営業面接時の自己PRとは?コツや自己PRの例、見つからないときの対処法について徹底解説!
はじめに
営業職を志望していて、面接で印象の良い自己PRを作成したい人は多いでしょう。
自己PRにおいては、その職種に求められる強みや経験を把握しておき、それをアピールすることがコツです。
また、聞き手に伝わりやすい構成で、わかりやすく話すこともポイントのひとつとなります。
この記事では、営業職の面接での自己PRを作るコツについてご紹介します。
自己PRが見つからないときの対処法も併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。
営業職の自己PRのコツ
まずは、営業職の面接で評価されやすい自己PRのコツを2つ紹介します。
自己PRをするうえで大切なのは、「相手が求めていることを理解して話す」ことです。
自分にとっては強みであっても、それが業務で役立つと判断されなくては評価されません。
営業職は、顧客に商品の良さをわかりやすく説明して、購買意欲を刺激する必要があります。
このため、聞き手がイメージしやすいように定量的に説明できる能力や、具体性を伴った説明力が評価されるでしょう。
定量的に説明する
まず、営業職の面接においては定量的に説明できると評価されやすいです。
これは、営業職では数字を用いて考え、成果を評価することを大事にしているからです。
営業というと数字に強い必要はないようにも感じられますが、まったくそんなことはありません。
自分に与えられたノルマを達成するためにどうするか、数字を使って理詰めで考える必要があります。
また顧客との商談においても、数字を用いて説明することで商品の魅力が伝わりやすくなるでしょう。
このため、自己PRにおいては、定量的に自分のことを説明できると高評価です。
経験やエピソードを話す際にはプロセスも重要ですが、数字としての成果を示すようにしましょう。
具体性を持たせる
エピソードを話す際にどれだけ具体性を持たせられるかは、企業からの評価に直結します。
具体的であるほど話に説得力が増し、社会人として活躍するイメージを持ちやすくなるからです。
企業は自社を発展させてくれる人材を獲得するため、多大な費用をかけて採用活動をしています。
当たり前ですが、面接で採用されやすいのは、会社に貢献してくれる可能性の高い人材です。
貢献・活躍のイメージを持ちやすくなる決め手となるのは、いかに具体的なスキルを示せるかでしょう。
このためには、自分の強みに加えて、その強みを発揮した実際のエピソードを併せて提示する必要があります。
また、具体的に説明できる能力は、営業として商品をプレゼンするためにも重要なスキルです。
営業職で活かせる強みの例
面接で自己PRをする際には、どんな強みをアピールすれば良いのでしょうか。
とくに評価される強みは、信頼関係を築く力・差別化ポイントを組み立てる力・積極性の3つです。
これらの強みを持っていると、営業として活躍する可能性の高い人材と思われやすくなります。
関連する具体的なエピソードを交えて、採用担当者に伝わりやすいsようにアピールしましょう。
ここでは、営業職として評価されやすい強みとして代表的なものをそれぞれ説明するので、ぜひ参考にしてください。
信頼関係を築く力
まず、営業職の面接で評価される強みとして、「信頼関係を築く力」が挙げられます。
商談の中で顧客との信頼関係を構築することは、営業職として実績を挙げるために必須のスキルです。
商談の現場では、自社の話や商品を説明するだけでなく、相手の話をしっかりと聞くことが重要になります。
しかし、いきなり課題を聞き出そうとしても、顧客は警戒して腹を割って話してくれません。
課題解決のみを求めるのではなく、ポジティブな印象を与えて信頼関係を構築することが大事です。
そうして相手が抱えている課題や悩みを聞き出すことで、それに合わせた商品提案ができます。
「初対面の人と打ち解けるのがうまい」「すぐに信頼関係を築くのが強み」だと感じている人は、エピソードを交えつつアピールしてみると良いでしょう。
自社の差別化ポイントを組み立てる力
営業職として活躍するには、「自社の差別化ポイントを組み立てられる力」も求められます。
他社と差別化されている部分を提示することで、顧客が商品を検討する際の判断材料を提供できるからです。
基本的に、営業職には競合他社が多く存在しており、常にそれらとの競争が求められます。
このため、他社製品と比べたときにメリットを感じてもらえないと、商品の購入につながりません。
類似商品に負けないようなポイントを、自信を持って論理的に伝えられる力が必要です。
このためには、自社製品を客観的に分析し、強みと弱みを明確にする力が求められてきます。
インターンシップや部活動などで、他人と差別化することで勝ち抜いた経験がある人は、具体性を持ったエピソードを交えアピールしてみましょう。
積極性
積極性のある人材は、営業で活躍できると評価してもらえる可能性が高いでしょう。
顧客を開拓して契約をもらうために自ら動く必要がある営業職では、積極的な姿勢が非常に大切だからです。
まず営業職では、新規顧客を開拓する能力は商材の内容にかかわらず必要になるでしょう。
これはメーカーのルート営業など、既存顧客を多く抱える業態においても例外ではありません。
いざとなればテレアポや飛び込み営業を行うほか、展示会なども開催すれば、新規顧客を獲得できるようになります。
また、商談などの顧客とのやり取りにおいても、積極的な商品提案は欠かせません。
顧客の抱えている課題を予測して、それに合わせたプレゼンをすることで契約を締結できるでしょう。
自己PRのおすすめ構成
次に、面接で自己PRを話す際のおすすめ構成を紹介します。
相手に自分の強みを伝えるためには、話し方と話す順番が重要です。
せっかく営業職として評価される強みを持っていても、伝わらなくては意味がありません。
以下で紹介する構成に沿って話せるように、あらかじめ練習をしておきましょう。
また、面接では採用担当者とのコミュニケーションが重要になってきます。
台本通りに話すだけでなく、相手の反応を見ながら会話を進められるようにしておきましょう。
まずは自己分析
構成を考えるときは、まず自己分析で自分の強みや、具体的なエピソードを洗い出しましょう。
自己PRをしようにも、アピールする材料がわかっていない状態では意味がありません。
自己PRのときに必要になるのは、自分をアピールできるようなスキルや強みです。
また、その強みを発揮できた具体的なエピソードも準備しておく必要があるでしょう。
エピソードを見つけるためには、自分年表やモチベーショングラフを作るのがおすすめです。
人生の重要な局面でどのような課題に直面して、それをどう乗り越えたのかを整理しましょう。
そして、その際に重要だったことは何だったのか考えてみることで、強みが見えてくるようになります。
先述した営業職で活かせる強みも参考にしながら考えてみましょう。
構成に沿って作成していく
自己分析によって自分の強みやそのエピソードが明らかになったら、構成に沿って台本を作成します。
面接で伝わりやすい話し方には一定のパターンがあるので、それを意識して話しましょう。
自己PRの基本的な構成は、「結論→概要→課題→解決策→結果→貢献」の順番です。
この流れのとおりに話すことで、採用担当者に伝わりやすい自己PRが出来上がります。
台本が完成したら、繰り返し練習を行い自然に話せるようにしましょう。
以下において、それぞれのポイントを解説します。
結論
自己PRの最初には「私の強みは○○です」と、結論を端的に述べましょう。
これによって聞き手に自身の強みを印象付けられるほか、その後も結論を前提において話を聞いてもらえるようになります。
話を聞く人の集中力は最初が一番高く、その後は集中が途切れてしまいがちです。
また、いきなりエピソードから話しはじめてしまうと、何を主張したいのかがわかりにくくなります。
このため、最初に結論を提示しておくことは非常に効果的といえるでしょう。
概要
次に自分が強みとしてアピールすることの理由や、強みが発揮された経験についてざっくりと述べましょう。
たとえば、「私はこの強みを活かして、学生時代の○○で△△の結果を残しました」のように話します。
ここでもポイントになるのは、まずは簡単にどんな場面でどんな結果を残したのか、相手にわかりやすく話すことです。
エントリーシートに書いている内容には変わりありませんが、原則聞き手は何も知らないつもりで話しましょう。
課題
次にその経験において「そのときに課題となっていたのは○○です」とぶつかった課題を説明しましょう。
自分の強みをアピールするためには、何らかの課題を解決したというエピソードが効果的だからです。
たとえ目を見張るような実績であっても、何もせずにうまくいったのでは採用担当者の印象に残りません。
何かを達成するにあたって、どのような課題に直面して、どうクリアしたのかを述べる必要があります。
このとき、個人的な問題よりも、チームや組織として直面した問題だとなお良いでしょう。
解決策
次に、「そこで私は△△と考え、○○という方法で解決しました」と、自身の考えた解決策について述べましょう。
ここは強みをアピールする最大のポイントになるので、できるだけ具体的に説明する必要があります。
数多くある課題をクリアする方法の中から、どのような手段をとったのかの部分に個性が表れるからです。
このため、なぜそのような解決策をとったのか、その理由や考え方についても話せるとなお良いでしょう。
ただし、どこまで話すのかは面接時間の都合を見ながら調節する必要もあります。
結果
最終的に、自分が考えた解決策がどのような結果をもたらしたのかについて説明しましょう。
概要で一度話していても、再度ここで結果を説明することでより印象付けられます。
また、その結果がどれほどすごいことなのか、採用担当者がわからない場合もあるかもしれません。
そのため、結果に至った過程だけでなく、その結果がもたらした影響にも触れる必要があります。
課題解決に取り組んだ経験を経て、自身がどのように考えるようになったのかを述べると良いでしょう。
貢献
最後に、その結果や強みによって、今後どのように企業に貢献できるのかを説明しましょう。
たとえ強みや経験があったとしても、それが業務に活かせなくては意味がありません。
自分の強みを営業職のどんな場面で活かしていけるのか、説明する必要があるでしょう。
たとえば、「御社に就職した際には、営業として○○の場面で活躍したいと思います」のように述べます。
そうすることで、企業も自身が活躍している様子がイメージしやすくなり、高評価につながるでしょう。
営業面接時の自己PR例
次に、営業面接時に評価されやすい自己PRの例文を紹介します。
ここでは、営業インターン経験と部活経験の2つのエピソードを例にとって紹介します。
話の構成は前述した、「結論→概要→課題→解決策→結果→貢献」の順です。
エピソードやアピールしたい強みが少し違っても、話の流れとして参考にしてください。
また、ここで書いてある例文は、あくまでも話す内容を文章化したものになります。
実際の面接では聞き手の反応を見ながら話すことになるため、そのための練習も必要です。
家族や友人、または就職エージェントのアドバイザーなどに手伝ってもらいながら、対人で面接の練習をすると良いでしょう。
また、自分が話している姿を録画し、話すときのクセなどがないかどうかを見るのも効果的です。
営業インターン経験
私の強みは、起こっている問題の根本的な課題を把握し、それを解決する能力です。
学生時代の長期インターンでは、自ら課題を発見・解決することで営業成績を伸ばすことができました。
私は昨年、住宅メーカーで約半年間、インターン生として営業の現場を経験しました。
入社直後は飛び込み営業を行いましたが、どんなに取り組んでも1ヶ月に2件程度しか契約をとれなかったのです。
私は顧客を絞っていないことが問題と捉え、マーケティングを勉強してターゲットを絞って営業をかけるようにしました。
結果として徐々に営業成績が向上し、最終的には継続して1ヶ月に10件の契約を獲得できるようになりました。
私はこの強みを活かし、貴社の営業職として顧客の課題を発見・解決し、貴社の売上に貢献していきたいと思います。
部活経験
私の強みは、目標達成のためならどんなことでもやりきる粘り強さです。
この強みが発揮されたのは、学生時代の部活動です。
私は卓球部に所属していましたが、個人戦では最高でも2回戦止まりという課題がありました。
これは攻め方のパターンが少ないため、試合の終盤で相手にプレーを読まれてしまっていることが原因と考えました。
そこで私は苦手としていたサーブやスマッシュの練習に粘り強く取り組み、プレーの幅を広げるようにしたのです。
その結果、多彩なサーブや強力なスマッシュを打てるようになり、半年後に実施された大会で準優勝を果たせました。
私はこの経験を活かし、貴社の営業職として粘り強く顧客と向き合い、新規の契約を獲得していこうと考えています。
自己PRが見つからないときは
ここまで、営業職の面接で評価される自己PRのポイントを紹介してきました。
しかし、どうしても自己PRが見つからない人は、以下に紹介する3つの対策を実践してみましょう。
まずは自己分析を行い、自己PRに使える材料がないか、過去の経験をもう一度振り返ってみることが大切です。
また、他己分析によって他の人の意見を聞くと、新たな一面が発見できるかもしれません。
もし一人で就活を進めることが不安な場合には、就活エージェントの利用も考えてみましょう。
自己分析
自己PRの構成でも述べたように、自己PRにおいてはまず自己分析をきっちり行いましょう。
自分の行動傾向や考え方の特徴は、それまでの人生経験の中で身につくものだからです。
とくに、振り返ってみて人生の節目となったポイントでは、その人の強みが発揮されやすくなります。
そのときに何を考えていたのか、当時のことを振り返ってあらためて考えてみましょう。
また、就活のフェーズが進んでくると、新しい刺激を受けることで考え方が変わることもあります。
そんなときも、自己分析をやり直してみる良い機会かもしれません。
自己分析をやり直す際には、方法やツールを変えてみるのもひとつのポイントです。
新しいツールを用いることで、新しい視点から自分の強み気づくことができるかもしれません。
他己分析
自己分析でも自己PRできるポイントが見つからない場合には、他己分析を行ってみましょう。
他己分析では、自分に関する質問を他人にして、その人から見た自分の印象を聞き出します。
自己PRのために他己分析をおすすめするのは、自分では気づけない強みを発見できる可能性があるからです。
強みはそれを持っている本人には当たり前すぎるため、それに気づけないことがあります。
しかし、他己分析では客観的な意見をもらえるため、自己PRのネタに使える内容が見つかるかもしれません。
また、他己分析を行う際には、どういった立場の相手に意見を聞くのかもポイントです。
家族や友人など近い間柄の人から、アルバイト先の同僚など、できれば色々な立場の人に協力してもらいましょう。
就活エージェントを利用する
自己分析と他己分析を行っても、自己PRのネタが見つからない人もいるかもしれません。
そのような人は、就活のプロである就活エージェントを利用してみましょう。
数多くの就活生を支援してきた経験から、効果的なアドバイスをもらえる可能性があります。
また、自分では使えないと思っていた経験なども、強みとしてアピールできるかもしれません。
就活エージェントでは、専属のアドバイザーからのES添削などのサービスを受けられます。
その他にも、内定につなげるための面接対策なども繰り返し実施可能です。
就活生に本気で向き合ってくれるエージェントに興味がある人は、ぜひ利用してみましょう。
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おわりに
この記事では、営業職の面接に使える自己PRの作り方を説明しました。
営業職には、「信頼関係を築く力」「差別化する力」「積極性」などが求められます。
それらの強みを、定量的かつ具体性を持たせてアピールすると高評価でしょう。
また、内容だけでなく話すときの構成を意識すると、聞き手に伝わりやすくなります。
自己PRのネタが見つからないときは、自己分析や他己分析を再度行うことに加え、就活エージェントを活用するのも効果的です。
この記事で紹介している例文を参考に、自身の魅力が伝わる自己PRを考えてみてください。
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