【販売から営業に転職】例文付き!人事に響く志望動機の書き方を徹底解説!
はじめに
転職活動をする中で、志望動機の書き方で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
志望動機は、これまでの実績やスキルと同じくらい重要視される項目となり、特に異業種への転職の場合は時間をかけて作る必要があります。
今回は、販売職から営業職への転職を希望する方に向けて、志望動機を書く際のポイントについて解説していきます。
営業職とは
営業職と似ている職種として、商品やサービスを売るという点から販売職が挙げられますが、仕事内容はそれぞれ異なります。
志望動機を書き始める前に、営業の仕事内容や販売職との違いを以下の記事で確認しておきましょう。
https://eigyo-shukatsu.com/article/306422
営業と販売職の違い
営業職と販売職の大きな違いは、顧客の購買意欲の高さにあります。
例として、デパートの化粧品売り場をイメージしてみましょう。
化粧品売り場に訪れる人の多くは、化粧品に興味を持っており、購入を検討している段階です。
そのような購買意欲のある顧客に対し、商品を販売するのが販売職です。
これに対し、営業職は自社や商品・サービスに関して知見がない、あるいは興味がない人を対象にアプローチします。
そのため、営業では商品・サービスを購入してもらえるようなトークスキルが求められます。
営業職についてさらに知りたい方へ
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【販売職から営業職の志望動機】アピールできる販売職のスキル
販売職と営業職は、求められるスキルの中で共通する部分もあります。
販売職で培ったスキルや経験をうまくアピールすれば、人事の目を引く志望動機を作れるでしょう。
以下では、営業職でも活用できる販売職のスキルをご紹介します。
コミュニケーション力
販売職の方は、お店で扱っている商品の説明のほかに、ヒアリングをもとにした商品をお客様に提案するのが一般的です。
この中で培ったコミュニケーション能力は、営業職においても役に立つスキルのひとつです。
このスキルを活かし、企業に貢献する旨を伝えれば、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。
また、ヒアリングをするうえで、何を意識したか、どこに重点をおいてお客様に提案をしたかなどを含めてアピールすることも重要です。
顧客目線の提案
販売職における接客では、お客様の立場になって考え、それぞれの要望に応えることも重要です。
お客様の気持ちに寄り添い、相手が何を考えているのか、何を求めているのかを意識してヒアリングを行っていた方も多いのではないでしょうか。
商品やサービスを提案するうえで、お客様の視点に立って物事を考える力は、営業職でも必要とされるスキルです。
単に商品・サービスの紹介をするのではなく、顧客目線での接客・提案をすることを営業職でも心がけましょう。
臨機応変な対応
販売職では、接客以外にも品出しや在庫管理など、さまざまな業務に携わることになります。
物事に優先順位をつけながら、臨機応変に対応できるスキルも、営業職の中で活かすことができます。
また、豊かな経験をしてきた人ほど得られた知識が多いものです。
それらの知識が、仕事をするうえで問題に直面した際に、臨機応変に対応するための糧になるでしょう。
仮に雑務的な作業であったとしても、そこから得たスキルが営業で役立つことが多くあります。
【販売職から営業職の志望動機】人事に響く志望動機の内容
前述したように、転職活動において志望動機は特に注目されるポイントのひとつです。
漠然とした内容であったり、熱意だけで押し切ろうとしていたりすると、志望動機としては評価されにくいものになってしまいます。
志望動機をうまく書くためのポイントを押さえ、最終的なゴールである内定を勝ち取りましょう。
なぜ転職を決めたのか
人それぞれ転職をする理由があり、人によってさまざまな思いを抱えていることでしょう。
しかし、転職の理由として給与の低さやパワハラなど、ネガティブな言葉を並べるのはNGです。
新しいことへの挑戦やスキルアップのためなど、前向きな理由を述べると良いでしょう。
このとき、なるべく端的にまとめるのがおすすめです。
たとえば、「前職では新しいことに挑戦したり身につけたりする機会がありませんでしたが、貴社では可能なので志望しました」といったような具合です。
なぜ営業職なのか
あなたがなぜ営業職への道を選んだのかを明確にしましょう。
たとえば、「スキルアップのため」「受け身ではなく自主的に働ける業務に携わりたい」などが挙げられます。
営業職を目指すことの理由として、より説得力を持たせるために、自身の経験に沿った内容に仕上げることがポイントです。
なぜその企業なのか
あなたがその企業で営業をしたいと感じた理由も具体的に考えましょう。
その企業が掲げる経営理念や、提供している商品・サービスなどに着目すると良いでしょう。
一方、「給与が高い」「土日が休み」などの待遇に対する点を挙げるのはあまりよくありません。
採用しても、「より待遇の良い企業に移ってしまうのでは?」と思われ、人事からの信頼を得にくいためです。
競合企業を落とすような言い回しはNG
ほかの企業の印象を下げるような表現はマイナスとなります。
採用担当者に「ほかの企業を悪く言っているということは、弊社も悪く思われているのでは?」と思われてしまいます。
たとえば、「A社は○○の点で劣っていますが、御社は○○の点で優れており~」というような表現は避けましょう。
あなたのアピールポイント
転職するうえで、職歴やあなたのスキルは特に注目される部分です。
自分の強みを理解し、それを入社後にどう活かせるかを含めてアピールできると良いでしょう。
アピールするスキルや経験については、先述した「アピールできる販売職のスキル」の項目を参考にしてください。
入社後の意気込み
入社後、その企業でどのように成長したいのか、どのような形で企業に貢献したいのか、どのようなキャリアを形成したいのかなど入社後の意気込みを伝えましょう。
入社への熱意を伝えることができれば、大きなアドバンテージになります。
学ばせてほしいという姿勢はNG
未経験の業界への転職となると、教育制度や研修制度が整っているかどうかは大切な判断基準になります。 しかし、ここで注意すべきなのは、「企業で学ばせてもらう」という受け身な姿勢ではNGだということです。 企業は自ら学ぶ姿勢を求めているので、自主性をアピールしていくと良いでしょう。
より良い志望動機にするためには
「今の志望動機だとどこか物足りない気がする…」
「より良い志望動機にするために誰かに意見を聞きたい…」
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【販売職から営業職の志望動機】志望動機の例文
最後に、販売職から営業職への転職を考えている方に向けて、具体的な例文を2つご紹介します。
「アパレル販売員からメーカー」「家電販売員から通信営業」の例文なので、自分のケースに合わせてアレンジしてみてください。
例文①:アパレルの販売員→メーカーのtoC営業
前職ではアパレルの販売員として、お客様へのヒアリングを通し、一人ひとりに合った商品の提案に尽力してきました。
接客をしていく中で、お客様の役に立つことにやりがいを感じ、この接客のスキルをさらに磨きたいと考えるようになりました。
貴社の掲げる「毎日を楽しく」という理念のもと、お客様に喜んでもらえるような提案をしていき、多くの人々を笑顔にすることが私の目標です。
私の長所であるヒアリング力は、貴社の商品をお客様に提案するうえで役に立てるのではと考えています。
貴社に入社後は、前職で培った接客経験を活かし、営業での成果を通じて御社の事業拡大に貢献していきます。
例文②:家電販売員→通信営業
私の提案が商品の売上につながり、それが数字に表れるということにやりがいと達成感を強く感じていました。
そこで、さらに自分のスキルを磨いていき、自ら働きかけることでお客様を笑顔にしたいという思いから、営業職への道に進むことを決意したのです。
貴社では○○というサービスを展開していますが、このサービスは中小企業の多くが抱えている○○という課題にアプローチできるのではと考えています。
貴社に入社した暁には、前職の接客で培ってきたヒアリング力と提案力を活かし、新規顧客の獲得によって貴社の売上に貢献していきます。
転職エージェントを活用しよう!
転職をする際には、転職エージェントを利用することをおすすめします。
一人で転職活動をしていると、わからないことや不安なことも多く出てくることでしょう。
そのようなときは、転職エージェントを活用しましょう。
面接の対策や書類添削など、転職に関するさまざまなことをサポートしてくれます。
転職のプロがあなたにしっかりと向き合い、最後まで寄り添ってくれるので、初めての転職でも安心できます。
詳しくは、こちらのサイトを参考にしてみてください。 https://eigyo-shukatsu.com/lp/13
まとめ
営業職において、販売職での経験やスキルが活かせる場面は多く、また、それがあなたにとっての強みになります。
営業の知識や経験がないからと諦めず、自信を持ってあなたの強みを採用担当者にアピールしていきましょう。
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