【最新版】営業女性の夏の服装のポイントとは?夏でも快適に営業を行う工夫を解説!
【営業女性の夏の服装】はじめに
営業の仕事をしている方は、身だしなみを整えることも大事な仕事の1つです。
その一方で外回りが多いため、風で服装や髪が乱れたり、汗をかいてメイクが崩れたりします。
各所を回るため、毎回身だしなみをチェックするのは大変だと思います。
特に女性の方で営業職をされている方は、夏場の汗をかきやすくメイクが崩れやすい季節には、涼しい服装を意識したいところです。
営業職をされている女性のために、夏の服装についてポイントを解説していきます。
【営業女性の夏の服装】服装のポイント
営業職の方はどんな気候のときでも、基本的にスーツを着用して仕事をします。
寒い冬の日も、大雨の日も、暑い夏の日もスーツです。
女性の場合は、汗をかく夏がもっとも身だしなみに気を使う季節でしょう。
それではスーツを着用するにあたって、暑い夏はどのようなスーツがおすすめなのでしょうか。
できるだけ涼しく過ごすために押さえておくべきポイントや、お客様に失礼のないようにするためのポイントがいくつかあります。
まずは営業職の女性向けに、色の選び方やスーツの素材についてなど、服装に関わるポイントを紹介します。
インナーの色は白や寒色がおすすめ
まず、インナーの色は白がおすすめです。
黒などの暗い色は太陽の光を集めるため、体感温度が高くなり、暑くなります。
一方で白は光を反射するため、そのような心配がありません。
また、寒色も視覚的にさわやかな印象を与えるのでおすすめです。
季節感を考えると暗めの寒色ではなく、ライトブルーなどの涼しげで明るい色が良いでしょう。
自分だけではなく、相手にも涼しいイメージを与えられるというのは一石二鳥といえるかもしれません。
スーツは素材で選ぼう
営業の制服ともいえるスーツは、素材で選ぶのがおすすめです。
夏場はやはり通気性の良いもので、サマーウールやリネンなどは着心地が良いです。
通気性の悪い素材を選んでしまうと、熱がこもってしまい、汗をかいたり集中力が欠けたりしてしまう可能性もあります。
汗をかきやすい方は、定期的に洗えるウオッシャブルスーツ(洗えるスーツ)もおすすめです。
頻繁にクリーニングを利用しなくても済むので、自宅で洗えるのは非常に利便性が高いです。
インナーと同じように、色はベージュなどの明るい色で、さわやかな印象を感じるものが良いでしょう。
訪問する際はジャケットを着よう
移動中や休憩中などは、もちろんジャケットを脱いで過ごしても問題ありません。
しかし、営業先を訪問する際には必ずジャケットを着用しましょう。
ジャケットを着用していない場合は、どうしても軽装に見えてしまうので、相手方への失礼にあたります。
特に新規顧客を訪問する際には失礼のないよう、しっかりとジャケットを着用して、身だしなみを整えていきましょう。
室内はエアコンがきいていることも多いので、ジャケットを持っていて損はありません。
基本的に客先に赴く場合は、たとえ暑くてもジャケットを着用すると覚えておきましょう。
身だしなみを整えるという点において、押さえておくべきポイントの1つです。
クールビズが基本の会社もありますが、あくまでもこちらの礼儀として、ジャケットの着用は忘れないようにしてください。
【営業女性の夏の服装】メイクのポイント
女性は毎日メイクをしなければなりません。
夏は汗などで、どうしても化粧が崩れがちになります。
汗でメイクが崩れてしまったり、皮脂が出てテカリが気になったり、身だしなみをチェックしたときに気になるポイントはたくさんあります。
できるだけ崩れにくいメイク方法や、汗をかかないように工夫するなど、さまざまな手段でメイクが崩れるのを防ぎたいところです。
さわやかな印象で得するためにも、化粧を崩さないための工夫を紹介していきます。
ベースメイク
まずベースメイクには、油分が少ないものを使用しましょう。
これは皮脂対策として有効です。
自分は皮脂がたくさん出るタイプだと認識しているのであれば、まず押さえておきましょう。
下地にはUVカットのものがおすすめです。
日焼け止めを使う必要がないので、余計な油分を塗らずに済みます。
パウダーを乗せる際には、ファンデーションが馴染んだあとにしましょう。
大よその目安として、ファンデーションを塗った5分後くらいに使うのが良いでしょう。
こうするだけで余計なパウダーを付けずに済み、汗による崩れの対策にもなります。
最後に、基本的にベースメイクは厚塗りをせず、気になる部分はコンシーラーを塗るなどしてカバーしましょう。
厚塗りをすると化粧の崩れがより目立ちやすくなり、相手方に不潔な印象を与えてしまうかもしれません。
ポイントメイク
ポイントメイクは、基本的にあっさりしたものをイメージしておきましょう。
まず、チークやアイシャドウの粉の量は少なめにします。
これは汗による崩れを防ぐためです。
またチークが濃すぎたり、アイシャドウが鮮やかすぎたりすると、スーツに合わない印象になってしまいます。
基本的に薄いメイクを心掛けるようにしましょう。
眉は、書く前にパウダーをはたいておくと長持ちします。
薬局などで手軽に購入できる眉ティントを使うのもおすすめです。
アイライナーやマスカラは、皮脂や汗に強いウォータープルーフタイプのものが良いでしょう。
これも夏になると薬局などでさまざまな種類が販売されています。
自分に合いそうなものを見繕ってみてください。
アイライナーやマスカラなどは、崩れて目の周りが黒くなってしまうと、非常に印象が悪いので気をつけましょう。
フィニッシュスプレーの使用もおすすめ
最近よく見かけるようになった、フィニッシュスプレーという商品もメイク崩れ防止におすすめです。
使用方法としては、メイクの最後に顔全体に吹きかけるだけです。
夏場はメイクの崩れ防止になり、冬場であれば乾燥して粉が吹いてしまうのを防止できます。
メイク崩れ防止や保湿の効果があり、薬局で500円程度から購入できるので、活用してみるのはいかがでしょうか。
カバンに入れて持ち運べるサイズのものが多いので、メイク直しをしたあとなどに出先で使用もできます。
【営業女性の夏の服装】夏の身だしなみの工夫
夏は暑いものなので、汗をかいてしまうのは仕方のないことです。
客先に訪問する際には可能な限り、清潔感のある状態で臨みたいと思うはずです。
良い印象を与える服装で、そしてできるだけ汗をかかないよう、メイクを崩さないように夏を乗り越えるためにはどうしたらいいでしょうか。
着るものに気をつけるのはもちろんですが、それ以外にもできる工夫がいくつかあります。
それでは、夏の身だしなみを崩さないための工夫を紹介します。
インナーの替えを持ち歩く
夏は汗をかきがちなので、インナーの替えを持ち歩くようにしましょう。
ジャケットなどを脱いだときに汗染みがあると、相手への印象が悪くなります。
室内での仕事が多い場合はそれほど心配ありませんが、外回りが基本の際には替えを持ち歩くのがおすすめです。
涼しい場所に居たとしても、頻繁に移動するだけでも汗はかきます。
もしくは、コンビニやアパレル店などでシンプルなインナーが購入しやすい価格で売られているので、もしも持ち運びが難しい場合は購入を考えるのも手です。
制汗スプレーを活用する
夏場によく利用されるのが制汗スプレーです。
制汗スプレーには体感温度を下げる効果や、汗のにおいを防ぐ効果があります。
スプレータイプのものだけでなく、リキッドタイプのものやスティックタイプのものもあります。
一時的な効果ではありますが、夏の身だしなみの工夫として持っておきましょう。
これも小さいサイズのものが売られていて、持ち運びしやすいようになっています。
価格もそれほど高くなく、コンビニや薬局で購入できる手軽なアイテムなので、女性だけでなく男性にもおすすめです。
首元を冷やす
夏の暑さにあてられたときには、首元を冷やしてみましょう。
首元を冷やすと体内の温度が下がりやすくなるので、感じている暑さが少し軽減されるかもしれません。
夏場になると、冷却用のアイテムが薬局で売られるようになります。
最近は、首元にかけて使うタイプの扇風機なども売られるようになりました。
移動時などに、冷たいもので首元を冷やすなどの工夫をするだけでも、かなり違うと思います。
凍ったペットボトルなどを首元にあてるだけでも良いです。
もちろん水分補給も忘れないようにしてください。
顔の汗は押さえるように拭く
夏場はいくら気にしていたとしても、どうしても顔に汗をかいてしまうものです。
顔に汗をかいてしまったら、できるだけメイクを崩さないように拭わなければなりません。
こすらず、汗をかいた部分はハンカチタオルやティッシュで押さえたあと、あぶらとり紙などで余計な皮脂を取り除きましょう。
あくまでもこすらずに、上から押さえるだけにしてください。
こすってしまうと、メイク崩れがひどくなってしまいます。
万が一、ポイントメイクが崩れてしまった場合、メイク直し用の綿棒を持ち歩くのもおすすめです。
まだ訪問先が複数残っている場合は、先ほど紹介したフィニッシュスプレーなどを利用して、さらに崩れることがないように対策します。
【営業女性の夏の服装】服装の注意点
営業職はいつでもスーツを着用しているものですが、注意すべき点がいくつかあります。
基本的にはフォーマルな印象を相手側に与えるよう、意識しなければなりません。
特に女性の場合はスーツの選べる種類やスタイルがさまざまなので、選択肢は豊富です。
普段着であれば夏場は暑さに備えるために、服を薄手にしたり丈を短くしたりと工夫できます。
しかし、フォーマルになるとなかなかそういうわけにはいきません。
フォーマルの際に服装で注意すべき点を紹介します。
インナーのデザイン・素材に注意
インナーはジャケットを着ていれば見えませんが、夏場はジャケットを脱いで過ごす機会が多いです。
インナーだけで過ごすことも多いので、デザインや素材には十分に気をつけましょう。
透けてしまうような薄手のものや、肩が出るデザインのもの、胸元が開いたデザインは避けましょう。
どれもフォーマルな印象はなく、相手にとって失礼な服装です。
基本的にはインナーの下に、夏用のキャミソールやタンクトップを着用すると良いでしょう。
透け対策になるだけでなく、汗染みの予防にもなります。
スカートの丈に注意
スカートの丈は印象を決める重要なポイントです。
どんなときでも、スカートの丈はひざ下か、ちょうど膝くらいになる丈のものを選ぶようにしましょう。
暑いからといって短めの丈を着用するのは、フォーマルな印象がなくなるため、NGです。
丈で暑さ対策をするのではなく、素材感で対策するようにしてください。
しかし、あまりにも薄すぎる素材のものは適していません。
夏向けの通気性の良い素材を選ぶなどして、対策をしましょう。
ストッキングは着用しよう
女性のマナーとして、夏場でもストッキングの着用は必須です。
これはビジネスマナーとしてしっかり覚えておきましょう。
フォーマルな場なので、肌色のストッキングがおすすめです。
多くのストッキングの素材はナイロンや、ポリウレタンが基本です。
しかしこれらの素材は蒸れやすく、夏場にはあまり向きません。
薄いストッキングや通気性があるもの、冷感素材のものを選ぶようにしましょう。
ただし、薄いストッキングは非常に破れやすいので気をつけてください。
また蒸れ対策として、デスクではパンプスを脱ぐようにすると良いでしょう。
ストッキングの上から使用できる冷却スプレーも販売されているので、暑さ対策として持っておくのもおすすめです。
カジュアルになりすぎないように注意
営業職として、あくまでもフォーマルな印象で客先に赴くのが基本です。
先述の通り、暑くてもジャケットは持ち歩くようにしましょう。
訪問先はクールビズを実施していて、周りがジャケットを脱いでいたとしても、まず訪問する際には正装で向かうようにしましょう。
夏場は特にカジュアルになりすぎないよう、気をつけてください。
ただし、何度も赴いているような得意先は、オフィスカジュアルでも問題ないこともあります。
関係性から自ら判断をするか、確認するなどして対応しましょう。
【営業女性の夏の服装】まとめ
営業職の女性の方は、身だしなみとして気をつけるべき点が多くて苦労するかと思います。
汗だけでなく、メイクの崩れを気にしなければならないのは女性だけです。
服装や暑さ対策などで工夫をして、夏を乗り切れるように頑張ってください。
以前よりも、暑さに対策するためのさまざまなグッズが身近で販売されています。
そういったものを活用したり、ちょっとした工夫をしたりするだけでも快適さを得られると思います。
ぜひ利用できるものは積極的に活用して、良い営業成績を目指してみてください。
SHARE この記事を友達におしえる!