【フリーターの転職】営業職の志望動機のポイントを徹底解説!

【フリーターの転職】営業職の志望動機のポイントを徹底解説!

目次
  1. はじめに
  2. 【営業の志望動機:フリーター編】フリーターが志望動機で意識すべきポイント
  3. 【営業の志望動機:フリーター編】よくある転職理由3選
  4. 【営業の志望動機:フリーター編】効果的なアピール
  5. 【営業の志望動機:フリーター編】志望動機に含めるべき内容
  6. 【営業の志望動機:フリーター編】例文
  7. 【営業の志望動機:フリーター編】志望動機の注意点
  8. まとめ

はじめに

pixta_64380999_M

フリーターの方が「仕事の幅を広げたい」などの理由から、営業職にチャレンジしてみたいと考えることもあると思います。

しかし、正社員経験のないことがネックで、営業職として働くことは難しいと感じているのではないでしょうか。

実はアピールするべきポイントや、自分自身の今までの経験を整理できれば、実際に営業職として活躍できるチャンスは多くあります。

本記事では、営業職の志望動機で意識するべきポイントやその書き方、効果的なアピール方法をお伝えします。

【営業の志望動機:フリーター編】フリーターが志望動機で意識すべきポイント

フリーターの方でも営業職にチャレンジすることは可能です。

良い評価を得るためには、面接で自分自身のスキルや知識を積極的にアピールできるかどうかが重要になります。

フリーターの方はアルバイト雇用ということもあり「すぐに辞めるのではないか」また「指示通りにしか仕事ができないのかもしれない」といったイメージをされがちです。

そのため志望動機の中で「すぐに離職しないか」「能動的に行動できるか」という2点を意識しながら話すと、高い評価をもらえるでしょう。

ここからは、面接の際に志望動機で意識すべきポイントを解説します。

すぐに離職しないか

フリーターの方が営業職の面接を受ける場合、すぐに離職しないかどうかがポイントになります。

そのため面接の際に継続力をアピールすることが効果的です。

アルバイトなどこれまでの経験で、とある課題に向かって粘り強く行動したエピソードを準備しておくのが良いでしょう。

企業は採用に関して多くの労力や費用を費やしているので、長期的に働く人材を求めています。

せっかく採用した人材が早期に離職してしまえば、再び採用活動のために多くの手間をかけることになります。

したがって、長期的に勤務する意欲を見せられるように準備しましょう。

能動的に行動できるか

もう1つのポイントは、能動的に行動できるかどうかです。

正社員は企業に関する課題へ積極的に取り組む姿勢が求められます。

アルバイトの場合は、マニュアルや指示にしたがって業務を行うことができれば、それに見合った給与が支払われます。

しかし営業職では、積極的に周囲とコミュニケーションを取りながら業務を進めていくことが大切です。

正社員は与えられた仕事のみに目を向けるのではなく、広い視野で行動することが求められます。

【営業の志望動機:フリーター編】よくある転職理由3選

志望動機には、フリーターから営業に転職しようと考えた理由を含めなければなりません。

フリーターでは待遇面が不安などのマイナスな理由はNGなので、転職理由はポジティブな理由に変換しましょう。

待遇が理由であれば「給与の高いアルバイト先に転職すれば良いのではないか」と思われてしまいます。

そのため、なぜその仕事を辞めたいのかだけではなく、なぜ営業職を目指すのかという部分について、具体的なエピソードを交えて話す必要があります。

実際にマイナスな理由で転職活動をするのであっても、どうして自分がそのように感じているのかを自分自身でしっかり考えることで、前向きな理由に言い換えることが可能です。

以下を参考にして、企業が納得できるような転職理由を考えましょう。

仕事の幅を増やしたい

転職理由の1つとして「正社員になることでスキルアップを目指したいと思った」ということが考えられます。

このような理由を述べる際は、フリーターと正社員の違いを認識できているかがポイントになるので、わからないことがあれば事前に調べておきましょう。

営業職であれば、外回りだけではなく資料作成などのデスクワークや、電話対応なども行うことになります。

そのため、ある1つのスキルを磨くというよりは、マルチタスクで業務の幅を広げるような働き方になるので、その点を理解できているかどうかが重要です。

夢をあきらめ、安定を求める

「夢をあきらめ、安定を求める」といった転職理由の場合は、具体的な経緯を述べましょう。

その夢を目指すようになった理由や、夢に向かってどんなことに取り組んできたか、なぜあきらめるのかというエピソードを述べることで、目標に向かって粘り強く行動できる人であると評価される可能性があります。

また、夢や目標に向かって努力をした経験は、すぐに離職せず、長期的に企業でも働くことができるというアピールにつながるでしょう。

フリーターでいることが不安

「友人たちが企業で役職に就きはじめ、焦りを感じた」などという転職理由も考えられます。

この理由を述べる際は、自分を客観的に評価できているかどうかがポイントです。

実際に入社したあと、同世代の社員がすでに役職に就いている姿を見て、焦ってしまうこともあるかもしれません。

それでも1からすべてを吸収していくという気持ちで、前向きな姿勢で学べるかどうかが重要です。

そのため、素直な気持ちで愚直に努力する意欲があるかどうかをアピールできるように準備しましょう。

【営業の志望動機:フリーター編】効果的なアピール

志望動機では、あなたが営業職として活躍できる人材かどうかも見られます。

営業職として活躍するためにアピールするべきポイントは、コミュニケーション力・勉強好き・粘り強さの3点です。

営業職は、社内で扱っている商品を周囲の方に知ってもらうための圧倒的な商品知識があるだけでは務まりません。

それをお客様に提案する会話力や、お客様と長期的な関係を築いたり、アプローチをしたりするための力が必要になるため、多くのスキルが求められます。

ここからは、営業職に求められる人物像の具体的な内容を紹介します。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は、営業に不可欠なスキルです。

ただトークが上手であるだけではなく、相手の立場になって物事を考え、ニーズをくみ取るヒアリング力も必要です。

そのため、接客経験があれば効果的にアピールできます。

お客様とのコミュニケーションの中で、相手のためにこのような行動をした結果、感謝のお言葉をもらえたなど、接客によって相手の心を動かした具体的なエピソードが準備できるとより良い内容になるでしょう。

勉強が好き

お客様の心をつかむには、扱う商材の勉強や、他社との差別化を考えることが不可欠です。

営業職として売り上げを伸ばしていくためには、自社の製品の魅力をお客様にお伝えすることが重要であるため、日々の勉強が欠かせません。

また未経験の業界を志望している場合は、特に前のめりになって学びにいく姿勢が大切です。

先輩や上司に教えてもらうのを待つような受け身の姿勢ではなく、わからないことは周囲に質問するなどして、積極的に自ら学ぶ姿勢が求められます。

粘り強さ

営業職の中でも、特に新規開拓営業はノルマに向かってコツコツ努力する姿勢が求められます。

新規開拓営業では、アポイントを取得するために電話を何十件とかけたり、飛び込み訪問で顧客獲得をしていったりなど、地道な日々の行動が結果につながります。

そのため、粘り強さがあるかどうかも選考の中で見られるポイントです。

もしこれまでの人生で、あなたが目標や夢に向かって努力した経験があるなら、面接の際にアピールすると、高い評価を得られる可能性があります。

【営業の志望動機:フリーター編】志望動機に含めるべき内容

これまで営業職として内定をもらうために効果的なアピールや意識するべきポイントをお伝えしましたが、志望動機には具体的にどんな内容を盛り込むべきかわからない方も多いかもしれません。

志望動機に含めるべき内容は、なぜこの企業なのか・業界研究や企業研究の内容・どう貢献できるか・入社後どう成長していきたいかの4点です。

これらのポイントを押さえていれば、あなたに対する評価も高くなるでしょう。

ここからは、志望動機に含めるべき具体的な内容をお伝えします。

なぜこの企業なのか

まずは、あなたがこの企業を選んだ理由について述べることが大切です。

どの企業にも通じる理由ではなく、この企業ならではの理由を述べることが重要なので、会社の特徴や競合他社と比較したうえでその会社の魅力を伝えましょう。

また、なぜ営業職を選んだのか、なぜこの業界なのかも述べてください。

営業職は企業によって手法もさまざまなので、しっかりその企業の営業職の立ち位置や業務内容を理解し、他社との違いを認識できているかもポイントです。

業界研究・企業研究が重要

業界の動向や、企業の情報は押さえておきましょう。

どの業界においてもトレンドが存在するため、直近の動向を調べておくことで面接にも役立つ知識となります。

また企業研究については、ホームページなどの代表メッセージや経営理念も確認しましょう。

業務内容が魅力に感じているというだけではなく、その企業の大切にしている考え方や理念にも共感しているかどうかが重要です。

そこまで調査しておくと、採用担当者は「そんなに調べてくれているということは、当社に非常に興味を抱いてくれている」と感じ、熱意のアピールにもつながるでしょう。

どう貢献できるか

志望動機の中には、自分自身がその企業にどう貢献できるかも含めると良いでしょう。

営業未経験の場合、企業はあなたが持っているスキルを活かして活躍してくれるかどうかを選考で判断します。

そのためあなたの前職の経験や、資格などを業務にどう活かせるのかを伝えましょう。

コミュニケーション力や粘り強さなど、営業職に必要なスキルを持ち合わせているということを、これまでの経験を活かして具体的に話すことがポイントです。

入社後どう成長していきたいか

入社後、どう成長していきたいかも志望動機の中で述べましょう。

たとえばお客様に信頼してもらえる営業などがあげられます。

企業は成長意欲の高い人を求めています。

あなたがどのような目標をもっており、そのために努力し続けられるかも、選考で見られるポイントです。

将来のビジョンを明確に描いている人は、それに向かって愚直に努力できる人だと見なされ、高い評価を得る可能性があります。

仕事の中で成し遂げたいことや、なりたい人物像を選考前に整理しておきましょう。

【営業の志望動機:フリーター編】例文

私はこれまでアルバイトとして接客業に従事してきました。

日々お客様と直接関わることで、感謝の言葉がいただけることを仕事のやりがいに感じています。

そのなかで、店長の不在時には商品の発注やお店のプロモーションなど店舗運営を任せていただくことができ、店舗の売り上げに貢献できました。

そのような経験から、自分の努力が数字としてあらわれることに面白さを感じたため、接客の業務だけではなく、さらに業務の幅を広げたいと思い転職活動をしております。

また、これまでの接客業で培ってきたコミュニケーション力を活かして営業職として働きたいです。

貴社は実力主義であり、結果を出したら必ず評価されるという環境にあることが魅力だと考えています。

営業職は未経験ながら、持ち前の粘り強さを活かして毎日努力を重ねて成長したていきたいです。

そして将来は周囲から信頼されるような存在になり、チームのリーダーとして皆を引っ張っていきたいと思います。

【営業の志望動機:フリーター編】志望動機の注意点

志望動機では、企業に伝えるべきでない内容もいくつかあります。

注意するべきポイント5選

・バイト先などの悪口を述べていないか
・一貫性を意識しているか
・待遇について述べていないか
・嘘はついていないか
・自信をもっているか

このようなことを話してしまうと、いくらあなた自身のスキルが高くても、人物面においてマイナスな評価をされてしまうため、志望動機を述べる際は注意しましょう。

ここからは、志望動機の注意点の具体的な内容をお伝えします。

バイト先などの悪口はNG

企業にネガティブな印象を与えてしまうため、あなたがこれまで働いてきた勤務先の悪口は、口に出すべきではありません。

勤務先に不満がある場合でも「先輩や上司が嫌だった」など、周囲の人のせいにすることはやめましょう。

「入社後に何か不満なことがあったらすぐに人のせいにして、マイナスな発言をする人」だと思われてしまいます。

たとえ人間関係や仕事内容に大変なことがあったとしても、前向きな気持ちで頑張り続けられるという姿勢を見せましょう。

一貫性を意識する

志望動機の全体の流れに一貫性があるかどうかをしっかりチェックしておきましょう。

特に転職理由と志望理由には矛盾が生じないように注意が必要です。

たとえば、転職理由が「表に立って数字を追うよりも裏方としてサポートがしたい」なのに、志望動機が「営業職として積極的にコミュニケーションを取って活躍したい」では内容に矛盾が生じています。

転職理由から志望動機まで話の流れに違和感がないかを必ず確認しましょう。

また、書類全体に矛盾がないかも確認しなければなりません。

待遇について述べるのはNG

給与が高い・待遇が良い・家から近いなど、企業の業務内容以外のこと、特に条件面を志望理由にするのはNGです。

なぜならその企業以外にも給与が高く、家から近いという条件がそろえば、どこの会社でも良いのではないかと採用担当者に判断されてしまうからです。

仕事内容には興味がない、熱意がない、と思われてしまいます。

条件面に魅力を感じていることは本音としては問題ないですが、面接の際はそれ以外の部分を志望動機として話しましょう。

嘘はつかない

自分をよく見せようとして、事実ではないことを発言するのはやめましょう。

採用担当者は、これまで多くの面接を行っているため、面接中に嘘をつく求職者を何度も目にしてきています。

そのため、あなたがついた嘘はすぐに見抜かれてしまうでしょう。

また志望動機以外の質問の内容から矛盾が生まれ、嘘をついているのがばれる可能性もあります。

一度嘘をついてしまうと不信感が生まれてしまうため、選考で嘘をつくのはやめましょう。

自信をもつ

面接の際には、自分の発言に自信をもつことが大切です。

フリーターや、社員経験がないことに劣等感を抱く必要はないので、堂々とした態度で臨みましょう。

あなたがこれまで夢や目標に向かって努力してきた道のりや、アルバイトで培ったスキルは、営業職として活かせることがたくさんあります。

特に何もしてこなかったと思う方もいるかもしれませんが、自分自身のこれまでの人生を深掘りすることで、面接でアピールできる経験が見えてきます。

何をアピールすれば良いかを整理できれば、良い内容になるはずです。

まとめ

フリーターの方でも、営業職として働けるチャンスは多くあります。

営業職の選考については、これまでの経験があるかどうかも大切ですが、それ以上に仕事に対する考え方や、粘り強さがあるかどうかなど人物面でマッチしているかどうかも大切な部分です。

そのため、まずは自分自身のこれまでの人生を振り返り、営業職として働くうえでアピールするべきポイントにつなげましょう。

未経験だからとネガティブな気持ちにならずに、前向きに努力できるという姿勢を見せることが大切です。

SHARE この記事を友達におしえる!