新卒入社した会社を辞めて転職したい!離職するメリット・デメリットや3ヶ月で辞めてもいいのか徹底解説
はじめに
「新卒で入った会社だけど、今後のキャリアが不安」
「思っていた環境と違うから転職したい」
新卒で入社した会社をやめようと考えるタイミングは誰しも一度はあるでしょう。
そのタイミングは人それぞれで、入社3ヶ月で離職を考える人もいれば、1年、3年、10年と経って離職を考えるなどさまざまです。
今回は新卒で入った会社を離職して転職するメリットやデメリット、3ヶ月など早いタイミングで辞めても大丈夫かなどを中心に解説していきます。
新卒入社の会社は3年以内に辞める人が多い
まず新卒で入社した会社を退職するタイミングとして、好きなタイミングで問題ありません。
転職のタイミングは人それぞれですので、転職を考えたタイミングで検討して、やはり転職した方が自分のためになると考えればそれでいいのです。
2020年に厚生労働省が行った調査によると、大学新卒者の離職タイミングの比率は下記の通りでした。
- 3年以内に離職 32.8%
- 1年以内に離職 11.6%
※参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11652000/000689483.pdf
この数字から見ると、新卒で入社した企業を3年以内に離職してしまう人は、およそ3人に1人が3年以内に辞めていることがわかります。
以前までは入社した会社を3年続けた方がいいなど、すぐに辞めないことが当たり前でした。
しかしこの数字を見ると、3年経たずに離職している人は意外にもいるのです。
早めに離職している人は一定数いますので、周りの目を気にせず、自分の将来とゆっくり向き合ってみてください。
新卒入社3ヶ月で辞めるのはアリか
結論から伝えると、新卒入社3ヶ月で離職しても問題ありません。
もちろん、離職する決断をすること自体、早いかもしれないという懸念もありますが、しっかりと考えた末での決断であったり、体調に支障をきたすほどのストレスを抱えたりしていれば、早めに退職した方がいいです。
新卒入社3ヶ月で離職する場合、転職活動においては第二新卒として扱われます。
第二新卒として扱われるメリットとしては、基本的なビジネスマナーが備わっているとみられ、経験よりもポテンシャルを評価してもらえることです。
一方、新卒で入社した会社を短期離職したという点で、継続力や意欲面で不安を持たれてしまう可能性も往々にしてあります。
メリットとデメリット両方の側面がありますので、どちらも理解した上で離職のタイミングを決断するようにしましょう。
新卒が早期離職しようと思う理由
ここからは、新卒入社した人がなぜ早期離職をしようとするのか、理由をピックアップしています。
- 会社とのミスマッチが生じている
- 業務に対する不安が大きい
- 人間関係で悩みがある
- 会社の将来に対する不満がある
苦労して入社できたのに、早期で離職したくなる自分に対して、責めるような気持ちになっている人もいるかもしれません。
ピックアップしている理由は離職理由として多いものですので、自分自身が抱えている悩みに近いものもあるでしょう。
ここからはそれぞれの理由について、深掘りしていきます。
会社とのミスマッチが生じている
入社後すぐに会社を離職したくなる理由として、理想と現実のギャップ、自分自身と会社へのミスマッチがあります。
新卒時の就職活動中は、企業に対して期待をしていたはずです。
例えば、「チームを大事にする風土の会社でメンバーと切磋琢磨して数字を作りたい」「裁量権ある環境の中で、新卒1年目からバリバリと活躍したい」という理想を持っていたとしましょう。
いざ入社して働いてみると、研修制度がなかったり、聞いていた業務と違ったりといろいろな実態が見えてきます。
その理想と現実の中にある「働く上での価値観」が合わずに退職を考える人も少なくありません。
企業としても入社前研修や内定インターンを行うなど、入社後のミスマッチを防ぐための対策はしていますが、社員となって働いて見えてくる景色は違うこともあります。
このような入社後のミスマッチに、このまま継続して働いて良いのか疑問を抱く新卒者の方は往々にしているのです。
業務に対する不安が大きい
業務に対する不安が大きいことも退職の理由に挙げられます。
たとえば、技術職で入社したにもかかわらず、営業職と兼務することがあったとします。
この場合、技術職を志望した理由が顧客折衝に自信がなかったという理由であれば、業務そのものに不安を感じるでしょう。
さらに、研修があるわけでもなく、実践しながら営業力を磨くというスタンスの会社の場合、もともと苦手意識がある業務ですので、一層不安に感じるかもしれません。
もちろん、やってみたいと思って志望した業務でも、働く中で得手・不得手が見えてきます。
このような業務に対する不安や適性で、早期段階での離職を考える人も多いようです。
人間関係で悩みがある
職場の人間関係で悩み、早期離職してしまう人も多いです。
1日の中でも職場で過ごす時間は長く、避けて通れるものではありません。
自分自身に対して同僚や先輩の風当たりが強かったり、自分自身以外の人同士の関係が悪かったり、悩みとなる人間関係もさまざまです。
最近ではパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントなども社会問題として度々話題に上がり、職場関係の人間関係は働きやすさにも直結します。
こういった人間関係の悩みで、早期離職を検討する人は少なくありません。
会社の将来に対する不安がある
入社後、会社の将来に対して不安を感じて退職を考える人も少なくありません。
就職活動中は見えてこなかった会社の経営状況や業績に対するネガティブな情報が、入社後耳に入ってくることも往々にしてあります。
入社前は知りもしなかったネガティブな情報を知れば、このまま働き続けていいのか不安になることもあるでしょう。
このような会社の将来に対する不安を感じ、早期離職を考える人も多いのです。
早期離職で発生するリスク
先ほどは、新卒で入社した会社を早期離職したくなる理由について触れてきました。
我慢ならないほどの理由がある場合、早期離職した方がいいのですが、一般的には入社後すぐの転職は非常にリスキーです。
ここからは、新卒者の早期離職でどのようなリスクが発生するのかを考えていきましょう。
早期離職で考えられるリスクは下記の通りです。
- 給与が低くなる可能性がある
- 応募できる求人が少ない
- 出世のチャンスが減る
- 転職でネガティブな印象を与えやすい
- 希望通りの転職が実現できない可能性がある
それぞれの項目について詳しくみていきましょう。
新卒ですぐに離職した場合、次の転職先で給与や年収が下がってしまう可能性があります。 というのも、経験職であったとしても入社後1年も満たない場合は、スキルや経験が不十分であると見なされることは少なくありません。 そのため、一般的な中途採用のように転職で年収がアップするというのは、ほんの一握りと言っていいでしょう。 また、新卒で入社後すぐに離職したという事実は、転職活動でネガティブな方に働いてしまうことも。 転職活動が難航すれば、徐々に転職先に求める条件も下がり、結果的に年収が低くなったという人も多いのです。 新卒入社した会社を早期に離職することは、年収が下がるリスクを孕んでいることも理解しておいてください。 新卒はどの企業もポテンシャルを見越した採用活動を行っています。 そのためどのような職種にも挑戦しやすく、求人数も豊富にあります。 ただ、新卒という切り札がなくなった第二新卒に当たる就職活動は、応募できる求人が新卒時と比較すると減ってしまいます。 たとえば、転職サイトでの応募条件に「社会人経験3年以上」「〇〇職の経験2年以上」など記載されているのはよくあることです。 大手企業になるほど、この条件がついてしまう傾向は強くなるようです。 一定年数経験を積み重ねた上で転職する場合、転職することで出世街道に乗ることも往々にしてあります。 しかし、入社して間もない段階で離職した場合、この転職活動で一気に出世街道に乗ることはほとんどないでしょう。 転職先で結果をあげて出世することはあるでしょうが、ほとんど新卒者と変わらない経験年数で出世ポジションを任せられることは滅多にありません。 さらに、日本の企業は新卒採用文化が根付いているので、新卒採用した人材の方が優先的に出世できることも往々にしてあるのです。 新卒ですぐに離職を検討している場合は、長期的なキャリア形成を考えた上で、離職に踏み切りましょう。 新卒で入社した会社をすぐ退職することは、採用担当者にネガティブな印象を与えかねません。 それは新卒に限った話ではなく、中途採用でも同じことが言えます。 採用担当者としては、時間とお金をかけて採用活動を行っている以上、長期的に働いてくれる人材を採用したいと思っています。 そのため、職歴に就業期間が短いものがあれば、「採用してもすぐに辞めてしまうかもしれない」とネガティブな印象を与えかねないのです。 離職に至った経緯は人それぞれあるのでしょうが、期間の短さに対して採用担当者がどうとらえるのかは理解しておくようにしましょう。 現状の就業先に対して不安や不満があり、離職を検討しているかもしれませんが、次の転職が希望通りであるという確約はありません。 今まで伝えてきた新卒で入社した会社を早期離職することで起こるリスクを踏まえると、経験や見え方次第では転職活動そのものが難航する可能性が高いです。 業務の得手・不得手で転職しても、次の転職で任される仕事が自分にあっているかどうかは働いてみないとわかりません。人間関係や会社の実態も同様です。 ただ、辛い状況の中では、環境を変えていくこともとても大事ですので、希望通りの転職ができない可能性も視野に入れて、離職するかどうかを検討していくと良いでしょう。 新卒で早期離職する場合に発生するリスクについて説明してきました。 リスクがある分、よく考えた上で退職を決断するに越したことはありません。 しかし、場合によっては会社をすぐに退職した方がいいケースもあります。 上記のような場合は、早めに退職した方がいいでしょう。 また、転職活動の退職理由を伝える際に、マイナスに捉えられる可能性も低いです。 ここからは、なぜ早めに退職した方がいいのか詳しく説明していきます。 入社前に提示された条件と、働き始めての条件が違う場合、退職を考えて良いでしょう。 というのも、元々聞いていた条件と異なる条件の業務や事態を今後も求められる可能性が往々にしてあるからです。 たとえば家賃補助は新卒入社時からあると言われたにもかかわらず、入社後家賃補助は初めての転勤時からと言われると、入社前と条件が異なります。 他にもデザイナー職で採用されたにもかかわらず、デザイナー業務とは異なる営業職などを任される場合も条件が異なります。 このように聞いた話と違うことが起こることは、会社に対する不信感にもつながります。 今後も同じようなことが起こる可能性があるので、早い段階で退職を検討した方がいいかもしれません。 給料の未払い、サービス残業が多い、パワハラやセクハラが横行しているなど労働基準法に違反している業務は直ちに退職を考えた方が良いでしょう。 不健全な環境に身を起き続けることで、あなた自身の経歴や健康に影響を及ぼしかねません。 労働基準法を遵守していない環境に疑問を感じていたら、早めに退職を考えた方がいいでしょう。 ここからは新卒者が早期離職で得られるメリットについてピックアップしていきます。 ネガティブな部分もありますが、もちろんポジティブな面もあるのです。 これらを比較した上で、自分にとって良いと考えられる選択肢を選んでください。 それぞれの項目について詳しくみていきましょう。 やり直しがしやすいところが早期離職のメリットでしょう。 早い段階での軌道修正は今後のキャリアにとっても良い側面があります。 たとえ次の転職で失敗したとしても、その軌道修正も早いサイクルで回しやすくなります。 もちろん短いスパンで転職や退職を繰り返すことは、採用担当者によく見えないかもしれませんし、転職活動を難航する原因にもなりかねません。 しかし、長い目で見れば、その失敗や苦戦も良い経験となります。 むしろある程度キャリアが長くなるほどに、待遇が落ちることへの不安や環境変化に対する不安でなかなか転職に踏み切れないということも往々にしてあります。 いろんな失敗経験や成功経験を経て、キャリアの修正ができるのも早いうちだからこそ、早期で見切りをつけて行動することにメリットがあります。 新卒入社の場合、次に転職活動するとしたら第二新卒の求人を探すことが多いでしょう。 そんな中、企業や求人によってはキャリア採用に挑戦できることもあるのです。 キャリア採用は、新卒求人とは異なる雇用条件や業務内容が記載されていることも少なくありません。 新卒では挑戦できなかった職種に応募できる可能性があるのです 早期離職することで、キャリア採用に早い段階で挑戦できるというメリットがあります。 短い期間と言えども、社会人として働いた経験は次の転職活動でいきてきます。 新卒の就活時代も企業研究や業界研究をたくさん行って、内定を獲得してきたと思います。 新卒の就活は業界、企業、職種などあくまで想像の中で、自分の適性にあったものを選んできたはずです。 しかし、一度企業に勤めた今、働いたからこそ自覚した適性や譲れない価値観などがあると思います。 次の転職活動ではそのような視点を活かして、より自分にあった転職先を選べるというのはひとつのメリットだと言えるでしょう。 もしも新卒の方で転職を検討している場合、はじめてのことですので何からやればいいかわからないという方もいるでしょう。 「転職しない方がよかったかも…」とならないためにも、下記の5STEPを踏んで転職を進めてみてください。 STEP1.退職したい理由を明確に考える STEP2.いきなり辞めずきちんと段取りを踏む STEP3.自己分析する STEP4.業界・企業研究をする STEP5.選考対策する
それぞれの項目について、詳しくみていきましょう。 まず退職したいと思っても、すぐに決断しないようにしましょう。 なんで自分が退職したいのかをきちんと言語化してあげてください。 もしも言語化できていないと、企業を選ぶ基準が曖昧になり、同じような失敗を繰り返してしまうかもしれません。 さらに、転職活動では退職理由は必ずと言っていいほどに聞かれます。 理由があやふやだと、志望動機も同時にぼやけて、選考にも響いてきます。 もちろんよく考えてみたら、転職せずとも解決できることもあるかもしれません。 今後のキャリア形成、転職活動を失敗しないためにも、転職活動の起点となる退職理由は言語化するようにしてください。 下記は退職理由に対して、退職した方がいいケースと退職しない方がいいケースを分けました。 自分の努力だけでは改善できない場合は、退職した方がいいと言えます。 退職しない方がいいケースのほとんどは、自分次第で環境を改善できる余地があります。 環境のせいや業務のせいなど他責思考が身に付くと、次の転職先でも同じ事態に陥りかねません。 上記のような理由で退職を考えている場合、状況を変えるために自分が何をしたのかという改善努力も必要です。 上司に相談や努力しても結果がでなかった場合は、転職して新しい環境に身を置くことも良いでしょう。 退職する理由が明確になり、現職を退職すると決めたら、転職までの段取りを決めていきましょう。 法律上、正社員の場合は退職の意思表示から2週間後に退職することができます。 しかし、急な退職は企業にも迷惑をかけてしまいますし、自分にとってもメリットは多くありません。 退職を決心したら、まずはいつ辞めるか、転職先をいつまでに決めるか、引き継ぎをいつやるかなどスケジューリングしながら、アクションを起こしていきましょう。 計画的な行動は企業にとっても、次の転職活動でも悪いようには映りません。 逆に急いで退職してしまって、就業期間の空白が大きくなってしまえば、それこそ転職活動で不利益な事態を招きかねません。 すぐに退職した方がいいような事情がない限りは、できるだけ計画的な行動を心がけてください。 退職までの段取りやスケジュールが決まれば、転職活動を始めましょう。 まずやるべきこととしては、自己分析です。 退職理由もですが、今回の転職活動で改めて自分を見つめなおしてください。 自分をしれば、自分の得意が見えてきますし、苦手も見えてきます。 企業を選ぶ上で、どんな軸を大切にしたいかなど、転職の軸が見えてきます。 企業や業界選定、選考で必要不可欠な作業ですので、必ず自己分析は行いましょう。 自己分析を行った上で、選考に応募したい業界や職種、企業を選んでいきましょう。 ある程度方向性が決まれば、進みたい方向がどのような業界か企業なのか調べて、自分の価値観に合うのか照らし合わせてください。 自己分析で自分自身に対して理解を深めてきたと思いますが、選考は自分の魅力をアピールするだけの場ではありません。 企業や業務に対する親和性の高さやポテンシャルなどを総合的に判断して、選考は進みます。 そのため、自分だけでなく、応募する企業がどんな人材が欲しいのか、自分の強みはどのように活かせるのかを的確に把握しておく必要があります。 自分を知り、相手をよく知るためにも、業界・企業研究を自己分析とセットで行うようにしましょう。 どんなにあなたが魅力的で、企業と親和性が高い人材だとしても、その魅力が選考を通して伝わらないと意味がありません。 提出する履歴書や職務経歴書に記載する志望動機や自己PR、面接対策など、あなたの魅力が漏れなく選考で伝わるように対策をしましょう。 選考対策をきちんと行っていることが企業にも伝われば、志望度の高さを感じ取れます。 何もせずに選考に臨めば、志望度が低いと思われたり、これまでの職歴も加味して一層マイナスな印象を持たれたりするかもしれません。 志望度の高い企業の選考をクリアしていくためにも、選考対策は徹底しましょう。 ここからは新卒で早期転職を成功させている人の特徴を紹介します。 それぞれの項目について詳しくみていきましょう。 自分の「セールスポイント」を把握できている人は、転職活動を成功しやすいです。 というのも、自分の向き・不向きを理解した上で、転職活動に臨んでいる時点で、応募する業務や職種との親和性が高く、活かせる可能性が十分にあると言えます。 新卒入社して間もない段階での転職活動は、いかにポテンシャルを高くみてもらえるかが勝負です。 自分の強みを理解し、選考でアピールできる人は、転職を成功経験にできる可能性が高いといえるでしょう。 新卒で入社して間もない段階での離職は、職種としての十分な経験が積めていない可能性があります。 転職の目的にキャリアアップや年収アップがあると、転職活動もなかなかうまくできません。 自分のキャリアを冷静に客観視して、一時的なキャリアダウンを厭わない人は、長期的に見ると転職に成功していることも往々にしてあります。 目標ややりたいことが明確にある人は、転職で成功しやすいです。 まず選考の段階での熱意が伝わりやすく、ポテンシャル採用で評価されやすいところがあります。 熱意を持って業務に臨むことで、入社後の仕事ぶりが評価されることも。 熱意を持てない仕事を続けているよりも、やりがいを感じて仕事に臨めている方が精神的にも満たされているケースが多いです。 ここからは新卒の早期転職で失敗しやすい人の特徴を紹介します。 それぞれ詳しくみていきましょう。 新卒で入社した会社を早期離職して転職することは、転職のハードルとして高めです。 早期離職すること事態、いい面ももちろんありますが、転職活動では苦戦してしまうでしょう。 そのため、新卒と同じ感覚で転職活動をしていると、ガクチカなど新卒の就職活動で聞かれることばかり対策をして、社会人としての質を問われる転職活動の対策ができていない可能性もあるのです。 中途採用で応募している人たちと同じ土俵で戦う気持ちで、第二新卒カードをどう活かしていくかを考えていかなければ、選考の競争に負けてしまいます。 選考を受ける企業を絞りすぎている人は、転職活動も苦戦しがちです。 給料アップを目的にして転職活動をしている場合、大手企業ばかり受けてしまう傾向があります。 大手企業は福利厚生や待遇、給与がいい求人も多いですが、その分いろんな人が受かりたいと選考の競争が熾烈です。 競争率が高いと必然と選考のハードルが高くなりますので、転職できるまでに時間がかかってしまうことが往々にしてあります。 転職したいなら、行動しなければ何も始まりません。 とくに新卒で入社した会社を早期離職している場合、転職も一筋縄でいかない可能性が高いです。 そんななか、やるべき行動ができていないと、なかなか結果も実を結びません。 少しでも多くの企業と出会い、選考に挑戦していくことで、選考活動に対する場慣れもでき、企業を見る目も養われていきます。 新卒の転職でやるべき5つのSTEPなど紹介してきましたが、もしもひとりで選考対策することが不安な場合は、エージェントに相談するのもおすすめです。 エージェントにも第二新卒向けのエージェントや職種に特化したエージェントなど、さまざまな種類があります。 おすすめの求人だけでなく、自己分析や企業研究の仕方、選考対策のサポートなど転職活動を総合的にサポートしてくれます。 「自分だけで転職活動を進めるのが不安」「自分なりに転職活動を頑張ったけどうまくいかない」「そもそも今の会社をやめるべきか迷っている」という方は、転職エージェントへの相談も検討してみてください。 今回は新卒で入った会社を離職し、転職を考えている方に向けて、早期離職のメリットやデメリット、転職する上でやるべきことなどを紹介してきました。 新卒・中途に問わず、入社して間もない段階で退職を決断するのは、とても勇気がいることです。 本当に辛ければ早期離職しても大丈夫ですが、勇気がいることだからこそ、よく考えた上で、アクションを起こしましょう。 離職して転職活動をする場合は、エージェントなども活用してみてくださいね。応募できる求人が少ない
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新卒者の早期離職で得るメリット
早い段階だからやり直しがきく
キャリア採用に挑戦できる
社会経験を経て転職先を選べる
新卒の転職でやるべき5つのSTEP
STEP1.退職したい理由を明確に考える
退職しない方がいいケース
STEP2.いきなり辞めずきちんと段取りを踏む
STEP3.自己分析する
STEP4.業界・企業研究をする
STEP5.選考対策する
新卒の早期転職で成功しているのはこんな人
自分の強みを理解できている人
キャリアダウンを気にしない人
やりたいことが明確にある人
新卒の早期転職で失敗しがちなのはこんな人
新卒感覚で転職活動をしている人
大手企業のみで転職活動している人
行動量が少ない人
エージェントに相談するのもおすすめ
まとめ
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