人材派遣営業の志望動機の書き方を知りたい!ポイントや注意点も紹介!
はじめに
人と話すことが得意でその長所を生かすために、営業の仕事をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
その中で人材派遣営業はほかの営業の仕事より、人との関わりが多く人脈が多く作れる仕事だと言われています。
しかし人材派遣営業の仕事をしたいと考えても、採用担当者の目に留まる志望動機を書けるか不安に感じている方もいるでしょう。
この記事では人材派遣営業における志望動機のポイントや例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【人材派遣営業の志望動機】人材派遣営業の仕事
志望動機を書くうえで志望している仕事の内容を知っておくことは大切です。
人材派遣営業は多くの就業者を支える大切な仕事であり、社会貢献度が高いです。
ここでは具体的な仕事内容を紹介していきます。
新規開拓
スタッフの派遣先を見つけるために企業や顧客に対して営業活動をします。
この時心に留めておいてほしいことが多くあります。
まずは営業先の企業をしっかり選定することです。
利益を上げる効率を上げるためだけでなくどのようなニーズがあるか知っておけば提案型営業も可能になるため、営業をする企業の選定は大切になります。
そして顧客の話をしっかり聞くことです。
どのような人材が欲しいのか、を知っておけば成約率が大きく上がります。
あらかじめ徹底的に調査しておくことは大切ですが、顧客の声を直接聞くことも重要です。
そして身だしなみにも気を使いましょう。
あまり清潔には見えない髪型やしわが多くついたシャツなどで営業をするよりも、清潔感がありはきはきしている方が相手にいい印象を与えることができます。
マッチングをする
顧客の希望の人材と自社の企業のスタッフの希望をすり合わせるという仕事です。
そして派遣社員を希望する企業に日程や人数、値段などの相談を行って適した案を提案をしていきます。
企業や顧客の要望に沿った内容を提案できるかどうかが、契約をできるかに関わってくるため非常に重要な仕事です。
基本的には要望を聞いて、その要望に合わせて派遣をしていきますが、派遣社員をマッチングして提案するケースもあります。
この時、しっかりと派遣社員の要望を聞くことが大切です。
ルート営業
ルート営業とは、企業や顧客のアフターフォローや派遣社員の育成や管理を行うことです。
実際の職場の様子をより具体的に知ることができるうえに、企業のニーズを引き出すことができれば、さらなる派遣社員の増員をすることができるようになります。
しかし逆に、派遣社員を送り込んだにもかかわらずアフターフォローに来ないようでは、企業や顧客に不信感を抱かせる可能性もあります。
【人材派遣営業の志望動機】人材派遣業界の現状
志望動機はその業界の状態を考慮しながら書きます。
「〇〇という課題を解決したい」や「この業界のこの仕事をしたい」などというためです。
人材派遣業界やIT業界など様々な業界がありますが、絶え間なく業界の状態が変化しています。
市場規模が増加していた
新型コロナウイルスが流行するまでは、いいペースで市場規模が拡大していましたが、新型コロナウイルスの影響によりそれが少し落ち込みました。
特に食品業界の派遣が多く減りました。
多くの方が知っていると思いますが、店を満足に営業することができない店が増え、うまく利益が上がらず、派遣社員の数を減らしています。
一方で医療関係や物流関係の派遣の仕事は多く増えました。
マスクの生産やコロナウイルスのワクチンの受付など多くの仕事が新型コロナウイルスによって生まれました。
物流業界の派遣が増えたのは、自粛期間を得て家で過ごすことが多くなり家までデリバリーを頼むということが増えたという理由が大きいでしょう。
今後仕事が増える可能性がある
少子高齢化やその他の問題で人手不足があるというのが現状ではありますが、その一方で人手が余っている企業や業界があります。
この人々をうまく人材派遣業者が分配するという未来があるかもしれません。
ほかにも海外への派遣の仕事など今後グローバル化が進んできたらあるかもしれません。
これらは簡単な仕事ではありませんが、まだ着手されていないため成功をすれば大きな利益を上げられるものであると言えます。
年収は頑張り次第
人材派遣営業の仕事の年収は約450万円と言われています。
日本の平均年収は約430万円であるため、比較的年収が高い仕事であると言えます。
それだけでなく、頑張りによっては年収を上げることもできます。
営業の仕事は出来高制の所が多いため、成果を出せばその分給料が上がりやすくなるためです。
そして他の業界にも共通して言えることですが、頑張って仕事を行っていれば昇進や昇格があります。
そして営業はノルマや目標などを数字で表せてプレッシャーがかかると思いますが、その分成果もしっかり可視化することができるため、やりがいを感じることがあります。
【人材派遣営業の志望動機】志望動機を書く時のポイント
いきなり志望動機を書きだそうとしても、なかなかうまくいきません。
ここでは、実際に志望動機を書くときのポイントを確認していきます。
自分の軸を理解しておく
なぜその業界を志望しているのか、私はそもそもどんな人でどんな考え方をしているかなどを知り、自分の軸を確立しておくことが大切です。
これらは自己分析や他己分析により、深ぼって考えておくことができます。
特に他己分析は自分の力だけでなく周りの人の協力も必要になるため、できるときにやっておきましょう。
自己分析の方法
マインドアップ、自分史、モチベーショングラフをするという方法があります。
マインドアップとは自分を中心に置き、蜘蛛の巣のように枝分かれをしていきながら全体像を見るという方法のことです。
枝分かれしていくことに事象が細分化していくため、より深く自分のことを知ることができます。
自分史とは自分の過去を時系列で書き、新しい自分を発見するというものです。
いままでの自分の歴史から私は何をしてきたかや何をする傾向があるのかなど、自分の考え方の方向性を知ることができます。
モチベーショングラフとはモチベーションの高低をグラフに表すという方法のことです。
この分析を行うことで、モチベーションが上がるものやその理由、モチベーションが下がるものやその理由を知ることができ、自分の長所や課題、自分の性格を知ることができます。
他己分析の方法
他己分析は、ほかの人に自分のことについて分析をしてもらうというものです。
流れとしては、質問をあらかじめ考える→協力をしてくれる人を探す→行う→分析するという順番で行うことが一般的です。
質問は、共通して聞けることを優先して出していきましょう。
情報を比較することができるため、全員に聞けるような質問が良いです。
しかし家族にしか聞けない質問や友人にしか聞けない質問があるため戦略的に考えていきましょう。
そしていろいろなタイプの人にお願いをしてみましょう。
例えば家族や友人、先生などです。
それぞれの立場から見た私を教えてくれるため、多くの情報を聞き出せます。
相手にやってもらう分析に照れくさく感じてやりたくないと感じる方がいるかもしれませんが、相手の私に対する考え方を知れて思っている以上に楽しくやることができます。
企業を詳しく調べる
その企業にどのように貢献できるかや、なぜその企業でなくてはならないかなどを志望動機では書いていくことになります。
しかし企業研究を行わないと、どのような考えがあり、どのような人物を必要としているかを知ることができません。
これらの情報を知った上で志望動機を考えないと、採用担当者にこの企業に興味がないのかなと思われてしまうような内容になりかねません。
そのため実際に短期のインターンに参加してみたり、資料を集めてみるなどをして志望している企業について調べておきましょう。
相手に伝りやすいように構成をする
まずは結論から書きましょう。
結論から書くことによって、相手は「この人こんな話を展開していくんだろうな」と考えることができ、より簡単に理解をすることができるようになります。
そしてその結論を裏付ける考えやエピソードを書いていき、その企業で何をしたいのかなどの動機を書いていけばいい読みやすい構成になります。
【人材派遣営業の志望動機】例文
ここでは志望動機の例文を紹介していきます。
ここで注意しておいてほしいことは、自分の考えをしっかり持ち志望動機を書いてほしいということです。
ありきたりなものになってしまうと、採用担当者の目に留まることがなくなってしまうため、例文は参考程度にしておき、オリジナルにこだわるようにしましょう。
【人材派遣営業の志望動機】エージェントに相談する
就活で不安なことや心配なことがあったらエージェントに相談してみましょう。
簡単に無料で登録することができます。
アドバイザーに面接をしてもらうことができたり、不安なことや疑問に感じていることを相談することができます。
そのうえ、志望動機に困っている方には作成のアドバイスをしてくれます。
その他にも多くの就活に役立つ情報が掲載されています。
まずは簡単登録を済ませて、確認してみましょう。
まとめ
これまで人材派遣の志望動機の書き方を解説してきました。
営業職の選考については、仕事に対する考え方や粘り強さがあるかどうかなど人物面でマッチしているかどうかも大切な部分です。
志望動機も例外ではなく、企業との考え方のマッチ度やその人の人間性を見ています。
そのため、まずは自分自身のこれまでの人生を振り返り、営業職として働くうえでアピールするべきポイントにつなげていきましょう。
エントリーシートや面接で使う大事なものであり、作成することは大変ではありますが、ポイントをしっかり押さえて採用担当者の目に留まるような志望動機を書けるようにしましょう。
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