はじめに
営業職は、いかにもビジネスマンらしい職業であり高い人気を誇ります。
新卒で営業職に就く方もいれば、転職を考える方もいるでしょう。
また、同じ営業職であっても別の業界へ転職する方も少なくありません。
すでに営業職なのであれば、業界を変えることでさらなるスキルアップやキャリアアップにつながります。
しかし、気になるのは営業未経験からでも転職できるかどうかではないでしょうか。
技術職などは経験者でなければ転職が難しいことも多く、新卒でなければ入りにくい業種も珍しくはありません。
そこで、この記事では、「未経験でも営業職に転職できるのか」を中心に、転職のポイントや志望動機の例文を解説します。
これから営業職への転職を考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
【未経験から営業職へ転職するときの志望動機】営業職へ転職する志望動機の書き方
営業職に限らず、転職に志望動機は必須です。
人材を募集している企業は、「なぜ営業職になりたいのか」、「なぜ弊社を選んだのか」という部分を知りたいと考えています。
志望動機にこれらの理由を含めることにより、合格率を高められるといえるでしょう。
ただ、転職に慣れていなければ志望動機を書くことは難しく感じるかもしれません。
志望動機を作るポイントをいくつか解説します。
自分のスキルをアピールする
まずは、自分のスキルを志望動機に盛り込んでみてください。
ただ「営業職に就きたいです」というだけだと、企業は他に適性の高い応募者がいるとそちらを選んでしまいます。
そこで、営業職未経験であっても、関係のあるスキルをアピールすることで転職は成功に近づきます。
スキルや向いている人の特徴は次の項目で詳しく解説しますが、例えば、コミュニケーション能力の高さは優位になる可能性が高いでしょう。
現場職であったとしても、「社内で業務が円滑に進められるようにコミュニケーションを大切にしている」というのであれば、十分なアピールになります。
他にも、「ピッキング作業をしていて数百種類以上の製品を覚えている」といった内容も有利です。
営業は自社の製品やサービスを販売するため、商品の知識は必須といえます。
現職でも製品についての知識についての知見が深いことをアピールすれば、営業職でも通用すると捉えられます。
企業と商材の惹かれた部分を書く
続いては、自分のスキルや経験ではなく、応募する企業についてです。
企業側としては、応募者が持っているスキルや経験はもちろん重視しますが、いかに自社のことを知っているかも注目しています。
例えば、自分と仲良くなりたいという人が、自分のことを何も知らなければどのように感じるでしょうか。
「本当に仲良くなりたいのかな」、「仲良くなりたい理由は」と考えるはずです。
これは転職も同じで、「なぜこの企業に入社したいのか」を明確にしなければいけません。
応募先の理念に共感したことや、取り扱っている商材やサービスの魅力を書き出してみてください。
例えば、「自分が普段から利用している商材」というのであれば、良い部分を知っているからこそ売り込みやすいということになります。
営業職に就きたい理由を書く
未経験なのであれば、なぜ営業職に就きたいかの理由を書くことも重要です。
例えば、「給与が良いから」、「休みが多いから」といった転職理由であれば、採用される可能性は高くありません。
採用する側の企業としては、ただ待遇面が良くて来た人よりも、やる気のある人に来て欲しいと考えています。
営業職に就きたい理由は考えると難しいかもしれませんが、「人が好き」、「話すことが好き」といった内容で大丈夫です。
営業職は相手が個人でも法人でも、商談することに違いはありません。
営業職にとって会話は必須のため、人が好きや話すことが好きというのは大きなアピールポイントになります。
また、結果がわかりやすいなども良いでしょう。
営業職は成約数などを可視化することが多く、自分がどれだけ販売したかがわかりやすい職業です。
そのため、評価されることにもつながりやすく、モチベーションを高く維持しやすいともいえます。
【未経験から営業職へ転職するときの志望動機】営業職に向いている人の特徴
営業職は全ての人に向いている職業ではなく、向いていない人もいます。
この項目では営業職に向いている人の特徴を解説するため、転職の参考にしてみてください。
コミュニケーション能力が高い
営業職は人と話すことが基本であり、コミュニケーション能力は必須です。
自社の製品やサービスの良い部分を伝えられるかによって販売できるかどうかが決まるため、コミュニケーションが得意でなければ営業職は難しいでしょう。
もちろん、コミュニケーション能力が高いからといって製品やサービスが確実に販売できるわけではありません。
それでも、顧客と上手く話せなければ、そもそもの商談が進みにくくなっています。
現在の職業が人と接するものではなくても、社内やプライベートでコミュニケーションを取ることが好き、得意というのであれば営業職は向いているといえます。
記憶力が良い
営業職は、自社の製品やサービスを顧客に販売します。
そのため、製品やサービスに関する知識は必須です。
例えば、自分が買い手だった場合、欲しい商品について質問しても営業が答えられなければ、「買わない」という選択になるのではないでしょうか。
つまり、最低限は製品やサービスのことを記憶する必要が営業職にはあるといえます。
さらに、顧客のことを覚えているほうが商談はスムーズに進みます。
全て新規顧客の営業であれば必要ありませんが、同じ顧客に営業をかけるのであれば、以前の会話内容や欲している製品、サービスは覚えていなければいけません。
顧客のことを何も覚えていなければ、同じ提案や製品を売り込んでしまう可能性があります。
こういった行動は顧客の信用を落とす可能性もあり、今後の営業成績にも直結します。
営業職にとって記憶力の良さは重要であり、向いている人の特徴です。
思いやりがある
営業は顧客に対して製品やサービスを売り込むことから、自分本位ではなかなかできません。
もちろん、相手が欲しいと思っている製品であればそこまで売り込まなくても販売できるでしょう。
それでも、顧客の気持ちを考えて動くことにより販売できる機会は多くなります。
例えば、口頭だけで伝えるのではなく、事前に資料を準備しておけば顧客もわかりやすく、後から見直しも可能です。
さらに、話すときや資料内容に専門的な言葉は入れず、誰が聞いてもわかるようにすることも思いやりといえます。
また、顧客が必要としていないものを売り込むよりも、寄り添って製品やサービスを提案することも大切です。
いずれにしても相手に対する思いやりは必要であり、普段から周りに気遣える方は営業に向いているといえます。
PDCAが得意
PDCAは、「Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)」のことです。
現状の業務の改善点を見極めて目標を達成するために使われる手法であり、営業では重要といえるでしょう。
ただ、PDCAは営業に特化した手法ではなく、あらゆる職種や業界で利用されています。
もしかしたら、意識をしていないだけで自然にPDCAをしているかもしれません。
現在の仕事だけではなく、プライベートでも「計画を立てて実行し改善していくのが好き」、もしくは得意なのであれば営業でも活かせます。
少し難しく感じるかもしれませんが、日常的に行動を考えたり改善して結果を出しているのであれば、営業に向いているといえるでしょう。
行動力がある
営業職は、自ら行動することが基本です。
特に、新規営業での行動力は重要といえます。
新規営業は、いままで顧客でも知り合いでもなかった人や企業に製品やサービスを売り込まなくてはいけません。
それも、多くの場合はアポを取るところから始まり、個人宅や企業へ出向くことになります。
こういったことは、行動力がなければなかなかできません。
営業をかける方法は、電話やメール、飛び込みなどさまざまです。
営業職は自ら行動することが基本であり、待っているだけでは成約数を伸ばすことはできません。
つまり、行動力があれば、営業の経験がなくても良い成績を上げることは十分に可能です。
もちろん、営業職の中にはカウンター営業といった待ちの場合もあります。
こういった場合は自ら動く必要は少ないですが、多くの営業職では行動力が必要です。
問題の解決能力が高い
営業は、製品やサービスを取り扱うこと、さまざまな顧客を相手にすることから問題の起きやすい職種です。
そのため、問題の解決能力は必要でしょう。
例えば、「現場職でも主任として問題が起きた際は解決にあたっていた」、「事務作業中に問題が起きた際はチームで協力して解決していた」といった経験は営業に活かせます。
問題解決と聞くと難しく感じますが、実際には日々の中で起きているものです。
問題が起きた際に先輩や上司に頼るばかりではなく、自分で解決しているのであれば営業にも応用できます。
経験があれば、問題の解決能力の高さを志望動機に含めてアピールすることも可能です。
メンタルが強い
最後に、メンタルが強いことです。
多くの方は想像していると思いますが、営業は精神的に辛くなることも少なくありません。
営業をかけても断られ続けたりクレームが入るなど、人との関わりが多い営業だからこそ、さまざまな問題が起きる可能性があります。
特に新規営業は、電話を数百件かけてようやく1件のアポが取れれば良いほうということも珍しくありません。
つまり、1日のほとんどは断られるということも多いため、強いメンタルがなければ継続が難しいこともあります。
また、営業職はノルマが設定されていることも多く、達成できなければプレッシャーを感じるでしょう。
このように、営業職は外部に断られたりクレームを受けるだけではなく、社内でも居心地が悪くなることもあります。
メンタルが強いのであれば、結果を出して継続しやすくなると考えられます。
【未経験から営業職へ転職するときの志望動機】志望動機の例文
転職には履歴書でも面接でも、志望動機が必要です。
しかし、いざ志望動機を作ろうと思っても何を書けばよいのかわからないかもしれません。
基本的には、アピールできる自分のスキル、なぜ営業職やこの企業を選んだのかを含めて作成します。
それでも、見本がなければ作成に時間がかかってしまいます。
この項目では志望動機の例文を紹介するため、作成の参考にしてみてください。
同業界の営業職へ転職する際の例文
「現在は医療機器の製造に従事し、主任として現場管理をしております。
ここ数年、生産だけではなく、自分が製造してきた製品がどのように役立っているのか、直接顧客との関わりを持ちたいと思い営業への転職を考えるようになりました。
しかし、現職ではキャリアチェンジ制度がなく、製造から営業への部署移動はできません。
そこで、医療機器を取り扱う貴社の営業職に興味を持っております。
現職で培った医療機器の知識だけではなく、主任としての管理能力、コミュニケーション能力も活かせると存じます。
」
同業界の場合は、製品やサービスの知識があることを最大限アピールしてみてください。
また、社内でも積極的にコミュニケーションを取っていたり、問題解決に尽力していたのであれば志望動機に含めましょう。
異業界の営業職へ転職する際の例文
「現在は服飾関係の販売職をしておりますが、より大きなスケールの仕事に挑戦したく営業職を希望しております。
現在の職場は5年目であり、3年目からは店長として売り場で販売するだけではなく、パートアルバイトの勤怠管理、育成にも携わってきました。
貴社はアプリ開発を中心としている企業であることから、現職とは全くの異業種ではあります。
しかし、販売職で培ったコミュニケーション能力や管理能力は業種が違えども活用できると存じます。
」
異業種へ挑戦する場合には、現職で培ったスキルの活かせる部分をアピールします。
特に、管理する立場にいたのであれば、異業種であっても評価される可能性が高くなります。
【未経験から営業職へ転職するときの志望動機】転職を成功させるためのポイント
転職はタイミングによる影響が大きく、特に努力する必要なく成功する場合もあります。
しかし、しっかりと準備してポイントを押さえることにより、確実な転職ができます。
転職を成功させるためのポイントを確認しておきましょう。
転職方法を考える
転職を考えたのであれば、まずは方法を決めましょう。
主な転職方法は、転職サイトと転職エージェント、直接応募の3つです。
なかでも多くの方が使うのは転職サイトでしょう。
転職サイトだと地域や職種などを絞って検索できるため、希望に近い企業を探せます。
次に転職エージェントですが、基本的には転職サイトとセットになっています。
「どのような企業が良いかわからない」、「履歴書の作成や面接に自信がない」といった場合はエージェントの利用がおすすめです。
最後に直接応募ですが、企業のホームページやSNSを通して応募します。
企業によっては求人サイトに掲載していないこともあるため、ホームページやSNSの確認は必須です。
このように代表的な転職方法はいくつもありますが、おすすめは全ての利用かもしれません。
あまり一つにこだわるのではなく、幅広く探したほうが転職の成功率は高くなります。
早めに準備する
現職を退職してから転職活動を始める人が多いものの、できれば在職中の転職準備をおすすめします。
一番良いのは、在職中に転職先が決まっていることですが、準備を始めるだけでも大丈夫です。
面接まで進まなくても、応募だけでも初めておきましょう。
企業の規模にもよりますが、応募から採用、入社までは早くても1ヶ月ほどかかります。
そのため、退職してから活動を始めると、数ヶ月の空白期間ができてしまいます。
空白期間が長くなるほど、企業は「なにもしていなかった人」と見るため、今後の転職が不利になるかもしれません。
また、休職期間中は収入がなくなるため、生活費が必要です。
いくつかの理由はありますが、転職は早めに準備しておくほうが成功しやすく、余分な貯金も必要なくなります。
転職理由をはっきりさせる
次に、転職理由をはっきりとさせることです。
まずは、転職したいと思った理由を書き出してみてください。
現職の不満に思っていることや挑戦したいこと、将来的に目指すところなど、多くなっても構いません。
問題になる転職理由は、現職の不満のみだった場合です。
例えば、「嫌いな上司がいる」、「給与が低い」などが代表的ではないでしょうか。
こういった理由だけで転職した場合、次の職場もすぐに辞めたくなるかもしれません。
転職先で人間関係が上手くいく保証はなく、業績が悪化すれば給与が上がらなかったりボーナスが出ないこともあります。
また、採用側もネガティブな転職理由ばかりだと、「採用してもすぐに辞めるかもしれない」と考えます。
こうなると企業は採用を控えてしまうため、志望動機に含める場合には注意が必要です。
まずは転職理由を可視化して、どのような転職先であれば納得できるのかを考えてから行動してみてください。
企業分析をする
転職する際の企業分析は重要です。
企業分析とは、簡単には転職先のことを調べるということであり、転職後のミスマッチを防ぐためにも有効といえます。
転職先が必ずしも自分に合っているということはなく、場合によっては早期退職につながりかねません。
企業分析することにより、自分が希望しているような会社なのか、理念に賛同できるのかといったことが明確になります。
また、志望動機や面接でも役に立ちます。
何も応募先のことを知らず面接に挑んだ場合は質問に対して答えられず、企業が求める志望動機になりません。
そうなると採用される確率は大きく下がってしまい、転職が上手く進まないこともあります。
企業分析は転職後のミスマッチを防ぐだけではなく、転職を成功させるためにも必要なことです。
【未経験から営業職へ転職するときの志望動機】営業職の種類
営業職は大きく一つの職種ですが、実際にはさまざまな種類に分かれています。
営業の種類によって仕事内容も大きく異なるため、まずは自分がどのようなスタイルの営業になりたいのか考えてみてください。
新規営業
営業といえば多くの方が新規営業をイメージするのではないでしょうか。
アポを取って個人宅や法人を訪問したり、ときには飛び込みで営業をかけるなど、営業の中でも花形といえます。
ただし、新規顧客を開拓することから、営業の中では最も大変ともいえるかもしれません。
当然ですが、製品やサービスに興味のない層にも提案するため、断られることがほとんどです。
毎日のように断られ続けてようやく成約できるといった厳しい世界であり、簡単ではないでしょう。
その分、インセンティブ制度を取り入れていることが多く、やりがいの大きな営業の種類です。
強いメンタルは必要になるものの、営業らしさとやりがい、給与水準の高さが特徴です。
既存営業
既存営業というと聞き馴染みがないかもしれませんが、わかりやすく言うとルート営業のことです。
これは、すでに取引のある顧客を回る営業のことで、良い関係性の構築や新しい商品の提案を日常的に行なっていきます。
飛び込みやアポ取りといった業務がないことから、営業職の中では始めやすい種類といえるのではないでしょうか。
それでも、取引が終了しないように関係を継続させること、顧客の悩みや問題を解決する能力が必要です。
ただ取引先を回るだけではなく、ヒアリング力や問題解決能力が求められるため、決して簡単とはいえません。
新規営業とは別の部分で気を遣うこともあるため、「ルート営業だから楽」ともいえないものです。
カウンター営業
カウンター営業は、店舗で顧客を待つスタイルの営業です。
代表的なのは携帯ショップや旅行代理店、保険代理店などでしょう。
いずれも自ら外に出て営業をかけるスタイルではなく、店舗のカウンターで対応します。
大きな特徴としては、来店する顧客はすでに製品やサービスの購入、利用を検討しているということです。
新規営業のように必要としていない層に製品やサービスを売り込むわけではないため、成約率の高い営業といえます。
ただし、製品の知識は必須であり、顧客の疑問を全て解決しなくてはいけません。
そのため、楽な営業というわけではなく知識とコミュニケーション能力は必須です。
内勤営業
内勤営業はインサイドセールスとも呼ばれ、言葉だけではカウンター営業と同様に感じるかもしれません。
顧客を訪問しないという点では同じですが、新規営業も行います。
社内にいながらWebやメール、電話などを利用して営業をかけます。
外には出ないものの、自ら営業をかける点に関しては、カウンター営業と大きく異なる部分です。
内勤営業は新規や問い合わせ対応など多岐にわたるため、さまざまな営業方法を駆使しなくてはいけません。
また、実際に顔を合わせないことから難しい部分も多く、相手の気持ちを読み取る力や高いコミュニケーション能力などが必要です。
企画営業
企画営業は個人向けではなく法人向けの営業です。
自社製品やサービスを売り込むことは他の営業と同じですが、企画することが一番の特徴でしょう。
自社に関係のある企業でなければいけませんが、顧客の問題点や解決したい内容をヒアリングし、企画、提案をします。
そのため、一般的な営業のようにただ売り込んで終わりではなく、企画から完了まで関わることから長期間のやりとりが必要です。
営業の中でも時間のかかる種類であり、企画力や提案力が低ければ、時間をかけたのに成約しないということもありえます。
反響営業
反響営業は、自社が発信した情報に対して顧客が問い合わせてきた場合に対応する営業です。
例えば、テレビCMやWebCM、SNS広告などが代表的でしょう。
広告を見た顧客が問い合わせをしてくることに対応するため、成約率の高い営業といえます。
それでも、自社製品やサービスの知識、コミュニケーション能力などは必要です。
新規営業のように自ら出向かないこと、すでに興味のある顧客しか対応しない種類のため、初めての営業職にも向いているかもしれません。
【未経験から営業職へ転職するときの志望動機】営業職の仕事内容
最後に、営業職の仕事内容を解説します。
営業職の種類は数多くありますが、共通しているのは自社の製品やサービスを売り込むという点です。
営業の種類によって異なる部分はありますが、基本的には「アポ取り」、「商談」、「製品やサービスの納品」、「アフターフォロー」の4つです。
ただし、既存営業やカウンター営業だと初期のアポを取る必要はありません。
また、新規営業の場合、納品やアフターフォローは別の部署が行うこともあります。
反対に、新規営業でもアフターフォローまで全てを一貫して担当することもあり、同じ営業の種類であったとしても、会社によって異なる部分が多いでしょう。
営業職の基本が製品やサービスの販売という部分にあるため、大きく異なることはありません。
それでも、営業の種類によっては外出する必要もなく、社内で完結することもあります。
大きな枠での仕事内容は同じものの、種類、企業によって多少の違いが出てくることから、どのような営業になりたいのかを考えてから転職活動をすることも重要です。
まとめ
営業職は、給与水準の高さからも人気の高い職種です。
また、経験が問われることが少なく、未経験者でも転職しやすいといえるでしょう。
ただし、未経験であっても、営業職で使えるスキルを身につけているほうが転職はしやすくなります。
一番はコミュニケーション能力ですが、他にも管理能力や問題解決能力など、営業につながるスキルは多くあります。
営業は種類によっても仕事内容が大きく異なるため、自分に合ったものを選ぶのも大切です。
また、転職を成功させるためにも、現職で営業職につながりそうなスキルを書き出し、魅力的な志望動機を作成してみてください。
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