【例文あり】面接の30分では第一印象が超重要!第一印象を良くする方法を紹介!
はじめに
個人面接を受けることになり「30分の面接でどうやってアピールすればいいの?」や「30分の面接ではどんなことを聞かれるの?」と不安に感じている就活生は多いのではないでしょうか?
そのような不安を解消するために、この記事では「面接で第一印象を良くする方法」や「受かる質問の答え方」「頻出の質問とその答え方」を項目ごとに詳しく紹介していきます!
面接をうまく突破するために事前にしっかり対策をしておきましょう!
【面接の30分でアピール】個人面接の時間はどれくらい?
就職活動の面接時間は30分から1時間に設定している企業が多いです。
企業は大人数を相手にするから短い時間で効率よく判断する必要があります。
短い時間で十分にアピールするために事前にしっかり面接の対策をしておきましょう!
【面接の30分でアピール】第一印象は最初の5分で決まる
面接時間の30分間の中で最初の5分が一番重要だと言われています。
その理由は最初の5分で第一印象が決まるからです。
ビジネスシーンでは第一印象がとても重要で、面接でも合否を大きく左右します。
第一印象が悪いと残りの25分で挽回することは難しくなります。
最初の5分で好印象を与え、面接の好スタートを切りましょう!
【面接の30分でアピール】第一印象を良くする方法
第一印象を良くするために気をつけるべきポイントは「身だしなみ」「マナー」「姿勢」「話し方」の4つです。
どのポイントも決して難しいことではなく、気をつけて改善することで必ず良い第一印象を与えることができます。
面接官に不快感を与えないためにもしっかりと確認しておきましょう。
清潔感のある身だしなみ
1つ目のポイントは「身だしなみ」です。
身だしなみをよくするには髪型と服装を整え、清潔感を出しましょう。
身だしなみの良し悪しは仕事に対する姿勢にも関連づけられます。
面接前には必ず髪型が乱れ、服装にシワや汚れがないかチェックしましょう。
そして自分の体のサイズに合った服を着て、スーツに合った靴を履くことで身だしなみの統一感を出すことができます。
髪型は黒や暗めの茶髪など地毛に近い落ち着いた色にしましょう。
女性の場合は長髪なら髪をまとめ、男性の場合は顔が隠れない程度の長さにすることで清潔感のある髪型になります。
また、アクセサリーやネイルをつけることはやめましょう。
面接ではおしゃれをするのではなく、悪目立ちしない清潔感のある身だしなみを目指しましょう。
面接の基本マナーを守る
2つ目のポイントは「面接の基本マナー」です。
面接マナーの中でも入室のマナーがしっかりしていると面接官に与える第一印象を良くすることができます。
退室のマナーと一緒にしっかり確認しておきましょう。
入室のマナー
2.面接官から「お入りください」と声をかけられたら部屋に入り、ドアを閉める
3.面接官を向き「〇〇と申します。本日はよろしくお願いします。」と言ってお辞儀をする
4.その後、椅子の横に移動する
5.面接官に「どうぞ」と声をかけられてから着席をする
退室のマナー
2.ドアの前に移動し面接官の方を向き「失礼します」とお辞儀をする
3.最後にドアを開け退出し、ドアを閉める
姿勢
3つ目のポイントは「姿勢」です。
姿勢が悪いと自信がないように捉えられてしまいます。
そのため意識的にでも面接中は背筋を伸ばしましょう。
また、座る姿勢が悪いと態度が悪いと捉えられます。
男性は脚を開きすぎず、肩幅程度の広さで開き、手は軽く握って太ももに乗せ姿勢良く座りましょう。
女性は膝とかかとを揃え、足をまっすぐにして座りましょう。
その際、足を斜めにして座ることはやめましょう。
両手は広げ、太ももの上で重ねます。
男女ともにリラックスした座り方ではなく、椅子に浅く、緊張感を持った座り方をしましょう。
話し方
4つ目のポイントは「話し方」です。
話す際は笑顔で面接官に聞こえる声でハキハキと話しましょう。
そして前を向き、面接官と目を合わせながら話す必要があります。
目を逸らして話していると自信がないと捉えられてしまうからです。
そして、面接の前に緊張で顔がこわばっていないか鏡で確認し、笑顔を作りましょう。
【面接の30分でアピール】受かる質問の答え方
残りの25分でさらに印象を上げるには質問の答え方が重要になってきます。
ここでは受かる質問の答え方として「PREP 法で答える」「30秒から1分ほどで簡潔に」「質問の意図を理解し適切な回答をする」の3つを紹介します。
PREP法で答える
PREP法とは
1. Point(結論)→ 2. Reason(理由)→ 3. Example(具体例)→ 4.Point(結論)
の順番で話すことです。
まず結論を述べることで今から何を話すかを相手がイメージしやすくなります。
次に結論の理由を述べることでなぜその結論になったのかを納得させます。
理由を述べたらその具体例を話しましょう。
具体例は結論や理由に比べ、詳しく述べる必要が有ります。
実際のエピソードや根拠となる出来事を述べることで相手がより理解しやすく、説得力のある話になるからです。
最後にもう一度結論を述べることで、伝えたいことを強調しましょう。
そうすることで伝えたいことが相手の記憶に残りやすくなります。
PREP法で話すことでわかりやすく論理的な話し方をすることができるので、話し方に自信がないという人はぜひ実践してみてください。
30秒から1分ほどで簡潔に
面接で回答する際は簡潔に話すことが重要です。
受け答えがダラダラと長い場合、話す内容が理解しづらくなり、面接官に悪いイメージを与えてしまいます。
質問に回答する際に話したいことを全て盛り込んで伝えてしまうと逆効果になってしまうので、言いたいことを30秒から1分ほどにまとめて話すことを心がけましょう。
文章をまとめることが苦手な人は事前にある程度整った回答を用意しておくことがオススメです。
質問の意図を理解し適切な回答をする
面接では質問の意図を理解し適切な回答をすることが重要です。
質問の意図から離れた回答をすることで悪い印象を与えてしまいます。
回答する際は自分が伝えたいことを一方的にアピールするのではなく、質問の意図に合わせて自分が伝えたいポイントを盛り込んだ適切な回答をする必要があります。
【面接の30分でアピール】30分の面接では6〜8個の質問をされる
30分の面接では6から8個ほどの質問をされます。
面接で必ず聞かれる質問として「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」の3つが挙げられます。
ここでは以上の3つの質問に対しどのように回答するべきか、回答例を合わせて紹介していきます。
志望動機
面接官は志望動機を聞くことで学生の企業に対する志望度、熱意の高さとその学生が企業にマッチし長く勤めてくれるかを判断します。
企業は仕事に対し熱意がなかったり、企業にマッチせず入社してもすぐ辞めてしまうことを防ぎたいのです。
志望動機を話す際は他の企業と比べてなぜその企業を志望したかの理由や魅力に感じた部分を伝えましょう。
回答例:志望動機
私の両親は飲食店を経営しています。
両親はコロナ禍によりお客様の数が減ったことで、一時お店を継続することがとても困難な状況になっていました。
しかし、御社の〇〇を利用することでお客様の数が戻り、現在もお店を続けることができています。
現在もコロナ禍により苦しい状況に立たされている飲食店は多くあります。
そのような飲食店に営業を通し〇〇を広め、利用してもらうことで、現状からの脱出の助けとなっていきたいです。
自己PR
面接官は自己PRを聞くことで学生がどのような人間性、価値観を持っているかを判断します。
また、学生の強みを聞くことで企業で活かせる人材か、企業で良い影響を与えてくれる人材かも見極めます。
自己PRではまず結論として自分の強みを述べましょう。
その次に実際に自分の強みを活かしたエピソードを述べます。
最後に自分の強みを入社後にどのように活かすことができるかをアピールしましょう。
自己PRを具体的に詳しく述べることで面接官はその学生が企業で活躍する姿をイメージしやすくなります。
回答例:自己PR
私は大学時代、イタリアンレストランでホールのアルバイトをしていました。
レストランのメニューには単品とコースの2種類があるのですが、ディナーの忙しい時間になるとキッチンの効率を考えてできるだけ単品よりもコース料理の注文を受けることを求められていました。
そこで私はお客様がご来店後のメニュー説明をする際に、できるだけお客様とコミュニケーションをとり、コース料理の魅力を大きくアピールするように心がけました。
その結果、ほとんどのお客様からコース料理のご注文をいただき、効率的にお店を回すことが可能になりました。
コミュニケーション能力を活かし、お客様に御社の商品の魅力を十分に伝え、営業成果を出していきたいです。
学生時代に力を入れたこと
面接官は学生時代に力を入れたこと、ガクチカを聞くことで学生の人柄、考え方とともに行動力、判断力があるかを判断します。
ガクチカを話す際もまずはじめに伝えることは結論です。
結論で自分が学生時代に何に力を入れたかを伝えます。
その次に、その活動に力を入れた理由を述べます。
理由の次は目標へ向かう過程でぶつかった課題について述べましょう。
そしてその課題を乗り越えるために起こした行動を述べ、最終的に目標は達成したかや、課題を乗り越えて得た結果を伝えます。
最後にそれらの活動から得た学びを述べます。
経験から得た学びを伝える際はその学びを活かし、企業でどのような活躍ができるかをアピールしましょう。
回答例:学生時代に力を入れたこと
大学受験で学んだことを活かすことができると思い家庭教師のアルバイトを始めました。
高校2年生から3年生の間英語、数学、国語の3教科を教えている生徒がいたのですが、その生徒は3教科の中でも特に英語が苦手でした。
その生徒はどうしても英語の偏差値が50代から抜け出せず困っていました。
そこで、生徒と話し合う時間を設けると英文法が曖昧なまま放置をしていたと相談を受けました。
そこで一旦基礎に戻って文法を復習し、苦手を克服することで偏差値70近くまで上げることができました。
そして、結果としてその生徒は第一志望の高校にも合格することができました。
この経験から人と対話する仕事では相手の考えを引き出す、聞くチカラが重要だと学びました。
この経験を活かし、営業でも相手の話を聞くことを重視して成果を上げていきたいです。
【面接の30分でアピール】逆質問は必ずしよう
質問が一通り終わったら面接官から逆質問があるかを問われます。
その場合必ず逆質問をしましょう。
面接官が逆質問があるか聞く意図は企業への志望度や仕事への意欲を確認することです。
逆質問をすることで会社への疑問を解消をするとともに自分の企業への熱意を最後にアピールしましょう。
おすすめ逆質問8選
・私は〇〇といった資格を持っているのですが、△△部でこの資格を活かせる業務はありますか?
・御社は〇〇や△△とたくさんの事業を行っていますが、今後はどのような事業展開を予定していますか?
・私は〇〇部を希望しているのですが、1日のスケジュールを具体的に教えてください
・御社で働く社員の理想像を教えてください
・私は〇〇部を希望しているのですが、期待するスキルを教えてください
・私は〇〇部を希望しているのですが、職場の雰囲気を教えてください
・御社で最も重視している考え方はなんですか?
【面接の30分でアピール】NGな逆質問
調べたらわかる質問
ホームページに載っている質問など調べたらわかる質問をしてしまうと面接官に「事前に企業について調べていない」や「本気で志望しているのか」という悪い印象を持たれてしまいます。
福利厚生や給与面などはホームページに掲載されていることが多いので必ず事前に企業の情報を調べ、それでも分からなかった部分や気になった部分を質問するようにしましょう。
NGな逆質問例:調べたらわかる質問
・御社で行っている事業をひとつ教えてください
・御社ではどのような福利厚生がありますか?
面接官個人への質問
面接の逆質問の時間は決して面接官との交流の時間ではありません。
逆質問をする際は面接官についての質問ではなく、企業に関して気になっている点や企業が行っている事業についての疑問を逆質問するようにしましょう。
NGな逆質問例:面接官個人への質問
・〇〇様はご結婚されていますか?
・〇〇様はスポーツの経験はおありですか?
「はい」「いいえ」で答えられる質問
「はい」「いいえ」で答えられる質問では逆質問をしても話に広がりがなく、面接官から回答を得ても深堀ることができなくなってしまいます。
逆質問をする際は「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、「どのように」や「なぜ」といった5W1Hを意識した質問をすることを心がけましょう。
NGな逆質問例:「はい」「いいえ」で答えられる質問
・新入社員でも活躍できますか?
・営業のノルマはありますか?
【面接の30分でアピール】面接対策したいなら就活エージェント
「面接がうまくできるか不安」や「面接の対策をしたいけどどこで行えばいいの」と感じている人はいませんか?
そのような悩みを抱える人には就活エージェントを利用することをおすすめします。
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まとめ
以上、面接の30分でどのようにアピールするかや第一印象を良くする方法を中心に解説してきました。
申し上げた通り、面接で一番重要なことは最初の5分で第一印象を良くすることです。
面接の質問の対策もとても重要ですが、まずは「身だしなみ」「マナー」「姿勢」「話し方」が全てできているかを確認しましょう。
面接では事前に対策することで本番で十分に力を発揮することができます。
ぜひこの記事を参考にし、万全の準備を整えましょう!
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