【営業経験を活かせる】営業マンが副業をするなら営業代行がおすすめ
はじめに
2018年に副業解禁の動きがはじまって、早3年が過ぎました。
働き方の選択肢を増やすことにより働く人満足度UPや、副業の経験を本業に活かせるというメリットにも目が向けられ、副業を認める企業も多くなってきました。
さらに、働き手不足が深刻化していることから、副業としてでよいので優秀な働き手を求める企業もますます増加傾向にあり、需要は増える一方です。
営業職で働いている方の中にも、スキルアップや収入UPを目的として副業を検討しているという方も多いのではないでしょうか。
今回は、営業マンの副業として絶対におすすめしたい「営業代行」の仕事について、仕事内容や気をつけておきたいこと、仕事の探し方など詳しく解説します。
【 営業マンの副業特集】営業代行がおすすめの理由
数多くあるさまざまな種類の副業の中でも、特に営業代行がおすすめな理由は何でしょうか。
まず、営業代行であれば、本業の営業スキルやノウハウ、人脈を最大限に有効活用できるということがあげられます。
テレアポ営業や、飛び込みの営業などさまざまな営業方法から自分の得意なものを選ぶとよいでしょう。
さらに、営業マンとしての仕事だけでなく、営業戦略を立てたり、新人に向けた研修をしたりする仕事などもあります。
新たな仕事を0からはじめるのに比べると、自分の精通している分野なので効率よく副業をはじめることができるはずです。
そのほかのおすすめしたい理由としては、需要の高さ、営業マンが少数精鋭になっていることなどの理由があげられます。
ここでは、それらについてさらに詳しく説明します。
営業代行の需要が高まっている
特に最近、営業代行の需要が高まっている傾向にあることも、営業代行を副業としておすすめする理由の1つです。
その背景には、営業力不足のスタートアップ企業が増えたことがあげられます。
営業とは、どんな会社でも必要な部署であるにも関わらず、立ち上がったばかりの会社では営業のリソース不足なこともあります。
自社に営業部を持ってない場合や、営業マンを新規採用する余裕がない会社に必要とされているのです。
このように、必要に応じて経験豊富な営業マンの力を借りることができるという点から、ニーズがますます増えてきています。
営業マンが少数精鋭になってきている
営業マンが少数精鋭になってきているというのも、おすすめしたい理由の1つです。
たとえば、自社で営業部を持っているものの、営業活動が思うように進まず成果が出ていない場合、新たな顧客ルートを開拓したい場合があげられます。
こういった場合、数多くの営業マンが稼働するよりも、経験豊富で実績のある営業マンを一時的に増やすことで、一気に成績をあげることができる可能性が高まるのです。
このように営業のスペシャリスト(営業代行)に依頼する方が、自社で雇用し1から人材を育てるより効率的であるという理由から、特定のスキルを持った人であれば、好条件で働くことが可能です。
【営業マンの副業特集】
営業代行をするメリット・デメリット 営業マンが本業のほかにも営業代行を副業とするには時間も労力もかかります。
本業だけでも大変なのにそれ以上頑張れるだろうかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、副業として営業代行を選ぶメリットとデメリットについてご紹介します。
実際に副業を探す前に、メリット・デメリットともにしっかりと理解したうえではじめることが大切です。
営業代行をするメリット
まず、営業代行を副業にするメリットについて説明します。
副業を考えているという方の中には、収入UPを目的としている方が多いかもしれませんが、メリットはそれだけではありません。
副業をすることで、本業の仕事にも役立てることができるのです。
ここでは、それらのメリットについて具体的に見ていきましょう。
営業代行で稼げる金額
やはり一番気になるのは稼げる金額についてだという方も多いのではないでしょうか。
営業代行の報酬は、一般の営業職と同じように、固定報酬と成果報酬の2つの形態に分かれています。
たとえば、1ヶ月の固定報酬が2万円、さらに成約に応じて成果報酬が5万円というように、2つを組み合わせた報酬形態であることもめずらしくありません。
ほかにも、商材を顧客が利用している期間、売り上げの15%をマージンとして受け取れる報酬形態なども存在します。
これらは売る商材や企業によってさまざまですが、基本的には成果の分だけ報酬に反映される通常の営業に関する報酬スタイルと同じであるといえるでしょう。
そのため、頑張れば頑張っただけしっかりと稼ぐことができます。
営業の経験を活かせ、営業スキルを研鑽できる
本業で培った経験やスキルを活かしながら働けるのも大きなメリットの1つです。
営業代行の副業をするにあたって、本業とは少し違う分野や違う商材を取り扱うことにもなるので、経験を応用して試行錯誤しながら営業活動をすることが求められます。
新しい環境や新しい人々との出会いの中に、さらなる気づきや学びがあります。
これらは本業の営業活動にも活かせるので、本業と副業でいい相乗効果を生み出せるでしょう。
また、さまざまな業界で営業をしたという実績は、自分自身の市場価値を高めることにもつながるので、転職の際にも大きなアピールポイントになります。
人脈が広がる
個人の顧客を相手にするような営業の場合は、一気に人脈が広がるというメリットもあります。
本業とは別に違う商材を売ることになるので、顧客の層も今まで出会ったことのなかったような人々へと変化があるでしょう。
特に人材紹介に関する業界では、人脈の広さが成績に直結するともいわれています。
副業で新しい人脈を作ると、その後のキャリア形成にもプラスに働き、さらに好条件で働くチャンスを得られる可能性もあるでしょう。
また、将来独立したいというキャリアプランを持っている人にとっても、さまざまな業界の人と知り合いになっておくのは、大きなメリットになることは間違いありません。
本業と両立しやすい
商材の違いはあるものの、根本的に必要となるスキルは本業も副業も変わらないことから、本業と両立しやすいというメリットもあります。
本業で忙しい中、特別なスキルや資格を取ることなくスムーズに副業をはじめられるはずです。
さらに、本業で副業が正式に認められている場合には、商談の中で本業・副業どちらも合わせて提案するということも可能です。
そうすることで、一気に営業活動の効率化をはかれるでしょう。
この方法を実践したいという方は、副業を選ぶ際に、本業と関わりのありそうな商材を選ぶ必要があります。
このように、本業との両立が比較的簡単であるというのが大きなメリットといえます。
営業代行をするデメリット
どんな仕事にもメリットがあればデメリットが存在するものです。
いくら営業代行の仕事内容が本業の仕事と似ているとはいえ、時間や労力が増えるということには変わりありません。
そうすると本業の成績に影響が出てしまい、結果的に総合的な収入が下がってしまうという最悪のパターンも考えられます。
デメリットを事前に知ったうえで、かしこく副業を選ぶことが大切です。
副業が禁止な企業もある
副業を解禁する会社が増えているものの、商材の性質や会社の方針から、副業を禁止している企業もあります。
本業で働いている会社に黙って副業をはじめたのち、万が一それがバレてしまったら大きな問題になる可能性があります。
最悪の場合は、減給や降格などの処分が下される可能性も大いにあります。
トラブルを回避するためにも、事前にしっかりと副業申請をし、本業から許可を得た状態ではじめるのが大切です。
稼げる金額は不安定
副業の場合、成果報酬制であることが多いため、報酬は成約による部分が大きくなっています。
特に、営業代行の場合は、短期から中期での依頼が多く、長期的に少しずつ成果を伸ばすというところまで達することができないということもあります。
毎月の収入が予想できないことや、大きな負担を抱えたにもかかわらず、報酬に結びつかない可能性も十分に考慮しておく必要があります。
私生活や本業に影響が出る可能性
本業の業務時間以外にさらに追加で仕事をする必要があるので、時間をうまく活用しないと私生活や本業に支障が出る可能性があるということもデメリットの1つといえるでしょう。
特に趣味の時間や家族との時間を大切にしたいと考えている方にとっては、大きな負担になることは間違いありません。
本業のすき間時間を利用したり、休憩時間を活用したりしながら、効率よく業務をこなす必要があります。
また、急な予定変更や思い通りに仕事がはかどらないといったトラブルが起こってしまった場合には、ドミノだおしのように本業・副業ともに影響が出てしまう可能性もあり注意が必要です。
税金の申請を行う必要性
本業であれば会社の経理が行ってくれている税金の申請に関しても、副業については自分自身で申請する必要があります。
副業の確定申告については、副業がパートまたはアルバイトであって、年間収入が20万円以下の場合、また副業がパートアルバイト以外であって、年間所得が20万円以下である場合には必要がないとされています。
逆にいうと、営業代行での副業が20万円以上になる場合には、確定申告をしなければならないということです。
ただし、営業代行の場合に多い、個人事業のような形で就業契約を結んだ場合は、収入ではなく所得に計上されます。
所得の場合は、仕事に必要な経費が認められるため、売り上げから経費を差し引いた金額が20万円を下回っているかどうかで判断することになります。
ただし、住民税にはこのようなシステムは存在しません。
そのため、所得が20万円以下の場合で確定申告の必要がない場合でも、住民税の申告は忘れずにしましょう。
このように、副業で収入を得た場合には、自分自身の手で毎年税金の申請をする手間がかかります。
参考:https://www.jcb.co.jp/corporate/special/side_job.html
【営業マンの副業特集】営業代行の始め方
実際に営業代行の副業をはじめる際、どのように仕事を探したらよいのでしょうか。
最近では、アプリやサイトを利用することで、簡単に求人情報を探すことができるマッチングサービスが数多く存在します。
それらを利用しながら、自分の理想にあった求人情報を効率よく探してみましょう。
インターネット仲介サービスを利用する
インターネットを利用すると、クラウドソーシングサービスや副業サイト、求人情報サイトなど、さまざまな形態のサービスを活用することができます。
営業職に特化したもの、副業に特化したもの、20代に特化したものなど、それぞれに特色があるため、いくつかのサービスを併用して探してみるとよいでしょう。
ウルマップ
副業やフリーランスにぴったりな営業支援プラットフォームとして人気を集めています。
商材ごとに検索をかけることもできるので、本業の営業内容と合わせて提案できそうなものを選ぶことも可能です。
ほかにも、選んだ商材によっては、営業に使える資料をもらえたり、商材研究のための研修が用意されていたりする場合もあります。
これらを活用することで、副業として収入UPを目指せるだけでなく、営業マンとしても新しい知識を取り入れることができるでしょう。
使い方は簡単で、会員登録をしたのちに、商材を選び、企業と契約を結ぶというシンプルなものです。
サイドビズ
会員登録をして情報を記入しておくだけで、企業の方から連絡がくるスカウト機能も好評です。
報酬額は商材にもよりますが、1〜10万円のものが多くなっています。
固定報酬がもらえるもの、ノルマがないものなどさまざまな条件を指定したうえで、理想とする副業を簡単に探すことができるのも魅力の1つといえるでしょう。
また、面倒な企業との契約はすべてサイドビズが担当してくれるため、時間や労力を最大限に営業の仕事に費やすことできます。
セールスハブ
まずは、企業が商談を希望している人に関する情報に目を通し、心当たりがあれば商談アポイントをセッティングします。
そしてアポイントが終わった段階で企業より報酬が支払われるというものです。
これは、上記の営業代行の副業に比べると負担が少なく、はじめての副業にもぴったりといえるでしょう。
特に、人脈の広い営業という仕事を活かせるうえに、すき間時間に業務にあたれるのが大きな魅力です。
はじめてで使い方がわからないという場合も、チャットでサポートしてもらえるため、安心して利用できます。
【営業マンの副業特集】営業代行以外の副業
営業マンにおすすめの副業として、営業代行の仕事をご紹介してきましたが、営業という枠にとらわれずに考えると、世の中にはさまざまな副業が存在します。
たとえば、クラウドソーシングを利用して仕事を受ける方法です。
プログラミングやデザインなどの専門知識を必要とするもののほかにも、ライティングやデータ入力などの仕事があり、初心者でもチャレンジしやすい副業といえるでしょう。
さらに、営業の経験で学んできたスキルをアドバイザーとして企業に提供する、スポットコンサルという道もあります。
ほかにも、SNSや動画サイトを利用したマーケティングや、デイトレードなども副業の定番として人気を集めています。
副業で、営業以外のスキルを身につけたい、営業とは別の仕事にも興味があるという方は、さらに視野を広げてやりたいことや興味のあることを探してみるのがよいでしょう。
まとめ
今回は、営業マンにおすすめの副業として営業代行の仕事にスポットをあててご紹介しました。
労働者不足が深刻化している中で、特に実績とスキルを持った営業マンは高い市場価値を持っています。
そのため、副業をはじめるにあたって商材の選び方や、報酬体系をしっかり選べば、場合によっては本業以上の収入を得ることも可能です。
会社としての営業というよりは個人の成績が求められることから責任が重くなる一方で、より自由に動くことができ実力を発揮できる場合もあるでしょう。
これからの時代は、自分のライフスタイルや価値観に合わせて働き方を自由に決めていくことができる時代です。
今後のライフプランやキャリアプランに合わせて、理想の副業を見つけてみてください。
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