【年収】営業職の年収は?平均年収や注意するべきポイントを解説

【年収】営業職の年収は?平均年収や注意するべきポイントを解説

目次
  1. はじめに
  2. 【年収】営業職の平均年収
  3. 【年収】営業職の年収はインセンティブ次第
  4. 【年収】新卒ならスキルも重視しよう
  5. まとめ

はじめに

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就活をするうえで、どんな仕事ができるのか、どんな成長ができるのか、どんな職場なのかが気になるのはもちろんですが、やはり気になるのが年収です。

生活のためはもちろん、モチベーション維持のためにも、年収がいくらかは重要事項です。

とくに営業職の場合、成績や成果に応じて変動し、経験が浅くても頑張れば頑張るほど稼げるイメージがあるので、どのくらいの年収が期待できるのか気になることでしょう。

就活生が気になる営業職の年収について、ご紹介します。

【年収】営業職の平均年収

営業職の平均年収について、全体の平均と、男女別や年代別の平均年収をはじめ、平均年収の高い業界をご紹介します。

営業職志望といっても、まだ業界が絞り込めていない方は、年収の高さも参考に検討してみてはいかがでしょうか。

営業職 全体

dodaエージェントサービスに登録した営業職の、2019年9月~2020年8月の1年間で調査した営業職の平均年収を見ていきましょう。

調査対象の営業職全体
 平均年収:442万円

男女別
 男性:468万円
 女性:378万円

年代別
 20代:378万円
 30代:500万円
 40代:582万円
 50代以降:676万円

やはり年代が上がっていくにつれて年収が上がっていくということは営業職にも当てはまることです。

営業職 業界別

次に業界別の平均年収を見ていきましょう。

業界別の平均年収(ランキング順)

医療業界(MR):697万円
医薬品メーカー:573万円
医療機器メーカー:559万円

今回の調査でもっとも平均年収が低かったのは
福祉・介護関連:362万円 このような結果になりました。

業界別の平均年収のトップは、医療業界(MR)の697万円でした。

次が医薬品メーカー573万円、医療機器メーカー559万円となっており、医療系の業界がトップ3を占める結果となっています。

営業職として代表的な業界を見てみると、証券500万円、銀行457万円、不動産432万円、保険425万円です。

一方、もっとも平均年収が低かった福祉・介護関連は362万円で、平均年収トップのMRと2倍近い開きが生まれています。

業界別の詳しい情報は、別記事をご覧ください。

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【年収】営業職の年収はインセンティブ次第

営業職の年収の構成は企業にもよりますが、基本的には、基本給+インセンティブ収入となります。

インセンティブとは歩合給の意味で、契約件数や売上高などに応じて支払われる報酬です。

基本給は毎月必ずもらえる給与になりますが、インセンティブ部分は、月ごとの自分の成果によって変動します。

もし、契約が1件もとれないとなれば、基本給しかもらえません。

基本給の額は企業によっても異なっており、基本給が低いほど生活に困ることもあり、成果を上げるために頑張る必要が生じます。

基本給を抑える代わりに、インセンティブ率を高めている企業も少なくありません。

頑張れば頑張るほど高収入が期待でき、20代でも1000万円を超える人もいます。

全員が稼げるとはいい切れませんが、実績が伴えば、稼げるのも事実です。

高いインセンティブを得るには

インセンティブは、個人の努力次第の側面もありますが、高いインセンティブを得やすい業界や環境もあります。

そのため、はじめからインセンティブが高い環境に身を置くのもひとつの方法です。

たとえば、基本給額は低いけれど、1件あたりのインセンティブ率が高いケース契約件数や売上高が増えるほどインセンティブ率が高まるケースなどがあります。

さらに、四半期や半年ごとの実績に応じてインセンティブに基づくボーナスが支払われる企業もあるので、給与体系のリサーチも大切です。

また、扱う商材や営業手法による違いもあります。 以下でインセンティブが高い例を見ていきましょう。

単価の高い商材

不動産や自動車など、1つの売上金額が大きいケースや、証券や保険など1契約の契約高が大きくなる場合は、高いインセンティブが期待できます。

単価の高い1つの契約がとれるだけでも、翌月の給与の安定が期待でき、何件もとれれば、高収入が期待できます。

法人営業が多い

法人営業の場合、高性能な高額医療機器や大型機械などの単価の高い商材の販売をはじめ、単価が低い商品でも大量発注のため、1度の売上高が大きくなります。

保険なども個人にかけるより、社長にかける保険金額は大きな差があります。

BtoCの個人営業より、BtoBのほうが年収が高いのが一般的です。 詳しくは以下の記事をご覧ください。

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新規開拓がメイン

既存客の保守や関係維持がメインとなるルート営業に比べて、新規で契約をとり続けることができれば、インセンティブは高くなります。

一方、ルート営業では契約更新月に更新してもらえば、大きな手間なくインセンティブが入るので、最初に大型契約をとったり、契約高が大きな地盤を引き継げたりすると有利です。

インセンティブが高い場合の注意点

インセンティブが高いから、新卒でもガンガン稼げると簡単に考えてはいけません。

インセンティブが高い業界は、契約をとるのが難しいケースも、少なくありません。

たとえば、もっとも平均年収が高いMRの場合、ライバル企業も多く、医療機関や個人の医師などを地道に訪問して回る必要があります。

医師は忙しいので、どうやって時間を作ってもらうかも至難の業で、まずは信頼関係の構築をしなくてはなりません。

信頼関係を築くには、単に通えばいいのではなく、医師が納得したり、頼ったりしてくれるような専門性の高い提案が要求されます。

朝、夜問わず医師の空いた時間を見つけて訪問したり、勉強を重ねたりと、かなり激務です。

不動産や保険などもライバルが多く、金額が高くなるほど、なかなか決めてはもらえません。

相手の都合に合わせて何度もアプローチしたり、見込み客を増やして地道にアプローチし続けたりする必要があります。

頑張れる人、自分の能力が反映される環境に身を置きたい場合はともかく、そこまでの意欲的に取り組めない方には、きついかもしれません。

【年収】新卒ならスキルも重視しよう

はじめから年収の高い環境に飛び込む方法もありますが、激務で耐えられなくなったり、思ったように成果が上げられず、収入面で悩んだりするリスクもあります。

最初は結果が出しやすい業界などからスタートし、営業職としてのスキルや経験をつけてから、インセンティブが高い業界に転職する方法もあります。

自分の市場価値を高めておけば、新卒の就活時にはレベルが高くてあきらめていた企業でも、スムーズに採用される可能性も高いです。

転職者は年々増加傾向にあり、営業実績はキャリアになります。

営業職として成長できる、スキルを高められる企業の条件をご紹介します。

教育体制が充実している

教育プログラムがある、キャリアプランが用意されている、研修制度が整っているかなど、教育体制をチェックしましょう。

そのうえで、上司から丁寧な指導が受けられる、先輩がメンターとしてサポートしてくれる、同行指導をしてくれる、大きな契約のクロージングに上司が同行してフォローしてくれるなど、きめ細やかな指導が受けられるところはオススメです。

新たな挑戦ができる

年齢や経験を問わず、新たな挑戦をさせてくれる企業もオススメです。

新人だから既存客のフォローだけ、新規顧客の開拓のためにひたすら電話をかけさせるといった古い手法ではなく、DMメッセージやオンライン商談など、新たな手法にも積極的にチャレンジできれば、自分の営業実績を積むことにつながります。

成果がきちんと評価される

実力や成果をきちんと評価し、賞与や昇格という形で反映している企業は、モチベーションも高まるので、気持ちよく働け、成績も上がりやすいです。

評価する際にしっかりレビューももらえるので、悪い点を改善したり、よりよい手法のアドバイスを受けたりしながら、スキルを高めることが可能です。

まとめ

営業職の給与は、基本給+インセンティブという構成なので、頑張り次第で、同期に比べても高い年収が期待できます。

もっとも、同じ営業職でも業界や給与体系によって年収に差が出ます。

インセンティブが高い業界ほど厳しい世界でもあるため、まずはスキルを高めてから転職する方法も、選択肢の1つです。

自分のキャリアプランを見据えたうえで、就活軸に合う営業職を探しましょう。

自分の就活の軸を見つけるためには自己分析が必要不可欠です。

自己分析について、詳しくは以下の記事が参考になりますのでご覧ください。

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