【企画営業の仕事がきつい】企画営業がきついところ5選と対処法を紹介!
はじめに
就職して数年経ち、ある程度仕事に慣れてきたはずなのに、仕事がきついと感じてしまうことがあります。
慣れてきたからこそ、あなたには合わない点が露呈したり、自分の苦手と真正面から向き合ったりしなければいけないのです。
まずはきついと思うポイントを把握していきましょう。
解決すべきポイントがわかれば、それに対処していく方法を考えていけば問題ありません。
企画営業職のきついところと、対処法について考えていきましょう。
企画営業職のきついところ5選
企画営業職の仕事について悩んでいる方が、特にきついと感じているポイントをいくつかピックアップしました。
仕事をしていてストレスを感じているが、まだ悩み始めで、何にストレスを感じているのかわからない方もいるでしょう。
以下にあげた5選は、多くの方が悩むであろうポイントです。
これを参考に、あなたの悩みを把握してみてください。
まずは、悩みのもとを把握したうえで、解決方法やこれからの対応を考えていきましょう。
ノルマに対してプレッシャーを感じる
営業職に付き物なのは、自分の成績にノルマが課されることです。
これがプレッシャーになってストレスを感じてしまう人は多いと思います。
「もうすぐ締め日なのに、ノルマに到達していない」という焦りで、仕事もままならない方もいるかもしれません。
数字で明確にノルマが示されていると、よりプレッシャーを感じやすいです。
ノルマのために頑張らなければいけないのに、プレッシャーを感じているせいで焦りが生まれてしまい、いつも通りの集中力が発揮できないのはつらいでしょう。
こうなってしまうと悪循環に陥ってしまい、毎回ノルマに追われ、次第と仕事が嫌になっていく可能性が生じます。
仕事に追われている感じが苦手という方も少なからずいます。
「営業職はノルマがきつい」というのはよく聞く悩みの1つです。
残業が多い
企画営業職は、クライアントへ企画を提案するコンペへ間に合わせるよう、仕事をします。
クライアントから提示された締め切りに合わせて企画を作っていくため、忙しいときは徹夜をしたり、終電まで業務をしたりする場合があります。
「残業が続いてきつい」という悩みを抱えている方もいるかもしれません。
突然の企画物だった場合は、締め切りまでの期間も短く、残業せざるを得ない状況になってしまうパターンが多いです。
企画営業職の立場上、仕方ない場合もあるのですが、同じようなことが重なってくるとやはりきついです。
しかし残業に関しては、法律によって毎月の上限時間が定められています。
もしもこれをオーバーするほどの残業をされているのであれば、一度自分の仕事について見直した方が良いでしょう。
法律で定められているので、もしも会社がこれをオーバーさせたとなると、罰金や罰則が科されます。
企画したものがうまくいくとは限らない
長時間費やして、頑張って考えた企画が通らないという可能性も、もちろんあります。
自分が時間をかけたものが無意味になるというのは、誰でもきついものです。
そして競合会社も参加していたコンペで負けてしまうとなると、余計にきついものがあります。
上司や会社の同僚から文句を言われたり、嫌な言葉を聞いたりしてしまうこともあるかもしれません。
しかし企画営業職において、これは避けられない出来事です。
企画したものがうまくいくとは限らないことも、耐えなければなりません。
コンペではどれか1つが選ばれます。
わずかな差でもあなたの考えた企画が落ちてしまうことも、もちろんあるのです。
なんとか耐える精神を身につけるか、それでもきついのであれば、転職を考えるのが良いかもしれません。
常に勉強し続けなければならない
企画営業職の性質上、常に最新の情報を得て、業界の動向を把握しておく必要があります。
また、業界の人たちとの雑談に使えそうな時事ネタや、教養を身につけておかなければならないので、日々勉強する姿勢が必要になります。
仕事とはいえ、意識的に勉強をしなければいけないとなると、休みのときも仕事に意識を向けなければなりません。
意識的に勉強を続けるというのは、興味がない事柄の場合はストレスになると思います。
そのため、常に勉強へ意識を向け続ける必要があるのも、企画営業職のきついポイントだといえるでしょう。
現代ではSNSなどの情報も把握する必要があり、デジタル系の情報を追うのが苦手な方は、特にきついかもしれません。
社外社内問わず休日でも連絡が来る
企画営業職の業務形態的に、社外社内問わず、休日出勤や休日対応が発生する可能性もあります。
休日なのに連絡が来てしまい、対応をしなければいけないとなると、気持ちも休まりません。
忙しいときは、休日なのに連絡が来て、最終的に出勤しなければいけなくなったということもあるでしょう。
柔軟に対応する姿勢が必要なので、切り替えが苦手な方にはストレスになるかもしれません。
忙しさの波が激しいので、休めないときは本当に休めないという可能性もあります。
企画を考えている最中は、休日出勤に備えておき、突然の連絡への対応に追われてしまうパターンがあると考えておきましょう。
もしも安定した休みが欲しいのであれば、転職を考えるべきかもしれません。
企画営業職のきつさへの対処法
それでは、企画営業職のきついポイントを押さえたところで、どのように対処していけばいいのか考えます。
あらかじめ心構えをしておけば、スムーズに仕事を進められるでしょう。
そして結果を出すためのコツをつかめば、気持ちよく仕事ができるはずです。
きついと思った時点で対処方法を考える必要はあるのですが、自分で考え行動するというのはかなりエネルギーを必要とし、大変です。
無理のない範囲で対処していくようにしましょう。
結果を出すことが一番の対処法
何よりも手っ取り早い対処方法は、自分で結果を出すことです。
では結果を出すためには、どうすればいいでしょうか。
まず先ほども書きましたが、心構えをすることが大切です。
営業に求められるのは、提案力だけではありません。
クライアント視点で考え、何を求めているのか、悩んでいるポイントはどこなのか、会話をしながらそういった要点をつかみましょう。
そのうえで、自分の提案に自信をもって述べることで相手に安心感を与え、信頼を得ることができます。
つまり、結果を出すためには提案力以外に、ヒアリングと自信が必要だといえます。
まずこれを重視すべき点と考え、心構えをしておきましょう。
そして結果につなげるコツとしては、リサーチをしっかりしておき、提案用の書類を万全にします。
最後に自信をもって良い印象を与えられるよう、話し方に気をつけましょう。
内定したときの志望理由を見返してみる
あなたが今の企業に入りたいと思った理由を覚えているでしょうか。
当時はきっと、「ここに入りたい」と思った理由や目的があったはずです。
面接時に緊張しながら志望動機を述べたのではないでしょうか。
そのときに掲げていた目的や、当時必死に頑張ったことが「あなたを助けてくれる薬」になってくれます。
きつさを感じたときにはそのときの気持ちや、ここでやりたいと思っている目標を思い出してみましょう。
以前掲げていた目標をすでに達成してしまっているのであれば、もう一度目標を立ててみるというのも良い対処方法かもしれません。
目標があるとそれを目指して頑張ろうという気持ちが生まれ、自然と前向きな気持ちや、やる気が湧いてくるはずです。
先輩や上司に相談する
先輩や上司にも、あなたと同じようにきつい時期があったと思います。
うまくいかなかった時期や、それを乗り越えてきた経験がある人たちなので、あなたの悩みを相談する相手にはぴったりです。
同じ会社に所属しているという点でも、良いアドバイスがもらえると期待できます。
もし先輩や上司に相談することが可能なのであれば、ぜひ相談してみてください。
職場では話しづらいという場合は食事に誘ったり、電話をさせてもらったりするのが良いでしょう。
どんな方法でも良いと思うので、あなたに合った方法で声をかけてみてください。
同じように悩んだ経験がある人だからこそわかり合える話や、同じような立場の人からしか聞けない貴重な話を聞けるかもしれません。
どうしてもきつい場合は転職を考えよう
いくつか対処方法をあげました。
しかし、それをする気力がないほど落ち込んでしまっている方や、環境が合わないと感じている方は転職をおすすめします。
選択肢はいろいろあります。
今いる会社に留まらなければいけない理由はないのです。
また会社はあなたの健康や、精神状態にまで責任をもってくれるわけではありません。
身体を壊してしまってから対応するのでは遅いのです。
自分がきついと思ったときには、やはり自分でなんらかの判断を下さなければいけません。
転職するほどの気力がないという人は、一度長めの休養を取るのも手だと思います。
急いで判断してまた同じことを繰り返してしまうよりは、余裕をもって考えた方が良い判断をできるでしょう。
企画営業から転職しやすい職種一覧
もしも転職を考える場合には、前職の経験を活かせる場所に就職するのがおすすめです。
せっかく今まで培ってきたスキルや知識があるので、活かさない手はありません。
しかし、そういった会社に必ず入らなくても良いのです。
あなたの思うように行動するべきでしょう。
新たな扉を開いて、今までやったことのない業種に挑戦するというのも、もちろん可能です。
以下にあなたのスキルや知識が活きるであろう、転職しやすい職種について紹介します。
法人営業職
今までに対法人との営業経験があるはずなので、法人系の営業職であれば、難なくこなせるでしょう。
同じ営業職ということで、今まで学んできた営業のスキルや知識を存分に活かせるはずです。
特にルート営業の場合は、顧客が決まっているため、企画営業のようなノルマの大変さはないと思います。
また採用側としても営業の経験があるのであれば、安心してあなたを採用できるので、転職も難しくないでしょう。
しかし、法人営業には法人営業にしかない悩みがあるはずです。
それが自分に合うかどうかは、よく考えてから決めるべきでしょう。
ノルマのある営業職自体が苦手だったという場合は、営業以外の職種を選ぶのがおすすめです。
また同じようにストレスを感じてしまう可能性があるので、営業は避けた方が良いでしょう。
企画・マーケティング職
企画・マーケティング職であれば、今までに企画をしてきたあなたの経験が役立ちます。
営業をする必要はありませんが、より質の高い企画力や顧客の求めるものを知る力が必要になります。
営業のようなノルマは課されない代わりに、クライアントが本当に求めているものを探さなければなりません。
ヒアリングが苦手な人には、きつい仕事になるかもしれません。
営業の仕事やノルマが苦手で、企画をすること自体は好きだったという方には、おそらくぴったりの仕事です。
自分の得意不得意を分析して、企画・マーケティング職が合いそうであれば、ぜひ転職を考えてみてください。
企画経験があるという点が転職に役立ち、スムーズに仕事を変えられると思います。
まとめ
企画営業職には、企画営業職にしかない悩みがあるように、ほかの仕事にも同じように独自の悩みがあるのは事実です。
それが自分に合わないものであれば、転職を考えるという道筋が、もっともわかりやすい方法でしょう。
無理してきつい仕事を続けて、自分の健康を害してしまうのは良くありません。
もちろん、解決できそうなのであれば頑張るべきです。
乗り越えたあとの達成感は、そのときしか味わえないものなので大切にしてください。
選択肢はいくつもあるので、1つの選択肢にとらわれず、視野を広くもって考えてみましょう。
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