
【MBTI別転職活動のコツ】20代ハイクラス層の「SP型」がステータスを維持して転職するには?
はじめに
最近話題のMBTI診断における16タイプのうち、「SP型」に分類される4タイプは、行動派で上昇志向が高いことが特徴。
そのため、20代で出世したり独立したりしている人も多く、いわゆるハイクラス人材も多くいます。
SP型は現実主義かつ向上心が高い人が多いため、常に自分の価値を理解しつつ効率的にキャリアアップするタイプです。
そんなSP型は、とくに20代のうちから早めに転職をして次のステージへとグレードアップする人も少なくありません。
今回の記事では、SP型に分類される4タイプのうち、20代でハイクラスと呼ばれる人材がどのようなステップでキャリアアップ転職をすべきかを解説しています。
4タイプそれぞれにおすすめの職業や、ハイクラス求人の効率的な探し方などもまとめているので、転職活動前にぜひお読みください。
SP型に分類される4つのパーソナルタイプ
まずはSP型に分類される4タイプのパーソナルタイプが、それぞれどのような性格的特徴を持っているのかをみていきましょう。
SP型は上昇志向とチャレンジ精神を持った有能人材が多いパーソナルタイプですが、細かくみていくと内向型・外交型に分かれたり、考え方の特徴に違いを持っています。
まずはキャリアにおいて自分がどういうタイプの人材かをチェックしてみましょう。
ISTP(巨匠タイプ)
ISTPは好奇心旺盛で、興味があればすぐ「やってみよう」と行動に移せるのが特徴のタイプです。
フットワークが軽く、何でも臆することなく挑戦できるので、多趣味なタイプでもあります。
複数のことを同時にこなすことも得意なので、仕事では効率化を図って要領よくこなすこともできます。
また、問題解決力にも優れているため、多数の問題を抱えた時もマルチタスクで解決に導くことも得意です。
そんな長所を持つ一方で、長期的な計画やルーティンワークが苦手という一面も持っています。
何事もすぐ挑戦するタイプでマルチタスクが得意な分、一つのことを持続させるのが苦手というわけです。
黙々と同じことをひたすらやり続ける仕事より、外回りをしたりプロジェクトごとに違う仕事をするような働き方が向いているでしょう。
ISFP(冒険家タイプ)
ISFPは芸術家気質を持っており、アイデアに富んでクリエイティブな仕事を得意とするタイプです。
感性が豊かなので、趣味は音楽やファッション、インテリアなどアート系に走る傾向にもあるでしょう。
そんな感性を大切にするISFPなので、仕事では細かい部分にも丁寧にこだわれる繊細さを持ち合わせています。
ひとたび仕事を任せれば、自分が納得のいくまでこだわって取り組むことができるので、周りからは「仕事が丁寧」「正確」などと良い評価をもらうことが多いでしょう。
また、ISFPが日々の行動の選択において最も大切にしていることは、今感じている感性に従うことです。
そのため、長期的なプランニングやリスクヘッジを考えることには少し苦手意識があるようです。
自分のペースで自分の考えを大切にしながら働ける環境が適していると言えるので、あまりいそいそと働く体育会系の職場は苦手と言えるでしょう。
ESTP(起業家タイプ)
ESTPは、「起業家タイプ」とも言われる通り、行動力と社交性に優れたタイプです。
好奇心旺盛で行動派なので、「やってみたい」と思ったらすぐに行動することができます。
また、人との会話の中ではユーモアを交えて場を盛り上げる事が得意です。
ESTPの周りはいつも温かい人たちで溢れているでしょう。
「面白い人」という良い印象を持たれることが多いですが、実は問題解決力にも優れており、頭の中は常に論理的な思考でいっぱいということもあります。
仕事においては人から親しみやすい印象を持たれながらも、相手に対して効果的な解決策を提示できたりするので、コンサルティングや法人営業などに向いています。
ただし、物事を論理的に考えすぎてしまうゆえに、決断を下すまでにかなりの時間を要することもあります。
行動派ではあるものの、頭の中ではたくさん考えているタイプなので、ときには整理が追いつかないこともあるのです。
ESFP(エンターテイナータイプ)
ESFPは、社交的で外向きの性格が特徴で、人から好かれやすいタイプです。
とにかく周りを楽しませるのが好きなので、飲み会などではいつも人の輪の中心に存在しているでしょう。
また、ESFPは好奇心旺盛でトレンドに敏感なことも特徴です。
常に新しい出来事や流行にアンテナを張っているので、年齢を重ねても柔軟性のある考え方が魅力とも言えるでしょう。
自分に自信を持てるタイプでもあるため、仕事では何かトラブルがあっても臨機応変に対応することができます。
こうした性格は特に年下の後輩たちから「頼りになる」という印象を持たれることが多いでしょう。
チームを牽引しつつも、人のやる気やバイタリティまで上げた接し方ができるので、出世も早く20代でも「ハイクラス」と呼ばれる人が多いのは納得です。
SP型の性格的特徴|強み
20代でハイクラス人材が多いSP型は、転職市場でも引く手数多という状態が予想されます。
しかし、本当に相性が良い会社に転職できるかどうかは、あなたの強みをどうアピールできるかにかかっています。
ここからは、SP型の性格的特徴のうち「強み」と言える部分にフォーカスしてご紹介します。
自分に置き換えて考えてみて、転職市場でどうアピールできるか整理してみましょう。
現実主義で地に足がついている
SP型は現実主義で地に足がついているため、高望みをせず常に自分の立場を理解しながら仕事にのぞむことができます。
いわゆる「ビッグマウス」な人はあまりおらず、着実に努力を積み上げることで得た実績によって人望が厚いことも特徴です。
人がキャリアにおいて失敗しがちなのが、自己理解が低いがゆえに行動を誤ってしまうことです。
自己評価が高すぎる人は努力を怠って成長しづらいですし、自己評価が低い人は諦めが早い傾向にあります。
しかしSP型は常に自分の価値を理解しながら仕事に取り組めるため、理想と現実のギャップを埋めるために何をしたら良いか理解して行動できます。
そのため成長が早く、20代だと周りよりもワンランクもツーランクも上のポジションをゲットしていたりします。
実践型で行動力がある
とにかく行動力に長けていることも特徴のSP型。
仕事をサボったり手を抜いたりすることはなく、やるべきことは徹底的にやり遂げるタイプです。
会社では上司から「この仕事を今日中に〇件やっておいてね」と言われたら、何も考えずにひたすらその仕事を終わるまで続ける傾向にあります。
そのため同期よりも成績が良い人が多く、熱心に仕事に取り組める姿は会社からも高い評価を得られるでしょう。
仕事において人を成長させる要素はさまざまですが、行動数はその重要な一部を担うものです。
10回行動した人より、100回も1000回も行動できた人の方が多くを学ぶことができるからです。
SP型特有の行動力の高さは、いつの間にか周りを圧倒させるほどの速度で成長できる要素となるでしょう。
新しいことに挑戦しやすい
SP型には好奇心旺盛なタイプが多いため、新しいことにも臆することなく挑戦するのに長けています。
今まで誰もやったことがない仕事でも、率先して「やらせてください」と言うことができるので、上司から一目置かれる存在でもあります。
仕事において成長が早い人は、与えられたことを黙々とこなすよりもチャレンジ精神でどんどん突き進む傾向にあります。
前例のない新しいプロジェクトにおいては、自分なりにやり方を考えて進めることに楽しさを覚えることもできるでしょう。
会社の新規事業の立ち上げや、ベンチャー企業で活躍しやすいタイプでもあります。
社交性が高い
SP型はISTPやISFPなど比較的内向型の性格タイプも存在しますが、本来は社交性が高い性格タイプでもあります。
相手に対して雑に扱うことはないため、人からの人望が厚いとも言えるでしょう。
SP型の思いやりある社交性の高さは、仕事でも多くのシーンで魅力を発揮します。
クライアントからは信頼を得て仕事が取りやすいですし、社内では丁寧な仕事ぶりが上司からも評価を得られるでしょう。
柔軟性がありどの環境でも適応できる力を秘めているため、新しい環境に異動しても「合わない」といったことはあまりないのもメリットです。
人間関係を上手く構築するのが得意なので、チームで進める仕事にも向いているでしょう。
SP型の性格的特徴|弱み
20代の若手でもハイクラス人材が多くいるSP型ですが、人間誰しも弱みは持っているのも事実。
ここからご紹介するのは、SP型の人が苦手とする「弱み」についてです。
仕事や転職において着目すべきは強みだけではありません。
自分の苦手分野もしっかり把握し、何を補えば良いかも確認しておきましょう。
計画性に乏しい部分がある
好奇心旺盛で行動派のSP型は、無計画に物事を進めてしまう一面を持っています。
思い立ったらすぐ行動するタイプなので、最初からあまりじっくり計画を立てることはないのです。
仕事では目の前のことに着目して臨機応変に行動できますが、先々のことを考えずに行動しがちなため、後から思わぬミスが発覚したりもします。
仕事はどんな内容でも、まず計画立てが大切です。
目標と行動計画を立てた上で進めないと、進める過程でのミスに気付けないためです。
いくらあなたが「仕事ができる」という評価を得られていたとしても、常にPDCAを回して行動の良し悪しを自分なりに評価しましょう。
計画を立てるのが苦手だとしても、仕事の過程で常に自分を客観視する癖をつけておけば、軌道修正がしやすいでしょう。
興味がなくなるとすぐ飽きる
SP型は好奇心旺盛で多趣味、かつ何でもすぐに挑戦できる行動力を持っています。
しかし、その分一つの物事に対する持続性に欠ける一面があるのも事実です。
「やってみよう」と思って行動してみたは良いものの、また次の物事に興味が出てくると、中途半端に終わらせて次に行ってしまう傾向にあります。
責任感が強いタイプでもあるため、仕事においては怠ったり中途半端に仕上げるということはありません。
しかしそんな飽き性な性格ゆえ、仕事がつまらないと感じてしまうこともあるでしょう。
仕事において集中力を少しでも持続させるために、自分の中でマイルールを決めて行動したり、目標を設けたりすることが大切です。
リスクヘッジが苦手
優れた行動力で何事もすぐに挑戦できるSP型なので、リスクヘッジが苦手という一面も持ち合わせています。
好奇心旺盛なので、考えなしに「やってみよう」で行動できるのはとても素晴らしいこと。
しかし、やってみた後のリスクについてはさほど考えておらず、大きな後悔を感じることがしばしばあるため注意したいところです。
仕事において新しいことに挑戦し続けるのは大切なことですが、ときには周りの意見を聞いたり将来的なメリット・デメリットを整理することも忘れずに行いましょう。
リスクを最小限に抑えて行動し続けることができれば、今よりももっとスピーディな速度で成長できるはずです。
SP型の性格をキャリアに活かすには?
これからの人生、キャリアを成功させ続けてさらに高いポジションを目指したいと考える人も多いでしょう。
有能なタイプが多いSP型の人でも、改めて自分の性格に合った方法でキャリアプランを考えてみてはいかがでしょうか。
ここからご紹介するのは、SP型の強みを活かしてキャリアを成功させるポイントです。
自分なりの方法を見つけて、質の良いキャリアプランを作成してみましょう。
キャリアアップ転職する
とくに20代でハイクラスと呼ばれる人は、今の会社にとどまるのではなく、転職をしてさらなる高みを目指してみてはいかがでしょうか。
もちろん、今の環境で成長できる要素はたくさんあると思います。
しかし、思い切ってフィールドを変えることで新たな価値を見出すことができますし、好奇心旺盛のSP型は楽しんで成長し続けられるでしょう。
そもそもSP型は一つのところにとどまって生活を送るのが苦手なタイプ。
好奇心旺盛で行動力が高いからこそ、その時々で環境を変えて成長し続けるのが性に合っています。
これからキャリアアップ転職を考えたとき、ハイクラスの方にまず着目してほしいのが年収・会社規模ともに今より好条件な会社を探すことです。
向上心が高くチャレンジ精神のあるSP型は、現状維持よりもレベルアップした環境にチャレンジすることを好みます。
現時点の自分のレベルを知るためには、まず転職エージェントなどに相談をして客観的な視点で自分の価値をとらえましょう。
そしてその上で、自分がどの程度のレベルを目指すのが現実的なのかアドバイスを受けてみてください。
自分自身を客観視して転職活動をすることで、理想と現実のギャップを埋めるためにどういう行動を取ったら良いかも分かりますよ。
好きなことに全力で取り組める仕事を選ぶ
好奇心旺盛で「好き」と思ったらすぐに行動できるのが魅力のSP型。
だからこそ、まずは自分が好きなことを仕事として選びましょう。
転職はこれまでやってきた経験やスキルを活かせる環境にいく方が現実的です。
しかし、好奇心旺盛なSP型はどんな環境でも臆することなく挑戦できるため、未知の分野であっても難なくこなせるでしょう。
とくにハイクラスと呼ばれる人材は、ある程度のポジションを経験したり平均以上のスキルを有していたりします。
たとえ未経験の分野に転職をするとしても、その経験や実績の中で共通して活かせるものはたくさんあるでしょう。
まだ若い20代のうちなら、なおさら新しい分野に挑戦するのに遅くはありません。
転職先を選ぶときは、まず自分が向いているものを優先してみてはいかがでしょうか。
SP型の適職を4タイプ別に紹介
これから転職を検討している人の中には、今までとは全く違った分野への転職を検討している人もいるのではないでしょうか。
ここからご紹介するのは、SP型に分類される4タイプそれぞれの性格的特徴から見ておすすめしたい適職です。
先述した通り、好奇心旺盛なSP型なのであくまで「好き」を優先した上で、選択肢の一つとして検討してみてください。
ISTP(巨匠タイプ)
物事を論理的にとらえることが得意なISTP。
エンジニアや研究者など、論理に基づいて進める仕事が向いているでしょう。
その他にも、職人気質なところがあるため技術系の仕事にも向いています。
また、ISTPは一つのことにとことん熱中できるタイプでもあります。
好きな分野ならなおさら、時間を惜しんで仕事に取り組めるでしょう。
これまで経験したことのない分野でも、とてつもない早いスピードで成長できたりもします。
転職をしてゼロからのスタートだとしても、さほど違和感なく仕事に取り組めるはずです。
なお、ISTPが向いていないとされる職業は、人と密接に関わる仕事です。
内面では人が好きで関わりたいという社交性を秘めているものの、感情表現や人を諭すようなことを苦手としているめです。
営業職や販売職はあまり向いていないと言えるでしょう。
ISFP(冒険家タイプ)
ISFPは、クリエイティブなことにこだわりを持てるタイプなので、芸術系の仕事が向いているとされます。
技術職ならWebデザイナーやコピーライター、総合職なら音楽やアート関連の会社に就職するのも良いでしょう。
またISFPは仕事がとても丁寧な傾向にあります。
事務系の仕事はミスのないようにダブルチェックを徹底したり、先々のリスクを考えた対処ができたりもするでしょう。
そのため、重要な書類を扱う不動産や法務系の仕事にも適していると言えます。
なお、直感に優れたクリエイティブタイプだからこそ、ルーティンワークや計画性が必要な仕事は苦手な傾向にあります。
向いていないとされる仕事は、公務員などのルーティンワーク中心の仕事や、計画性が重要な施工管理などと言えるでしょう。
ESTP(起業家タイプ)
ESTPは社交的で人望が厚く、リーダシップも持ち合わせた性格が特徴です。
そのため、人と接する仕事やチームで進める仕事が向いていると言えるでしょう。
営業職やコンサルティング職が向いています。
一つの組織を牽引することも得意としています。
そのため、責任あるポジションで働くのがもっとも能力を発揮できると言えるでしょう。
転職前にある程度のポジションを経験した人は、一定ポジション以上の管理職を前提として求人を探すのもおすすめです。
また、ESTPは表に出て働く方が向いているタイプです。
そのため、いわゆる「裏方」と言われるような職業は向いていないと言えるでしょう。
事務職や研究職など、デスクでじっとしている環境はすぐに飽きてしまいがちです。
できるだけ外に出たり、プロジェクトがコロコロと変わるような新鮮な環境を探すのが良いでしょう。
ESFP(エンターテイナータイプ)
ESFPは周りを楽しませるタイプで、いわゆる「陽キャ」と呼ばれる人たちがほとんどです。
仕事においては黙々とルーティンワークをするより、常に人がいる環境の方が向いているでしょう。
持ち前の人懐っこさは個人営業や販売職など、人の感情をコントロールするのが必要な仕事に向いています。
また、直感力に優れアイデア上手なところがあるため、企画職やマーケティング職も向いているでしょう。
社歴に関係なくアイデアをとりいれてもらえるベンチャー企業なども向いていると言えます。
なお、ESFPが向いていないとされる仕事は、職人や事務職です。
注意散漫なところがあるので、一つのことに集中できず飽きてしまう傾向にあります。
楽観的な一面を持っているため、ミスが発生しやすくもあるでしょう。
SP型ハイスペ人材が転職で成功を掴み取るコツ
ハイクラス人材が多いSP型。
転職をすれば、自慢できるスペックをもってさらなるキャリアを手にできる可能性が高いでしょう。
今よりも好条件のポジションを手に入れるためには、会社の選び方に注意してみましょう。
ハイスペックなあなたを大切にしてくれて、それなりの条件を提示してくれる会社でなければ、せっかく転職をしてもキャリアを落としてしまいかねません。
ここからご紹介するのは、ハイクラス人材が選ぶべき会社の特徴や探し方です。
良い会社を効率的に探せるよう、ぜひチェックしましょう。
実力主義の会社を選ぶ
若くしてハイクラス人材と呼ばれるポジションまでゲットした人は、年功序列の古い体質の会社ではなく、実力主義の会社を選びましょう。
年功序列の会社だと、せっかく20代でハイスペックなスキルを持っていても、給与で正当な評価をしてもらえない可能性があります。
自分のスキルよりも劣る年配者の方が収入で優遇されるなんて、ハイクラス人材にとっては納得のいくものではないでしょう。
求人情報を見るときは、昇給システムや職場環境をしっかりとチェックし、実力で評価してもらえるかどうかをチェックしましょう。
また、面接では給与交渉も忘れずに行いましょう。
交渉した反応で、実力主義の環境かどうかが分かります。
現在よりも高い給与の会社を選ぶ
転職先を探すとき、つい謙遜して「まずは現状維持で」と年収を考慮せずに行動してしまう人もいます。
しかし、これまで一定のポジションで働いてきたハイクラス人材がそんなことをしてしまうのは、非常に勿体無いと言えます。
20代のハイクラス人材はとても希少価値が高いものです。
あなたの存在に高い価値を感じて高額な給与を提示してくれる会社はあるはずです。
高い給与を出すことを渋る会社は、その先も正当な評価をしてくれる可能性は低いと考えられます。
ぜひ謙遜せず、今よりも高い給与で提示してくれる会社を選びましょう。
求人を探すときは、まずは今より最低でも10%以上は高い給与を提示してくれるかどうかを見ること。
そして面接では給与交渉も忘れずにしましょう。
昇給しやすい会社を選ぶ
給与システムについて着目するのと同時に、昇給システムについても把握しておきましょう。
この先長く勤めるのですから、コンスタントに昇給できる環境でなければモチベーションも上がりません。
昇給しやすい会社の特徴は、会社が黒地続きであることが大前提。
さらに、従業員に優しい環境を用意していることも共通しています。
会社の利益が高いからこそ給与を上げ続けることができますし、長く働いてほしいからこそ昇給システムも労働環境もホワイトです。
なお、これらの環境面については求人情報に載っていないことも多いので、転職エージェント経由で情報をヒアリングするか、面接時に聞いてみるのがおすすめです。
大手企業の非公開求人を探す
新卒市場でも人気だった大手企業ですが、水面下では中途採用を行っていることもあります。
大手企業ならホワイトな環境で働ける可能性が高いですし、実力を見て採用してくれるため、まさに20代のハイクラス人材にはおすすめです。
なお、大手企業は一般的な求人サイトには掲載せず、転職エージェントで非公開求人をしていることが少なくありません。
非公開求人とは、公には求人をせずに一定のエージェント経由でしか応募できない求人です。
大手企業はただでさえ人気の案件なので、エージェント経由で紹介された厳選者のみをふるいにかけるように求人をするのです。
この後ご紹介するハイクラス専門の転職エージェントでは人気企業の非公開求人を扱っていたりするので、大手狙いの方はエージェント登録をおすすめします。
ハイクラス人材専門の転職エージェントを活用する
転職には転職エージェントの活用がおすすめですが、ハイクラス人材と呼ばれる20代の方はハイクラス専門のサービスを利用するようにしましょう。
転職エージェントは幅広く、未経験向けやミドル層向け、ハイクラス層向けなどさまざまなジャンルが存在します。
ハイクラス人材専門の転職エージェントなら、年収の低い案件や零細企業の案件はほぼありません。
一定ポジション以上の管理職の案件も多く扱っているため、効率よくハイスペ求人を探すことができます。
ハイクラス人材におすすめの転職エージェント
ハイクラス人材に特化した転職エージェントは、人気企業の非公開求人を多く扱っている傾向にあります。
とくに以下のエージェントは、20代の平均以上の年収を提示している案件が多く、非公開求人も多く保有しています。
どれも登録に費用はかからないので、複数のエージェントに登録をして探すのも良いでしょう。
・AMBI
・ビズリーチ
・doda X
・ロバート・ウォルターズ
・エンワールド・ジャパン
まとめ
今回の記事では、SP型かつ20代のハイクラス人材にフォーカスして、キャリアにまつわる情報をご紹介しました。
SP型は好奇心旺盛ですぐにチャレンジできる行動力を持ったタイプです。
そのため、一つの環境にとどまって成長するより、キャリアアップ転職をして高みを目指し続けるのがおすすめです。
ただし、転職で成功するかどうかは業界や会社選びが鍵です。
自分の性格的な傾向にあった環境を選ぶことはもちろん、ハイクラス人材だからこそ、今よりも好条件の会社を選択してレベルアップしましょう。
今回ご紹介した通り、自分に自信を持って妥協せずに会社選びをしたり、ハイクラス専門の転職エージェントを利用したりして効率よく転職活動をしましょう。
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