私は事務職に向いてる?適性がある人の共通点と、未経験から転職する方法を解説
はじめに
事務職は安定した働き方ができることから人気の高い職種です。
一方で、「思っていた仕事と違った」と感じる人がいるのも事実です。
コツコツとした作業が得意な人もいれば、変化のある環境を好む人もいるように、仕事には「向き・不向き」があります。
この記事では、事務職に向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
事務職の種類や勤務体系、求められるスキル、未経験から転職する方法もお伝えします。
自分の性格や強みを見つめ直し、事務職が本当に自分に合った働き方かを判断しましょう。
事務職に向いている人の特徴
事務職には、性格や得意分野によって向き不向きがあります。
ここでは、事務職に向いている人の特徴を6つ紹介します。
自分に当てはまるものがあるか確認してみましょう。
1. サポート業務や人の役に立つことにやりがいを感じる人
事務職の本質は「縁の下の力持ち」です。
自分が前面に出て成果を上げるのではなく、周囲の業務がスムーズに進むようサポートすることが主な役割になります。
営業担当が商談に集中できるよう資料を準備したり、経理担当が正確に処理できるようデータを整理したりします。
周囲を支える仕事にやりがいを感じ、「ありがとう」と言われると嬉しい人は、事務職に向いているでしょう。
逆に「自分の名前で評価されたい」「目立つ成果を出したい」という気持ちが強い人には、物足りなく感じるかもしれません。
誰かの役に立つことで満足感を得られるタイプなら、事務職はやりがいのある仕事です。
2.ルーティンワークやコツコツとした作業が得意な人
事務職は、毎日同じような業務を繰り返すことが多い仕事です。
データ入力、書類のファイリング、請求書の処理など、決まった手順で正確にこなす作業が中心になります。
こうしたルーティンワークを「安心できる」「集中できる」と感じる人は、事務職に向いています。
コツコツと作業を続けられる人におすすめです。
一方で、「毎日同じことの繰り返しは退屈」「刺激がないと飽きてしまう」という人には、ストレスになる可能性も。
コツコツと地道に取り組める性格なら、事務職の安定した業務が天職かもしれません。
3.細かい数字やデータのチェック作業に抵抗がない人
事務職では、1円単位の計算ミスや書類の誤字脱字が大きな問題につながることがあります。
そのため、細部まで注意を払い、正確にチェックする能力が必要です。
経理事務では伝票の金額が1円でも合わないと原因を突き止める必要がありますし、一般事務でも契約書の誤字や日付の誤りは会社の信用問題に関わります。
こうした細かい作業を「面倒」ではなく「当たり前」と捉えられる人は、事務職がおすすめです。
地味に見える確認作業にも丁寧に向き合う姿勢が重要です。
逆に「細かいことは気にしない」「大まかに合っていればいい」というタイプには、ストレスの多い環境になるかもしれません。
4.臨機応変な対応とスケジュール管理ができる人
事務職は決まった業務をこなすだけでなく、突発的な依頼や電話対応にも対処する必要があります。
予定通りに進まない場面が多いため、柔軟に対応できる能力が求められます。
午前中に予定していた資料作成の途中で、急な来客対応や上司からの緊急依頼が入ることも。
こうした状況でも、優先順位を判断し、複数の業務を並行して進められる人は事務職に向いています。
また、自分のタスクだけでなく、他部署との調整や期限管理も求められるため、スケジュールを管理する能力も必要です。
計画通りに進まないことにイライラせず、状況に応じて切り替えられる人なら、事務職の多様な業務にも対応できるでしょう。
5.変化よりも安定した環境で長く働きたい人
事務職は、激しい競争やノルマに追われることが少なく、落ち着いた環境で働ける職種です。
毎日大きな変化があるわけではなく、安定したペースで業務を進められます。
同じ職場で長期的にキャリアを積み、専門性を深めていくスタイルが主流です。
「安定した収入と勤務時間を維持したい」「一つの会社で腰を据えて働きたい」という価値観を持つ人には、事務職の働き方が合っているといえるでしょう。
逆に「常に新しいことに挑戦したい」「環境を変えて刺激を求めたい」というタイプには、物足りなさを感じるかもしれません。
6.チーム全体の状況を把握し気配りができる人
事務職は自分の担当業務だけをこなせばよいわけではありません。
周囲の忙しさや進捗状況を察知し、必要に応じてサポートできる「気配り」が求められます。
同僚が締め切りに追われているときに「何か手伝えることはありますか」と声をかけたり、上司のスケジュールを把握して先回りで資料を準備したりする姿勢が評価されます。
また、部署全体の業務の流れを理解していれば、トラブルを未然に防いだり、スムーズな連携を促したりすることもできます。
自分の仕事だけに集中するのではなく、全体を見渡して動ける人は、事務職で重宝されるでしょう。
事務職に向いていない人の特徴
事務職にはメリットが多い一方で、性格や働き方の好みによっては合わない人もいます。
ここでは、事務職に向いていない人の特徴を5つ紹介します。
転職後のミスマッチを防ぐために、自分に当てはまるものがないか確認しましょう。
単調な作業の繰り返しに飽きやすい人
事務職は、毎日似たような業務を繰り返します。
データ入力、書類整理、伝票処理など、変化の少ないデスクワークが中心です。
「同じことの繰り返しは退屈」「毎日違う刺激がほしい」と感じる人には、事務職の業務スタイルは合いません。
ルーティンワークに飽きてしまい、モチベーションを保つのが難しくなる可能性もあります。
また、事務職は成果が目に見えにくい仕事です。
営業のように「契約を取った」という分かりやすい達成感が得られにくいため、地道な作業に意義を見出せない人にはストレスになるでしょう。
変化や刺激を求める性格なら、営業職や企画職など、業務内容が多様な職種のほうが向いているかもしれません。
数字や成果で明確な評価を求めたい人
事務職は、営業職のように売上数字で評価される仕事ではありません。
業務の正確性や効率性は評価されますが、目に見える成果として示しにくい特徴があります。
「自分の頑張りを数字で証明したい」「明確な評価基準で競争したい」という人には、事務職の評価制度は物足りなく感じるでしょう。
また、事務職は昇給や昇進のペースがゆっくりな企業が多く、短期間で大きくキャリアアップすることは難しい傾向にあります。
目標達成による達成感や、競争による刺激を求める人には、営業職やコンサルタントなど、成果が明確に評価される職種のほうが合っているかもしれません。
じっと座って作業するのが苦痛に感じる人
一日の大半をオフィスのデスクで過ごし、パソコンに向かって作業するのが事務職です。
立ち歩く機会は少なく、基本的に座りっぱなしの状態が続きます。
「体を動かしていないと落ち着かない」「同じ姿勢でいるのが苦手」という人には、デスクワーク中心の事務職は身体的にも精神的にも負担になります。
また、閉鎖的なオフィス空間で長時間過ごすことにストレスを感じる人も向いているとはいえないでしょう。
外回りや現場作業がある職種と違い、気分転換の機会が限られるため、息苦しさを感じるかもしれません。
体を動かすことが好きな人や、外に出て働きたい人には、営業職や販売職、現場系の仕事のほうが向いているでしょう。
人とのコミュニケーションを極力避けたい人
「事務職=黙々と一人で作業する仕事」というイメージを持つ人もいますが、実際には社内外との調整や電話対応が多い職種です。
取引先からの問い合わせ電話に対応したり、他部署との連携で報告や確認を行ったり、来客対応をしたりする場面が日常的にあります。
「人と話すのが苦手」「できるだけ一人で作業したい」という人には、想像以上にストレスを感じるかもしれません。
完全に一人で黙々と作業できる仕事を求めるなら、データ入力専門の業務や、在宅でのフリーランス作業など、別の働き方を検討したほうがよいでしょう。
大雑把で細かいミスを気にしない性格人
事務職では、小さなミスが大きなトラブルにつながることもあります。
金額の桁を間違えたり、書類の提出期限を忘れたり、誤字脱字を見落としたりすれば、会社全体に迷惑をかけることも。
「このくらいでいいや」と確認を怠る性格や、「細かいことは気にしない」という人には、事務職は向いていません。
また、事務職では正確性が最優先されるため、スピード重視で大まかに仕事を進めるスタイルは評価されにくい傾向にあります。
細かいところまでこだわることが苦手な人は、企画職など、正確性よりもアイデアや行動力が求められる仕事のほうが力を発揮できるでしょう。
事務職の種類と向いている人の特徴
一口に「事務職」といっても、業務内容や求められるスキルは種類によって大きく異なります。
ここでは、代表的な事務職6種類について、それぞれの特徴と向いている人のタイプを紹介します。
是非、参考にしてみてください。
1.一般事務は幅広い業務に対応できる人が向いている
一般事務は、企業の基本的な事務作業全般を担当する職種です。
書類作成、データ入力、ファイリング、電話応対、来客対応、備品管理、郵便物の仕分けなど、業務範囲が広いのが特徴です。
特定の専門分野に特化するのではなく、会社全体のサポート役として多様な業務をこなす必要があります。
そのため、「一つの作業だけに集中したい」というタイプよりも、「いろいろな仕事を柔軟にこなしたい」という人に向いています。
また、突発的な依頼や、誰も担当していない雑務を引き受ける場面も多いため、臨機応変な対応力と、「何でもやります」という前向きな姿勢が求められることも。
ただし、未経験から事務職を目指す場合、一般事務は比較的採用のハードルが低く、基本的なパソコンスキルがあれば挑戦しやすい職種といえます。
2.営業事務はコミュニケーション能力とスピードが必要
営業事務は、営業担当のサポート役として、見積書や契約書の作成、受発注処理、顧客対応、データ管理などを行う職種です。
営業が外回りに集中できるよう、社内業務を代行する役割を担います。
営業事務の特徴は、営業担当や取引先との連携が多いことです。
電話やメールでのやり取りが頻繁にあり、時には急な依頼にも迅速に対応する必要があります。
そのため、コミュニケーション能力とスピード感が求められます。
一人で黙々と作業したい人や、マイペースに仕事を進めたい人には、やや負担に感じるかもしれません。
営業担当から「ありがとう」と感謝される機会が多く、チームで成果を出すやりがいを感じられる職種です。
3.経理事務は数字に強く正確性を重視する人が活躍
経理事務は、会社のお金の流れを管理する職種です。
伝票処理、請求書や領収書の発行、経費精算、入出金管理、月次・年次決算のサポートなどを担当します。
経理事務の最大の特徴は、1円単位でのミスも許されない正確性が求められることです。
数字のズレがあれば原因を突き止めるまで確認作業が続くため、細かい作業を根気強く続けられる性格が必要です。
また、簿記の知識があると業務がスムーズに進むため、日商簿記検定2級・3級を取得している人は採用で有利になります。
未経験でも、数字に抵抗がなく、論理的に物事を考えられる人ならおすすめです。
4.医療事務は専門知識と患者への対応力が求められる
医療事務は、病院やクリニックで受付業務、会計処理、レセプト(診療報酬明細書)作成などを行う職種です。
患者対応が中心となるため、一般企業の事務職とは異なる特徴があります。
医療事務の最大の特徴は、医療保険制度や診療報酬に関する専門知識が必要なことです。
レセプト作成では、診療内容を正確に保険点数に変換する作業が求められるため、専門的なスキルを身につける必要があります。
また、体調が悪い患者や不安を抱える家族と接する機会が多いため、丁寧な言葉遣いと気配りのある対応が重要です。
「人の役に立ちたい」「医療現場で働きたい」という気持ちがある人に向いています。
医療事務の資格を取得すれば未経験でも採用されやすく、全国どこでも求人があるため、転居しても働き続けやすい職種です。
5.貿易事務は語学力と調整業務が得意な人におすすめ
貿易事務は、輸出入に関する書類作成や通関手続き、船舶や航空便の手配、海外取引先とのやり取りなどを行う職種です。
国際物流に関わる専門的な事務職といえます。
貿易事務は、英語力が求められることも。
海外の取引先とメールや電話でやり取りする機会が多く、ビジネスレベルの英語スキルがあると有利になります。
また、インボイス(送り状)やパッキングリスト(梱包明細書)など、専門的な書類を扱うため、貿易実務の知識も必要です。
さらに、船会社、通関業者、倉庫、取引先など、複数の関係者と連携しながら業務を進めるため、調整力とスケジュール管理能力も重要です。
「語学を活かして働きたい」「国際的な仕事に興味がある」という人には、やりがいのある職種です。
貿易実務検定などの資格を取得すると、未経験でも挑戦しやすくなります。
6.秘書は細やかな気配りと柔軟な判断力が必要
秘書は、経営者や役員のスケジュール管理、来客対応、出張手配、会議の準備、資料作成などを行う職種です。
上司が本来の業務に集中できるよう、あらゆる面からサポートする役割を担います。
秘書は、高いビジネスマナーと気配りが求められます。
来客には丁寧な対応が必要ですし、上司の予定を先読みして準備を整えるスキルも重要です。
また、機密情報を扱うことも多いため、口の堅さと信頼性も欠かせません。
さらに、突発的なスケジュール変更や急な依頼にも冷静に対処できる柔軟性と判断力が必要です。
「誰かを支える仕事に誇りを持てる」「細かい配慮が得意」という人には、秘書はやりがいのある職種といえるでしょう。
事務職の勤務体系は?
事務職は働きやすい環境が整っている一方で、職場特有のプレッシャーや課題もあります。
ここでは、事務職の勤務体系やメリット・デメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
残業が比較的少なくワークライフバランスが整いやすい
繁忙期を除けば定時で退勤できることが多いのが事務の仕事です。
営業職やエンジニア職のように、プロジェクトの納期や売上目標に追われ、深夜まで残業しないといけないケースは多くありません。
もちろん、月末の締め処理や決算期など、業務が集中する時期は残業が増えることもあります。
しかし、年間を通じて見れば、残業時間は他の職種と比べて少ないといえるでしょう。
プライベートの時間を確保したい人や、家事・育児と仕事を両立したい人にとって、事務職は働きやすい環境です。
体力的な負担が少なく長く働ける環境がある
販売職や製造業と比べて、デスクワーク中心の事務職は体力的な消耗が少ない職種です。
40代・50代になっても、身につけたスキルと経験があれば無理なく続けやすいでしょう。
産休・育休からの職場復帰もしやすく、ライフステージの変化に左右されずキャリアを積める点も魅力です。
未経験でも基本的なPCスキルがあれば挑戦できる
事務職は、特別な国家資格がなくても挑戦できる職種です。
WordやExcelなどの基本的なパソコン操作ができれば、未経験でも採用されることが非常に多いです。
ただし、未経験での応募は競争率が高いため、基本スキルに加えてMOSや日商簿記などの資格を取得しておくと有利になります。
資格がなくても、前職での経験やビジネスマナーをアピールすることで採用につながるケースもあります。
「事務職に転職したいけど、資格がない」と悩んでいる人でも、まずは基本的なパソコンスキルを磨くことから始めてみましょう。
人間関係や正確性のプレッシャーがある仕事
体力的な負担が少ない反面、精神的なプレッシャーを感じる場面は少なくありません。
金額の誤りや書類の不備は会社全体に影響を及ぼすこともあるため、常に正確性が求められます。
また、毎日同じメンバーと顔を合わせる環境では、人間関係のトラブルが精神的な負担になりやすいでしょう。
外回りのある職種と違い、気分転換の機会も限られます。
事務職への転職を検討する際は、こうした側面も念頭に置いておきましょう。
未経験から事務職を目指すための自己PRと志望動機
未経験から事務職への転職では、即戦力となるスキルや経験が少ない分、自己PRと志望動機の内容が採用に繋がります。
ここでは、未経験でも説得力のあるアピールができる方法を紹介します。
是非参考にしてみてください。
異業種での経験から活かせる強みをアピールする
未経験だからといって、アピールできる強みがないわけではありません。
前職での経験は、事務職でも十分に活かせるスキルに言い換えられます。
接客業での経験は「電話応対や来客対応に活かせるコミュニケーション能力」としてアピールしましょう。
製造業での経験は「正確な作業を繰り返しこなす集中力と丁寧さ」として伝えられます。
営業職の経験があれば「スケジュール管理能力や顧客対応スキル」を強みにできます。
重要なのは、前職の経験をそのまま伝えるのではなく、事務職の業務に関連づけて説明することです。
「自分のどのスキルが、事務職のどの業務で役立つか」をアピールすることで、採用担当者に説得力のある印象を与えられるでしょう。
なぜ事務職を選んだのかという理由を明確にする
志望動機で避けたいのは、「安定していそうだから」「残業が少なそうだから」といった待遇面だけを理由にすることです。
採用担当者には、消極的な志望動機として受け取られる可能性があります。
「サポート業務を通じて会社に貢献したい」「正確な処理で組織の業務効率を支えたい」「専門スキルを身につけてキャリアを積みたい」など、事務職を選んだ前向きな理由を伝えることが重要です。
また、志望する企業や業界に関連づけた動機を加えると、説得力が増します。
「この業界の知識を深めながら、事務スキルを磨きたい」といった形で、企業への関心と事務職への意欲を組み合わせた志望動機を作りましょう。
丁寧さと正確性を裏付けるエピソードを伝える
自己PRで「丁寧な仕事ができます」「正確な作業が得意です」と伝えるだけでは、採用担当者にイメージが伝わりません。
裏付けとなるエピソードを加えて作ってみましょう。
「前職では毎月の在庫管理表を担当し、ミスをなくすために入力後に必ず上司と照合する仕組みを自ら提案・実施しました」といったエピソードが効果的です。
ポイントは、「何をしたか」だけでなく「なぜそうしたか」「その結果どうなったか」まで伝えることです。
ミスを防ぐための工夫や、細かい作業をやり遂げた実績をアピールすることで、事務職への適性を強調できます。
長期的に貢献したい姿勢を見せる
未経験での採用は、企業にとって教育コストがかかります。
そのため、採用担当者が重視するのは「すぐに辞めないか」「長く働いてくれるか」という点です。
志望動機や自己PRの中で、長期的に働き続けたい意欲を示すようにしましょう。
「入社後はまず基礎を着実に身につけ、ゆくゆくは経理や営業事務など専門性の高い業務も担当したい」といった、キャリアビジョンを伝えると効果的です。
また、未経験だからこそ「先入観なく業務を吸収できる」「会社のやり方に素直に適応できる」という点も強みになります。
謙虚に学ぶ姿勢と、長く貢献したいという意欲を合わせて伝えることで、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
自分に合った事務職を見つけて転職する方法
事務職への転職をさせるには、自己分析から求人探しまで、順を追って進めることが大切です。
ここでは、自分に合った事務職を見つけるための方法を紹介します。
自己分析を行い性格や得意分野を整理する
転職活動を始める前に、まず自分自身を客観的に見つめ直してみましょう。
「自分はどんな仕事が得意か」「どんな環境で働きたいか」を明確にすることで、自分に合った事務職の種類や職場環境が見えてきます。
- 得意なこと・苦手なこと
- 過去の仕事で評価されたこと
- 仕事に求める条件(残業時間、職場の規模、業界など)
- 将来どんなキャリアを築きたいか
自己分析が不十分なまま転職活動を進めると、入社後に「思っていた仕事と違う」というミスマッチが起きやすくなります。
時間をかけて自分の強みと希望条件を整理したうえで、求人探しに進みましょう。
派遣社員や紹介予定派遣からスタートする
事務職の正社員求人は競争率が高く、未経験での採用は簡単ではありません。
そこで、まずは派遣社員として実務経験を積むのもひとつの方法です。
派遣社員として働くことで、実際の事務職の業務を経験しながらスキルを磨けます。
複数の職場を経験することで、自分に合った業種や職場環境を見極めることもできるかもしれません。
紹介予定派遣は、派遣期間終了後に正社員への登用を前提とした働き方です。
企業側も採用のミスマッチを防げるため、未経験者でも採用されやすいでしょう。
「正社員にこだわりすぎて転職活動が長引いている」という人には、おすすめです。
転職エージェントを活用して非公開求人を探す
事務職の求人は人気が高く、公開求人はすぐに応募が集まって締め切られることが少なくありません。
転職エージェントを利用することで、一般には公開されていない非公開求人にアクセスできます。
また、転職エージェントは求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、転職活動全般をサポート可能です。
事務職への転職が初めての人や、自己PRや志望動機の書き方に不安がある人には特に心強いサービスといえるでしょう。
複数のエージェントに登録して、多くの求人情報を集めるのもおすすめです。
自分の希望条件や経験をエージェントに詳しく伝え、マッチした求人を紹介してもらいましょう。
企業の規模や業界ごとの雰囲気をリサーチする
事務職といっても、企業の規模や業界によって働き方は大きく異なります。
転職前にしっかりリサーチしておくことで、入社後のギャップを防げます。
大手企業では業務が細かく分業化されており、担当する業務範囲が限られることも。
一方、中小企業では一人が幅広い業務を担当する「何でも屋」的な役割を求められることが多い印象です。
また、業界によっても職場の雰囲気や繁忙期は異なります。
医療業界や金融業界では専門知識が求められる場面が多く、商社や貿易会社では英語スキルが必要になることもあります。
求人票の情報だけでなく、口コミサイトや転職エージェントを通じて職場の実態を調べ、自分に合った環境かどうかを見極めたうえで応募しましょう。
まとめ
事務職は、安定した環境でコツコツと働きたい人や、チームをサポートすることにやりがいを感じる人に向いている職種です。
一方で、変化や刺激を求める人、数字で明確に評価されたい人には合わない場合もあります。
種類も一般事務・営業事務・経理事務・医療事務・貿易事務・秘書と多岐にわたるため、自分の性格や得意分野に合った職種を選ぶことが大切です。
未経験からの転職でも、基本的なPCスキルとビジネスマナーを身につけ、前職の経験を事務職に関連づけてアピールすることで、採用の可能性は十分にあります。
自己分析をしっかり行い、派遣や転職エージェントも活用しながら、自分に合った事務職への転職を目指しましょう。
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