【営業職の年収】業界別年収ランキングを紹介!営業職に転職してインセンティブで高収入を目指そう!
はじめに
営業職に転職して高収入を得たいなら、平均年収やインセンティブの有無などを確認しましょう。
インセンティブは営業にぜひ、導入されて欲しい制度ですが、歩合制のため本人の頑張りが必要です。
またどういった業種であっても、それぞれ求められるスキルが違います。
営業職とひとくくりにせず、自分にあった業界や業種を選びましょう。
営業職に転職したい方は、ぜひとも年収などを参考にして収入アップを目指してみてください。
営業職の年収分布
営業職の平均年収は442万円ほどといわれており、年収300〜500万円が最も多いとの統計があります。
ただ、年収700万円以上は全体の5%を切っており、特別稼げる人が多い業種ではありません。
しかし、営業職の中でも年収がアップしている業界もあります。
たとえば保険分野や保険代理店・医療機器メーカー、住宅設備に関するメーカーなどです。
これらは2桁以上の年収アップを果たしているといいます。
医療機器メーカーではMRや医薬品関連、医療機器メーカーは平均年収が500万円を超えております。
MRにいたっては、女性でも平均年収が500万円を超えるのです。
また医療関係では、50代以上の平均年収が1,000万円越えと人気の業界といえるでしょう。
具体的な数値も見ていきましょう。
MR関連の男性の平均年収:744万円、女性の平均年収:565万円
医薬品メーカー関連の男性の平均年収:610万円、女性の平均年収:443万円
医療機器メーカー関連の男性の平均年収:584万円、女性の平均年収:438万円
金融・リース関連の男性の平均年収:545万円、女性の平均年収:461万円
電子部品メーカー関連の男性の平均年収:540万円、女性の平均年収:408万円
営業の中でも一番平均年収が低いのは、介護関連で約362万円となっています。
ただどの業界も男女の差は大きいものです。
一番年収が高いとされるMR関連でも、女性と男性の差は200万円ほどあります。
平均年収が高い業界・職種ランキング
営業職の平均年収は、業界や職種によっても価格に差があります。
たとえば、営業職全般の平均年収は418万円ほどです。
医療系業界では約489万円・海外営業では約507万円、IT業界では約462万円・金融業界では約441万円、不動産業界では約431万円などと違いがあるからです。
もし営業職に転職を考えているなら、平均年収の高さもチェックしてみてください。
以下にそれぞれの業界の特徴や、平均年収・年代別年収・なぜ高収入を目指せるのかなど、理由を見ていきましょう。
1 海外営業
海外営業の平均年収は、約507万円です。
年代別では20代なら約379万円、30代なら約515万円・40代なら約721万円と、年代が高くなれば年収も高くなる傾向にあります。
海外営業と一口に言っても、製造業界・スポーツメーカーなど複数の業種があります。
ただ、主な仕事内容は同じです。
日本製の製品を海外の顧客に販売します。
海外営業でなぜ平均年収が高いかといえば、商材自体が高額なので担当者へのバックも高額になるからです。
また海外営業では、専門性や幅広い知識などが条件になります。
そのため優秀な人材も集まりやすく、収入も高い好循環が生まれます。
もし海外営業に転職をするなら、ビジネスレベルの英語力や営業経験も必要となるでしょう。
2 医療系業界
医療業界の平均年収は、約489万円です。
年代別では20代なら約425万円、30代なら約530万円、40代なら約672万円となります。
医療業界で年収が高い理由には、これと断定できるものはありません。
ただ医薬品業界の営業は、単に売り込めばよいというわけではなく、接待や社内試験が必須となります。
そのため普通の営業職と比べても、担当する仕事は多いのが特徴です。
中でも売り上げの大半を占める、医薬品の定着力を増やす努力は必須といえるでしょう。
医療業界では薬が必須となるので、定期的に売り上げがあるので年収にも反映されています。
もし医療業界に転職をするなら、営業経験の有無はもちろんですが、若さと気力も大切です。
高収入を得たいなら、安定した医療業界もおすすめです。
3 IT業界
IT業界の平均年収は、約462万円となっています。
年代別では20代なら約375万円、30代なら約502万円、40代なら約603万円となります。
IT業界では、ソフトウェアの開発やハードウェアの開発に関する商品を扱うものです。
しかし若いうちは実績がないため、年収も低めなのが特徴です。
ただスキルがついていくと、30代の若さでも年収が格段に上がっていきます。
実力があれば認められる点は、IT業界の特徴ともいえるでしょう。
もしIT業界に転職するのであれば、サービス内容や広告などの無形商材の知識や経験があれば有利に働きます。
自身で開発する能力は求められません。
しかし自社製品の使い方がわからなければ、商品も売れないままで収入がアップすることはないでしょう。
そのためIT業界で高収入を得るなら、ほかの業界以上に商品知識が必要です。
4 金融業界
金融業界の平均年収は、約441万円です。
年代別では20代なら約371万円、30代なら約517万円、40代なら約641万円となります。
金融業界で高収入が得られる理由は、ライバル社も少なく利益率の高い商材を販売できるからです。
また、お金を扱う金融業界は優秀な人材が集まりやすく、成果も出やすいので高収入を達成しています。
しかし、金融業界に転職するときに気をつけたいのが、異業種からの転職に厳しい点です。
もし金融業界の転職を目指すなら、新卒か同業種からの方が入社も簡単でしょう。
また同じ金融業界であっても、生命保険だけは異業種の営業(個人・法人を問わない)経験を活かせる職種です。
そのため金融業界に転職するなら、生命保険業界がおすすめといえるでしょう。
5 不動産業界
不動産業界の平均年収は、約431万円です。
年代別では20代なら約379万円、30代なら約480万円、40代なら約531万円となります。
不動産業界で高収入を得ている人の特徴は、固定給よりもインセンティブなどの歩合が適用されていることです。
ただ、賃貸の営業では数をこなす必要があり、高収入を得るまでの成長は難しいでしょう。
そのため不動産業界で高収入を得たいなら、まず一戸建ての営業をし、その建物を売った代金は成果報酬にあてるのが近道です。
また不動産の営業職では、賃貸か売買かによっても大きな差があり、賃貸では離職率も高い傾向にあります。
もし不動産業界に転職を考えているなら、離職率の高い賃貸営業は避けましょう。
しかし、以前の職種で個人や法人の無形商材の経験があれば、有利に働く可能性はあります。
6 商社
総合商社などの業界の平均年収は、約411万円です。
年代別では20代なら約350万円、30代なら約457万円、40代なら約553万円となります。
商社系の業界では、ほかの業種と比べても特別年収が高いとはいえません。
しかし、商社業界では、固定給のほかに与えられるボーナスが高額であることから、平均年収も高くなっています。
また海外の赴任や繁忙期の忙しさが、給与の高さに拍車をかけています。
ただ商社系に転職をするなら、中途採用は難しいでしょう。
新卒か第二新卒などの若い人材を必要とするケースが多いからです。
体力も気力も必要な業界なので、若い人材を求めるのは納得のいくところです。
またコンサルタントの知識や経験があれば、商社系への転職は有利になるでしょう。
インセンティブの割合が大きい業界ランキング
インセンティブとは、ノルマを達成した社員などに支払われる報奨金の一種です。
営業職ではノルマや目標を達成した人に対して、インセンティブが支払われることも多く、やる気にもつながっています。
ただ、インセンティブは企業が取る報奨金制度であり、法律で決められているわけではありません。
そのため同じ業界でも企業によって、金額が異なる点には注意が必要です。
またインセンティブが大きい会社ほど、商品が売れるとは限りません。
インセンティブは歩合制です。
営業のスキルはもちろん商品の売りやすさも成績に影響します。
以下にそれぞれの業界の特徴や平均年収を見ていきましょう。
1 不動産業界
不動産業界の平均年収は、おおよそ431万円といわれています。
しかし、同じ不動産業界でも、仲介・管理・事務・経営、鑑定士などがありそれぞれ平均年収は違います。
たとえば仲介業者であれば平均年収は約400万円で、マンションの売買や仲介などが主な仕事内容です。
ほかの職種での平均年収は管理が約420万円・事務が約350万円、経営が約500~1,000万円・鑑定士が約645万円と続きます。
経営以外は収入が少ないイメージもあるかもしれません。
しかし、インセンティブが導入されていれば基本給にプラスされるので、同じ職種でも収入には大きな差が生まれるでしょう。
営業成績次第では、高収入も狙えるのがインセンティブの魅力です。
特に経営では家賃収入もプラスされるので、狙い目の職種でしょう。
2 保険業界
保険業界の平均年収は、約462万円といわれています。
ただ同じ保険業界でも、正社員と業務委託で収入には大きな差があります。
給与形態の違いは、正社員にはインセンティブが多く、業務委託ではフルコミッション(か安全歩合)が多いからです。
正社員は基本の固定給にプラスしてインセンティブも支給されることが多く、安定感が得られます。
対して業務委託は完全歩合制です。
成果をあげないと給与がもらえず、収入は不安定になってしまうという違いがあります。
もし保険業界で高収入を目指すのであれば、外資企業を選ぶのもおすすめです。
外資企業系の方がインセンティブや、コミッションの制度を取り入れている可能性も高いでしょう。
またフルコミッションは成績次第です。
未経験者の転職には向きません。
3 IT業界
IT業界の平均年収は、約462万円とやや高めです。
ただ、IT業界にも分野があります。
それぞれソフトウェア・ハードウェア、情報処理サービス・Web業界などに分かれます。
ソフトウェア業界の代表商材には、OSやアプリの開発などがあるでしょう。
またハードウェア業界ではPCや周辺機器の開発などがあります。
そして情報処理サービス業界ではシステムの企画の立案やハードウェアの選定、Web業界ではポータルサイトやSNSの提供などがあります。
もしIT業界で高収入を目指すのであれば、IT関連の資格を取得するのが近道です。
資格取得ができれば、インセンティブが支給される可能性も高いからです。
ぜひシステム監査技術者や、プロジェクトマネージャなどの資格を取得して高収入を狙いましょう。
未経験の転職で高収入を目指すなら営業職がおすすめな理由
未経験の転職で高収入を目指す人には、営業職がおすすめといわれます。
なぜなら、インセンティブの単価が大きいからです。
ただ給与に上乗せされるタイプや、ボーナスに組み込まれるものなど種類がいくつかあります。
企業によってタイプが違う点には注意しましょう。
未経験でも転職しやすい
営業職は未経験者でも転職がしやすい業種といわれます。
なぜなら専門的な知識がなくても、人材を求める企業は多いからです。
未経験であっても、入社後に商品知識を得ればよいと考える企業も多く、経験が絶対ではありません。
ただ、商品の知識があるかどうかの点では、未経験よりも経験者の方が優遇されます。
もし未経験で営業職に転職をするときには、「未経験可」と書かれた求人を探すのがポイントです。
しかし即戦力を求める企業でなければ、営業職は未経験者でも転職しやすいでしょう。
インセンティブで高収入を目指せる
営業職がおすすめされるのには、インセンティブで高収入が得られるからとの理由もあります。
インセンティブが導入されていれば、基本の固定給にプラスして報奨金をもらえるからです。
上記でも少しご紹介しましたが、インセンティブはノルマを達成した社員に対して、報奨金を支払うシステムです。
契約金額や件数・目標達成などにインセンティブがあれば、やる気にもつながるでしょう。
インセンティブは収入アップにもつながるため、ぜひ応募の際に確認してみてください。
高収入を目指すために取るべき戦略
営業職で高収入を得たいなら、取るべき戦略は2種類あります。
1つ目は「高単価のインセンティブを目指せる業界選び」を、2つ目は「平均年収が高い業界選び」です。
企業がどの業界に属しているかは重要なポイントです。
同じ営業職でも医療関係と看護関係では大きな差があります。
またインセンティブが導入されていたとしても、業界によって報奨金の額には大きな開きがあるでしょう。
そのため営業職で高収入を目指すなら、業界選びは大切な要素です。
以下に高収入を目指せる業界選びのポイントをご紹介します。
高単価のインセンティブを目指せる業界
営業職では、歩合制やインセンティブを導入する企業も多くあります。
中でも高単価の報酬が望めるといわれるのが、不動産業界・保険業界・IT業界などです。
特に比較的高収入なのはIT業界といわれています。
IT業界のサービスは高額な商材が多く、1件当たりの報奨金も高くなりやすいからです。
自分が自信をもってすすめられる商材であれば、訴求ポイントも伝えられて売れる可能性は高くなります。
ただ高価なインセンティブがある業界は競合会社も多いため、高度なスキルも必要になるでしょう。
平均年収が高い業界
もう1つの戦略として、平均年収が高い業界も狙い目です。
転職をするとき、未経験可とされることも多いのが営業職です。
「どうせ働くなら、給料は高い方がよい」と考える方も多いでしょう。
もし平均年収が高い業界を選ぶなら、海外営業・医療系・IT業界・金融業界・不動産業界・商社から選ぶのがおすすめです。
特に海外営業とIT業界は、次のキャリアにもつなげやすいと人気です。
ただ海外営業は、転職の難易度がほかの業界よりも高くなっています。
未経験では採用されない可能性がある点には注意してください。
平均年収が高い業界の特徴
最後に平均年収が高い業界の特徴について解説していきます。
転職を考えている人はどのような仕事が高い給与をもらえるのかを理解しておきましょう。
企業の規模が大きい
まず、規模の大きい企業は給与も高い傾向にあります。
大企業では経営の基盤が安定しているため、その中で働いている人材にも安定して多額の資金を投入することができます。
さらに成果を上げている企業では、企業全体の収入が高い水準で安定しているため、賞与や退職金、福利厚生として従業員に還元することができるのです。
転勤・海外赴任が発生する
全国に支社や支店のある大企業では、転勤を伴う異動や海外赴任が発生することがあります。
そのような転勤や海外赴任などの勤務条件も、給与に影響します。
特に家族がいる場合などでは、転勤や海外赴任は生活に大きな影響を及ぼします。
このような事情を踏まえて、あらかじめ給与が高めに設定されていることもあります。
成果・実力主義
年功序列制度の企業では、高い年収を得るために長い期間働き続け企業に貢献しなければなりません。
一方、成果主義・実力主義の企業では、成果によってボーナスの額や昇給スピードが変わるため、20代や30代といった若い世代でも高い収入が得られます。
競争心が高い人や自己研鑽ができる人にとっては、うってつけの環境かもしれません。
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ベンチャーセールスの魅力は、なんといっても転職後の平均年収が約600万円と、比較的高めである点です。
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営業職への転職を考えているなら、ベンチャーセールスにまず相談してみてください。
まとめ
今回は営業職における年収のランキングや、転職に営業職がおすすめの理由などをご紹介していきました。
営業職では年収が高い業界と低い業界はありますが、今回は年収が高い業界をランキングでご紹介しています。
営業職の年収が高い理由の1つにインセンティブがあります。
固定給に報奨金がプラスされれば、社員のやる気もさらに出るでしょう。
ただインセンティブがあっても実績が伸びなければ、高収入を得られない点には注意が必要です。
ぜひとも営業職の年収ランキングを参考にして、自分にあった企業を選んでみてください。
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