第二新卒と呼ばれる社会人1~3年目前後になってくると、今後のキャリアビジョンや他の異業種への興味関心が強くなってくる時期でもありますよね。
近年若者の転職が活発になっている傾向にはありますが、やはり第二新卒での退職は「社会人になってすぐ仕事を辞めた」というレッテルが貼られてしまいます。
だからこそ第二新卒の転職において、退職理由はとても大切になってくるのです。
今回の記事では、第二新卒で転職を検討している人向けに、退職理由を明確にするためのポイントや転職時のポイントも併せて解説していきますね。
第二新卒に多い退職理由5選
第二新卒の時期に退職や転職を考え始める人の割合は多く、理由もさまざまです。
特に社会人2~3年目にかけてはキャリアや将来のことを考え始めたり、今の仕事に慣れてくる時期でもあります。
では実際に、第二新卒で転職や退職を検討する理由は一体何なのでしょうか。
第二新卒の時期だからこその退職理由を5つ解説していきます。
人間関係が良くない
第二新卒の退職理由に限った内容ではないですが、退職理由としてかなりの割合を占めているのが人間関係です。
上司や先輩との関係がうまくいってなかったり、同僚との関係もギスギスした状態で仕事を続けていくのはかなり精神的にも辛いものがありますよね。
人間関係が悪くても、仕事に支障をきたさなければ問題ないという考えの人もいますが、中には人間関係が直接業務に影響を与えるケースもあります。
どちらにせよ、いい雰囲気の中で働きたいものですよね。
頑張りをもっと評価されたい
第二新卒でよくある退職理由として挙げられるのが、努力や頑張りがしっかりと評価される会社で働きたいという理由です。
自分の中で一生懸命努力を重ね何かを成し遂げたとしても、それに対する評価がされなかったとしたら、なかなかモチベーションは上がりませんよね。
特によくあるケースなのが、年功序列の社風が残っている企業です。
年功序列の評価制度を採用している企業だと、若い年代が成果を残したとしても評価されにくかったり、なかなか思った評価が得られなかったりするケースがあります。
ですので、社会人になって1~3年目に当たる第二新卒の時期になってくると、「もっと自分の頑張りを評価してほしい」「年齢や社会人経験ではなく成果を基準にした評価制度がある会社に転職したい」という気持ちが出てきます。
当然のことですが、評価される人はしっかり成果を残した人であり、自分だけが頑張ったつもりでいるだけでは評価に結びつきません。
何をどう頑張ってきたのかを明確にすることで、転職時の退職理由として伝えることもできます。
キャリアアップを目指しているから
キャリアアップを目指しているのも、第二新卒の退職によく見られる理由の1つです。
新卒の時期にはなかなか考える機会が少ないのですが、第二新卒と呼ばれる時期でもある社会人、1~3年目の時期は将来のキャリアプランを考え始める時期です。
「ずっとこのまま同じ仕事をしていて大丈夫かな…」「もっと色々な経験を積んでステップアップしたい」など、自分のキャリアを見直す時期でもあります。
30代が近づいてくるにつれて、どうしたら自分の市場価値を高めることができるのか、ステップアップするために必要なのかを考えた先に、転職や退職する人も多くいます。
異業種や異業界への関心が高まった
異業種や異業界へ興味関心が高まったという理由も、第二新卒の退職理由として多いです。
この考えに至るのには大きく分けて2つの背景があります。
1つは社会人経験が浅いが故に限定的な範囲でしか仕事を任せてもらえず、もっと裁量権や責任のある仕事をしたいと思っているパターンです。
現代においては、若いうちからどんどん色々な経験を冴えてもらえたり、ある程度の責任を持って取り組める会社もたくさんありますね。
もう1つは、異業種や異業界への転職が未経験の状態であっても可能な期間が限られていることが理由となっています。
第二新卒に明確な定義などはありませんが、おおよそ社会人3年目ごろまでの年代のことを指します。まだ社会人経験が短い第二新卒だからこそ、人柄やポテンシャル採用をしてもらいやすく、未経験であっても異業界や異色種に転職できる最後のチャンスでもあるんです。
社会人歴が長くなればなるほど、転職活動時にはスキルや経験が重要視されます。
そうなると、30代近くの年齢になって他の仕事に挑戦できる機会が少なくなってしまうのです。
ですので第二新卒での退職理由に他の業界・職種に興味関心が高まった背景が含まれるんですね。
挑戦したいことができた
今の仕事の他にやりたいことができた、挑戦したいことが新しくできたのも第二新卒の退職理由に多いです。
仕事を数年続けていく中で「思っていた仕事内容と違った」「他の分野でもっとしてみたい仕事がある」と感じ、退職や転職していく人もたくさんいます。
また、新卒の就職活動時に本当は就きたい仕事があったのにも関わらず入社することができずにいた人は、まだその仕事に未練があり再度挑戦する人も中にはいます。
第二新卒の転職における企業側の判断基準
続いては採用側目線から第二新卒の転職や退職について見ていきましょう。
近年、第二新卒の求人数は増加傾向にあり、若い戦力を必要としている企業も数多くあります。
では企業の採用担当者が第二新卒を採用する際に見ている部分や判断基準はどのような内容になるのでしょうか。
ここでは企業側が判断基準としているポイントを3つ解説していきますね。
長く働いてくれるかどうか
長く働いてくれるかどうかは第二新卒を採用する側からすると、非常に重要なポイントです。
企業目線で考えてみると、人材を採用するのにもコストをかけています。
ですので、コストや労力を費やしてやっと採用できた人材に、そう簡単に辞められては困るのは企業側なんですね。
第二新卒はまだ若いこともあり、これかの将来で長く企業に勤め売上や業績に貢献してくれるかどうかを見ています。
第二新卒での転職活動時にはちょっとやそっとのことでは辞めない印象を与えられるかどうかがポイントになるのでぜひ覚えておいてくださいね。
キャリアビジョンを持っているか
第二新卒の転職時に重要なポイントになってくるのが、キャリアビジョンを持っているかどうかです。
キャリアビジョンを採用側が重要視している背景としては、先ほど解説した早期離職を防ぐ目的・理由もあります。
それに加えて、キャリアビジョンを聞くことによってどれくらいの入社意欲があるかどうかを確かめる目的もあるんですよ。
具体的かつ明確なキャリアビジョンを持ってたら、志望動機もより詳細に伝えることができますし「この会社に入って◯◯がしたい」など入社後にやってみたいこと、成し遂げたいことを既に描けていますよね。
キャリアビジョンの内容と、企業が求めている人物像や仕事内容が一致していれば、第二新卒でも退職や転職をスムーズに行うことができます。
転職理由が明確かどうか
転職する理由が明確かどうかも、第二新卒が退職や転職をする上では重要なポイントです。
先ほど解説したキャリアビジョンとの適合性という観点からも、採用側は転職理由に着目しています。
ここで覚えておいていただきたいのが「転職理由はできるだけ明確にする」ことです。
「他のことをやってみたいから転職しました」「今の仕事が面白くないから辞めたいです」など、表面上の理由だけを並べてもなかなか面接官には響きません。
退職理由や転職理由は必ず目的とセットで伝えることを意識してみてくださいね。
第二新卒が退職理由を伝える時のポイント
続いて、第二新卒が退職理由を伝えるときに意識すべきポイントを解説します。
退職理由は人によってさまざまで、ポジティブな理由もあればネガティブな理由もありますよね。
伝え方次第で面接官や採用側に与える印象は全然違ってきます。
ここではぜひ意識していただきたいポイントを抜粋して3つ解説していきます。
採用側が見ているポイントを理解する
第二新卒の転職において、いかに採用側目線で考えられるかが重要になってきます。
もし自分が面接官だったら採用したいと思えるかどうかで考えてみましょう。
採用側がみているポイントとして「転職理由が明確かどうか」「退職理由がポシティブで目的のある内容かどうか」「長期的なキャリアビジョンを描けているかどうか」などが挙げられます。
逆に言えば、採用側の目線で気になるポイントを抑えていれば第二新卒の転職活動に活かすことができますね。
自分の振り返りと反省を行う
自分自身の振り返りとなぜ退職をしてしまった、もしくは退職を検討しているのかの反省をしっかりと行いましょう。
特に新卒時代の就職活動時に、自己分析や業界研究が不十分だったと感じている人ほど、振り返りは入念に行うことをおすすめします。
第二新卒の転職時期は新卒時と違い、”働く”経験をしているのが大きな違いです。
やりたかった仕事が何なのか、どの部分なら自分は妥協できるのか、逆にどの部分が譲れないポイントなのかなど、働いてみないと分からないことが少しずつ分かってきているのが第二新卒の強みでもあります。
ですので、第二新卒の状況で退職や転職を検討している人は、今一度自分自身の振り返りをしてみてください。
ビジョンや本当にやりたいことがより明確になってくるのでおすすめです。
退職理由はポジティブに変換する
第二新卒が退職理由を伝えるときによく陥りがちなのが、ついつい退職理由をネガティブに伝えてしまうことです。
結論から言うと、退職理由はネガティブなものであっても必ずポジティブに変換して伝えましょう。
その理由は明確で、ネガティブな退職理由は採用側が好印象を持ちにくいことが挙げられます。
戦力になってほしい、会社の売上に貢献してほしい思いで第二新卒の採用を行っている企業からすると、ネガティブなことばかり言っている人材を採用したいとはなりませんよね。
とは言いつつも、やはり人間関係であったり労働環境が原因となって退職するケースもあります。
後ほどネガティブな退職理由をどうやってポジティブに変換して伝えるのかは、回答例も交えて解説しますね。
NGな退職理由4選
退職理由の回答例を見る前に、これだけは避けてほしいNGな退職理由を4つ解説します。
特に第二新卒であれば、退職をすることと転職活動自体も初めてになりますので、良くないとされている退職理由の答え方は事前にチェックしておくことをおすすめします。
よくありがちなNG例になりますので1つずつ詳しく見ていきましょう。
他責思考の退職理由
第二新卒で言ってしまいがちなNGな退職理由で最も多いのが、他責思考の退職理由です。
自分が悪いのではなく、あくまでも自分が仕事を退職したのは周りの環境や自分以外の人や仕事内容が原因だとしているケースです。
仮に本当に退職理由が自分自身に起因しているのではなく、他の部分にあったとしてもそのまま直接的な表現で伝えていいわけではありません。
「上司が自分を嫌っていた」「仕事内容が思っていたのと違った」など他責のまま退職理由を伝えてしまうと、「仮に入社したとしても、何かトラブルがあった際にまた責任転換するかもしれない」という印象を与えてしまいます。
どんな退職理由であれ、自分自身が反省すべき点は必ずあります。
ただ単に他責にせずに、周りの環境と自分自身の影響もあって退職した旨を伝えるように意識してみてくださいね。
嘘を交えた退職理由
当然のことですが、退職理由を伝えるときに嘘をつくのは絶対にNGです。
仮に面接時やその場凌ぎはどうにかなるかもしれませんが、嘘は必ずいつかバレてしまいます。
場合によってはせっかくもらった内定を、嘘をついていたことを理由に取り消しになったケースもあるんです。
例えば前職の営業成績を数字を2倍にして伝えたりだとか、経験していない業務を未経験だと言わないなどが挙げられます。
もっと限度を超えてくる内容だと、経歴書を偽って出す人も中にはいますが言語道断ですね。
伝えたくない失敗談や自分の弱点であっても、伝え方次第では良い印象を与えることもできるので、嘘をつくことだけはどんな場合でも避けましょう。
仕事そのものを否定するような退職理由
仕事自体そのものを否定してしまう退職理由もNGです。
第二新卒でよくある退職理由として「仕事が想像以上にきつかった」「そもそも働くモチベーションがなくなったkら」「残業はできるだけしたくないので定時に上がれる仕事がいい」などです。
どの理由も「仕事をしたくない」「働きたくない」雰囲気が伺えますよね。
このように、仕事をすることや働くこと自体が嫌になって退職した理由もNGです。
仮に本当に思っていたとしても、面接官や転職活動時に伝える際にはもっと言い方を工夫する必要があります。
どちらにせよ、仕事そのものを否定する退職理由を直接的な表現で伝えるのは絶対に避けましょう。
そもそもの退職・転職理由が曖昧
退職や転職する理由がそもそも曖昧なケースも、第二新卒がよくやってしまいがちなNG例になります。
自己分析や業界研究が不十分だと仕事の軸や価値観が定まらず、説得感のある退職理由にならないので注意しましょう。
退職や転職理由が曖昧だと、また仕事に何らかの不満やギャップを感じてしまい、退職や転職を繰り返してしまう可能性があります。
しかも理由が曖昧になってしまうと、採用側に与える印象もよくありません。
自己分析や業界研究が行き届いておらず、曖昧性が高いと見做されれば受け身姿勢なイメージを持たれてしまうリスクさえあるんです。
好印象に繋がる退職理由の答え方
ではいよいよ、第二新卒の転職時に好印象を持ってもらえる退職理由の伝え方を紹介していきます。
ここではポジティブで目的がある理由だけでなく「人間関係が悪かった」「仕事がキツかった」などのネガティブな理由の言い換えや伝える際の工夫ポイントも合わせて解説します。
もっとやりがいのある仕事をしたい
もっとやりがいのある仕事をしたいというのは、第二新卒の退職理由としても非常に多いです。
一見ポジティブな退職理由に思えますが、実は落とし穴があります。
やりたいことが明確でない場合と、やりたいことができなかった時に「また早期離職してしまうのでは?」と思われることです。
この2点を意識した回答だと、好印象を与える良い退職理由になりますよ。それでは回答例を見ていきましょう。
回答例
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私は現職で化学部品の新規営業を担当しております。
入社してからしばらくは、営業のノウハウや営業戦略を考えたり、毎日違った顧客を担当できたりと刺激的でやりがいを感じながら働いておりました。
ですが、2~3年ほど新規営業を担当している中で、新規営業のようにその時の1度きりの関係ではなく、もっと長期的に顧客のサポートができる営業職に興味を持つようになりました。
新規営業ではなく既存営業の仕事であれば、短期的ではなく長期的に顧客に関われるだけでなく、戦略を考えたりとかもっと詳細な提案ができたり、コンサル的な要素にも携われることでさらにやりがいを感じながら働けるのではないかと考えております。
新規営業担当時に培ったコミュニケーション力や提案力を活かし、御社に入社できた後も売上に貢献していきたいと思っています。
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このように、仕事を通して「何」をしたいのかを明確にすることで好印象を与えられる退職理由になりますよ。
頑張りをもっと評価されたい
もっと頑張りを評価されたいのも第二新卒によくある退職理由の1つでしたね。
仕事にも慣れてきて、ある程度1人立ちができ自分だけでこなせる仕事の範囲も広くなるので、社会人2~3年目の第二新卒が「頑張りをもっと評価されたい」と思うのは自然の原理ですね。
評価されたいのは向上心が伺える退職理由ではありますが、伝え方を間違えると自分を過大評価している印象を与えてしまうリスクもあるので注意が必要です。
それでは回答例を見ていきましょう。
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回答例
現職の職場では明確な評価制度が設けられておらず、私自身もどこのポイントを意識して仕事に取り組めばいいのかが不透明な状況です。
仕事をしていく中で、自分に対する周囲からの評価に対しては素直に受け止め、今後の自分の働き方に活かしていきたいと常日頃から感じています。
ですので、何を頑張りどの部分を改善したらいいのかなど、評価制度がしっかりと明確になっている企業で働き、目的意識を常に持ちながら働いていきたいと思っています。
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人間関係が良くない
第二新卒に限らず、多くの人が退職理由として挙げているのが人間関係の悪さです。
ただ単に「人間関係が悪かったので辞めた」「上司と会わなくて退職を考えています」だけでは、NG例の段落でも解説したように他責思考の退職理由と捉えられてしまいます。
ですので、人間関係が起因している退職理由は言い方を変えた上で、なぜ良好な関係で働きたいかの理由をプラスして伝えましょう。回答例かこちらになります。
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回答例
前職ではみんなで一緒に同じ目標に向かって頑張るというより、個人プレーが中心で個人成果主義な雰囲気のある職場環境でした。
仕事をしていく上で、時には個人プレーは必要になるかもしれませんが、私は仲間意識を持って仕事に取り組む方が個々人のパフォーマンスの最大化に繋がると考えております。
ですので、さらに成長したいと考えたときに個人プレー中心の職場よりも、チーム一体と なって協力しながらはならける環境に身を置きたいと考えております。
1人1人の意見を大切にし、心理的安全性が確保できた状態であれば自分自身もさらに上を目指しスキルアップができるのではないかと思っております。
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仕事が辛かった
「仕事が辛くて辞めてしまった」「精神的に自分を追い詰めてしまった…」というのも第二新卒によく見られる退職理由です。
“仕事が辛かった”というのを直接的に伝えてしまうと悪い印象を与えてしまうので、まずは「何」が仕事をしていく上で辛かったのかを明確にすることから始めましょう。
ただただ仕事が嫌だと曖昧なことを言ってしまうと、次の職場で何を頑張りたいのか仕事の軸が何なのかが不透明です。
それではどんな風に伝えたらいいのか、回答例を参考にしてみてください。
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回答例
前職で私は営業部に所属しておりましたが、常に達成が難しい高い目標設定がされていました。
大前提として営業職に目標が課されていることは当たり前だと思いますし、1つの指標として目標が必要な要素だと思っております。
ですが、その設定されていた目標が高いと同時に達成することを最優先としている会社の方向性に疑問を持ちながら働いておりました。
目標を最優先とするばかりに、顧客1件1件にコミットできない営業スタイルになってしまっていたと思います。
今後は顧客のニーズや要望にしっかり耳を傾け、それに対して全力で答えられるような仕事がしたいと考えております。
その上で、目標設定があればもっといいパフォーマンスを発揮できるのではないかと思っています。
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このケースは“ノルマがきつい”や”数字に追われているのが嫌だ”というのを取り上げました。
このように仕事の「何」に対して嫌だと感じているかを明確にすることによって、退職理由を考えてみるといいですよ。
会社に将来性を感じなかった
近年、会社に将来性を感じなくなり退職を決断する人も多いです。
特に新型コロナウイルスの流行や急速に発達するインターネットの影響で、世の中のニーズやサービスは激しく変化しています。
だからこそ、特に若い世代の第二新卒は会社の将来性を注視する人も多いんですね。
このケースは現職(前職)の実態を理由とセットにし、転職先の会社のどの部分に将来性を感じているのかを明確にした退職理由にするのがポイントです。回答例は下記になります。
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回答例
前職の会社では、大企業であるが故に新しいことの挑戦する機会がとても少ない環境でした。
変化が激しい時代になってきていることもあり、制度や事業の2軸で常に新しい何かを取り入れていく必要があると感じております。
例えば、年功序列の風潮がまだ根強く残っていることが挙げられます。
若い世代の頑張りや意見が上層部に届きにくく、思考を巡らすというよりかは毎日ルーティン化された仕事を新卒1~5年目の期間に行うことが普通だとされていました。
私はこの状況に非常に違和感を感じており、若い期間に確立された業務だけを行うのではなく、もっとさまざな分野にアンテナを張り、アイデアを発信したり新しい何かを進めていくような実行力を身につけたいと強く思うようになりました。
御社は年に1~2つほど新サービスの導入に着手しており、新しいことに挑戦する姿勢を常に持たれている会社だと感じました。
これからの時代は常にアップデートしていくことが求められるようになると思いますので、私もそういった時代の最先端を走り続けようとする企業や仲間と一緒に働きたいと思い御社を志望しております。
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最後に
いかがだったでしょうか?
この記事では第二新卒の時期によくある退職理由と一緒に、転職するときのポイントや実際に退職理由を伝えるときの回答例も一緒に解説しました。
社会人歴も2~3年になり、仕事も少しずつ慣れてくる第二新卒の時期は30代に向けてや今後のキャリアやライフプランに悩む時期でもあります。
ぜひ自分自身の将来や今後どんなキャリアを築いていきたいのかなど、今一度振り返って考えてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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