【例文あり】販売職の転職は難しい!?強みとアピールポイントを理解して転職活動を成功させよう

【例文あり】販売職の転職は難しい!?強みとアピールポイントを理解して転職活動を成功させよう

目次
  1. はじめに
  2. 【販売職の転職】転職活動は難航しやすいのか?
  3. 【販売職の転職】辞めたくなる理由
  4. 【販売職の転職】販売職がもつ強み
  5. 【販売職の転職】強みを活かせるおすすめの職種
  6. 【販売職の転職】転職を成功させるコツ
  7. 【販売職の転職】転職で使える自己PR例文3選
  8. さいごに

はじめに

「販売職からキャリアチェンジしたい」

「販売職の経験を活かして、転職したい」

「今のスキルで他の企業に転職できるのか不安」

販売職からの転職を検討している人のなかには、このような心配を抱えている人もいるでしょう。

また販売職からの転職は難易度が高いという通説もあり、不安を覚えている人もいるでしょう。

今回は販売職からの転職を考えている方に向けて、強みを活かした転職を成功させるコツについて紹介します。

販売職経験で得られる強みやおすすめの職種、転職活動で使用できる強みをアピールする例文まで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【販売職の転職】転職活動は難航しやすいのか?

販売職に問わず、他業種の転職は一般的に難易度が高いと言われています。

中途採用の場合は即戦力となる人材を求めるケースも少なくありません。

そのため、未経験者を積極的に採用していない求人以外は、経験者と採用枠を争うこととなり、難易度は必然的に高くなります。

しかし、未経験だからといって転職活動に成功できないのかというと、そうではありません。

販売職であっても、職種未経験であっても、転職活動を成功させる可能性は十分にあります。

実際に未経験職種へと転職できた人は多く、販売職経験者もその例外ではありません。

自分の強みを把握し、自分にあった職種へチャレンジすることが、転職活動を成功させる鍵となります。

【販売職の転職】辞めたくなる理由

販売職の転職では、自分の強みを把握して、自分にあった職種を選ぶことが大事です。

自分にあった職種というのは、自分の価値観にあった職種を指します。

自分の価値観にあう職種を知るには、まず自分がなぜ転職をしようと思ったのかを認識することが重要です。

販売職をやめたくなる理由として、一般的には下記の理由が挙げられます。

販売職をやめたくなる主な理由
  • 専門的なスキルが身につきにくい
  • 長期的なキャリアに不安を感じてしまう
  • 年収を上げたい
  • 顧客対応に苦手意識を感じてしまっている

それぞれの理由について詳しくチェックしていきましょう。

専門的なスキルが身につきにくい

販売職はお客様に対する販売業務がメインです。

ルーティンワークになりやすく、同じ仕事を続けたときに専門的なスキルが身につきにくいと言われています。

もちろん物を売るという販売能力も、特別なスキルではあるもののそれ以上の専門性をあげにくいのは悩みどころといえるでしょう。

マネージャーなどの管理職になれば、マネジメントスキルも身につけることができますが、その役職にあがるまでが簡単な話ではありません。

最近では無人店舗や無人レジを導入する店舗が増え、販売職の将来性に疑問を抱く方も多いようです。

スキルや将来への不安によって、早い段階でキャリアチェンジを考える人も多いようです。

長期的な視点で働き方に不安を感じてしまう

販売職の方は、長期的な視点で働き方に不安を感じ、転職してしまうことも少なくありません。

販売職のほとんどはシフト勤務ですので、帰宅時間や休日が不規則になりがちです。

営業時間だけでなく、開店前や閉店後に仕事をしなければならないことも往々にしてあります。

このようなシフト面での不規則さから、このまま同じ仕事を続けて同じような生活を続けるのか、歳をとったときに体力的に大丈夫なのかと不安を感じる方もいます。

年収を上げたい

給与面での不満から、転職活動を始める方も多いです。

dodaが調査した2023年の職種分類別の平均年収ランキングでは、販売職の平均年収は334万円です。

男女別で見ると、男性は367万円で、女性は304万円となっています。

全体職種での平均年収は414万円であることから、販売職の年収は低いことがわかります。

実際、同ランキングにおいて11職種の中で一番低い数字です。

年収をあげることを目的に、他職種へキャリアチェンジする人も少なくありません。

顧客対応に苦手意識を感じてしまっている

販売職は、お客様とのやりとり業務の中心になります。

そのため、お客様から感謝の言葉をいただくこともあれば、苦情やクレームをいただくこともあるでしょう。

お客様と直接やりとりすることはやりがいにもつながる一方で、苦手意識を感じてしまえば業務そのものが辛くなってしまいます。

【販売職の転職】販売職がもつ強み

さきほど販売職を辞めたくなる理由として、専門的なスキルが身につきにくいことを挙げましたが、販売職経験の中で身に付くスキルはたくさんあります。

販売職から他職種へ転職した人は、自分の強みを理解しアピールすることで転職を成功へと導いています。

販売職の人がもつ強みというのは、具体的に下記の通りです。

販売職従事者がもつ強み
  • 業務推進力がある
  • 接客で培ったヒアリング力と提案力
  • 目標に貪欲である
  • マネジメント経験がある
  • 臨機応変に動ける

業務推進力がある

販売職の場合、業務を進める力が養われます。

というのも、一般的な企業の場合は販売職でいう本部機能をもつ部署と同じ空間で業務を展開していきます。

一方販売職の場合は、各店舗において円滑な運営をそこに所属するスタッフに任されます。

本部とは物理的距離感のある環境下で、滞りなく業務を推進するには統率スキルや管理スキル、そして信頼が必要です。

シフト管理などの人材面、在庫管理などの商品管理面、売上と販売職では、経営に重要視される「ヒト・モノ・カネ」に対する管理力が養われます。

接客で培ったヒアリング力と提案力

販売職ではコミュニケーション能力が培われると言われますが、コミュニケーション能力をさらに因数分解するとヒアリング力と提案力、いわゆる聞く力と話す力があるということになるでしょう。

どちらの力もコミュニケーションの基本であり、どの職種でも重要なスキルです。

お客様から相談されることが多い場合は親しみやすさや傾聴の姿勢から得る安心感があると言えますし、提案した商品をよくご購入いただける場合はお客様のニーズをキャッチし満たすことができると言えます。

コミュニケーション力も細かく分解してみると、自分の強みをより明確化できます。

目標に貪欲である

販売職は、単に人が好きでできる仕事ではありません。

目標を課せられ、そこを達成することで売上への貢献が求められます。

キャリアやスキルによって求められる目標も高くなり、働く限りは数字を常に追わなければなりません。

販売職は普段から数字に対する意識が養われ、その目標を達成するために試行錯誤できる人が多いのです。

営業やマーケティングなどでは目標数値に対するPDCAが非常に重要になりますので、目標に対して貪欲に向き合った経験は強みとなります。

マネジメント経験がある

業界や職種にもよりますが、販売職では早い段階でマネジメント業務に携われることも。

サブ(副店長)、マネージャー(店長)、エリアマネージャー(SV)以上の経験があれば、マネジメントに少なからず携わっているはずです。

マネジメントでは経営資源として重要な、ヒト・モノ・カネを管理します。

この領域に対応でき、経験があるということは、強いアドバンテージになるでしょう。

役職をもったことがない方もアルバイトの人材教育や店舗内の部門における管理業務に携わった経験があるならば、多少のマネジメント経験があるといっても過言ではありません。

臨機応変に動ける

販売職は、状況に応じた適切な対応が求められます。

接客面では顧客層の幅が広いので、目の前にいるお客様のニーズを汲み取り、今ある提案材料のなかから最適な提案をリアルタイムで行わなければなりません。

管理面で言えば、店舗が混み合う繁忙時間はある程度予測できるものの、実際のボリューム感等はその時にならなければわかりません。

都度状況に応じたタイムスケジュールの組み方や人材配置が求められ、臨機応変に動く必要があるのです。

また、マネジメント経験がある人は通常の接客業務に加えて、管理業務を行わなければならないので、一層臨機応変に動かなければなりません。

このように臨機応変に動けることは、営業職やベンチャー企業などで強いアピールポイントとなるでしょう。

【販売職の転職】強みを活かせるおすすめの職種

では、ここからは販売職の人が強みを活かして転職する上で、おすすめの職種を紹介していきます。

販売職のおすすめの転職先は下記の通りです。

販売職の強みを活かせるおすすめの転職先
  • 営業職
  • 事務職
  • アシスタント職
  • コールセンターのSV
  • クリエイティブ職
  • 企画職
  • 介護職

それぞれの職種の業務内容と、活かせる強みについてチェックしていきましょう。

営業職

営業職は、製品やサービスの販売を通じて企業の売上拡大に貢献できる職種です。

お客様との関係構築、新規顧客の開拓、提案書の作成、契約交渉など、多岐にわたる活動を行います。

販売職で培った顧客対応スキル、コミュニケーションスキル、課題解決力は、営業職で大いに活かせるでしょう。

とくに顧客のニーズを理解し適切な提案を行う力や、目標達成に向けた粘り強さは、営業職における成功の鍵となります。

事務職

事務職は、書類作成、データ入力、電話応対、スケジュール管理などを行います。

販売職から事務職への転職を希望する人も多く、人気の職種です。

事務職では、販売職で培った効率的な業務遂行能力、コミュニケーションスキルが活かせるでしょう。

とくにお客様対応の経験があるため、チーム内外の連携を円滑に行うことができ、社内の調整役としても重宝されるはず。

また、業務の優先順位をつけてマルチタスクをこなす能力も事務職で役立つ強みです。

アシスタント職

アシスタント職は、例えば営業事務など、上司やチームのサポート業務を担当し、スケジュール管理、資料作成、会議の準備などを行います。

販売職で培った顧客サービスの経験、コミュニケーション能力、迅速かつ正確な業務遂行力が大いに活かされます。

また、販売現場での経験により、顧客や社内外の関係者との円滑な連携を図ることが期待できます。

円滑な連携から、上司やチームの業務進行の円滑化に大いに貢献できるでしょう。

コールセンターのSV

コールセンターのスーパーバイザー(SV)は、オペレーターの管理、教育、モニタリング、業績評価などを担当します。

販売職で培った顧客対応力、コミュニケーション能力、問題解決力が直接活かされます。

とくに、コールセンターの場合はクレーム対応が発生することも。

その時に販売職としてお客様と対峙し、問題解決を図った経験は強みになります。

また、チームをまとめるリーダーシップをはじめ、マネジメント、効率的な業務運営のための計画力もSV職で活かせるはずです。

クリエイティブ職

クリエイティブ職には、デザイン、広告制作、コンテンツ制作などが含まれます。

販売職で培った顧客のニーズを理解する能力、マーケティングの知識、プレゼンテーションスキルが役立ちます。

とくに、お客さまの視点に立ったアイデアやコンセプトの提案、商品の魅力を引き出すスキルは、クリエイティブ職において強みとなります。

アパレル関連の販売経験がある人は、クリエイティブに対する意識も高く、持ち合わせたセンスを活かすことで高品質な制作物を提供できるでしょう。

企画職

企画職は、商品やサービスの企画立案、市場調査、プロジェクト管理などを行います。

販売職で培った顧客のニーズを捉える力、マーケティングの知識、目標達成のための実行力が活かせます。

とくに、現場での顧客との直接対話を通じて得た洞察力や、トレンドを把握するスキルは、魅力的な商品やサービスの企画に欠かすことはできません。

チームとの協働やプレゼンテーション能力を活かし、戦力として期待できます。

介護職

介護職は、高齢者や障がい者の生活支援、身体介護、リハビリなどを担当します。

販売職で培ったコミュニケーション能力、顧客対応の経験、問題解決力が活かせます。

とくに、相手のニーズを理解し、細やかな配慮ができるスキルは、介護職において非常に重要です。

また、体力や精神的なタフネスも販売職で培った強みとして、介護現場で役立ちます。

【販売職の転職】転職を成功させるコツ

ここまでは販売職の強みを活かせる、おすすめの職種を紹介してきました。

ここからは転職活動を行う際に、どうすれば転職を成功できるのかについて紹介していきます。

転職を成功させるコツとしては、下記のポイントを押さえましょう。

販売職従事者がもつ強み
  • 自己分析で希望や適性にあった職種を見つけよう
  • 希望する業種や職種の情報を収集する
  • 段階に応じた選考対策を行う
  • 転職エージェントを活用する

やっとの思いで転職しても、「失敗した」と思ってしまっては非常にもったいないです。

このような事態を避けるべく、各ポイントについて詳しく紹介していきます。

自己分析で希望や適性にあった職種を見つけよう

転職活動をスタートさせる上で、必ずやっていただきたいのが自己分析です。

自己分析を通して、希望の職種や働き方の自己認識が重要となります。

転職経験者の中には自己分析を怠ったことで、適性のない職種に就いてしまって後悔する人はたくさんいます。

自分の強みを活かせる仕事、やりたくない仕事、仕事を通してどうなりたいのか、を自己分析で紐解いていき、その上でどこの企業の職種に応募するのかを決定させていきましょう。

自己分析で得た結果は、転職活動の選考対策でも活きてきますので、ぜひ実施してみてくだいさい。

自己分析の方法がわからないという方は、下記に6つの自己分析法を紹介しているので参考にしてみてください。

自己分析シート

自己分析シートは、自分の強みや弱み、価値観、興味、スキルなどを整理するためのツールです。

通常、複数の質問項目が設けられており、それに答えることで自分の特徴を明確にすることができます。

例えば、「過去の成功体験」や「失敗から学んだこと」、「今後の目標」などの質問があります。

自己理解を深めると同時に、キャリア選択や就職活動における自己PR材料を整えることが可能です。

自分史

自分史は、自分の過去の出来事や経験を時系列に沿って振り返る方法です。

幼少期から現在までの重要な出来事や転機、成功体験や失敗経験を具体的に書き出すことで、自分の成長過程や価値観の変遷を理解します。

自分がどのような環境や状況で最も力を発揮するかを見極める手助けとなり、将来のキャリアや人生の方向性を考える際に役立ちます。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフは、過去の出来事とその時のモチベーションの変動をグラフで表す方法です。

横軸に時間、縦軸にモチベーションの高低を取り、重要な出来事ごとに点を打ち、それを線で結びます。

これにより、どのような出来事がモチベーションに影響を与えるのか、自己の傾向を視覚的に把握できます。

結果として、自己理解が深まり、効果的なモチベーション管理の方法を見つけられます。

3つの輪

3つの輪は、「好きなこと」「得意なこと」「社会から求められること」の3つの要素を円で表し、その重なる部分を見つけることで、自分に最適な職業や活動を見出す方法です。

3つの輪をすることで、単に興味があるだけでなく、自分の強みを活かせて社会に貢献できる分野を見つけることができます。

自己の価値観や目標と職業選択の一致度を高めることで、長期的な満足感と成功を得る手助けとなります。

マインドマップ

マインドマップは、中心にテーマを置き、そこから関連するキーワードやアイデアを枝状に広げていく方法です。

自己分析においては、「自分」というテーマを中心に据え、性格、価値観、強み、弱み、興味、経験などを枝として展開します。

視覚的に整理することで、複雑な情報やアイデアの関連性を把握しやすくなり、自己理解が深まります。

クリエイティブな発想や問題解決にも役立つツールです。

SWOT分析

SWOT分析は、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の4つの視点から自己を分析する方法です。

強みと弱みは内的要因、機会と脅威は外的要因として整理し、自分の強みを最大限に活かし、弱みを補う戦略を考えることができます。

また、外部環境の機会と脅威を理解することで、効果的なキャリア戦略を立てる助けになります。

希望する業種や職種の情報を収集する

自己分析を経て、自分が希望する業種や職種、その条件が明確になったら応募する企業を見つけていきましょう。

応募するにあたって、まず決めてほしいのは職種です。

なんの仕事をするかというのは働く上で重要な要素であり、転職活動での軸ともなります。

やりたいことが明確にわからなければ、やりたくない仕事を明確に持っておくだけでも大丈夫です。

次に業界を決めましょう。

同じ職種でも業界によって、職場環境などの雰囲気は変わってきます。

たとえば営業職でもIT業界と金融業界であれば、売るもの、どういう営業スタイルかも大きく変わってきます。

自分が進みたい職種と業界の情報を収集し、さらに自分にあった企業を見つけて応募しましょう。

応募する際には調べておきたい情報を下記にまとめています。

各業種・職種の特徴

各業種・職種の特徴を理解することは、転職活動の第一歩です。

例えば、IT業界は技術革新が早く、クリエイティブな職種は柔軟な発想力が求められます。

一方で営業職は対人スキルが重視され、事務職は細かい作業が多いです。

業界ごとのトレンドや将来性も考慮に入れて、自分に合った分野を見つけることが大切です。

業務内容

応募先の具体的な業務内容を把握することで、実際の仕事の流れや一日のスケジュールをイメージできます。

例えば、営業職なら顧客訪問や契約交渉、事務職ならデータ入力や顧客対応の有無などです。

応募先の採用サイトや求人票、SNSなどに具体的な業務内容やスケジュールが記載されていることが多いので、目を通すようにしましょう。

業務内容を詳しく知ることで、自分のスキルや経験がどの程度活かせるかを判断する材料となります。

やりがいと大変なこと

やりがいや大変なことを事前に知ることで、自分にとっての適性や働く上でのモチベーションを見極められます。

たとえば、営業職は成果を出すことで大きなやりがいを感じますが、プレッシャーも大きいはずです。

介護職は利用者の感謝が励みになりますが、体力的な負担もあります。

やりがいや大変なことを知ることは、自分の価値観や優先順位に合った職種を選ぶことにつながります。

転職後のキャリアパス

転職後のキャリアパスを知ることは、長期的な視点での職業選択に役立ちます。

例えば、営業職からマネージャー職への昇進、事務職から専門職へのキャリアチェンジなど、将来の成長と発展の道筋を確認しましょう。

人によって人生のライフプランは異なります。

応募する企業のキャリアパスとライフプランを照らし合わせることで、長期的な就業を視野に入れた転職を実現しやすくなります。

また、具体的なキャリアパスを知ることで、目標を持って仕事に取り組むことができます。

必要なスキル

転職先で求められるスキルを事前に把握することで、選考対策を効率的に行えます。

例えばIT業界ではプログラミングに関する知識、営業職ではコミュニケーション能力、事務職ではオフィスソフトやツール等の操作スキルがあれば、アドバンテージになるでしょう。

求人によっては、応募する上で必須スキルが設けられていることもあるので、応募基準を満たしているのかを判断するためにも、必要なスキルは確認しましょう。

口コミ・評判

企業の口コミや評判を調べることで、実際の職場環境や社員の満足度を知ることができます。

例えば、働きやすさ、上司や同僚との関係、福利厚生などの情報は重要です。

信頼できる口コミサイトやSNS、知人の意見を参考にして、企業文化や職場の雰囲気を確認し、入社後のギャップを減らしましょう。

段階に応じた選考対策を行う

選考は主に書類選考から始まり、面接選考へと移行することがほとんどです。

面接に関しても時と場合によっては複数回の回数を重ねるケースがあり、その段階によって企業が求職者に対して知りたいことは変わってきます。

どの選考も落ちてしまえば、やり直しはできません。

後悔のない転職を実現するためにも、都度適切な選考対策を行いましょう。

書類選考

転職の書類選考では、基本的に履歴書と職務経歴書の提出が求められます。

まずは読みやすさを重視して正確に記載しましょう。

手書きの場合は文字を丁寧に書くことを意識し、パソコンで作成する場合は、レイアウトに崩れがなく、読みやすいかを確認しましょう。

次に、応募先企業や職種に合わせて内容をカスタマイズし、強みとなる経験やスキルをアピールしましょう。

強みは具体的な成果や数値を示すようにすると、より説得力が上がります。

志望動機や自己PRは企業のミッションやビジョンに関連付け、自分がどのように貢献できるかをアピールすることが大切です。

最後に、誤字脱字のチェックを徹底し、完璧な状態で提出するよう心がけましょう。

面接対策

面接はどの企業でも必ず行われる選考です。

あなたがどんなに魅力的なスキルや人柄だとしても、限られた時間のなかでその魅力が伝わらなければ意味がありません。

面接では企業研究を徹底し、企業のミッションやビジョン、事業内容を理解しましょう。

次に、よく聞かれる質問に対する回答を準備し、自分の経験やスキルを具体例を交えて説明できるように練習します。

また、志望動機や自己PRは、企業の求める人物像と照らし合わせてアピールします。

より良い印象を持ってもらうためにも、選考前は必ず振り返りと事前準備を行い、リラックスして面接に臨めるようにしましょう。

転職エージェントを活用する

転職活動では転職エージェントを活用することもおすすめです。

転職エージェントを活用するメリットは多くあります。

第一にエージェントは求人市場や各企業の内部情報に精通しており、自分に合った求人を紹介してくれます。

次に、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、専門的なアドバイスを受けることができます。

また、エージェントを通じて企業との交渉や条件確認を代行してもらえるため、効率的に活動を進められます。

さらに、非公開求人にアクセスできる点も大きな利点と言えるでしょう。

転職エージェントは求職者の転職活動全般をサポートしてくれるため、一人で転職活動を進めることが不安な方にとって心強い味方となってくれます。

【販売職の転職】転職で使える自己PR例文3選

ここからは転職で使用できる自己PRの例文を紹介します。

強みごとに作成しているので、転職活動の際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

接客スキル

販売職で培った接客スキルを活かし、営業職として貴社の売上に貢献できればと思っています。

接客業務のなかではお客様のニーズを的確に把握し、最適な提案を行う能力を培うことができました。

具体的には、商品の説明や提案を丁寧に行い、お客様一人ひとりに合ったサービスを提供してきました。

また、クレーム対応やアフターフォローを通じて、お客様の期待を超える対応を心掛けてきました。

営業活動においても、この経験は信頼関係の構築と顧客満足度の向上に大いに貢献できるのではと思っております。

営業職として顧客の信頼を得ながら、良好なビジネス関係を築き、売上向上に貢献したいと考えています。

マネジメント経験

販売職で培ったマネジメント経験を活かし、営業職でもチームをリードすることで貴社に貢献できればと思っております。

現職では3年間にわたり店長として、チームメンバーの指導、売上目標の設定と達成、業務の効率化を推進してきました。

部下の成長を促進し、チーム全体の士気を高めるためのコミュニケーションを重視してきたことで、店舗の売上を前年比20%向上させた実績があります。

まずは営業職としてのスキルを高めつつ、将来的にはチームを率いて目標達成を成し遂げられる人材となりたいと考えています。

対応力

私の強みは販売職で培った対応力です。

多様なお客様のニーズや要望に対して、瞬時に最適な対応策を見つけ出す能力は、営業活動においても非常に重要と感じております。

現職では急なトラブルやクレームに対して冷静に対処し、顧客満足度の維持向上に勤めてきました。

トラブルやクレームが起こっても真摯に対応することで、ディベロッパー内の顧客満足度アンケートで通年一位を獲得することができました。

また、新商品のプロモーションやイベント企画においても、現場の状況を的確に把握し、迅速に対応することで成功に導きました。

この対応力を活かし、営業職として貢献できればと思っております。

さいごに

今回は販売職からの転職を考えている方に向けて、強みを活かした転職を成功させるコツについて紹介してきました。

販売職の場合、得られる強みとしては接客スキルばかりを考えがちですが、強みを因数分解していくと他の職種でも活かせる強みがたくさん出てきます。

新しいキャリアへ挑戦したい場合は、本記事を参考にして、悔いのない転職活動を実現させてください。

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