転職面接で予想外の質問が来た時の対処法は?例文10個と回答例を紹介

転職面接で予想外の質問が来た時の対処法は?例文10個と回答例を紹介

目次
  1. 【転職を成功させる】面接時に起きる予想外の質問とは
  2. 【転職を成功させる】予想外の質問事例
  3. 【転職を成功させる】予想外の質問に対応する方法
  4. 【転職を成功させる】逆質問も用意しよう
  5. 【転職を成功させる】選択肢の幅を広げておこう
  6. まとめ

転職の際、企業との面接で受ける質問はある程度共通するものがありますが、時には、予想外の質問を受けることもあります。

準備を事前にできれば問題ありませんが、そもそも予想外の質問が来ること自体、予想できません。

準備がない分、突然、予想外の質問を受けた際は、パニックに陥ってしまうことも。

では、予想外の質問には対処できないのかというと、そうでもありません。

面接官も採用という重要な仕事を抱えているため、予想外の質問にも目的があります。

さまざまな奇抜な質問の裏には、意図が必ずあるため、質問の目的や意図がくみ取れれば、スムーズに回答可能です。

この記事では、転職の面接でよく出てくる予想外の質問10個と回答例、質問の意図を詳しく解説します。

面接当日の受け答えについても解説していますので、転職活動中の方は、ぜひご覧ください。

【転職を成功させる】面接時に起きる予想外の質問とは

転職の面接で、なぜ予想外の質問をされるのでしょうか。

面接官は、どのような回答を求めているのでしょうか。

質問例と回答例を知る以前に押さえておくべきは、面接官が予想外の質問をする理由や背景です。

ここでは、面接官が予想外の質問を転職希望者にしてくる理由について解説します。

面接官の意図をくみ取れれば、どのような質問が来ても適切な回答ができるようになるので、必ず押さえておきましょう。

本当の姿を知りたい

面接官が予想外の質問を転職希望者にする理由の一つ目は、「本当の姿を知りたい」です。

転職採用の面接でも新卒採用の面接でもそうですが、志望動機や将来のキャリアプランなどの質問では、紋切り型の回答しか得られず、本当の姿が見えない転職希望者が少なからずいます。

取り繕った発言や受け答えをする転職希望者に対してなされるのが、予想外の質問です。

なかなか本音が見えない転職希望者に対して予想外の質問をし、本当の性格や本音を推し量ろうとしているのです。

面接官は、多数の転職希望者に対して面接をしています。

そのため、面接で似たような回答を受けることもしばしばです。

同じ回答が集まっただけでは、採用を判断できません。

例えば、志望動機も将来のキャリアプランもまったく同じ回答があり、雰囲気が良い方を採用するなどの判断で、面接官の上司や社長は納得できるでしょうか。

おそらく納得してもらえないでしょう。

何らかの発言やテストの結果などを受けて客観的に差が分かり、得られた情報をベースに公正な判断をしなければ採用担当者の責任は果たせません。

転職希望者の性格や個性を、予想外の質問から推察することで、本当の姿を知り、価値のある人材かどうかを見極めようとしているのです。

対応力を見たい

面接官が予想外の質問を転職希望者にする理由の二つ目は、「対応力を見たい」です。

面接官は、予想外のことが起きた際の対応力を試し、ビジネス上の瞬発的な対応力を見ています。

社会人として働いていると、さまざまなトラブルに見舞われます。

その際、マニュアル的な対応しかできないと、場合によってはさらなる問題を引き起こす可能性があります。

自分の頭で考え、その場で最善の答えを出す力があるかどうかを面接官は知りたいのです。

ビジネスでも、転職活動でも、事前の準備は確かに大切です。

事前に100%の準備ができていれば、成功する確率は高いでしょう。

しかし、常に準備ができるとは限りません。

ビジネスの世界は常に変化しており、突然のトラブルや突発的な仕事に見舞われることもよくあります。

トラブルにも柔軟に対応できる人物であるとアピールできることも重要ですので、「対応力が見たい」という面接官の意図も理解しておきましょう。

【転職を成功させる】予想外の質問事例

それでは、転職を成功させるために、予想外の質問事例を見ていきましょう。

ここでは、傾向やジャンル別に質問事例を紹介していきます。

質問の内容には、それぞれ意味があります。

先ほどお伝えした「本当の姿を知りたい」「対応力を見たい」という面接官の二つの意図に沿うよう回答することを心がけましょう。

自分を何かに例える質問

まずは、「自分を何かに例える質問」シリーズです。

「自分を何かに例える」質問は、自分の性格や価値観、強みなどを深く理解していないと回答が難しい質問です。

どのような切り口で質問されても、スラスラと回答できるよう、自己分析を深めておきましょう。

Q1.色で例えるとあなたは何色ですか?

この質問に明確な答えはないのにもかかわらず、面接官はあなたが何色かを聞いてきます。

その理由は、先ほどお伝えしたように、転職希望者の人柄や性格、価値観を知りたいからです。

優しかったり、他人に対する思いやりが強い人は暖色系の色を、クールかつ知的でスマートに物事をこなす人は青色や紺色などの寒色系の色を答える傾向にあります。

素直に自分が思い描いた色を答え、どのような人柄なのかを誠実に伝えるようにしましょう。

なお、企業のコーポレートカラーに合わせて答える必要はありません。

コーポレートカラーに合わせて答えると、逆に取り繕っているため、面接官の意図に配慮できていません。

素直に回答することが内定獲得への最短ルートと考えましょう。

Q2.動物で例えるとあなたは何になりますか?

面接で「動物で例えるとあなたは何になりますか」と聞かれる意図は、いろいろありますが、多くは以下の2点に集約されます。

  • 客観的に自分をどのように見ているかを知るため
  • 面接でリラックスしてもらうため

自分を何かに例える質問の多くは、転職希望者の特性を把握するために行われるものです。

前職での実績や人生で重視していること、ワークライフバランスなどの質問はありふれているので、動物に自分を例える質問をして、素の自分を見せてほしい意図があります。

また、アイスブレイクとして動物に例える質問を、転職希望者に投げかける場合もあります。

いずれの場合も、肩肘を張らず、リラックスして自分の人柄を伝えることを心がけるとよいでしょう。

とはいえ、あまりにも適当な回答をすると印象を悪くしてしまうため、伝えたい人柄をあらかじめ決めておくとスムーズに回答できます。

思考や価値観に関する質問

続いて、思考や価値観に関する質問例を紹介します。

思考や価値観に関する質問は、面接官が転職希望者の内面を深掘りしたい意図が裏にあります。

大事にしている価値観をストレートに質問しても抽象的な聞き方のため、以下で紹介するような具体的な質問に落とし込むことで転職希望者が答えやすくしているのです。

裏を返すと、面接を受ける転職希望者は、自分が伝えたい価値観や人生観をあらかじめ明確にしておけば、多種多様な質問を受けてもスムーズに回答できます。

いくつか質問を紹介しますが、回答内容を考えると同時に、自分が大切にしている価値観を明確にすることも意識しておきましょう。

Q3.最近やってしまった悪事はなんですか?

面接で、最近やってしまった悪事について質問されると、自分のネガティブな部分や弱い部分を話さなければなりません。

そのため、転職希望者の中には萎縮してしまう方も多いでしょう。

しかし、この質問で重要なのは、失敗談や悪事の出来事そのものではなく、「そこから何を学び」「今後どのように生かしていくのか」の二点を伝えることです。

自分の心の弱さが引き起こした悪事や失敗談をそのままにせず、学びを得てどのように成長したのかをアピールすることで、面接官に好印象を与えられます。

自分が招いたトラブルを学びに変えられたことをアピールできれば、転職後も成長が期待できる人材と認めてもらえる確率が上がるので、悪事とその後の対応や学びはセットで考えるようにしましょう。

Q4.最近起きたいい話を教えてください

最近起きたいい話も、転職希望者の人柄や価値観、感性を知るために使われる質問です。

話すエピソードは、面接官の涙を誘ったりするような大げさなものを用意する必要はありません。

日常で起きた小さな出来事でも問題ありません。

何度も繰り返しますが、重要なことは、エピソードそのものではなく、「そこから何を感じ」「何を学んだか」の二点です。

エピソードの大小ではなく、自分が心を動かされたエピソードを伝える方がよいでしょう。

普段から、身の回りの出来事に興味関心を持ち、印象に残った出来事をメモなどにまとめておくとさらに好印象を与えられます。

視野も広がり、世の中に対する感性も磨かれていくのでぜひ実行しましょう。

Q5.今日の服装の意図はなんですか?

服装に指定のない面接で聞かれることがある質問です。

選んだ服に応じて、自分の感性を伝えるようにしましょう。

例えば、全体的な色味から自分の思考や価値観を伝える方法があります。

青色であれば、普段から冷静な自分や知的な面をアピールできたり、赤色であれば情熱的で挑戦することが好きな自分をアピールできたりします。

あまり服装にこだわりがない方も、自分が持っている服で多い色味から、どのような自分がその服を選んでいるかを考えてみても、面白い洞察が得られるでしょう。

Q6.今までで楽しかった思い出はなんですか?

面接で「今までで楽しかった思い出」を質問するのは、どのようなことに楽しみを感じるのかを知るためです。

人生の中で楽しかった思い出を聞くことで、仕事上のどのようなことに楽しみを感じるのかを推察できるため、面接官はこのような質問をします。

楽しさを感じるポイントについても深掘りできるため、転職希望者の人柄や価値観を推し量ることも可能です。

また、楽しかった思い出の中で、学んだことがあれば、合わせて伝えるようにしましょう。

前述の、「最近やってしまった悪事」とも重複しますが、楽しかったことも同じように学びがあるはずです。

自分がどのような人間かをアピールする機会なので、積極的に学びの内容も発言しましょう。

能力に関する質問

面接官は、価値観や考え方だけでなく、能力についても正確に見定めなければなりません。

そのため、転職希望者の能力についても、予想外の質問をしてきます。

ここでは、能力に関する質問を三つ紹介します。

以下で紹介する質問を受けた際は、自分の能力をアピールする絶好の機会ととらえましょう。

企業が求める人物像と合う回答ができれば、高評価を期待できます。

Q7.あなたの営業スキルはどれくらいですか?

現職の会社へ入社してから複数の部署を経験している場合は、時系列で簡潔に職歴を述べた上で、アピールする実績や能力を伝えましょう。

また、具体的な実績となる数字も合わせて伝えると営業スキルがどの程度のものか分かりやすく伝えられます。

面接官は、この質問でどのようなスキルを持っているのか、スキルのレベルはどの程度のもので、自社が求める採用基準を満たしているかどうかをチェックします。

営業スキルをアピールする場合は、現職での営業実績やクレーム対応などの数字やエピソードを伝え、営業職としての実力を積極的にアピールしましょう。

Q8.今勉強していることはありますか?

この質問の意図は、希望する会社や職種への志望度を測ろうとするものです。

例えば、AさんとBさんの二人が同じ営業職を志望しているとします。

Aさんは営業職に転職するために、セールストークの勉強をしたり、業界に関する時事ニュースに普段から触れていたりしており、一方のBさんは特に何も勉強していない場合、結果は明らかです。

勉強をしているということは、その会社や職種で働きたいと熱意を持ってアピールできる有効な手段なのです。

この質問は、普段から勉強している人でなければ答えられない質問なので、希望する職種を見つけ次第、関連するスキルや資格の習得、業界に関するニュースの閲覧を習慣化するなどの努力をしましょう。

Q9.この会社でどのようなスキルを身につける予定ですか?

どのようなスキルを身につけるかは、転職後の会社でどのような仕事に挑戦し、実績を作るかが問われています。

つまり、能力の中でも熱意やキャリアプランに関する質問と言い換えられます。

スキルと合わせて、志望動機や将来のキャリアプランを伝えましょう。

内容が具体的になり、面接官が転職希望者の将来像をイメージしやすくなるからです。

例えば、以下のような例文が考えられます。

「商品開発スキルを見つける事を目的とし、営業職を希望します。

私は世の中に新しいものやサービスを提供することに価値を感じており、将来的には商品開発スキルを身につけてニーズに沿う売れる商品を開発したいと考えております。

しかし、そのためには、お客様のニーズに直に触れ、ニーズが生まれる現場を知り尽くしていなければなりません。

商品開発スキルを身につけるために、営業職に配属させていただき、商品やサービスの商談でニーズに触れて提供する経験を積み、商品開発スキルの獲得につなげたいと考えております。」

身につけたいスキルと、スキルを身につける前後のキャリアプランまで具体的に語り、面接官に好印象を与えましょう。

企業知識や熱意に関する質問

企業への志望度合いを知るために、企業知識や熱意に関する質問がなされる場合もあります。

この手の質問に答えられない場合、志望理由が低いと判断されるので注意しましょう。

なお、企業研究を事前にしておけば、突然の質問についてもスムーズに回答可能です。

Q10.他に質問はありますか?

この質問は、転職希望者がどの程度自社について詳しく研究し、興味を持っているかを確認する意図があります。

これまでの質問の中で最も自由度が高い質問であることも特徴です。

逆質問の例としては、「企業内で成功している人の特徴」や「入社までに準備しておいた方がよいこと」など、今後のキャリアに関わる質問をすると積極性のある人材と判断してもらえます。

なお、給与面や有休取得、これまで面接官が説明したことや、会社がすでに公開している情報に関する質問は避けましょう。

話を聞いていないと思われたり、下調べをしていないと思われたりします。

【転職を成功させる】予想外の質問に対応する方法

これまで、さまざまな質問を紹介してきましたが、実際の面接では、どのような質問が来るか正確に予想することはできません。

紹介した質問以外の内容が質問される可能性もあります。

まくアドリブをきかせて対応できればよいのですが、人によっては慌ててしまうこともあるでしょう。

予想外の質問が来た際、どのように対処すればよいのでしょうか。

ここでは、予想外の質問が来ても冷静に対応する方法について紹介します。

以下の内容を読んで、面接で予想外の質問をされても冷静に対処できるようにしましょう。

事前に答えを準備する

面接で予想外の質問をされた際、アドリブをきかせてうまく対処できる人はあまりいません。

仮にアドリブがきく人がいたとしても、何度か面接を経験し、似たような質問を受けてきた方が多数でしょう。

予想外の質問に対応する上で、アドリブ力を鍛えることはおすすめできません。

人により得手不得手があるからです。

それよりも、事前準備を入念に行う方があらゆる面でプラスに働きます。

自己分析で自分の価値観を知り、企業研究で転職希望先のビジネスモデルや求める人物像、働き方や重視している価値観を徹底的に調べましょう。

前述の事前準備がしっかりとできていれば、予想外の質問をされても、質問の意図をくみ取り、自己分析や企業研究の内容を適切に取り出して回答できるようになります。

自己分析や企業研究は、予想外の質問へのスムーズな対応を可能にするだけでなく、自分の新たな一面を発見することにつながったり、ビジネス全般に関する知識を深めたりすることにも役立ちます。

下手にアドリブ力を高めるよりも、自己分析や企業研究に時間を費やし、事前準備をしておく方がよいでしょう。

経験を積んでおく

とはいえ、事前に準備しておいても、予想外の質問を受けた場合はどうすればいいのか不安を覚える方もいるでしょう。

このような不安について言えることは「面接の経験を積んでおく」です。

面接で予想外の質問に答えるには、事前準備の他に落ち着いた精神も必要になります。

面接に落ち着いた状態で臨むには、慣れておくことが一番です。

普段から、友達や家族、学生時代の先輩などに面接官役をやってもらい、面接の練習を繰り返しましょう。

特に、転職を経験している学生時代の友達は、転職経験があるので、面接の内容も心得ており、力強い味方になってくれます。

普段から面接の練習を繰り返しておけば、本番の面接でもある程度雰囲気に慣れた状態で臨めるため、有利です。

面接や予想外の質問に慣れておき、スムーズに転職活動を進めましょう。

論理的に考える

予想外の質問を受けて対応がしどろもどろになると、発言した内容にまとまりがなく、面接簡に悪い印象を与えてしまいます。

発言にまとまりがないと分かると、自分自身もパニックに陥り、悪循環です。

面接で支離滅裂な発言をしないようにするには、普段から論理的に考える癖をつけておくとよいでしょう。

論理的に考えるとは、主張と根拠をセットで伝えることを意味します。

主張と根拠のつながりが明確であれば、わかりやすく話を伝えられます。

ビジネス上のコミュニケーションで代表的なものに、PREPがあります。

PREPとは、Point ・ Reason ・ Example ・ Pointの頭文字を取った言葉で、ビジネスにおけるコミュニケーションで論理的かつ簡潔に相手に自分の意見を伝えるツールです。

  • Point :結論(主張)
  • Reason :理由(主張の根拠)
  • Example:具体例(理由の部分を裏付ける証拠)
  • Point :結論(主張を最後に述べてまとめ)

最初に結論(主張)を述べ、次にそう主張する理由が来て、理由を裏付ける証拠となる具体例を述べ、最後にもう一度結論(主張)で締める流れになります。

この話し方はプレゼンでも活用できる汎用的なスキルなので、ぜひ覚えておきましょう。

普段から、PREPの構成に従って物事を考えたり、伝える習慣を付けておけば、話が分かりやすくなり、説得力も増します。

逆に、話が分かりにくい人は、PREPの要素のR(理由)やR(具体例)の説明が抜けている場合が多くあります。

また、そもそもP(主張)がないので何を言いたいのか最後まで分からず、結論がないまま長く話し続けて相手に不快感を与えたりする場合も。

普段からPREPのフレームワークに沿って物事を考えたり、人に伝えたりすることができていれば、面接官が投げかけてくる予想外の質問に対しても、結論ファーストで分かりやすく回答できるでしょう。

面接練習の際に意識的にPREPを使うことをおすすめします。

冷静に考える時間をもらう

予想外の質問を受けた際、すぐに回答したくなる気持ちも分かりますが、回答できなければかえって悪い印象を与えてしまいます。

予想外の質問をされて回答に困った場合は、「少し時間をください」と伝え、整理する時間を作りましょう。

面接官も、自分が投げ掛ける質問全てにリズムよく回答してもらえるとは思っていません。

むしろ、自分の考えを正確に伝えてほしいと思っています。

安心して自分の考えをまとめる時間をもらいましょう。

自分の考えを整理して伝えた方が相手にも伝わりやすく、好印象を与えられます。

素直に答える

聞かれた質問には素直に答えましょう。

特にやってはいけないのは、これまでの実績やエピソードを伝える上で嘘をつくことです。

面接官から怪しいと思われた瞬間に、悪い印象を抱かれてしまいます。

また、嘘をついて面接を通過し、内定を獲得できたとしても、入社後に嘘がばれて苦しい思いをするケースもあります。

聞かれたことには素直に答え、分からないことには「勉強不足で申し訳ございません。

分かりません」とはっきり伝えましょう。

面接官によっては別の質問を用意していることもあるので、挽回するチャンスはあります。

【転職を成功させる】逆質問も用意しよう

面接での予想外の質問では、「何か質問はありますか」というものもあります。

これを逆質問といい、転職希望者から質問しなければなりません。

事前に質問を考えられていない場合、その場で長時間考え込んでしまったり、特に質問が思い浮かばないまま、逆質問の機会を逃してしまいがちです。

しかしながら、この逆質問は、受け答えによっては、面接官に志望度合いの高さをアピールする重要な機会となります。

以下が、逆質問の例です。

  • 「これまでの私の経験で足りないものはあるでしょうか。今後身につけおくべきスキルや資格などがありましたらご教示ください」
  • 「貴社で素晴らしい成果を出している方は、どのような特徴や共通点があるでしょうか。」

これらのような相手企業に関する質問を投げ掛けることで、本当に入りたい気持ちをアピールできるので、逆質問は積極的に行いましょう。

【転職を成功させる】選択肢の幅を広げておこう

転職を成功させるには、選択肢の幅を常に広げておくことが重要です。

業界や転職希望先を絞りすぎたり、求める所得を高く設定しすぎたりすると、狭き門をくぐらなければならず、苦しい思いを経験します。

以下で紹介する方法を実践し、転職における選択肢の幅を広げておきましょう。

具体的には、以下の三つです。

  • 複数の企業の面接を一緒に受ける
  • 圧迫面接がある企業は断る
  • 転職エージェントを使って自分に合う企業を探す

それぞれ詳しく解説します。

複数の企業の面接を一緒に受ける

複数の企業の面接を一緒に受けましょう。

複数社の企業に応募した方が、職業選択の幅が広がることは言うまでもありません。

仮に第一志望の会社がすでにあるとしても、そこだけに絞って転職活動を行うことは避けましょう。

また、複数の企業の面接を受けることで、振り返りや分析に役立てられます。

業界ごと、企業ごとに、面接で聞かれた質問や面接官の反応を分析することで、新たな発見や自分自身の改善点を見つけられます。

自分のキャリアパスをもう一度考え直す意味でも、複数企業の面接は一緒に受けましょう。

圧迫面接がある企業は断る

企業の中には、古い体質の企業もあり、面接で圧迫面接を行うケースもあります。

そのような企業との話は断るようにしましょう。

圧迫面接が常に行われているような企業は、精神をすり減らし、転職活動でプラスに働かない場合が多いため、かかわらないことをおすすめします。

仮に、面接で高圧的な態度や面接での質問で禁止されている項目(宗教、政治、家族関係など)について質問され、偏った意見を言われた場合はお断りしましょう。

転職エージェントを使って自分に合う企業を探す

ここまで読んでいただいた方は、次のように思うはずです。

「そもそも、複数企業の面接を受けるとしても、自分で選ぶのは面倒だし、圧迫面接をする企業は事前に避けたい」と。

企業を選ぶ段階で優良企業や人に優しい会社を選ぶことができれば、苦労はありません。

そこでおすすめするのが、転職エージェントの「アゲルキャリア<」です。

アゲルキャリアは、単なる転職エージェントではなく、転職希望者と採用企業のマッチングの質が高い転職エージェントであるためです。

採用企業の経営状況や事業成長率、採用する人物像のヒアリングや分析を行っているため、転職希望者が求める企業を素早く提案できます。

採用企業の分析を行うことで得られる成果はそれだけではありません。

採用企業の分析と転職希望者のニーズを細かいところまで把握できるため、入社後のミスマッチが低いことも大きな特徴です。

当たり前のことですが、転職がゴールではありません。

転職後に理想のキャリアを歩み、幸福になることがゴールです。

  • 若手の採用や育成に力を入れている企業に入りたい
  • 自分が知らないマッチ度が高い企業を複数紹介してほしい
  • 面接など、転職活動の応援をしてほしい

このようなお悩みをお持ちの転職希望者の方は、アゲルキャリアにぜひご相談ください。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

面接では、今回紹介したような予想外の質問を受けることも数多く経験します。

いきなり質問をされて慌てないよう、この記事の内容を頭に入れておきましょう。

以下、予想外の質問に対応する方法のまとめです。

  • 本記事の予想外の質問に対する回答を用意する
  • 本記事以外の質問が来た場合でも対応できるよう、事前に面接練習や論理的思考(PREPの構成で思考)を習慣化する
  • 面接で質問されたら、慌てず時間をもらい、考えを整理して伝える
  • 回答する際は嘘をつかず、素直に回答する

以上四つの対策ができていれば、面接で予想外の質問が来ても、スムーズに回答できます。

本記事の内容を実践し、転職活動を成功させましょう。

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