第二新卒で転職したい人必見!面接でよく聞かれる質問を解説

第二新卒で転職したい人必見!面接でよく聞かれる質問を解説

目次
  1. はじめに
  2. 第二新卒の定義は?
  3. なぜ今第二新卒が注目されているのか?
  4. 第二新卒の転職活動で知っておきたいこと3つ
  5. 第二新卒採用で見られているポイント
  6. 面接でよく聞かれる質問6選
  7. まとめ

はじめに

第二新卒で転職をする際に不安を感じる人は多いことでしょう。

特に心配なのが、面接で聞かれる質問やそれに対する答えではないでしょうか。

こちらの記事では第二新卒の転職における重要なポイントと、実際の面接でよく聞かれる質問とその対策を解説します。

第二新卒の定義は?

結論からお伝えすると、第二新卒という言葉に明確な定義はありません

というのも、第二新卒を募集している企業によって意味合いが違っていたり、大まかに「若者」を指したりすることが多いからです。

一般的には、第二新卒は大学などの学校を卒業して1度就職したが、入社3年以内に再度新しい職を求めて転職活動する若者を指します。

3年以内が1つの基準にされていることもあり、第二新卒の年齢としては25歳前後の人が多いです。

新卒や中途と違い

新卒と第二新卒の違いは、1度でも就職したことがあるかないかの差です。

新卒は名前の通り、大学などの学校を卒業後初めて仕事に就く人を意味します。

新卒との違いはイメージしやすいですよね。

では中途との違いはどうでしょうか?

中途と第二新卒の大きな違いは、求められるスキルや採用担当者にチェックされているポイントが異なり、中途を採用する際には「即戦力かどうか」が重要視されます。

今までの仕事で培ってきたスキルや経験、得意分野などを具体的にどう活かしていくのかが求められます。

一方の第二新卒に求められるのは、スキルや経験値ではなく人柄やマインド、ポテンシャルといった部分の比重が大きいです。

注目されるポイントはどちらかというと新卒に近いのかもしれませんね。

まとめると、第二新卒の新卒との違いは、1度でも過去に仕事に就いたことがあるかどうか、中途との違いは採用時に求められるポイントにあります。

なぜ今第二新卒が注目されているのか?

ではなぜ今第二新卒が注目されているのでしょうか?

第二新卒で新しい仕事を探している人や転職活動をしている人も増加していますし、企業側の第二新卒の採用ニーズが高まってきている傾向があります。

理由はいくつかあるのですが、やはり「若手の採用」を魅力に感じている企業が多いことが挙げられます。

第二新卒と呼ばれる層の人たちは、社会人経験が少ない分、その会社の環境や方針に順応しやすいと考えられています。

スキルの吸収力が高いと捉えられ、ポテンシャルや潜在的な部分で期待を寄せて採用に踏み切っている企業がほとんどです。

一方で、1度仕事について社会を経験していることも第二新卒の魅力です。

短い期間であっても、社会人経験があることで基本的なビジネスマナーやルールなどが第二新卒には身についていると考えられています。

ですので、0の状態から教育する必要がないという点も第二新卒が注目される理由の1つです。

中途よりも新しい環境に順応しやすく伸び代があり、新卒よりもリスクが少ないので、企業からのニーズが高くなっているということですね。

第二新卒の転職活動で知っておきたいこと3つ

第二新卒の転職において知っておきたいポイントを3つ紹介します。

第二新卒はちょうど新卒と中途の間に分類される立ち位置です。

第二新卒で転職するメリットもあれば当然デメリットもあります。

しっかり要点を押さえた上で転職活動に臨みましょう。

①第二新卒で転職するメリットとデメリット

第二新卒で転職するメリットは大きく2つあります。

1つは未経験であっても、自分が希望する業界や業種に転職できるチャンスがあることです。

25歳前後の第二新卒であればまだまだ先があって将来性などを期待してもらえるので、今の仕事内容と異なる業界や業種にもチャレンジできます。

もう1つはスキルがなくても人柄やポテンシャルで採用してもらえる点です。

年齢を重ねていくと、その分求められるスキルや経験が多くなりますが、第二新卒は人柄やポテンシャルに期待して採用してもらえる可能性が高いです。

一方、第二新卒で転職するデメリットもあります。

早期に会社を辞めることになるので、継続力や忍耐力がないとみなされるリスクがあります。

しかも必ずと言っていいほど、面接時には退職理由を聞かれます。

中途に比べるとどうしてもスキルや経験値不足といった部分はありますが、伝え方によってはプラスに変えられる部分でもあるので事前に対策をしておくことが大切ですよ。

②第二新卒が転職するのに最適な時期

第二新卒が転職して入社するのに最適な時期やタイミングがいつなのかしっかり把握しておきましょう。

結論からお伝えすると、第二新卒が新しい会社に入社するのに最適な時期は4月と10月です。

4月は新卒の就職活動を経験した方なら想像しやすいかもしませんが、多くの企業が新卒を迎える時期でもあるので、研修や新しい人員を受け入れやすいという背景があります。

一方、10月は年度のちょうど中間にあたる企業も多く、また6月のボーナスをもらった後に退職を考える人も多い傾向にあります。

このような理由から、企業側が新たに求人を出すのも10月あたりが多いと考えられます。

転職活動にかかる時間は平均で約1〜3ヶ月ほどと言われているので、逆算すると4月入社なら12月〜3月、10月入社なら6月〜9月頃が転職活動をする最適な時期だと考えましょう。

③退職は転職先が決まってから

転職を考えている人は、次の会社が決まってから退職するようにしましょう

正直、転職先が決まらないまま退職するメリットは多いとは言えないのです。転職活動にじっくり時間をかけられますが、勢いそのままに辞めてしまって経済的に苦しくなったというケースも少なくありません。

また、早く次の仕事を決めないとという思いに駆られ、焦って納得のいく転職ができないという声もあります。

さらには、一時的であっても「無職」の期間があることは、企業側からしてもマイナス要素になってしまうリスクさえあるんです。

精神面や身体的に続けられないなどのよっぽどの理由がない限り、第二新卒で転職をしようとしているならば、転職先が決まるまでは今の仕事を続けた方が得策であることを忘れないでくださいね。

第二新卒採用で見られているポイント

第二新卒の転職における面接で見られているポイントは、新卒の就職活動時とは異なります。

面接を受ける前の対策として押さえておきたいポイントを解説します。

①すぐに退職してしまわないかどうか

前提として、第二新卒と呼ばれているということは、ほとんどの人が3年前後未満で会社を辞めたもしくは辞めようとしているわけですので、当然採用する側も不安に感じる部分になります。

「ウチの会社に入ってもまたすぐ辞めるんじゃないか?」「なぜ新卒で入った会社を辞めてしまったのか」という質問は、必ずと言っていいほど聞かれる内容です。

採用にもコストと責任があるので、企業側も早期離職のリスクを気にしているということはしっかり頭に入れておきましょう。

②基礎的なビシネスマナーがあるかどうか

第二新卒は新卒とは違い、1度社会人を経験しているので社会人としての基礎的なビジネルマナーや振る舞いが身についているかどうかが見られます。

社会人経験がある人をターゲットにしているので、ビジネスマナーや振る舞いに関しては新卒よりも厳しくチェックされることや、学生気分が抜けていないと感じられないように注意しましょう。

挨拶やコミュニケーション力、敬語の使い方、目線や反応など細かい部分も見られているので、1つ1つの立ち振る舞いや言葉遣いにも注意しながら面接に挑むことが大切ですよ。

③仕事に対しての姿勢

第二新卒の転職面接時に、1番見られていると言っても過言ではないのが仕事への熱意や姿勢です。

現実的に考えると、第二新卒は「早い段階で前職を辞めた人」というイメージが付いています。

人によってはネガティブに捉える人もいるでしょう。だからこそ、仕事へのやる気や熱意を全面に出していく必要があります

仕事に対する前向きな姿勢や熱意がなければ、また早期離職するリスクがあるかもと感じられてしまいます。

ですので、面接の際には熱意を持っていることと、「御社で働きたい」という気持ちをしっかり伝えることを意識しましょう。

面接でよく聞かれる質問6選

では実際に第二新卒の面接ではどんなことを聞かれるのでしょうか?

第二新卒でよく聞かれる質問と押さえておきたいポイントに加えて、回答例もセットで紹介します。

①「自己紹介をしてください」

第二新卒の転職時の面接に限らず、新卒や中途採用の面接でも必ず聞かれる質問ですが、第二新卒の面接だからこそ、押さえておくべきポイントもあわせて紹介します。

新卒の就職活動での面接は、学生時代に何を頑張ったのかを、何を専攻して学んでいたのかのみだったのが、第二新卒の面接では前職のことも伝える必要があります。

・前職ではどんな会社に入社したのか
・どんな仕事をしていたのか
・どのような経験を積んできたのか

などをを明確にしましょう。

学生時代の自己紹介も含めると長くなってなってしまいがちなので、要点をまとめて簡潔的かつ分かりやすく伝えるのがポイントです。

回答例

〇〇大学の〇〇学部を卒業し、〇〇株式会社に新卒として入社いたしました。学生時代ではサークル活動と卒業論文に力を入れており、人とコミュニケーションを取りながら物事を進めることに魅力を感じ前職では営業部で働いておりました。入社してからは、勉強や知らないことのインプットの毎日でなかなか成果を上げられずにおりました。ですが、顧客ごとに営業戦略を考えたり、営業リストの見直し、先輩社員の商談の同席回数を増やすなど、行動量を増やしたことで下半期にはグループで3番目、新卒の中では1番の成績を上げることができました。この経験を活かし、御社でも営業職として少しでも貢献できるように努めていきたいと思っております。

また、自己紹介を話すときに見られているポイントとしては話し方やリアクション、ビジネスマナーです。

特にハキハキ話すことと、面接官の目を見たり面接官の話にうなづいたりすることはとても重要です。

人の第一印象は、半分以上が視覚的要素で決まると言われているので何をどう伝えるかも大切ですが、面接官にどう見られているかも意識しながら挑みましょう。

②「退職した理由を教えてください」

退職理由を聞かれることは、第二新卒の面接での質問の中でも特に多いです。

採用担当者は、なぜせっかく入った会社を早い段階で辞めた、もしくは辞めようとしているのかを把握しておきたいものです。

ここで意識したいのが、いかにポジティブに置き換えて伝えるかという点です。

「人間関係が大変だった」「ノルマがきつかった」「残業時間が多かった」など、退職理由は人によってさまざまで、もちろんネガティブなものもたくさんあります。

ですが、面接ではネガティブな退職理由をそのまま伝えてしまうのは絶対NGです。

当たり前ですが、ネガティブな内容を羅列しただけでは、採用担当者も良い印象を持ちません。前職の愚痴や不満を言うのは避けましょう。

退職理由の質問をされたときは、退職理由に加えて志望動機に繋げることがポイントです。

この会社で働いていきたいと感じた根拠やポジティブな言い方に変換できると、採用担当者も理解できますし、良い印象を持ってもらえます。

回答例を見ていきましょう。

回答例

新卒時の就職活動では「大手企業」にこだわって活動をしていたので、企業のネームバリューや知名度の部分で会社を選びました。希望していた営業部に配属し、BtoB向けの新規営業を担当しておりましたが、提案しているプランや商品が「そのお客様や会社にとって本当に良いものなのか?」という疑問をずっと持っておりました。営業の職種に関してはコミュニケーション力も磨くこともできましたし、やりがいを感じていたのですが、製品力や相手の立場になって本当に良いものを提案できる営業がしたいと感じるようになりました。ですので、自分自身が本当に良いと感じられるサービスや商品を取り扱っているということを基準に転職活動をし、その点を重視し今回御社を志望させていただきました。御社のサービスではお客様の意見や声をよく汲み取っておられると感じていて、自分自身も大変共感させていただいた内容でございました。こうしたサービスであれば、自分も自信を持って心からお客様や会社に提案できると感じ、御社の売上向上や成長に貢献したいと思っております。

上記の回答例のように、退職理由が何か目的があっての理由であれば、採用側もしっかりとした意志や考え方のある人だと認識してくれます。

さらに志望動機に繋げることによって、より採用しやすくなりますよね。

③「前職で学んだことは何ですか?」

前の会社や仕事で何を学んでどんな経験をしてきたのかを問われる質問です。

第二新卒は新卒とは違い、社会人として何かしらの経験やスキルを身につけていると捉えられるので、今時点で何をどこまでできるのかを知っておくために聞かれます。

採用側が前職で学んだことを聞いてくる背景としては、「どんな仕事であってもやる気や熱意を持って仕事ができるかどうか」と「前職で学んだことを即戦力として活かせるかどうか」を知りたいという部分にあります。

前職での仕事内容の質問の回答として注意したいのが、ただただ業務内容だけを説明してしまうことです。

前職の業務内容に対してどんな工夫をしてどう取り組んだか、どう成長できたのかをプラスして伝えることが大切です。

回答例はこちらです。

回答例

私は前職でお客様対応を中心としたコールセンターの一員として働いておりました。入社してからは、目の前の業務をこなすのに必死でしたが、時間が経つにつれて余裕が生まれ、どうしたらお客様に満足してもらえるのかを意識しながら業務を進めることができました。具体的に意識した部分としては、第一声の声のトーンを上げて電話越しであっても直接お話を聞いているかのように、相手にも心地よく感じてもらえる話し方を実践しました。また、1度お聞きしたことはお客様ごとにメモに残し、次回の対応の際にも話の一部として伝えるようにしました。そういったことを続けたことで、「〇〇さんがいつも丁寧に対応してくれるので嬉しい」や「次回もあなたに対応していただきたい」といった声や意見をいただけるようになり、とても嬉しく感じました。私は前職で学んだ、相手の立場になって考えたり、どうしたら心地よく感じてもらえるのか、満足してもらえるのかにアンテナを張っていきたいと思っております。

相手の立場になって考えることはそんなに簡単なことではないですよね。

自分で考えて工夫した結果、何を学んで、次にどう活かすかまでを繋げて伝えることで、人柄や入社してからどの場面で活躍してくれるかを採用側もイメージしやすくなるのです。

④「新卒で入社した会社は、ご自身が希望されていた会社でしたか?」

新卒で入った会社が希望通りの会社だったかどうかを問う質問も、第二新卒の面接でよく聞かれます。

実際のところ、希望通りの会社に入れたか入れなかったのかが、直接合否に関係してくることはありません。

この質問は仕事の捉え方や向き合い方、価値観などを知るために聞かれることが多いです。

希望通りの会社に入社できたパターンと、できなかったときのパターンの2種類の答え方がありますが、それぞれで押さえておくべきポイントは異なります。

例えば、ご自身の希望する会社に入社できたパターンだと、「入社をして前職で働いていく中で本当に自分がやりたいことが明確になり、それを御社で実現したい」という気持ちを伝えましょう。

価値観や考え方がどう変わっていったのかを伝えることで、採用側も人柄や企業にマッチしているかどうかを判断しやすくなります。

逆に希望の会社に入社できなかったパターンだと、「自分が理想としていた環境ではなかったが、その中でもスキルを身につけたりさまざまな経験を積むことができた」「もともとの希望していた会社にもう1度チャレンジしたい」「新卒時の自分は自己分析が足りなかったが、当時の反省を活かしてもう1度自分のキャリアに向き合いたい」という気持ちを伝えると良いでしょう。

ここでアピールしたいのは、どんな環境下でもやる気を持って仕事ができるという点と、チャレンジ精神の2つです。

回答例は下記のようになります。

回答例

希望する会社に入社できたパターン

新卒時には、希望していた会社に入社することができました。当時は第一線で活躍したいという気持ちよりも、縁の下の力持ちのように陰で人を支えることに魅力を感じ、事務系の業務を希望しておりました。ですが、仕事の中で営業の方々と多く関わることで、私自身も直接お客様や企業とやり取りを通して、コミュニケーション力を磨いたり提案力や交渉力を磨きたいと強く感じるようになりました。ぜひ御社で営業職としてスキルを見つけ経験を積み、売上や御社の成長に少しでも貢献したいと考えております。

希望する会社に入社できなかったパターン

新卒時では、自分自身の就職活動への向き合い方や自己分析が足りなかったこともあり、希望通りの会社に入社することはできませんでした。ですが、目の前の仕事をおろそかにすることなく与えられた環境や任せられた仕事には一生懸命取り組んで参りました。その中で、お客様対応やビジネスマナー、提案のスキルなどを身につけることができたと感じております。ですが、新卒時に希望していた企画の仕事への憧れや想いを捨てきれず、今回御社を志望させていただきました。

仕事に対しての考え方、価値観など、自分の意志や目的を伝えることを意識しつつ、採用側は早期離職してしまわないかのリスクを確認する意図があることを頭に入れておきましょう。

よくありがちなNGな回答としては「希望通りの会社に入れずモチベーションが上がらなかった」や「スキルを身につけたと感じたらすぐ辞めようと決めていました」などが挙げられます。何事もネガティブに伝えることは相手に良い印象を与えません。

なので、しっかり何を学びたくてどう活かしていくのかの未来にフォーカスした回答ができるように準備しておくことが大切ですよ。

⑤「やりがいのない仕事でもやり遂げられますか?」

やりがいのない仕事にもちゃんと向き合い耐えられるかどうかは、特に第二新卒の面接に多い質問です。

当たり前ですが、仕事の100%が自分がやりがいを感じる仕事、業務内容であるとは言い切れません。

中には泥臭い作業や、苦手だと感じる業務もたくさんあります。

採用側は、例えやりがいを感じられない業務であっても誠実に取り組むことができるのかどうかを確認するためにこの質問をします。

「やりがいのない仕事でもやり遂げられますか?」という質問に答えるときに意識しておきたいポイントは「どんな仕事や業務であっても自分の取り組み方や姿勢によって吸収できることは多くなり、きっと将来に役立つと思っている」と伝えることです。

やりがいが無かったり、苦手とする業務であってもいかにポジティブに変換できるかがポイントですよ。

それでは回答例を見ていきましょう。

回答例

私は前職で接客業をしておりました。入社する前は、人と接する仕事で人の役に立ちたいと思っていましたが、実際に働いてみるとクレーム対応をしたり毎日の売上計算など地道な仕事も多く、最初は難しいなと感じることも多かったです、ですが時間が経つにつれて、1つ1つのクレームに対しては、次のお客様対応のときに活かせるヒントを掴むように意識し、地道な作業に関してはどうしたら効率良く業務をこなせるかを日々考えるようになりました。このようにどんな仕事や業務の内容であっても、自分の意識次第で学べることも多く、必ず今後の自分のキャリアやスキルに繋がると感じたので、どんな仕事であっても最後までやり切りたいと思っています。

上記のような回答だと、どんな環境の中でも学ぶ姿勢があると採用側にも感じてもらうことができますよね。

学ぶ姿勢や将来性を感じてもらえることができれば、転職活動の面接でもグッと合格や内定に近づくことができますよ。

何事も今後に活かしていきたいという気持ちや姿勢をしっかりと伝えましょう。

⑥「仕事をする上で大切にしていることはありますか?」

仕事をする上で何を大切にしているかを問う質問も、第二新卒の転職における面接でよく聞かれる質問です。

採用側の目的としては、この質問を通して応募者の価値観や人物像を見ようとしていることが読み取れます。

仕事において何を大切にしていて、どんな時にモチベーションを上げることができるのかなどを伝えると良いでしょう。

前職のエピソードとセットで伝えることでより説得感も増しますし、採用側にも採用後のみなさんが企業で働いている姿を想像してもらいやすくなるでしょう。

回答例

私が仕事をする上で大切にしていることは協調性です。社内や社外に関わらず、仕事は1人でできないということを前職を通して学びました。どんな仕事であっても周囲の人と協力し合い、いかに円滑に業務や仕事を進めていくかが大切だと思っております。前職でも、同じ部署の人や社外の人とも接する機会が多く、良好な関係が築けていると、よりスムーズに仕事が進められると感じたのが印象に残っています。社会にはさまざまなタイプの人がいますので、もちろん相性であったり自分が苦手だと感じる人もいると思うのですが、積極的に会話をしたりコミュニケーションを取ったりする協調性を心がけていきたいです。

人によって大切にしている考え方や価値観はさまざまなので、正解不正解はありません。

何に重きを置いているのかを、自分の言葉でしっかり伝えられるようにしておきましょう。

まとめ

今回は第二新卒の転職に置いて、意識しておきたいことやチェックされているポイント、実際の質問で聞かれる質問と回答例について解説しました。

第二新卒での転職は多少のリスクはありますが、メリットもたくさんあります。

業界によっては、まだまだ売り手市場の傾向が続いていることもあるので求職者側にとっては有利です。

ぜひ今一度自分のキャリアにしっかり向き合い、納得できる企業や仕事に出会ってくださいね。

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