【面接の服装】営業職の面接は見た目が命！面接に着ていくべき服装や身だしなみの注意点を徹底解説

はじめに

面接時の服装でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

特に今回は営業職の面接に適した服装の解説をします。

営業職の場合には特に、面接時のイメージだけではなく、営業先でお客様に信頼されるような人物かどうかといったところも評価されるでしょう。

おしゃれである必要はなくても、清潔感やバランスの取れた安心感を与える服装・身だしなみについてのポイントを業界別や男女別など詳しく紹介していきます。

営業職の面接を受ける予定があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

【面接の服装】面接官が見ている服装のポイント

営業職の面接で、面接官は質問の応答だけではなく服装のチェックもしています。

見た目が大切ではないというのはやはり建前です。

営業先の相手の方にひと目でだらしないと思われたなら、商談を上手にすすめるのは難しいでしょう。

一般的にチェックされている服装のポイントは大きく3つあります。

「清潔感」「全身のバランス」「ビジネスマナーを理解しているか」です。

この3つについて、以下に解説していきますので順を追って確認していきましょう。

清潔感

営業職は人と会う職業のため、清潔感は大切です。

「服に汚れがついていないか」「服装が乱れてだらしない感じになっていないか」「見た目だけでなくニオイはケアできているか」などを指標に清潔感をチェックしましょう。

服装の汚れに関しては、ジャケットやシャツにシミや汚れがないこと、ボタンが取れていたりしないことなどに注意しましょう。

また、シャツやズボンはアイロンがけされていてシワがない状態に仕上げると、より清潔感が出せるでしょう。

服装の乱れは、シャツのボタンが留まっているか、ネクタイは曲がっていないか、ジャケットが片方にずれていたりしないかなどに注意します。

においは、カビやたばこのにおい、汗のにおいなど見た目ではない汚れがないかどうかをチェックしましょう。

また、香水のツケすぎなども清潔感がない印象を与えてしまうので注意した方が良いでしょう。

全身のバランス感

面接における服装のバランス感とは、サイズ感や、スーツの上下がそろっていること（生地や色）などの全体のバランスのことです。

また、見逃しやすいのが靴の組み合わせです。

ベルトと靴の色は合わせるとか、ウォーキングシューズなど靴だけカジュアルになっていないかといったことも確認しましょう。

こうした服装におけるバランス感がずれていると、相手に対して仕事ができないといった印象を与えてしまいます。

特に、サイズ感に関しては肩幅があっていないとか、袖が長すぎる（短すぎる）、ズボンが長すぎる（短すぎる）とだらしない感じが出てしまいます。

必ず自分にフィットしたサイズのスーツを選びましょう。

ビジネスマナーを理解しているか

営業職に求められるビジネスマナーには、言葉づかい、身だしなみ、応対（電話応対、名刺交換、席順など）などがあります。

違和感のない敬語が使えているかは社会人として当然求められることですが、営業職は特に相手に話がスッと入ってくるような言葉づかいも求められます。

身だしなみについては、はじめての顔合わせ（面接を含む）において適切な服装ができているかがチェックされます。

つまりこれが「私服」の指定がない限り、スーツを選んでおく無難な理由です。

そして、スーツ着用時には次の点にも注意しましょう。

• スーツやシャツはシワがないこと。
• シャツの襟がよれていないこと。
• ネクタイはきちんと締めてあること、曲がっていないこと。
• スラックス（パンツ）はプレスがかかっている、裾が長すぎたり短すぎたりしないことスカートの場合は、丈が短すぎないこと。
• 靴は汚れがなく、磨かれていること。

これらは最低限の身だしなみなので、自宅を出る前と面接会場に入る前にダブルでチェックしましょう。

【面接の服装】面接を受ける状況に応じて服装が異なる

ここまで、面接官が受験者の服装のどのようなポイントを見ているのかについて解説してきました。

ここからは、面接を受ける側の状況に応じて押さえるべきポイントについて解説していきます。

面接を受けるときに、自分が新卒であるか転職であるかによって、服装の押さえるべきポイントは変わります。

新卒ではリクルートスーツでフレッシュさをアピールし、転職ではビジネススーツで大人っぽさをアピールするなどのポイントをくわしく解説しましょう。

新卒の場合

リクルートスーツは、大学生や専門学校生などが就職活動の際に着用するイメージが強いため、若さやフレッシュさをアピールするのに最適なアイテムです。

そのため、フレッシュさやポテンシャルを売りにしたい新卒の場合は、企業側からの指定がない限り基本的にリクルートスーツを着用しましょう。

なお、営業職だからといってトレンド感のあるジャケットやカジュアル目なパンツは避けた方が良いでしょう。基本的にはスーツ専門店にある就活向けのセットスーツを選ぶのがおすすめです。

例えば、ジャケットは無地の黒色ジャケットに白の襟付きシャツを着用し、ボトムはジャケットと同色をチョイスしましょう。

女子の場合、スカート丈は膝丈のものを選びます。

スカートの丈は、長すぎても短すぎても好ましくありません。

スカートの下には、必ずストッキングを着用し、黒色でヒールのあるパンプスを履きます。

ストッキングはナチュラルカラーを選ぶのが無難です。

男性はネクタイを着用し、靴は革靴です。

ネクタイは紺色や青など、フレッシュさを保ちつつ、爽やかで落ち着いた色を選びましょう。

転職の場合

転職の場合は、リクルートスーツで面接に行くと、企業の採用担当者に未熟なイメージを与えかねません。

リクルートスーツは「新卒の就活生が着用するもの」というイメージが強いからです。

転職の面接の場合は、ビジネススーツで落ち着いた印象を与えるよう、意識しましょう。

スーツの色は、ネイビーやグレーなどの、大人らしく落ち着いた色が好印象を与えられます。

男性の場合、ネクタイの色は、紺色や青などのフレッシュなものや、えんじなどの少し大人っぽい色味を選ぶのもおすすめです。

受ける企業の社風や、自分自身の性格、これまでの経験などをふまえて、自分に合った色のネクタイを着用しましょう。

女性のスカートは、膝丈のものを選びます。

ストッキングはナチュラルカラーでも、黒色でもかまいませんが、必ず着用してください。

女性の場合、スカートかパンツスタイルかによっても、相手に与える印象はまったく異なります。

受ける企業の社風や、自分自身の性格、これまでの経験などをふまえて選びましょう。

指定なし・私服OKの場合

転職時の面接など、受ける企業側から服装の指定がなかったり、私服OKと書かれていたりすることがあります。

このとき「私服OK」という言葉を真に受けて、自分の普段通りの服装で面接に行くのはやめましょう。

営業職でいう「私服」とは、いわゆるオフィスカジュアルです。実際に顧客の前に立つときに、その格好でも問題ないか判断して選んでください。

私服OKでも、清潔感やTPOをわきまえているかどうかはとても重要なポイントです。

清潔感のない服装では、面接官にマイナスな印象を与えてしまうので、TPOを意識した服装になるよう心がけてください。

なお、オフィスカジュアルと一口に言っても様々なスタイルがありますが、例えば無難なスタイルは以下の通りです。

・男性…ジャケットは必須アイテムと言って良いでしょう。インナーは生地がしっかりした襟なしのTシャツなどがおしゃれです。

・女性…カットソーやブラウスにスカートなどが理想的です。色や柄が派手で目立つものは避けて、淡い色使いのシンプルなデザインを選ぶと良いでしょう。

ビジネスマンとして清潔感を意識し、節度を守った服装にしましょう。

【面接の服装】着ていくべき服装の見分け方

営業職の面接で企業を訪問する場合に着ていく服装は、基本的にスーツ着用が望ましいでしょう。

基本的な考えとして、面接は相手企業の担当者の時間をいただくと考えられます。

特に営業職の場合は、相手の企業に商談のアポを取ってお伺いし自社の商品やサービスを提案して売り込むのと同じように、就職希望の企業に自分を提案し売り込みに行くようなものだと考えましょう。

そうすると、スーツ着用が一番無難ということになります。

もちろん、業界や企業の文化によっては正解かどうか迷う場合もあります。

その場合には、あらかじめ企業の担当者に当日の服装について事前に連絡しておくのがよいでしょう。

事前連絡で見分ける方法

業界や企業の文化によっては、ネクタイを締めたきちっとしたスーツがふさわしくないと思われる場合もあります。

そこで、事前に連絡した際に相手企業の回答別に着ていくものを説明します。

「スーツで」という回答があった場合には、リクルートスーツ（転職の場合にはビジネススーツ）を着ていきましょう。

「私服で」という回答の場合には、オフィスカジュアルがちょうどよいところです。

「指定なし、または服装自由」という場合には、営業職であればやはりスーツを着ていくのが基本になります。

しかし、事由な社風で社長自ら普段はTシャツで勤務している場合にはオフィスカジュアルを着ていくとよいでしょう。

業界や企業の文化によっては、「オフィスカジュアル」を採用している企業も増えてきました。

しかし、その「オフィスカジュアル」には「オフィスで着るカジュアルウェア」というような曖昧な意味しかありません。

オフィスカジュアルについては後述します。

業界で見分ける方法

業界によって好まれる服装、好まれない服装があります。

堅いイメージがある銀行なども、カジュアル化が進んでいる企業もありますが、やはり慣習としてその業界特有のビジネスコード、ドレスコードが残っているところも多いのです。

ここでは、企業のグループごとに、それぞれ好まれる服装、ドレスコードについて説明しましょう。

業界	望ましい服装	理由
不動産・メーカー・医療・人材	ビジネススーツに白のシャツ、普通のネクタイ。	取引額が高額なため。業界全体として固い雰囲気があるため。
金融・公的機関	ビジネススーツに白のシャツ（ボタンダウンは不可）、派手ではないネクタイ。	金融や公的機関は信用をもとに取引をするため。
アパレル・マスコミ・IT外資系・ベンチャー	スーツまたはオフィスカジュアルの服装がよい。	自由な社風の企業が多いため。

「基本はスーツ、または私服で」と言われたらオフィスカジュアルで臨むとよいでしょう。

オフィスカジュアルの具体例としては、襟のついたシャツでノーネクタイというスタイルがあげられます。

ちなみに、ビジネスカジュアルとは営業活動にも適したカジュアルという意味です。

上下そろいではないジャケットにチノパンツ、襟つきのシャツに革靴といったスタイルです。

オフィスカジュアルとは、社内業務をする人にとって最低限の礼儀をもったカジュアルといえ、ノンジャケットで靴はスニーカーを合わせてよいということになります。

【面接の服装】面接時のスーツの着こなし

これまで、主に面接時の服装の身だしなみについて見てきました。

面接のときに、見た目の印象が悪ければ、質問の応答内容がしっかりできていても十分に評価されない可能性もあります。

ここでは、面接官に好印象を与えるおすすめの服装について男女別に説明していきます。

特に転職の場合には、お互いにビジネスパーソン同士の初対面の場ともいえるので、失礼のない服装を心がけるようにしましょう。

ドレスコード別に、スーツのパターンと、私服のパターンについて見ていきましょう。

男性のスーツのOK例

男性のスーツはシングルの2つボタンか3つボタン、色はネイビーかダークグレーのテイラードスーツを選びましょう。

2つボタンの場合は上1つ掛け、3つボタンの場合は上2つ掛け、または、中1つ掛けです。

また、ジャケットとパンツはそろいのスーツにしましょう。

ワイシャツはアイロンのかかった白無地のもの、ボタンダウンはNGです。

ネクタイは無地、小紋、ストライプのいずれかの落ち着いた色のものを選び、襟のところまであげてかっちりとした印象に仕上げましょう。

さらにベルトと靴は黒の革製をチョイスし、派手なバックルや装飾のないシンプルなデザインがおすすめです。

時計は必須ではありませんが、身につけるなら落ち着いたアナログのものがよいでしょう。

大きく派手なもの、ひと目で高級ブランドとわかるようなものは避けます。

かばんはビジネスバッグであれば良いですが、トートバッグの場合には自立するものを選びます。

リュックは、私服またはカジュアルで良いと言われたとき以外は避けましょう。

女性のスーツのOK例

女性のスーツは無地のテイラードスーツで、ボトムがスカートの場合はひざ丈のタイトスカートがベストです。

流行のビッグシルエットのジャケットや身体の線を強調するようなスーツ、ワンピースなどは営業職にはそぐわないので避けてください。

シャツまたはブラウスは、白か淡いパステルの無地のものを選びます。

カットソーやニットでも良いですが、胸元が開きすぎていないものを選びましょう。

ストッキングはナチュラルストッキングが良いです。タイツはカジュアルに見えてしまうので避けます。

腕時計はコーディネート全体の中で目立たないものを選びましょう。

かばんはA4サイズが入る大きさのもので、置いたときに自立するタイプにし、派手なものは避けましょう。

靴は黒のシンプルなパンプスを選びます。

ヒールの場合でも高すぎないもの、せいぜい5㎝までの高さで歩き慣れた無理のないものを選びます。

アクセサリーは業界などにもよるので一概にはいえませんが、基本的には着けないほうがよいでしょう。

着ける場合にも小ぶりでシンプルなものを選ぶのが無難です。

【面接の服装】面接時の私服の着こなし

アパレル業界やIT業界、ベンチャー企業などでは、最近はカジュアルスタイルでの勤務が推奨される傾向にあります。

そんな企業の一部では、私服での面接を実施していることも少なくありません。

私服面接を受けるときに気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

選択する職業は営業職ですから、実際に営業現場に立った時に違和感のないスタイルが推奨されます。

ここでは、私服OKの面接に行く際、おすすめのオフィスカジュアルスタイルを紹介します。

男性と女性で押さえるポイントや注意点などが異なるので、よくチェックしておきましょう。

男性の私服のOK例

私服OKでも、男性はジャケットを着用するとスマートな印象をつくることができます。

この時選ぶジャケットは紺のブレザーか、落ち着いた色の無地のジャケットがおすすめ。

色は紺・グレー・黒が無難です。

ワイシャツは無地のもので白または白に近い明るめのものを選びます。

夏ならポロシャツに変えても良いですが、必ず襟のついたものを選びましょう。

裾はパンツの中に入れて、だらしない印象にならないように注意しましょう。

また、私服の場合はノーネクタイでかまいません。

ベルトは黒または茶のものを選びます。

派手なバックルや凝ったものは避けましょう。

かばんはトートバッグで問題ありませんが、置いたときに自立するものを選びます。

ぺしゃんこになるかばんはカジュアルすぎてビジネスシーンに適していないので避けましょう。

女性の私服のOK例

女性の場合の私服も、アウターはジャケットが好ましいとされます。

営業職なので、可愛らしい印象よりもしっかりと自立した印象を与えられるスタイルが良いでしょう。

色はネイビーや黒、グレーのほかベージュやキャメルなら問題ありません。

無地のシンプルなものを選びましょう。

インナーの襟はなくてもかまいませんが、ブラウスまたはカットソーを選びます。

色は無地の白やパステルカラーがおすすめです。

ボトムは、パンツスーツかタイトスカート（セミタイト）がベストです。

形は身体のラインを強調しすぎず、ストレートに見えるものがよいでしょう。

パンツスーツを選んだ場合にはベルトをしている方がよいでしょう。

かばんはA4サイズも入るトートバッグがおすすめです。

色は黒、紺、ベージュ、茶色といったシンプルな落ち着いた色を選びます。

ロゴが強調されているような派手なブランドバッグは避けましょう。

靴は、パンプスがベストで、ヒールの場合は高すぎないものを選びます。

当然ですが夏のサンダルや冬のブーツはビジネスシーンでは適していないので避けましょう。

【面接の服装】面接の服装の注意点

採用面接を受けるときに、服装で注意すべきポイントは多々あります。

夏の面接なのか、冬の面接なのかによってもその内容は大きく異なるのです。

面接を受けるのが夏ならば、相手企業がクールビズを実施している企業なのかを事前に調べておく必要があるでしょう。

冬であれば、コートを脱ぐタイミングなどのマナーに気をつけなければなりません。

ここからは、そんな季節ごとに注意するべきポイントや、押さえておくべきマナーなどについて解説します。

夏の面接の注意点

夏の採用面接の場合、相手企業がクールビズを実施していて、面接を受ける人にも「クールビズ可」であることを伝えているかどうかに注意してください。

「クールビズ可」の指定がない限りは、採用面接は基本的に長袖のシャツにネクタイというスタイルで行います。

暑いからと、自己判断でクールビズのノーネクタイスタイルで面接に行くのはやめましょう。

「クールビズ可」の指定がある面接の場合は、ノーネクタイで行ってもかまいません。

相手企業から「クールビズ可」の指定があるからといって、当然のようにノーネクタイで面接に臨むと、あまり印象が良くないこともあります。

念の為、面接の冒頭で「クールビズで失礼いたします」などの言葉を添えるのがおすすめです。

それだけで、面接官に与える印象が好印象に変わるでしょう。

冬の面接の注意点

冬の面接の場合、防寒のためにコートを着用することが多いと思います。

コートを着用すること自体はまったく問題ありません。

ただし、あまりにもカジュアルなデザインのものは避けましょう。

できるだけビジネスシーンにマッチするようなデザインのコートを選びます。

コートを着用して面接会場に行く際に気をつけたいマナーがあります。

それは、オフィスへ入る前に脱ぎ、片手で持つというマナーです。

コートを着たままオフィス内に入ることがないよう注意しましょう。

また、冬の防寒対策で、ニットやセーターなどを着用して面接に行くことは避けてください。

ニットやセーターなどはカジュアルな印象が強くなってしまうので、インナーで防寒対策をしましょう。

【面接の服装】服装以外に注意すべき身だしなみ

服装以外にも注意すべきところもありますが、「私服で」について1つだけ注意点を付け加えます。

「私服」と普段着は別のものです。

休日のおしゃれ着や家でくつろぐような服はNGです。

帽子などの余計なアイテムもNGということになります。

その延長で、髪型やメイク、そしてネイルをどうするかも決まってきます。

たとえば髪型は好印象を与えられるようなものがよく、カラーリングについては黒髪や落ち着いた茶髪などが理想的です。

また、フレグランスも基本的には着けないほうがよいでしょう。

においでいうと、海外ブランドのメイクやヘアスタイリングの香り、洋服の柔軟剤の香りなどにも気をつけてください。

特に、柔軟剤には最近香りの強いものが多くなっています。

職場での香りについては、近年スメルハラスメントが問題になることもあるので、面接用の服を洗う際には香りのない柔軟剤を選ぶようにするとよいでしょう。

髪型やメイクなどの身だしなみについて、以下により詳しく見ていきます。

髪型・ヘアスタイル

まずは髪型・ヘアスタイルについて説明していきます。

男性女性問わず、前髪は営業職の場合、特におでこが見えるようにするのがベストです。

色は黒が基本です。

もしくは、明るすぎない茶色にカラーリングした状態でも問題ないでしょう。

ただ、カラーリングの場合は色よりも「プリン髪」に注意が必要です。

プリン髪とは、ヘアカラーのあと、時間がたって生え際の地毛とカラーリングの色とが変わることで色の段差が目立ってしまうことです。

ヘアカラーを入れた部分は黄色がかっていて、地毛は黒のままなのでちょうどプリンのカラメルのように見えてしまいます。

また、男性も女性も基本的にはスタイリング剤でアホ毛やうねりを整えておきましょう。

特に男性の場合には前髪が垂れていたりすると、清潔感がなく頼りない印象を与えてしまいます。

面接を終えた先に営業職に従事するという高い意識を持ち、髪型のセットも入念に行いましょう。

お化粧・メイク

女性の場合、ノーメイクは基本的にNGとされています。

普段お化粧をしない人も、面接においては軽くメイクをして明るい印象につくりこむ意識をしましょう。

面接用のメイクのポイントは、華やかさを重視するのではなく、顔色を健康的に明るく見せることです。

ファンデーションは顔色を明るくしたり、チークやリップをうまくのせたりするためにもしたほうがよいでしょう。

リップ・チークを入れると顔色をよく見せられます。

特におすすめなのがコーラルカラー。

肌馴染みの良い色なので、比較的万人に合う色でおすすめです。

マスカラ・アイラインは目元が強調されるので、やりすぎには注意が必要です。

つけまつげやエクステはやりすぎになってしまうので注意してください。

ネイルは業界や企業によってはNGのところもあります。

ナチュラルに見える程度にしておきましょう。

カラコンは良い印象をもたれません。

コンタクトは無色のものを使いましょう。

まとめ

「人は見た目が9割」と提唱する書籍も存在するように、ビジネスシーンにおいては第一印象がかなり重要です。

面接の場で見た目が9割ということはありませんが、それでも面接官の中でそれなりの評価点があるようです。

特に不潔な感じ、ちぐはぐでアンバランスな感じの見た目は印象が悪く、お客様の前に立たせることはできません。

清潔感と基本的なビジネスマナーを感じさせることには注意して、身だしなみをしっかりと整えて印象を悪くすることがないように気をつけましょう。