【今の職場が合ってないだけ?】営業経験が営業職に転職!おすすめの転職先と選ぶポイントを解説!

【今の職場が合ってないだけ?】営業経験が営業職に転職!おすすめの転職先と選ぶポイントを解説!

目次
  1. はじめに
  2. 【営業職の転職】営業職の転職理由3選
  3. 【営業職の転職】おすすめの転職先(営業職)
  4. 【営業職の転職】転職活動をする際のポイント
  5. まとめ

はじめに

企業の営業職は、仕事をした成果が数字にあらわれる職種です。

そしてその数字は直接収入に反映されるため、とてもやりがいのある仕事でもあります。

一方、所属している企業の営業スタイルやノルマの設定が自分に合わなければ、「この仕事に向いていないかもしれない」と悩んでしまう人もいるでしょう。

しかし、必ずしも自分が営業職に向いていないとは限りません。

働く条件を見直すことで、もっと仕事が楽しくなる可能性もあります。

本記事では、そんな営業職の人が抱えがちな転職理由をはじめ、おすすめの転職先や転職する際の注意点を解説しています。

もしもすでに3年以上営業職として働いているならば、そのキャリアを転職に活かさない手はありません。

ぜひこの記事を参考につぎの転職を検討してみてください。

【営業職の転職】営業職の転職理由3選

営業職は、さまざまな顧客とのコミュニケーションを通して契約を結んだり、商品を買ってもらったりする仕事です。

そのため、人と関わることが好きな人にとっては、とてもやりがいのある仕事だといえるでしょう。

しかし、仕事を続けていると思わぬところで壁に突き当たることもあります。

たとえばノルマのきびしであったり、労働時間の長さであったり、職場での人間関係であったりと多種多様です。

これらは多くの場合、自分1人で解決するのは難しいという共通点があります。

そういった問題を抱えてしまい、現在の職場から転職を考える人も少なくありません。

そんな営業職に従事する人が考える転職理由を3つ見てみましょう。

ノルマがきびしい

営業職の仕事は、担当する営業先に訪問して契約を結ぶことです。

そのため、とりわけ成果が重視される職業でもあります。

したがって、個別にノルマが設けられている企業は多いです。

特に、不動産や保険商品といった商材が高額なものは売れにくい傾向にあります。

一方、売れにくいという商材自体の性質にもかかわらず、きびしいノルマが設定されていることは多いのです。

結果的に、ノルマを達成できないことでモチベーションは下がり、さらに成果を取り逃すという悪循環に陥ることもあります。

また、自分とは打って変わって成果をあげているほかの社員と比較してしまい、自己嫌悪につながることもあるでしょう。

それにより、今の職場から転職したいと考えるようになるのです。

残業が多い・休日出勤が多い

定められたノルマを達成できなかったり、そもそも企業が繁忙期に置かれていたりする場合、残業や休日出勤が課されることも多いです。

そうすると、趣味や生活に充てるプライベートの時間が取れず、ストレスが溜まることになります。

また、キャリアアップを目指して自分磨きに費やす時間も少なくなり、いつまでもスキルを身につけられない状態にもなりかねません。

さらに、残業が多くなるだけでなく、「みなし残業」などにより労働時間に見合った報酬を得られない場合もあります。

こうした状態では、十分な休養も取れず、翌日も疲れが抜けないなどといった状況で体を壊す可能性すらあるでしょう。

営業職では、そういった待遇面での改善を求めて転職を考える人は多いようです。

上司がきびしい

営業の仕事を続けていくうえでは、上司との相性も重要です。

すでに営業の現場から退いて久しい上司など、キャリアによっては今の仕事に関する難しさや悩みを理解してくれない場合があります。

また、営業職には体育会系の人も多いです。

ノルマを達成できなかったり、営業成績が悪かったりすると必要以上に叱責を受けることもあります。

なかには暴言や怒鳴り声、机を叩くなどといったパワハラまがいの叱り方をする人もいるかもしれません。

相手の言葉をまっすぐ受け取る人や、叱られて深く反省するような人にとって、そういった職場はつらいものになりがちです。

必要以上にプレッシャーをかけられることで、心身へ影響をきたす場合もあります。

合わない上司とのやり取りで自分を責めてしまうと、大きなストレスを溜めてしまうこともあるのです。

【営業職の転職】おすすめの転職先(営業職)

今の営業職がつらいという場合、商材や営業形態が自分に合っていないのかもしれません。

合わない業種での営業を続けても、成果を出しにくく、モチベーションは下がってしまうでしょう。

そんなときは、もしかすると営業職自体が嫌なのではなく「今の」営業職が嫌だと感じている可能性もあります。

転職を検討するならば、重要なのは自分がなぜ転職したいのかをはっきりさせておくことです。

そのうえで、自分が働く場合は何を重視するのかを考えます。

現状の何を変えれば仕事に対するモチベーションが上がるのかをあげることで、つぎの職場選びがより具体的になるでしょう。

すでに営業として3年以上働いている実績があれば、ほかの企業に転職しても即戦力として活躍できる可能性は高まります。

「ノルマに対するプレッシャーを軽減したい」「プライベートの時間が欲しい」など、今の悩み別におすすめの転職先を見てみましょう。

ノルマがゆるやかな営業職

新規の顧客を開拓する必要のある場合や、高額な有形商材を扱う場合、また個人を相手に売り込みをかける場合はノルマもきつくなりがちです。

そういったきびしいノルマを避けたいならば、「ルート営業」や「深耕営業」をおすすめします。

ルート営業はすでに取り引きをしている企業やメーカーを回るため、きびしいノルマは少ない形態になります。

深耕営業は契約中の顧客へのサポートを通して関係を深めることが目的です。

個人でのノルマでなく、所属するチームごとのノルマが存在する場合もあるようです。

また、ノルマがゆるやかな営業形態として、「法人営業」もおすすめします。

法人営業は、メーカーやインフラ系など多岐にわたる業種が魅力の1つになります。

こちらもノルマはチーム単位であり、1人で達成しなくてもよい場合が多いです。

一般的な民間企業と比べて経営状態が安定しており、無理にきついノルマを設定する必要がないため、実現可能な目標数値であることがほとんどです。

プライベートを確保しやすい営業職

プライベートの時間を重視して転職先を探すならば、なるべく完全週休2日制の企業を選びたいところです。

特に、家族や友人などと予定を合わせるために土日休みを希望する人は多いでしょう。

そういった場合は、法人営業がおすすめです。

法人営業はその名の通り、企業が相手の営業形態です。

多くの企業は土日に休みが設定されています。

取引先の都合に合わせて、自社も土日休みにしている会社が多くあります。

また、ビジネススケールが大きくなる分、やりがいも大きくなる仕事であるといえるでしょう。

土日は休養日となることも

せっかく土日に休める企業を選んでも、その分平日が忙しいことはままあります。

外回りが多ければ、事務作業は後回しになりがちです。

また、クライアントの都合によっては何度も足しげく通う必要があったり、急な呼び出しに対応したりと忙しいこともあるでしょう。

そうなると平日は残業が増えてしまい、休みの日はただ休むだけの日になってしまう可能性も高くなります。

アウトドアや遠出する趣味に打ち込む体力が残っていない、という状況にもなりかねません。

一方、週休2日制で月に1~2回土曜も出勤する必要があるものの、平日は比較的ゆったりしたスケジュールを組める企業もあります。

もちろん企業によって制度は異なります。

そういった傾向があることは押さえておくとよいでしょう。

自分にはどちらのスタイルが合っているか検討することも、つぎの職場選びにおいて重要であるといえます。

成果が出やすい営業職

そもそも保険や不動産といった高額な商材は、契約を取りにくくなっています。

また、飛び込みやテレアポといった営業形態も顧客に警戒されてしまい、断られがちです。

したがって、これらを変えると今よりも成果をあげやすくなる可能性もあります。

商材を変えたいという場合、製薬メーカーやIT業界がおすすめです。

製薬メーカーの営業は、医薬品とそれに関連する情報を取り扱います。

取り引きの相手は病院や診療所などの医療機関です。

また、IT系の技術は需要が高く、これを売ることができるスキルの価値も高く評価されます。

さらに、ITの知識は今後のキャリアにも活用できます。

営業形態を変えたいという場合、内勤営業のある企業がおすすめです。

内勤営業は、「何を買うか」を決めてから訪問するお客様が多いため、成約率は高い傾向にあります。

一般的にイメージされる営業職よりも、販売や接客に近い業務といえるでしょう。

【営業職の転職】転職活動をする際のポイント

転職活動において押さえておきたい基本のポイントは、「募集要項に書いてある内容の精査」と「転職活動を始める時期や期間」になります。

希望の条件で働くためにも、募集要項は隅々までしっかりと確認しましょう。

そのうえで書かれている内容は、正しく実態を表しているかを調査することが重要になります。

また、転職活動の期間をいつにするかは今の生活に直結する部分です。

今の自分の状況を鑑みてどうするか決めましょう。

今回は、そんな2つのポイントのなかでも特に気をつけたい部分についてピックアップしてご紹介します。

「ノルマなし」に注意

営業職から再び営業職に転職する場合、気をつけたいのは「ノルマなし」の文字です。

募集要項には「ノルマなし」と記載されているものの、入ってみたら実際はノルマがあったという企業も存在しています。

また、明文化されたノルマこそないものの、基本給はかなり低く、歩合制の割合が高い企業もあるのです。

その場合、どんどん成績を上げなければいつまでも給料が安いまま、といった状況に陥る可能性があります。

ほかのケースとして、直接給料に関わるノルマはなくても、個人に目標が設定されている企業もあるようです。

転職活動は在職中と退職後のどちらにすべきか

在職中に転職活動をするメリットは、定期的な収入です。

収入があれば経済面での不安や制約は少なくなり、お金を気にせず転職活動に打ち込めるのです。

対して、デメリットは時間の制約になります。

働きながらの転職活動になるので、その両立が難しくなることも多いようです。

また、社内で希望するプロジェクトに組み込まれたり、昇進でポジションが変わったりなどして転職が難しくなる場合もあります。

現職を辞めてから転職活動をするメリットは、自由に時間を使えることです。

自己分析や企業研究に使える時間が多くなり、面接などの準備をしっかりすることができます。

経済面に余裕があるならば、転職活動は退職後がおすすめです。

自分の状況を分析してどちらにするか決めましょう。

まとめ

ここまで、営業職の人が転職をする際に知っておきたいことを3つご紹介してきました。

営業自体はとてもやりがいのある仕事です。

しかし、きびしいノルマや長い労働時間などの問題で転職を考える人も多い職業になります。

なかには職場の人間関係が合わないという場合もあるでしょう。

今の仕事がきついと思ったら、まずは自分の抱える不満がどんなものなのか分析してみてください。

その不満は、商材や営業形態を変えることで解決するものかもしれません。

転職活動をするときは、自分の置かれた状況をしっかり分析して、どうしたいのか計画を立てましょう。

また、応募先の企業がどんなところなのか、できる限り情報を収集するのがおすすめです。

これらのことを押さえ、営業職としてのキャリアを活かした転職活動に挑戦してください。

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