【未経験】医療機器営業への転職!求められるスキルや転職するときポイントについて解説

【未経験】医療機器営業への転職!求められるスキルや転職するときポイントについて解説

目次
  1. 業界未経験で医療機器営業に転職できる?
  2. 医療機器営業の主な仕事
  3. 医療機器営業とMRの違い
  4. 医療機器営業の平均年収
  5. 医療機器営業のやりがい
  6. 未経験なら知っておきたい医療機器営業の厳しい部分
  7. 医療機器営業が向いている人の特徴
  8. 未経験で医療機器営業へ転職するときに求められる知識・スキル
  9. 未経験から医療機器営業に転職するときのポイント
  10. 転職で有利になる資格はある?
  11. 医療機器営業の転職ではどのような勉強が必要?
  12. 未経験での転職に年齢制限はある?
  13. まとめ

医療機器営業とは病院や施設を訪問し、医療機器の販売をするのが仕事です。

福利厚生が充実している、高収入が目指せるという部分で転職市場においても人気が高い職種の一つとして知られています。

興味を持つ方の中には「未経験でも医療機器営業はできるのだろうか?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

未経験の場合は、医療機器営業で求められるスキルを知り、転職する際のポイントを押さえておくことが重要です。

今回は、未経験者に向けて医療機器営業への転職方法について解説します。

やりがいや向いている人の特徴についても紹介するので、医療業界未経験の人もぜひ本記事を参考にしてみてください。

業界未経験で医療機器営業に転職できる?

結論から言えば、業界未経験であっても医療機器営業への転職は可能です。

医療業界でありながら、営業は特別な資格が不要で、積極的に未経験を採用したいと考える企業も多くあります。

とはいえ何も知識を持たない状態でやみくもに転職活動をしているだけでは、内定をもらえる可能性は低いと言えるでしょう。

未経験から医療機器営業を目指すときは、仕事内容に対する理解を深めたうえで、必要なスキルや転職するためのポイントなどをしっかりと押さえておく必要があります。

医療機器営業の主な仕事

医療機器営業の仕事は、主に次の2種類です。

医療機器営業の主な仕事
  • 医療機関へ医療機器の販売
  • 製品のフィードバック

それぞれの内容や特徴について、順に見ていきましょう。

医療機関へ医療機器の販売

医療機器営業は、各医療機関へ医療機器を販売するのが仕事です。

販売先は病院やクリニックなどある程度絞られています。

販売がメインではあるものの、単に買ってもらったから終わりというわけではありません。

導入してもらったあとに商品説明で訪問したり、アフターサポートを実施したりすることも医療機器営業の仕事に含まれているのが特徴です。

医療機器営業が取り扱う機器については、主に次の3つに分けることができます。

大型診断機器

一つ目が、大型診察機器です。

具体的には、次のようなものが大型診察機器に分類されます。

大型診察機器
  • MRIスキャナー
  • CTスキャナー
  • 超音波診断装置
  • 放射線治療装置
  • 心電図装置など

いずれも機器も高額であるため、決裁権限を持った経営層へ営業をかけることが多くあります。

年間で1台販売できるかどうかといったものであり、病院の予算や事業計画についても提案をするコンサルティング的な営業をすることが多い機器です。

手術用機器

二つ目は、手術用機器です。

具体的には、次のようなものが手術用機器に分類されます。

手術用機器
  • 麻酔装置
  • ペースメーカー
  • 電気メス
  • レーザー装置など

現場の医師が使用するものであるため、経営者層よりも医師に直接製品の説明を行うことが多い機器です。

患者様の命に関わってくる機器である以上、医師から製品に対して多くの質問を受けることがあります。

手術用機器を取り扱う営業は、商品に関する知識や使い方について熟知しておくことが必要不可欠です。

検査機器

最後に、検査機器です。

具体的には、次のようなものが検査機器に分類されます。

検査機器
  • 血液・尿検査装置
  • 超音波診断装置
  • 病理検査装置など

検査機器の場合、病院やクリニックのほか、学校や検査機関で販売をすることも多いのが特徴です。

直接命に関わらず緊急性も低い機器であることから、検査機器は他の機器に比べると営業がしやすい環境にあると言えるでしょう。

また検査機器は診断薬など消耗品を購入してもらいやすいので、継続的な売上の確保が目指せます。

製品のフィードバック

医療機器営業は、自社製品の販売とアフターフォロー以外にフィードバック業務もあります。

フィードバックとは利用者の声を踏まえた上で、品質改善や機能向上に努めることです。

「ここが使いにくかった」「患者様への負担が大きい」など、実際に製品を利用した人からの声は、次の製品開発の参考になります。

利用者から本音を聞き出すことが何よりも大切であり、精度の高いフィードバックをするためには医療機関との関係構築が必要です。

またフィードバックは、現場からの声だけでなく競合他社の製品情報などを収集することもあります。

医療機器営業とMRの違い

医療機器営業に似たものとして、MR(Medical Representative)というものがあります。

MRは主に医師や薬剤師との関係を築き、製品に関する情報や使用方法を伝える仕事です。

専門知識が求められる仕事であり、販売が医療機器営業であるなら、MRは医療製品の情報提供が主な仕事だと言えるでしょう。

またMRの場合、医薬情報担当者として働く上で認定資格が必要となります。

医療機器営業は必須の資格がなく、未経験でも比較的働きやすい職種の一つです。

医療機器営業の平均年収

転職エージェントの「doda」によると、25歳から29歳における医療機器メーカー営業の転職後の平均年収は481万円です。

2022年の年齢・年代別の平均年収は全体で403万円、20代は342万円というデータが公表されています。

つまり医療機器営業の平均年収は、20代で得られる報酬で考えると非常に高い推移にあることがうかがえるでしょう。

高額な製品を取り扱っていること、専門性の高い仕事であること、常に需要があることなどが年収の高い理由として推測されます。

医療機器営業のやりがい

医療機器営業には、次のようなやりがいがあります。

やりがい
  • 高収入が目指せる
  • 専門的な知識が習得できる
  • 営業職を極められる
  • キャリアパスが多い

それぞれの内容について、順に見ていきましょう。

高収入が目指せる

医療機器は高収入が目指せるので、モチベーションを保ちながら仕事ができます。

なぜなら製品は高額な取引が多く、営業ならではのインセンティブ(成果報酬)が設けられていることがほとんどだからです。

また実績を積み上げていけば、20代で380万円台、30代で500万円台と、徐々に年収が上がる職種でもあります。

他社との競合が激しい、個人でノルマが課せられているといったプレッシャーの大きさはありますが、得られる収入の高さを考えれば、やりがいを感じながら働ける人の多い職種です。

専門的な知識が習得できる

医療機器営業として働き続けていくうちに、専門的な知識がどんどん習得できるようになります。

医療機器営業は、自社の製品を医師や病院の経営者に説明する際に、医療に関する専門的な知識が必要不可欠となるからです。

毎日が勉強のような環境に身をおきながら働ける環境にあるので、得られるやりがいも非常に大きいと言えるでしょう。

たとえ未経験であっても、社内の研修や学会への出席などを繰り返しているうちに医療に関する専門知識が身についていきます。

営業職を極められる

医療機器営業として働けば、営業職としてのスキルアップが目指せます。

例えば次のようなスキルです。

スキル
  • 医療従事者との商談で培われるコミュニケーションスキル
  • 商品の魅力を上手に伝えられるプレゼンテーションスキル
  • 顧客の問題を引き出して課題を解決するスキルなど

これらのスキルは、どのような営業職でも重宝されるスキルばかりです。

営業の基礎が固まっていれば、他の業界の営業としても十分に活躍できる人材として大きな成長が果たせるでしょう。

キャリアパスが多い

医療機器営業はキャリアパスが非常に豊富です。

十分に経験を積んでいけば、将来はチームリーダー・マネージャーへ昇格したり、同業他社へ転職をしたりできるようになります。

また医療機器営業のプロフェッショナルとなれば、売れる商品を立案するセールスディレクターへのキャリアチェンジも可能です。

将来のキャリアパスが用意されている職種はモチベーションを高めやすく、やりがいを持って働くことができます。

未経験なら知っておきたい医療機器営業の厳しい部分

医療機器営業は収入が高くやりがいのある仕事です。

しかし未経験者の場合は、厳しい側面について理解を深めておきましょう。

側面
  • 専門的知識の習得が必須
  • ノルマを課せられることが多い
  • 飛び込み営業をすることもある
  • やむを得ず残業になることが多い

ここでは医療機器営業の厳しい部分について、順に見ていきます。

専門的知識の習得が必須

医療機器営業は特別な資格は必要ありませんが、やはり専門的知識の習得は必要です。

ここで述べている専門的知識とは、使用方法や安全性といった自社製品に関する知識を指しています。

知識が曖昧なままでは、医療関係者への提案も難しく、製品の強みや魅力を伝えることも難しくなってしまうでしょう。

未経験でも社内研修や医療業界のイベント等で知識が蓄積されていきますが、自主的に学習していく姿勢は常に求められる職種です。

ノルマを課せられることが多い

企業によって異なりますが、多くの場合医療機器営業はノルマが課せられています。

ノルマとは営業目標のことであり、月度ごと、半期ごと、年間ごとなどで売上目標や顧客獲得数などが設定されています。

ノルマのある企業で働いていると、目標を達成しなければならないというプレッシャーと隣合わせです。

思うように売上が伸ばせない期間は、思うように収入が得られなかったり、上司から責任を追及されてしまうこともあります。

未経験のうちは、ノルマに苦しめられる状況があることは知っておいた方が良いでしょう。

飛び込み営業をすることもある

他の業界に比べると少ないかもしれませんが、医療機器営業でも飛び込み営業をしなければならない可能性があります。

特に事前にアポイントをとっていない飛び込み営業は受付で断られることが多く、医師と話をすることができても時には嫌な顔をされることもあります。

そのような対応を受けて精神的につらい思いをする営業も多くいます。

足しげく病院やクリニックを訪れ、徐々に関係性を構築していかなければならない難しさがある職種だと言えるでしょう。

やむを得ず残業になることが多い

医療機器営業は、やむを得ず残業を強いられることがあります。

なぜなら病院やクリニックは、日中患者様の対応に追われていて、営業と話ができるのは診療時間外や業務終了後になってしまうことが多いからです。

当然それに合わせて商談をするとなると、営業側も残業となってしまいます。

また取引先によっては土日しか商談ができないこともあり、休日出勤が必要な場面もあります。

医療機器営業をするなら、多少の残業は覚悟しておかなければならないかもしれません。

医療機器営業が向いている人の特徴

医療機器営業が向いている人の特徴は主に、次のとおりです。

  • 自ら学ぶ姿勢を持つ人
  • 体力のある人
  • 人の役に立つ仕事がしたい人
  • 人との関わりを大切にできる人

ここでは、それぞれの特徴について順に見ていきましょう。

自ら学ぶ姿勢を持つ人

医療機器営業は、自ら学ぶ姿勢を持った人が重宝されます。

医療関係者と話をする際に知識が不十分だと、納得感のある商品提案やヒアリングができないからです。

そして一度学んだら終わりではなく、医療業界は状況や動向がめまぐるしく変化するため、常に知識をアップデートしていく必要があります。

入社前、あるいは入社後に研修を受ける機会はあるかもしれませんが、やはり自分でも勉強する時間を設ける必要があります。

体力のある人

医療機器営業は、体力のある人が向いています。

なぜなら医療業界においても例に漏れず、各医療機関を順番に営業したり、展示会や学会への出席等で移動や出張をしたりする場面が多いからです。

医療機器に関するデモンストレーションを実施するとなれば、場合によっては重量のある機器を運ばなければならない場面もあるでしょう。

ある程度の体力がなければ、医療機器営業の仕事をきつく感じてしまうかもしれません。

人の役に立つ仕事がしたい人

人の役に立ちたいという気持ちの強い人は、医療機器営業として活躍できます。

医療機器営業の仕事は、何よりも医療従事者や患者様に対する貢献意欲が必要となるからです。

例えば自社製品が導入されることで、医療機器メーカーの立場から間接的に人の命や健康をサポートできます。

このような貢献に対して喜びを感じられる人は、医療機器営業として長く働くことができるでしょう。

人との関わりを大切にできる人

人との関わりを大切にできる人は、医療機器営業に向いています。

なぜなら医療機器営業は、医療従事者との関係構築が何より重要であり、人との関わりが必要不可欠だからです。

比較的高額な商品を取り扱っているので、一度の商談で話が進むことはほとんどありません。

一つの病院やクリニックに足しげく通い、徐々に信頼関係を積み上げていく必要があります。

一期一会ではなく、一人ひとりとの関わりを密にして、相手を思いやれる人こそ、営業に向いている人材だと言えるでしょう。

未経験で医療機器営業へ転職するときに求められる知識・スキル

未経験で医療機器営業へ転職するときは、知識やスキルを持っていると転職を有利に進められます。

具体的には、次の7つの知識・スキルです。

スキル
  • 医療関連の基本的な知識
  • コミュニケーションスキル
  • ヒアリングスキル
  • 課題解決力
  • 提案力
  • 折衝力
  • 時間管理能力

それぞれの知識・スキルについて特徴などを見ていきましょう。

医療関連の基本的な知識

医療機器営業として働くためには、必要最低限の知識が必要です。

医療機器と一言に言っても、大型診断機器や手術用機器、検査機器などの種類があり、それぞれ用途や特徴が異なります。

自社の製品を上手く相手に伝えるためにも、基本的な知識は事前にしっかりと押さえておくことが非常に大切です。

業界未経験で知識に自信のない人は、未経験を募集している企業に絞り、研修が充実したところに応募すると良いでしょう。

コミュニケーションスキル

営業職である以上、コミュニケーションスキルは必須と言えるでしょう。

なぜなら医療機器営業は、医療従事者とのコミュニケーションの積み重ねで信頼関係が積み重なり、契約につながっていくからです。

また見積もりに関して上長から許可をもらったり、製造部門との打ち合わせをしたりなど、社内的にもコミュニケーション能力が求められる場面は多々あります。

ヒアリングスキル

傾聴力とも呼ばれるヒアリングスキルは、相手の言葉を正確に読み取る力です。

医療機器営業で言えば、仕事内容で紹介したようなフィードバックで、このヒアリングスキルを生かすことができます。

製品に対してどのような改善点があるのか、不満点はどこにあったのかをしっかりと聞き取ることで、自社に持ち帰り開発チームに正確なレビューを伝えられるようになります。

課題解決力

課題解決力は、あらゆる業界の営業職において必要となるスキルです。

営業活動の目的として「顧客の課題解決」があります。

話を聞いてみれば「新しい製品を導入したい」「使用感の良い製品を探している」といった病院・クリニックの悩みが出てくるはずです。

商談において自社製品によってどのような解決ができるのかを上手に話すことができれば、相手を納得させられます。

提案力

医療機器営業は、課題解決力とあわせて提案力も持ち合わせておきたいスキルです。

病院やクリニックは、医療機器を取り入れる際、企業同士の製品を比較・検討して購入を検討します。

提案力の高い営業は、自社製品の魅力や特徴を上手に伝えることができ、競合と大きく差をつけることが可能です。

「あなたのところで製品を買いたい」と思ってもらうことができたなら、それは提案力が大きな効果を及ぼしている可能性があります。

折衝力

医療関係者との折衝力もあると良いでしょう。

折衝力とは商談が上手く収まらない場合に、双方にとってある程度のメリットが得られる形で着地できるように話を進める力です。

先ほどのヒアリング力や課題解決力を培うことで、この折衝力も備わっていきます。

時間管理能力

医療機器営業をするなら、時間管理能力も身につけておきましょう。

なぜなら終業時間が不規則になりがちな職種で、細かくスケジュールを組んでおかないと不必要な残業が発生してしまうことがあるからです。

また営業活動をする際に、病院やクリニックの担当者は日中多忙なことも多いため、「いつごろ訪問できるのか」「連絡はいつごろ入れれば良いのか」など計画を綿密に練る必要があります。

時間管理ができるようになれば、より効率良く営業を回ることができるようになるでしょう。

未経験から医療機器営業に転職するときのポイント

未経験から医療機器営業に転職するときのポイントは、次のとおりです。

ポイント
  • 退職理由・志望動機を準備する
  • 前職の実績・スキル等を棚卸する
  • 企業への質問を準備しておく
  • 面接では清潔感と好印象をアピールする

それぞれのポイントについて、順に詳しく紹介します。

退職理由・志望動機を準備する

退職に至った理由と、志望動機をしっかり準備して面接に臨みましょう。

退職理由については、「仕事がきつかった」「人間関係が大変だった」といったネガティブな表現は、相手に不信感を与えてしまうのでNGです。

そのため「やりがいのある環境で働きたい」「チーム一丸となって働きたい」など前向きな言葉で伝えるようにしましょう。

志望動機は、今回紹介している「コミュニケーションを発揮したい」「人の役に立ちたい」といった医療業界で求められるような強みを上手くアピールすることがポイントです。

また医療分野に関する業界の動向や変動について説明し、継続的に学習していることがわかるようなエピソードも、相手に好印象を与えられます。

前職の実績・スキル等を棚卸する

しっかりと前職の実績やスキルを棚卸しましょう。

医療機器営業の面接では、過去に求職者がどのような実績を上げてきたのかを知って、採用の判断基準にしたいと考えているからです。

棚卸しをする際は、数値を活用してできるだけ具体的に内容を拾うようにしましょう。

例えば「需要が高まるタイミングを調査し、クライアントに最適なソリューションを提案することができ、売上昨対比120%を記録した」などです。

成果を上げてきたエピソードや得たスキルなどが言語化できるようになれば、面接においても良いアピールにつながります。

企業への質問を準備しておく

医療機器営業の面接では、企業への質問を準備しておくことも忘れないようにしましょう。

面接では「最後に何か聞きたいことはありますか?」と逆質問されることが多いからです。

この逆質問には、応募者の情報収集能力や就業意欲の有無を確認をしたいといった意図があります。

「社内でどのような営業目標が立てられているのか」「チーム体制や役割分担はどのようになっているのか」など外部からでは知り得ないような内容について質問していくのがポイントです。

そのため、企業のホームページやWebサイト等で得られる情報については聞かないようにしましょう。

「あまり企業研究をしていない」という悪い印象を与えてしまう可能性があります。

面接では清潔感と好印象をアピールする

面接では清潔感と好印象をアピールしましょう。

営業は何より第一印象が大切であり、医療分野は衛生面や感染管理の側面から、特に清潔感が重視される傾向にあるからです。

服装や髪型といった身だしなみに気を配り、最初の段階で面接官の心証を損ねることのないようにしましょう。

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最後に医療機器営業の転職にまつわるQ&Aを3つ紹介します。

転職で有利になる資格はある?

MDIC認定制度や臨床工学技士など転職で有利になる資格はありますが、いずれも転職において必須ではありません。

基本的には未経験無資格でもチャレンジできる環境が整っている職種です。

ただし営業の場合は移動や出張が多いため、普通自動車運転免許を持っておくと転職の選択肢は広がります。

医療機器営業の転職ではどのような勉強が必要?

特別な勉強は必要ありませんが、企業によってはSPIを設けている場合があります。

SPIは能力検査と性格検査があり、能力検査に関しては事前に勉強しておくことで、点数を上げることが可能です。

いずれにおいても求人情報をチェックして、どのような選考試験があるのかを確認しておくようにしましょう。

未経験での転職に年齢制限はある?

企業によっては未経験者の年齢制限を設けている場合があります。

医療業界で働いていた経験を持つ人であれば、30代でも応募資格のある企業は多いですが、完全未経験の場合は、20代までと設定していることもほとんどです。

未経験で医療機器営業へ転職を考えている方は、できるだけ早く転職活動を始めましょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

医療機器営業はやりがいの大きな職種であり、年収も高めに設定されていることから常に人気があります。

取り扱う商材は専門性が高く、営業活動を通じて専門知識が深まり、コミュニケーション能力が培われてスキルアップも目指せるでしょう。

特別な資格も必要ないので、業界未経験であっても20代であれば十分に転職できるチャンスがあります。

ただし待遇が良い分、求められているスキルや人物像のハードルは高く、思い立ってすぐに内定をもらえるような職種ではありません。

そのため、まずは医療機器営業の仕事内容について理解を深めて、企業研究やSPIの学習など今からできることを進めていくことが大切です。

医療機器営業への転職に関心のある方は、今回ご紹介した必要なスキルや向いている人の特徴などを参考にして、転職活動の参考にしてみてください。

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