営業へ転職したい!志望動機の書き方とタイプ別・業種別のPR例文14選を紹介
転職希望者が提出する書類の中で、特に強い注目を集めるのが志望動機です。
異業種への転職に挑戦する際、どのようにして志望動機やアピールポイントを伝えればいいのか、知りたいのではないでしょうか。
転職を成功させるには、いくつかの要点に注意した上で、伝えたいことを伝えきるのが成功のポイントです。
この記事では志望動機の伝え方や書き方のポイント、営業のタイプ別や業種別の例文を交えて紹介します。
【営業へ転職】営業職の志望動機の書き方
志望動機は、応募企業の採用担当者が特に注目するポイントの1つです。
したがってここがうまく描けていないと、書類選考を通過するのはとても難しいです。
うまく描けていない志望動機は読まれる前に落とされてしまいます。
どのように書けば、採用担当者に読んでもらえる志望動機になり、書類選考通過の可能性が高まるのでしょうか。
志望動機を効果的に伝えるために有効な手法や、ポイントを紹介します。
営業職を目指す理由を明確にする
求人情報に出ている営業職の多くは、営業未経験の人でも応募できます。
それはいい方を変えれば、専門性を感じにくい仕事でもあるため、あえて営業職を選ぶ理由というものがとても重要なアピールポイントになります。
書類選考通過を目指すなら、なぜ営業職を希望することになったのかを、明確に書くようにしましょう。
このとき有効なのは、営業を志すことにした動機やきっかけです。
どのような経験をしたから営業に興味を持ったのかの内容がうまく書けていると、採用担当者の印象に残りやすいです。
反対に営業を目指すきっかけが弱いと、それだけで本当にやる気があるのかどうかをきちんとアピールできません。
入社に対する熱意を伝える前に落とされてしまうので、非常にもったいないです。
まずは営業という職種に対する志望動機をきちんと示しましょう。
読みやすい文章で書く
自分が書いた志望動機を採用担当者に読んでもらうためには、第三者が読みやすいようなレイアウトの文章にしましょう。
読みやすい文章の条件は2つあります。
1つは、視覚的に読みやすい文章です。
履歴書の限られた志望動機のスペースに中身を埋め尽くすほど細かい字で書いたとしても、読みにくい文章になります。
また、難しい漢字を多用したり、改行を使わずにダラダラとした文章にしても、読みやすい文章とはいえません。
もう1つの条件は、スラスラと読みやすい文章です。
日本語を正しく使うことや、句読点の位置、1文の長さなど、リズム良く気持ちよく読める文章を心がけましょう。
いい文章が書けているかを確かめるために、提出する前に音読することをおすすめします。
客観的な観点から自分の文章を評価すると、効果的に添削できます。
前職の経験から志望動機を作る
自分ならではの志望動機を効果的に書くためには、これまで勤めていた仕事とどう絡めるかを書けると、印象に残りやすい志望動機になります。
前職が営業であれば、再び営業職を志して前職の職場で培ったスキルを活かしたいということや、お客様と話をする仕事ができる、売り上げたときの達成感を味わいたいなど、営業に前向きな理由を書くようにしましょう。
営業以外の職種から志望する場合は、どういったポイントを営業という仕事に活かせるかを記入してください。
応募企業が取り扱っている商材への造詣が深いとか、仕事上取り扱っていた商材と深く関わっていたなどの経験を交えると書きやすいです。
企業の商品・サービスを理解する
応募企業に対する入社の熱意を伝えるためには、応募企業が販売している商品やサービスに対してどう思ったかを伝えるようにしましょう。
採用担当者が知りたいのは、なぜ営業職を志したかということと、なぜその会社を志望したのかについてです。
応募企業の商品やサービスに対する思いが弱いと、その会社を選んだ理由についてアピールすることができず、入社への熱意の面で不利になってしまいます。
商品やサービスに対する思いは、自身の経験を交えて伝えると効果的です。
このとき感じたことを具体的に書き、もっとたくさんの人に同じようにいい思いをさせたいという形で組み立てられれば、熱意は充分に伝わります。
事前に応募企業が提供している商品やサービスを利用しておくのも、うまく書くために有効な方法の1つです。
【営業へ転職】営業職の志望動機のポイント
志望動機を書くときに押さえておきたいのは、自分が入社したい理由の他に、自分はこういう人間であるというアピールポイントです。
それは自分のスキルや長所を列挙するだけでなく、志望動機の伝え方一つに意識を向けるだけでも、自然と表現できるものがあります。
限られたスペースの中で自分という人間を存分に表現するためにも、志望動機を伝える際に効果的なポイントについて知っておきましょう。
表現で伝える
履歴書における志望動機では、自分の熱意や強みをアピールできるのは文章だけとなります。
文章だけで効果的に自分を表現するためには表現方法に工夫を凝らすことも重要です。
この場合の表現方法とは、小難しい言葉を交えて書くことではなく、文章の組み立てや強調させる方法について工夫することとなります。
例えば文章の組み立てとして有効な手法は、伝えたいことの結論を冒頭に書くことなのですが、その書き方をタイトルのように書くことです。
伝えたいことが端的に伝わり、読む人にとっても読みやすい構造の文章になります。
文書の中でも落ちる比喩表現についても、いい意味でインパクトを与えられるようなフレーズを用いるのが有効です。
読み手の印象に残るようなフレーズを使ってみましょう。
達成意欲をアピールする
営業に求められるのは、成約数や受注数、売上金額など数字に関わるものです。
営業職として入社すると、毎月定められた数字に対して、貪欲になって仕事を進めていかなくてはなりません。
決められた目標に対して、どのぐらい熱意を持って取り組むことができて、達成しようと努力をするかの熱意を存分にアピールできるようにしましょう。
これまでの社会人経験の中で、自分が達成してきた数字や伸ばすことができた数字があれば、その具体例を示してアピールしてください。
目標達成のために行った取り組みを書けると、より分かりやすく熱意が伝えられます。
仮に達成できていなくても、達成するためにどのようなことに熱意を注いできたのかを書ければ、問題はありません。
粘り強さを強調する
営業職はノルマや目標が毎月定められ、それを達成するためにさまざまな方面からプレッシャーを受けることになります。
また、新規営業を実施する際も、門前払いを食らったり、すぐに断られることも珍しくありません。
精神的な強さが求められる職種でもあるため、採用担当者はとにかく精神的に粘り強い人を営業職に欲しいと思っています。
粘り強さを強調することが志望動機をアピールするのに有効なのは、このためです。
粘り強さについては、具体例も交えてアピールするようにしましょう。
過去に自分が失敗した経験と、その失敗を糧にどのようなことを達成したのかが分かれば、効果的に粘り強さを伝えられます。
【営業へ転職】営業職の志望動機の注意点
志望動機を書くにあたっては、自分が伝えたいことを伝えるために一生懸命になるあまり、大事な注意点を逃すことも珍しくありません。
きちんと伝えなければならないことや、伝える必要がないこと、アピールのやり方について注意しましょう。
注意すべきポイントが抜けてしまうと、採用担当者の心証は悪くなり、書類選考で落とされることになります。
多くの人がミスを犯しやすい注意点は3つです。
自己PR・転職理由に一貫性を持たせる
転職活動では、履歴書の他に職務経歴書なども必要です。
そちらにも自己PR欄があり、志望動機と似たような内容の文章を書くことになります。
その他では、書類選考や面接の段階で、志望動機や転職の理由についても聞かれる機会がありますが、それぞれで返答する内容に一貫性がないと、自分の熱意も充分に伝わりません。
採用担当者にも、本当はどう考えているのかと思わせてしまいます。
転職するにあたっての自分の思いや熱意は、1つのストーリーの上で組み立てるようにしましょう。
履歴書と職務経歴書、そして面接の受け答えの準備をバラバラにやってしまわず、1つの軸の上でやることが重要です。
希望する企業しかできない志望動機を作る
業種による独自性をなかなか見出せない営業職にあたっては、応募企業ならではの志望理由がとても重要です。
他の企業では替えの効かないポイントを中心に、アピールするようにしましょう。
企業独自の魅力としては、取り扱っている商品やサービスの他に、経営理念や事業に対する取り組み方もあります。
これらをきちんと志望動機に取り入れるためには、企業研究を深く行うことが必要です。
応募企業の公式サイトや採用サイト、応募企業を特集している雑誌の記事や経営者のインタビュー記事も見て、その内容を志望動機に反映させると注目されやすくなります。
そして応募企業のどういった部分の取り組みに感銘を受けて、事業に貢献したいと思ったのかを書きましょう。
自分の中の価値観と、企業理念の価値観の共通点が見つかれば、筆は早く進みます。
待遇や条件のみを志望動機にしない
待遇や条件を志望動機に含めるのはよくないです。
仕事内容や経営理念といった内容から離れてしまうと、仕事への熱意や会社に貢献したいという思いが伝わりません。
また、待遇や条件は、会社の経営状況や経営方針によって変わることもあります。
待遇や条件の面ばかりを強調した志望動機を書いてしまうと、条件の変更内容次第ではすぐに転職をする可能性があると思われてしまいます。
企業としては、できるだけ長く働いてくれる人を採用したいです。
それは待遇や条件に関わらない部分ですから、気にしている応募者に対して採用担当者が良い印象を持つことはありません。
本当に応募するに至った動機の1つであったとしても、応募企業に伝えることは控えるべきです。
【営業へ転職】タイプ別アピールポイントの例文7選
営業職への志望動機をアピールするためには自分がどのような営業を行う企業に就職したいかで、強調するポイントが異なります。
全ての営業職に共通するアピールポイントもあるのですが、基本的には営業職の種類に応じて志望動機の文を書き換えるべきです。
法人営業や個人向け商材の営業、新規営業中心かルート営業中心かによって、有効な文章の形は異なります。
主な営業の種類に応じた志望動機の例文を紹介するので、参考に活用してください。
1.法人営業のアピールポイント
法人営業は主に法人を相手に商談を行う営業職で、BtoB営業とも呼ばれています。
法人営業でアピールしたいのは、大きい取引を扱うことに対するやりがいを感じていることです。
法人同士の取引となるので、1回の契約で動くお金はとても大きいです。
また、クライアントとの関係構築についても意欲があることを示しましょう。
例文は次のようになります。
法人営業では規模の大きいビジネスを中心に取り扱い、クライアントとはビジネスパートナーとしての深い関係を築き上げることが求められています。
私は法人営業において、クライアントとの良好なビジネス関係を構築し、情熱を持って最適な提案をして行きたいと考えています。
コミュニケーション能力には自信を持っているので、相手が求めている要望をくみ取って、それに対する解決策を効果的に示すことができます。
以上が私が法人営業を志望する理由です。
2.個人営業のアピールポイント
個人向けの営業とは、エンドユーザーに当たる個人消費者に商品を販売する営業のことです。
法人営業と比較すると、1つ1つの取引の規模が小さめになりますが、商品を手に取ったユーザーの喜びを直に感じられることが特徴です。
志望動機としては、そのようなポイントを前面に押し出すと効果的となります。
以下が個人向け営業への志望動機例文です。
私は人対人の深いコミュニケーションを取ることができて、人に喜びを与えられる仕事に就きたいと考えております。
また、取り組んできた成果が直接的な評価と自分自身の成長につながることに対しても、大きな魅力を感じています。
これらの観点から、御社での営業の仕事は私の理想そのものであり、入社して営業職として働きたいと強く志望します。
3.有形商材のアピールポイント
有形商材営業とは、実際に手にすることのできる商品を取り扱う営業のことです。
大きな企業ですと、取引相手は部署によって法人を相手にするか、個人消費者向けになるかが変わります。
志望動機を示すポイントとしては、実際に取り扱う商材に対してどの程度情熱や知識を持っているかをアピールすることです。
スポーツ関連商品を例にすると、次のような例文になります。
私は小さい頃からスポーツが大好きで、小学生から大学までサッカーをしておりました。
スポーツに深く関わっているうちに、スポーツはもっとたくさんの人に広めたいという思いが強くなり、貴社を志望しました。
これまでのスポーツ経験とコミュニケーション能力を生かし、顧客に商品の特徴や魅力を、プレイヤー目線で伝えていくことが、私が入社後に取り組みたいことです。
そのためにも、入社後は商品知識や顧客のニーズを徹底的に勉強したいと考えております。
4.無形商材のアピールポイント
無形商材とは手に取ることができない商品やサービスのことを示していて、金融関連商品やサービス、情報、広告や人材などが代表例です。
実際に手に取ることができない商品であるため、そのような商材に魅力を感じた理由や、商材に対する理解度、魅力を相手に伝える能力についても、アピールすると有効です。
例文は以下のようになります。
私が営業を志望するにあたっては、顧客が抱えている問題やニーズをくみ取って、それを解決するためのサポートを実施したいと考えておりました。
私は過去のアルバイトの経験から、顧客のニーズをくみ取って最適な提案をすることを得意としています。
無形商材の営業では、適切なコミュニケーションを重ねることで、強い信頼関係を構築し、顧客に新たなアイデアも含めた解決策を示すことが重要です。
私の経験やスキルを存分に活かせる仕事として、貴社の事業に従事し、貢献していきたいと考えています。
5.新規営業のアピールポイント
取り扱っている商材や業界によっては、新規営業が中心となることがあります。
また、募集している営業の人材も、新規営業のための採用であるケースもあります。
そのような場合は、新規営業を志望している旨を伝えることが重要です。
新規営業にあたっては、コミュニケーション能力や打たれ強さを特長としてアピールし、生かしたい旨を伝えましょう。
例文は次のようになります。
私は人とのコミュニケーションを得意としています。
新しい顧客を獲得するにあたっては、まずは第一印象でコミュニケーションの取りやすさをアピールすることが重要であると考えていて、私の強みを存分に活かせる仕事であるとも思っています。
また、新規顧客の獲得では、断られてもへこたれない精神的な強さが求められます。
私は失敗を引きずらず、次のチャレンジのために生かすことを信条としてきました。
チャレンジを重ねて成功する達成感を味わう仕事として、営業職に就きたいと考えております。
6.ルート営業のアピールポイント
ルート営業は、既存取引先を定期的に訪問し、新たな要望やニーズ、問題点をヒアリングして、それを解決するための商材を提案することを仕事としています。
相手が抱えている問題を的確にくみ取る能力や、長く付き合っている人と適切なコミュニケーションを交わして、より深い関係構築を進める能力が求められます。
ルート営業の志望動機例文は、以下のとおりです。
私は人と人との関係性を深く築き上げることに喜びを感じています。
そのため、顧客との関係性を重んじており、そこから新たなビジネスの可能性を広げることができるルート営業職を志望しておりました。
また、持ち前の情報収集能力を生かし、担当地域における業界の動向や顧客のニーズについても適切にくみ取り、その成果につなげることを目指します。
入社した暁には、顧客の要望に応える努力を惜しまず、成果をあげられるように取り組みたいと考えています。
7.カウンター営業のアピールポイント
カウンター営業とは、実店舗にて利用客と対面で接客し、商品やサービスを販売する仕事です。
販売している商品やサービスに興味を持っている顧客を相手に接客をする仕事なので、内勤営業という呼ばれ方もします。
旅行代理店やカーディーラーがその代表例です。
顧客の喜びを直に感じ取れるのがやりがいとしての特徴であり、志望動機を示すならば、そういったポイントを押し出してみましょう。
例文としては次のようになります。
私は商品を販売する接客業を強く希望しております。
その理由は対面で接客をすることで、お客様の要望を直接聞き出し、それに対する解決策を示すことで喜んでもらえるからです。
専門的な知識の説明や、お客様からの苦情についても適切に対応しなければなりませんが、そうした仕事も含めて、私はお客様に対して最適な商品やサービスを提供する仕事に取り組みたいです。
【営業へ転職】業種別アピールポイントの例文7選
志望動機のアピールポイントについては、応募した企業の業種についても考慮する必要があります。
業種によって営業に求められる経験やスキルは微妙に異なっており、アピールすると有効になる強みも変わります。
また、全体を通していえるのは、その業種に興味を持った理由もきちんと添えておくことです。
具体的なエピソードを盛り込むようにしましょう。
営業のニーズが高い、主な7つの業種について例文を紹介します。
1.人材派遣のアピールポイント
人材派遣業界の営業職では、応募企業のビジネスモデルについての理解を深めておく必要があります。
ビジネスモデルについての理解が欠けていると、アピールするべきポイントがずれてしまい、求めている人材ではないと思われかねません。
過去の経験や知識を応募企業のビジネスに合わせて、アピールすることが重要です。
例文としては次のようになります。
その理由は、さまざまな業界の仕事に携わることができ、企業と人材の両方に寄り添った仕事ができるからです。
関わってくださった企業や人材の両方に、サービスを利用してよかったと思えるような仕事ができると考えて、貴社を志望いたしました。
これまでの経験を生かし、顧客の活動をサポートできる人材として働いていきたいです。
2.不動産のアピールポイント
不動産業界では個人向けの住宅の他に、法人のオフィスや倉庫を紹介する仕事や、不動産投資のサポートなども実施します。
ポイントとしては、過去の実体験を交えてアピールすることです。
不動産業界にポジティブな印象を持っているというエピソードを盛り込むと、採用担当者の印象に残りやすい志望動機が作成できます。
例文は以下のとおりです。
就職を機にまったく土地勘のない地方へ引っ越しすることになりましたが、不動産業者の方が新生活をするにあたって、さまざまなことを教えてくれました。
この経験がきっかけで、私もお客様の生活に寄り添った接客の仕事をやりたいと、強く思いました。
1人でも多くのお客様の生活に対する不安を解消できるような、人材になることを目指します。
3.食品メーカーのアピールポイント
食品メーカーへの志望動機を記載する際は、食を通じて社会貢献をして行きたいという意欲を示すのが有効な志望動機となります。
その場合は、そのように考えたことになったきっかけを交えて伝えるようにしましょう。
例文は次のとおりです。
そのように思ったきっかけは、中学生のときの社会科見学で貴社の自社農場を目にする機会があったことです。
その際に環境への取り組みや、少子高齢化社会に対する考え方を聞かせていただいて、強い感銘を受けたことを昨日のことのように覚えています。
営業として入社し、素晴らしい取り組みをされている貴社の商品を、1人でもたくさんの人に届けられるような人材になりたいです。
4.保険のアピールポイント
保険業界に対する志望動機は、保険業界を志すことになったきっかけを強くアピールすることが重要です。
そしてなぜ応募企業なのかについても明白に記載する必要があるので、事前に入念な企業研究を実施しておきましょう。
例文としては次のようになります。
貴社が提供している損害保険サービスは、業界随一の手厚い補償で知られています。
私の友人も、貴社の保険に加入していて助かったといっておりました。
貴社の営業職になることで、突然の災難から救われる人を1人でも多く増やしていきたいです。
5.自動車販売のアピールポイント
自動車販売の営業職になることをアピールするためには、まず自動車業界を選んだ理由を明記しましょう。
そしてメーカーの営業ではなく、販売の営業になりたい理由についても記載しておくと、採用担当者に好印象を与えられます。
応募企業が取り扱っている自動車メーカーを選んだ理由も添えて記載しましょう。
例文としては次のようになります。
私の父は、御社が取り扱っているメーカーのファンであり、幼い頃からずっと同じメーカーの車に乗り続けていました。
社会人になってから車を運転するようになり、メーカーの車の素晴らしさをより深く知ることができました。
貴社に入社したら、お客様のニーズに応えられるような営業職として会社に貢献していきたいです。
6.医療機器メーカーのアピールポイント
医療機器メーカーの営業職を志望する際は、医療機器メーカーでなければなかった理由が特に重要です。
医療機器メーカーならではの特徴を把握した上で、応募企業の強みや力を入れている分野に対して強く貢献できることをアピールしましょう。
例文としては次のようになります。
私の父は五年前、命に関わる重大な病気を患いましたが、最新の医療機器によって完治しました。
その私は、最新の機器があったからこそ助かったという話を耳にしました。
救うことができる命を救えることに深い感動を覚え、最新の医療機器をもっとたくさんの医療機関に広めたいと思うようになりました。
7.量販店のアピールポイント
量販店と一口にいっても、企業によって取り扱っている商品はさまざまです。
応募企業のビジネスモデルや企業理念を徹底的に研究し、自分がどのようなキャリアプランを歩むことができると考えたから志望することにしたかを、伝えるようにしましょう。
例文としては次のようになります。
そのような理由から転職を考えたのですが、貴社のように広く事業展開をしている職場環境であれば、営業職としてのスキルをより磨き上げることができると思い、志望しました。
貴社の売上に、少しでも多く貢献できるようにして行きたいと考えております。
まとめ
営業職は、業界やタイプによってアピールするべきポイントがさまざまです。
自分がどのような営業であれば活躍できるかの適性を見極め、自分に合った業界の営業職を選ぶことが重要なポイントになります。
志望動機がうまく書けているかが、選考の合否を大きく左右するといっても過言ではありません。
今回紹介したポイントを踏まえて丁寧に作成し、可能であれば第三者の添削を受けて磨きあげてください。
より良い志望動機を書き上げて転職活動を成功させましょう。
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