不動産営業になりたい女性へ|結婚後も仕事と家庭を両立して働けるキャリアプラン
不動産業界の営業は男性が多いイメージがありますが、キャリアアップに意欲的で自立した女性営業も多く活躍しています。
他業種に比べて平均年収が高い傾向にある不動産業界で働く女性営業は、まさに「キャリアウーマン」の典型です。
しかし、ちまたでは「きつい」「結婚後に両立がしにくい」と言われていることも事実。
確かに楽な仕事ではありませんが、不動産業界の中でも賃貸や売買など分野ごとに環境が違うため、結婚後も女性が活躍できる会社はたくさんあります。
今回ご紹介するのは、不動産営業に転職をしたい女性に向けたキャリアプランの立て方や、結婚後も視野に入れた転職先選びのポイントです。
実際に不動産営業として活躍している女性の働き方の事例も紹介しているので、ぜひ転職の参考にしてください。
不動産営業の仕事が女性にキツイと言われているワケ
不動産営業は高収入が目指せてキャリアアップしやすい職業である反面、「ノルマがきつそう」「残業が多い」「休日出勤もある」などネガティブなイメージを持つ人もいます。
女性の場合はとくに環境面でネックになるイメージが持たれているようです。
これから転職をして結婚や出産も視野に入れながら着々とキャリアアップしたい女性にとっては、不動産業界のこのようなネガティブイメージについて気になることでしょう。
「きつい仕事」と言われている理由については主に3つあるので、具体的に説明していきます。
休日が自由に取りにくい
不動産営業の休日は、基本的には毎週水曜日と日曜日です。
週休二日制であることを加味すると他の業界の営業職と変わらないように思えますが、不動産営業は休日出勤をすることもあります。
とくに不動産売買営業の場合は、顧客が内見可能な曜日に合わせてアポイントをとる必要があります。
顧客が指定した曜日が日曜日のみだった場合、やむを得ず日曜日に出勤することになります。
アポイントを取るのは営業の仕事なので、基本的にはコントロールできるものではありますが、顧客側の休日が毎週日曜日だった場合は「できません」とお断りしてしまうと大事な契約を逃してしまうことになるでしょう。
不動産営業は1件あたりの成約金額が大きいため、たった1件だったとしても営業成績に大きく影響してしまいます。
せっかくの見込み案件が失注してしまわないように、休日出勤という選択肢を取る人も多いのです。
残業が多いと言われている
不動産業界の顧客のほとんどは働く社会人です。
家を買いたい人も借りたい人も、内見を希望している人の中には夕方しか時間が取れない人も多いことが現状。
そのため、不動産営業側も夕方や夜にアポイントが入ることとなり、内見や商談を終えると「とっくに定時を過ぎていた」ということもあります。
フレックスタイム制の会社なら多少遅くなっても次の日に遅めの出勤にすればバランスよく働くことができますが、全ての会社がそうではないので、残業は覚悟しておいた方が良いでしょう。
女性は危険と言われている
不動産営業が「女性には危険」と言われている主な理由は、夜の内見やアポイントが発生することです。
内見希望者の中には夜の時間帯を希望する人もいます。
なぜなら、住宅選びのポイントとして昼と夜を両方見ておくことが大事だからです。
外部の騒音や壁の薄さなどは夜に判明することが多いので、昼間に良い環境と思っても夜に内見しておかなければ後悔することもあります。
顧客はそうした事態を避けるために、昼と夜両方内見しておきたいというわけです。
もちろん、全ての顧客が夜に内見を希望するわけではありませんが、慎重に物件選びをする顧客も一定数いる事は事実。
営業も夜遅い時間に仕事をしなければならないケースも少なくありません。
ただし、女性営業を夜間にアポイントに行かせることに最大限の配慮をしてくれる会社もあります。
もし担当顧客が夜の時間帯を指定してきた場合は、男性上司と一緒に行くなど、安全な状態で仕事ができるように配慮してくれるのです。
全ての会社が女性の夜間営業に優しいというわけではありませんが、転職先を選ぶならこうした配慮がある環境を選ぶと良いでしょう。
不動産営業における女性の比率・結婚している人は?
不動産営業における女性の比率は男性より若干少なく、さらに結婚後活躍している人も多くはありません。
比率は年々増加しているものの、多くの女性は結婚後に家庭と両立させるためにパートタイマーなどで働ける業界に転職をする選択肢をとっています。
具体的にどのくらいの割合の女性が活躍しているのか、数字にして解説します。
不動産業界で活躍する女性の比率は40%
総務省の労働力調査によると、全業界の働く女性の割合は45%ということがわかっています。
そして不動産業界で働く女性の割合は40%と、全体に対して若干低いことがわかります。
先ほど挙げたように、不動産業界は他業界に比べて休日休暇などの環境面で若干不自由な点が多いということもあり、働く女性の割合が低いようです。
とくに、結婚後や出産を控えている女性にとってはバリバリ働くよりもワークライフバランス重視で家庭と両立したいという思いが強くなってくるのでしょう。
不動産営業の女性はもっと少ない
前段で説明した、不動産業界で働く女性の割合が40%であることについてですが、これは全職種の合計値です。
不動産営業の女性についてはもっと少ないことが想定されます。
営業職だと外回りが多く、オフィス内でやるべきタスクの量の多く残業をする日も少なくありません。
そのため、肉体的にも精神的にも疲労を感じやすくなり、「結婚したら営業を辞める」という選択肢を取る女性が多いのでしょう。
もちろん、会社によっては女性が働きやすいような時短社員制度やパートタイマーへの業務形態変更を推進していますが、まだまだ労働環境が整えられていない会社の方が多い事は事実。
もし不動産営業に転職をしたいのであれば、女性が働きやすい労働環境を整備している会社を選びたいところですね。
不動産営業の女性の結婚率
不動産営業として活躍する女性の結婚率は厳密に分かっていませんが、10〜20%程度であると予測されます。
厚労省の「令和2年度(2020) 人口動態職業・産業別統計の概況」によると、不動産営業が該当する「販売職」の女性の既婚率は全業種のうち8.3%であることがわかりました。
さらに、20代30代の若年層が多いことを加味すると、既婚率はそこまで高くないと予想されます。
ただし、近年では女性が働きやすい環境を整備している会社も増えてきているので、今後はこの数値がどんどん上がっていくことでしょう。
不動産営業女性が結婚後もメリットが多い
不動産営業の仕事は決して楽ではありませんが、収入面やキャリアアップのことを考えると女性が結婚後も続ける仕事としてメリットが多い職業でもあります。
今後年収アップしたい人や、管理職を目指したいというキャリアウーマンタイプの女性にとっては、理想のキャリアを歩むチャンスがたくさんある業界です。
収入が多くなる
不動産営業の平均年収は約400万円と、他の業種と比較して突出して高いわけではありません。
しかし、数年以上活躍している中堅クラスの不動産営業だと年収500万円や600万円、中には年収1000万円も稼いでいる人もいます。
この平均年収の値は新人営業も含めた数値であり、新人営業はインセンティブがつくまでは基本給ベースでの年収であるため、経験年数によって大きく差が出ているのです。
不動産営業の中でもとくに稼げる営業が「売買営業」です。
販売するものは住宅やマンションなどの高額な不動産であるため、成約時の粗利が高くなり、営業に入るインセンティブも大きくなるのです。
なお、不動産営業のインセンティブは粗利に対して10〜20%程度と言われておりますが、住宅1棟を売り上げたときの粗利は少なくとも100万円前後です。
10%のインセンティブだとした場合でも、10万円が営業に入る事はとても魅力的なのではないでしょうか。
都心部の億ションともなると、粗利が1000万円近くにもなるので、会社がどういう物件を扱っているかも不動産営業の年収に響いてきます。
管理職としてキャリアアップしやすい
帝国データバンクの調査によると、全業種で管理職して活躍している女性の割合が多い業種の2位が不動産業界でした。
その背景として考えられることは、近年不動産業界の女性の労働環境が見直されつつあることと、売れているトップ営業の女性が増えてきていることにあります。
とくに労働環境については、もともと「男性社会」「肉体派で体育会系」といったイメージが定着していた業界の当たり前を改善すべく、様々な不動産業の会社が環境整備に努めています。
プライベートと両立しながら働きやすい環境であれば、将来的に結婚や出産を経てもキャリアアップしやすくなります。
女性管理職を目指したいという人にとっても働きやすい環境になりつつあるようです。
女性営業の方が重宝されやすい
仕事をすることに男女で区別される必要はありませんが、不動産営業に関しては女性の方が重宝されやすい傾向にあります。
なぜなら、不動産営業の大半がBtoC営業であり、顧客が個人だからです。
とくに、賃貸仲介営業や売買仲介営業に関しては、内見に立ち会うことになります。
このとき、女性客だとしたら男性営業と二人の空間で内見をすることに抵抗を感じる人もいます。
そこで重宝されるのが女性営業です。
同じ女性なら女性客も抵抗なくゆっくり内見できるため、成約率にも影響が出てくるでしょう。
また、物件は女性ならではの視点で特徴をとらえることで、ファミリー層との相性が良い傾向にあります。
キッチン周りの利便性や全体の清掃のしやすさなど、とくに主婦が見ておきたいポイントをアピールすることに長けているため、家族向け物件の成約がされやすくなります。
不動産営業の女性の結婚後のキャリアアップ事例
不動産営業として活躍する女性の中には、結婚や出産を経ても家庭と両立しながらキャリアアップしている人も多くいます。
なぜ両立が叶うのかというと、時短社員や社内転職によるキャリアチェンジをすることも可能だからです。
具体的なキャリアアップ事例を2つご紹介します。
A|バリバリの営業ウーマンから出産後時短社員へ
20代前半の独身時代に賃貸仲介の営業として入社したAさん。
持ち前のコミュニケーション能力と行動力を発揮して着々とトップ営業までのぼりつめたところ、30代に突入する頃に結婚をしました。
そして結婚して間も無く出産も経験。
このまま会社で働くか他の業界でパートタイマーで働くかで悩んでいましたが、成績が良かったAさんは会社からも重宝されていたこともあり産休・育休を推進されたため現場に戻るという選択肢をとります。
子供が小さいうちは時間的な縛りがあり、フルタイムで活躍することが難しかったため、会社側が新しく「時短社員制度」を設けたことで営業としてまたバリバリ仕事をこなせるようになりました。
B|現場の営業から本部に異動し管理職へ
売買仲介営業として十数年勤務していたBさん。
自身が結婚したことをきっかけに「女性が働きやすい職場環境にしたい」という思いを持ち始め、管理職を目指すようになりました。
もともと営業成績が良く何度も表彰された実績を持つBさんは、面倒見がよくリーダーシップが発揮できるタイプ。
やがて会社全体の営業研修リーダーなどを任されるようになり、本部へ異動し、管理職へと出世をしました。
本来自分がやりたかった「女性が働きやすい職場環境にする」という思いを掲げながら、現在は社内の働き方改革に取り組んでおり、産休・育休取得率のアップを目指すほか、女性が結婚後もいきいき働ける制度の企画などにも積極的に参加しています。
業態別に見る不動産営業の女性が結婚後も働きやすい環境
不動産営業といっても、住宅販売や仲介営業など様々なタイプの営業職が存在します。
では女性にとってはどのようなタイプの営業職が「働きやすい」と言えるのでしょうか。
ここからは、不動産営業の仕事内容を業態別にご紹介します。
女性が働きやすいポイントもまとめているので、転職先選びの参考にしてください。
住宅販売
住宅販売営業は、住宅メーカーなどに所属する不動産営業です。
新築住宅の提案から施工までを一貫しておこなっており、営業は最初の段階である「提案」の部分が仕事です。
新築住宅の購入を検討している顧客の多くは、複数の住宅メーカーを見てまわり比較検討しています。
そのため、競合他社に勝てる提案力が必要です。
提案力を発揮するには、ヒアリング能力が前提です。
新築住宅に関しては細かい要望や潜在的なニーズが多いため、とにかく顧客のニーズの数をどれだけ引き出せるかが重要。
「売り込む」というスタイルに見えがちですが、実は聞き上手の営業の方が向いているのです。
また、女性が働きやすいメリットとしては、高収入が狙えるということです。
住宅1棟の成約で数十万円以上のインセンティブを狙えることもあるため、高い年収が見込めます。
結婚後も夫に頼らずに稼ぎたいという女性や、子供のために自分が大黒柱になるという女性にとっては高収入はありがたい環境ではないでしょうか。
賃貸仲介営業
賃貸仲介営業は、マンションやアパートを借りたいという人に対して、自社で扱っている物件を紹介する営業です。
基本的にこちらから売り込むというスタイルではなく、来店する顧客の大半は賃貸物件サイトなどを経由して予約します。
来店されたお客様に対して、まずは窓口で希望条件などをヒアリングした上で提案。
そして希望の物件があれば内見に立ち合い、その物件のアピールポイントなどを説明します。
顧客が契約をするとなった場合は、保証会社の審査手続きや大家さんとの取次なども行います。
また、女性が働きやすいポイントは時間的な負担がかかりにくいということです。
賃貸仲介営業は店舗の営業時間を終えたら来客対応が終了することが大半です。
対応後は多少雑務はありますが、繁忙期の2〜3月や9〜10月以外であれば定時退社できる日も多くあります。
売買仲介営業
売買仲介営業は、マンションや戸建て住宅を「売りたい」という人と「買いたい」という人を結びつける仕事です。
数年前に某ドラマで女性営業が活躍していたので、ご存知の方も多いと思います。
仕事内容は、まずは売りたいという人に、いつまでにどのくらいの値段で売りたいかなどをヒアリング。
その後実際に物件に足を運び、どのくらいの売値が付けられるかを確認します。
社内に戻ったら売値の基準が正当かどうかを上長もしくは担当部署に確認し、承認をえたら顧客に提案します。
この時出た売値で合意できれば、あとは買いたい人を探す仕事です。
集客の仕方は様々で、ポスティングをしたりWeb広告運用をしたりと、ある意味マーケティングに近い感覚で買いたい人にアプローチしていきます。
無事に買いたい人が現れた場合はインバウンド型で会社に問い合わせがあることが多いので、来店された際に物件の提案から内見までをおこないます。
女性が働きやすいポイントは、住宅販売営業と同様で「稼げる」という点です。
売買物件は賃貸物件よりも高額なインセンティブがつくので、スキルが上がるたびに年収もついてくるということにやりがいがあります。
投資用不動産営業
投資用不動産営業の顧客は投資家であり、その大半が経営者や資産家などのハイクラス層です。
アパートやマンション、事務所、店舗などを運営することで投資家に利益を得てもらうことが目的。
営業は投資家たちに提案するために、数年・数十年スパンでの利益予測なども含めて分析することもあります。
先ほどまでご紹介した不動産営業のタイプよりも高度な専門知識が必要なため、いきなり投資用不動産営業になるよりも、最初に賃貸営業などを経験して段階的にスキルを身につける方がおすすめです。
また、投資用不動産営業の女性が活躍しやすいポイントは、投資ローン・利回り・投資分析などの金銭面の知識を得られやすいということです。
とくにこのスキルは既婚者女性に重宝されるスキルで、投資や利回りなどの知識が家計を助けることも期待できます。
不動産仕入れ営業
不動産仕入れ営業は「用地仕入れ」とも言われるタイプの営業で、土地や建物を地主などから売ってもらうことが目的です。
仕入れた土地や建物は、自社が管理する物件として不動産運用をします。
そこで利益を得て会社を運営しているという仕組みです。
他の不動産営業とは違い、「売る」のではなく「買う」ことが目的の営業なので、営業プロセスが違います。
事前準備として不動産売却情報を調べたり、地主などに電話営業などでアプローチをしていきます。
女性が働きやすいポイントは、土日祝休みの会社が多いという点です。
不動産営業のほとんどが水曜日と日曜日の週休二日制ですが、不動産仕入れ営業なら固定で土日が休めるため、結婚後も家族との時間を大事にすることができます。
不動産営業を目指す女性が結婚後も長く働ける会社選びのポイント
不動産営業を目指す女性の多くは、結婚などのライフイベントも視野に入れて働きやすい環境の会社を選びたいことでしょう。
冒頭でお伝えしたように、不動産営業は楽な仕事ではありません。
しかし、会社によっては女性が結婚をして出産しても働きやすいような環境整備をしているところはたくさんあります。
この項では、女性が働きやすい環境である会社かどうかを判断するために、求人募集要項のどこに着目したら良いかをご紹介します。
有休取得率・育休取得率を確認
まず見ておきたいところが、有給休暇や育児休暇の取得率です。
求人広告の記載条件として必須項目ではないため記載のない会社も多いですが、女性が働きやすいことをアピールしている会社は、あえて「有休取得率100%」などと記載しています。
また、育休については具体的なエピソードを交えて求人をしている会社も多いです。
例えば、求人サイトの社員インタビューなどで「結婚、出産を経て育休を取得して復帰した」などのエピソードがあれば、女性を歓迎している会社であることがわかります。
女性管理職の有無を確認
会社規模の大小によりますが、女性が働きやすい会社には女性管理職が活躍している傾向が見られます。
「管理職が女性=女性が働きやすくキャリアアップしやすい」ということになるので、長く働ける環境であることがわかります。
また、管理職が女性なのであればロールモデルが既に存在する会社でもあるので、不動産業界でキャリアアップするには好条件とも言えます。
なお、管理職の性別については求人要項に記載されていることが少ないので、会社のコーポレートサイトや採用サイトを見ることをおすすめします。
会社によりますが、管理職が女性の場合はインタビュー形式で紹介されていることも多いので、見つけたらチェックしておくと良いでしょう。
基本給を確認
ホワイト企業と呼ばれる企業の多くは、基本給が高く設定されています。
もちろん、不動産営業の醍醐味の一つはインセンティブで稼げることなので、「基本給は二の次」という方もいると思いますが、稼ぎのほとんどをインセンティブに頼る会社に未経験で転職をすると、スキルがつくまでの期間はほぼ基本給しかもらえません。
また、基本給が高いホワイト企業にはホワイト企業と言われる理由もあります。
社員の働く環境を常に考えている会社には女性が多く在籍していることが多いので、結婚後も働きやすい可能性が高いです。
インセンティブ制度を確認
インセンティブのパーセンテージは10〜20%ですが、会社によって大幅に差が出たりするため、複数社を比較した方がベターです。
中小零細企業の場合は雀の涙程度しかインセンティブがもらえないところも存在するので、どれだけ働く環境が整っていてもいずれ不満が出始める可能性があります。
なお、インセンティブについては求人要項の給与欄に記載がありますが、ない場合は面接時に質問して問題ありません。
平均残業時間を確認
平均残業時間が確認できれば、毎日どのくらいの時間で退社できるかがわかります。
子供がいる方であれば、保育園のお迎えに間に合う時間かどうかの判断もつきますし、夕飯の準備をする時間が取れるかも判断できます。
なお、不動産業界は繁忙期によって平均残業時間に幅があるので、これについては面接時に質問してみると良いでしょう。
子育て中の女性の有無を確認
子育て中の女性が活躍しているということは、子育てしやすい環境であるということです。
特に不動産営業女性で子育て中の方がいれば、その方をロールモデルとして働けることが期待できます。
子育てに優しい会社の特徴として、求人サイトなどで子育て中の女性のインタビュー記事が載っていることがあります。
なぜ子育てしやすい環境なのかも把握できるので、判断材料の一つにすると良いでしょう。
不動産営業を目指す女性は結婚後も視野に入れて転職しよう
不動産営業は休日休暇や時間的な面で大変な思いをすることもありますが、どの会社に入るかによってその負担度合いが違います。
転職活動の際には、今回ご紹介したポイントを踏まえて働きやすい会社選びをしましょう。
なお、より好条件の会社を探したい場合は転職エージェント経由でお仕事探しすることをおすすめします。
転職エージェントなら非公開求人まで扱っているため、転職先選びの幅が広がることが期待できます。
労働環境面に関しても、紹介企業を熟知している転職エージェントなら深いところまで教えてくれるので安心です。
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