【転職】給与が理由で良いの?年収アップを目指す上手な転職方法とは
転職理由はポジティブなこともありますが、その多くはネガティブなものではないでしょうか?
「給与」はその最たる要素の1つ。
転職して年収を上げたいと考える人は少なくありません。
実際に給与を転職理由にする場合、どのようなポイントやデメリットがあるのでしょうか。
今回は転職理由としての「給与」について徹底解説していきます。
転職をきっかけに年収アップを目指してみましょう。
【転職】転職理由として給与を挙げても問題ない?
結論、全く問題ありません。
給与は転職理由の中でも比較的多い傾向にあり、キャリアアップや待遇面での不満がきっかけで転職活動に踏み切るパターンが一般的です。
転職すれば給与が必ず上がるとはいえません。
仕事量や精神的な負担が増加し、結果的に対価に見合わないというケースも見受けられます。
また、現在の職場と転職先の双方にアプローチする必要があり、流れを把握してステップを踏むことが重要です。
働くからには高い給料をもらって働きたいと思いますよね。
給与面で不満があり改善が見込めないのであれば、思い切って転職してみるという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
【転職】給与を転職理由にするときの上手な伝え方
転職理由は前職と転職先で伝えることになるでしょう。
基本的にはどんな理由でも転職は認められます。
しかし理由としては問題ないものの、伝え方のマナーを疎かにしてはいけません。
お金の問題が関係するため、信頼関係や自分の立場を考える必要があるでしょう。
ここでは面接や退職時に意識すべき、上手な転職理由の伝え方を紹介します。
マイナスになることは無いので積極的に取り入れましょう。
素直に事情を伝える
転職理由を伝えるときは、素直に伝えてみましょう。
転職理由はそのときや人によって異なります。
伝えにくいこともあるでしょう。
素直にはっきりと伝えることで、現在の職場もしくは転職先との関係性が長期的な目で見てよくなる傾向があります。
今回のように給与が理由なのであれば、嘘をついたりひた隠しにする必要はありません。
給与が理由の転職は一般的であり、ごく自然なことだからです。
自分の言葉でそれぞれの相手に対して、誠意をもって伝えれば問題ありません。
むしろ自分勝手な言い方や汚い言葉遣いなど非常識な態度で伝えることは避けましょう。
勇気を出して正直に伝えてみてください。
転職を決めた段階で早めに伝える
転職を決めたら可能な限り早く伝えることも、転職を成功させるカギです。
上司や企業は、転職者の退職手続きや新しい人材確保の対応をしなければなりません。
プロジェクトや企業の戦略などに関わることもあるため、時間や金銭が必要になることもあるでしょう。
お互いが転職することを認識していれば、スムーズで的確なアプローチにつながります。
トラブルやイレギュラーが出た場合でも、対応が可能です。
転職は大きな決断のため、勢いや未確定の段階で伝えることは好ましくありません。
早く伝えることは、焦るのではなく決断からの初動を速やかに行うということ。
時期や理由もあわせて準備しておきましょう。
繁忙期や明らかな人材不足の時には伝えるタイミングに配慮することも大事ですが、確定しているのであれば伝えてしまって問題ありません。
口頭だけでなく書面も利用する
転職することを上司や企業に伝える方法は口頭でだけではありません。
書面で伝える方法として、「退職願」という文書が有効です。
退職願は、退職する事実ではなく退職を申し出るために用いられる文書。
退職理由や希望日などを記載し企業に提出します。
受け取った企業は、現在の状況や様々な事情を考慮し退職承認を検討するでしょう。
承認されると、正式に退職手続きが取られます。
口頭で伝えるだけだと、正確に伝わらなかったり聞いてもらえなかったりする可能性もありますよね。
文書は記録として残るため、退職願に転職することを記載することで企業側も認知しやすくなります。
「退職届」とは別の文書なので、書き方や役割には注意しましょう。
企業ごとに就業規則がありますが、退職に関する条項も存在します。
分からない場合は問い合わせるなどして、「退職願」を活用してみましょう。
前向きな言い方をする
転職理由がどんなものでも、前向きな伝え方を忘れてはいけません。
家庭の事情や不安や不満というようなネガティブな理由での転職もあるでしょう。
給与もポジティブとは言い難いですよね。
だからといって職場を悪く言ったり常識が欠如しているような言い方をしたりすることは避けてください。
転職は、転職者だけでなく今の企業や次の会社にとっても新しい挑戦や変化になるでしょう。
転職者は気持ちよく送り出し、気持ちよく受け入れられるべきです。
給与が理由の場合は、「単にお金が欲しい」・「給与が低すぎる」という言い方ではなく、「能力や経験を異なる舞台で活かしてみたい」・「自分の可能性を信じたい」など未来を見据えた言い方をしてください。
露骨にお金の話をすると悪い印象につながりますが、転職先には給与面の交渉をしてみることも大切です。
転職者や1人の労働者として自信と誇りを持ち、好印象につながるようなポジティブな伝え方を心がけてみてください。
【転職】給与が理由の転職のリスクも知っておこう
転職理由は転職のモチベーションに大きく影響します。
年収アップが実現すると考えれば、転職活動も力が入るでしょう。
しかし、給与を転職理由にすることにはリスクが潜んでいます。
考えられるリスクをケアすることで、転職活動での立ち回りがしやすくなるでしょう。
給与が理由の転職でリスクになりやすい4点について解説します。
年収アップが保障されていない
給与を理由に転職することの大きなリスクとして、「年収アップが保障されていないこと」が挙げられます。
給与は業種や業界によって異なるだけでなく、能力や社内での役職によっても違いますよね。
同じ業界内での転職であれば、経験値やスキルを評価され給与アップが見込めるでしょう。
一方で未経験業界や中小規模の企業などへの転職では、給与体系が異なるため場合によっては年収が下がってしまうことも考えなければいけません。
単純な額面では給与が高くても、肉体的・精神的に重労働の場合や福利厚生が減少するなど実質的な給与アップにならないというケースもあります。
求人や内定時に提示される額だけで考えてしまうと、転職で損をしてしまうこともあるため注意が必要です。
業種や業界選びは慎重に細かく行い、面接の機会には詳しく質問したり交渉したりなど給与に焦点を絞って転職活動を行うことが給与アップにつながるでしょう。
職場と揉める可能性がある
給与アップを目指す転職では、伝え方次第で職場と揉めてしまうリスクも考えましょう。
お金の話はデリケートな話題であるため、がめつい態度や伝え方はあまり好印象になることはありません。
特にスキルや能力があまり無い場合や、明らかにお金だけにしか興味がないという場合には信用問題にも発展します。
転職面接で転職理由を聞かれるとき、理由もなくお金の話をすることは非常に危険です。
企業への貢献や自分の成長など具体的なアプローチが無いため、面接で落とされる可能性もあるでしょう。
働くのは転職者ですが、評価し給与を支払うのは企業でありお客様からいただいた利益から支払われるわけです。
給与はいただくものという認識を心に刻み、上司や転職面接で伝える際には常に謙虚で誠実な言い方で伝えましょう。
誠意や熱意を見せることで、揉め事や関係の悪化を回避しスムーズな転職へとつながります。
資格やスキルの取得がきつい
資格やスキルは給与の決定に必ず影響を及ぼすことはお分かりでしょう。
関連スキルや難関資格を持つことで、他の人よりも多くの給与を得ることにつながります。
スキルや資格は短時間で楽に取得できるものではありません。
働きながら時間や費用を捻出して、努力によって身につけるものですよね。
資格やスキルの取得に集中するあまり、人によっては精神や体力的につらいと感じてしまうでしょう。
よい刺激になり成長が見込める一方で、通勤時間や休み時間・休日を使って地道に知識や技術を蓄えることが負担になります。
ストレスを感じてしまい、転職ではなく勉強そのものが目的になってしまっては本末転倒といえますよね。
ワークライフバランスという言葉があります。
近年特に重視されるライフスタイルですが、体力やキャパシティを予め把握してからスキルや資格の勉強に臨むことが重要です。
日々の仕事や転職活動に支障をきたさないように、必要なスキルや資格を決めて勉強するということも求められるでしょう。
転職理由として具体性が低い
転職理由は基本的にはどんなことでもよいとお伝えしました。
しかし給与という漠然としたものだけを理由にすると、具体性の低さを指摘される場合があります。
転職面接で質問されたときに、給与のことだけを伝えるわけにはいきません。
ビジョンややる気など未来に対し具体的に説明できる事項もアピールする必要があります。
そもそも働くうえで誰もが高い給与を求めますよね。
給与以外の条件や環境が同じ場合、ほとんどの人が高い給与の企業を選ぶでしょう。
いいかえると給与は「前提」として考えられるということです。
この額であなたには何ができますか、ということを企業は求めているわけです。
その給料をいただくためにできるアプローチに対して言及し、企業にアピールしながら他の応募者と差別化を図るとよいでしょう。
金額にこだわりすぎず、ある程度の最低ラインを決めて自分の価値を提供することに集中してください。
【転職】給与アップを目指す転職術5選
ここからは給与アップを目指す転職術を5つ紹介します。
もちろん給与に狙いを定める場合は、戦略を立てる必要がありますよね。
やみくもに好きな業界や業種を選ぶだけでは給与アップにはつながりません。
正しいアプローチをすることで給与アップの実現に近づけるといえます。
紹介する方法を参考に、給与アップの転職について学んでいきましょう。
自己分析をして転職市場での価値を把握する
転職において給与アップを目指すためには、自己分析を行い自身の市場価値を理解することが重要です。
市場価値とは、経験・スキル・資格・人間性・企業への適性などを指します。
自己分析を行うことで、持ち合わせている価値を知り企業に対して上手な売り込みができるでしょう。
給与に直結する要素であるため、使える材料は積極的に提示してください。
自信のない人を企業は欲しがりません。
志望業界や具体的な企業がはっきりしている場合は、どのように価値が作用するかという予測や分析も有効です。
採用されて長期的に働くうえで、キャリアがイメージしやすくなります。
昇給など給与面でも評価に表れるでしょう。
自己分析を徹底して企業に対し適切にアプローチするようにしてください。
必要なスキルや資格は身につけておく
資格やスキルの勉強がつらいことをお伝えしましたよね。
確かに一筋縄ではいかないでしょう。
しかし考えてみてください。
転職者たちはあらゆる材料を持って転職活動を行うわけです。
企業は多くの候補者の中から優秀な人材を見極め採用しますよね。
給与に直結することはいうまでもありませんが、スキルや資格などが無い人が競争で勝ち残ることは極めて難しいでしょう。
転職で給与アップを目指すためには、内定を数多く勝ち取ることが大前提です。
必要資格が無い人には内定は出にくいでしょう。
給与は入社後に昇給という形で上げることが可能です。
したがってまずは内定を勝ち取るためのアプローチとして、資格やスキルを身につけていくことが求められます。
給与は長期的な目線も必要です。
焦りは禁物ですが、キャリアのために勉強は早いうちからしておくことをおすすめします。
ビジョンや展望を具体化しておく
転職活動で聞かれる項目に、社内やキャリアの具体的なビジョン・展望があります。
今後の業務やポジションの設定をするうえで重要であり、社内での役割や価値そのものにもなるわけです。
貢献度が高まれば給与は上がっていくことが予想でき、面接段階でやる気を示すだけで少なからず影響を及ぼすことでしょう。
抽象的な目標が悪いわけではありません。
ですが企業としても1人の戦力として扱いに困ってしまいますよね。
具体的に話しておけば企業側もイメージしやすく、長期的な雇用につながりやすくなるのではないでしょうか。
ここでいう給与とは内定時ではなく長い目で見た時の給与なので、今すぐ高い額をもらいたいという場合は異なるアプローチが必要です。
キャリアを積み重ねる中での昇給には確実なステップといえます。
転職活動時に将来のビジョンを具体的にしておきましょう。
企業に対し給与面の話をしておく
転職面接時・内定承諾前であれば、必要に応じて給与の交渉を行うことが可能です。
お金の話は生々しいと感じ、気が引ける人もいるでしょう。
しかし交渉次第で給与がアップする事例は少なくありません。
面接中には転職理由や逆質問など、給与の話にもっていきやすい話題になることがあります。
給与体系や評価システムなどについて質問したり、前向きな形で直接伝えるなど方法は様々です。
雰囲気やマナーには気を配る必要があるため、関係性にひびが入らない程度に話を切り出してみてはいかがでしょうか。
内定をもらい承諾する前にも交渉は可能です。
改めて自分が企業でどのように活躍したいか・貢献できるかを述べながら、感謝の言葉を添えて希望額を具体的に提示してみるとその場で額が編くされることがあります。
企業の話全てに「はい」と返事をする必要はありません。
交渉や相談という形で、給与面に関して声を上げてみましょう。
給与が高い業種・業界に転職する
給与アップの転職をするときに、「給与が高い業種・業界を選ぶこと」は分かりやすい近道になります。
業種や業界ごとの平均給与を調べてみてください。
企業や細かい役職にもよりますが、平均給与額が高い業界がはっきりとわかるはずです。
自分が就きたい仕事かどうかは分かりませんが、給与だけを考える場合はおすすめの戦略といえます。
仕事内容や拘束時間などの業務的な内容や、必要な経験値や資格などの転職に関わる条件については深く調べる必要があるでしょう。
面接を受ける際には面接官に確認してみるのもよいですね。
やりがいやキャリアアップは入社してから考えることになりますが、転職先が決められない人は基準として給与が高い業界を選んでみてもよいのではないでしょうか。
【転職】給与アップを意識した転職面接の受け答えとは
転職面接は給与アップにおいて重要な機会です。
直接自分の言葉でアプローチできるため、気持ちや意思が伝わりやすいといえます。
面接の受け答えは転職の目的に応じて変える必要がありますが、今回は給与に焦点を当てた受け答えをみていきましょう。
給与アップだけでなく、転職で内定を勝ち取ることにも直結します。
給与アップだけでなく転職面接の参考にもしてみてください。
志望理由
私が御社を志望する理由は、御社の製品やサービスに大いに魅力を感じているからです。
また、私がこれまでに磨いてきた〇〇というスキルが御社で活かせると感じています。
前職では営業チームとして売上目標を毎四半期達成し、顧客満足度も向上させることができました。
その経験を活かして御社の営業成績に貢献したいと考えています。
さらに御社が提供する研修プログラムについて耳にし、自身のスキルをさらに伸ばすチャンスがあると感じました。
私は自己成長と会社の成長を両立したいと考えており、そのために御社は最適な場所だと思います。
志望理由の回答では、「給料が高いから」と直接言うのは避けましょう。
その代わりに会社での貢献を通じて報酬をいただきたいというメッセージを間接的に伝えてみてください。
経歴や実績
私のこれまでの実績として、前職でのプロジェクトマネジメントにおける成功が挙げられます。
具体的には、新製品の開発プロジェクトを指導し、予定より3ヶ月早くかつ予算内で完成させました。
これは、私がチームのスケジュールと予算管理を効果的に行った結果です。
また私はマーケティングチームと協力して新製品のローンチキャンペーンを企画し、製品の初年度売上が予測を20%上回りました。
これは、市場調査とターゲット顧客への深い理解に基づいて戦略を立てた結果であり、私のマーケティングスキルとプロジェクトマネジメント能力を最大限に活かせたからだと確信しております。
今までのキャリアで、私は目標を達成するための戦略的思考力とプロジェクトを成功に導くための能力を身につけられました。
採用していただければ、御社での業務でも役立つと信じています。
実際の数値を示すことで、実績としての説得力が増します。
実績を多数残している場合は、特にアピールしたいことや転職先の業種・業務内容に関係するものをピックアップするようにしましょう。
転職理由・退職理由
「私が前の職場を退職した理由は、より高みを目指し挑戦したいと思ったからです。
前職では多くを学び、素晴らしいチームと共に成果を出すことができました。
同時に、私のキャリア目標としてさらなるスキル習得と様々な経験を積むことも望んでいました。
そのため、転職を決意し御社が私の求める新たな挑戦の環境として最適であると確信しました。
御社の先進的なプロジェクトや組織全体での成長と改革への取り組みは、私がキャリアを次のレベルに引き上げるための絶好の機会と考えています。
私のスキルと経験が御社の目標達成に貢献できると信じており、その一方で御社での勤務を通じて新たなスキルを習得しさらなる成長を遂げることができると確信しています。
終始前向きな理由を伝え、長期的にどのような貢献ができるかを盛り込むと内定につながるような転職・退職理由になるでしょう。
自己PR
私の最大の強みは、解決志向のマインドセットと高いコミュニケーション能力です。
前職では、チームをまとめたり適切な解決方法を導き出したりしながら、数々の困難なプロジェクトを成功させてまいりました。
例えば、あるプロジェクトでは初めてとなる新製品の開発という課題に直面しました。
そのときには、自ら学ぶ姿勢を保ちつつチームメンバー間のコミュニケーションを円滑にすることで予定通りの期間内での製品開発を達成しています。
そして、私は新しい環境に素早く適応する能力も持ち合わせています。
転職者として、新しい組織文化やワークフローに迅速に対応できるという点で活用できると考えております。
以上の能力を活用して、私は御社では即戦力として素早く結果を出すことができると自負しております。
アピールすべきことや伝えたいことは、自己PRのパートで述べるようにしましょう。
長すぎるものは印象がぼんやりしがちなので、言うことを予め決めておくことも重要です。
【転職】給与アップの転職が不安なときは?
給与アップだけでなく転職全般において不安がある人におすすめする解決法がいくつかあります。
活用することで転職の手助けとなることでしょう。
不安は抱え込む必要がありません。
不安を感じるときは速やかに解決法を試すべきです。
転職に少しでも不安や疑問がある人は、紹介する方法を試してみてください。
転職エージェントを使う
転職エージェントは、転職活動のプロとして転職の相談から入社までを全面的にサポートしてくれるサービスです。
給与アップに焦点を当てる場合だけでなく、初めての転職や異業種への転職など不慣れな人の強い味方になってくれるでしょう。
エージェントは業界や資格など就職に必要な情報を網羅しており、給料を上げたいと相談することで適切なアドバイスをしてくれます。
例えば希望業種が決まっているのであれば、具体的な高収入の企業や必要な能力について教えてくれるはずです。
履歴書や転職面接など企業に直接アプローチする方法も詳しいため、マナーや常識を身につけながら給与アップに特化した対策もしてくれます。
ですがエージェントによってサービス内容が異なったり、相性が悪く臨んでいる結果につながらないこともゼロではありません。
対応地域やマージン(手数料)も異なるので比較して利用を検討するべきです。
転職エージェントは転職で抱える様々な悩みを解決してくれるでしょう。
給与に限らず転職そのものに不安があれば活用してみてはいかがでしょうか。
成功・失敗体験談を参考にする
給与アップの転職が不安な人は、成功談や失敗談を参考にしてみましょう。
まわりに転職経験者がいれば直接聞いてみればよいですが、身近にいないということも考えられます。
インターネットで検索したりSNSを活用して体験談を集めたりすると、多くの成功例や失敗例が見られるのでおすすめです。
実際の体験談は一般論ではなくはっきりと事実として残っているため、転職活動に直接活かせるというメリットがあります。
やるべきことや企業・サービスの情報を得られるだけでなく、避けるべきことや転職活動中の過ごし方などなかなか聞けないような内容も掲載されているはずです。
同じことをすれば同じ結果になるということはあり得ませんが、具体的な悩みや疑問がある場合は大いに参考になりますよね。
一度学んだことは次の転職やキャリアプランに活かせます。
転職者の生の声を聞くことで、転職活動によい結果をもたらすといえるでしょう。
上司に直接聞く
転職を決める前や転職を伝える際に直接上司に聞くことも解決策です。
信頼を置いている上司であれば、転職の話を出しても否定することなく後押ししてくれるでしょう。
転職に対する姿勢や今転職のためにやるべきことを教えてくれるだけでなく、自らの経験談から深い話が聞けるはずです。
給与アップを前面に押し出し過ぎると、かえって話を聞いてもらえない可能性もあります。
自分の人生をしっかり考え分析した結果であることを伝えることで、上司は転職へのアドバイスをしてくれるでしょう。
込み入った話になりそうであれば、事前に時間が欲しいことを伝え話し合いの機会を設けることも必要です。
解決というよりは助言を求めるくらいの感覚で聞いてみましょう。
【転職】嘘の転職理由を使ってもよい?
転職理由で嘘をつくことを考える人もいるのではないでしょうか。
伝えにくいことは事実とは違うように話したくなるでしょう。
現在の職場と転職先で嘘の転職理由を使うことには、やはりリスクを背負う必要があります。
会社を退職する時には、退職する旨を伝えれば法的に退職が保障されます。
退職・転職理由をでっちあげても、会社を辞め転職に専念できるわけです。
現在の職場に転職理由の嘘がバレてしまう場合、上司から問い詰められ退職手続きに支障をきたす可能性が否定できません。
一貫性がなかったり同僚についつい本当の理由を言ったりするとバレやすいため、嘘の転職理由を使う場合は事前にしっかりと組み立てておくことが重要です。
一方転職先に履歴書や面接で嘘の転職理由を使う場合にも、細心の注意を払いましょう。
転職理由は必ずといえるほど質問されます。
志望動機や企業でのビジョンにも直接かかわる重要事項だからです。
隠し事があったり内容に違和感がある場合は、人間性が疑われ内定をもらいにくくなってしまうでしょう。
入社後に転職面接の内容と全く異なる態度や言動がある場合も、人間関係やキャリアに悪影響を及ぼしてしまうはずです。
社会で上手に生きていくためには、時に小さい嘘をつくことは役に立ちます。
しかし正直に話したり素直な感情を伝えることは、誠実さをアピールしたり長期的な人間関係を築くために大きな役割を果たすでしょう。
キャリアや人生で重視することを決めておき、嘘の転職理由を使う場合は事前に練ったうえで伝えることをおすすめします。
転職して給与アップを目指そう
いかがでしたか?
給与アップの方法としての転職について解説してきました。
前職・転職先の両方に対してアプローチしたり、戦略を立てて転職活動に臨んだりすることが必要であるとお分かりいただけたでしょう。
ポイントを押さえ忠実に実行すれば、転職での給与アップは叶います。
マナーやアクションプランを確認して、転職での給与アップを目指しましょう。
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