【営業職の手帳の選び方】営業職が手帳を選ぶ際のポイントを解説!
新年を迎えるにあたって新しく手帳を買い替える予定のひとも多いのではないでしょうか。
本記事では営業職が使いやすい手帳を選ぶ際のポイントや、デザイン性が高く使いやすいおすすめの商品を解説していきます。
また、電子サービスでなく紙の手帳を選ぶポイントも解説していきます。
この記事を参考に、是非新しい手帳を選び、新たな年を迎えましょう!
【営業職の手帳】営業職に手帳が必要な理由
営業職に手帳が必要な理由は、外出先でもすぐに使える点にあります。
営業パーソンの場合、お客様を訪問することが主な仕事になるため、スケジュール確認をその場ですぐにできると便利です。
営業パーソンは携帯電話を片手に仕事をしている場合が多いため、そもそもアプリを使いにくいという課題があります。
手帳であれば、携帯電話を持ちながらでもメモを取れるため、アプリよりも使い勝手の面で優れているといえるでしょう。
手帳はアナログなツールであるため、スマートフォンのアプリやパソコンでのスケジュール管理に切り替える人もたくさんいます。
しかし、スマートフォンのアプリやパソコンでのスケジュール管理はスマートフォンやパソコンを常に使える状態が前提のツールです。
スマートフォンやパソコンを常に使える状態にない営業パーソンにとって、手帳は優れたスケジュール管理ツールといえるでしょう。
【営業職の手帳】営業職で手帳を使うメリット
営業職で手帳を使うメリットは以下の3点です。
・電池残量や場所を気にしなくてよい
・予定の重複を避けられる
・プライベートの調整ができる
それぞれ詳しく解説します。
電池残量や場所を気にしなくてよい
手帳を使えば、電池残量や場所を気にせずに済みます。
営業職は外出の機会が多く、常にスマートフォンやパソコンを使えるわけではありません。
仮に、電池が少なかったり通信環境が悪いとスケジュールを更新できず不便です。
例えば、お客様のオフィスを訪問後、近くのカフェで商談記録や今後のスケジュールをまとめようとした際にコンセントがないなどのリスクが考えられます。
お客様のオフィスでもコンセントをお借りできなかった場合、カフェでパソコンを起動した際には電池も多く消費されていることでしょう。
仕事用のツールがパソコンやスマートフォンのみの場合、電源がないと仕事になりません。
手帳があれば、商談のメモや今後のスケジュールをまとめられるため、営業パーソンにとって必需品となるでしょう。
予定の重複を避けられる
手帳を使えば、予定の重複を避けられます。
なぜなら、手帳であれば他の人から予定を入れられることがないからです。
GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどのツールは、社内のメンバー全員と共有されます。
そのため、空白の部分に打ち合わせや依頼事項を入れられてしまい、予定が重複しがちです。
特に、係長や課長などのマネジメント職になった場合、部下や関係者との打ち合わせが増えるため、カレンダー上で予定が重複しやすくなります。
カレンダーツールを複数利用するのは危険なため、一本化する必要があるでしょう。
手帳であれば、誰にも見られずにプライベートの予定も書き込めるので一本化しやすく、ダブルブッキングのリスクを避けられます。
プライベートの調整ができる
手帳を持っておけば、プライベートの調整ができます。
なぜなら、手帳は誰にも見られずに仕事とプライベートの予定を書き込めるからです。
例えば、上司が部下のスケジュールを把握するためにGoogleカレンダーに予定を書かせるケースがあります。
マネジメントがしっかりしている会社ほど、上司は部下の業績やスケジュールを管理しなければなりません。
そのためGoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどに予定を記入する必要があります。
上司や部署のメンバー全員に公開されるツールでプライベートの予定を書き込むわけにはいきません。
結果として、プライベートの予定は別のツールに書き込むことになり、抜け漏れの原因になります。
手帳であれば、誰にも見られずにスケジュール管理ができるため、仕事とプライベートの予定をまとめて管理できるため、便利なツールとなるでしょう。
【営業職の手帳】営業職で手帳を使うデメリット
営業職で手帳を使うデメリットは以下の3点です。
・電子端末と同期できない
・荷物が増える
・掛ける情報料に制限がある
それぞれ詳しく解説します。
電子端末と同期できない
手帳は手書きで書き込むため、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどのカレンダーツールとは同期できません。
手帳でスケジュール管理をしている場合、抜け漏れが発生すると他のツールでカバーできないので注意しましょう。
しかし、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーを利用していても、抜け漏れのリスクは発生します。
手帳が同期できない不便よりも、抜け漏れが発生するリスクを減らすことが本質です。
抜け漏れを防ぐために以下のような対策をすれば問題ないでしょう。
1.すぐに片付く仕事はその場で終わらせる
2.商談や打ち合わせの後はタスクやカレンダーを更新する時間を必ず確保
3.手帳でタスクリストを作っておき、後でカレンダーに反映する
特に重要なのは、1番の「すぐに片付く仕事はその場で終わらせる」です。
簡単な仕事はその場でさばくことで、手帳に反映する必要がなくなります。
その場で簡単な仕事を終わらせ、重要な仕事をメモしておけば、手帳で十分管理できるでしょう。
荷物が増える
手帳でスケジュール管理をすると荷物が増えてしまうのもデメリットといえます。
分厚い手帳や交換可能な紙(リフィル)を使用するシステム手帳を使えば、その分鞄のスペースを占領してしまうでしょう。
Googleカレンダーなどのアプリを使えば、スマートフォンもしくはパソコンを持ち歩いていれば鞄のスペースを広く保てます。
荷物が増えてかさばるリスクが不安な方は、薄めの手帳を買うと良いでしょう。
マンスリーカレンダーのみの手帳などであれば、大学ノートとほぼ同じ薄さのものが手に入ります。
多機能な手帳や分厚い手帳を買わなければ問題なく持ち運べるでしょう。
書ける情報量に制限がある
手帳はカレンダーアプリとは異なり、書ける情報量に制限があります。
そのため、書き込む情報を事前に取捨選択しなければならない手間が発生するでしょう。
カレンダーアプリであれば、スケジュールやタスクの記入だけでなく、資料の添付もできるため書ける情報量は圧倒的に多くなります。
一見便利ではあるものの、あまりにも多過ぎる情報に触れて思考停止になるでしょう。
実際、スーパーでジャムを24種類並べたときよりも6種類に絞ったときの方が購買率が高いという結果が出ています(ジャムの法則)。
人は、多過ぎる情報量に触れてしまうとかえって選びきれなくなることに注意しましょう。
手帳という限られたスペースに情報を書き込むからこそ、必要な情報だけを記入します。
必要最低限の情報を書き込んだ方が後で見返しやすいので、手帳を活用しましょう。
【営業職の手帳】手帳を選ぶ際のポイント
使いやすい手帳を選ぶ際のポイントは大きさとフォーマットにあります。
それぞれどのような特長を抑えればよいかを確認していきましょう。
大きさを選ぶポイント
大きさはA5かB6をおすすめします。
サイズがある程度あった方が書きやすく、また取り出しやすいためです。
すぐに出すことができ、書き込める点は仕事で大いに役立つでしょう。
フォーマットを選ぶポイント
皆さんは手帳をどのような目的で使用していますか?多くの人が時間管理やTo doリストの確認を目的としているのではないでしょうか。
これらの項目を書きやすく、また見やすくするためにはフォーマットが重要となります。
おすすめのフォーマットについて以下で詳しく説明していきます。
【営業職の手帳】手帳のフォーマット4選
手帳は営業職の強い味方になり得ます。
しかし、うまく活用するにはフォーマットが重要となります。
以下では、主なフォーマット4種類と、営業職におすすめのフォーマットを紹介します。
是非手帳を選ぶ際の参考にして下さい!
①デイリータイプ
出典|Yahoo!ショッピング
スペースが1番多いため、特に面談内容や日記を書きたい人向きです。
また、商談の反省なども書けるため、見返したり、今後に生かしたりする際に役立つでしょう。
しかし、予定の管理にまるまる1ページ使える一方で、一週間の予定を一目で確認出来ないため、不便を感じるかもしれません。
②ブロックタイプ
出典|マークス 手帳
デイリータイプに続きスペースが広めなため、todoリストで管理したい人におすすめです。
また、軽いメモも可能です。
しかし、横書きタイプのため、時間管理をしにくいという点がデメリットとなります。
③ホリゾンタルタイプ
出典|ミニ6
スケジュールを端的に書きたい人におすすめですが、営業職はスケジュールをこと細やかに書く機会が多いため、向いていないと言えます。
1週間の予定把握が容易ですが、横書きタイプのため時間管理がしにくく、あまりおすすめ出来ません。
④バーチカルタイプ
出典|デルフォニックス
縦書きのため、スケジュールとtodoリストの両方を書き込めます。
また、時間管理もしやすいフォーマットも特徴です。
注意点として、週間バーチカルタイプのものを選びましょう。
バーチカルタイプのものは月間バーチカルタイプのものもありますが、書き込みがあまりできないためおすすめ出来ません。
営業職にはバーチカルタイプがおすすめ
営業職は時間管理・予定把握・ToDoリストの管理の三つが要となります。
この3要素をバランスよく記入できるバーチカルタイプは営業職に適した手帳といえるでしょう。
【営業職の手帳】おすすめの手帳10選
営業職に適したバーチカルタイプの手帳は、実はあまり多くないのがネックです。
以下では、なかでもおすすめのバーチカルタイプの手帳を紹介していきます。
どれも使いやすく、またデザイン性も高く、使っているとテンションが上がるようなアイテムですので、是非チェックしてみて下さい!
①ジブン手帳
出典|KOKUYO
KOKUYOの「ジブン手帳」は、縦長でスマートなため、持ち運びに場所を取らない点が良いです。
また180度開くため、ストレスを感じずに記入できます。
サイズ展開は、A5サイズ、B6サイズの2つです。
シンプルなデザインではありますが、色展開が豊富なため十分に個性を出せる点がおすすめです。
②ミドリ プロフェッショナルダイアリー
デザイン文具のメーカーであるMIDORIの「ミドリ プロフェッショナルダイアリー」は、毎年改良が行われているため、最も使いやすいフォーマットと言っても過言ではありません。
サイズはA5サイズがおすすめです。
デイジー柄や星座柄など可愛らしい女性向けのデザインも多く、気分上がること間違いなしです。
③ブラウニー手帳
出典|brownie
大阪府にあるデザイン会社である株式会社ブラウニーのブラウニー手帳は、縦にも横にも使えるメリットがあります。
また、一カ月を見渡せるマンスリーと一週間を見渡せるウイークリーがあり、見やすさも十分です。
サイズはA5スリムサイズがおすすめです。
カラーは全六色で、ホワイト、ブラック、ブラウニー(ブラウン)の定番カラーに加え、2022年は空の色をイメージした春霞(パステルピンク)、秋麗(パステルブルー)、薄明(パステルパープル)の3色が展開されています。
④ほぼ日手帳
出典|ほぼ日手帳
ほぼ日手帳は1日1ページの形式が採用されており、広々と書き込めるスペースが特徴です。
1日分のページは方眼紙になっており、毎日のスケジュールを管理するだけでなく絵や図を書き込めます。
180度開くように設計されているため、記録している間に手帳が閉じてしまうストレスもありません。
また、サイズやデザインも多様なため、手軽に持ち運びたい方やたくさん書き込みたい人など、用途に合わせて使い分けられるメリットもあります。
手帳でスケジュール管理をするだけでなく、デザインを重視したい方におすすめの手帳といえるでしょう。
⑤能率 NOLTY 手帳
出典|NOLTY
NOLTY手帳の特徴は、長年の実績から生まれた品質です。
70年以上の歴史を持ち、その間に数々の品質改良を加えています。
・1年の使用に耐えられ、裏写りしにくい紙質
・能率手帳の名をほしいままにする時間目盛りの初導入
・手に収まる絶妙なサイズ感
上記のように、手帳としてのクオリティーが高く、さまざまな手帳の中でもお手本といえるブランドです。
ウイークリーやバーチカルタイプなど、スケジュールやタスク管理に必要な機能を多数そろえているため、初めて手帳を買う人におすすめといえるでしょう。
⑥HIGHTIDE 手帳
出典|HIGHTIDE
HIGHTIDEが作る手帳の特徴は、シンプルなスケジュール管理の機能です。
バーチカルタイプの手帳では、1週間のスケジュールを俯瞰して確認できるため、予定を管理しやすくなるでしょう。
また、3カ月を俯瞰できるガントチャートのページも備わっているため、仕事やダイエットなどの進捗管理も可能です。
出典|HIGHTIDE
ガントチャートをうまく使えば、目標管理に役立てられるのでスケジュール管理以外のビジネススキルも身につけられるでしょう。
⑦高橋書店 手帳
出典|LIFENET
高橋書店の手帳は、メモをたくさんしたい方におすすめです。
なぜなら、バーチカルタイプのスケジュール帳の下にメモができる欄があるからです。
手帳は、必ずしもスケジュール帳としてのみ使われるわけではありません。
スケジュールのタスクをこなす中でちょっとしたメモや感想などを書いておきたい方もいるでしょう。
メモの欄を広くとってあることで、スケジュール以外のメモも取りやすくなっています。
特に、若手の営業パーソンにはおすすめです。
スケジュールやメモを反映するためにスマートフォンをお客様や上司の前で取り出すのは気が引けるでしょう。
手帳であれば、目の前で取り出しても失礼にあたらないため、堂々とメモをとれます。
スケジュール管理だけでなく、メモをしっかりととって後から見返せるようにしておきたい方におすすめといえるでしょう。
⑧キャンパスダイアリー 手帳
出典|KOKUYO
キャンパスダイアリー手帳は、ノートとして人気のCampusと同じ紙を使用した手帳です。
Campusノートと同じ書き心地でなおかつ広い記入欄が設けられているため、手帳としてだけでなくノートとしての機能も充実しています。
方眼紙タイプのものや、ソフトリングタイプなどの種類もそろっており、幅広い用途に対応できるでしょう。
手帳を持つ以前に、Campusノートを使っている方はなじみやすく、重宝する手帳となります。
⑨ロジカルダイアリー
出典|ロジカルダイアリー
ロジカルダイアリーは、名前のとおり手書きの文字や図形を美しく見せられる「ロジカル罫」が施された手帳です。
以下のような罫線が引かれています。
出典|ロジカルダイアリー
画像のように、縦と横に小さな点線で罫線が引いてあるため、文字の大小や行間、図形のサイズをきれいにそろえられるでしょう。
文字の大きさや文頭の位置がそろっているだけでも、文字の見やすさが大きく変わります。
スケジュールやメモをきれいにまとめて後で見やすくしたい方におすすめの手帳といえるでしょう。
⑩伊藤手帳(W-B6-leg-Nv)
出典|PR TIMES
伊藤手帳は、画像のとおり月間と週間バーチカルタイプの2種類に分かれているのが特徴です。
1月の月間スケジュールを確認しつつ、1週間のスケジュールを詳細に更新できます。
1カ月の長期スケジュールを見ながら1日のスケジュールを見たい方にはおすすめの手帳といえるでしょう。
また、手帳を2段階に折り畳むことも可能です。
月間と週間の手帳が分かれているため、ノートの見開きを横に閉じるだけでなく、さらに上下に折りたためてコンパクトに収納できます。
スケジュールを一目で確認できるだけでなく、鞄の中でもスペースをとらないので便利です。
手帳カバーを外側にも折りたためるため、パソコンの前に置きながら作業するという使い方もできます。
【営業職の手帳】デジタルサービスと紙はどちらがいいか
手帳には紙媒体とデジタル媒体の2つの選択肢があります。
デジタルサービスは無料な点と、情報管理が容易な点から、わざわざ紙の手帳を買う意味は何のではないかと感じる人もいると思います。
以下では、デジタルサービスで予定を管理するメリットとデメリットから、紙媒体とデジタル媒体の違いを解説していきます。
デジタルサービスのメリット
デジタルサービスのメリットには主に以下の4点が挙げられます。
1.予定の一元管理が楽
2.スマートフォンとパソコンで同期できる
3.メンバー同士での予定管理・仕事の進捗管理が可能
4.忘れ物をする恐れがない
このように、携帯性、管理のしやすさの点では優位と言えます。
デジタルサービスのデメリット
デジタルサービスのデメリットには主に以下の3点が挙げられます
1.書き込みがしにくい
2.予定の消去がしにくい
3.予定を確認しにくい
デジタルサービスは起動に時間がかかったり、文字の変換をする必要があったりと少し手間がかかるでしょう。
その点、紙の手帳はすぐに取り出して書き込めるメリットがあります。
また、予定を削除する際、デジタルサービスは指定箇所を選択し、削除しなければなりません。
一方、紙の手帳であれば線を引くだけで済みます。
そして、予定を見返す際、デジタルサービスでは情報の検索をかける必要がありますが、紙の手帳ならすぐに予定を見ることができます。
自分が使いやすい方を選ぼう
以上で述べたように、紙の手帳は「情報の検索のしやすさ」「書き込みやすさ」に優れ、デジタルサービスは「携帯性」「管理のしやすさ」に優れています。
どちらがいいというのは一概には言えませんが、使いやすさを求めるのであれば、基本的に紙の手帳がおすすめでしょう。
しかし、フリック入力(又はタイピング)の方が慣れている、デジタルサービスの方が管理しやすいなど、デジタルサービスの方が使いやすい人はデジタルサービスを選んでも問題ありません。
自分のスタイルに応じて、自分に合う方を選ぶことがポイントです。
【営業職の手帳】おすすめの手帳術3選
せっかく手帳を買うのですから、有効的に活用しましょう。
以下ではおすすめの手帳の活用法3選を紹介しますので、是非活用してみてください!
①商談内容は単語で記入
商談内容は手帳に記録しておきましょう。
その際のポイントは、見やすくするために「単語で記入すること」です。
「①なんの資料」を渡し、「②何の製品」について説明し、「③どんな依頼事項」をいただき、「④どんな雑談」を話したのか、という4点を単語で書きましょう。
①リーフ
②D製品
③見積依頼
④新人が入ってきた
②反省を書こう
どんな商談であったか、反省を書いておきましょう。
良かった点は引き継ぎ、悪かった点は改善するなど記入し、見返すことで、次に生かすことができます。
まとめる際は、見やすさを重視しましょう。
③プライベートの用事も書く
当然ですが、仕事とプライベートは別ものです。
しかし、時間は共有しています。
プライベートと仕事で手帳を分けてもいいですが、見やすさと手間を求めるのであれば一緒に書いても良いでしょう。
プライベートの時間管理もすることで、頭の中に覚えておく事項を減らすことができ、仕事に集中できます。
【営業職の手帳】営業トップの手帳活用術
営業でトップを走り続ける人は、手帳をうまく活用しています。
具体的には、以下の5点です。
・手帳に仕事とプライベートの予定を書いて一元管理
・手帳の4割は空白にして余裕を持たせる
・商談時間をあらかじめ決めておく
・手帳にアフターフォローの予定も入れて自動化
・顧客情報はシステムで管理
それぞれ詳しく解説します。
手帳に仕事とプライベートの予定を書いて一元管理
営業でトップの成績を出し続ける人は、仕事とプライベートの予定を手帳で管理しています。
手帳で一元管理する理由は以下の2点です。
1.一元管理することでスケジュール管理の無駄をなくせるから
2.プライベートの時間で広げる人脈を管理できるから
手帳でプライベートの予定まで含めて一元管理できるのは、スケジュール管理の効率が良いと分かるでしょう。
しかし、重要なのは2点目です。
トップの成績を出し続ける営業パーソンは、プライベートでも人脈を広げて仕事につなげています。
休日は会社のパソコンを開けないため、手帳での管理が効果を発揮するでしょう。
手帳の4割は空白にして余裕を持たせる
トップの成績を出し続ける営業パーソンは、手帳の4割を空白にしています。
手帳の4割を空白にするのは、トラブルや突発の仕事に柔軟に対応できるようにするためです。
営業職はお客様の都合によってスケジュールがたびたび変わります。
そのため、予定をぎっしり詰め込んでいると、スケジュールが遅れた場合に全ての予定が狂ってしまうでしょう。
トップの営業パーソンは抱えている仕事も多いため、スケジュールに余裕を持たせておくことが重要です。
手帳で重要な予定を記録しつつ、ある程度余裕を持たせるようスケジュールを立てておけばさまざまな仕事を柔軟にこなせるでしょう。
商談時間をあらかじめ決めておく
商談時間をあらかじめ決めておくことも重要です。
商談時間を決めておかなければ時間を無駄にしてしまいます。
お客様の都合に合わせて動くことは重要ではあるものの、目的もなく接客時間を増やすと求める結果を得られません。
商談の目的をあらかじめ定めておき、お客様と会話する内容や時間配分を決めておきましょう。
会話する内容や時間配分を決める際に、手帳を活用できます。
例えば、1日の稼働時間を10時間とすると、以下のような内訳になるでしょう。
・6時間:お客様との商談(2時間×3名)
・4時間:空白(事務作業や社内打ち合わせ用)
トップの営業パーソンの行動にならって稼働時間の4割を空白にしています。
4割を空白にすると、お客様にかけられる時間は1日のうち6時間になり、1人当たりにかけられる時間も2時間となります。
そこからさらに2時間の中で何を話すかを決めましょう。
悩みのヒアリングや提案などの時間を細部にわたって決めておけば無駄な時間を過ごさずにすみます。
手帳を使って1日の予定を決めておけば、無駄な時間を過ごさず効率的に成果を上げられるようになるでしょう。
手帳にアフターフォローの予定も入れて自動化
手帳にアフターフォローの予定も入れて自動化させましょう。
アフターフォローの内容をあらかじめ手帳に書いておけば、むらなくお客様と接し続けられ、継続の注文を取りやすくなります。
お客様に送る誕生日カードやサービス利用をヒアリングする電話、年末年始の訪問などのスケジュールを手帳に書いておき、アフターフォローができるようにしておきましょう。
お客様へのアフターフォローは、対応にむらが発生しやすいものの、お客様との信頼関係構築をする上で重要な仕事です。
アフターフォローの内容と予定をあらかじめ手帳に書いておき、お客様との信頼関係構築に役立てましょう。
顧客情報はシステムで管理
手帳はスケジュールやタスク、商談中のちょっとした気づきをメモすることには活用すべきですが、何でも書いていいというわけではありません。
不要な情報は省き、必要な情報だけ書くようにしましょう。
中でも、顧客情報は手帳に書く必要はありません。
なぜなら、顧客情報は会社にある顧客情報を管理するシステムで管理するためです。
手帳はスペースが限られているため、全ての情報は書けません。
自分が抱えるタスクと行動するために必要な情報を書くようにしましょう。
例えば、以下のようなイメージです。
・商談のスケジュール
・商談で会話する内容
・商談の中で気づいたことや違和感
この3つを記入しておけば、タスクを漏れなくこなせる上に、気づいたことや違和感をきっかけに次のコンタクトのきっかけにもなります。
その他のお客様に関する情報は顧客情報システムで管理しておけば、効率よく仕事ができるでしょう。
まとめ
紹介したように、営業職におすすめな手帳はA5またはB6サイズの週間バーチカルタイプの手帳です。
また、紙の物は「情報の検索のしやすさ」「書き込みやすさ」に優れ、デジタルサービスは「携帯性」「管理のしやすさ」に優れています。
自分のスタイルにあった物を選択し、仕事をサポートするツールとして活用してください。
また、紹介した手帳活用術も是非活用してください!
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