デイサービスの仕事はきついのか?業務内容から理由、対処法まで解説

デイサービスの仕事はきついのか?業務内容から理由、対処法まで解説

目次
  1. デイサービスとは?
  2. デイサービスの業務内容
  3. デイサービスの1日の流れ
  4. デイサービスの仕事がきついと言われる理由
  5. デイサービスの仕事が大変な時の対処法
  6. デイサービスの仕事のやりがい
  7. デイサービスの仕事に向いている人
  8. まとめ

少子高齢化が進んだことで、デイサービスの仕事の需要は急拡大しています。

今後も需要はさらに拡大していくと考えられており、求人が止まることはないでしょう。

一方でデイサービスの仕事はきついとも言われています。

たしかにデイサービスの仕事内容によっては、負担の大きいものもあるのは事実です。

そこで本記事では、デイサービスの業務内容からきついと言われてしまう理由、きついと感じた場合の対処法までを解説していきます。

デイサービスとは?

デイサービスとは、自分の家で生活している利用者の方を対象に食事や入浴の補助、レクリエーションなどを提供するサービスのことです。

通常はデイサービスを利用する利用者宅へ迎えに行き、施設でサービスの提供を行い、夕方に送り届けるという流れになります。

利用者はデイサービスを活用することで、人とのつながりが生まれ、社会的な孤独を感じることが無くなります。

またレクリエーションを通して身体を動かすため、心身の機能を高め、健康的な生活が送れるようになります。

さらに利用者を抱える家族にとっても、日中に預けることができるため、介護の負担経験というメリットがあります。

デイサービスを活用できる利用者は、要介護1〜5の認定を受けた方が対象となっており、入居型施設に入る利用者の方よりも介護度は低い傾向にあります。

デイサービスの業務内容

デイサービスの主な業務内容としては、以下の6つが挙げられます。

デイサービスの主な業務内容
  • 利用者の送迎
  • バイタルチェック
  • レクリエーション
  • 食事・入浴の介助
  • 連絡帳の記入
  • スタッフ同士のミーティング

それぞれの業務内容について解説していきます。

利用者の送迎

デイサービスでは施設にサービスを受ける利用者の方を集める必要があるため、利用者の方が暮らす自宅と施設間で送迎を行います。

基本的には施設の車を活用し、利用者の自宅前まで行き、安全に車に乗せるなど、移動の補助を行なっていきます。

運転手は施設によって異なりますが、専門の運転手を雇っているところもあれば、介護職員が自ら運転しているケースもあります。

利用者の送迎で大切なことは、時間に正確であることです。

送迎の時間をあらかじめ決めておくことで、送り迎えをする家族に対しても協力を仰ぐことが可能です。

訪問時間の遅れなどを起こしてしまうと、利用者の不安は増えてしまうでしょう。

そのため、定時に到着ができるように訪問をする順番やエリア分けなどを、事前に確認しておく必要があります。

なお、送迎時にはご家族の方とコミュニケーションを取り、現在の状況や施設などの様子などを伝える役目もあります。

バイタルチェック

バイタルチェックとは、利用者の体調に異変がないかを確認する作業です。

具体的には体温や血圧の測定を行い、体温が高くないか、以前に施設に訪れた際と血圧の数値は問題ないかなどの比較をしていきます。

基本的には送迎で施設に到着後に、手洗いうがいをしてもらってからバイタルチェックを行います。

バイタルチェックを通して、利用者の体調を正確に把握し、健康状態のモニタリングをリアルタイムで行います。

万が一、施設到着後に異常があった場合には、必要に応じて医療機関と連携をして適切なケアを行なっていきます。

レクリエーション

施設では身体機能の工場や肺機能の活性化、利用者の社会参加を目的にレクリエーションを行います。

レクリエーションの業務がデイサービスのメインと言っても過言ではありません。

レクリエーションは決まったものを行うのではなく、今日施設にいる利用者の状況に合わせて企画・実施を行います。

たとえば歌や折り紙など、手や口を簡単に動かしながら行うものや、ゴルフゲームなどの身体全体を動かして行うものなど、さまざまな企画を実施します。

他にも頭の体操となるようなレクリエーションを行うケースもあります。

施設によっては、近隣の子どもたちを招いて、異世代交流を図っているところもあります。

このように一口でレクリエーションと言っても、内容はさまざまなため、利用者の状況をきちんと把握した内容にすることが求められます。

食事・入浴の介助

施設での食事の際に配膳を行なったり、介助を行うなどをしていきます。

適切な介助を行うことで、食事を喉に詰まらせないようにするなど、注意をしながら行うことが必要です。

食事の際には事前に口腔体操を行うなど、誤飲を防ぐ取り組みを実施している施設もあります。

また、入浴の介助も多くの施設で取り入れています。

基本的には利用者の入浴を近くで見守りながら、必要に応じてサポートを行なっていきます。

たとえば着替えの補助や洗髪のサポートなどです。

他にも浴室の温度管理や、床が濡れていることによる転倒を防止するように配慮するなど、安全に入浴ができるようにサポートします。

なお、介護度が高い利用者に対しては機械浴やリフト浴などを実施して、サービスを提供している施設もあります。

連絡帳の記入

施設と利用者家族の間では、利用者の状況を共有するための連絡帳が設けられています。

利用者の施設での様子や、どのような活動を実施したのかを記入することで、家族の方にも状況を把握してもらうように努めてもらえます。

連絡帳の記入は、家族との重要なコミュニケーションツールとなるため、正確で丁寧な記載が求められます。

また、施設によっては利用者が多く、なかなか記入に時間を割けないケースもあるため、空き時間を見つけながら記入することが必要です。

スタッフ同士のミーティング

デイサービスでは利用者に対して専属のスタッフが付くのではなく、他のスタッフと連携をしながらサービスを提供していきます。

基本的に利用者の送迎が完了したら、施設に戻り、スタッフ同士のミーティングを行います。

ミーティングの内容は、その日の出来事や起こったクレーム、注意事項などの情報共有です。

ミーティングの内容をもとに、次回以降さらに良いサービスを提供できるように情報を整理しておくことが目的になります。

ミーティングが完了したら、施設内の清掃や洗濯などを行なって終業となります。

デイサービスの1日の流れ

デイサービスのスタッフとして働いた際、1日の流れは以下のように進んでいきます。

時刻

内容

08:30

利用者を自宅から送迎する

09:00

施設到着し、健康状態の確認やバイタルチェックを行う

10:00

レクリエーションや入浴介助、機能訓練などを計画に応じて行う

12:00

昼食を提供し、必要な利用者には食事の介助を行う

13:30

自由時間・休憩

14:00

体操など身体を動かすレクリエーションを行う

15:00

おやつ

16:30

利用者を自宅まで送迎する

17:30

帰社後、スタッフミーティングを行い情報共有、清掃や洗濯、残務処理を行なって退勤する

施設によってスケジュールの時刻などは若干変動しますが、利用者の送迎からスタートし、バイタルチェック、レクリエーションや昼食の提供、利用者を自宅まで送迎、帰社後のスタッフミーティングを行う流れは、デイサービスの基本的な流れになります。

デイサービスの仕事がきついと言われる理由

デイサービスの仕事がきついと言われる理由としては、以下の5点が主に挙げられます。

仕事がきついと言われる理由
  • 残業が多い
  • 人手不足による職員の負担が大きい
  • 効率的な仕事が求められる
  • 職場の人間関係に悩まされる
  • 利用者家族とのコミュニケーションが大変

それぞれの理由について解説していきます。

残業が多い

前章で解説したタイムスケジュールのように、デイサービスでは利用者の送迎を行なった後に、スタッフミーティングや残務処理を行います。

時にはスタッフミーティングが長くなってしまう、次のレクリエーションの企画を考えるために時間がかかってしまうなども多くあります。

他にも書類の作成などの事務的な処理や会議や勉強会が入ることで、残業が多くなってしまうケースもあります。

残業が多いことで体力的にも精神的にもつらいと感じてしまうことがあるため、デイサービスの仕事はきついと言われています。

人手不足による職員の負担が大きい

デイサービスの業界は人手不足が深刻になっている業界でもあります。

施設で対応できるスタッフが少ないため、シフトに融通が利かない、担当する範囲が広すぎて大変などの声が上がっているのも事実です。

中には休憩を取れずに働きっぱなしになっている職場もあると言います。

職員の負担が大きければ、仕事に対してきついと感じてしまうのは当たり前と言えるでしょう。

食事や入浴の介助の負担が大きい、レクリエーションの企画も分担ではなく、特定の人物に集中してしまうなどでは、負担を感じないほうがおかしいでしょう。

加えてデイサービスとしての業務が忙しいと、大切な利用者とのコミュニケーションが希薄になってしまいます。

コミュニケーションが希薄になってしまうと、実際に感謝の言葉を言われる場面なども減ってしまうため、デイサービスの仕事に対してのやりがいを見い出すのが難しくなってしまいます。

効率的な仕事が求められる

デイサービスの仕事は利用者の送迎時間が決まっているため、施設にいる間に食事の介助やレクリエーションなどの仕事を限られた時間内にこなすことが求められます。

時間に遅れてしまうと、送迎の時間に遅れてしまったり、予定していたレクリエーションをこなすことができなくなってしまうなども起こってしまいます。

他にも外部と連携してレクリエーションを行うケースもあり、より時間に厳密にならなければいけないケースもあります。

つまり事前に綿密な計画を立て、予定をきちんとこなしていくように動かなければいけません。

他にもデイサービスの業務では、パソコンを利用しての書類作成なども必要です。

利用者とのコミュニケーションの他に、最低限のパソコンスキルも求められ、立ち仕事と座り仕事の違いもあります。

こうした時間配分から無駄のない動きを求められるため、遅れてはいけないというプレッシャーも感じてしまい、きついと感じてしまう人もいます。

職場の人間関係に悩まされる

デイサービスの仕事は職場の人と連携しながら進めることが求められます。

独り善がりな仕事を行うことはできないため、職場の人間関係が悪いと連携もおろそかになってしまい、仕事が上手くいかないケースもあります。

適切な指導が行われていない、頭ごなしに怒鳴ってしまうなどを経験してしまうと、新人のスタッフはコミュニケーションを図るのも億劫になってしまうでしょう。

他にも他の人の都合で希望する日に休みが取れない、雑務を理不尽に押し付けられてしまうなどのケースもあります。

どの職場であっても人間関係の悩みは出てきます。

しかし、人との連携や関わりを深めながら行うデイサービスでは、負担に感じてしまう人も少なくありません。

利用者家族とのコミュニケーションが大変

デイサービスの仕事でコミュニケーションを取る相手は、利用者と職場の人たちだけではありません。

利用者の家族とも適宜コミュニケーションを取って関係を構築する必要があります。

しかし、中にはその家族との関係を上手く構築できず、苦情やクレームが入ってしまう、無茶な要求をされてしまうなどのケースもあります。

家族との関係を構築するためには、日々の送迎の際にコミュニケーションを図ることはもちろんのこと、連絡帳を通してコミュニケーションを図ることも大切です。

良好な関係を構築できなければ、担当を変えてほしいなどの要望につながってしまうこともあるため、デイサービスの仕事で神経を使ってしまうことのひとつです。

こうした人間関係の構築に疲弊してしまい、デイサービスの仕事がつらいと言われることもあります。

デイサービスの仕事が大変な時の対処法

デイサービスの仕事が大変な時の対処法としては、以下の5点が挙げられます。

仕事が大変な時の対処法
  • 上司や同僚に相談する
  • 自治体や福祉人材センターなどの窓口に相談する
  • 資格を取得する
  • 転職をする
  • 仕事とプライベートを分ける

それぞれの対処法について解説していきます。

上司や同僚に相談する

仕事がきつい時は、誰にも相談できずに一人で抱え込みがちです。

しかし、あなたがそこで倒れてしまっては職場は大変なことになってしまうため、上司や同僚などはあなたの大変さは人ごとではありません。

そのためきついと感じたら積極的に相談するようにしましょう。

もちろん愚痴のような相談ではいけません。

業務を効率化するための提案を行う、シフトや配置転換などの相談をすることが大切です。

すぐに変わることはなくても、つらいという状況は理解してくれるため、少しずつ状況が改善し、働きやすい環境になることもあります。

また、利用者とのコミュニケーションが上手く取れないなどの悩みを抱えている場合は、相談をすることで適切なアドバイスを貰えることもあります。

自分が尊敬できると感じる上司や同僚に相談をしてみると良いでしょう。

自治体や福祉人材センターなどの窓口に相談する

地域の自治体や福祉人材センターでは、福祉に関わる職員やスタッフを対象に相談窓口を設けています。

デイサービスのスタッフも相談の対象です。

この窓口では、業務内容の負担についての相談から、心身健康状態についての相談、職場の人間関係に至るまで、多くの相談をすることが可能です。

相談はメールや電話で行う場合もあれば、相談の予約を取って対面で行うケースもあります。

自身の働く地域で窓口が設定されていないかを、確認しておくと良いでしょう。

こうした窓口を活用することで、職場で相談しづらい環境であっても気軽に相談ができます。

また、職場で解決できない相談なども積極的に行うと良いでしょう。

資格を取得する

自身のスキル不足からデイサービスの仕事がきついと感じる人もいます。

スキル不足の場合は、現場で経験を積むことはもちろんのこと、資格を取得してスキルアップを目指すことも有効です。

デイサービスの仕事に活かせる資格としては、介護職員初任者研修や介護福祉士などの資格があります。

これらの資格は介護の仕事を行ううえで、実務的な知識も必要となるため資格を取得していく中で、業務に活かせる知識が身につきます。

たとえば利用者の解除を行う際に、正しい身体の使い方をすることで、自分自身への身体の負担も軽減されます。

こうした実務に活かせる資格を取得すると、業務のつらさは軽減していくでしょう。

転職をする

どうしても人間関係が改善しない、職場環境が改善しない、現在の職場と自分が合わないと感じる場合には、転職をするのも選択肢です。

繰り返しになりますが、デイサービスの仕事は人手不足が深刻なため、求人は売り手市場となっています。

今後はますます需要も高まる職種のため、自分が合わないと感じたら、他へ転職を検討すると良いでしょう。

転職をして環境が変わると、自分にとって働きやすい環境だったなどのケースは少なくありません。

転職サイトや転職エージェントなどを活用して、効率的に転職活動が行えますので、まずは登録だけでもしておくと良いでしょう。

仕事とプライベートを分ける

仕事がつらいと感じた時はプライベートと仕事を分けることも大切です。

仕事がつらいと、どうしてもプライベートの時間まで仕事のことについて考えてしまいますが、そこまで気にしてしまうと十分な休息が取れず、心身ともに疲弊してしまいます。

プライベートの時間は自分のやってみたかったことや好きなことを仕事を気にせずに行動することで、思った以上のリフレッシュ効果があります。

気持ちの切り替えができれば、仕事にも前向きに取り組めるような心構えになりやすいため、プライベートまで仕事の気持ちを持ち込んでいるのであれば、思い切って分けてみましょう。

デイサービスの仕事のやりがい

きついと言われてしまうデイサービスの仕事ですが、やりがいも当然あります。

デイサービスの仕事のやりがいとして挙げられるのは、主に以下の3点です。

デイサービスの仕事のやりがい
  • 利用者や家族から感謝されることが多い
  • スタッフがチームとして働くので一体感がある
  • 介護のスキルが身につきやすい

それぞれのやりがいについて解説していきます。

利用者や家族から感謝されることが多い

デイサービスの仕事は利用者の方、その家族の方とコミュニケーションを取りながら進めていく仕事です。

相手と対面でサポートをしていくため、「ありがとう」などの感謝の言葉を直接かけられることが多いのが特徴です。

他の仕事では、「なかなか感謝の言葉を聞けずにやっている意味があるのか」などの悩みを抱えている人も少なくありません。

直接、感謝の言葉を面と向かって言われるのは、やりがいを感じる特別な瞬間だと言えます。

加えて、利用者や家族の笑顔を見ることでやりがいを感じる人も多くいます。

他にも一緒に働くスタッフから、感謝されるケースも多くあります。

こうした言葉や達成感やモチベーションにもつながるため、デイサービスの仕事のやりがいと言えるでしょう。

スタッフがチームとして働くので一体感がある

デイサービスの仕事は同じ職場の他のスタッフと連携を取りながら進めていきます。

たとえばレクリエーションの企画や実施を、一人で行うことはほとんどありません。

他のスタッフと連携し、一丸となって進めていきます。

チームで一つのことを達成できる喜びを感じる仕事は多くありません。

デイサービスでは、自分のチームが企画したレクリエーションで利用者が笑顔になっている瞬間などを見ると、嬉しいと感じない人はいないでしょう。

チームとして取り組むことで、一体感が醸成されることも多いため、学生時代の文化祭のような雰囲気で楽しく仕事を行なっている人もいます。

介護のスキルが身につきやすい

デイサービスの仕事はデスクワークなどとは異なり、直接その人のためになる実感が得られるものが多くあります。

車椅子の乗降をサポートする、食事や入浴の介助をする、レクリエーションで一緒に楽しむなど、ひと通りの介助スキルを現場を通して身につけられます。

こうしたスキルは経験を積めば積むほど、自分の中に積み重なっていくものなので、1週間前より上手くできた、1ヶ月前より上手くできたなど、スキルが身につく実感がしやすいのもメリットです。

現場には要介護が異なる利用者が多くいます。

それぞれの利用者をサポートすることで、幅広い知識とスキルが身につけられるでしょう。

さらにこうして身につけたスキルは将来的に自分の家族の手助けになるケースもあります。

実践的な介護スキルが身につくことは、大きなメリットと言えます。

デイサービスの仕事に向いている人

デイサービスの仕事に向いている人の特徴としては、以下の4点が挙げられます。

仕事に向いている人の特徴
  • 人と接するのが好きな人
  • 介護未経験の人
  • 夜勤や休日勤務を避けたい人
  • にぎやかな雰囲気が好きな人

それぞれの特徴について具体的に解説していきます

人と接するのが好きな人

デイサービスの仕事はコミュニケーション能力がなくしては、スムーズにいきません。

利用者との会話、家族との会話、一緒に働くスタッフとの会話など、一人で何かに集中して仕事に向かうということはほとんどありません。

職場の雰囲気も活発な雰囲気となっているところも多いため、人と接するのが好きな人は、デイサービスの仕事に向いていると言えます。

また、相手に配慮したコミュニケーションが取れる人は、信頼感にもつながるため、働きやすい環境を作りやすくなります。

介護未経験の人

介護の仕事が未経験の人もデイサービスの仕事は向いています。

なぜならデイサービスの仕事は、看護などと比較すると要介護度が低く、身体介護の割合が比較的少ないからです。

実際に求人でも未経験歓迎というものは多くあります。

実際にデイサービスとして働きはじめ、現場の経験を積みながらスキルアップを目指し、同時に資格取得も目指せば、給与のアップも狙えます。

なかなか体力の自信がないという人でも、デイサービスであれば、身体的な負担を少なく働けるでしょう。

夜勤や休日勤務を避けたい人

デイサービスの仕事は日勤で行います。

カレンダー通りの職場となるため、看護助手のように夜勤や休日出勤などはありません。

とくに休日は施設そのものを休みにしてしまうところも多いため、プライベートをきちんと充実させたいと考えている人にもおすすめと言えます。

生活リズムが整いやすく、家族や友人との予定も合わせやすいのは、大きなメリットと言えるでしょう。

にぎやかな雰囲気が好きな人

デイサービスの利用者は交流を楽しむ人など、にぎやかで明るい雰囲気になることが多いです。

和気あいあいとした雰囲気が好きな人にとっては、向いている環境だと言えます。

たとえばデイサービスの仕事では、大勢の利用者の前でレクリエーションの説明をするなどがあります。

こうした説明の時でも静かな雰囲気となって聞くことはなく、にぎやかな雰囲気で明るい場になっていることが多いです。

なお、職場によって雰囲気は大きく変わることもあるため、自分に合った雰囲気かどうかは、事前に実際に職場見学などをして確かめることが大切です。

まとめ

デイサービスの仕事は人手不足の背景から残業が多かったり、効率的に仕事を進めなければいけないプレッシャーなどから言われています。

デイサービスの仕事をして「きつい」と感じた場合には、上司への相談や自治体への相談、どうしようもない場合は転職を検討するなど選択肢はたくさんあります。

つらいと言われていますが、直接感謝される場面も多いため、やりがいを感じながら仕事をしている人も多くいます。

自分に向いているなと感じたのであれば、飛び込んでみるのも手でしょう。

その際は、どのような職場の雰囲気かなどを事前に確認しておくことが大切です。

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