
転職の面接ではどんなカバンがベスト?おすすめのタイプや購入場所をご紹介
はじめに
このコラムでは、これから面接を控えている転職活動中の方に向けて、おすすめのビジネス向けカバンをご紹介しています。
面接では第一印象が重要なので、服装や髪型に悩む方も多いことでしょう。
そして身だしなみの一環としてカバンなどの小物も重要な要素です。
ビジネスに相応しくスマートに見えるカバンの基準や、面接当日のカバンの扱い方のマナー、ビジネスカバンのおすすめブランドなどをご紹介しているので、これから面接を受ける方はぜひ参考になさってください。
転職面接にカバンは必要?
そもそも、転職の面接を受けるためになぜカバンが必要なのか疑問に思う方も少なくないでしょう。
持ち物は履歴書や職務経歴書だけ指定されることも多いですし、実務に入る時よりも持ち物は少ないはずです。
しかし、ビジネスシーンではいかなる時もカバンを持って歩くことがマナーとされています。
ここでは、ビジネスにおけるカバンのマナーの必要性についてご紹介します。
面接時のカバン持参はビジネスマナー
転職の面接では、履歴書や職務経歴書といった必要書類だけが指定されることも多いため、「わざわざカバンを持参する必要はあるのか」と疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、ビジネスシーンにおいてカバンを持たずに訪問するのはマナー違反とされる場合がほとんどです。
ビジネスカバンは単なる収納道具ではなく、社会人としての基本的な身だしなみの一つとして捉えられています。
そのため手ぶらで面接に臨むと準備不足やだらしない印象を与えかねません。
そもそも、転職面接のカバンは必要書類のほか、筆記用具やメモ帳、予備の履歴書などを入れるために必要不可欠です。
また適切なカバンを選んで持参することで、全体の印象がスマートになり、第一印象を良くできます。
面接におけるカバンは荷物を運ぶため以上の意味を持ち、応募者の礼儀や社会人としての基本姿勢を示す重要な要素となるでしょう。
転職面接のカバンを選ぶ条件は5つ
転職面接においてカバンを選ぶ条件は、次の5つです。
- サイズ
- 色
- 形
- 素材
- 機能性
これから転職面接用にカバンを買いに行く方は、この5つを指標にカバン選びの参考にしてみてください。
サイズ
ビジネスカバンとして適切とされているカバンのサイズは、A4サイズの書類を入れてもゆとりがある程度のサイズです。
A4のジャストサイズだとその他の小物を入れたときに押し潰されてシワになる可能性がありますし、大きすぎるともたついて野暮ったく見えてしまいます。
また、全体のサイズだけでなく、マチ(底の部分の広さ)も確認した方が良いでしょう。
薄すぎると財布やその他の小物を入れたときに窮屈になってしまいますし、物が取り出しにくくなります。
実際に入社したときのことを想定して、機能的なサイズのカバンを選ぶようにしましょう。
色
色は、基本的にスーツスタイルと相性の良いものを選ぶと良いでしょう。
男性の場合、スーツはネイビーやグレーが多いので、黒やブラウンなどの落ち着いた色が推奨されます。
女性の場合はオフィスカジュアルにも合わせつつカッチリとした印象のあるネイビーやブラウン、ベージュなどが良いでしょう。
なお、柄はない方が無難です。
モノグラム柄などは全体の印象を崩してしまいますし、カジュアルに見せてしまいます。
ビジネスシーンではあくまで控えめで上品さが重視されます。
形
形はA4サイズの書類を横に入れられる形を推奨します。
縦型でもNGではありませんが、自立せずに倒れてしまうことも想定されますし、高さがある分、中の小物を探すときに取り出しにくい傾向にあります。
また、女性の場合丸いタイプのバッグで通勤する方も多いですが、面接の場においては推奨できません。
面接では書類を取り出す行為がきれいに見えるよう、横型の長方形であることを意識して選ぶようにしましょう。
素材
素材はカジュアルに見えなければ問いませんが、基本的には革製かナイロン製が推奨されます。
革製だと高級感が出て上品ですし、ナイロン製なら丈夫で機能的かつシンプルなので、どんな業界のビジネスシーンにも最適です。
機能性
カバンは、見た目の印象だけでなく機能性にも注目することが大切です。
内部に仕切りやポケットがあるカバンなら、履歴書や職務経歴書、筆記用具、メモ帳などをスッキリと分けて収納でき、取り出す際にもスマートに対応できます。
底に十分なマチがあり、書類や小物が重なってシワにならない設計であることも重要です。
パソコンやタブレットを持参する可能性がある方は、専用ポケットやクッション性のあるタイプを選ぶと安心でしょう。
機能性を兼ね備えたカバンを選ぶことは、面接の場で余裕を持って行動できることにつながり、結果的に好印象を残すポイントとなります。
転職面接のカバンの選び方
面接の第一印象は、服装だけでなくカバンでも決まります。
ポイントは、ビジネスの場で“機能的かつ控えめ”に見えることです。
扱い方の所作まで美しく見せるために、女性は肩掛けタイプで両手を使いやすく、立ち座りや資料の出し入れをスマートにできるカバンを選びましょう。
男性は手提げタイプでジャケットのシルエットを崩さず、きちんと感を演出できるカバンを持つと好印象です。
以下で、転職面接のカバンを選ぶ際のコツを具体的に解説します。
女性は肩掛けタイプのカバンを選ぶ
転職面接で使用するカバンは、女性の場合「肩掛けタイプ」を選ぶのがおすすめです。
両手が自由になることで、所作がスマートに見せれるようになるでしょう。
面接の場では受付で書類を取り出したり、入室時にドアを開閉したりと、意外と両手を使う場面が多くあります。
肩掛けタイプのカバンであれば、一連の動作がスムーズになり、落ち着いた印象を与えられます。
また肩掛けタイプは自立型のものも多く、面接中に椅子の横へ置いたときも倒れにくいという点もメリットです。
デザインはシンプルでA4書類がきちんと収まるものを選び、色は黒やブラウン、ベージュなどの落ち着いたトーンを意識しましょう。
丸みのあるデザインや小ぶりなバッグはカジュアルに見えてしまうため避けておいた方が安全です。
肩掛けタイプは機能性と上品さを兼ね備えた形であり、面接だけでなく入社後の通勤バッグとしても長く活用できます。
男性は手提げタイプのカバンを選ぶ
転職面接に臨む男性には、手提げタイプのビジネスバッグをおすすめします。
手提げタイプは、シンプルで誠実な印象を与えやすく、スーツスタイルとの相性も抜群です。
ビジネスの場ではリュックやカジュアルなバッグを使用するケースも増えていますが、面接というフォーマルな場面では適切とは言えません。
手提げタイプならばA4サイズの書類を出し入れしやすく、立ち居振る舞いもスマートに見えるでしょう。
自立するタイプを選べば、面接中に椅子の横へ置いても倒れにくく、見た目の印象も整います。
素材はナイロン製なら軽量かつ実用的、革製なら高級感を演出でき、どちらも面接には適していると言えるでしょう。
色は黒やダークブラウンなどの落ち着いたものを選ぶと安心です。
手提げタイプは機能性とフォーマルさを兼ね備えており、面接時だけでなく入社後の通勤や商談の場でも長く活用できる万能なカバンです。
自立できるかどうか
面接では椅子に座ったときに椅子の横にカバンを置きます。
このとき、自立できずにくたっとしてしまうとだらしなく見えてしまうので、必ずカバン独自で自立できるかどうかも判断基準にしましょう。
底に厚みがあるタイプだと、カバンの中にものをたくさん詰めても自立するので、ある程度重さがある方が良いでしょう。
転職後も使えるデザインを選ぶ
転職面接用にカバンを新調する際は、その場限りではなく転職後の通勤や日常のビジネスシーンでも活用できるデザインを選ぶことをおすすめします。
せっかく購入しても、面接だけで使わなくなってしまうのは少しもったいないかもしれません。
長期的に使えるカバンを選ぶには、まず流行に左右されないシンプルで上品なデザインを基準にすると良いでしょう。
カラーは黒やネイビー、ブラウンなど落ち着いたものを選び、素材は丈夫な革製やナイロン製が無難です。
自立するタイプやA4サイズの書類がしっかり入る仕様であれば、面接時だけでなく取引先訪問や社内での打ち合わせにも違和感なく使えます。
多少価格が高めでも、縫製や素材がしっかりしたものを選べば結果的に長く使えて、コストパフォーマンスにも優れています。
転職面接のためだけではなく、今後のビジネスライフ全般を見据えてカバンを選ぶと良いでしょう。
ビジネスバッグがないときはシンプルなデザインを選ぶ
転職面接のために新しいビジネスバッグを購入しなくても、手元にあるカバンで対応できる場合もあります。
その際に意識したいのが「シンプルなデザインを選ぶ」という点です。
カジュアル要素の強いバッグや派手な柄物、ロゴが目立つブランドバッグは避け、無地で落ち着いた色味のものを使用すれば、面接時でも違和感なく使えます。
A4サイズの書類が収まり、カバン自体が自立できるタイプであれば、見た目の印象もスマートです。
リュックやボディバッグなどカジュアル色の強いものは面接には不向きなので、トートバッグやシンプルな手提げタイプを選ぶのが安心でしょう。
面接は第一印象が重要な場であり、カバン一つで面接官の印象を大きく変えます。
新しいバッグが用意できない場合は、できる限り無難で上品に見えるシンプルなデザインを選びましょう。
女性におすすめのカバンのタイプ
入社後も使える実用性を両立するなら、女性は機能と所作の美しさが映えるカバンを選ぶと良いでしょう。
ハンドル調整機能付きカバンは手持ち・肩掛けを切り替えられ、コート着用時や移動時も邪魔になりません。
高機能タイプは内ポケットや仕切り、PCスリーブなどで中身が整い、必要書類を素早く取り出せます。
ラウンドファスナータイプは大きく開いてA4書類の出し入れがしやすく、ファスナーで中身が見えず防犯性・雨天時の安心感も大きいでしょう。
以下で、各タイプのメリットと選び方を詳しく解説します。
ハンドル調整機能付きカバン
女性が転職面接で使用するカバンとして便利なのが、ハンドル調整機能付きのタイプです。
ハンドルの長さを調整できるカバンであれば、手提げとしても肩掛けとしても使えるため、場面に応じて柔軟に対応できます。
面接会場までの移動中は肩掛けでスマートに持ち歩き、面接の場では手提げに切り替えることでフォーマルさを演出できるでしょう。
さらに調整機能があれば体型やコーディネートに合わせて持ちやすい長さに調整でき、ストレスなく使用できます。
書類や小物を持ち歩く際にも、持ち方を変えられることで疲れにくいのも魅力です。
女性は服装の自由度が高いため、バッグの持ち方によって全体の印象が大きく変わります。
ハンドル調整機能付きカバンなら、実用性とフォーマルさを両立し、面接時にも好印象を与えられるでしょう。
高機能タイプ
転職面接に持参するカバンは、見た目の印象だけでなく実用性も重視しましょう。
女性におすすめなのが、内ポケットや仕切りが充実した「高機能タイプ」のカバンです。
高機能タイプは、履歴書や職務経歴書といった大切な書類を入れるスペースとは別に、筆記用具やスマートフォン、名刺入れ、化粧直し用の小物などを整理できる仕切りが設けられています。
中身がごちゃつかないので、必要な物をスムーズに取り出せるでしょう。
面接当日は緊張しやすいことから、必要な書類やアイテムがすぐに取り出せることは安心感にもつながります。
高機能タイプは自立型が多いため、面接中に椅子の横へ置いても倒れにくく、きちんとした印象を与えられるのもメリットです。
見た目はシンプルでフォーマルに見えるデザインを選びつつ、機能性を備えたカバンを選びましょう。
ラウンドファスナータイプ
女性が転職面接に持参するカバンとして人気が高いのが、口部分が大きく開くラウンドファスナータイプです。
ファスナーがカーブ状に大きく開くため、書類や小物を一目で確認でき、必要なものをサッと取り出せます。
面接の場では履歴書や職務経歴書を取り出す機会がありますが、もたつかずに取り出せることで落ち着いた印象を与えられるでしょう。
ファスナーでしっかり閉じられるため、中身が外に出たり雨で濡れたりするリスクを防げる点も安心ポイントです。
さらに開口部が大きいことでカバンの中を整理しやすく、面接後の通勤や日常使いでも便利に活用できます。
ラウンドファスナータイプは、女性らしい上品さを保ちながら実用性を求める方におすすめのカバンです。
男性におすすめのカバンのタイプ
男性がカバンを選ぶ際に重視したいのが「信頼感」と「機能性」の両立です。
フォーマル度と扱いやすさでカバンを選びましょう。
書類がピシッと収まり所作も端正に見えるブリーフケースタイプ、移動が多い日でも両手が使えて姿勢が崩れにくいショルダーベルト付きタイプ、床置きしても倒れず面接時の見栄えが安定する自立型ビジネスバッグが鉄板の3択と言えるでしょう。
以下で、各タイプのメリットと選び方のポイントを解説します。
ブリーフケースタイプ
転職面接で男性に最もおすすめできるのが、定番の「ブリーフケースタイプ」です。
ブリーフケースはビジネスバッグの基本形とも言える存在で、シンプルかつフォーマルな印象を与えられます。
A4サイズの書類をしっかり収納できる設計が多く、履歴書や職務経歴書を折らずに持ち運べるため、面接時にスムーズに取り出せるでしょう。
マチが広めで自立できるタイプを選べば、椅子の横に置いたときにも型崩れせず、清潔感のある印象を与えられます。
素材は革製なら高級感があり、ナイロン製なら軽くて実用性に優れているため、どちらを選んでも面接に最適です。
ブリーフケースは流行に左右されにくく、入社後も長く愛用できる点もメリットでしょう。
誠実さや信頼感をアピールできるため、転職面接における王道のカバンと言えます。
ショルダーベルト付きタイプ
転職面接に持参するカバンとして、男性におすすめなのが「ショルダーベルト付きタイプ」です。
基本は手提げとして使用しつつ、移動中は肩掛けや斜め掛けにできるため、長時間の移動や荷物が多いときでも負担を軽減できます。
遠方の企業へ面接に向かう場合や、書類やノートパソコンを持参するケースでは、持ち方を切り替えられるショルダーベルト付きタイプが便利です。
面接会場では手提げにして持ち、フォーマルさを保つのがマナーですが、会場までの道中は肩掛けにすることで快適に移動できます。
ベルト部分が取り外し可能なデザインを選べば、面接時はすっきりとしたブリーフケース風に見せられるため、よりスマートな印象を与えられるでしょう。
色は黒やダークブラウンなど落ち着いたトーンを選び、シンプルな形を意識すると安心です。
機能性とフォーマルさを兼ね備えたショルダーベルト付きタイプは、実用性を求める男性に最適な選択肢と言えます。
自立型ビジネスバッグ
転職面接において、男性が特に選んでおきたいのが「自立型ビジネスバッグ」です。
自立できるカバンは、床に置いた際に型崩れせず安定感があり、引き締まった印象を与えてくれます。
面接では椅子の横にカバンを置く場面があっても、自立型なら安心して置けるため、落ち着いた所作を保つことができます。
さらに底にマチがしっかりあるため収納力も高く、A4サイズの書類やノートパソコン、小物類を整理して入れることが可能です。
素材はナイロン製なら軽量で扱いやすく、革製なら重厚感があり信頼感を演出できます。
色はスーツに馴染む黒やダークブラウンが無難です。
自立型ビジネスバッグは、面接だけでなく入社後の通勤や商談でも長く使える万能なアイテムだと言えるでしょう。
どこで買う?女性におすすめの購入場所
これまで、転職面接用のカバンを選ぶ基準についてご紹介しましたが、ここからはその基準に沿ったカバンが購入できるショップについてご紹介します。
プチプラなショップから、ワンランク上の上品なブランドまでご紹介するので、ご自身の好みやお財布事情に合わせて検討してみてください。
しまむら
しまむらは誰もが知っている人気のプチプラファッション専門店です。
老若男女問わず、おしゃれなファッションアイテムが豊富なイメージがありますが、実は女性のビジネスシーンで活躍するアイテムも豊富です。
カバンについては2,000円代から購入が可能ですが、セール時期には1,000円代で購入できることもあります。
リクルートスーツに合うビジネス用カバンから、社会人OL向けのオフィスカジュアルに合うカバンまで取り揃えているので、これから面接を受けるファッションに合わせて購入する場所としては最適でしょう。
ROPE’ PICNIC(ロペピクニック)
ロペピクニックは、20代の働く女性を中心に人気のファッションブランドです。
カジュアルアイテムから通勤ファッションアイテムまで取り揃えており、流行を取り入れたアイテムが多いことも特徴です。
カバンも通勤用に使えるものが多く、面接でも活用できそうなデザインも豊富です。
また、価格が安いことも魅力です。
カバンならだいたい4,000〜5,000円程度で購入が可能です。
FURLA(フルラ)
フルラはワンランク上の大人女性に向けたブランドで、カバンや財布などが働く女性に人気です。
とくにビジネスシーンにも活躍できるカバンの種類は豊富で、自立できるタイプのカッチリとしたカバンが多いので、面接にも入社後の通勤バッグとしても使用できます。
お値段は30,000円〜60,000円と少しお高めですが、縫製が丈夫なつくりになっているので、プチプラのバッグを何回も買い直すよりも良質なものを長く愛用したい方にもおすすめです。
ROPE’(ロペ)
ロペは、30代以上の女性に人気のブランド。
少しお高めのファッションアイテムが多いですが、流行にとらわれない長く愛用できるデザインが特徴です。
バッグはA4サイズ対応のビジネス向けトートバッグが豊富で、よくドラマでも使用されています。
バイカラーや高級感ある色味にこだわったデザインが特徴的ですが、面接でも活躍できるシンプルな作りになっています。
また、お値段は20,000円未満がほとんどなので、「少し背伸びをしたい」という20代の方にもおすすめです。
Longchamp(ロンシャン)
ロンシャンは、定番のナイロントートバッグがおすすめです。
ナイロン製ですが取っ手が革製なので、ビジネスシーンで愛用しているキャリア女性も多く、長年人気を保持し続けています。
シンプルで定番の形ですが、とにかく丈夫な縫製になっており、長く愛用したい方に向いています。
A4サイズのカバンならお値段は20,000円程度です。
少しお高めな設定にはなりますが、数年利用できることを考えると今買っておいても損はないのではないでしょうか。
CHARLES & KEITH(チャールズアンドキース)
チャールズアンドキースは、ファッションのスパイスとなる個性的なデザインのカバンが豊富です。
しかし、実はビジネスシーンでも活躍できるシンプルで丈夫なA4サイズカバンも多く取り揃えています。
自立できるカッチリとした形のものが多いので、面接でも活躍できることは間違いありません。
価格帯はデザインによって様々ですが、10,000円未満で購入できるカバンも多いので、「ブランドバッグは手が出せないけれど、ワンランク上の良質なバッグが欲しい」という方におすすめです。
どこで買う?男性におすすめの購入場所
続いて、男性におすすめなビジネスカバンのブランドをご紹介します。
男性のカバンの場合、形がシンプルな分、パッと見たときにそのカバンの質や価格がわかりやすいことが特徴です。
そのため、女性向けのビジネスカバンのようにプチプラなカバンは選ばない方が良いでしょう。
今回ご紹介するのは、高すぎず安すぎず、20代のキャリアの浅い方でも手が出しやすい価格帯で良質なカバンを販売しているブランドです。
ほとんど百貨店のカバン専門店などで揃えているので、これからご紹介する各ブランドの特徴を参考に、百貨店に足を運んでみてください。
PORTER(ポーター)
ポーターは若年層にもミドル層にも人気のブランドで、ナイロン製のカバンを多く揃えていることが特徴です。
また、機能性に優れていることも人気の理由。
カバンの内部にポケットがたくさんついていたり、ガジェットケースがついていたりと、とにかくビジネスマンの「欲しい」に訴求する機能がたくさんついています。
見た目がシンプルなので、面接の場でも入社後に取引先に行くカバンとしても活躍できるでしょう。
Paul Smith(ポールスミス)
ポールスミスはシンプルで高級感のあるビジネスカバンが豊富です。
お値段は安くても50,000円ほどとお高めですが、流行にとらわれないシンプルなデザインなので、5年10年と長く愛用できるでしょう。
また、ビジネスカバンの中でもとくに種類豊富なのがトラベルにも向いているブリーフケースです。
シンプルな見た目の中身はガジェットや小物がたくさん入るポケットが豊富で、スマートな見た目からは想像できないくらい広く作られています。
出張が多い営業職に転職を検討している方は、面接でも入社後でも長く利用できるのではないでしょうか。
タケオキクチ
タケオキクチは、英国紳士をコンセプトとしたメンズ向けブランドです。
ビジネス向けのカバンは伝統的なデザインでありつつも遊び心をとり入れているので、存在感のあるカバンが欲しい方におすすめです。
また、デザインの幅が広いことも特徴で、ナイロン素材の少しカジュアルなものから、革製の高級感あるデザインまで取り揃えています。
お値段は20,000円台からなので、若年層にもミドル層にも幅広く愛用されています。
Orobianco(オロビアンコ)
オロビアンコはイタリアのブランドで、素材・パーツにこだわって本場イタリアの職人の技術をとり入れていることが特徴です。
ビジネス向けカバンは、ナイロンと革素材を合わせたデザインが特徴的。
軽いので通勤用としても向いていますし、高級感ある見た目のため商談などのシーンでも活躍できます。
お値段は40,000円台からですが、豊富なデザインの中から気に入った逸品があれば長く愛用できることでしょう。
TOFF&LOADSTONE(トフアンドロードストーン)
トフアンドロードストーンは、ユニセックスなシンプルで高級感のあるデザインが特徴的なカバンを多く取り揃えています。
何もついていないシンプルなカバンに真鍮の金具のチャームがついていたりなど、遊びをきかせたデザインが多いことも魅力です。
お値段は50,000円台からが多いのですが、丈夫なレザー作りなので何年も愛用できるでしょう。
Dunhill(ダンヒル)
ダンヒルは、世界中のビジネスマンに愛用されているブランドの一つです。
日本ではとくに30代以上の男性に人気で、古き良き伝統的なデザインでありつつも、機能性を兼ね揃えたつくりはビジネスシーンにも大活躍します。
お値段は100,000円以上しますが、持っているだけで格上げしてくれることは間違いありません。
キャリアにもライフスタイルにも余裕のある渋い男性を演出してくれるので、ハイクラスな人材を対象とした中途採用面接などにおすすめです。
NGなタイプのカバン
これまで面接でOKとされるカバンの特徴やブランドをご紹介しましたが、ここからは面接のマナーとしてNGなタイプのカバンをご紹介します。
これから購入を検討している方は、NGなタイプも参考にカバン選びをしてください。
リュック
リュックは通勤用のカバンとしてはOKとしている会社も多いですが、面接の場ではあまり好まれません。
機能的で便利ではあるのですが、面接では床に置いたときにくたっとしてしまいますし、そもそも背負った状態で面接に向かう姿はスマートとは言えないでしょう。
なお、先ほどご紹介したブランドの中にはビジネス向けのリュックを展開しているところもありますが、面接や商談の場に向けて作られているわけではありません。
どうしてもビジネス向けリュックが欲しい方は、面接だけは手提げタイプを購入し、リュックは入社後に使うようにしましょう。
ボディーバッグ
ボディーバッグはポールスミスなどでも購入者が多いタイプのカバンですが、ビジネスシーンに向いているカバンはあくまでA4サイズ対応のものなので、通勤用カバンとして選ぶのはナンセンスです。
面接ではとくに、小さいカバンは履歴書や職務経歴書を綺麗なまま持ち運ぶことが難しいですし、カジュアルな印象になってしまうので選ばないようにしましょう。
なお、IT企業などで通勤時に持ち物が少なくラフな服装をOKとしている業界の場合、通勤にボディバッグを使用することは問題ありません。
ハイブランドのバッグ
ハイブランドのバッグは、とくに女性は避けた方がベターです。
ビジネスシーンにおいては、相手から「傲慢そう」などといった印象を持たれてしまうこともあるためです。
ブランドのロゴが目立つデザインだったり、誰もがわかるモノグラム柄などはとくにハイブランドに多いですが、見え方によっては自慢しているようにも感じられてしまいます。
面接ではとくに控えめなデザインが推奨されるので、シンプルでブランドが分からないデザインが好ましいでしょう。
派手な色や個性的な形のバッグ
ビビッドなカラーや個性的な形のカバンは、スーツなど全体のバランスを崩してしまいます。
カジュアルな見た目に見えてしまうので、とくに面接では避けるようにしましょう。
ただし、アパレル系の会社の面接などではファッションセンスを問われることがあります。
その場合はアクセントとして少し個性を出すことは問題ないでしょう。
転職面接でカバンを選ぶときの注意点
どれだけ高品質なカバンでも、扱い方が雑だと面接での印象は下がります。
面接前に汚れは必ず拭き取り、中身は必要最小限に絞って重量やシルエットをすっきりと。
さらに、書類や小物はカテゴリ別に整理してサッと取り出せる状態にし、移動や着席の際はファスナーを確実に閉めるのが基本です。
清潔感・機能性・安全性の3点を押さえるだけで、所作までスマートに見えます。
以下で、各ポイントについて具体的に解説します。
サブバッグなどはNG
ビジネスシーンにおいてはサブバックを持ち歩くことはNGとされています。
なぜなら、ビジネスシーンでの身だしなみは機能的に見えることもマナーだからです。
小さいカバンにサブバックを持っているようなスタイルだと、もたついて見えてしまい、決して機能的とは言えません。
「二つ持つなら、機能的なカバンを一つ持っていた方が良い」というのがビジネスの場において当たり前なのです。
カバンの汚れは事前に拭いておく
カバンの汚れは事前に拭いておくようにしましょう。
どれほどデザインや素材が良いカバンであっても、表面にホコリや汚れ、擦り傷が目立っていると「身だしなみに無頓着な人」と捉えられかねません。
革製のカバンは細かい汚れが目立ちやすく、ナイロン製も埃や水滴の跡が残ることがあります。
面接前日には柔らかい布で表面を拭き、必要に応じて専用クリーナーや防水スプレーで仕上げておくと安心です。
また持ち手やファスナー部分は使用頻度が高いため汚れやすく、面接官の視線にも入りやすい箇所なので重点的にケアしましょう。
清潔なカバンは「細部まで気を配れる人物」という印象を与える効果もあります。
面接ではカバンも見られているという意識を持ち、事前に汚れを取り除くことが社会人としての基本マナーと言えるでしょう。
持ち物は少なめにする
転職面接に臨む際は、カバンに入れる持ち物をできるだけ少なくしておくことが大切です。
必要以上に荷物を詰め込みすぎると、面接中に物を取り出す際にもたついてしまい、落ち着きのない印象を与えてしまいます。
最低限必要なのは、履歴書や職務経歴書などの応募書類、筆記用具、メモ帳、そしてハンカチやティッシュなどの身だしなみ用品程度です。
女性の場合は化粧品や小物を多く入れがちですが、男性同様、面接の場では必要最低限に絞るのが無難でしょう。
荷物を減らすことでカバン自体が軽くなり、移動時の負担も少なくなることに加え、書類を綺麗な状態で持参できるというメリットもあります。
面接当日はできるだけシンプルにまとめることを意識しましょう。
カバンの中身は綺麗に整理しておく
転職面接に臨む際は、カバンの中身を整えておくことも忘れてはいけません。
外見がどれほどきちんとしていても、カバンの中が乱雑だと準備不足だと思われる可能性があります。
応募書類はクリアファイルに入れて折れや汚れを防ぎ、筆記用具やメモ帳は専用のポーチや仕切りを使ってまとめておきましょう。
また持ち歩く荷物をカテゴリごとに分けておくことで、必要なものをすぐに取り出せるようになります。
女性の場合は化粧品や小物が多くなりがちなので、ポーチを活用するとすっきり整理できるでしょう。
カバンの中身まで整えておくことは、見えない部分に気を配れる人物だと評価され、面接全体の評価にも良い影響を与えます。
ファスナーはきっちり閉める
転職面接に持参するカバンは、外見の清潔さだけでなく、扱い方にも注意が必要です。
中でも意外と見落とされがちなのが、ファスナーをきっちり閉めるという基本的なマナーです。
カバンの口が開いたままだと、だらしない印象を与えるだけでなく、書類や小物が見えてしまい清潔感を損ないます。
また移動中に中身が落ちるリスクもあり、面接会場に着く前から慌てることになるかもしれません。
特にナイロン製や大きめのバッグは開けっぱなしにすると中が見えやすいため注意が必要です。
小さなことではありますが、ファスナーを閉めておくことは、細部に気を配れる人という評価につながります。
面接前には必ず荷物を整理し、ファスナーを最後まで閉じているかを確認してから会場に向かいましょう。
転職面接向けのカバンを購入後にありがちな失敗例
ここからは、転職面接向けのカバンを購入後、よくある失敗例についてご紹介します。
最初は良かれと思って購入をしても、いざ本番を迎えたときに「失敗した」と後悔することも少なくありませんので、これからお伝えする失敗例を反面教師にするつもりで参考にしてください。
A4サイズの書類が入らなかった
これは女性向けのカバンに多い例ですが、デザインに多少のこだわりがあるカバンが多いため、小物を入れると実際にはA4サイズの書類が入らなかったという例もあります。
A4サイズの書類が余裕で入るかどうかは、ショップの店員さんに相談すると良いでしょう。
中がごちゃついてしまった
内面がシンプルな作りのビジネス向けカバンだと、小物を入れすぎてごちゃついてしまうこともあります。
男性向けのビジネスカバンだとポケットが豊富な作りのカバンが多いですが、女性向けはポケットが一つなど、シンプルな形が多いです。
もし持ち運ぶ小物が多いのであれば、バッグインバッグやポーチなどを活用して中身を整理すると良いでしょう。
スーツとアンバランスになってしまった
デザインにこだわったカバンを選ぶと、購入後にスーツとの相性が悪いことが発覚することもあります。
男性の場合はスーツもカバンも定番の色味が多いためミスマッチなことはあまりありませんが、女性の場合は服装の自由度が高いため、服装とカバンのコンセプトが違って見えることも多々あります。
カバンを購入する際は、面接に着用する服装が決まってから決める方が安全でしょう。
ぎゅうぎゅう詰めで傷んでしまった
いくら丈夫なカバンとはいえども、詰め込みすぎると革が傷んだり中の布が裂けてしまうこともあります。
お値段の高いカバンを購入した場合、とてもショックを受けることでしょう。
そうならないために、できるだけマチが広いビジネスカバンを選ぶことをおすすめします。
雨で濡れてしまった
面接当日があいにくの雨だった場合、カバンに防水性や撥水性がないと、中の書類が濡れてしまうことも想定されます。
湿気にも強い革製や、撥水効果のあるナイロン製を選んだ方が、いかなる時も安心です。
また、なるべく雨に濡れないようにチャック付きのカバンの方が良いでしょう。
面接当日のカバンの扱い方
面接では、カバンの置き方などもしっかり見られています。
名刺交換や座り方にマナーがあるように、カバンの取り扱い方にもビジネスマナーが存在します。
今からご紹介するのは、面接におけるカバンの扱い方のマナーです。
受付時〜退室時までの一連の流れの中で、正しいカバンを扱う方法をご紹介するので、面接対策の一環としてご参考ください。
受付時
面接は受付から始まっているとも言われています。
受付時の挨拶の仕方や立ち居振る舞いもビジネスマナーとして見られているので、当然カバンの扱い方についても見られています。
まず受付に向かった際、カバンの持ち方として推奨されるのは、男性は片手に持ち、女性は両手で前に持つことです。
丁寧に扱っていることがうかがえる持ち方に工夫しましょう。
着席時
面接室に通されて椅子に座る際、座る前にはまず「失礼します」と軽く挨拶をし、椅子の横にカバンを置きます。
この時、カバンが倒れないようにそっと床に置くようにしましょう。
また、書類がさっと出せるように、自分の利き手側に届く範囲に置くことをおすすめします。
遠すぎてしまったり、椅子の真下に置いてしまうと、一度席を立ったり屈んだりしなければならないため、もたついて見えてしまいます。
退室時
退室時は面接を受けさせていただいたお礼を述べるとともに、速やかに席を立ちます。
この時、一度椅子を立って元の位置に戻してからカバンを手に取るようにしましょう。
そして面接室のドアを開けるときは、片手に利き手と逆側にカバンを持ち、利き手でドアノブを開けて退室です。
転職面接のカバンを長持ちさせる方法
面接用のカバンは「見た目=信頼感」であり、日々の手入れで寿命は大きく変わります。
使用後は柔らかい布で汚れを拭き取り、レザー・ナイロンなど素材に合わせたケアを実施しましょう。
保管時は中に詰め物を入れて形をキープし、風通しの良い場所で湿気とカビを防ぐことが大切です。
さらに外出前に防水スプレーを事前にかけておくと、雨や汚れから素材を守れて美観が長持ちします。
ここから各ポイントを具体的に解説します。
使用後は柔らかい布で拭く
カバンを長持ちさせるためには、日々のちょっとしたケアが欠かせません。
最も簡単で効果的なのが、使用後に柔らかい布で表面を拭くことです。
革製のカバンは手の油分やホコリがつきやすく、放置するとシミや変色の原因になります。
ナイロン製でも雨の水滴や汚れを放置すれば、生地の劣化につながる可能性があるしょう。
外出後はカバンをそのまましまわず、表面を軽く拭いて清潔に保つことが重要です。
特に角や持ち手部分は摩耗しやすく、汚れも目立つため重点的にケアをしましょう。
専用クリーナーを使うのも良いですが、日常使いの場合は乾いた布や柔らかいクロスで十分です。
ちょっとした習慣を取り入れるだけで、面接用だけでなく後のビジネスシーンでも長く愛用できるカバンに育てられます。
素材に合わせてケアをする
カバンを長く愛用するためには、素材ごとに適したケアを行うことが大切です。
革製のカバンは高級感がある一方で、乾燥や水濡れに弱いため、専用のクリームで保湿し、定期的に防水スプレーを使用すると劣化を防げます。
面接前は、ツヤを整えることで清潔感のある印象を保てるでしょう。
ナイロン製のカバンは軽くて丈夫ですが、ホコリや水滴が付着しやすいデメリットがあります。
柔らかい布でこまめに拭き取り、汚れが目立つ場合は中性洗剤を薄めた布で軽くたたくようにして手入れしましょう。
布製のバッグは摩耗やシワがつきやすいので、使用後はブラッシングで整えると見た目が長持ちします。
素材に応じたケアを習慣にすることで、面接だけでなく転職後のビジネスシーンでも長く安心して使用できるでしょう。
購入時に素材を確認し、適切なメンテナンスを取り入れることが大切です。
使わないときは中に詰め物を入れて保管する
転職面接で使用するカバンを長持ちさせるためには、使わない期間の保管方法にも注意が必要です。
革製や自立型のカバンは、中身が空のまま放置すると型崩れやシワの原因になり、見た目が悪くなります。
そのため保管時には新聞紙や不織布、エアパッキンなどを軽く丸めて詰め物として入れておくのがおすすめです。
詰め物によりカバンの形をキープし、長期間使わない場合でも美しいフォルムを維持できます。
また湿気を防ぐために乾燥剤を一緒に入れておくと、カビや劣化の防止も可能です。
詰め物は詰めすぎず、ふんわりと形を整える程度にしておきましょう。
カバン全体を不織布の袋に入れ、直射日光や湿気の多い場所を避けて保管すれば、素材を傷めず清潔に保てます。
適切な保管を心がけることで、面接時にいつでも新品のような状態で臨めるでしょう。
風通しの良い場所に置く
転職面接で使用するカバンを長くきれいな状態で保つためには、保管環境にも気を配ることが大切です。
革製や布製のカバンは湿気に弱く、風通しの悪い場所に置いておくとカビや嫌な臭いが発生する原因となります。
使用後はクローゼットの奥にしまい込むのではなく、風通しの良い場所で休ませるようにしましょう。
直射日光の当たる場所は変色や劣化のおそれがあるので避けて、室内の陰で空気が流れる位置に置くのが理想です。
不織布カバーに入れて保管すればホコリを防ぎつつ通気性も確保できます。
特に梅雨時や湿度の高い季節には、乾燥剤や除湿剤を併用するのも効果的です。
適切な保管環境を整えることで、いつでも自信を持って使用できるビジネスカバンを維持できるでしょう。
防水スプレーを事前にかけておく
転職面接に持参する大切なカバンを守るためには、事前に防水スプレーをかけておくことが効果的です。
面接当日が雨天だった場合、カバンが濡れてしまうと見た目が悪くなるだけでなく、中に入れた履歴書や職務経歴書が濡れて台無しになってしまう可能性があります。
特に革製のカバンは水分に弱く、シミや色落ちの原因になりやすいため、防水スプレーでコーティングしておくことが大切です。
ナイロンや布製のカバンも同様に、撥水効果を持たせることで突然の雨から中身を守れます。
スプレーを使用する際は、カバン全体に均等に吹きかけ、完全に乾いてから使用することがポイントです。
防水効果は永久的ではないため、定期的にかけ直す習慣をつけておきましょう。
防水対策をしておけば、天候に左右されることなく落ち着いて面接に臨めるため、準備の一環として取り入れる価値があります。
転職面接用のカバンをもっとスマートに使いやすくするコツ
ビジネス向けのカバンは機能的でシンプルであるデザインがおすすめですが、デザインによってはシンプルすぎて中身がごちゃついてしまうことも想定されます。
ビジネスシーンではスマートさが求められるので、ときには中身が整理できるように工夫することも必要です。
ここからは、ビジネスカバンをもっとスマートかつ便利なものにできるコツをご紹介します。
バッグインバッグを使う
中身にポケットが少ないシンプルなデザインのバッグには、バッグインバッグを使用して小物を整理することをおすすめします。
とくに文具やガジェットなどが多い方は、小物をそのまま入れると中身がごちゃついて探しにくくなります。
バッグの中身を整理するコツは、物をカテゴリ別に住所をつけてあげることです。
文具、ガジェット、エチケット用品など、カテゴリ別に分けることで物がさっと取り出しやすくなります。
女性は持ち運び用コスメを最小限にする
女性の場合、お直し用にコスメを持ち運ぶことが多いでしょう。
ベースメイクからアイメイク、リップメイクまで持ち運んでいるとカバンがパンパンになり重たくなってしまいます。
そのため、コスメは最小限に抑えましょう。
ベースメイクのお直し用ならコンシーラーとパウダーのみで、アイメイクのお直しはワンカラーのアイシャドウ、リップは1本のみに絞りましょう。
ガジェットケースを活用
パソコンやイヤホンなどを持ち運ぶには、バッグインバッグの他にガジェットケースを活用すると良いでしょう。
ガジェットケースはそれ専用に作られているので、パソコンを入れるポケットをメインに、充電器やスマホなどの専用ポケットもあります。
100均の透明ポーチを活用
意外と使えるアイテムが100円ショップでよく売られている透明のポーチです。
透明ポーチなら中身が見えるので、カテゴリごとに分けておけば取り出したいものがサッと取り出せます。
転職面接のカバンに関するQ &A
最後に転職面接のカバンに関することをQ &A形式でまとめました。
カバンについて不安や疑問のある方は、こちらも参考にしてみましょう。
リュック・トートバッグはNG?
面接の場では避けた方が無難です。
リュックやトートバッグは通勤や普段使いには便利ですが、転職面接の場ではカジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
リュックは床に置いた際に自立せず、くたっとしてしまうため、だらしない印象につながりやすいのが難点です。
トートバッグについても口が開いたままのデザインが多く、ビジネスシーンにはふさわしくないとされます。
たしかに近年は一部企業でビジネス向けのリュックを許容するケースも増えています。
しかし面接という正式な場面では、避けた方が安心です。
就活で使っていたリクルートバッグは使っても大丈夫?
基本的には問題ありませんが、状態を確認してから使用しましょう。
新卒就活で使用していたバッグは、黒やネイビーなど落ち着いた色味が多く、シンプルでフォーマルなデザインのため、転職面接でも違和感なく使用できます。
ただし長期間の使用で角の擦れや型崩れ、持ち手の劣化が目立つ場合は注意が必要です。
カバンの清潔感は第一印象を決定づけるため、傷みが目立つようであれば新調した方が安心かもしれません。
少しでも不安があれば、面接後も長く使えるビジネスバッグに買い替えるのがおすすめです。
派遣やパートの転職でもカバンは必要?
雇用形態にかかわらず、面接にはビジネス用のカバンを持参するのが望ましいでしょう。
派遣やパートの面接だからといって、カバンのマナーが軽視されるわけではありません。
面接は初対面の場であり、第一印象が重要なのは正社員採用と同じです。
手ぶらやカジュアルバッグで臨むと、社会人としての基本的なマナーを理解していないと受け取られる可能性があります。
雇用形態を問わず、ビジネスマナーを意識したカバンを選ぶことで、好印象を与えられるでしょう。
転職面接のカバンがないときは買わないとだめ?
必ずしも新しく購入する必要はありませんし、転職面接のために高価なビジネスバッグを無理に購入する必要はありません。
ただし、できるだけフォーマルに見えるカバンを用意しましょう。
黒やネイビー、ブラウンなどで、A4サイズの書類をきちんと収納できるカバンであれば代用可能です。
もし手元に適切なカバンがない場合は、プチプラのショップやファストファッションブランドでも十分対応できるシンプルなビジネスバッグが手に入ります。
将来的に通勤でも使えることを考えれば、無難なデザインのカバンを一つ用意しておくと安心かもしれません。
カバンを含めた身だしなみの相談は転職エージェントでもOK
面接では、カバンに加えて服装などの身だしなみや、話し方や立ち居振る舞いにも様々なマナーがあります。
一つ一つ覚えるのは大変ですが、少しでも気を抜くとマナー違反になってしまうことも少なくありません。
そのために必要なのが面接対策です。
面接対策では、実際の面接に向けて質問に対する回答を用意しておいたり、ロープレをしたりといったイメージがありますが、身だしなみを整えることも立派な面接対策です。
多面的に対策する必要があるので、一人で全て覚えるよりも転職エージェントに相談をしてみてはいかがでしょうか。
転職エージェントならマンツーマンで面接対策の相談に乗ってくれるので、もちろん面接に向けた身だしなみについてもアドバイスをもらうことができます。
その他、求人紹介や面接日の調整、給与交渉などのしてくれるので、今まで以上に転職活動が円滑に進むこともメリットです。
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