第二新卒で未経験でも営業職に就ける?向いている人の特徴を解説
はじめに
第二新卒から営業職に転職しようと考えている人は、未経験でも大丈夫なのかどうか気になるのではないでしょうか。
営業に向いている人の特徴に自分が当てはまっているかどうかや、転職後の平均収入についても、たくさんの人が気にするポイントの1つです。
この記事では未経験の第二新卒でも営業に転職するための方法や、営業に向いている人の特徴。
また、営業職の種類についても掘り下げて解説します。
おすすめの業種についても紹介するので、営業職へ転職する際の参考にしてください。
【第二新卒からの営業】未経験の第二新卒でも営業はできるのか
第二新卒の転職では、未経験の職種にいきなり挑戦することをためらいがちです。
それは転職が成功するかどうかや、入社後に仕事を続けていけるかどうかに対して、良いイメージを持っていないことに起因します。
しかしながら、未経験の第二新卒者でも営業職で成功を収めることは充分に可能です。
転職についてもスムーズに進めることができます。
その主な理由を4つ解説しましょう。
学歴や経験は必要ないケースが多い
営業職の求人では、学歴や経験については不問としているケースが多いです。
それは技術職などのように、専門的な知識やスキルを必要とするケースが少ないことが理由で、そのために未経験の第二新卒でも積極的に採用することができます。
第二新卒は基本的な社会人としてのビジネスマナーを心得ていると見られることが多いです。
一度就職に成功しているということもあり、一般常識や仕事への意欲についても、前向きに見られやすくなっています。
しかしながら、早期退職しているのは事実ですから、転職を志した動機についてははっきりとさせておくことが必要です。
また、未経験でも大丈夫というポイントは全ての業種に当てはまるわけではありません。
It関連や不動産などのように、仕事を進めていく中で専門的な知識を持っている方が有利な職種では、経験者のほうが優遇される傾向にあります。
未経験でもチャンスはある
営業職は、企業が自分の商品やサービスを売り込むために絶対に必要とする職種です。
そのため、あらゆる企業が営業職を求めており、社会全体で見ても営業職の需要は高くなっています。
仕事を進めていくために自社の商品やサービスに対する知識は必要ですが、その他のスキルについては特別な技術や資格を必要とするものではないです。
商品やサービスに関する知識についても、入社後に学ぶ機会が設けられていることが多いので、勉強すれば関連する知識も含めてとても詳しくなれます。
このような条件となっているのが営業職の特徴なので、未経験者からでも営業職で成功するチャンスは充分にあります。
求人数が多い
未経験の第二新卒が営業職に就ける理由の1つに、求人数が多いことが挙げられます。
厚生労働省が発表している資料によると、令和5年4月時点の全体の有効求人倍率は1.18倍となっていますが、営業職だけに絞った数字では2.11倍です。
これは仕事を探している人1人に対しておよそ2件の求人があることを示しており、営業職の人数が足りていないことを示しています。
業種を問わず、どの企業にも存在している職種であることも要因の一つですが、もう一つある大きな要因が離職を検討する人の多さです。
営業職単体の離職率に関するデータはありませんが、日本労働調査組合が営業職500名に実施した調査によると、転職もしくは独立に向けた活動をしている人は58.9%、退職を検討したことがある人は80.8%にも及んでいます。
高収入が期待できる
営業職は他の事務職などの職種と比べると、高収入に挑戦しやすい職種でもあります。
基本給は他の職種と大して変わらないのですが、契約件数や売上金額に応じて会社から支払われるインセンティブや成果報酬が上乗せされます。
インセンティブ発生の条件や成果報酬設定の有無については、会社によって異なります。
そのため、全ての企業の営業職に当てはまる条件ではありません。
インセンティブや成果報酬に関しては、企業が取り扱っている商材の大きさによって変わります。
一般的には契約に至ることで動く金額が大きいと、成果報酬やインセンティブは高いです。
自分の頑張りがそのまま報酬になって現われますから、きちんと自分の成果を評価されたいという人には営業職が向いています。
【第二新卒からの営業】営業職の20代の平均収入は?
仕事探しをして行く上で、年収はとても重要な要素です。
特に第二新卒からの転職となると、多くのケースで20代での転職となりますが、一般に20代の平均年収は、他の年代と比べるとそれほど多くはありません。
厚生労働省の調査によると、令和4年での20代の平均年収は205万円から287万円となっています。
営業職は調査で示された平均年収よりも、たくさん稼ぐことができる有力な選択肢です。
20代でも稼げるので、若いから稼げないという常識が通用しない職種となっています。
営業職の平均年収については具体的にどうなっているのかや、年収を上げる方法はあるのかなど、収入面の話を詳しく紹介しましょう。
300〜400万円
20代の営業職平均年収ですが、300万円から400万円の間となっています。
同年代の他の職種と比較しても、高い水準の数字です。
この数字はあくまで平均であるため、300万円に満たない人もいれば500万円を超えるような人もいます。
その差は取り扱っている商材や原価率にあり、1つの取引で動く金額や利益率が多いと、その分従業員への報酬に反映されやすくなるため、給料も上がりやすいです。
該当する業界は、総合商社やIT関連、金融や不動産で、仕事に慣れるほど成約率も上げられるようになります。
また、法人を顧客としている企業も高収入を求める際に狙うことがおすすめです。
商材の大きさや利益率が良い商材でも、個人相手の取引では天井に限界が見えます。
法人との取引では動く金額がとても大きく、リピートして貰えるようになると、決まった間隔で取引してくれるようになり、継続的な高収入へとつながりやすいです。
インセンティブでもっと稼げる
営業職の年収が高くなりやすい理由の一つが、インセンティブや成果報酬です。
企業が設定した契約件数や売上金額を達成した営業職に対して、手当として基本給に追加される形で支払われます。
勤続年数の長さではなく、自らの実力で勝ち取ることのできる評価です。
実力がある社員のモチベーションも大きく上がります。
取り扱っている商材や業界によって大きく開きがあるのは、インセンティブや成果報酬についても同様です。
こちらも基本給と同じく、商材が大きい業界や一件の取引で動く金額が多い業種であるほど、インセンティブが高くなりやすくなります。
インセンティブはあくまで結果を出した社員に対して支払われるものですから、収入が上がるかどうかについては、完全に実力次第です。
【第二新卒からの営業】未経験でも営業に向いている人の特徴
営業職には、向いている人の適性があります。
これから紹介する特徴を持っている人は、すぐに結果を出せる確率が高いです。
一方で、営業に向いている人の特徴に当てはまらない人でも、それを克服できるスキルは後から身に付けることもできます。
自分が営業職に向いているかどうかや、仕事を成功させるために必要なポイントは一体何なのかを、確認しておきましょう。
人と関わるのが好き
営業職が結果を残すためには、顧客とのコミュニケーションを密に行うことが必要です。
そのため、向いている人の特徴としては、コミュニケーション能力に優れている人が当てはまります。
営業で大事なのは、顧客が抱えている問題点や悩みを的確に聞き出すことと、それらを解決するために自社製品を提案することです。
これをスムーズに行うためには、話し手としてだけではなく、聞き手としての能力も試されます。
他人と積極的に関わり、よく会話をしている人であれば営業に向いているといえますが、全ての人がそうであるとはいえません。
人とのコミュニケーションが苦手という人は、相手に興味を持ちながら会話をすることや、会話の中で積極的に質問を交えることを意識してみましょう。
体力に自信がある
営業職の仕事の多くは、取引先企業や顧客の元を訪問して実施します。
新規開拓の営業職であれば、個人宅やオフィスなどを訪問して歩き回るので、ある程度の体力が必要です。
そのため、体力に自信がある人は営業職に向いているといえます。
体力という表現をしましたが、運動する能力が優れているとか、長時間動き続けることができるといった特別な素養は必要ありません。
積極的に外に出て活動できる程度の体力で、充分通用します。
もしそういった面の体力に自信がないのであれば、軽い運動習慣を身に付けたり、休みの日は家に閉じこもらず、外に出歩いたりするなどして積極的に動くようにしてみましょう。
それだけでも、営業職に必要な体力が身につきます。
負けず嫌いの性格
負けず嫌いであることも、営業に向いている人の特徴です。
営業職の仕事は、契約件数や売上などの数字を求めていくことになります。
その際にぶつかることになる競争相手はとても多く、競合他社だけでなく、同じ会社の中の営業職もライバルとなります。
営業職に求められる結果は、自分自身の努力次第で勝ち取るものなので、ライバルの存在が影響するとは考えにくいという見方も否定できません。
しかしながら、その努力を引き出すためには、ライバルの存在が助けになります。
同期の営業職が1週間で2件契約をとったのであれば、それに対して1週間で3件契約を取ってやろうと考える人が結果を残します。
もし他人と争うことが得意でないという人は、競争相手を過去の自分に設定してみることがおすすめです。
スケジュール管理が得意
営業職は取引先企業や顧客と綿密なコミュニケーションを交わします。
そのため、商談や打ち合わせなどを積極的に行うわけですが、基本的にスケジュールの主導権があるのは相手側です。
相手のスケジュールに自分の都合を合わせるわけですから、自分自身のスケジュール管理がきちんとできておく必要があります。
仮にスケジュール管理をおろそかにしてしまうと、顧客との約束をすっぽかすようなことになってしまい、商談が破棄されることにつながりかねません。
継続して取引を行っていた法人には、契約を打ち切られてしまうことも考えられます。
顧客からの信頼を確固たるものにするためには、スケジュール管理をきちんと行えるようになっておきましょう。
普段の時間管理から意識してみることがおすすめです。
とにかく稼ぎたい理由がある
営業職として長い間やっていくためには、とにかく結果を出し続けることが重要です。
しかし、結果を出していくための努力は簡単なものではなく、人によっては、なんで自分はこんなに頑張っているんだろうという考えに陥りかねません。
そんなときに助けになるのが、自分自身が仕事を頑張る理由です。
仕事を頑張れば当然給料も上がるわけですから、稼いだお金で何をしたいかを明確にさせておきましょう。
お金を稼ぐ理由がしっかりしている人ほど、結果を出すための努力や行動を効果的に行えます。
目標がないと、人はなかなか積極的な行動に移れません。
そうしたものがない人は、ぜひ稼いだお金で何をしたいかを考えてみてください。
【第二新卒からの営業】営業職の種類
ひと口に営業職といっても、それを細かく分類するととてもたくさんの種類に分けることができます。
誰を相手に営業するかや、営業をどのような方法で行うか、どのような商材を扱っているかによって、営業職を分類できます。
自分に向いているのはどの営業職かを比較し、自分に合ったタイプの営業職で働ける企業を探してみましょう。
法人営業・個人営業
誰を相手に営業するかの分け方については、法人営業と個人営業が大きな分類となります。
法人営業は主に企業相手と取引を行うもので、BtoB営業とも呼ばれています。
とても大きな取引となるため、一度の契約で動く金額はかなり大きいです。
そういった特徴もあってか、契約に至るまでには担当者だけでなく、意思決定者となる。
取引先企業の重役にも届くような営業活動を行う必要があります。
個人営業と対になるのが個人営業で、主に一般消費者を相手に営業を行うものです。
一件の取引の規模は法人営業ほど大きくはありません。
しかし、意思決定者との距離が近いため、すぐに売上に結びつきやすいです。
一般消費者と直接かかわり合えることをやりがいに感じやすい営業となります。
有形・無形
取り扱う商材での分け方としては、有形商材営業と無形商材営業があります。
有形商材とは、手にとってもつことのできる形ある商品のことで、法人であればデスクやロッカーなどのオフィス家具、コピー機やパソコンなどのガジェット製品が該当する商品です。
個人営業であれば、自動車や家電製品といった生活必需品が当てはまります。
無形商材とは手に取って持つことのできない商品で、情報やサービス、データなどのことです。
法人営業であれば、コンサルティングや社内業務システムの構築が主に当てはまります。
個人営業であれば保険やインターネット回線です。
それぞれ商品としての特徴が異なっているので、どのようにプレゼンを行えば契約に至るか、考え方の面で変わるところがあります。
新規開拓営業
顧客との関わり度合いによって、必要な営業職が異なります。
過去一度も取引の実績がない企業や個人に対してアプローチを掛けるのが、新規開拓営業です。
新規開拓営業では、まず自社や自社製品について認知してもらうこと、そして興味を持ってもらうための活動を行います。
そして興味関心を寄せてきた相手に対して商談を実施し、契約につなげていく流れです。
ほとんどの相手が自社製品に対して積極的な姿勢を示さないため、関わった人のうち8割から9割の人から断られることになります。
そのため、最初のアプローチの時点でどの程度相手に興味関心を持ってもらうか、相手がどのようなことに悩んでいるかを考えながらの提案が、結果を出すために必要なことです。
飛び込み営業
新規開拓営業の手法としてよく知られているのが飛び込み営業となります。
個人法人問わず、アポイントなしに相手の元を訪問して、自社の紹介と商品の提案を実施するものです。
事前のアポがないため、ほとんどの場合で相手に迷惑がられることがあります。
セキュリティーを厳しくしている企業や個人宅では、面会することすらできません。
個人宅にはセールスお断りの張り紙もされていることがあるなど、一般的に快く思われていない営業手法です。
しかしながら、相手のニーズにあった商品やサービスを持ち込むことができれば。
話を聞いてくれる可能性は大きく高まります。
そうした可能性を成果につなげるための会話スキルが必要です。
既存営業
既存営業とは、現段階で取引を行っている企業や個人を訪問する営業で、ルート営業とも呼ばれている営業です。
取引の実績があることからコミュニケーションも取りやすく、相手からは一定の信頼を置かれています。
訪問先で実施するのは、新しい商品の紹介や課題・悩みに対する別の商品の提案です。
また、すでに利用してもらっている商品やサービスのアフターフォローも行います。
相手と密なコミュニケーションを取り、その会話の中から新たなビジネスチャンスを見出せるためのヒアリング力が、求められるスキルです。
決まった場所に担当者として訪問することが多いので、会社の顔として訪問する自覚を持っておくことが求められます。
深耕営業
既存営業と似たような活動を実施する手法として、深耕営業もあります。
すでに取引を交わしている企業や個人と密なコミュニケーションをとるところまでは変わらないのですが、深耕営業では新たなニーズを掘り出し、新規の取引を獲得することが目的です。
例えば、取引先企業の別の部署との取引を開始するとか、相手担当者から別の取引先を紹介してもらうといったこととなります。
深耕営業を成功させるためには、安心して全てを任せてもらえるほどの信頼関係が重要です。
また、取引先訪問しているだけでは決して堀出せないような、新たなニーズを見つけ出す観察眼も持っておくと有利に進められます。
オンライン・電話営業
直接面会せず、電話やメールなどで営業を実施する方法もあります。
よく知られているのが、テレアポ営業やテレコール営業です。
テレアポ営業はアポイントを獲得することを目的とした電話での営業手法で、相手のニーズを電話で聞きだし、それを元にアポイントを獲得するスキルが求められています。
テレコール営業は、契約まで全てを電話のみで行う手法で、相手と会わずに契約まで持ち込むだけの非常に高いトークスキルが必要です。
オンラインの営業では、インターネット。
上で接触してきた相手に対し、メールなどで連絡を取ってアポイントまたは契約へとつなげていくやり方が使われています。
近年では企業が公式SNSアカウントを介して間口を広げているケースもあり、今後もオンライン営業の多様化が予想されている手法です。
インサイドセールス
インターネットや電話を使用した営業手法でメジャーになっているのが、インサイドセールスです。
ターゲットとなるのは、オンライン上で実施されているアンケートやキャンペーンに参加した顧客、SNSや公式サイトから資料請求などのアクションを起こしたユーザーで、こうしたユーザーを見込み顧客と呼んでいます。
見込み顧客に対して、電話やメール、オンラインミーティングなどでコンタクトを取り、営業を実施するのがインサイドセールスです。
やりとりは全てオンライン上で完結し、場所や時間も問わないので、さまざまな企業が取り入れています。
個人法人問わず、実施できる手法であることも、ポイントの1つです。
反響営業
インサイドセールスにアプローチする見込み顧客を獲得する営業もあります。
それが反響営業で、インターネットを中心としたさまざまな媒体で実施した広告宣伝活動に対して、何らかの反応を企業相手に示した人を見込み顧客とする方法です。
効果的に実施するためには、どのようにして広告宣伝を実施するかが重要で、ターゲットとしている客層によって広告を出すメディアを変えるなどの工夫が求められます。
コンタクトを示してきた見込み顧客は、すでに自社の商品やサービスに対して興味関心を抱いている状態なので、その後の営業活動を効率的に実施することが可能です。
広告を出す媒体や、顧客とのコミュニケーションツールの多様化など、今後もやり方の可能性が広がっていくことが予想される方法となります。
海外営業
海外まで事業展開を行っている企業の中には、海外営業を専門としている部署も存在します。
海外営業は、主にメーカー企業に多いです。
海外の提携しているメーカーや自社製品を販売する代理店などとコミュニケーションを交わし、自社製品を相手の国で展開して行くためのマーケティングを実施します。
海外営業を成功させるためには、取引先となる国の文化や習慣に対する深い理解が必要です。
時には国内だけでなく、相手の国に出向いて交渉するなど海外という環境に対する適性も求められます。
【第二新卒からの営業】未経験から営業へいくためのアピール方法
前提として、未経験の第二新卒にアピールできる経験やスキルはほとんどありません。
仮に何らかのスキルを持っていたとしても、それを仕事にどう結びつけられるかが説明できないと、効果的なアピールにはつながりません。
未経験の第二新卒が新たな仕事として営業職をやりたいとアピールするには、自分が持つポテンシャルを強く示すことをおすすめします。
特に大事なのが、営業職になりたいと思った理由や、営業職でこんなことを達成したいという目標・熱意です。
前の会社を早期退職してまでも営業職を目指したいという明確な目標を示すことができれば、営業職としての経験が不足している部分を補うことができます。
そして大事なのは、これらのことを面接の場面で、はつらつとした声で言い放つことです。
営業職ではコミュニケーション能力が高い人材を求めているので、そうした少しの工夫でコミュニケーション能力に優れていることをアピールしましょう。
【第二新卒からの営業】未経験におすすめの営業の業種3選
未経験の第二新卒でも営業職に転職できますが、中には専門的な知識やスキルがあらかじめ必要な業界もあります。
そういった業界は、残念ながら未経験で転職をすることは難しいです。
しかし、安心してください。
未経験の第二新卒でも、営業として就職することがおすすめできる業種があります。
それを3つ紹介しましょう。
保険営業
保険営業では人体に対する病気やけがなどを保障する生命保険や、自動車保険、火災保険、地震保険など、さまざまな種類の保険を取り扱っています。
取引の相手は法人と個人の両方があり、営業手法についても代理店を介した営業や、自社の保険商品を取り扱う企業への訪問など、仕事の種類はさまざまです。
直接顧客と保険商品についてのやりとりをする際には、相手のニーズを聞き取るヒアリング能力や、相手の実情に対して最適な保険商品を提案する提案力が求められます。
人材営業
人材業界とは、人材を求めている企業と仕事を求めている個人をつなぎ合わせるもので、就職や転職の仲介の他、人材派遣なども人材業界の仕事です。
営業相手は法人であるというイメージがとても強いですが、仕事を求めている個人に対しても面談を実施し、相手の要望をうまく聞き取る必要があります。
そしてこの両者に対して自社のサービスを使って人材・仕事を獲得できるように働き掛けるのが、人材業界の営業です。
関わる業界の多さや役職の幅、そして個人の人生を大きく動かすという仕事に、大きなやりがいを感じる人におすすめです。
不動産営業
不動産営業では、自社が保有する不動産の販売や、自社が管理する賃貸物件の貸し渡し仲介などが主な仕事です。
不動産の売買についても、売主と購入者の間を取り持って仲介する役割を行います。
不動産に関する専門的な知識や資格が求められますが、とても大きなやりがいがある営業です。
一軒の契約で動く金額が大きいので、高い成果報酬が期待できます。
その一方でノルマについて厳しい側面があるなど、営業職の厳しさが色濃く現れているのも特徴です。
【第二新卒からの営業】まとめ
第二新卒の営業未経験でも、営業職に転職することは可能です。
それは営業職を取り巻くさまざまな要因が重なってのことであり、営業に向いている人の特徴に合致すれば、仕事で成功する日も遠くはありません。
他の職種と比較しても平均収入は多く、自分の可能性で収入を上げることができるのも魅力です。
営業職に就いて、どのような営業を行ないたいかや、どのような業界で働きたいかを事前に把握して、営業職への転職を成功させましょう。
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