大学中退者におすすめの就職先は?就活を成功させるポイントを解説

大学中退者におすすめの就職先は?就活を成功させるポイントを解説

目次
  1. 【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者の就職先におすすめの業界
  2. 【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者におすすめの職種
  3. 【大学中退者におすすめの就職先】大学を中退すると就職は難しくなる?
  4. 【大学中退者におすすめの就職先】大学を中退しても希望の業界へ就職するためのポイント
  5. 【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者が就職活動する方法
  6. 【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者におすすめの資格
  7. 【大学中退者におすすめの就職先】大学を中退してもできる就職以外の方法
  8. まとめ

大学を中退すると「就職できない」、「不利になる」と言われることも少なくありません。

大学を中退すると最終学歴は高卒になるため、このような情報が多く出回っていると考えられます。

しかし、大学を中退したからといって「就職できない」ということはまずありません。

それでも、中退者におすすめの業界や職種はあります。

また、就活を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておくべきです。

この記事では、大学中退者におすすめの就職先と就活を成功させるポイント、そのほかの役に立つ情報を解説します。

【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者の就職先におすすめの業界

まずは、大学中退者におすすめの業界を5つご紹介します。

どのような業界が就職しやすいのか、確認してみてください。

IT業界

ITは最近の生活に欠かせないものになっており、今後も需要は伸び続けると考えられます。

求人数も多い業界であり、プログラマーやエンジニア、営業職など、幅広い職種を募集しています。

プログラマーやエンジニアといった技術職は、未経験では就職が難しく感じるかもしれません。

しかし、大学を中退したばかりの年齢であれば、未経験でも応募可能な求人が多くあります。

また、IT関連の会社は多く、自分に合った企業を見つけられるのも特徴でしょう。

ただし、企業の数が多い分、就職が失敗する可能性も十分に考えられます。

就活時には企業リサーチをしっかりと行い、自分にマッチした企業であるかを確かめるようにしてみてください。

こうすると就職してからのミスマッチを防ぎ、退職や転職の可能性を低くできます。

飲食業界

飲食は人手不足で有名な業界であり、求人は常に多く公開されています。

そのため、比較的、就職しやすい業界といえるでしょう。

ただし、飲食業とはいえ、ホールやキッチン、総務などと幅広い職種があります。

長く続けるのであれば、キッチンだけやホールだけといったことは難しいかもしれません。

マルチタスクの可能性が高いだけではなく、希望していない職種に移動する可能性もあります。

また、人手不足の業界ということには、それなりの理由があることも覚えておいてください。

飲食業界は給与の低さや休みの取りにくさなど、従業員が不満を抱くポイントが少なくありません。

飲食業界で働きたい気持ちが強かったり、将来的に独立するつもりがあるなど、強い理由が必要です。

「就職しやすいから」という理由だけで選ぶと後悔する可能性があります。

建設業界

建設業界は職種が多いこともあり、求人数も比例して数が出ていることが特徴です。

建設と聞いて真っ先に思い浮かぶ現場作業だけではなく、管理する側の施工管理も求人数としては少なくありません。

個人の好みにもよりますが、現場であれば特に学歴によるハードルは低いといえます。

そもそも現場作業であれば、学歴よりも経験が重視されるため、就職が早ければ早いほどおすすめです。

施工管理に就きたい場合でも大卒以上を基本としている求人ばかりではなく、高卒で応募できる企業も多くあります。

ただし、大手企業に就職したいのであれば、大卒のほうが有利なのも事実です。

どうしても大学中退から大手で施工管理の職種に就きたいのであれば、まずは中小企業で数年間経験を積んでから大手に転職するという方法がおすすめです。

介護業界

介護業界が人手不足というのは、多くの方が知っていることかもしれません。

人手不足の原因は、「給与が低く仕事内容がハードだから」と考えている方が多いでしょう。

大きく間違っているわけではないものの、人手不足の大きな原因は少子高齢化です。

介護が必要な高齢者が増えているにもかかわらず、若い世代は減っていることが人手不足を引き起こしています。

そのため、ほかの業界と比べても求人数が多く、さらに地域も限定されません。

都市部にしかない求人ということもなく、どの地域でも介護業界の求人は安定して出ています。

また、働き始める前に資格が必要ということもなく、未経験から始められるのも魅力です。

働きながら資格を取得し、キャリアアップが可能な業界でもあります。

物流業界

インターネット通販が当たり前になったこともあり、物流業界は規模が拡大しています。

そのため、求人数としても多い部類の業界です。

物流業界とはいえ職種はいくつもあり、配達するためのドライバーや仕分け、入出庫をする現場作業員、事務員などさまざまです。

職種が多いことも求人数が多くなる要因のひとつでしょう。

ただし、物流業界はハードワークであることが多く、決して楽な業界とはいえません。

体力的に大変なこともありますが、現場であれば給与水準も高くはなく、こういったことが人手不足の原因にもなっています。

それでも、大手企業や総合職に就職できれば、ほかの業種と比べて給与が極端に低いということもないでしょう。

初めから総合職や大手企業への就職が難しいのであれば、現場や中小企業から初めてもよいかもしれません。

まずは中小企業で経験を積み、大手企業へ転職するのもひとつの方法です。

【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者におすすめの職種

続いては、大学中退者におすすめの職種をご紹介します。

もし、業種にこだわりがないのであれば、職種から選んでみるのもよいでしょう。

営業職

営業職は、どの業種でも必要な職種であり、求人数の多さが魅力です。

先ほどの業種にもあった、IT業界でも営業職がいなければ商品やサービスの販売ができません。

さらに、営業職は給与水準の高さが魅力です。

基本給が高い場合だけではなく、成績によって歩合給を用意している企業もあります。

また、営業するために自社製品の知識は必要になるものの、資格や経験を求められないのも営業職の特徴でしょう。

学歴も不問である求人が多く、大学の中退者でも挑戦しやすい職種です。

しかし、大手の企業は営業職でも学歴を求められることがあるため、中小企業で実績を残してからの転職がよいかもしれません。

それでも、中小企業でも高い給与水準が期待できることから、おすすめの職種の一つです。

技術職

誰でもできる仕事ではなく、技術が必要な職種もおすすめです。

技術職と聞くと、経験や実績が必要と感じるかもしれません。

しかし、経験が必要なのは、ある程度の年齢になっていたり転職する場合です。

大学を中退したばかりなのであれば、経験や実績を求められることもなく、多くの求人に応募できます。

例えば、IT業界であれば、エンジニアやプログラマーといった職種が技術職です。

専門学校や自習で技術を身につけておく必要はなく、若ければ未経験でも採用される可能性が十分にあります。

ただし、未経験者を採用しているIT企業は中小であることが多く、仕事内容がハードになるかもしれません。

すべてではありませんが、やはり専門知識をもった人材よりも最初は大変になることを理解しておきましょう。

事務職

事務職は学歴不問であることが多く、大学の中退者でも応募可能です。

また、どのような業界でも事務職は必要であり、業界に縛られることもありません。

大学を中退したばかりの若年層であれば経験を求められることは少ないものの、転職になると経験者を求めることも少なくありません。

その分、事務職の経験を積んでいけば転職の際に役立つでしょう。

さらに、営業職や現場職のように体を使うこともないため、体力に自信がない方にもおすすめです。

つまり、年齢に関係なく継続可能であり、体力的に厳しくなったから転職といった必要もありません。

ただし、事務職は給与水準が低い傾向にあることから、高収入を望む方には向いていない可能性があります。

また、事務職は人気が高く求人数が少ないのもデメリットです。

【大学中退者におすすめの就職先】大学を中退すると就職は難しくなる?

続いて、大学を中退すると就職が難しくなるのかを解説していきます。

希望している業界や職種、企業があることで大学へ進学したのであれば、もっとも気になる部分だと思います。

3つの項目に絞っているため、中退を迷っているのであれば参考にしてみてください。

影響はある

まず、大学を中退すると就職に影響はあると考えられます。

最も大きな悪影響は、募集要項の学歴が大卒以上の求人には応募できないことです。

求人には、さまざまな応募条件があり、基本的には条件を満たしていない人材は応募できません。

そのなかでも厳しいのが学歴であり、大手企業ほど4大卒以上が基本になっている傾向があります。

大学を中退した場合の最終学歴は高卒になるため、大卒以上の求人には応募できないということになります。

どうしても就職したい企業があったとしても、学歴で諦めなければいけない可能性があるかもしれません。

新卒では応募できない

大学を中退した場合、新卒枠では応募できません。

基本的には中途採用、もしくは第二新卒枠での応募になります。

企業によっては新卒採用を中心とし、中途採用が少ない場合があります。

就職したい企業に中途採用枠が出ない場合、求人が出るまで別の企業で働くといった待ちの時間が発生するかもしれません。

また、中途採用枠ができたとしても、人気の企業であれば倍率は高くなるでしょう。

ただし、メリットもあります。

新卒では同時に就職活動を開始するため、ライバルが多くなります。

人によっては数十社、数百社受けても内定がもらえないということがあるかもしれません。

一方で、第二新卒や中途採用でもライバルはいるものの、新卒ほどの多さにならないことがほとんどです。

そのため、希望している企業や職種に就きやすい可能性は高くなるといえます。

マイナスイメージをもつ人がいる

そもそも、中退という言葉に最初からマイナスイメージをもっている人がいます。

「何をしても続かない人」、「嫌だったらすぐに辞める人」といったイメージです。

こういったイメージをもつ面接官がいた場合、大学中退というのは大きなデメリットになります。

最初からマイナスイメージで始まってしまうと、採用が難しくなるかもしれません。

ただし、マイナスイメージを良くすることはできます。

まずは中退理由を明確にし、ポジティブに伝えることです。

やりたいことがあって中退した場合、就職先と業界や職種がマッチしているのであれば、「行動力のある人」というイメージに変わるでしょう。

中退をよく思わない面接官がいるかどうかは判断できませんが、初めから中退理由を明確にして文章を考えておけば、多少のマイナスイメージはプラスに変えられます。

【大学中退者におすすめの就職先】大学を中退しても希望の業界へ就職するためのポイント

大学を中退した場合でも、就職にはそこまで困らないことを解説してきました。

しかし、誰でも採用されるわけではありません。

確実に就職するためにはいくつかのポイントがあります。

経験が必須ではない求人へ応募する

最も重要なのは、経験が必須ではなく、未経験可としている求人へ応募することです。

新卒枠であればそもそも経験を問われることはほとんどありませんが、中途採用になると経験者を募集している求人が少なくありません。

絶対ではありませんが、経験者を募集している求人に未経験で応募しても、ほとんどの方は採用されないでしょう。

そのため、自分の就きたい業界で経験が必要なのであれば、未経験可の求人に応募するようにしてください。

もし、就職したい企業ではなくても、同業種であれば経験を積んでから転職という動きも可能です。

資格を先に取得する

就職したい業界や職種が決まっているのであれば、関係のある資格を取得しておくのもおすすめです。

例えば、IT業界であれば営業職でも持っていて損のない資格は多く、それだけで就職が有利になるかもしれません。

また、資格だけではなく、自習しているだけでも評価される可能性があります。

例えば、「プログラミングが趣味」、「ブログを書いている」といった内容であれば、経験者とまではいかなくても技術を認めてもらえるでしょう。

こういった場合は自分の実績をポートフォリオとしてまとめておくと、面接や書類選考でアピールしやすくなります。

必ずしも資格が有利に働くわけではありませんが、この業界や企業で働きたいという熱意を伝えられます。

できるだけ早く就職する

できるだけ早く就職することも、上手く進めるためのポイントです。

大学を中退してから空白の期間が長くなると、「何をしていたのか」と思われるかもしれません。

空白の期間が長くなれば、「ただ中退しただけの人」という印象になってしまうため、目的がないと考えられてしまいます。

もし、中退を考えているのであれば、できれば辞める前に就職先を探すのが得策です。

「就職は中退してから動く」と考えていると、どうしても空白期間ができてしまいます。

大学の在学中に就職先を決める必要はありませんが、どのような業界や職種に就きたいのかくらいは考えておいてもよいでしょう。

中退の理由を明確にしておく

前述していますが、中退の理由を明確にしておくことは、就職を上手く進めるために必要です。

就職の面接では、確実に大学を中退した理由を聞かれます。

このとき、明確な理由を答えられなければ、面接官は良い印象をもちません。

「辞め癖のある人かもしれない」と捉えられる可能性が高く、長く働いてもらいたい企業としては、採用を見送る可能性が高くなります。

マイナスポイントである中退は、理由を明確にしておけば大きな問題にはならず、好印象につなげることも可能です。

中退に至った理由がマイナスであっても、学んだことなどを含めておけば悪い印象は与えません。

むしろ、「自分で考えて行動できる人」という社会人としての好印象を与えられるため、プラス評価になることも十分に考えられます。

【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者が就職活動する方法

大学中退者が就職活動する方法を解説します。

新卒とは異なる部分もあるため、就活の参考にしてください。

求人サイトを利用する

最も一般的な方法は、求人サイトを利用することです。

全国に対応しているサイトだけではなく、地元密着型のサイトを利用するのもよいでしょう。

自分で希望の職種や地域から検索できるため、探しやすい方法です。

求人サイトによっては未経験や中途採用で絞ることも可能なため、大学中退者も求人を探しやすいといえるかもしれません。

ただし、求人サイトはそれぞれ特徴があり、自分に合ったサイトを利用する必要があります。

年齢だけでなく、最近では一部の業界に特化した求人サイトも多く登場しています。

使い方の基本としては、一つに固定せず、いくつかの求人サイトを利用することです。

いくつかの求人サイトを利用することで、就職できる可能性が高くなります。

エージェントを利用する

就職をどう進めるのかがわかりにくい場合には、エージェントの利用がおすすめです。

エージェントは就職のアドバイスをしてくれるだけではなく、企業とのマッチングも行います。

また、履歴書の作成補助や面接のアドバイスなど、就職できるようにサポートしてくれるのも特徴です。

ただし、企業との面接だけではなくエージェントとの面談もあるため、人によっては面倒に感じるかもしれません。

それでも、事前に面談することで、より自分に合った企業や職種が明確になります。

さらに、全体的なサポートもしてもらえることから、就職は有利に進められるといえるでしょう。

【大学中退者におすすめの就職先】大学中退者におすすめの資格

大学を中退して就職する場合、資格を持っていることで有利に進められることがあります。

ここでは、おすすめの資格をいくつかご紹介します。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は国家資格であり、不動産業に関わるのであれば重要な資格です。

身近なところであれば、賃貸を取り扱う不動産会社ではないでしょうか。

賃貸取引をするためには、宅地建物取引士の資格が必須であり、なければ重要事項説明などが行えません。

そのため、各店舗には宅地建物取引士の所持者が在籍していなければならず、いなければ営業できないということになります。

また、不動産業界に限らず、ファイナンシャルプランナーや不動産鑑定士も試験科目が同じ部分もあり、ほかの資格へ活かすことも可能です。

簿記検定

簿記検定は、資格のなかでも有名な部類です。

業界を問わず活用できる資格ということもあり、受験者数が非常に多いのも特徴でしょう。

所持者や受験者が多い分、少し魅力は薄まるかもしれません。

それでも、なにも資格を持っていないよりかは企業も評価がしやすく、就職でも有利に働く可能性は高いと考えられます。

簿記検定は一つではなく、級で分かれているため、ステップアップしていけるのもポイントです。

まずは簡単な3級を取得し、ゆくゆくは1級を目指すこともできます。

社会保険労務士

社会保険労務士は、人事や労務管理をするための資格です。

基本的にはどこかの企業に在籍するというよりも、社会保険労務士事務所への就職が基本といえるかもしれません。

ただし、人事部や総務部など、一般的な企業のなかで働くことも可能です。

そのため、社会保険労務士の資格を利用できる就職先の幅は基本的に広いといえるでしょう。

ただし、資格の難易度としては高く、誰でも簡単に取得できる資格ではありません。

その分、社会保険労務士の資格を所持していれば、就職は有利になると考えられます。

税理士

税理士は資格のなかでも取得が難しい部類であり、少なくとも数年の勉強が必要です。

そのため、大学を中退してすぐに税理士資格を取得して就職するというのは難しいかもしれません。

税理士を目指すのであれば、働きながら勉強するという形になるでしょう。

簡単に取得できないことからハードルの高い資格ではありますが、税務申告や会計だけではなく、企業のコンサルタントも可能です。

どこかの企業で働き続けるという選択肢だけではなく、独立できるのも大きな魅力といえるかもしれません。

中小企業診断士

中小企業診断士は、マーケティングを含めた経営戦略などに関わる国家資格です。

どのような企業でも活躍できる資格ですが、特に資格の良さを発揮するのはコンサルティング会社でしょう。

さらに、コンサルティング会社で働きながら学べば、独立も可能です。

中小企業診断士は職種に固定される資格ではなく、経営やマーケティングなど、どのような業界にも通用します。

そのため、仕事量としても安定する可能性が高く、営業力があれば長く働き続けることに役立つ資格といえます。

公認会計士

公認会計士は、名称のとおり会計に関わる資格です。

また、会計の資格としては最高位であり、弁護士、医師と並ぶ三大国家資格とされています。

その分、資格を取得するためには数年の勉強期間が必要になるなど、道のりは楽ではありません。

しかし、取得できれば就職に有利なだけではなく、独立しても十分にやっていける資格といえるでしょう。

資格を取得する難易度は最高クラスではありますが、難しさに対する利益は十分にあると考えられます。

IT関連

IT関連の資格は多く、基礎的なITパスポートだけではなく、エンジニアの登竜門といわれる基本情報技術者などさまざまです。

どの職種に就きたいかによって取得すべき資格は変化しますが、所持していれば就職が有利になる可能性は高くなります。

人によっては無駄といわれる資格もありますが、就職で不利になることはありません。

むしろ、「自分で勉強している」といった証明になるため、面接官に対して好印象を与えられます。

【大学中退者におすすめの就職先】大学を中退してもできる就職以外の方法

ここまでは就職に絞って解説してきましたが、大学を中退したあとの選択肢は就職だけではありません。

中退した理由にもよりますが、後悔しないためにも、ほかの選択肢があることも覚えておいてください。

別の大学へ編入

まずは、別の大学への編入です。

例えば、中退理由が人間関係や勉強したいことの変化などであれば、別の大学へ編入することで解決できるかもしれません。

そもそも、大学の編入ができるのかが疑問になるかもしれませんが、中退者の編入は問題なく、試験に合格すれば可能です。

ただし、改めて受験して合格しなければ編入はできないため、負担に感じる可能性は十分にあります。

さらに、編入はいつでも可能というわけではなく、大学によっては募集する人数が少なかったりすることもあります。

大学の編入は魅力的ではあるものの、ハードルが意外に高いことは覚えておかなければいけません。

それでも、編入することで解決できる悩みは多く、メリットの多い方法です。

専門学校へ入学

別の大学への編入だけではなく、専門学校への入学も可能です。

専門学校であれば、自分の就きたい業界や職種に限定して勉強できます。

もし、就職したい業界や職種が決まっているのであれば最も就職への近道です。

反対に、「やりたいことが決まっていない」という方は、専門学校に入学するべきではありません。

名称のとおり専門的に勉強する場であり広く学ぶ場ではないため、目標が明確でない場合には就職でデメリットになる可能性が高くなります。

面接官によっては、「専門で学んだ業界と違うところに面接に来ている」と不思議に感じてしまいます。

大学を中退して専門学校に行っても関係のない職種に就こうとしていると見られれば、採用は難しくなるでしょう。

専門学校へ入学するのであれば、目標を明確に持っていることが大切です。

まとめ

大学を中退すると就職が難しくなると考える方がいます。

間違ってはいないものの、就職できないということはまずありません。

もし、就職が不安なのであれば、資格の取得や別の大学への編入も視野に入れてみてください。

まずは、自分がどのような業界や企業に就職したいのかを考え、そこから必要なことを決めていきましょう。

大学を中退して就職するのであれば、在学中に就職先の目星をつけ、先に行動し始めておくことをおすすめします。

行動しておくことで余計な不安は少なくなり、就職も上手く進みやすくなります。

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