キャリアチェンジの志望動機の書き方をポイントや構成まで徹底解説【例文あり】
転職を検討する際は、同業種での転職を目指すか、異業種にキャリアチェンジして新たな一歩を踏み出すかを決定しなければなりません。
キャリアチェンジの場合、採用担当者は未経験者を採用するメリットが感じられなければ、採用に二の足を踏む恐れがあります。
そのため、志望動機をどのように書くかは大きなポイントです。
どのような志望動機が望ましいのでしょうか。
書き方のポイントやアピールできるスキルを解説します。
【キャリアチェンジ】志望動機を書くときのポイント
思い切ってキャリアチェンジしようと決意したのであれば、成功できるよう転職準備のために時間を取り分けましょう。
転職準備には、履歴書や職務経歴書の書類を作成する必要があります。
履歴書などに書く志望動機には、熱意だけではなく、具体的にイメージできるような情報が必要です。
志望動機を書く際に思いに留めておきたい6つのポイントがあります。
下記項目以降の解説を参考にして、転職準備にお役立てください。
志望理由を明確にしておく
履歴書などの書類を作成する前に、自分がなぜキャリアチェンジしたいのか、なぜこの企業に応募するのかなどに関する自分の本心を探ることが重要です。
自分自身が志望動機を明確に把握していなければ、採用担当者にアピールするのは難しくなります。
志望動機が明確化できていない人は、入社後にまた転職するのではないかとの懸念を抱かれかねません。
たとえ前職の退職理由がネガティブなものであっても、ポジティブな言い回しに変換できる要素がないかを探すのは大切です。
自分のキャリアビジョンとの一貫性を持たせる志望動機を作成すべく、具体的で説得力のある伝え方ができるよう自己分析をしましょう。
未経験職種で必要なスキル習得のために行動していることをアピール
経験が豊富な採用担当者であれば、履歴書や職務経歴書に目を通しただけで、キャリアチェンジでの転職者と分かります。
未経験の業界になぜ入社したいのかに関心があるのは、自然なことではないでしょうか。
採用担当者が知りたいと思うことを想像しつつ、未経験の分野で働くにあたって努力している点を伝えることは効果的です。
例えば、希望職種で必要とされるスキル習得のためにセミナーに通ったり通信講座を受けたりしているのであれば、具体的なスキル名とともに伝えます。
自宅で書籍またはインターネットなどを用いて自学自習している事でも構いません。
指示されていなくても自ら学び、努力を惜しまない姿勢のアピールは大切です。
企業が求めている人物像を想像する
志望動機を作成する前に重要な点として、応募先企業がどのような人物像を求めているかを分析します。
募集要項に記載していることもあれば、企業のホームページなどで分かる場合も少なくありません。
転職エージェントに情報を求めることも方法のひとつです。
具体的に分からない場合は、募集している職種に関する情報を集めます。
与えられる業務を遂行するにあたって、どのようなスキル・考え方・態度・志向性が必要かを調査してみましょう。
特定の業務に関しては未経験であっても、求められるスキルを身に付けているケースはよくあります。
例えば、コミュニケーションスキル・パソコンスキル・論理的思考力などです。
企業が求めている人物像に自分がどのように適合しているかを志望動機でアピールしましょう。
漠然とした表現はしない
ある程度自己分析が完了し、アピールできるスキルや企業が求める人物像を把握できたなら、志望動機を下書きしてみましょう。
その際、採用担当官が納得できるような説得力ある書き方は重要なポイントです。
自信過剰は避ける必要があるものの、自信がなさそうな態度が垣間見える漠然とした表現は避ける必要があります。
例えば「〇〇かもしれません」「〇〇と思います」とのあいまいな言葉遣いや「結構です」「大丈夫です」のような肯定とも否定とも取れる表現です。
これらの言葉を使用してはいけないわけではありません。
しかし、自分をアピールしたい大切な箇所では言い切る形の表現が好ましいとされています。
受け身の姿勢にならないようにする
業界・業種を問わず、指示されるまでは自分から行動しない受け身姿勢の人は、評価されにくい傾向にあります。
また「学ばせていただきたい」「スキルを身に付けたい」などの表現は、一見謙虚な姿勢に見えるものの、転職面接ではマイナスイメージを与える表現です。
企業は学校ではないため、何かを学ぶために入社するとの姿勢は受け身と判断されかねません。
意欲と熱意を伝えるために志望動機に書いた受け身表現のために、やる気が見られない人と判断されてしまうのは残念ではないでしょうか。
嘘をつくことを避ける一方、自分のスキルや経験をどのように応募先企業で役立てられるかを自信を持ってアピールしましょう。
社会人としての基礎能力をアピールする
転職の際は、新卒時の就職活動とは異なり、社会人としての経験がある人との前提に立って採用の可否が判断されることが一般的です。
あいさつ・言葉遣い・メールの書き方など、社会人に必要な基礎能力つまりビジネススキル・ビジネスマナーを持ち合わせていることが期待されます。
未経験へのキャリアチェンジであっても同様です。
社会人としての基礎能力がある人は、即戦力となる人と判断される可能性が高まります。
業務上の報告・連絡・相談を小まめに行うこと・良好な人間関係を築けること・書類の作成や管理能力なども、立派なビジネススキルです。
志望動機を作成する際も、社会人の基礎能力が垣間見えるような書き方を工夫しましょう。
【キャリアチェンジ】未経験職種の志望動機の書き方
転職を成功させるためには、基本となる志望動機の書き方を押さえておきましょう。
構成のポイントは、大きく分けると5つあります。
基本となる流れを押さえておけば、採用担当者が読みやすくなり、短いながらも意欲的な姿勢をアピール可能です。
一つずつ詳しく解説します。
1.志望理由
一般的に、ビジネス全般では、結論を先に述べることが大切です。
読む相手は忙しいとの前提に立ち、何を伝えたいかを端的に述べるなら、続く内容に注意を払ってもらえる可能性が高まります。
志望動機を作成する際も、最初に結論となる志望理由を述べるようにしましょう。
なぜキャリアチェンジしようと思ったのかは採用担当者の主な関心事です。
その点を踏まえ、端的にキャリアチェンジするに至った自分の気持ちを表現します。
次いで、なぜ数ある同業者の中からこの企業を選んだのかも伝えることが必要です。
ただし、冒頭で詳しく記載すると続く内容に対する関心が薄れる可能性があります。
要点を明確にした、さっと読める短い文章でまとめるようにしましょう。
2.前職での経験やスキル
次に、自分がこれまで経験したことや持っているスキルに関する情報を書きます。
企業は、利益を生み出さなければいけないため、興味・関心・熱意を伝えるだけでは、自社で活躍してくれる人材とはみなされません。
事業拡大や利益向上のためにどのように貢献できるかを説明する必要があります。
まず、これまでの年月を振り返ってみましょう。
学生時代も含め、アルバイトやボランティアなどで培った経験を整理できます。
応募先企業で役立ちそうな経験を探し、具体的な数字や簡単なエピソードを交えて、経験をどのように活用できるかを考えましょう。
注意点として、大変苦労した経験でも業務に関係がなさそうであれば、伝えないほうが賢明です。
続く項目と内容が重なる可能性もあるため、簡潔に書くようにします。
3.その業界・企業を志望するきっかけ
3番目の項目では、最初に記載した結論部分を補う内容、つまりなぜこの業界・企業を志望したのかに関する情報を書きます。
応募先の業界や企業を知るに至ったきっかけを思い出してみましょう。
サービス業であれば、自分もサービスを利用しているユーザーで、快適な生活を送る上で役立っている点を具体的に伝えられます。
営業職であれば、人と話すことが好きな点や目標に向けた努力に充実感を覚える点など、自分の性格や思考パターンと絡めて書くと効果的です。
例文を参考にできるものの、個性あふれるオリジナルの内容であれば、採用担当者の心に響きます。
ただし、長くなり過ぎてまとまりのない内容にならないよう注意しましょう。
4.自身の能力をどう生かせるか
次いで、生来の能力や培ってきたスキルを、入社後業務を遂行する際にどう生かせるかをアピールします。
自身の能力をアピールするためには、応募先の業界や企業で展開している事業内容や求めている人物像に関する徹底的な調査が必要です。
キャリアチェンジのため、応募先の業界や企業での経験がないことは、採用担当者も理解しています。
しかし、事前に時間をかけて自社に関する情報を調査してきたことが分かれば、熱意や意欲が伝わるのではないでしょうか。
前項目で説明した内容を補う形で、具体的なケースを想定しながら、自身の能力をどう生かせるかを採用担当者がイメージできるような表現を用いましょう。
5.締めの一言
最後に、ここまで作成した志望動機をまとめます。
内容を読み返してみて、重複している部分がないかを確かめましょう。
応募先の業界や企業にマッチしている人材、と採用担当者が感じるかどうかを考えます。
あえて未経験の分野にキャリアチェンジする、バイタリティーを高く評価してくれるかがポイントです。
具体的なエピソードや数字を織り込み、入社後の姿をイメージできるような表現になっているかを確認します。
チェック完了後、端的なひと言でまとめると、全体が締まった印象です。
締めのひと言を述べる際に注意したいのは「貢献できるかもしれません」や「お役に立てるか分かりませんが頑張ります」のような漠然とした表現です。
自信を持ち、言い切る形で最後を締めるようにします。
【キャリアチェンジ】未経験職種の志望動機の例文
キャリアチェンジの際にヒントにできる、具体的な志望動機の例文を紹介します。
ただし、採用担当者の心に響くのは、応募者の本心が伝わる内容です。
例文を参考にする際は、その点を忘れないようにしましょう。
例文を参考にしつつ、自分の状況と照らし合わせながら、表現や書き方を工夫して魅力あふれる志望動機にアレンジしてください。
良い例文とNGの例文を見てみましょう。
OKな例文
一例として、事務職からサービス職へ転職する際の例文を紹介します。
「前職では事務職をしておりましたが、来客への対応も業務の一部でした。
業務を遂行する中で、より人と深く関わる職種で働きたいとの気持ちが芽生え、転職を決意しました。
事務職で行っていたパソコン業務は得意で、MOSの称号を取得しています。
また、電話や来客の応対をしていく中で、相手のニーズを察知する対話力が身に付きました。
仕事にやりがいを感じていたものの、他の人と関わることが好きな自分の能力をもっと生かせないかと考えていた時、貴社が経営するホテルに宿泊しました。
ホテルのスタッフが親切に接客してくれたおかげで、日頃の疲れを癒すことができ、良い思い出となりました。
帰宅後、貴社のホームページを拝見し、お客様を大切にする理念に魅力を感じました。
自分も人を喜ばせる側に回りたいと思い、貴社に応募しました。
人の笑顔を見るのが好きで、ニーズを素早く察知できる対話力や洞察力を生かせるのではないかと思います。
心地良い接客を目指している貴社に貢献いたします」
具体的な経験を織り込みつつ感じたことをまとめているため、気持ちが伝わる内容です。
キャリアチェンジでも、志望動機に含められる点が数多くあることを覚えておきましょう
NGな例文
下記の良くない例文も、志望動機作成の参考にしてください。
前項目と同じく、事務職からサービス職へ転職するケースです。
文章のボリュームや表現に注意できます。
「前職では事務職をしておりました。
以前貴社が経営するホテルに宿泊した際に、スタッフの対応が素晴らしく、少しずつサービス業に興味を持つようになり転職を決意しました。
サービス業は未経験のため、どこまでお役に立てるか分かりませんが、意欲的に取り組んでいきたいと思います。
精一杯頑張るつもりです」
自身の経験を少し織り込んでいるものの、具体的なスキルや応募者の気持ちが伝わりにくい内容です。
内容が短過ぎるため、採用担当者が応募者に関してイメージしづらいと考えられます。
未経験でも即戦力となれる可能性があることを、具体的なスキルや経験を書くことにより上手にアピールしましょう。
【キャリアチェンジ】未経験職種でもアピールできるビジネススキルまとめ
キャリアチェンジする際は、応募先の業界や業種が未経験だとの点にばかり注目しないようにしましょう。
未経験な点だけを考えていると、自信がなくなってしまい、マイナス思考になりかねません。
未経験職種でもアピールできるスキルはないかを前向きに検討するほうが、転職成功につながりやすくなります。
代表的なビジネススキルをチェックしてみましょう。
下記項目以外にもさまざまあるため、自己分析してみることが重要です。
コミュニケーション能力
業界・業種の垣根を越えて重宝されるビジネススキルのひとつは、コミュニケーション能力です。
接客業や営業職でなくても、社内の上司・同僚・部下と話す機会は多くあります。
リモートワーク中心であっても、メールや電話によるコミュニケーションの機会があるのではないでしょうか。
新しい職場に早くなじむ際にも、円滑なコミュニケーションは役立ちます。
直接の会話であれメールであれ、周囲に気を配り、相手を尊重するような聞き方・話し方が重要です。
コミュニケーション能力は、社交的とは異なります。
大切なのは、相手に対して誠実に対応し、深い信頼関係を構築できることです。
コミュニケーション能力をアピールしたい場合は、具体的なシチュエーションでの具体的な成功エピソードなどを織り込んでみましょう。
スケジュール管理
どの職種でも、業務遂行のためにはスケジュールを立てることが必須です。
大抵の企業では、顧客との約束・社内会議・プレゼンテーションなどの予定があり、それに合わせて、資料作成やメールの送付などさまざまな業務を遂行する必要があります。
決められた日までに業務を終えるには、計画的に時間を使える能力、つまりスケジュール管理能力が重要です。
また、複数の業務を並行して行う必要が生じたり、不測の事態が生じたりするケースは珍しくありません。
スケジュール管理能力があれば、各業務にどれほどの時間がかかるか、もしくは時間をかけるべきかを理解して取り組めます。
納期など目標達成までに必要とされる行動を整理できているため、数多くの業務をこなすことが可能です。
これまでの経験の中から、具体的に成し遂げた目標や結果を数値化してアピールできます。
目標達成するための責任感
営業職にはノルマがある、との話を耳にした経験があるでしょうか。
実は、営業職に課せられるようなはっきりとしたノルマではなくても、大抵の企業では事業を展開するにあたって目標を定めます。
企業全体の目標が決まったら、各部署または各個人で何をどれほど行うかに関する目標を定めることが一般的です。
そのため、目標を達成するために責任感を持って取り組む姿勢は、どの業界・業種でも高く評価されます。
目標を達成した後に味わえる充実感にやりがいを感じる人を採用したい、と考えている企業は多い傾向です。
学生時代も含め、目標達成のために責任感を持って取り組んだエピソードがあれば、志望動機に含められます。
行動力
スケジュール管理や目標達成する面で大きく関係しているのは、行動力です。
何かを頼まれてすぐに行動できるような、フットワークが軽い人は新しい環境になじみやすくなります。
キャリアチェンジした場合、行動力があれば未経験の分野でも果敢に挑戦できるため、早い段階で経験値を上げることが可能です。
一方、行動力がない人は、リスクばかりを考え過ぎたり、自分に自信がなかったりします。
他にも、前例にないことはできなかったり、自分で物事を決断できなかったりする性格です。
自己分析して、自分は行動力があるかどうかを考えてみましょう。
行動力をアピールする際は、誇張表現をしないよう注意が必要です。
行動力に期待して採用された場合、ミスマッチが起きて問題が生じる結果になりかねません。
正しく伝えるようにしましょう。
ヒアリング力
コミュニケーション能力のひとつともいわれるヒアリング力は、相手が何を自分に求めているのかを正しく理解する上で欠かせません。
サービス業界であればなおのこと、顧客のニーズや不満を見極める必要があります。
大抵の人は、自分の気持ちや願いを理解してもらえると安心です。
自分の意見に耳を傾け、理解しようとしてくれる態度を示す人を信頼するのではないでしょうか。
顧客相手のサービス業のみならず、社内の人間関係を円滑にするためにも必要なスキルです。
話すのが苦手でもヒアリング力に優れている人は多くいます。
人と会話する中で感謝されたり気持ちが通じ合ったりした経験があれば、ヒアリング力をアピールしてみましょう。
論理的思考力
一般的にどの企業でも、自社の利益を向上させたり、事業を拡大したりする目標に向かって取り組んでいます。
そのため、マンネリ化・パターン化した方法で業務を遂行し続けるだけではなく、改善に向けて対策を練り、進歩し続けている企業が多数です。
改善や進歩を目指す際に必要なスキルは、論理的思考力といわれています。
何が問題となっているか、改善するにはどうすればよいかなどを論理的に考慮しなければなりません。
やみくもに時間をかけて努力するよりも、論理的思考に基づいた行動は、成果が出やすくなります。
また、上司や同僚などからの納得が得られやすく、信頼されやすいこともメリットです。
業務改善に取り組んだ具体的なエピソードを思い出してみましょう。
プレゼンテーション能力
社内外で何かの提案・プレゼンテーションをする場合も、論理的な思考に基づいたアプローチ方法が効果的です。
論理的で説得力・訴求力があり、周囲の人が納得するような提案・説明・アナウンスができる人は、プレゼンテーション能力が高いとみなされます。
プレゼンテーション能力とは、話の上手さだけではありません。
振る舞い方も関係します。
さらに大切な点として、効果的で説得力のあるプレゼンテーション用資料の作成も含まれることを覚えておきましょう。
パソコンスキルを持っており、ExcelやPowerPointなどを使いこなせるのであれば、アピールポイントになります。
【キャリアチェンジ】スキルがない場合は勉強中のものを書こう
キャリアチェンジの応募者が未経験で、業務遂行に役立つスキルに乏しいことは、採用担当者もある程度予想しています。
そのため、応募先企業で役立つようなスキルを見つけられない場合は、無理して書かなくても構いません。
志望動機の中で、応募先企業を選んだ理由などを中心に、意欲的な態度を示しましょう。
もし、キャリアチェンジに向けて勉強中のものがあればアピールできます。
応募先の業界に関する情報や知識を収集していることや、必要と思われる資格取得に向けて努力している姿勢を伝えると効果的です。
例えば、販売業希望の場合「マーケティングに関するセミナーの受講・簿記検定取得に向けて勉強中」などと書けます。
まとめ
キャリアチェンジを成功させるためには、事前の準備が不可欠です。
自己分析し、志望動機を明確化する必要があります。
きちんと自分に向き合って気持ちを整理し、言語化できるようになれば、採用担当者の心に響く志望動機の作成が可能です。
応募先の業界および企業に関する徹底的な調査は、求めている人物像を見極めるのに役立ちます。
自分の経験やスキルをどう生かせるかを検討するのは大切です。
しかし、自分だけで調査したり、自己分析したりしても分からない場合が時にはあります。
そのような場合は、経験豊富な転職エージェントを活用しましょう。
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