1月入社にデメリットはある？メリットや転職のポイントを解説

転職を考える時期は人によってさまざまです。

「辞めたい」と思ったとき、「新しいことに挑戦したい」と考えたときが主な転職のタイミングではないでしょうか。

しかし、転職には時期が大切です。

現職や転職先のボーナス、区切りの良さなど、時期によって大きな違いが出てきます。

特に、1月入社はメリットが大きいと言われることが多く、目指す方も少なくありません。

ただ、1月入社にはメリットばかりではなく、デメリットもあります。

この記事では、1月入社のメリットやデメリット、転職のポイントを解説します。

1月の転職を目指すのであれば参考にしてみてください。

【1月入社にデメリットはある？】1月入社するデメリット

まずは、1月に入社するデメリットを解説します。

メリットが目立ちやすいものの、デメリットがないわけではありません。

良いことばかりを見るのではなく、悪い部分にも目を向けることでより良い転職が可能です。

時期的に忙しい

年末年始は多くの企業が長期連休になるため、どうしても前後が忙しくなります。

そのため、現職での引き継ぎは早めに始めなければいけません。

特に、最後の期間に有給休暇を消化する場合には要注意です。

実際には12月の初旬や中旬で出勤が終わるのであれば、逆算して早めの引き継ぎが必要でしょう。

また、そもそも12月は大型連休があることから会社の稼働日数が少なくなりがちで、通常業務が立て込むことも珍しくありません。

1月の転職とはいえ12月から準備を始めるのでは遅く、引き継ぎが間に合わない可能性が十分にあります。

人によっては「辞めるから関係ない」と考えるかもしれませんが、できる限り円満退社にすべきです。

もし、転職先が同じ業界なのであれば、今後も現職との関わりがあるかもしれません。

1月の転職を目指すのであれば、早めの準備が基本であり、年末年始の連休を挟むことは十分に考えておきましょう。

冬のボーナスが満額受け取れない可能性がある

冬のボーナス支給は12月の会社が多く、1月の転職であれば現職のボーナスを受け取ってから退職することになります。

しかし、満額受け取れない可能性も考えておかなくてはいけません。

退職とボーナスの支給金額は関係ないと考えるかもしれませんが、法的な定めがないことから、退職者に対して減額支給する可能性が十分にあり得ます。

満額受け取るために一番良い方法は、受け取ってから退職の意思を伝えることです。

ただし、そうなると1月の転職は難しくなり、さらに後ろの期間に流れてしまうかもしれません。

現職の冬のボーナスをどこまで重要視するかですが、確実に受け取りたいのであれば、転職活動は少し遅らせるべきです。

また、大企業の場合は個人的な感情で退職者のボーナスを減額することはまずないため、そこまで気にする必要はありません。

会社の代表者と距離が近ければ、退職の意思を伝える時期によっては減額される可能性はあります。

転職後1度目のボーナスは満額受け取れない

先の項目は現職のボーナスについてでしたが、転職先でも1度目は満額受け取れないことがほとんどです。

ボーナスには算定期間があり、夏のボーナスは10月から3月までが一般的です。

つまり、1月に入社した場合には、少なくとも3ヶ月間は算定期間に在籍していないことになります。

算定期間の半分は在籍していないため、基本的に初回のボーナスは満額の半分以下になると考えられるでしょう。

転職先で初めてのボーナスを満額受け取りたいのであれば、10月に転職しておく必要があります。

しかし、今度は現職の冬のボーナスが減ってしまうということになります。

現職と転職先の両方で直近のボーナスを満額受け取ることは難しく、どちらかは諦めなくてはいけません。

ボーナスの支給額を考えることも重要ですが、一番は目指している企業に転職することです。

ライバルが多い

1月は長期連休を挟んで転職できることから、切り替えがしやすく良い時期です。

メリットが多い分、同時期に転職を目指すライバルが多くいます。

そのため、良い求人には多くの応募者が集中し、倍率が高くなってしまいます。

特に大企業や高待遇な企業に転職するのは、人によっては困難になるかもしれません。

ライバルが多い時期の転職を目指すのであれば、早めから動くことと事前リサーチは必須です。

例えば、希望する転職先の情報は常に確認し、いつごろに中途採用の求人が出ているのかを把握しておいてください。

もし、希望の転職先や業界がある場合には、時期にこだわらず求人が出た時点で活動を開始すべきです。

スケジュールが組みにくい

ここまでも少し解説していますが、確実に1月入社を目指すのは想像以上に難しいことです。

もし、転職先の企業が入社を希望する1月まで待ってくれるのであればそこまで気にする必要はありません。

しかし、多くの企業は求人を出した時点で人材を必要としています。

そのため、新卒のように早めに内定をもらって翌年の4月に入社ということはできません。

例えば、9月に採用が決定したにもかかわらず、「1月に入社したい」と伝えた場合、多くの企業は難色を示すのではないでしょうか。

9月に求人を掲載している企業であれば、早いと9月中、遅くとも10月中の入社を予定しているはずです。

そのため、「絶対に1月に入社したい」と考えるのであれば、企業の採用スケジュールを確認しなくてはいけません。

求人には選考期間や入社予定時期が記載されていることも多く、しっかりと確認しておけば1月入社に合わせることは可能です。

【1月入社にデメリットはある？】1月入社するメリット

1月入社はデメリットばかりではありません。

メリットが多いことから、転職者の多い時期ともいえるでしょう。

良い部分と悪い部分を比べることで、1月に転職すべきかわかりやすくなります。

ボーナスを受け取ってから退職できる

1月入社を目指す場合、現職の冬のボーナスを受け取ってから退職できます。

夏のボーナスは、会社によって6月か7月に分かれるものの、冬に関してはほとんどの企業が12月で固定しています。

つまり、1月に転職するのであれば、冬のボーナスを受け取ってから退職できるということです。

しかも、冬のボーナスの査定時期に在籍していることにより、よほどのことがない限りは満額受け取れるでしょう。

ただし、デメリットでも解説した通り、満額受け取れないという可能性も捨てきれません。

在籍している企業の規模にもよりますが、特に小さな企業では社長の一存でボーナス額が決まることもあるため、退職を伝えている場合は減額の可能性があります。

反対に大企業や就業規則がしっかりとしている企業であれば、減額の可能性はまずありません。

あくまで、個人の感情が会社に反映されやすい場合に減額される可能性があり、そこまで気にする必要はないといえます。

区切りが良い

1月入社する場合、年末年始の長期連休を挟むことから区切りが良いとされています。

長期連休を挟まない期間に転職した場合、月末に退職して月初から新しい職場で勤務し始めると、気持ちの余裕は少なくなるでしょう。

年末年始を挟む場合は、少なくとも1週間近くの休暇を挟んでからの転職になるため、しっかりと現職との区切りをつけて新しい職場に挑めます。

また、忘年会が開催される会社であれば、退職の挨拶がしやすくなるかもしれません。

転職はただでさえ疲れる行動のため、長期連休を挟めるかどうかは意外に重要です。

同期が多い場合がある

1月は転職するメリットがあり、同時期を目指す転職者が多くいます。

そのため、会社の規模によっては同期が数人いるということも珍しくありません。

同じ時期にスタートする同期がいれば、会社にも馴染みやすく気持ちの不安も少なくなります。

また、1月は新年会のようなイベントを開催する企業が多いこともあり、交流できる場が多いのも特徴です。

一般的な時期であれば、交流する場が少なく、なかなか職場に馴染めないということも少なくありません。

転職してすぐに新しい環境だと相談相手もなく、どうしても不安になってしまいます。

そんな時に同期が多く新年会などの交流の場があれば、同期や先輩、上司とも仲良くなる機会があり、仕事中の悩みも相談しやすくなります。

求人が多い

転職の求人は常に出ていますが、数は時期によって異なります。

1年のなかでも求人数が多くなる傾向にあるのは、11月です。

9月ごろから求人数が増え始め、11月ごろに最も多くなります。

1月の入社を目指す場合には、10月から11月ごろには転職のための行動を始めるべきです。

求人数が少なければ、望むような転職はなかなかできません。

一方で求人数が多ければ、希望する職種や企業へ転職できる可能性も高くなり、成功率は上がるでしょう。

ただし、求人数が多いということは、転職を考えるライバルも多いということです。

そのため、転職を成功させるためには準備が必要であり、何も考えずに挑むと失敗しやすくなるかもしれません。

気持ちを切り替えやすい

「区切りがつけやすい」という部分と近いですが、長期連休があることで気持ちも切り替えやすくなります。

例えば、月末まで現職で働き週末だけを挟んで転職先へ行く場合は、どうしても気持ち的に落ち着かないということも少なくありません。

一方、1月入社であれば、退職してから年末年始の長期連休を挟むため、ゆっくりと休暇を楽しんでから新しい職場へ挑めます。

特に年末年始は家族や知人など、多くの方と交流できるため、良いリフレッシュになります。

人によっては旅行へ出かけることもあるでしょう。

このように、年末年始を挟むことによって気持ちが切り替えやすくなり、気持ちよく新しい職場で働き始められます。

【1月入社にデメリットはある？】1月に入社するためのスケジュール

少し解説していますが、1月に入社するためにはスケジューリングが大切です。

何も考えずに転職活動をしていると、1月ではなく12月や2月など、ずれてしまうことも珍しくありません。

1月入社のメリットを最大限得るためには、スケジュールが重要といえます。

準備は秋から始める

1月入社を目指すのであれば、転職準備は秋頃から始めましょう。

実際に応募するのは10月から11月ごろですが、履歴書や職務経歴書の準備は9月ごろから始めると安心です。

特に初めての転職であれば、職務経歴書の書き方に戸惑うかもしれません。

履歴書やエントリーシートは新卒のときに作り慣れているかもしれませんが、職務経歴書は働き始めてからの内容になるため、意外に細かくなります。

会社での役職だけではなく、どのような業務を行っていたのかや関わったプロジェクトなどを記載します。

自分が関わった業務を思い出しながら記載していくことになるため、想像よりも時間がかかるかもしれません。

また、応募時に履歴書と職務経歴書を求められることが基本ということもあり、準備ができていなければすぐに応募できないこともあります。

事前に履歴書と職務経歴書を準備していると、応募したい企業に出会ったときにタイミングですぐに行動可能です。

企業のスケジュールを参考にする

企業にもよりますが、求人ページには採用スケジュールが記載されていることがあります。

そのため、まずは求人ページを隅々まで確認してみてください。

「応募→書類選考（1週間）→面接→採用通知（2週間）」、こういったスケジュールを記載していることがあります。

もしくは、「応募から採用まで1ヶ月を想定」といった形も多く見かけます。

最近は、アルバイトの面接でも採用スケジュールを記載している企業が多くなってきました。

正社員の転職求人であれば、ほとんどに記載されているでしょう。

ただし、採用まで1ヶ月の求人ページを10月に見つけたのであれば、希望する1月の転職は難しいかもしれません。

かといって、そのまま見送ると11月から12月ごろに同じ求人が出てくるとも限らないため、入社したい時期か企業、どちらを優先するかで考える必要があります。

もし、入社したい企業が決まっているのであれば、時期に関係なく応募すべきです。

【1月入社にデメリットはある？】1月に転職するためのポイント

1月の転職を成功させるためには、いくつかのポイントがあります。

何も考えずに行動しても転職が成功することもありますが、できればしっかりと準備しているほうが良いでしょう。

いくつかのポイントを解説します。

スケジュールを考える

まずは、スケジュールを考えることです。

前項でも解説していますが、1月入社を目指す場合には、数ヶ月前の9月ごろから準備を始めなければいけません。

これは、転職で面接を受けるために履歴書や職務経歴書の準備が必要になるからです。

最近はWordやExcelで作ることも増えてきましたが、企業によっては手書きの印象が良いこともあります。

手書きになると、応募する企業の数だけ書かなければならず、想像以上に時間がかかります。

働きながらであれば、転職に当てられる時間は週末だけということも少なくないでしょう。

転職活動にかけられる時間が少ないと、「良い求人を見つけてもなかなか応募できない」という状態になってしまいます。

まずは、履歴書と職務経歴書の作成にどれくらいかかるのかを考え、企業の採用ページを参考にスケジュールを組んでみてください。

複数の転職サイトを利用する

最近はさまざまな転職サイトが登場しているため、どこを利用するか悩むかもしれません。

転職サイトは一つだけではなく、複数利用することをおすすめします。

複数の転職サイトを利用することにより、それだけ求人の母数が増えることになります。

また、転職したい企業が決まっているのであれば、その求人を探さなければいけません。

企業は複数の転職サイトに掲載していることもあれば、一つにしか掲載していないということもあります。

応募したい求人を見つけた場合に登録するという形でも構いませんが、非公開求人も存在します。

また、転職サイトは自分の経歴を登録しなければいけないことが多く、すぐに応募はできません。

転職を考えたら多くのサイトへ登録しておき、すぐに応募できる状態にしておいてください。

【1月入社にデメリットはある？】1月入社で気をつけること

1月に入社する場合、少し気をつけるべきことがあります。

いくつか確認しておきましょう。

源泉徴収票の提出

時期的に気になるのは源泉徴収票ではないでしょうか。

源泉徴収票は、1年分の給与や税額、控除額を記したものです。

基本的には会社を退職した際に発行されるため、源泉徴収票が次の転職先でも必要になると考えるかもしれません。

源泉徴収票は1月1日から12月31日分で発行されるため、1月に転職した場合、前職の給与支払いが12月で終了しているのであれば転職先への提出は必要なくなります。

しかし、12月分の給与が1月に支払われるのであれば提出が必要です。

もし、自分で判断がつかない場合には、転職先に問い合わせてみてください。

また、転職した場合には源泉徴収票だけではなく、他の書類提出が求められることもあります。

入社が決まったときに必要書類を確認しておけば、事前に準備可能です。

入社日を決めておく

入社日に関しては、面接を受ける前に決めておきましょう。

自分の中で1月入社と決めていても、企業側からするともっと早く入社してほしいと考えているかもしれません。

例えば、12月に面接を受けた場合、人員の補充を急いでいる企業であれば年末に数日だけでも出社してほしいと考えているかもしれません。

ほとんどの場合は面接時に初出社できる日を聞かれるため、その場で適当に決めると後から変更しなければいけなくなる可能性が出てきます。

採用された後に出社日を変更すると相手への印象も悪くなってしまうため、1月と決めているのであれば、はっきりと伝えておくべきです。

【1月入社にデメリットはある？】転職を成功させるために必要なこと

1月入社に限らず、転職を成功させるためには必要なことがあります。

何もせずに成功することもありますが、しっかりと準備しておけば、さらに成功率を上げられます。

企業分析を行う

まずは企業分析です。

企業分析は、応募する企業の業務内容や企業理念、どのような規模なのかを調査することです。

難しく感じるかもしれませんが、基本的には企業のホームページを確認するだけで多くの情報を得られます。

自分が転職したい業種なのであれば、それなりに理解しているかもしれません。

しかし、いくら仕事内容が自分に合っていても、会社が合わないということもあります。

こういった部分は掲げている理念や、ホームページの内容である程度は理解できます。

また、最近は企業の口コミサイトも増えているため、実際の社員や元社員の意見も確認可能です。

入社前に企業分析をしっかりと行うことにより、転職してから長く働き続けられます。

自己分析を行う

続いて、自己分析を行うことです。

面接で重要なのは、自分がその企業にとっていかに重要な存在かをアピールすることでしょう。

もちろん面接官は経歴も重要視しますが、実際にどのような人なのかは話さなければわかりません。

そこで自己分析をし、「どのようなスキルを持っているのか」、「どのように役立てるのか」をわかりやすく説明する必要があります。

こういった内容は自分でも把握していないことが多く、そのまま面接に挑むと相手にもなかなか伝わりません。

前もって自己分析することで、どのような部分をアピールすべきなのかがはっきりします。

転職理由を考えておく

転職の面接では、「なぜ転職するのか」、「退職するのか」を聞かれます。

企業によっては転職理由を重視しないこともありますが、多くの面接官は一番興味を持つポイントです。

企業は人材を採用すると、時間とお金をかけて育てます。

もし、数ヶ月で辞めてしまうと新たに人材を確保しなければならず、求人サイトに掲載する費用も研修費用も余分にかかってしまいます。

つまり、「長く働いていける人材なのか」という部分を重要と考える面接官は少なくありません。

例えば、「仕事内容が嫌だから転職したい」という人よりも、「キャリアアップしたい」、「新しいことに挑戦したい」といった人のほうが頑張ってくれると感じます。

転職理由によっては、いくら経歴が良くても採用を見送る可能性が高くなります。

自分が転職したいと考えた理由を書き出し、ネガティブな内容は避けるようにしてみてください。

履歴書と職務経歴書を作り込む

アルバイトであれば書類選考がなく、いきなり面接ということがほとんどです。

しかし、正社員の転職となると、まずは書類選考から始まります。

当然ですが、書類選考は自分で話をしてのアピールはできず、全て書面の情報でしか確認してもらえません。

そこで重要なのは、履歴書と職務経歴書の作り込みです。

経歴以外に書く部分がないと考えるかもしれませんが、履歴書であれば自己PR部分、職務経歴書では細かな経歴を書き込みます。

自己PRは自己分析した部分を要約して記載し、どのように会社の役に立つのかを中心にしてみてください。

職務経歴書では、関わったプロジェクトやどのような仕事をしてきたのかを細かく記載します。

面倒に感じるかもしれませんが、書類選考を通過できなければ本格的なアピールはできないため、履歴書と職務経歴書は徹底的に作り込むべきです。

転職の目的を明確にする

転職の目的が明確でなければ、転職を繰り返す可能性があります。

初めのうちは問題ないものの、繰り返すほど転職は難しくなってきます。

場合によっては、転職するたびに年収が下がり、どんどんと生活が苦しくなってくることも珍しくありません。

そのため、まずは「なぜ転職するのか」を明確にすることが重要です。

ただ辞めたいという場合でも、なにかしらの理由があるはずです。

もし、給与面や休日面であれば待遇面の良い企業を選び、仕事内容であれば、希望する業種を選ばなければいけません。

転職の目的を忘れてしまうと、上手く転職できないだけではなく、繰り返して状況が悪くなる可能性も出てきます。

在職期間中に転職活動を行う

転職の基本は、在職期間中に決めることです。

人によっては退職してから転職活動を始めることもありますが、生活費を貯めておかなくてはいけません。

場合によっては数ヶ月間の空白ができることもあるため、基本的には在職中の転職活動がおすすめです。

在職中に転職先が決まれば生活費の不安もなく、空白期間もできません。

働いていない空白の期間ができると、転職が難しくなる可能性があります。

面接官からすると、「なぜ空白期間があるのか」、「空白期間はなにをしていたのか」と疑問に思います。

空白期間が長いと、「無計画に辞めたくて辞めた人」という印象になる可能性もあるため、あまりおすすめできる方法ではありません。

【1月入社にデメリットはある？】転職は時期だけにこだわりすぎないことも大切

今回は1月入社を目指すための内容でしたが、あまり時期だけにこだわりすぎるのも問題です。

時期以外に大切な部分も解説します。

1月にこだわりすぎない

まずは、1月入社にこだわりすぎないという部分です。

もちろん、1月入社にはメリットが多く、目指すべき時期かもしれません。

しかし、誰でも確実に1月入社できるわけではなく、場合によっては時期をずらすことも考えるべきです。

例えば、転職したい業種の求人が出ていないにもかかわらず、1月に転職したいからといって別の業種を選んでは意味がありません。

希望していない企業への転職が上手くいったとしても、長く働くことは難しいでしょう。

基本的には、自分の転職したい業種と時期が合えば、1月入社を目指すということを意識してみてください。

自分の転職したい企業を中心に考える

転職は時期ではなく、あくまで転職先を中心に考えるべきです。

例えば、すでに転職したい企業が決まっているのであれば、1月ではなく企業の求人に合わせてください。

企業によっては中途採用の時期が決まっていることもあり、1月入社は目指せないかもしれません。

1月の転職はメリットが多いものの、転職して1年経てば大きな差はなくなります。

業種の場合も同じです。

すでに転職したい業種が決まっているのであれば、1月入社という時期ではなく企業に合わせましょう。

時期にこだわりすぎていると希望する企業の求人を逃す可能性が高く、結果として満足のいく転職にはなりません。

まとめ

1月の入社にはデメリットもありますが、メリットもあります。

人によってはメリットのほうが大きく、1月の転職を目指すことも多いのではないでしょうか。

しかし、一番重要なのは、転職を繰り返さないことかもしれません。

時期だけにこだわるのではなく、転職する理由をしっかりと考え、納得のいく転職にするのが重要です。

また、転職したい業界や企業が決まっているのであれば、時期よりも優先すべきでしょう。

1月入社はメリットが大きいものの、一番は長く働ける職場を探すことと考えてみてください。