術者

IT技術者とは、システムエンジニアやプログラマーなどの職業を指します。

プログラミング技術など高度なスキルが必要なイメージですが、実は若手人材は未経験から採用してもらえることが多く、既卒者にもおすすめです。

とくにおすすめなのがシステムエンジニア。

プログラミング技術などがなくても、最初は先輩のフォローからスタートして徐々に技術を身につけていくことができます。

一つ一つ段階的に技術を身につけていけることにやりがいを感じられますし、平均年収も高いため生活も安定するでしょう。

公務員

公務員試験は新卒限定というわけではありません。

実は満30歳までなら中途でも受験することが可能です。

公務員は安定した労働環境と収入が得られるので、既卒であることを家族や友人に心配されているようなら、周りを安心させるためにもおすすめです。

なお、公務員には役所職員や警察官、自衛隊など様々な職業があります。

それぞれ受験方法が異なるので、各自治体のホームページなどをチェックして探してみてください。

飲食業界

飲食業界は慢性的な人手不足に悩まされており、常に人材を欲しています。

そのため、学歴も職歴も問わず人柄やポテンシャルで採用してくれることが少なくありません。

また、飲食業界は上場企業へ就職するチャンスも十分にあります。

大手飲食チェーンでは店舗に所属する社員を募集しており、入社してある程度したらすぐ店長職にキャリアアップできます。

店舗の売り上げやスタッフ育成などの実績次第ではスーパーバイザーになるチャンスもあり、本社勤務も夢ではありません。

大手企業への就職にこだわりたい人は、ぜひ飲食業界も視野に入れてみてください。

介護・福祉業界

介護・福祉業界も慢性的に人手不足です。

ここ十数年、日本では少子高齢化が著しい状況です。

介護を必要としている高齢者が多くいる一方で、介護をする若手人材が不足しているのです。

そのため、現在介護・福祉業界では未経験人材を採用してから実務ベースで育成し、資格取得支援制度を用意してキャリアアップする体制を整えています。

規模の大きな社会福祉法人などでは資格取得の際の費用を全額会社負担で対応してくれることもあるので、大きな出費をせずに資格取得に励むことができます。

製造業界

製造業は工場での製造スタッフを募集していることが多く、そのほとんどが未経験OKの求人案件です。

製造スタッフは細かく丁寧な作業が必要ですが、人と接する仕事ではないためコミュニケーションを苦手とする人におすすめです。

また、製造業は大手メーカーに就職できるハードルが他業界よりも低い傾向にあります。

大手メーカーの新卒採用人材のほとんどは本社勤務の総合職ですが、中途採用者は工場勤務であることも多く、未経験からスタートしている人も少なくありません。

一度工場勤務になると本社勤務への出世は難しいのが現状ですが、大手企業勤務という肩書きであることは変わりないので、大手企業にこだわるなら要チェックです。

不動産業界

不動産業界も学歴不問・職歴不問で募集している企業が多い業界です。

とくに不動産賃貸業・売買業の営業職は、未経験から入社してキャリアをスタートさせる人がほとんどで、大半が中途採用社員です。

営業としてのテクニックを磨く研修制度を設けている企業も多くあり、既卒者が短い期間でビジネススキルを身につけるにはもってこいの環境といえます。

また、不動産営業職は高収入を得やすい職業でもあります。

とくに不動産売買営業の場合は、1棟あたりの売上金額が高いゆえに営業に入るインセンティブも高く、書き入れ時の年度末ごろは月給100万円近くに上ることも。

もちろん営業実績に応じてですが、営業が性に合っていればメキメキと成長してキャリアを成功させられるはずです。

まとめ

既卒者は内定率が低く、就活を進めるには茨の道であることは事実。

しかし、大切なことは内定率の低さに焦りを感じることではなく、狭き門をいかに効率的にくぐり抜けるかです。

今回ご紹介した通り、計画性をもって就活をすれば短期間で内定をもらうことは可能です。

自己分析や業界研究を早めに行なっておいたり、応募先企業が決まっている人は企業研究も進めておきましょう。

また、行きたい業界が決まっていない場合は、自分の適性に合わせて就職先を選ぶのもおすすめです。

計画的に就活を進めるには、ぜひ就職エージェントを利用しましょう。

アゲルキャリアでは、既卒など20代前半を中心に就職支援をしています。

大手企業の求人取扱数も多く、最短1週間で内定を勝ち取っている実績を持っているので、焦っているあなたにこそ使って欲しいサービスです。

既卒というレッテルに不安にならず、ぜひ前向きな気持ちで就活にコミットしましょう。

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