【営業職に転職】営業って稼げるの?営業職の給料を業界別に紹介!
はじめに
転職が一般的となってきた今、営業職への転職を考えている方も多いのではないでしょうか。
営業職といえば、会社の製品やサービスを社会に広めるために、どの分野の企業にもなくてはならない重要な職種です。
しかし、転職の際に一番気になるのが、給料がUPするのかどうかだという方も多いでしょう。
今回は、営業職の給料について、業界別にご紹介します。
営業の中でも上手に業種や企業を選び、ぜひ給料UPを実現させましょう。
営業職の平均年収
気になる営業職の平均年収は440万円程度となっています。
ほかの職種と比べても、全体の平均はあまり高くありません。
もう少し詳しく見てみると、女性の営業職の年収は300万円台の人が約40%となっています。
一方で、男性の営業職の年収は500万円台が約15%を占めている結果となっています。
600万円を越すような人は、全体の中でも10%未満です。
一部の業界で、成績の良い営業マンが多額の給与を稼いでいるのです。
これらは個人の成績や業界によって左右されています。
サービスに関連することや家具、雑貨、インテリアなどの営業は平均年収が低い傾向にあります。
このように、取り扱う製品やサービスによっても年収が変わってくるというのが現実です。
【業界別】稼げる営業職の業界3選
業界や扱う商材によって平均年収に大きな差が出ることはわかりました。
それでは一体どのような業界の営業がより給料を稼げるのでしょうか。
給与の高い業界としては、医療系、海外系、不動産関連の3つがあげられます。
ここでは、それぞれの業界について、平均年収、特徴、稼げる理由などを具体的にご紹介します。
自分の興味のある業界を探してみましょう。
医療系
営業職の中でも特に給料が高いことで知られているのが医療系です。
医薬情報担当者であるMRや、医薬品メーカーの営業職の平均年収は658万円となっています。
これらは、全体の平均年収よりも250万円近く多い金額です。
仕事の内容としては、メーカーや商社に所属して、医療機器や医療資材を売り込む仕事です。
商材の例としては、MRIなどの大型機械や、注射器などの消耗品、薬品類などがあげられます。
入社時に医療の専門知識が必要というわけではありませんが、日々新しい専門知識をインプットしていかなければなりません。
これらの知識については、場合によっては社内で試験が設けられている企業もあります。
また、日々緊張感のある現場にいる医療関係者が顧客となるため、接待などを含めて信頼関係をしっかりと構築していく必要があるでしょう。
医療系営業の給料が高いことについて明確な理由はないものの、医薬品などの利益率が大きいこともあり、高くなる傾向にあるといえます。
また外資系の場合にはノルマがきついことも多くなっていますが、内資よりも給料が高い傾向にあります。
海外系
海外営業に関する営業も給与が高い分野の1つで、平均年収は507万円となっています。
海外営業と一言でいっても、具体的には機械製品やスポーツメーカーなどさまざまな業界で求人募集があります。
具体的な仕事の内容としては、海外の市場に対して製品やサービスを売り出す仕事です。
拠点となる海外の町に駐在して仕事をする場合と、日本を拠点として電話やインターネットなどのツールを利用して営業活動をする場合があります。
その対象となる国の言葉を使いこなせることはもちろん、文化やマーケティングの特徴についての知識が必要となり、優秀な人材が求められています。
そのため、このように給料が高い傾向にあるのです。
言語の面では、転職の時点では特に英語の能力が必須の場合が多く、そのほかにはポルトガル語や中国語、ロシア語などを活かせるでしょう。
不動産
不動産業界の営業職の平均年収は430万円となっています。
営業全体の平均年収より低いのでは、と思った方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、不動産業界の営業の中でもいくつかの業務内容に分かれています。
条件さえ合えば高収入を実現できるチャンスの多い業界となっているのです。
たとえば、不動産に関する営業といえば、以下のものがあげられます。
- 賃貸物件の営業
- 住宅用の戸建てやマンションを販売する営業
- 土地仕入れに関する営業
- 賃貸マンションなどの販売を行う投資用不動産営業
賃貸物件の営業では、1件の成約単価が低いため、年収も低くなる傾向にあります。
また、顧客にこちらからアプローチするというよりは、顧客からのアクションを待つという営業スタイルであることが多く、思ったように成約に結びつかないという側面もあるのです。
一方で、住宅用の戸建てやマンションの販売、土地の売買、投資用不動産に関する営業であれば、単価が数千万円とぐっと高くなります。
1件の成約に対して数十万円の報酬がもらえることも珍しくないでしょう。
そのため、勤続年数にかかわらず、成績によっては高収入を実現できます。
特に規模の大きな会社であれば、より収入が高い傾向にあります。
営業職で稼ぐためには
営業職で稼ぐためにできることには、どのようなことがあるのでしょうか。
たとえば、転職の際に、稼ぎやすい業界や企業を選ぶということがあげられます。
また、自分自身のスキルを高めて成約件数を増やせれば、業界にかかわらず給料をUPさせることにもつながるはずです。
ここでは、営業職で高収入を得るためにできることを詳しく説明します。
成長産業で商材の単価が高い業界を狙う
給料を上げるためには、これから発展が見込める業界や、商材の単価が高い業界を狙うという方法が効果的です。
これからの発展が期待できる業界という意味では、伸びしろがある外資系の企業がおすすめです。
世界的に事業展開している企業は、これからの発展が期待でき、その会社の利益がそのまま給与に反映されやすくなります。
ほかにも、注目されているエネルギー産業や宇宙産業など、これから発展が期待できる分野もおすすめです。
また、1件の成約で多くの利益をあげられるような業種であれば、おのずと成果報酬が高くなり給料も上がりやすくなります。
単価が比較的高い商材を扱う業界としては、上記でも取り上げた不動産売買や医薬品のほかに、自動車や電化製品の販売があげられます。
このように、企業の未来や商材の情報をしっかりと集めたうえで転職先を見極めるようにしましょう。
自身の営業スキルを高める
営業職にはインセンティブが設定されています。
インセンティブとは、英語で奨励という意味をあらわす言葉ですが、一般的には目標を達成した社員に対する報奨金をあらわしています。
特に営業職は一定の固定給に加えて、成約件数やノルマ達成などに応じてインセンティブが支払われることも多くあるのです。
また、インセンティブありきの給料体系となっているため、基本の固定給はそこまで高くないこともあります。
そのため、営業スキルを高め、固定給に上乗せできる金額を増やせれば、多額の給与を稼ぐことが可能となるのです。
営業スキルを高めるためには、まずは上司や成績の良い営業マンからアドバイスをもらい、その技術を見て盗むことからはじめてみるとよいでしょう。
すぐに結果が出るとは限りませんが、その業界や商材にあった営業スキルについてのアドバイスやフィードバッグをもらえるはずです。
また、営業に関する本を読んだり、業界全体に関する知識を深めたりするというのも効果的です。
時間があるときには、オンラインセミナーなどに参加するのもよいでしょう。
営業スキルを高めるために意識するべきこと
営業のスキルをアップさせるためには、コミュニケーション能力、ヒアリング能力のほかにも、分析能力や提案力を身につける必要があります。
コミュニケーション能力は、営業にとっては欠かせないスキルです。
初対面の人はもちろん、さまざまな人と会ったり、話したりすることが仕事の基本となるためです。
接客業にたずさわっていたという人であれば、そこで身につけたコミュニケーション能力を十分に活かせるでしょう。
また、顧客との信頼関係を築くうえで、大切なのがヒアリング能力です。
なぜなら、顧客の悩みや課題を聞き出すことで、はじめてそれを解決するために分析・提案ができるからです。
一方的に売りつけるような営業トークだけでは、売り上げにはつながりません。
そのため、トーク力よりもヒアリング力の方が重要なスキルとなります。
そして、顧客の課題を見つけ出したら、それらを分析し適切な改善方法の提案をする必要があります。
特に専門知識の必要な商材であれば、相手にわかりやすく論理的に説明することが大切です。
たとえば写真や資料を用意するなどの工夫が求められることでしょう。
このように、営業職スキルの向上のためには、コミュニケーション能力や論理的思考力など幅広い視点からスキルを磨くことが鍵となります。
営業職に転職するならエージェントの利用がおすすめ
未経験から営業職に転職する場合は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
最近では、営業職に特化した転職エージェントも増えています。
業界や営業職のことを熟知したコンサルタントが、企業選びから面接対策、企業との交渉まで全てをサポートしてくれるため、安心して転職活動を進められるでしょう。
おすすめの転職エージェントは「アゲルキャリア」です。
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まとめ
今回は、営業職の給与面にスポットをあてて、稼ぎやすい業界や給料UPのためのポイントなどをご紹介しました。
せっかく新しい業界に飛び込んでいくからには、給料UPを目指したいですよね。
この記事を参考に、業界選びに着目して、自分の納得できる環境の転職先を見つけてみてください。
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