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第二新卒として営業職への転職はおすすめ?営業で身につくスキルやキャリアアップする方法を解説!
はじめに
新卒での就職活動がうまくいかなかった、という方は多くいます。
第二新卒として新しい転職先を探そうとしても、自分には結局どんな仕事が合うのか悩んでしまうかもしれません。
そんな方には、営業職への転職がおすすめです。
この記事では、第二新卒の方に営業職がおすすめの理由を解説していきます。
今の会社をやめても次をどうするか考えてしまうという方や、今の仕事があまり合っていないと感じる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
【第二新卒として営業職に転職】第二新卒で営業職への転職はおすすめ!
まずは、なぜ第二新卒で営業職に就くことがおすすめなのか、その理由を解説します。
そもそも第二新卒とは、学校を卒業後、一度就職をしたものの数年以内に退職したという方を指す言葉です。
あまり社会人経験がない状態での転職は、不安も大きく頼れる方も少ないことから、なかなか実行に踏み切れない方もいます。
しかし、営業職はその仕事の特性上、第二新卒の転職に向いている職種と言えるのです。
その代表的な理由を大きく2つに分けて説明します。
特別なスキルを必要としない
営業職は特別なスキルを必要とせず、基礎的なことを理解すればすぐに仕事に取りかかることができる職種です。
もちろん商品知識や社内用語など、入社してから覚えるべきことは多くありますが、商談に必要な最低限の知識とある程度のビジネスマナーさえあれば、すぐに誰でも営業マンになれるとも言えます。
資格が必須ではないので、転職の際のハードルが低いことが、第二新卒で営業職を転職先に選ぶ大きなメリットなのです。
営業職の求人に「未経験歓迎」といった内容が多いのはこのためで、入社してから数週間から数か月の研修ですぐに実践の現場に立つ場合もあります。
もちろん先輩社員のフォローも手厚いことが多いので、不安を感じることなく働くことが可能です。
求人が多い
また、求人が多いことも営業職の特徴です。
企業は営業活動がなければ、自社製品やサービスを売ることができません。
基本的にはどの企業にも営業部が存在し、人数も大勢であることがほとんどです。
そのため求人が多く、ほかの職種に比べて転職しやすい傾向があります。
企業が事業規模を拡大すれば、その分新たな商材を売るための営業が必要となり、当然営業部の人員も必要になるでしょう。
社内の人間だけで間に合わなければ、新しく人を雇わなければなりません。
常に営業職の求人があるのは、こういった事情もあるのです。
もちろん求人が多いからと言って、何の対策も立てずに採用選考に受かるほど甘くはありません。
転職のために必要な準備をしっかりと行いましょう。
【第二新卒として営業職に転職】営業職からキャリアアップする方法
では、一度会社を退職し、新たな会社で営業職として仕事を再開した場合、どのようにしてキャリアアップしていけば良いのでしょうか。
基本的に企業の中でのキャリアアップは、営業職の場合昇進です。
まずは管理職になれるように、仕事を精一杯こなしましょう。
管理職に就くためには、営業マネージャーから営業課長、部長と着実に昇進していく必要があります。
営業マネージャーは、営業をまとめる現場のリーダー的存在です。
最初は営業マネージャーを目指して、商談の成約率をひとつずつ上げていくことが求められます。
また深い商品知識や、顧客との直接的なやり取りから得たマーケティング感覚から、別部署での活躍も可能です。
営業から、マーケティング部や企画部などの部門へ異動する方も多くいます。
【第二新卒として営業職に転職】営業職からキャリアアップするために必要なスキル
ここからは、営業マネージャーに昇進するなど、営業職においてのキャリアアップを考えた際に必要となるスキルについて解説します。
先ほども述べたとおり、営業職に就くためにスキルは必要ありません。
しかしキャリアアップを望んで上を目指す場合は、これから説明するスキルを身につけることで、上層部から評価され、昇進などのチャンスを与えられる可能性が上がるでしょう。
人の上に立つためには、現場に対応する力以外に人を束ねるための力が求められます。
以下の点を意識して、将来的になりたい営業像を考えておくのも良いでしょう。
マネジメントスキル
役職が上になるにつれて、部下の数も増えていきます。
数が増えると当然のことながら、一人ひとりの抱える仕事や案件の細かい把握は難しくなり、管理が大変になっていくものです。
また上の人間には仕事が集まっていきやすいため、自分1人で重たい案件を抱え込んでしまうことも少なくありません。
そういった事態を防ぎ、チームとして円滑に仕事を回していくためのマネジメントスキルは、上長になる人に必須のスキルです。
自分のもとに集まった仕事を無理のない範囲で部下に引き渡し、部下のもとであふれかえっている仕事は余力があれば引き取るなど、チームが目標を達成するために順調に働ける環境を整えることが上司の仕事になります。
コンディションなどの体調面への配慮も、マネジメントスキルの1つです。
本質をとらえる力
物事の本質をとらえることができる人は、総じて上司として有能と言えます。
先述のマネジメントスキルも、本質をとらえることができる人は、調整や割り振りに無駄がありません。
何が一番の課題で、どこを脇に置いておくかを瞬時に判断し、的確に指示を出すことで現場の回転が速くなるのです。
また営業の商談においても、本質をとらえる人は成約率が高い傾向にあります。
顧客の求めるものが何かを的確につかめるので、それに合わせた商談ができる人は有能と言えるでしょう。
このスキルは、もともと持ち合わせているもの以外にも、仕事を続けていくうえで磨かれていくことも多いものです。
常にこのスキルを磨くことを意識し、キャリアアップを目指しましょう。
【第二新卒として営業職に転職】企業が営業職に求めるスキル
営業のキャリアアップで必要なスキルについて、理解できたかと思います。
ここからは、企業が営業職の社員に求めているスキルについての解説です。
どれも営業職に必須のものではありますが、必ず入社前に身につけていなければならないわけではありません。
自分が以下のようなスキルを持っていると感じたら、営業職に向いていると判断していいでしょう。
また「ここに書かれたスキルがないから、営業職への転職はやめよう」と考える必要はありません。
一度でも企業に就職して働いた経験があれば、多少なりとも以下のスキルがあると言えます。
過信は良くないかもしれませんが、自分の能力を信じることも転職には重要です。
コミュニケーション能力
営業は顧客と話す機会が多く、必然的にコミュニケーション能力が求められます。
しかしこれは、流暢で巧みな話をする技術のことではありません。
営業で必要なコミュニケーション能力は「傾聴力」と「質問力」というヒアリングの能力です。
顧客が求めるものを聞き出すことによって、はじめて商材でそのニーズを満たすことを提案できます。
口下手な方でも、聞き上手だという方は営業に向いているかもしれません。
また、顧客は自分でも何を求めているのかが明確ではない場合があります。
そういった際に適切な質問をすることで、顧客のニーズが浮かび上がってくるのです。
適切な質問は、相手の話を深く聞いていなければできません。
ヒアリング力は、磨いておいて損はないスキルと言えるでしょう。
論理的思考力
営業活動を行ううえでは、自社製品の良さを顧客にプレゼンしなくてはなりません。
その際に、ただ良いところを説明するだけでは、顧客に納得してもらえないでしょう。
論理的に自社製品やサービスがなぜ良いのか、顧客のニーズにどういった形で貢献できるのかを説明することで、説得力のあるセールストークになるのです。
そのため論理的思考力は、営業職にも必要なスキルと言えます。
またトーク以外にも、顧客の説明を聞き、どういったことに困っているかを推測し、的確な答えを考えることにも論理的思考力が必須です。
とくに提案型営業などは、顧客に経営などのアドバイスをすることもあります。
その際に正しい道筋を示すことができなければ信用問題に関わるため、論理的な考え方ができなければならないのです。
情報収集力
営業は、事前の準備の量で商談の成功率が変化することもあります。
顧客や自社製品、業界全体の動向など、さまざまな情報を収集しておくことはできる営業マンに必須のスキルです。
また情報収集力は、これまで培った経験などは関係なく、ただやる気さえあれば誰でも身につけて実践できるスキルのため、人によって明確に差が出るものでもあります。
事前に準備をすることは面倒かもしれませんが、この情報収集を怠らず丁寧に行うことで、本番の商談で慌てずに対応できるのです。
質問や詳細の解説を堂々と行えると、相手からも自信があるように見えるので、頼りになる印象を与えることができます。
情報収集力は、ぜひ身につけたいスキルと言えるでしょう。
【第二新卒として営業職に転職】転職を成功させるためにするべきこと
第二新卒の人の中には、新卒での就職に失敗してしまい、就活自体に苦手意識を持っている方もいるかもしれません。
しかし社会経験がない新卒の段階で、就活に成功することは難易度の高い行為でもあります。
第二新卒での就職は、一度就活を経験したことにより、さらに現実的な目線で取り組むことができるので、メリットもあると言えるでしょう。
ここからは、第二新卒としてより良い企業に転職するために必要なことを紹介します。
ここに書かれた内容を実践し、ぜひ転職を成功させましょう。
自己分析を行う
自己分析は、新卒として入社する前の就活で一度は行ったことがあるかもしれません。
しかし社会経験を得たことにより、よりいっそう深い自己分析ができるようになっているはずです。
あらためて行ってみると、自分の中の価値観や考え方が変化していることに気が付くでしょう。
また、就活の自己分析は一度で終わらせず、何度も行うことで真価を発揮します。
これは、転職の際の自己分析においても同様です。
繰り返すことにより言葉や考えが洗練され、志望動機などに反映させたとき、さらに魅力的な内容になるのです。
仕事を続けながら転職活動を行うのは大変ですが、軽いものでもいいのでやっておきましょう。
自己分析の結果、転職ではなく今の会社でも良いかもしれないと感じる場合もあります。
自分の本当に求めるキャリアについて、じっくり考えてみましょう。
ビジネスマナーを見直す
第二新卒は、新卒に比べるとビジネスマナーがある程度身についているため、採用に積極的な企業も多く存在します。
そういった企業が求めているのは即戦力としての人材のため、ビジネスマナーが身についていないと逆に悪印象を与えかねません。
研修の手間などを省けることによる、コストカットの面が魅力である第二新卒において、ビジネスマナーがわからないのは大きな痛手です。
必ず教わったマナーや基本的なパソコンの操作などは復習しておき、問題なく行えるようにしておきましょう。
またビジネスマナー以外にも、業務で身につけたものは積極的にアピールしてかまいません。
新卒と違い、社会に出た経験があるというのは、大きなアドバンテージになります。
転職エージェントを利用する
それでも転職に不安があるという人は、転職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。
第二新卒として、営業職への転職を成功させたいという方におすすめの転職サービスがアゲルキャリアです。
アゲルキャリアは、営業職への転職に特化した転職支援サービスです。
営業職に精通したエージェントが専属で転職をサポートしてくれるので、職種について詳しくなくても安心できるサービスになっています。
面談を重ねることで、相性の良い優良企業を紹介し、納得のいくまで就職活動を続けることができるのもポイントの1つです。
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おわりに
第二新卒に営業職がおすすめな理由がわかっていただけたかと思います。
営業に大変そうなイメージを持つ方も多いですが、比較的待遇も良く、人によっては転職前より快適に働けることに驚く方もいます。
新卒時に見抜けなかった自分の得意不得意をあらためて確認し「もしかしたら営業に向いているかも」と思った方は、ぜひ転職先に営業職を選んでみてください。
「自分に営業は向いていない」と思う方も、転職エージェントなどに相談し、第三者からのアドバイスをもらってみると、新しい道が開けるかもしれません。
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