営業職でおすすめの業界をランキング形式で発表!転職支援が受けられる企業もご紹介
「営業職で収入を増やしていきたいけど、どんな企業がいいのかな」という悩みを抱えていませんか?
営業職は企業の窓口的な役割を果たしており、売上に大きく貢献できるポジションです。そのため、実力が反映されやすく、給与が上がりやすいことも特徴的。
しかし、営業で成績を残しているのにもかかわらずなかなか収入が上がらないという方は、現在在籍している企業・業界に問題があるかもしれません。そこで今回は「営業職でおすすめな業界」をランキング形式で紹介します。
当記事の後半には転職活動を有利に進めてくれる転職サービスについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
営業職の平均年収はどれくらい?
営業職の平均年収は、439万円です。顧客とコミュニケーションをとる職種の中ではコンサルティングの次に継ぐ2番目で、全体の職種の中でも5番目の位置についています。
職種 |
平均年収 |
||
全体 |
男性 |
女性 |
|
専門職(コンサルなど) |
585万円 |
625万円 |
509万円 |
企画 |
527万円 |
589万円 |
442万円 |
技術系(IT・通信) |
442万円 |
461万円 |
389万円 |
技術系(電気・機械) |
442万円 |
452万円 |
357万円 |
営業系 |
439万円 |
467万円 |
379万円 |
金融系専門職 |
422万円 |
584万円 |
374万円 |
技術系(建築・土木) |
386万円 |
435万円 |
365万円 |
技術系(メディアカル・化学・食品) |
364万円 |
424万円 |
353万円 |
クリエイティブ系 |
374万円 |
413万円 |
346万円 |
事務系 |
336万円 |
394万円 |
321万円 |
販売系 |
325万円 |
357万円 |
296万円 |
引用元:doda
上記の表のように、営業職は職種のなかでも高い収入を得られる職種といえるでしょう。また、女性の方だけに限ると全体の4番目にあたるので、女性の方でも収入アップが狙えます。
「コミュニケーションに自信がある」「お客様のために適した提案ができる」といったスキルを持っている方であれば、上記の表に記載されている年収ほど稼げるチャンスです。このように、営業職は職種の中でも収入を得られやすい職種といえるでしょう。
自分の実力だけで稼げる営業職の給与形態とは?
営業職の給与形態は、ほかの職種と比べて異なります。実力がそのまま反映されやすい職種なため、やりがいを感じる方もいるでしょう。
しかし、ほかの職種と比べて異なる給与形態を取っているので、営業の経験がない方にとって不安になる部分となりますよね。やりがいを感じられる営業職の給与形態はどのような形をとっているのでしょうか。
そこで、ここからは「営業職の給与形態」について紹介します。営業職で稼げる理由を知りたい方にとって参考になる内容ですので、ぜひご覧ください。
営業職の具体的な給与形態とは?
営業職の給与形態は、「基本給+インセンティブ」が多い傾向があります。なぜなら、契約数に応じて企業の売上に貢献できるからです。
そのため、契約数を大きく伸ばすと基本給にプラスで報酬を受け取れます。しかし、契約数が少なかったり、目標が達成できなかったりすると基本給のみの報酬になるデメリットも。
よって、企業の売上に直結する営業職は、基本給にプラスでインセンティブを設けている給与形態が多いのです。
インセンティブの内容
営業職でのインセンティブでは、主に二つの内容に分けられます。
一つ目は、四半期や半年などの期間に区切られて報酬を支払うパターンです。期間内での契約数や目標達成に合わせて、基本給に上乗せで支払われます。
しかし、少ない契約数や目標に達しない契約数だと発生しないことも。企業が求めている契約数と、自分が達成できる目標の乖離を少なくすることが重要になります。
二つ目は、契約での利益や契約による固定の報酬を支払うパターンです。契約に対して企業が定めている歩合率がインセンティブとして与えられます。歩合率は企業によってさまざまですが、基本給が低い企業だと歩合率が高くなるとのこと。
同じインセンティブでも支払われる内容が異なる場合があるので、求人内容を確認することをおすすめします。
営業職で稼ぐために業界選びの3つのポイント
営業職で稼ぐためには、業界選びから慎重に熟考しましょう。同じ契約数でも業界が異なるだけで、インセンティブの金額が全く違うといったことも。
ここでは「営業職で稼ぐために業界を選ぶポイント」を3つを紹介します。「営業職で稼ぎたい」「どのような業界がいいのだろうか」などを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
単価の高い業界を選ぶ
単価の高い業界を選ぶことで、高額なインセンティブを得られる可能性があります。なぜなら、契約に対する単価が高く売上が大きくなるからです。
不動産業界や保険業界などが挙げられ、結果次第では基本給よりインセンティブが上回るということも。しかし、単価が高いことから、なかなか契約につながらない点がデメリットといえるでしょう。
営業スキルが低いのにもかかわらず、目先の収入だけを考えてしまうと、思うように稼げないかもしれません。そのため、営業スキルに自信がある方や営業で実績を残した方におすすめです。
契約を取る難易度は高いですが、営業職では稼ぐためには大きな決め手になります。
人数規模が大きい企業を選ぶ
人数が多い企業で営業職として働くことで、大きな収入を安定して得られます。なぜなら、規模の大きい企業だと、基本給が高い傾向があるからです。
規模が大きい企業では平均年収が高い傾向があるので、各職種の基本給も高まります。そのため、営業職の基本給も高く設定されているので、インセンティブ関係なく安定して収入を得られます。
しかし、基本給が高いと入社する難易度が高くなる傾向も。面接対策や過去の実績、自己分析など、しっかりと自分のことを理解しなければなりません。
「アゲルキャリア」では、営業職への転職に強く24時間365日相談を受け付けているので、これから営業職に転職を考えている方におすすめ。稼げる企業で営業職として働きたい方は、ぜひ相談してみてください。
無形商材を扱う業界を選ぶ
無形商材を扱う業界は金額が大きく動くため、営業で稼ぎたい方におすすめ。法人向けの営業で、企業が存在する限り需要のある業界だからです。
マーケティングサービスや人材派遣など、企業を成長させるために必要不可欠なサービスが多く、金額も高価になる傾向があります。しかし、形が見えない商品を売るので、魅力が伝わりにくいという難点も。
商品の質はもちろん、営業スキルの質も重要になる業界なので、営業に自信がある方は活躍できる可能性があるでしょう。
モノ・サービスを売って稼ぐ!営業スキルが活かせるおすすめの業界
営業職で年収アップを目指すためには、業界を見直して転職活動することがおすすめです。同じ営業職でも業界によって給与やインセンティブなど、大きく異なる可能性があるからです。
しかし、高い営業スキルがあるにもかかわらず、業界によって全く稼げないといったことも。そこでここでは「営業スキルを活かせるおすすめの業界」を紹介します。
「単価が高い業界」「無形商材」に触れた業界について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
単価が高い業界トップ6
ここでは商品やサービスの単価が高い業界を紹介します。単価が高い業界で営業職として働くことで、高額な基本給やインセンティブを手に入れられるかもしれません。
今回はdodaが発表した年収内容をもとに紹介しています。「営業職でガンガン稼いでいきたい」という方におすすめできる内容ですので、ぜひ業界選びの参考にしてみてください。
医療業界
医療業界は医療機器の単価が高く、稼ぎたい営業職の方におすすめしたい業界です。営業職の平均年収は、今回紹介するランキングの中でもダントツの713万円というデータが出ています。
医療業界が高い理由として、専門的な知識が必要であったり業界全体が安定している点が挙げられます。資格を有する営業職もありますが、業界未経験でも転職できるところもあり、転職後に資格を取得する方も多いとのこと。
業界未経験でも営業スキルが高い方であれば、大きな金額が稼げるおすすめの業界です。
金融業界
金融業界は高い利益率であることから、営業職の平均年収も高めに設定されています。金融業界に努める営業職の平均年収は566万円と、高い水準が魅力的。
しかし、専門知識を多用するので、業界未経験からの転職は難しいとのこと。そのため、資格や知識がないと選考段階ではじかれる可能性が高いため、営業スキルが高くて転職ができないかもしれません。
金融業界への転職を考えている方は、あらかじめ金融関連の資格を取得してからの転職活動をおすすめします。
電子部品業界
電子部品業界は電機メーカーに部品を提供しており、家電製品を提供している企業を支えています。営業職の平均年収は525万円と、営業職のなかでも高額な位置づけです。
その理由として、利益率の高さや大量発注などが挙げられます。そのため、一件の契約が決まるだけで大きな売上が見込まれ、営業スキルが高いことから第一線で活躍できる可能性も。
また専門知識を必要としていない企業が多いので、未経験からでも活躍できることが特徴です。未経験からでも稼げる業界で働きたいという方におすすめします。
IT業界
IT業界はソフトウェアからマーケティング商材など、企業に役立つ商材を提供している業界です。なかでもSaaS業界は近年大きな成長を遂げている業界であり、IT業界への転職を考えている方におすすめ。
営業職の平均年収は478万円と上記の業界に比べては劣りますが、業界全体を見渡すと高い部類にあたります。平均年収が高い部類であるのに関わらず、未経験でも採用されやすいことがポイント。
ソフトウェアやSaaS関連の開発をするわけではないので、特別な専門知識は必要ありません。もちろん、ITに関する知識があると営業としてすぐに活躍できる環境なので、営業に自信を持つ方であれば活躍できる業界といえるでしょう。
総合・専門商社
総合・専門商社は企業や店舗をつなぐ役割としてポジショニングされ、大きな金額が動きやすい業界。また基本給やボーナスが高いことでも有名で、営業職の平均年収は449万円程度です。
総合・専門商社は新卒や第二新卒などの若い人材を求めていることが多く、20代であれば転職しやすいことも。しかし、中途採用での枠が少ないので、転職するハードルは高いといえるでしょう。
20代でガンガン営業として稼いでいきたいという方におすすめの業界です。
無形商材を取り扱う業界5選
前項でもふれたように、無形商材の営業は稼ぎやすい傾向があります。そんな稼ぎやすいともいわれる「無形商材を扱っているおすすめの業界」を5つ紹介します。
「無形商材の営業を狙っている」「具体的に無形商材って何だろう」という方におすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。
IT業界
IT業界はソフトウェアの導入やマーケティング関連の商材など、目に見えない商材を幅広く扱っている業界です。インターネットが大きく普及したことで、企業や店舗、個人まで需要があります。
IT業界の営業職では、顧客にイメージさせにくいことが難しいポイント。IT関連の商材に知識を持つ顧客であればスムーズにコミュニケーションが取れますが、ITリテラシーが低い顧客だとかみ砕いて説明しなければなりません。
そのためIT商材の知識をインプットするだけでなく、子どもでも理解できるようなコミュニケーション能力が重要になります。
人材業界
人材業界は就職や転職など、人の人生に大きく関わる部分をサポートする業界です。幅広い年齢の方を相手に、おすすめの求人の紹介や就職活動などを有意義に進められるようにアドバイスするなど、相手に寄り添った業務内容が特徴的。
人材業界ではマイナビやリクルートなど大手企業の求人も多く、基本給が高い企業で働くことが容易にできます。そのうえ、未経験からでも活躍しやすく、営業職として収入を上げていきたい方におすすめです。
また大手企業に転職しやすいことから、大手ならではのスキルも身につけられるので、自身の市場価値を高めることも期待されます。
コンサル業界
コンサル業界は企業の経営戦略から機材の導入コンサルなど、企業や顧客に対してアドバイスする業界です。「なぜそれをやる必要があるのか」に対する論理的な説明と、あらゆる顧客に対する柔軟なコミュニケーションスキルを要します。
また20代などの若手が採用されやすい業界であり、人物重視のポテンシャル採用を用いている企業も。そのため、営業経験やコミュニケーションに自信がある方にもおすすめです。
ただし、30代以降の転職は難しい業界なので、20代のうちに転職しコンサルタントとして活躍の場を広げるとよいでしょう。
保険業界
保険業界は、自社が扱っている保険サービスをお客様に提供する業界です。保険は無形商材にあたるため、営業スキルに自信がある方におすすめ。
保険業界の営業の特徴として、お客様に未来を売るということです。保険は万が一にあった際に、保証してくれるサービスを指します。
そのため、商品を売ることに特化するのではなく、一人ひとりのお客様に適したサービスを提案する営業スキルが大切です。お客様とのヒアリングや家族構成など、細かく確認したうえで適切なアドバイスをおこない、お客様が安心して供えられるように導いてあげましょう。
広告業界
広告業界はCMやチラシなど、商品・サービスを世の中の方に伝える業界です。「どのように宣伝すれば、ユーザーに刺さるのか」を考えるため、論理的な思考力が身につきます。
また広告業界への転職を目指している方は、「WEB広告業界」がおすすめ。広告業界と大きく違いはありませんが、中途の採用に力を入れており、営業経験がある方に有利に働くことがあります。
またWEB広告業界であれば、WEB関連の知識も同時に身につけられます。WEB知識を求める企業は多いので、営業職をやりながらも将来的には多職種にもチャレンジしやすくなることでしょう。
営業職で年収を上げるために身につけたいスキル3選
営業職で年収を上げるためには、営業スキルを身に着けることが近道です。営業スキルを身に着けることで、思うように契約が取れたり昇給につながることも。
稼げる営業マンになるために、ここでは「営業職で年収を上げるために身につけたいスキル」を3つ紹介します。
クロージングスキル
一つ目のスキルは、クロージングスキルです。クロージングスキルは顧客に判断を促すスキルで、顧客に対して意思決定させられるからです。
また、クロージングスキルを高めるには、クロージングまでの過程を大切にしましょう。商品の魅力や顧客のニーズなど、相手に合わせて営業することで「必要かも!」という思いを顧客に植えつけられます。
効果的にクロージングまでの過程を踏むことで、顧客に見込みが高い意思決定を促すことが期待できます。そのため、営業マンとしての価値が高まり、基本給からインセンティブまで大きく向上させられるでしょう。
ロジカルスキル
二つ目のスキルは、ロジカルスキルです。ロジカルスキルを高めることで、顧客が納得して商品・サービスの購買行動を促せられるからです。
「なんであなたに売っているのか」「なんであなたに必要なのか」など、営業する顧客に対して根拠を持って説明することで、納得度の高い営業がおこなえます。納得度が高くなると、購買につながりやすく契約率の向上が期待されるでしょう。
説得度の高い営業をおこなうためには、顧客のニーズをくみ取ることが大切です。ニーズをくみ取ったうえで営業を進めることで、購買意欲を高められることでしょう。
PDCAサイクル
三つ目のスキルは、PDCAサイクルです。営業するうえで「何を意識して」「どのようにおこなうのか」などを踏まえることで、営業スキルを大きく向上させられるからです。
PDCAサイクルを上手に活用するためには、成功と失敗について分析しましょう。「なぜ契約が取れたのか?」を分析することで、今後の営業活動につなげられます。
また「なぜ契約を逃してしまったのか」という部分の深堀りをおこなうことで、営業活動での善し悪しを理解できます。これらの体験を踏まえて「どのように活動するのか」を明確化し、稼げる営業マンを目指していきましょう。
魅力的な営業職を紹介してくれる!おすすめ転職サービス3選
より良い転職活動をおこなうためには、転職サービスを活用するほかにありません。転職サービスを活用することで、転職活動が効率よく進められることはもちろん、あなたに合った求人を紹介し内定後のキャリアをイメージすることも可能です。
ここでは転職活動を有利に進めてくれる「おすすめ転職サービス」を3つ紹介します。20代向けや高収入を目指している方向けなど幅広い方におすすめの内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
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