【例文あり】ガクチカでチームワークをアピールするには?ポイントなど基礎から徹底解説!
- はじめに
- 【ガクチカでチームワークをアピール】ガクチカとは
- 【ガクチカでチームワークをアピール】なぜガクチカが聞かれる?
- 【ガクチカでチームワークをアピール】担当者が見ているポイント
- 【ガクチカでチームワークをアピール】自己PRとの違い
- 【ガクチカでチームワークをアピール】ガクチカの見つけ方
- 【ガクチカでチームワークをアピール】チームワークで伝えられる強み
- 【ガクチカでチームワークをアピール】営業職でチームワークは活かせる?
- 【ガクチカでチームワークをアピール】チームワークを活かした経験の例
- 【ガクチカでチームワークをアピール】ガクチカの書き方
- 【ガクチカでチームワークをアピール】経験の例を基にした例文
- まとめ
はじめに
ESや面接でよく聞かれる「ガクチカ」。
この質問を通してどんなことが見られているのか、どんなことを書けば良いのか不安に思っている人が多くいるのではないでしょうか。
この記事ではそんな不安を解決できるよう基礎から丁寧に解説し、「チームワーク」を取り上げて例文も掲載しています。
ガクチカを書く前に読み、ぜひ参考にしてください。
【ガクチカでチームワークをアピール】ガクチカとは
まずはガクチカとは何かという基本から押さえましょう。
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、ESや面接の定番の質問項目です。
就活生なら必ず一度は答える場面があるであろう内容で、避けては通れません。
【ガクチカでチームワークをアピール】なぜガクチカが聞かれる?
目標に向かってどのようなプロセスを歩んだかを知るため、物事への取り組み姿勢を知るため、課題解決能力を知るためなど様々な理由でガクチカが聞かれます。
まとめると、応募者が社風にマッチする人物かを測るためと言えます。
そのため、ガクチカを書くにあたって応募先の企業の社風をつかんでおくことが重要で、それに合った性質をアピールできる経験を書くようにしましょう。
【ガクチカでチームワークをアピール】担当者が見ているポイント
大きな成果を出していたり、役職に就いていたりといった経験でなければ評価されないのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか。
実は成果や役職の大小自体は評価の対象となっておらず、自分なりに工夫して行動を起こしたことを重視しています。
そのため、大きな経験がないからガクチカが書けないと不安に思っている方も心配ありません。
経験の大小にとらわれず、自分なりに行動した経験をアピールしていきましょう。
【ガクチカでチームワークをアピール】自己PRとの違い
ガクチカと自己PRは混同しがちですが、採用担当者の質問意図、つまり着目しているポイントが異なります。
どちらも「目標達成に対しての行動」についてということは共通です。
ガクチカでは物事の「How」の部分、つまり「どのように取り組んだか」が問われていています。
一方、自己PRでは「What」の部分、つまり「役立てた強み」が問われています。
両者で同じ経験を使っていいのか疑問を持つ人が多いのではないでしょうか。
例えば同じ「サークル」という経験をアピールするとしても「試合で勝つために弱みを分析し、徹底的に弱みをつぶせるように練習内容を工夫した」というガクチカと、「コミュニケーション能力を活かしてチームの仲を深めた」という自己PRのように、アピールするポイントが異なるなら同じ経験を使用しても問題ありません。
ただ、例えば「練習内容の工夫」など同じ経験から同じポイントをアピールすると、ほかに頑張ったことがないと捉えられてしまうので、そういう場合は同じ経験を使用するのは避けるのが無難です。
【ガクチカでチームワークをアピール】ガクチカの見つけ方
ガクチカがどんなものか、担当者がどんな視点で見ているのか、自己PRとの違いなどは理解していただけたと思います。
ただ、「自分なりに工夫して行動した経験」をアピールすれば良いことは分かったけれども、ぱっと思いつかない、どう手をつけていいかわからないと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方に向けてガクチカの見つけ方を3点紹介します。
①自己分析
自己分析はガクチカを書く際に限らず、志望業界や職種、企業選びなどに役立つ、就活において重要な行為です。
ここではガクチカ探しでの活用法を紹介します。
まずは物事の大小にかかわらず、学生時代にやったことを洗いざらい書き出します。
続いて、その中から成長したと思う経験を選び出します。
前述したように、ガクチカで見られているのは困難に立ち向かう姿勢など、成長するまでの過程です。
その過程をより詳しく語れる経験を選ぶようにしましょう。
複数ある場合は、より試行錯誤を重ねた経験を選ぶとよいです。
自己分析についてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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②周囲の人に聞いてみる
自分では印象に残っていなくても、家族や仲の良い友人など周囲の人の方があなたの頑張りを見ていてくれていることもあります。
そのため、自分一人で自己分析して行き詰ったときには第三者の意見を取り入れることも大切です。
③定番のガクチカを参考にする
インターネットで「ガクチカ 例文」などと検索すると、アルバイトやサークルといった定番のガクチカの例文が見つかります。
それを参考に自分にも似た経験がないかという観点で見ると、ガクチカのネタ探しに活かせます。
以下でもガクチカで使われやすい経験の例をいくつか紹介します。
【ガクチカでチームワークをアピール】チームワークで伝えられる強み
ここまでで紹介した方法でガクチカに使用できそうな経験を見つけられたと思います。
リーダー経験などは必ずしも誰にでもあるとは言えませんが、チームワークを活かした経験はある人が多いのではないでしょうか。
続いてはそんなチームワークを取り上げて、チームワークからアピールできる力を紹介します。
チームワークとは、同じ目標に向かって、それぞれの強みで誰かの弱みを補完しあって、チームで協力することです。
それぞれの強みや弱みを理解する「周りを見る力」やそれを活かしてうまく役割分担をする「調整力」がアピールできます。
【ガクチカでチームワークをアピール】営業職でチームワークは活かせる?
営業職というと1人で目標を達成していくイメージもあるかもしれませんが、チームワークを発揮することでより効率的に仕事を進められます。
例えば、契約の際は営業マン、受注の際は営業アシスタント、納品の際は事務員というように業務を工程ごとに役割分担をするという場面でもチームワークが重要になるので、営業職には必要な力だと言えます。
【ガクチカでチームワークをアピール】チームワークを活かした経験の例
前述したように営業職でも活かせるチームワークについて、ガクチカでアピールする際に使いやすい経験の例とそれぞれの経験からガクチカを構成する際の気をつけるべきポイントを解説します。
サークル・部活動
前述したように、大会等で大きな成績を残している必要はありません。
同年代の人が多く集まる組織だからこそメンバー間で意見を言い合いやすく、普段の活動の中でも意見のぶつかり合いが発生することが多いのではないでしょうか。
そういった衝突や課題をどう協力してチームとして乗り越え、成長したかが大切になります。
また、先輩や後輩、顧問やコーチなど年齢や役職の異なる人とも深くかかわっていくことになりますが、そういった人たちと協力することは入社後の実務では不可避なので、同期だけでなく年齢や役職の異なる人とのかかわりに注目してアピールできるとよりよいガクチカになります。
アルバイト
サークルや部活動には所属していなかったとしてもアルバイトの経験がある人は多いのではないでしょうか。
企業には売上の目標があり、アルバイトや社員はその目標を達成するという同じ目的を持ったチームです。
目標達成のためには、個人の努力だけでなく、チームで協力して助け合うことが必要となります。
アルバイトはお金を稼ぐものとして割り切ってメンバーと必要最低限しかかかわろうとしない人もいますが、だからこそ積極的にチームにかかわりメンバーとコミュニケーションをとり、目標達成のために動いた経験はアピールできます。
学校行事
文化祭や体育祭など学校行事としてチームで力を合わせて何かを成し遂げる経験は誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
ここでの課題はチーム内のやる気の差が生まれやすいことです。
やる気がないメンバーのモチベーションをどう上げてチームとしてうまくやっていくかという過程でチームワークが活かされます。
このような学校行事では予算のやりくりやスケジュールの管理も自分たちで行う場合が多く、企業での実務に直接に近い経験なので、そこから得たことをどう仕事に活かすかをアピールしやすいです。
学外組織での活動
ボランティアや習い事など学外の団体に所属している場合はそこでの活動もチームワークを活かした経験として使えます。
アルバイトと同じく年齢や経験年数、役職などが異なる様々な人とかかわることになりますが、アルバイトとは異なる部分は構成員の間に金銭が発生しない場合が多いことです。
仕事として割り切ることができないため、より意見のぶつかり合いが多くなるかもしれません。
そういった場面でこそチームワークが大切となります。
【ガクチカでチームワークをアピール】ガクチカの書き方
ここまでの内容からガクチカに書く経験は考えられたのではないでしょうか。
次は、実際にガクチカを書く段階に移っていきましょう。
その際に気つけるべきポイントを4点紹介します。
ガクチカに限らずESを書く際に共通して気を付けるべきポイントもあるので、しっかりと押さえておきましょう。
①結論からはじめる
結論から始めることで相手に主張がはっきりと伝わるため、必ず結論を先に伝えるようにしましょう。
また、文面でも口頭でも先に主張を伝えることで、そのあとの理由等の説明が頭に入りやすくなるという利点があります。
口頭の場合は「学生時代力を入れたことは何ですか?」という質問に対して「学生時代に力を入れたことは〇〇です」のように、質問をオウム返ししてから答えることで、頭を整理する時間を稼ぐこともできます。
②STAR法を使う
STAR法とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の順で文章を展開していくことです。
これに沿って話すことで、相手が知りたい情報を漏らすことなく伝えられる上、論理的な話し方になるため、それ自体が評価される場合もあります。
③具体的に書く
「頑張った」というのは人によって尺度が違うため、客観的に判断しづらいです。
だからこそ、より具体的に当時の詳細を説明し、相手に伝わりやすいようにする必要があります。
自分の取った行動に「何で?」「どのように?」と問いを繰り返してを深堀りしておきましょう。
特に数字を使うと具体性が増す上、行動の効果がわかりやすいのでおすすめです。
④得た学びをアピールする
ただ力を入れて頑張っただけの経験ではガクチカで話を展開するには不十分です。
その経験から何を学び、それをどのように生かしていくのかがガクチカにおいて見られている重要な部分なので必ず入れるようにしましょう。
その得た学びが応募先の業務で活かせるものだと好印象を得られて望ましいです。
【ガクチカでチームワークをアピール】経験の例を基にした例文
ここでは前述したチームワークを活かした経験の例を基にして、「学校行事」を使用した400字のガクチカの例文を紹介します。
学生時代に力を入れたことは、学園祭におけるクラス企画の運営です。私はクラス企画について会計担当という立場で中心となって準備を進めていました。その過程で、予算が足りなくて欲しい材料が購入できないという問題が生じました。私たちのクラスでは養生テープが足りず、絵具が余っているという状況でしたが、絵具が足りなくて養生テープが余っているというクラスがあり、交渉することでお互いの足りない物品を補い合うという形で解決しました。この経験から、クラスなど組織の垣根を超えて問題を相談し、助け合って解決することで全体として良い方向にもっていくことの大切さを学びました。他クラスとはいえ、同じ学園祭を作り上げるという点でチームと捉えることができます。同じように、会社では部署という垣根を超えて協力し、課題を解決していくことで会社全体のプラスになるというように活かしていけると考えています。(385文字)
まとめ
この記事を読んで、ガクチカに対しての不安が少しでも軽減したり、営業の業務において活かしやすいチームワークを活かしたガクチカについて参考になったりしていれば幸いです。
ここで紹介した内容を活かしてぜひ実際にガクチカを書いてみましょう。
作成したガクチカは企業に提出する前に第三者に添削してもらうことでより良いものにすることができます。
その際には就活のプロであるエージェントに依頼するのがおすすめです。
ガクチカを含めESの添削はもちろん、面接対策や一人ひとりに合った企業の紹介など、内定獲得まで手厚くサポートしてもらえます。
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