【新人女性営業職必見】悩みがちな営業カバンを選ぶポイントを解説!
はじめに
営業職といえば、厳しいノルマや外回りのイメージが強いことから、男性の仕事と考えている人も少なくないでしょう。
しかし、女性は男性よりも相手に安心感を与えられる強みをもっているため、相手との関係性の構築が重要となる営業職に女性社員が増加しているのです。
当記事では、ビジネスシーンを渡り歩いて活躍する女性に向けて、営業用のカバンを選ぶポイントを解説していきます。
営業は言葉でのコミュニケーションが注目されがちですが、見た目の清潔感や使っている小物が与える印象も、商談の成功に大きく関わってきます。
とくにこれから営業の仕事に従事する新人のみなさんは、思わぬところでイメージを下げないように、カバン選びも十分注意しましょう。
【営業女性のカバンの選び方】カバンを選ぶ際のポイント
みなさんは普段使いするカバンを選ぶ際も、さまざまな条件の下で何を購入するか考えていると思います。
おそらくは、普段自分が持ち歩いているものが入るかどうかや、見た目が好みかどうかといった要素が大きいでしょう。
ビジネスシーンで用いるカバンについては、普段使いのものと同様に利便性を重視するのは当然のこととして「相手に見られるものである」という意識をもって選ぶことが重要です。
以下では、大切な5つのポイントを紹介します。
①A4サイズが入るもの
営業をするにあたって、相手に渡す資料を持参するのはよく見かける光景です。
ただ、もしあなたが営業される側の立場だったとして、渡された書類がぐちゃぐちゃだった場合、それだけで契約する気が削がれてしまうでしょう。
自分が見るだけのものならまだしも、顧客に渡す資料は必ず綺麗な状態で渡さなければならないので、カバンのサイズには十分気を配る必要があります。
書類は基本的にA4で印刷するので、そのサイズが折れずに入れられるカバンを選びましょう。
PCをよく持ち運ぶ人は、PCスリーブがついているかどうかもチェックしてください。
②ファスナーがあるもの
営業に行く際は、契約関係の書類など自分だけでなく、会社にとっても重要な書類を持ち運ぶことが多くなります。
そのため、セキュリティ面を考慮して、中身の見えないファスナーつきのビジネスバックを選ぶことをおすすめします。
仮に電車などの人混みに紛れて移動する場合は、盗難の防止にも役立つでしょう。
ファスナーはセキュリティの側面に加えて、雨によって中身が濡れてしまうことを防ぐことができる点においても優秀です。
③自立するもの
壁などの立てかけるところがなくとも、自立させて置いておけるカバンはビジネスシーンに適しています。
堅い素材が使われているので、中身の書類が折れることはないですし、倒れて中身のパソコンやタブレットなどに負担がかかることもありません。
サッと置いてサッと立ち上がることができるので、相手にスマートな印象を与えることができる点もメリットです。
逆に自立せず折れ曲がったりしていると、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
④無地で高級感のある素材のもの
カバンといえば機能性ばかりに目が行きがちですが、身だしなみの一部であることも忘れてはいけません。
服装と同様に、相手に見られていることを意識して選ぶことが大切です。
まず柄については、ビジネスシーンで使用する以上、クロコダイル柄といった派手なデザインのものは避けるべきです。
なるべくシンプルなものを選ぶようにしましょう。
紺色や黒色は清潔感がありますし、スーツとも合わせやすいのでおすすめです。
素材については、高級感を演出できるレザーが良いでしょう。
安物がいけないわけではありませんが、良いカバンを使っていれば相手に良い印象を与えられる確率は格段に上がります。
見た目がシンプルで清潔感がありますし、長持ちする点も魅力的です。
荷物が多い場合はナイロン製のものを選んでも
先ほど紹介した革製カバン以外の選択肢としては、ナイロン製のカバンもよく挙げられます。
ナイロンは軽くて丈夫な素材であるため、資料やPCなど持参する荷物が多い場合は、活用するのも一つの手です。
取り扱いが非常に楽であるため、利便性を重視したい場合はこちらを選ぶのがおすすめです。
革と比べると高級感は薄まり、カジュアルな印象になってしまいますが、シンプルなデザインのものであれば清潔感を演出することができます。
⑤肩がけ出来るもの
利便性を考えると、カバンは肩がけできるものがおすすめです。
外回りの営業では、1日に何件も訪問することも珍しくないため、持ち歩くものが多い場合は肩にかけて持ち運べるカバンが最適でしょう。
女性の場合、トートバッグを使う人が多いようですが、近年は若者を中心にリュックを使う人も増えています。
「リュックはマナー違反なのでは」と心配する方もいるかと思いますが、最近はビジネスアイテムとして認知されていますし、TPOをわきまえれば問題ありません。
カバンに入れておくと良いアイテム
外回りの営業には、常に必要とされる持ち物がいくつかあります。
そのため、ビジネス用のカバンを選ぶ際は、ポケットの数や容量なども重要な要素です。
また、営業は相手の貴重な時間を拘束して提案の機会をいただいているわけなので、テキパキとした行動が求められます。
必要なものをすぐに取り出すことができて、速やかに商談に移れるような、使いやすいカバンを選ぶことが営業成績を上げるために重要なポイントなのです。
さて、ここからは営業に行く際に、カバンに入れておくべきアイテムを4点ご紹介します。
これからカバンを選ぶ際は、下記で述べたものが問題なく入るかどうか、そしてすぐに取り出せるかどうかを意識して考えてみてください。
ボールペン
営業といえば、顧客に対して自社の製品を売り込んだり、サービスを提案したりするイメージが強いですが、まずは先方のニーズや課題をヒアリングすることが最優先です。
ヒアリングした内容を即座に整理、理解して、それに沿った提案ができるか否かが営業を成功させるカギとなります。
そのため、メモをとるためのボールペンは必須です。
ペンケースに入れても良いのですが、ペンを入れるためのスリーブがついているカバンを選べば、カバンの中の整理がつきますし、すぐに取り出すことができて便利です。
メモがとれないと、商談を進めるうえで不便な場面が多いと思うので、外回りに行く前に用意するのではなく、常に何本かカバンに入れておくと良いでしょう。
スケジュール帳・手帳
商談は初回で締結することはほとんどないため、大抵の場合はその場で、次回以降のアポイントを取る必要があります。
そのため、自分の予定をチェックし、即座に書き込めるスケジュール帳や手帳を忘れずに持参しましょう。
紙のものを選ぶ場合は、カバンの容量に注意しなければなりません。
しかし、最近はスマホやノートPCで予定をチェックするのが主流になりつつあります。
どちらを選んでもとくに差はないので、各々の好みで選びましょう。
モバイルバッテリー
外回りの営業では、場合によっては1日出社せず、直行で複数の訪問先を回ることもあります。
そんなときは、モバイルバッテリーを忘れずに持参しましょう。
いつ取引先や会社から電話がかかってくるか分かりませんし、スケジュールをスマホで管理している人も多くいると思うので、充電残量の管理には注意を払ってください。
さまざまなサイズが売られていますので、カバンの容量や持ち物の量に合わせて、自分に合ったサイズのものを選びましょう。
その他
上述した必須の持ち物に加えて、名刺入れやメモ帳、電卓などをもっていると役立ちます。
ただし、持ち物が増えるとそれだけ中身を整理するのが大変になるので、整理整頓がしやすいか否かもカバン選びのポイントとなります。
持ち物を整理するうえで重要なのは、スリーブの多さです。
取引先と対面しているときに相手を待たせるのは失礼に値するので、どこに何を入れておくのかあらかじめ決めておいて、必要なものをサッと取り出せるようにしておきましょう。
スリーブがついていない場合は、小物入れを活用するのがおすすめです。
カバンを整理することで行動がスマートになり、ビジネスマンとしての信頼度も高くなります。
自分に合ったスタイルで、使いやすいカバンを維持することを心掛けましょう。
【営業女性のカバンの選び方】営業カバンの価格帯
レディースビジネスバッグの平均的な価格帯は、少し広範囲ですが4,000円~20,000円程度です。
ただし、カバン選びにおいて何を重視するかによって、価格は前後します。
ポケットの多さや軽さなど、機能面だけを重視するのであれば、10,000円未満でも十分に使いやすいカバンを見つけられるでしょう。
しかし、洗練されたデザイン性やレザーなどの高級感のある素材を求めるのであれば、価格帯は15,000円~30,000円程度です。
自分の予算とカバンに求める要素を考慮して選びましょう。
【営業女性のカバンの選び方】おすすめのブランド4選
さて、最後に筆者が自信をもっておすすめする4つのブランドを紹介していきます。
これまで解説してきたポイントを念頭に置いて、自分に合うカバンを選んでみてください。
購入場所としては、オンラインより実際に店舗で購入する方が失敗は少ないです。
ネットでは購入者の口コミを見ることができますし、商品の説明や写真も充実していて、値段も安くしっかりした商品がたくさん売られています。
しかし、他人のレビューは自分とは違う感性で書かれたものなので、自分が思っていたものとは違うものが届く可能性もあります。
やはり実際に手に取って選ぶ方法が一番おすすめです。
とくにカバンは毎日使うものなので、使い心地を確かめながら慎重に吟味しましょう。
ace.(エース)
このブランドのカバンは、コンパクトなものから大容量のもの、多機能なものなど種類が豊富です。
価格帯も2,500~25,000円と、比較的リーズナブルに抑えられています。
女性に必要な機能を追求してつくられたモデルや「スマートな所作」を演出できるモデルなど、女性目線で開発されたアイテムが豊富にあるのが特徴です。
軽くて使いやすいうえに、低価格なナイロン素材のカバンも多く取りそろえてあるので、機能面を重視して選びたい人にはおすすめできます。
PORTER(ポーター)
こちらは、日本が誇るバッグメーカーである「吉田カバン」がもつ自社ブランドです。
どちらかといえばメンズもののイメージが強いブランドですが、実はウィメンズの商品も豊富にあります。
価格帯は10,000~160,000円と、リーズナブルなものから高級なものまで幅広く取りそろえられています。
女性が使いやすいようなコンパクトなサイズも多く、細かな部品に女性が使いやすいような工夫が凝らされていて、色使いにもこだわっているのが特徴です。
軽量で機能的なナイロン製のカバンが欲しい人、デザインや品質にこだわった革製のカバンが欲しい人のどちらにもおすすめできます。
迷っている人は、このブランドの商品を一度見てみるといいかもしれません。
FURLA(フルラ)
こちらのブランドのバッグは、上質なレザーを使用した高級感のあるデザインのものが多いのが特徴です。
価格は22,000~95,000円と、商品によっては比較的手が届きやすく、幅広い世代の女性から長年支持されています。
ビジネス用に購入されることが多いトートバッグは、持ち手が丈夫な点と、A4サイズの書類やノートPCも余裕をもって入れることのできる容量の多さが魅力です。
さらにはカラーバリエーションも豊富なので、自分らしさを演出できる点も人気の理由として挙げられます。
MICHAELKORS(マイケルコース)
こちらは、ハリウッド女優やセレブの間でも愛されているブランドで、シンプルながらも高級感のある高いデザイン性が特徴です。
これだけ聞くと相当な高級品に感じてしまいますが、平均的な価格帯は25,000~75,000円と、社会人であれば十分に手の届く値段となっています。
A4サイズの書類や、ノートPCも十分入れることのできるサイズが魅力です。
小物を収納するのに便利なジップポケットやスリップポケットも備えており、シックなデザインだけでなく機能面でも高く評価されています。
高品質なカバンを求めている人には、非常におすすめです。
トートバッグには細長いストラップも付属しているので、腕が疲れてしまっても肩掛けで持ち歩くことができます。
まとめ
営業は、ヒアリング力や提案力などコミュニケーションばかりに気をとられてしまいがちですが、身だしなみも成績を上げるための重要な要素の一つです。
商談相手はこちらのスーツや髪形だけではなく、ビジネスバッグも見ていると思うようにしましょう。
そうした小さな意識の積み重ねが、仕事の成功につながっていくのです。
これから営業職に就くみなさん、もしくはすでに従事されているみなさんも、当記事を参考に自分に合ったカバンを選んで、できるキャリアウーマンを目指しましょう。
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