営業職の人が仕事に行きたくないと思う原因とは?思ったときの対処法も紹介
はじめに
「営業の仕事をしているけど、仕事に行きたくないと思ってしまう原因は何?」
「営業の仕事に行きたくないと思ってしまったときの対処法が知りたい」
このように、営業職の仕事をしている人の中には悩みを抱えていることもあるのではないでしょうか。
本記事では、営業職として働いている人が仕事に行きたくないと思う原因とともに、行きたくないと思ったときの対処法や行きたくないと思わないための考え方を紹介していきます。
本記事を読むことで、なぜ仕事に行きたくないと思ってしまうのか営業職ならではの疑問を把握することが可能です。
また、その知識をもとに仕事に行きたくないと考えないような思考を身につけることができるだけではなく、行きたくないという気持ちへの対処法を知ることで仕事へのモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
営業職で仕事の悩みを抱える人は、ぜひ参考にしてみてください。
営業職ってきつい?
営業職は資格を持っていない状態や未経験の状態からでも始めやすい仕事として、幅広い業界で活躍できます。ただその反面、営業職はきついというイメージを持っている人も少なくないです。
営業職がきついと思われる理由としては、ノルマの問題やクレーム対応の問題が挙げられています。
ただ営業職と一言で言っても職場によってはノルマが緩いところもあり、繁忙期など時期によって仕事のハードさが異なることも多いです。
このように、営業職は一般的にきついイメージは持たれているものの、全ての職場に当てはまるわけではありません。
営業職の人が仕事に行きたくないと思う原因4つ
営業職で頑張っている人の中には、「仕事に行きたくない」「営業先に行くのは気が重い」と悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
営業に行きたくないと思ってしまうのは色々な原因があり、特にスキル的な問題やノルマによるもの、心理的なものなどが主なものとして挙げられます。
ここからは、営業の仕事に行きたくないと思ってしまう原因を4つ紹介していきます。
1:スキル的な問題によるもの
営業の仕事をする上で欠かせないのが、営業に関する能力やコミュニケーションなどのスキルです。
営業で商品を売るためにはお互いのことを理解していかなければいけないため、顧客と対話しなければいけません。
ただ、相手と話すことが苦手という場合やコミュニケーション能力・営業能力が低いと、営業の仕事にストレスや苦痛を感じやすくなります。
そのような状態が続いてしまうと、仕事に行きたくないと思ってしまう原因となりやすいです。
2:ノルマによるもの
営業職には職場によって、営業ノルマと呼ばれる契約件数の獲得数値目標が設定されています。
これが達成できなくてもペナルティがないところはありますが、達成できるかどうかは仕事の評価に影響を与えていることでしょう。
このノルマが厳しいと努力しても達成することが難しく、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。
さらに、ノルマが達成できないと上司に叱られるなど、精神的な部分でプレッシャーやストレスを感じてしまいかねません。
3:自信がない商品を売る罪悪感からのもの
自社で販売している商品に自信がある場合は、顧客に売り込む際の意気込みやモチベーションを高く持つことが可能です。
それに対して自社の商品に自信がない、自分が魅力を感じない商品を売ろうとすると、「悪いものを売っている」という罪悪感を抱えてしまうことがあります。
このように自信がない商品を売る罪悪感を持ち続けてしまうと、仕事へのモチベーションが維持できず、仕事に行きたくないと感じやすくなるのでしょう。
4:飛び込み営業に対する辛さからのもの
飛び込み営業とはいわゆるアポなし営業のことで、アポイントメントを取らずに顧客への営業を行うスタイルを指します。
飛び込み営業は個人宅や企業でも行われますが、された側からすると迷惑だと感じることも少なくないです。
そのため、通常の営業よりも会話が続かない、拒否されることも多く、精神的に辛い営業スタイルと言われています。
その結果、契約がなかなか取れない、ノルマが達成できないストレスに加えて仕事に対する辛さや苦手意識が芽生えやすく、営業に行きたくないという心理が働きやすいです。
営業職の人が行きたくないと思わないための考え方6つ
営業の仕事に行かなければいけないのに行けない、足が重くて辛いと悩んでしまうと、ストレスでどんどん気持ちが沈んでしまいます。
そのような状態に陥らないためにも、考え方を変えてみるのも大切な対処法です。
ここからは、営業の人が行きたくないと思わないための考え方を6つご紹介します。
1:他人に自分がどう思われているか考えないこと
契約を取りたい、ノルマを達成していい評価を得たいと考えていると、他人が自分をどう思っているのか気になってくるという人もいるのではないでしょうか。
このように他人の目や評価ばかりを考えていると常に気を張ってしまうため、精神的に参ってしまいます。
そのため、他人からの評価や自分がどのように思われているのかという部分は考えないようにすることが大切です。
2:新規開拓の場合は契約は簡単に取れないものと思うようにする
新しい顧客の新規開拓する際、契約がなかなか取れないとモチベーションがどんどん下がってやる気をなくしてしまうケースがあります。
そもそも新規開拓の営業で契約が取れるケースは決して多くはなく、飛び込み営業で新規開拓できたらラッキーだと言えます。
営業は成功率よりも成功した回数が重要視される部分もあるため、新規開拓で契約は簡単に取れるという考えは避けた方がいいでしょう。
3:売れないときは理由ではなく原因を探る
商品がなかなか売れないと、「商品が悪い」「料金が高い」「営業力が足りない」など理由をつけて正当化することはないでしょうか。
このように売れないときに理由ばかり模索している考え方だと、仕事へのモチベーションが下がってしまいがちです。
今後の営業を成功させる改善策も検討しにくくなるため、理由ではなく原因を探る考え方に変えてみましょう。
4:顧客に好かれようとせずに向き合う
営業を頑張ろうとする人の中には、顧客に好かれようと気を張り続けてしまう人もいます。
他人から見て好印象だと思える存在になるのは営業を成功させるためのコツではありますが、無理に好かれようとすると疲弊して仕事に行きたくないと思ってしまいがちです。
そのため、無理に顧客に好かれようとするのではなく、契約が取れる程度の好感度に留めるようにして、自然な形で顧客と向き合いましょう。
5:嘘をつこうとしないこと
営業を成功させるコツとして、商品やサービスのいいところしか言わない、必要であれば嘘をついてもいいと考えている人もいます。
また、自信がない商品を売る際、マイナス面を言わないように嘘をついてしまうことへの罪悪感に悩む人もいるのではないでしょうか。
実はマイナス面は素直に伝えた方が顧客からの印象はよく、信頼を獲得しやすい傾向があります。
そのため、無理をして嘘をつこうとする考え方を持つ必要はありません。
6:無理にモチベーションを上げようとしない
仕事に行きたくない、営業先に足が向かないとき、下がっているモチベーションを無理に上げようと頑張ると、逆にモチベーションが下がってしまうので注意が必要です。
モチベーションは結果が伴うか楽しいと感じなければ上がりにくい傾向があり、無理にモチベーションを上げて営業をしても結果が伴わなければ下がるだけです。
そのため、無理な考え方を続けてしまうと、精神的に疲れやすくなります。
このような点から、無理にモチベーションを上げようとしない考え方も営業職の仕事を続ける上では大切と言えるでしょう。
営業職が仕事に行きたくないと思ったときの対処法5つ
考え方を変えてみても、営業の仕事に行きたくないと思ってしまうことはあるのではないでしょうか。
限界まで追い詰められてしまっている場合は、考え方を変えても気持ちを変えられない人もいます。
このような場合は、誰かに相談する、行きたくない理由を明確化して自答するなど、様々な対処法を検討する必要があります。
ここからは、営業職の人が仕事に行きたくないと思ったときの対処法を5つ紹介していきます。
1:まずは誰かに相談してみる
仕事に行きたくない、営業をしたくないという気持ちを自分の中に抱え込んだままでは、どのように行動すればいいのかわからず動けなくなってしまいます。
また、現状を改善する方法も模索できないため、より自分を苦しめてしまいがちです。
そのため、まずは友人や家族など誰かに相談してみましょう。
会社の同僚や上司でも問題ありませんが、現状を客観的にみてアドバイスが欲しいのであれば、会社とは関係ない友人や家族がおすすめです。
相談するだけで気持ちが軽くなる場合もあるほか、第三者目線だからこそのアドバイスや意見をもらえるでしょう。
2:行きたくないと思う理由を明確化する
仕事や営業に行きたくないと思っていても、その理由が漠然としている人もいるでしょう。
理由がわからないままだとその後の対処や行動を決めることができないため、行きたくないと思う理由を明確化することは重要な対処法と言えます。
例えば感情的な理由で行きたくないのであれば、自分が何を嫌だと感じているのか、どうすればネガティブな感情から抜け出せるのかを考えるのです。
3:自分で決めつけていないか自答する
営業職の仕事をしたくない、行きたくないと考えている人の中には、「自分が営業に向いていない」と思い込んでいる可能性があります。
そのように思い込む、決めつけることで、仕事がうまくいかないことを正当化しているのではないでしょうか。
このように自分で決めつけて思い込んでしまうと、うまくいくものもいかなくなってしまいます。
本当に自分は営業に向いていないのか、思い込みや決めつけを取り払って自問自答してみましょう。
4:営業以外の職種に転職して本当に良いか考える
もしも営業の仕事が向いていない、行くのが精神的に辛いという場合は、転職を視野に入れるのも一つの対処法です。
ただ、そのまま転職するのではなく、営業以外の職種に本当に転職していいのかどうかをしっかり考えなければいけません。
営業と関連ある職種であれば、ある程度業務知識を得ることはできますが、関連性のない職種への転職を希望する場合は、転職後の仕事をイメージするためにも事前に業務知識を把握しておく必要があります。
このように、転職を希望する職種の業務知識が充分であるのか、その上でその職種に転職を希望するのか考えることが大切でしょう。
5:営業以外の仕事をしている自分を想像する
ほかにも営業職の仕事をしたくない、行きたくないと思った場合は、営業以外の仕事をしている自分を想像してみるのもおすすめです。
ここでポイントとなるのは、何をしているときが自分は楽しいと感じるのかを把握することです。
営業以外の仕事をして楽しそうにしている自分が想像できるのであれば、転職を検討してみるのもありだと言えます。
逆に営業以外の仕事をしていても楽しい自分が想像できない場合は、その時点では転職以外の対処法を検討しましょう。
転職するならエージェントを利用しよう
転職する際は転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントを活用するとネットなどには載っていないような細かい情報も手に入れることができるため、入社後に感じるギャップを軽減することができます。
中でもおすすめの転職エージェントは「アゲルキャリア」です。
アゲルキャリアは20代の転職に特化した転職エージェントです。
内定率は驚異の95%と、かなりの数字を誇ります。
忙しいあなたのために365日24時間いつでも対応が可能ですので、気になる方は是非この機会に利用を考えてみてください。
まとめ
この記事では、営業職が仕事に行きたくないと思う原因や思った場合の対処法について紹介しました。
営業職は企業にとって欠かせない職種ですが、ノルマやスキルの問題から仕事をしたくない、行きたくないと思ってしまう人もいます。
そのような場合はまず行きたくないと思った原因を考え、どうすれば仕事に行きたいと思えるようになるのか、どうしても仕事に行きたくない場合はどうすればいいのか、本記事で紹介した考え方や対処法を検討してみましょう。
SHARE この記事を友達におしえる!