【例文5選】旅行会社への転職で使える志望動機|伝えるべき内容や構成などを徹底解説
転職市場の中でも、旅行会社は人気の業界です。
国内中、世界中を飛び回るイメージから、「華やか」「憧れ」といった印象を持っている人も多いでしょう。
とくに企画や営業職はグローバルな視点でお客様に最適なプランを提案する仕事であるため、旅行好きの人なら大きなやりがいを持って働ける環境です。
本記事では、旅行会社への転職を目指す人を対象に、業界の現場や課題、志望動機の考え方について深掘りしていきます。
旅行会社が中途採用人材に求める人物像や、実際の志望動機例文をご紹介するので、これから旅行会社へ応募をする人はぜひ参考にしてください。
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【旅行会社の志望動機】旅行会社の仕事内容
まずはじめに、旅行会社の仕事内容からご紹介します。
旅行会社には様々な職業の人材が活躍しており、それぞれのポジションからエンドユーザーに最適な旅を提案しているのです。
旅行企画を考えるツアープランナーや、その度を提案するカウンターセールスやアウトセールス、バスの旅で欠かせないツアーコンダクターなどです。
ここからは、それぞれの職種がどのような仕事をしているのか、4つに分けてご紹介します。
ツアープランナー(企画)
ツアープランナーは、パッケージツアーの企画をする仕事です。
国内外の観光地において宿泊先や移動手段を考えたり、行く先々でのイベントを組み込んだりします。
また、単純に楽しいと思える旅を企画するだけではなく、滞在期間やコストパフォーマンスを考えることも重要です。
顧客がワクワクするようなツアーを企画しなければ集客が見込めずに利益を上げることができないので、市場調査をした上でターゲットの設定から綿密に行う必要があります。
ツアーコンダクター(添乗員・ガイド)
ツアーコンダクターは、バスなどのツアーにおいて添乗しながら現地でガイドをするお仕事です。
修学旅行などでお馴染みの、いわゆる「バスガイドさん」もツアーコンダクターの部類に当たります。
ツアーでは数名〜数十名の旅行者を一度に案内する必要があるので、搭乗から現地での観光中も全員に目を配らなければなりません。
また、現地ではその土地にゆかりのある話やホットスポットを紹介することが多いので、地域に関する細かな知識を有している必要もあります。
カウンターセールス
カウンターセールスの仕事は、旅行会社の窓口でパッケージツアーなどを紹介することです。
顧客が求めている旅のイメージや予算などを細かくヒアリングし、最適なプランを提案する仕事です。
その場で契約が決まったら、見積書を作成したり旅先のホテルや交通手段などの予約を手配します。
業務内容の大半は窓口での接客ですが、バックヤードでの事務作業も多いため、効率的に仕事を進められるスキルが必要です。
アウトセールス
アウトセールスは、いわゆる営業職。
企業や学校に対して、自社の旅行プランを提案することで売上を立てることが仕事です。
一般企業では福利厚生として社員旅行を設けていることが多く、学校は修学旅行がつきものです。
営業は、これらの毎年の社員旅行や修学旅行のプランを自社に発注してもらえないか提案をします。
大手旅行会社の場合は既存の取引先法人や学校を持っていることが大半ですが、中小クラスの旅行会社の場合は新規開拓営業も多く、テレアポや飛び込み営業をすることもあります。
また、受注が決まったら対象の旅行プランを先方担当者と一緒に考えることも仕事の一つです。
ご要望の予算や滞在期間、人数、旅行の目的などを細かくヒアリングすることで最適なプランを提案します。
【旅行会社の志望動機】旅行業界の動向
転職活動を始めるにあたって、大事なのは業界研究です。
目指している業界の現状をリサーチすることで、今後の自分の姿をよりイメージしやすくなります。
「入社後何をやりたいのか」「どんな強みを活かしていけるのか」など、漠然とした未来の解像度がグッと高まるはずです。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、業界の動向をしっかり把握しておきましょう。
外国人旅行者が急回復
2015年には45年ぶりにインバウンド(入国者数)がアウトバウンド(出国者数)を上回っており、旅行業界はまさに「右肩上がり」と言えるでしょう。
2020年1月には、世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大したことで訪日外国人旅行者の数は一時的に減少したものの、2022年10月以降は回復傾向にあります。
新型コロナウイルスの感染対策に伴う規制緩和によって、訪日外国人の入国上限撤廃、ビザなし個人旅行が再開し、訪日外国人旅行者の数は増加の一途を辿っている状況です。
また、2023年3月・4月・5月は訪日外国人旅行者の数は200万人に届きそうな勢いでした。
一時期は低迷した旅行業会でしたが、現在は回復傾向にあります。
国内旅行も回復傾向に
現在の国内旅行の市場は、回復傾向であるといえるでしょう。
新型コロナウイルスの拡大以降は、全体的に縮小傾向にありましたが、2022年3月末からの行動制限の解除によって徐々に旅行者の数は増えています。
この数年間、旅行業界は苦しい状況に置かれていましたが、コロナ禍以前のような経済活動の再開により、明るい兆しが見えつつある状況です。
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【旅行会社の志望動機】旅行業界のこれからの課題
旅行業界はコロナによる打撃から立ち直りつつある状況ですが、今後の旅行業界にはどのような課題があるのでしょうか。
転職をして関わっていきたいと思っている以上、目指す業界の課題はしっかりと把握しておきましょう。
キャリアプランを考える上で、業界の課題が将来に影響する部分はないのか、また、これまでの経歴を活かして新しい挑戦ができないかなど、課題を知ることで見えてくる部分があります。
MICEへの対応
MICE(マイス)は、旅行会社をはじめとした観光業界で近年のキーワードとされている用語。
下記4つのビジネスイベントを総称した言葉です。
会議(Meeting)
報奨・研修旅行(Incentive Travel)
国際会議(Convention)
展示会・イベント(Exhibition/Event)
たとえば、企業の内定式などのミーティング、企業の報酬目的とした研修、研究を発表する学術大会、スポーツの世界大会といったイベントなどが該当します。
観光とは違い、グローバル企業の国際交流や各国からの集客交流を目的としたビジネスイベントが主な目的です。
MICEを実施すれば、周辺地域への経済効果が通常の観光以上に期待でき、影響する業界も多岐に渡るのです。
安定した収益を確保するためにも、MICEへの取り組みが迫られています。
テクノロジーの活用
従来よりテクノロジーは進化し続けてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、テクノロジーの活用が普及しつつあります。
旅行業界も例外ではなく、テクノロジーを活用した、業務を最適化する動きが、活発化しているのです。
音声翻訳サービス、IoTサービス端末、スマートロックの普及や活用、ロボット接客、ビッグデータの収集など、さまざまな場面でテクノロジーは浸透しています。
今後、このテクノロジーを活用し、どのようなサービス提供ができるのかが、旅行業界の課題となってくるでしょう。
【旅行会社の志望動機】志望動機を考える4step
転職活動の際には、面接や履歴書などで志望動機を聞かれます。
選考の中で、志望動機を聞かれる理由としては、志望度合いを確認したり、応募者が社風や企業理念に適した人材かを判断したりするためです。
憧れの業界だと考える人もいる中で、給料や福利厚生に惹かれたからという人もいるでしょう。
しかし、給料や福利厚生など、志望動機に待遇面の本音を書くことはおすすめしません。
ここからは、採用担当者に好印象を与える志望動機を作るべく、押さえておくべき3つのstepを紹介していきます。
step1:転職の軸を決定する
まずは、転職の軸について考えていきましょう。
転職の軸とは、新しい職場を選ぶ上での条件のことです。
「この条件だけでは譲れない」という部分が、軸になってくるでしょう。
例えば、残業の有無やどんな風に働きたいかという「働き方」、給与は福利厚生などの「待遇」、企業理念や職場の男女比などの「環境」などが該当します。
ワークライフバランスを重視したいなら、リモートワークやフレックスタイム制などが該当するでしょう。
稼ぎたい思考ならインセンティブの割合や基本給など、自分で決めた金額以上の年収が見込めることが該当します。
今回は、旅行会社で働きたいという前提があるので、「旅行業界」×「譲れない条件」で考えてみると、転職の軸が定まりやすくなるでしょう。
step2:自己分析で自分を知る
転職軸が決まったところで、次は自己分析で自己理解を深めていきましょう。
転職活動においてまず大事なことが、自分の志向性や強みを知ることです。
これらを理解しておかなければ、行きたい業界や相性の良い企業選びが難しくなるからです。
自己分析においては、これまでの経歴を洗いだしましょう。
前職までの経験からどのようなスキルを持ち、どのような強みがあるのかをピックアップして書き出してみてください。
また、強みだけではなく弱みや苦手も知っておくべき事項です。
転職したときに、やりたいことや避けたいこと、克服したいことなど精査していくことができます。
step3:業界研究で業界の今を知る
転職活動において、業界研究も欠かすことはできません。
業界研究をすれば旅行業界にある様々な会社の立ち位置を知ることができ、行きたい会社や相性の良い会社が明確に分かりやすくなります。
また、旅行業界と言えども、さまざまな企業が存在する分、働き方も多種多様です。
旅行会社の業務範囲も4つに区分され、対応できる内容が変わってきます。
たとえば、海外旅行の企画をしたいにもかかわらず、対応できない区分の企業を選んでしまえば、「会社について調べていないのか」と思われてしまう可能性も少なくありません。
よりリアルに働くイメージをもつためにも、業界研究は行うようにしましょう
step4:応募先企業である必要性を考える
行きたい会社が決まったら、その会社に転職する必要性を突き詰めて考えてみましょう。
実際に志望動機を作成する上で必要なのが、次の2つの「なぜ」です。
・なぜ旅行会社を目指しているのか
・なぜその企業がいいのか
この2つを紐解くことで、より具体的に転職の軸が見えてきますし、面接で志望動機を語る際にも役立ちます。
なぜ旅行会社を目指しているのか?
転職先として選んだ会社がなぜ旅行会社なのか、きちんと言語化してみましょう。
単純に旅行が好きで旅行業界を選んだといえども、旅に関連する業界は、レジャー施設、ホテルなどさまざまです。
その中で「なぜ旅行会社が良い」のでしょうか。
自分が旅行会社に入り、将来的にどのようなことを成し遂げたいことがホテルやレジャー施設ではなぜダメなのかを精査すると、旅行会社を目指す理由がわかるはずです。
また、「なぜ」を突き詰めて考えるためには、自分の経験を元にしたエピソードから振り返ることも大切です。
旅行業界に興味を持ったきっかけとなる経験から旅行会社を志す必要性を伝えられると、説得力が増します。
なぜその企業が良いのか?
旅行業界といえども、さまざまな企業が存在します。
一般的に名が知られている企業で言えば、JTB、楽天、KNT−CTホールディングス、エイチ・アイ・エスなどが挙げられます。
中小企業やベンチャーまでいれると膨大な数になるでしょう。
同じ旅行会社でも、強みや特徴は企業ごとに大きく異なります。
行きたい会社に対して、「なぜ他の会社ではダメなのか」を言語化することも志望動機作成において必要です。
また、「その企業が良い」というのは、必然と「譲れない条件」も照らし合わせなければ行けません。
企業のHPや募集要項でリサーチを徹底的に行い、自分が求める条件と一致しているのかを確認しましょう。
旅行業界ならどの企業でも良さそうという印象をもたれないためにも、応募先企業である必要性を明確にもつ必要があります。
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【旅行会社の志望動機】志望動機の構成
転職の軸や応募先企業である理由が見えてきたら、志望動機を組み立ていきましょう。
内容はもちろんのこと、文章が読みやすい構成になっているかも評価に関わってきます。
どのように組み立てればいいのかというと、下記の順番で伝えていくとわかりやすいです。
・転職を考えた動機(転職で叶えたいこと)
・企業や業界を選んだ理由
・転職先でのビジョン
では、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
転職を考えた動機
まずはなぜ今回転職をするに至ったのか、動機を伝えましょう。
ここで大切なのが、退職理由にしないことです。
もちろん、転職を考えた動機というのは、前職の退職理由にも当たります。
しかし、転職理由は「転職をすることでどうなりたいか」というポジティブな理由に基づくため、前の会社を辞めた理由にはなりません。
採用担当者は、長く働き続けてほしいと思っている分、応募者の求めることが入社によって実現可能かはチェックしたいところです。
今回の転職でどうなりたいかを、最初に伝えるようにしましょう。
企業や業界を選んだ理由
志望動機を考える4stepでもお伝えした通り、旅行業界を志す理由や応募先企業を選んだ理由を述べましょう。
転職で叶えたいことに対し、なぜ応募先企業で実現できると思ったのか、企業情報や業界の話を交えながら述べると説得力が出てきます。
ここは志望度の高さをアピールするために重要な事項です。
動機と選んだ理由に矛盾が生じてしまわないように、一貫性を持って話すように心がけましょう。
転職先でのビジョン
動機と選んだ理由を踏まえて、実際どのようなキャリアプランを歩んでいきたいのかを伝えましょう。
このとき、自己分析で見つけた自分自身の強みやスキルを絡められると、採用担当者としてもあなたの入社後の働く姿をイメージしやすいです。
強みやスキルを伝えるときは、具体的なエピソードや実績の数字があるとより良いでしょう。
たとえば、転職後に「事業部のリーダーになりたい」というビジョンがあった場合、まず入社1年目にやるべきことや成し遂げたい目標を述べます。
キャリアプランの展望を数年先まで具体的に話せると、長期的に働いてくれそうという印象をもたれやすくなります。
【旅行会社の志望動機】志望動機のポイント
続いて、志望動機の内容を考えるうえで大事なポイントを紹介していきます。
入社への意欲がきちんと伝わるかどうかに関わる重要な内容なので、以下に解説する2点をチェックし、面接官に心に残る志望動機を作成しましょう。
一貫性を見失わない
志望動機を考えていると、気づかないうちに結論と展望に矛盾が生じてしまうことは珍しくありません。
しかし、自分の価値や入社への意志の高さをアピールする転職活動において、一貫性のない発言をすることは、自己分析不足を露呈することになってしまい、大きなマイナス評価につながります。
一貫性を見失わないためにも、まずは転職活動の軸を定めて、そこから志望動機の結論、そしてその根拠と将来の展望といった風に順を追って考えましょう。
「なぜ」をベースに考える
志望動機の本随は「なぜその企業でなければならないのか」ということです。
「旅行が好きだから」や「旅行に携われるから」といった表面的な理由ではなく、応募先企業に対する唯一無二の理由でなければなりません。
旅行業界全体への想いが強いのは良いことですが、上述したような内容は応募者全員が思っていることなので、差別化を図るためにも「なぜそう考えたか」「なぜその企業なのか」を追求していきましょう。
この「なぜ」の部分に、あなたの経験や人柄、物事への考え方の特徴などが現れてくるので、これらを中心に採用担当者にアピールしてください。
【旅行会社の志望動機】旅行業界が求める人物像
業界や職種、企業によって求める人物像はそれぞれ異なります。
行きたい業界が欲する人物像に合った自分の価値を伝えると、採用担当者の採用意欲が上がります。
ここからは、旅行会社が求める人物像について詳しく解説していきます。
自分自身の強みと比べてみて、重なる部分があれば志望動機に組み込みましょう。
コミュニケーション能力がある人
旅行業界は、ホテルや航空会社、お客様など、さまざまな人とのコミュニケーションが発生します。
業務連絡でも、セールストークであっても、円滑にコミュニケーションできることが大前提となってくるのです。
人と話すことが好き、人からよく相談されるといった人は、旅行業界に適した人物であるといえるでしょう。
ホスピタリティ精神がある人
ホスピタリティとは、日本語でいう「おもてなし」や「思いやり」です。
旅行業界は、お客様ありきの業界であり、常にお客様視点を求められます。
お客様のニーズを読み取り、どのような提案をすれば、満足していただけるのかを、しっかりと考えていかなければなりません。
サプライズなど人に喜んでもらうために尽くすことがすき、大切な人のために計画を立てることが好きな人は、相手のことを思い行動できる人材であるといえるでしょう。
主体性がある人
旅行業界では、自ら考えて、相手に提案する機会が非常に多いです。
そのため、自分で考え、能動的に行動できる人は重宝されます。
相手の出方ばかり伺っていては、いい提案もなかなか通りません。
お客様に満足いただくと言う目標を達成するために、能動的に行動し、結果を出せる人こそ、旅行業界が求める人材といえるでしょう。
発想力がある人
新しい商品やサービスを開発できる発想力が求められます。
旅行業界ではさまざまな企業が、さまざまな企画を出し販売している中で、お客様に選んでいただけるための差別化が大事になるのです。
お客様に喜んでいただけるものを提供しようとする思いから、新たな提案を作る。
創意工夫を得意とする人は、旅行業界においてきっと活躍できるでしょう。
ポジティブ思考をもつ人
旅行においては、想定外のトラブルに巻き込まれることも往々にしてあります。
たとえば、天候によって新幹線や飛行機に遅れが生じてしまったり、それにより宿泊先ホテルのチェックイン時間に間に合わなかったりなど。
お客様によっては遅刻したり交通機関の乗り間違えが発生してしまったりもします。
そのような状況下でも、冷静にトラブル対処ができ、前向きに物事を考えられることは重要です。
また、お客様の求めるサービスを提供するには、最適なプランを提案しただけでは不十分です。
旅先から帰るまでストレスなく快適な旅を進められるよう、旅行会社スタッフの臨機応変な対応も必要なのです。
どのようなトラブルに見舞われても、前向きな気持ちですぐに行動できる姿勢は旅行業界で働く以上重要な素質といえるでしょう。
【旅行会社の志望動機】例文5選
ここまで志望動機の作り方について解説してきました。
しかし、転職時の答え方はどのようにすれば良いのか、具体的にイメージできていない人もいるでしょう。
ここからは書類選考を想定し、300文字程度の志望動機を5パターンご紹介します。
・実績をアピールする志望動機
・語学力をアピールした志望動機
・旅行会社への思いをアピールした志望動機
・コミュニケーション能力をアピールした志望動機
・旅行経験をもとにした志望動機
アピールしたい内容や伝えたい思いなど、どこに重きをおいた志望動機にするかで書き方が変わるので、ぜひ参考にしてみてください。
実績をアピールする志望動機
私は、現職で培った営業スキルを活かし、かねてより憧れだった旅行業界へキャリアチェンジしたいと思い転職を決意しました。
現職では、ITサービスの営業として4年ほど従事し、現在はチームマネージャーを務めています。
昔から旅行が好きで、47都道府県制覇はもちろん、最近では秘境巡りが趣味です。
営業として経験を積んできた中で、より熱量高く仕事に臨むには、好きな分野に挑戦することが大事なのではと考えるようになりました。
貴社は業界初のツアーを企画しヒットさせるなど、企画力が高く、魅力を感じています。
国内企画で数々のヒット企画を生んだ貴社で、これまでの営業経験、趣味の旅行で得たユーザー目線を大事にしつつ、活躍したいと思っております。
語学力をアピールした志望動機
今回貴社を志望いたしましたのは、語学力を活かし、かねてより憧れだった旅行業界へキャリアチェンジしたいと思い、転職を決意しました。
現在は販売職の店長として、店舗管理、人材育成、接客に従事しております。
インバウンドに注力しているディベロッパーで勤務しているため、訪日外国人の方の接客も何度も経験しました。
その中で、改めて語学力を活かした職種につきたいと思い、旅行業界へキャリアチェンジを決意しました。
貴社は、海外パッケージツアーを主力商品としている点と、10か国に支店があり、海外赴任のチャンスもある点に強く魅力を感じております。
イギリス留学の経験と、TOEICスコア820点の語学力を活かしていければと思っております。
旅行業界は未経験ですが、入社後は知識の習得に努め、即戦力の人材となれるよう努めてまいります。
旅行業界への想いをアピールした志望動機
私が貴社を志望した理由は、顧客の旅のテーマを想定した独自性のあるプランを展開していることに魅力を感じたためです。
私は学生時代から旅行が好きで、試験に合格した際やアルバイトで初給料がでた際など、何かの節目には必ず記念旅行をしておりました。
旅行で大切なことは「どこに行きたいか」ですが、一つ一つの旅にテーマを持って楽しむことこそ人生の大切な思い出になります。
その思い出をより良い経験にするのが旅行会社による恩恵だと感じており、この業界は人々の生活に欠かせない業界だと感じております。
数ある旅行会社の中でも、貴社はテーマ性のあるプランで顧客一人ひとりの思い出づくりをサポートされており、非常に魅力を感じました。
コミュニケーション能力をアピールした志望動機
私が貴社を志望した理由は、前職で身につけたスキルを応用して成長できる環境だと感じたためです。
私は前職の携帯電話ショップで、応用性のあるコミュニケーション能力を身につけました。
一人ひとりの要望や利用環境をヒアリングした上で、無駄を省いたり使いやすいプランを提案することで顧客満足度店内1位を維持しておりました。
このスキルは、貴社のカウンターセールスとして務める上でも役に立てていただけると存じます。
貴社の用意されているパッケージプランは他社と比較して2倍ほどあるため、カウンターセールスの提案次第でお客様のニーズに100%合致した旅を提供できると感じております。
私が培ってきた対話力やヒアリング力などコミュニケーション能力を役立てながら、さらに価値の高いセールスパーソンに成長したいと考えております。
旅行経験をもとにした志望動機
私が旅行業界を志望した理由は、学生時代にバックパッカーをした経験がきっかけです。
一人旅だったため、自らプランを考えながら旅をしており、毎回非常にわくわくしながら旅を進めていたことに生きがいを感じました。
旅先では思わぬトラブルに遭遇することもありましたが、その度に自分で対処法を考えたり現地の人とコミュニケーションをとって解決することも楽しかったことを記憶しております。
私が旅行業界に職業として挑戦することは初めてですが、学生時代のこれらの経験が大いに役立つと感じております。
とくに、貴社は東南アジアを中心とした海外のパッケージツアーが多く、私の渡航経験と合致する地域が大半です。
学生時代に経験したバックパッカー経験は、ツアー企画の立案において非常にお役立ていただけると自負しております。
【旅行会社の志望動機】旅行業界の営業に就職したいなら就活エージェントの利用がおすすめ!
旅行業界は人気が高く、転職時の競争率も高いです。
営業職であるとしたら、さらに求められるスキルも増えてきます。
自分の志望する企業に就職するには、入念な準備と対策が必要です。
しかし、「自分だけで対策するのは不安…」という方もいるでしょう。
そのような方は、転職エージェントを活用するのもおすすめです。
企業が出している求人の紹介はもちろん、履歴書や職務経歴書の添削や模擬面接といった選考対策サポートも手厚く対応してくれます。
志望動機の作成に悩んでいる方や、転職全般に不安を抱えている方は、下記URLからホームページにアクセスし、詳しい情報をチェックしてみてください。
おわりに
旅行会社のほとんどは、2020年の新型コロナウィルスによって大打撃を受けたものの、2023年現在は規制の緩和や円安によって回復の兆候が見られる将来性のある業界です。
初めて旅行業界に転職をする人にとっては不安はつきものですが、チャレンジする価値のある業界と言えます。
転職を成功させるために、自己分析で自分が活かせる価値を見つけたり、旅行業界をしっかりと研究して自分のビジョンに合致した旅行会社を探すことが大切です。
その上で、応募先企業に対する熱意を込めた志望動機作成をしましょう。
自分のやりたいことを信じて、憧れの旅行業界への転職を叶えてください。
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