お盆休み明けに退職したくなるのはなぜ?転職すべきか迷った時の判断基準とは

お盆休み明けに退職したくなるのはなぜ?転職すべきか迷った時の判断基準とは

目次
  1. はじめに
  2. お盆休み明けに退職したくなる理由
  3. 退職すべきかどうかの判断基準
  4. お盆休み明けに退職したい気持ちを払拭する方法
  5. お盆休み明けにどうしても退職したいなら?
  6. お盆休み明けの転職活動のススメ
  7. お盆休み明けの退職に関するFAQ
  8. まとめ

はじめに

お盆休みには実家に帰省したり旅行したりと、非日常的な数日間が日々の仕事の疲れを十分に癒せることでしょう。

しかしせっかくリフレッシュしても、いざ出勤日が迫ると「仕事に行きたくない」と憂鬱になることも。

中には突発的に退職をしてしまう人も少なくありません。

なぜお盆休み明けなど長期休みが明けたあとは退職したくなるのでしょう。

今回の記事では、お盆休み明けに退職したくなった時の対処法や、本気で転職を考える前に起こすべき行動をご紹介しています。

少しでも「退職したい」と考えた時は、すぐに思い切った行動に出る前によく考えながら、本記事を参考に慎重にことを進めてみてください。

お盆休み明けに退職したくなる理由

まずはお盆休み明けに退職をしたくなる理由から紐解いてみましょう。

楽しい期間があっという間だったからこそ単なる突発的な憂鬱さゆえなのか、本気で転職を考えているのか、自分の本心に問いただしてみてください。

自分の今の気持ちを整理することで、本当に退職すべきかどうか、方向性や指標が見えてきます。

連休中に自分を見つめ直す時間ができた

お盆休みなどの長期連休中は仕事のストレスから離れてほっと一息つける貴重な時期です。

そのため、毎日社会に揉まれて本来の自分が見えなくなっていた人も、長期休みによって自分がやりたいことや今後のキャリアを考えるきっかけになります。

「今の仕事をしている自分は果たして本当に幸せなのだろうか」

「人生を心から楽しめる選択肢が他にもあるのではないか」

このように、仕事から離れているからこそ、自分の人生に対して考える時間が多くなります。

特に実家に帰省してほっとしている間は、生まれ育った環境に帰ることで自分自身のやりたかったことを見つめ直せるでしょう。

社会に揉まれてガチガチに固まった心の鎧が外れることで、本来の自分があらわになります。

自分自身を見つめ直すと、本当に自分がいたい場所がわかるようになり、結果的には”退職”という選択肢が見えてくるのです。

帰省したことで地元に帰りたくなった

お盆休みは実家に帰省して家族と過ごしたり、地元の友人たちと会ったりする人も多いでしょう。

特に都会に出た社会人なら、慌ただしい毎日から逃れて地元でゆっくりする時間はとても貴重なものです。

よほど今の仕事が好きでキャリアの目標がない限りは、「やっぱり地元がいいな」と考えてしまうのは仕方がありません。

生まれ育った土地ですから、居心地が良いと感じるのは当然でしょう。

特に久々に帰省した人であれば、家族も友人も大変喜んでくれますし、大いにもてなしてくれるはずです。

都会での単身生活では考えられないような温かいコミュニケーションに、気持ちは大きく揺らいでしまうものです。

地元に帰りたい気持ちが単純な甘えなのか、今後地元でキャリアアップする道すじが見えているのかはしっかり判断する必要があります。

夏のボーナス支給後だから

日本の過半数の企業は、夏の時期にボーナスを支給しています。

そのため、お盆休み明けに限らず前々から退職を考えていた人は、損をしないためにボーナスを支給してもらってから退職をするステップを踏みます。

しかし、元々退職を考えていない人でも、ボーナス支給後かつお盆休み明けに突発的に退職したくなることもあります。

なぜなら、大きなお金を目の前にすると、人は働きたくなくなるものだから。

仕事は生活を安定させて人生を豊かにする手段にすぎません。

よほど仕事に夢ややりがいを持っていない限りは、ある程度安定できる収入が得られればさほど仕事に時間を費やそうとは思わないのです。

そのため、会社を退職しても当面の間生活できるであろう金額分をボーナスでもらえれば、「退職して当分ゆっくりしよう」という気持ちが芽生えてしまうのです。

しかし、転職するにも通常は3ヶ月程度かかるものですから、ボーナス支給後に退職をしても長期休みのようにゆっくりしている時間はないでしょう。

安易にボーナス支給後に退職してしまうのは危険とも言えます。

そもそも退職を検討していた

元々退職を検討していた人は、特にお盆休みなどの長期休暇明けになおさら退職したい気持ちが強くなります。

特に退職したい理由がネガティブだった場合、お盆休み明けに会社に出社するのすら気力が必要です。

人間関係や仕事内容に不満があればなおさら会社に行きたくないものです。

長期休みでリフレッシュした後に急に夢から覚めたような日常が迫ることに、とてつもない嫌悪感を抱いてしまうでしょう。

前々から積もり積もった気持ちが、お盆明けを迎えることによって一気に高まり、退職に踏み切るのです。

嫌々働いていた気持ちが一気に高まったがゆえに突発的に退職してしまうのはリスキーなので、できれば避けた方が良いでしょう。

ただし、円満退職に向けて行動していたり、しっかりと転職活動を行っていたのであれば退職に踏み切っても良いでしょう。

退職すべきかどうかの判断基準

お盆休み明けに退職したい気持ちが強くなると、本当に退職して良いか判断がつかなくて悩むことでしょう。

苦労して入社した会社ですし、いざ退職に踏み切るのは勇気もいることです。

本当に退職して良いか悩んだ時には自分の心や体に問いかけてみたり、自分の持つキャリアプランに合った選択かどうかを整理しましょう。

心のサインに気づこう

まず第一の判断基準として、自分の心に問いかけた結果どうなるかです。

退職したいという気持ちがお盆休み明けの突発的なものなのか、実は仕事や職場環境が性に合わずに我慢し続けていたのか問いかけてみてください。

特に気をつけたいのが、うつ病や不安障害の傾向がないかです。

具体的には下記の症状がないかチェックしてみてください。

うつ病や不安障害の傾向にあるサイン
  • 理由もなく泣きたくなる
  • 趣味にすら興味がなくなった
  • 集中力が途切れて相手の話が入ってこない
  • 今まではこなせていたはずなのに、仕事のミスが多くなった
  • 無気力で何もしたくない

もしあなたが強がりで辛抱強い性格であれば、その傾向に気づくことができず、最悪の場合心の病を発症してしまいます。

万が一心の病によって働くことができなくなってしまえば、この先新たなキャリアを築くのが非常に難しくなるでしょう。

そうなる前に、少しでも違和感があれば環境を変えることをおすすめします。

体のサインに気づこう

先ほどあげた心のサインは、体調にまで影響を及ぼすことがあります。

特にうつ病などの症状においては、吐き気をもよおしたり食欲減退したりと、体調に大きな変化が見られることもあります。

また、出勤日の朝に仕事に行きたくない気持ちを持っている人は、起床時の体の変化にも着目してみてください。

十分な睡眠時間をとってもまだ起きられない状態だったり、異常なほど眠気が襲ってくる場合は、単純なマイナス思考ではなく、心の病気の初期症状かもしれません。

このような体調の変化を放っておくと、症状がどんどん悪化して働くことすらできなくなる可能性があります。

仮に退職したとしても、これから転職活動すら危うくなるでしょう。

体調に少しでも異変を感じたら、一度休むという選択肢をとってから退職するか検討した方が良いでしょう。

今とこれからのキャリアを考えよう

心も体も特に問題がない人は、今後のキャリアに重きを置いて考えてみてください。

退職したいという気持ちが、単純にお盆休み明けの「休みボケ」なのか、将来を考えてすべき選択なのかを整理しましょう。

もしあなたのキャリアプランにおいて、今の仕事やポジションで成し遂げなければならないことがあれば、やり切ってから次のステップに進んだ方が得策です。

武器を持たない状態で転職をしても、あなたの市場価値を理解してもらえず、転職活動が難航するでしょう。

なお、キャリアプランや将来の目標が分からない人は、一度自己分析からはじめてみてはいかがでしょうか。

改めて自己理解を深めることで自分の本質が引き出せるため、どの道に進めば満足のいくキャリアを歩めるかが理解できるようになります。

お盆休み明けに退職したい気持ちを払拭する方法

お盆休み明けの出社で憂鬱な気分になっている人は、気持ちをリフレッシュできる行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

仕事以外での楽しみを見つけたり、毎日リフレッシュできることを習慣化することで、一日一日を大切に過ごすことができます。

また、キャリアプランを考えて仕事に対する考え方をポジティブにすることも大切です。

その詳しい方法をご紹介します。

次の連休に楽しい予定を入れておく

お盆休み明けに憂鬱な気持ちになるのは、長期休みで充実した毎日を過ごしたからではないでしょうか。

特に実家に帰省したり旅行をした人は、日常の喧騒を忘れて気分がリフレッシュできたはずです。

その楽しい時間は、決して終わってしまったわけではありません。

お盆休みが終わったら、今度はシルバーウィークや年末年始休暇などの長期休暇が待っているのではないでしょうか。

次の連休に改めて楽しめる予定を入れておけば、日常や仕事がどんなに憂鬱でも、楽しい予定を目標に少しでも頑張れるはずです。

また、連休でなくとも1ヶ月後に有給をとってリフレッシュするのも良いでしょう。

「この仕事を頑張れば、次の休みが待っている」と考えれば仕事にもハリが出るはずです。

運動を毎日のルーチンにする

運動を毎日の習慣にすることで、気持ちがプラス思考に変わることがあります。

実際に、経営者やトップ営業マンなどのハイクラスなビジネスパーソンの多くは、毎日筋トレやジョギングなどを習慣にしています。

運動不足を解消することで体調が整い、気持ちの面でも開放感を得られます。

体を動かさずにじっとしていると退屈さを感じてしまい、仕事を存分に楽しめません。

毎日10分でも良いので、ウォーキングやジョギングを取り入れてみてください。

汗をかいた後は頭が冴えて気分が楽になるはずです。

運動が苦手な人は最初は無理をせず、週に2日や3日程度から徐々に慣らしていき、最終的に毎日運動を習慣化できるようにしましょう。

キャリアプランを考えてみる

本来のキャリアプランに沿っている仕事ができているのであれば、「退職したい」という気持ちは芽生えないはずです。

お盆休み明けに憂鬱な気持ちになっているのは、キャリアプランを見失っていることも考えられます。

あなたのキャリアにおけるゴールを今一度考えてみてください。

将来的にどういうビジネスパーソンに成長していきたいのか、そのために今の仕事はどう結びつくのかを振り返ってみましょう。

目標が分かれば仕事を続ける意味が理解できますし、憂鬱さも晴れるはずです。

もしキャリアプランがなく「なんとなく」で今の仕事をしているのだとしたら、一度キャリアプランを作ってみてください。

転職した方が良いのか、このまま今の会社で続けたら良いのかが表に出てくるでしょう。

お盆休み明けにどうしても退職したいなら?

お盆休み明けの憂鬱さを晴らすためにあらゆる行動をとっても改善できない場合は、一度仕事をリセットしてみてください。

お休みをもらったり、思い切って転職活動をしたり、あなたの気持ちをリセットできる方法はたくさんあります。

ただし、その行動は段階的に進めることをおすすめします。

突発的に退職をしても転職活動は難航しますし、そもそもすぐに退職したことに対する罪悪感から、気持ちはさらに憂鬱になるでしょう。

次から説明するステップを踏んで、慎重に行動しましょう。

上司に相談してみる

まずやるべきことが、直属の上司に相談をすることです。

今の仕事に対して悩んでいる点や、キャリアの迷いについて、今後の仕事に関わることは気兼ねなく相談してみましょう。

信頼している上司なら、あなたの悩みに対する解決策を提示してくれるはずです。

退職という選択肢がすぐに出なくても働き方や仕事内容を変えてくれる可能性もありますし、仕事にポジティブな気持ちを持たせてくれるかもしれません。

特にお盆休み明けで何もやる気が出ない時は、不満・不安要素がどっとのしかかっている可能性があります。

誰かに悩みを吐き出すことで、あなた自身の心が軽くなるはずなので、何かしらの改善策が見つかるでしょう。

部署異動の希望を申請してみる

もし今の職や部署の環境に不満があるなら、退職を考える前に環境を変えることをしてみてはいかがでしょうか。

退職することに後ろ髪を引かれるなら、まだあなたはその会社を好きな気持ちがあるはずです。

転職は勢いで進めてもうまくいきません。

今の環境を少し変えることで解決するなら、部署異動や担当職種を変えられないか相談してみましょう。

ただし、部署異動の申請は基本的に年度末や決算期前後が一般的です。

抱えている業務や進行中のプロジェクトを途中でやめてしまうのは無責任といえますので、会社側に迷惑のかからないタイミングを見極めて申請しましょう。

思い切って1日休んで考えてみる

何をしても楽しくなかったり、仕事に対してネガティブな気持ちしか持てない時は、思い切って1日休んではいかがでしょうか。

毎日気を張っていると、人間誰しも疲れてしまうものです。

その疲れが蓄積されると体にも負担がかかります、クオリティの高い仕事はできません。

精神的な疲れは体を休めることで快方に向かいます。

「休むことも仕事のうち」と考えて、何もやる気が起きない時はゆっくり休みましょう。

ネガティブな気持ちを払拭できるまで、一日有給をとって好きなことを楽しんでください。

吹っ切って転職活動をする

これまであげた改善策をやってみてもうまくいかない場合、思い切って転職活動を始めるのもおすすめです。

退職するかどうかは最終的な判断をするとして、視野を広げるつもりで転職活動でさまざまな業界や会社を見てみましょう。

今よりも好条件な職場に出会えるかもしれませんし、逆に今の職場がどれだけ恵まれているかを実感するきっかけにもなります。

もし今より良い転職先が見つかれば退職という選択肢を取れば良いですし、なければ今の会社にありがたみを感じてポジティブな気持ちで働き続けることができるでしょう。

転職してもしなくても、転職活動をした経験自体があなたに多くの気づきをもたらすはずです。

お盆休み明けの転職活動のススメ

もし本格的に退職を考えて転職活動を始めるなら、転職先選びに失敗しないように慎重に進めたいですよね。

転職活動は一般的に3ヶ月程度かかるため、計画性を持って段階的に進める必要があります。

さらに、内定確率を上げてより優良企業に転職を成功させるためには、書類選考や面接へ向けた対策も必要です。

ここからご紹介する転職活動のポイントを参考に、計画的に進めてみてください。

10月採用を目安に動くのが吉

お盆休み明けすぐに転職活動をするなら、10月採用を目標に動くことをおすすめします。

なぜなら、国内企業の多くは10月に求人活動をすることが多いからです。

秋は人事異動や決算期が変わるタイミングでもあるため、より多くの人材を確保しようとする企業が多くいます。

特に9〜10月は求人社数が増えてくるため、このタイミングで転職活動をすれば多くの企業から内定がもらえるでしょう。

通年採用していないような大手企業も、秋採用枠を設けて積極的に優秀人材を採用しようとしているので、もしあなたが大手企業への転職を狙っているなら秋がチャンスです。

退職理由を明確にしておく

退職理由を明確にしておくことで、二つの観点からメリットが得られます。

一つはあなた自身のキャリアプランを見つめ直すきっかけになること。

もう一つが転職面接で質の高い会話ができるようになることです。

退職理由を言語化すれば、退職をすることであなたのキャリアにどう影響するかが見えてきます。

自ずと将来のキャリアプランについても考えられるようになるので、正しい選択ができるようになるでしょう。

また、転職面接ではほぼ100%退職理由が問われます。

この時に曖昧な回答をしたり、ネガティブな理由ばかり述べては良い印象は与えられません。

退職理由はできるだけあなたのキャリアや将来設計につながる部分を見つけて、できるだけプラスイメージになるよう言語化しましょう。

書類選考対策

転職成功までの第一関門が、履歴書や職務経歴書による書類選考です。

これらの書類は企業の採用担当者が、あなたを面接に進ませて良いかを判断する大切な資料。

書類選考で良い印象を持ってもらわなければ、面接すらさせてもらえません。

特に注力して対策しておきたいのが、志望動機と自己PRです。

志望動機はその企業に入りたい理由を熱意を込めてアピールする項目。

自己PRはあなたの実績や性格的な強みをアピールする項目です。

テンプレート通りで普遍的な内容より、あなた自身の言葉でしっかりとその企業にアピールする必要があります。

なお、志望動機の書き方については「【例文あり】転職の志望動機が浮かばないときには?原因や対処法、書き方を解説」の記事も参考にしてみてください。

面接対策の徹底

書類選考に通過したら、いよいよ面接です。

面接では面接官からあらゆる質問が飛び交うため、一つ一つの質問に丁寧に答えられるように回答を用意しておきましょう。

基本的には下記の質問事項が面接の定番です。

面接で用意すべき質問事項
  • 自己紹介
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 長所と短所
  • 逆質問

さらに、転職面接はキャリアのある人材を採用するための面接なので、上記以外にも少し難しい質問をされることがあります。

例えばその業界に関する時事ネタや専門的な話など。

初めて挑戦する業界においては、専門性の高い質問が来ても答えられるように業界研究もしっかり行っておきましょう。

転職エージェントにサポートをしてもらうのがおすすめ

転職活動は一定期間スケジュールを決めたり、書類選考や面接に向けた対策などあらゆる対策が必要です。

一人でいっぺんに進めようとすると非常に苦戦するので、そんな時は転職のプロである転職エージェントにサポートをしてもらうことをおすすめします。

転職エージェントは求人紹介だけでなく、書類選考や面接対策も行ってくれるので、一貫した転職活動においてほぼ全てをサポートしてくれます。

最初は担当のキャリアアドバイザーと綿密に面談を重ねながら、あなたの適性や性格的特徴をみた上で相性の良い求人案件を提案してくれるでしょう。

応募先企業が決まったら、その企業の採用傾向や求める人物像に合わせた書類が作成できるよう、添削も行ってくれます。

面接に進んだら面接日時の調整をしてくれますし、面接前にはその企業の面接のやり方や対策方法なども細かく教えてくれます。

何かと不安が多い転職活動でも、強力なサポーターがいれば気負わずに進められるのではないでしょうか。

お盆休み明けの退職に関するFAQ

最後に、お盆休み明けに退職したいと考えている人からよくある質問についてお答えします。

「退職」は少なからずネガティブな要素を持っているため、判断に不安になる人が多くいます。

不安要素を払拭するためにも参考にしてください。

退職したいけど新卒1年目で転職に自信がないのですが…

新卒1年目でも、実は多くの人が転職を経験しています。

さらに、実績がなくても転職成功している人も多くいるので、自分を気負ってしまうことはありません。

実績がなくてもスキルに自信がなくても、あなたに適した環境はあるはずです。

むしろ、今の環境だからこそ伸び悩んでいるのかもしれません。

新卒1年目は基本的に指示された仕事をこなす時期です。

当然それを忠実にこなすのは大切ですが、ある程度責任感を持って自分で考えながら仕事をした方があなた本来の力を発揮できるかもしれませんよ。

必ずしも新卒で入社した今の会社で働くことが正しいとは言えません。

退職するかどうかは最終的な判断にするとして、一度視野を広げるつもりで転職活動をしてみてはいかがでしょうか。

ボーナスをもらってから退職するのはずるい?

ボーナスをもらって退職することに後ろめたさを感じる必要はありません。

むしろ、ボーナス制度を設けている会社は、基本的にボーナス時期に退職者が多くなります。

みんな考えることは一緒で「せっかく辞めるならボーナスをもらってからにしよう」と、少しでも得する方向にことを運びたいのでしょう。

ボーナスはあなたの頑張りを評価してもらうものなので、もらわずに退職してしまうのはもったいないとも言えます。

企業側もボーナス時期に退職者が増えることをある程度は理解しているはずなので、まずは安心しましょう。

円満退職のコツが知りたい!

退職するなら円満にことを運びたいですよね。

円満退職をするために大切にしていただきたいことが、「周りを大切にすること」と「退職をポジティブに捉えること」です。

退職をするからといって仕事をおざなりにしたり、同僚や上司を雑に扱ったりするのはとても非情な行為です。

今まで育ててもらったことへの感謝の気持ちを持ちながら、与えられた仕事は最後までこなしましょう。

また、退職に対して後ろめたさやネガティブな気持ちを抱えていると、周りも嫌な気持ちになります。

転職をしてキャリアを成功させるという強い気持ちを持って、周りにも応援してもらえるような姿勢で退職しましょう。

まとめ

お盆休み明けの出勤はどうしても気が滅入ってしまいますが、退職という選択肢を取る前に、今回ご紹介したことを参考にまずは改善策を実行してみましょう。

長期休みで楽しいひとときを経験したらからこそ、夢から覚めたような感覚に襲われるものです。

これが一時的なものなのか、本音では退職して環境を変えたいと思っていたのか。

その答えを見つけるにはあなた自身の心を紐解くことが必要です。

SHARE この記事を友達におしえる!