【例文8選】未経験から営業職に転職する時の自己PRはどうアピールしたらいい?対策方法を徹底解説!
営業の仕事内容は商品やサービスを紹介し、購入・契約につなげることです。
営業職の求人では「未経験でもOK」という場合が多くみられます。
未経験から営業職に転職するためには、履歴書や面接でどのように自己PRしたらよいのでしょうか。
今回は、企業側からみた採用のポイントや営業未経験でも転職しやすくなる自己PRのポイントなどを紹介します。
また、具体的な自己PRも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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営業未経験の自己PR】企業が求める人物像とは?
企業の採用担当者は、どのような評価で営業未経験の人材を採用するのでしょうか。
通常、営業の経験があれば具体的な実績や数字で評価されやすくなります。
しかし、前職が営業でなかった場合は評価しにくいものです。
「営業未経験でも採用しよう」という結論に至る企業側のイメージは、転職を成功させるためには欠かせません。
ここでは、企業が求める人物像を紹介しましょう。
自社の雰囲気とマッチしている
中途採用の場合、前職と何らかのミスマッチが生じて転職するケースがほとんどです。
そのため企業側には「せっかく採用したのにすぐに辞めてしまうのでは」という危惧があります。
営業という職種は特別な資格も必要ありませんし、未経験でも問題はありません。
採用担当者は、営業マンとして自社の雰囲気とマッチしているかどうかで判断することがあります。
また、自社のシステムのなかで営業としての能力を発揮できるのかも判断材料になるでしょう。
お客様にとって営業は会社の顔ですから、第一印象が大切です。
見た目の感じが自社の雰囲気とマッチしているかもチェックされるでしょう。
勉強することが苦ではない
営業未経験で転職する場合、新卒者と違って手取り足取りで教えを乞うわけにはいきません。
即戦力として営業の最前線に立つことも多くなります。
そのため、仕事をしながらさまざまな勉強をしていかなくてはならない立場となります。
とくに営業は、自社の商材やサービスをお客様に売る仕事です。
商材やサービスに関するお客様からの質問に答え、提案していかなくてはなりません。
また、営業のやり方や業界に関する知識、法律の知識なども学ぶ必要があります。
そのためには、専門的な知識を身につけて対応しなければなりません。
このようなことから採用担当者は、探求心や勉強が苦にならないかもチェックしています。
営業としての適性がある
営業は、特別な資格がいらないからという理由で転職を考えていると採用は得られません。
営業は、商品・サービスを売るだけでなく、お客様自身が気付かない課題を見つけ出し、自社製品によって解決するというクリエイティブな面も持っています。
さらに、売るためのリサーチやお客様とのコミュニケーションも必要となってきます。
たとえ営業が未経験であっても、営業職として数字や結果を出していくポテンシャルがあるかどうかが採用のキーポイントになります。
心身共にタフでなければ、営業は務まらないでしょう。
適切なビジネスマナーを身に着けている
中途採用の場合は、社会人として当然のビジネスマナーを身に着けていることが前提の面接となります。
そのため、言動から立ち居振る舞いまで厳しくチェックされるでしょう。
営業は企業の顔であり、お客様と直接コミュニケーションを取る立場の職種です。
面接当日だけでなく、面接前段階での調整、面接後のお礼メールの迅速さなど採用担当者に好印象を持ってもらえるように心がけましょう。
求める人物像ってどうやって調べたらいいの?
企業によって求める人物像はさまざまです。
営業として転職したいと思っている企業が求めている人物像を知ることは、ミスマッチを防ぎ、転職を成功する鍵となります。
では、どのように調べたらいいのでしょう。
まず求人票をみて、求められている人物像をイメージしてください。
次に企業のWebサイトにヒントが隠されているかもしれません。
公式サイトには社員に求められている「行動指針」、採用ページには「求められている人物像」といった内容が盛り込まれていることもあります。
また、社員インタビューなどのページがあれば、より具体的にイメージできるかもしれません。
企業や経営陣が発しているSNSもチェックしてみましょう。
リアルな情報が発信されていることもあり、社風に直接触れるチャンスでもあります。
営業未経験の自己PR】営業未経験者がアピールすべき強み
営業が未経験でも、今まで培ってきた経験が強みになることはよくあります。
この強みを自己PRに加えると、採用担当者に対するアピールになります。
自分ではなかなか気づかない強みですが、営業職に役立つ強みを以下にピックアップしてみました。
結果を出すまで何度も挑戦する根気強さ
営業で新規契約を取るためには、非常に高い壁が立ちはだかります。
1度断られたからといって、そこで諦めてしまうようでは営業職には向いていません。
営業に求められるマインドは、結果を出すまで何度でも挑戦する根気強さです。
結果として失敗したとしても、その事実に目を背けることなく、失敗した原因を分析し、失敗を糧にする意識が大切です。
自分の強みとして、泥臭く何度も挑戦したことがある経験談、辛くても諦めなかったからこそ手に入れた成功談などをアピールするとよいでしょう。
自社サービスの良さをうまく伝える提案力
営業は、いかに自社の商品・サービスがお客様の問題解決に役立つかを提案することです。
より具体的にお客様がイメージできる提案力が重要になります。
そのためには、お客様が気が付いていない課題を掘り下げ、気付きにつなげ、それをわかりやすく提案する能力が必要となります。
営業が未経験でも前職で多くの企画などを手掛け、プレゼンテーションでスキルを磨いた経験などを自己PRに活かせるとよいでしょう。
顧客に気持ちよく話してもらう傾聴力
営業というと営業トークが上手な人ほど営業成績がよいようなイメージがあります。
確かにお客様とのコミュニケーションは大切ですが、それよりもお客様の話に耳を傾ける傾聴力が重要になります。
商品・サービスを営業トークで売り込んでも、お客様にとって必要かどうかわかりません。
いくらトークが上手でも、的外れな提案ではお客様の気持ちを動かすことはできないでしょう。
本当に営業力のある人はお客様が困っていることを聞き出し、自社の商品・サービスが役に立つ方法を提案することで契約できる人です。
お客様の悩みを上手く引き出してニーズを聞き出す傾聴力は、相手が話をしやすい雰囲気を作り出す力ともいえます。
営業職のなかでも、とくに広告や人材といった無形商材、提案型商材を扱う場合は、傾聴力が求められます。
前職が販売職、カスタマーサポートなど相手の気持ちに寄り添って話しを聞き、ニーズを的確に引き出すスキルを磨いた経験などを自己PRに活かせるとよいでしょう。
顧客のニーズを見出す洞察力
洞察力とは、背後にある課題や感情を敏感に察知する力です。
たとえば、お客様との会話のなかで本当に必要としているものは何か、そして論理的な解決策を提案できることです。
表面だけを見るのではなく本質をとらえる能力が長けているので、相手の意図を汲み取ることができます。
そのため洞察力のある営業マンは、お客様のニーズを的確に判断することができます。
また、洞察力のある営業マンは相手の気持ちを察するのが得意です。
良好な人間関係を構築しやすいため、未経験であっても営業職に向いているといえるでしょう。
前職がマーケティング・リサーチ、データ分析・統計、カスタマーサービスなど、多くの情報の中から本質を見抜き、課題を見つけ対処してきたスキルを自己PRに活かすとよいでしょう。
どんな強みをアピールすればいいかわからない方へ
営業未経験でも自分の強みを自己PRできれば、道は拓けるものです。
しかし、自分自身のことはあまりよくわからない、何が強みなのかハッキリしないという人も多いのではないでしょうか。
そのようなときには、自己分析をしてみることです。
大学生で就活しているときに自己分析をしたという経験もあるでしょう。
この自己分析は、社会人になってからも自分と向き合うために必要になります。
まず、これまでの経験を洗い出してみましょう。
自分はこれまでどのような業務を担当し、どのような成功体験、失敗体験があるのか。
そして身に着けたスキルと強みを整理します。
次に身に付けたスキルをどのように伸ばしたいのか、今後目指したい目標を明確にしていきます。
自己分析をする中で、営業職につながる強みを見つけていきましょう。
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【営業未経験の自己PR】評価される自己PRの伝え方
自己PRは、転職しようとする企業に対して自分を売り込む絶好のチャンスです。
しっかりと自己PRができれいれば、営業が未経験であっても採用担当者に興味を持ってもらえるかもしれません。
新卒採用と違って転職活動では、これまでに培ってきた強みをアピールすること、そして会社にどのように貢献できるかを盛り込むことが必要になります。
①アピールしたい強み
営業の仕事は、未経験だから自己PRできる材料がないということはありません。
営業が未経験であっても、前職の経験で活かせるスキルは評価されます。
最初にアピールしたい強みを伝えましょう。
企業は、中途採用者には即戦力を期待するものです。
資格がなくても、社会人としてのマナーやコミュニケーション能力、チャレンジ精神なども自己PRとして有効です。
企業がどのような人材を望んでいるのかを十分精査し、応募する企業が自分の強みとマッチしているかどうかを考えましょう。
②強みを志望企業で発揮したいと思った動機
志望動機は、転職を希望する企業への入社意欲や仕事への熱意を伝えるための重要なポイントです。
ただし、新卒者と違って社会人経験者である中途採用者は、スキルや実績があることを前提として評価されます。
中途採用の場合、前職で身につけた強みを動機として伝えるとより説得力のあるものとなります。
前職でやってきたことだけを自己PRするのは、アピールにはなりません。
「営業は未経験だけれど、このスキルは営業にきっと役立つ」ということを自己PRしましょう。
③具体的にどのように貢献するのか
中途採用者の場合、企業としては「入社後に活躍できるのか」「求める人物像なのか」などを重要視します。
そのため自分の強みをどのように企業で活かせるかをアピールすることが大切です。
ここで志望企業が望む仕事内容と自分が考える強みが一致していなければ、その強みはアピールにはなりません。
志望する企業の仕事内容と自分の強みをリンクさせ、自己PRを行いましょう。
具体的に志望企業にどのように貢献できるのか、根拠となるエピソードなどを加えるとより説得力が増します。
履歴書と面接で伝え方は違うの?
中途採用の場合には、とくに前職でやってきたことなどの履歴書が重要になってきます。
そして履歴書をベースに、履歴書では伝えきれなかった具体的なエピソードを交えて自己PRを行います。
履歴書のポイントは「文章は短く分かりやすく」です。
採用担当者は、多くの応募書類や履歴書を読まなくてはなりません。
そのため、わかりにくい文章、だらだらと長い文章では、読み飛ばされてしまう可能性もあります。
イメージしやすい言葉を選び、内容もコンパクトにまとめます。
たとえば自分の持つスキルが強みであること、そして企業が求める人物像にいかにマッチしているかを強調するとよいでしょう。
面接で自己PRをする場合は、履歴書では収まりきらなかった詳細を伝えます。
前職で得たスキルや経験を具体的にどう活かしたいかなど、エピソードを交えて話すことが大切です。
面接官が深掘りしたくなるようなエピソードを考えておきましょう。
営業職の面接では、コミュニケーション能力、分析能力、表現力、洞察力などが試されています。
自分の言葉で相手に伝えることができる面接は、履歴書よりも説得力があります。
準備を十分に整えておくことが大切です。
【営業未経験の自己PR】営業職の自己PR例文
営業が未経験でも、強みがあれば採用への道を拓くことができます。
ここでは前職を「アパレル販売職」と「美容師」、応募先を広告代理店の営業職と仮定したときの具体的な自己PR例文を紹介します。
アパレル販売職の場合
アパレル販売職は、お客様のニーズやファッション傾向を見抜き、さりげなく提案する接客業です。
この強みをどうやって広告代理店の営業職への自己PRにつなげることができるでしょうか。
根気強さ
私の強みは、根気強さです。
アパレル販売職を始めた当初は、どうしたらお客様に気持ちのよい接客ができるのか悩みました。
先輩の接客術を観察したり、休日には自分自身が客になって他のアパレルショップを巡ったりして勉強をしました。
業務が終わったあとにも、先輩から教わった接客術の練習を続けました。
根気強く続けた結果、1年後には売上NO1として表彰されました。
広告代理店の営業職という経験のない職種ですが、アパレル販売員として、粘り強く問題に取り組み解決していく力を身に着けてきました。
経験や実績をコツコツと積み重ね、御社に貢献できればと考えています。
提案力
私の強みは、提案力です。
私の前職であるアパレル販売職は、お客様が探しているアイテムを提案して売り上げアップにつなげる仕事です。
そのため、お客様の要望に沿った商品を的確に提案する力を磨くことができました。
提案力に磨きをかけるため、素材や商品知識、最新トレンドについて積極的に学んで接客に役立ててきました。
広告業界の営業職は、最先端のトレンドを見極めてお客様に提案する仕事だと考えています。
数ある募集の中でも、お客様への提案力が強みとなる御社のような広告業界の営業職に応募しました。
傾聴力
私は、前職ではアパレル販売員をしており、常にお客様のニーズに合わせた必要アイテムを紹介してまいりました。
お客様が何をお探しなのか、何に困っていらっしゃるのか会話の中で見つけていきます。
そのため、傾聴力はあると自負しております。
また、信頼関係からリピーターになっていただいたお客様もたくさんいらっしゃいました。
広告代理店の営業も、クライアント様との信頼関係が重要であると考えております。
傾聴力を活かした営業を心がけ、お客様の信頼に応えられる女性営業マンになりたいと思っています。
洞察力
お客様にはいろいろなタイプの方がいらっしゃって、中には販売員に近寄られるのを嫌がるお客様もいらっしゃいます。
また、何を選んだらいいのか相談したいけれど勇気がないというお客様もいます。
私はお客様の表情や雰囲気を読んで、お客様が気軽に相談しやすい状況を作ることを心がけていました。
お話ができれば、そこから信頼関係が生まれるため、お客様の納得できるアイテムを提案することができます。
長年アパレル販売員として勤務し、お客様が何を望んでいるのかを察する洞察力を磨いてきたと自負しております。
広告代理店の営業で、このスキルを存分に活かしたいと考え、応募しました。
美容師の場合
美容師はお客様の髪の悩みに答え、ヘアスタイルを提案する接客業です。
この強みをどうやって広告代理店の営業職への自己PRにつなげることができるでしょうか。
根気強さ
美容師としてヘアサロンで下積み時代を3年経験しました。
サロンのオープン前、オープン後の営業時間外に勉強することが当たり前でした。
一日中立ちっぱなしで、忙しいと昼食も取れないということも珍しくありませんでした。
シャンプーやヘアカラーなどの手荒れ、腰痛にも悩まされましたが、何とか早く一人前になりたくて自己研鑽を積みました。
いろいろな困難を乗り越えられたのは、人一倍根気強かったからだと考えています。
広告代理店での営業は未経験ですが、根気強く一日も早く仕事を覚えて、即戦力になれるように努力していきたいと考えています。
提案力
前職の美容師は、お客様の髪の悩みや希望をお聞きし、最適な提案をすることが仕事でした。
たとえば、お客様との会話の中で髪にハリやコシがなくなったことを聞けば、ハリ・コシを取り戻すためのシャンプーを提案します。
カラーリングするお客様には、季節に合わせた色味なども提案させていただきます。
カットやスタイリングもトレンドを研究し、お客様の期待以上の結果を出してきたと自負しています。
広告代理業という仕事は、とくにお客様のニーズに合わせた提案、期待以上の提案をする仕事だと考えています。
美容師として磨きをかけてきた提案力を広告の世界で活かしたいと考えて応募しました。
傾聴力
私は美容師として勤務してきましたが、技術の鍛錬を日々怠らないよう努力してきました。
接客をする中で気づいたことがあります。
それは技術だけでなく、お客様が何を望んでいるのかを的確に把握することです。
それには、お客様からお話しを聞く必要があります。
会話をしやすい雰囲気を作り、さりげなく困っていることや悩んでいることを聞き出してきました。
傾聴力は、技術だけでは得られないお客様の満足を引き出すことができることを学びました。
広告代理店の営業職は未経験ですが、お客様の課題や問題点を聞き出すテクニックは共通していると考え応募しました。
洞察力
美容師をしているときには「目配り」「気配り」「心配り」を大切にして仕事をしていました。
暑い・寒いはもちろんのこと、表情から不快な思いをしていないか、態度から急いでいるのではないかなど細かなところに気を遣ってきました。
すべてはお客様に心地よい時間を過ごしていただくためですが、努力の甲斐もあり指名率はサロンの中でトップでした。
美容師という仕事を通して、お客様の態度や表情、目線などから察する洞察力が磨かれたと思います。
広告代理店の営業に必要な強みは、洞察力ではないかと考えています。
美容師時代の経験を活かし、お客様の少しの変化も見逃さず、そのバックグラウンドにあるニーズや課題を引き出すことができるのではないかと応募しました。
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まとめ
営業未経験でも、自己PRによって転職することは十分可能です。
営業未経験者がアピールすべき強みは「根気強さ」「提案力」「傾聴力」「洞察力」です。
自分にどのような強みがあるのか、自己分析をして整理してみましょう。
自分ではなかなか自己PRが考えられないという方は、人材紹介エージェントを利用してみてはいかがでしょう。
専門家の目線で転職に有利な強みを探し出し、ミスマッチを防いでくれます。
未経験の営業職に転職するのは、不安も多いことでしょう。
本気で寄り添ってくれる人材エージェントは、転職成功の強い味方になってくれるでしょう。
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